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【再掲】九条が本当に戦争放棄なら

2020年07月27日 | プロライフ
アヴェ・マリア!

【12年前の記事ですが、再掲しています】

愛する兄弟の皆様、
 いかがお過ごしでしょうか?ただ今、聖伝のミサ聖祭のために、私は沖縄に来ております。沖縄にいるアメリカの方々と話しをするにつけて、オバマ大統領の新しい政策の話しなどを聞き、思ったことです。

 日本は、憲法九条で戦争を放棄したとうそぶいていますが、ものすごい不正な侵略戦争を行い続けている、ということです。

 戦争には、正義の戦争と不正な戦争があります。正義の戦争とは、例えば正当防衛の戦争です。いずれにしても、交戦国は軍隊を出して戦うでしょう。子どもや家族を守るために国は、敵国と戦うのです。戦争では、民間施設、居住区を攻撃することは禁止されています。

 ところで、堕胎は、戦争よりも、不正な侵略戦争よりも、はるかに邪悪です。

 何故なら、私たちが愛するべき胎児に対する攻撃だからです。私たちの子どもであり家族であり国民を敵として虐殺することだからです。

 何故なら、母の胎内に眠る赤ちゃんは、その最も安全なはずの胎内において虐殺されるからです。最も安全なはずの保護されるべき居住区で虐殺されるからです。

 何故なら、母の胎内の赤ちゃんには、自分を守る術が全く無いからです。人間であることさえ拒否され、生きることさえ拒否され、大人の勝手な都合で亡きものと闇に葬られ、助けて!と訴えるところも無いからです。赤ちゃんを、私たちの未来の世代を、誰が助けて防衛してくれるのでしょうか!?誰が武器をもって守ってくれるのでしょうか!?

 罪無き人間を殺害することは、天に復讐を呼ぶ罪です。カトリック教会は、堕胎する者、堕胎を幇助する者、堕胎を促す者を破門をもって罰します。天主様は、彼らを恐るべき災いをもって罰し給うでしょう。

 イエズス・キリストの至聖なる聖心よ、我らを憐れみ給え!

 日本が、堕胎という戦争を放棄しますように!聖母マリアよ、我らのために祈り給え!

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)






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