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陳枢機卿:バチカンは台湾との外交関係を断つべきである

2006年08月31日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


香港の陳枢機卿はインタビューに答えて、中国大陸の多くの信徒のためにバチカンが台湾との外交関係を断つべきであると提案



 最近、台湾から帰国した方から、香港司教区で制作されたおもしろいDVDを戴きました。The Vatican Files Vol. 1 (梵蒂岡當案)です。【謝謝 爾 的 礼物!】


 それには最近枢機卿になられた陳枢機卿さまのインタビューの動画がありました。


 そのインタビューによると陳枢機卿さまはこう言っています。


「バチカンは自ら外交的関係を断絶したことは歴史上一度もなかった。
しかし中国大陸の多くの信徒のために台湾との外交関係を断つべきだと思う。
台湾には信教の自由があるし、これからもあり続けるだろう。
だから司牧的な理由のために、台湾を離れて中国大陸と友好関係を結ぶべきだろう。
台湾の司教様たちもこのバチカンのジレンマを理解している。
台湾の政府指導層も一部それを理解している。
だが、多くの人には理解ができないだろう。
残酷でもあるから。
だからバチカンは、「仕方がなかった、他にやり方がなかった」と謝罪しながら台湾とは外交関係を絶つべきだろう。・・・」



 数のためにバチカンが台湾と外交関係を絶つようになったとしたら、もしそれが本当にそうなるとしたら、残念です。


 これに関連して、同じくクリストファー・A. フェララの【あなたは悪魔との取引を止めることができない】という記事もお読み下さい。
http://www.d-b.ne.jp/mikami/fp0522.htm

 


以下にポイントを列挙します。


「エキュメニカルな対話」に関するヴァチカンの政策とその中国政策とは一つの共通点を持っている:すなわち、それらは両方とも悪魔との取引をする試みだ。



エキュメニカルな対話とヴァチカンの中国政策が両方とも悲劇的な失敗であるということは誰をも驚かさないであろう。悪魔は決して正直に交渉しないし、また決して真の譲歩をしないからだ。


クン枢機卿財団のジョゼフ・クンはこう述べている。「中国におけるおよそ40名の地下に潜っている司教たちのすべては逮捕されるか、あるいは現在投獄されているか、あるいは自宅監禁されているか、あるいは隠れているか、あるいは逃走中であるか、あるいは単純に消えてしまったかのいずれかである。」


ヴァチカンのあらゆる外交にもかかわらず、中国の立場は硬化した。国立報道局の新華(Xinhua)は中国におけるカトリシズムの発展は「司教たちの自己選出と叙階」を要求した。


バチカンの外交的な完全な失敗は、共産党がその絶対的な権力に触れる問題に関して妥協することができると信じることの誤りを暴露した。『それは最近のヴァチカンによる非常に混乱した中国政策の失敗を意味している』とクン氏は述べた。



そのような混乱 - 悪魔と成功裡に交渉できるという考え - は今日の教会における悪魔的な方向感覚喪失の多くのしるしのうちの一つであるし、そのような悪魔的な方向感覚喪失については、シスター・ルチアが彼女の手紙の中でしばしば書いている。


われわれが現在経験している大背教がどのように「トップで始まっている」かを詳細に示している未だに公表されていない第三の秘密のうちにこの文言は実際に見出されるとファチマ学者たちは信じている。

http://www.d-b.ne.jp/mikami/fp0522.htm

 


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http://blog.with2.net/link.php?269452
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