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Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

3月は聖ヨゼフの月 聖ピオ十世会が2013年3月19日聖ヨゼフに奉献される準備のために

2013年02月28日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

  3月は聖ヨゼフの月です。昨年の聖ピオ十世会の総会で決定されたことですが、聖ピオ十世会は公式に聖ヨゼフに奉献されます。その奉献の日は3月19日です。
 フィリピンのマニラの修道院では、全司祭と修道士たちの大賛成の同意の下、今年中、毎月初水曜日には聖ヨゼフの栄光のために大小齋を捧げることになっています。
 又、毎日、朝のアンジェルスのあとに、聖ヨゼフのメモラーレを唱えています。

「童貞マリアの極めて貞潔なる浄配よ、御(おん)助けを求め、あえて御取次を願える者、一人として棄てられしこと、いにしえより今にいたるまで、世に聞えざるを思い給え。われ御身の力にまったき信頼を置きて走(は)せ来(きた)り御身の御保護を請い求め奉る。ああ贖い主の守護者よ、わが卑しき祈りを軽んじ給わず、寛大にこれを聴き給え、これを聴き容れ給え。アーメン。」

LATIN: Memorare, o purissime Sponse Virginis Mariae, o dulcis Protector mi, sancte Ioseph, non esse auditum a saeculo, quemquem ad tua implorantem auxilia, tua petentem suffragia, esse derelictum. Ego tali animatus confidentia ad te venio, tibique fervide me commendo. Noli, quaeso, o Pater putative Redemptoris, verba mea despicere, sed audi propitius. Amen

 また、毎朝九時には、教会で働いている者は、聖ヨゼフの祭壇の前に集まり、勤労者聖ヨゼフに向かう祈り(聖ピオ十世作)を皆で英語で唱えています。日本語訳は後ほどご紹介いたします。

勤労者聖ヨゼフに向かう祈り(聖ピオ十世作)英語
Saint Pius X's PRAYER TO ST JOSEPH THE WORKMAN
Glorious St. Joseph, model of all those who are devoted to labor, obtain for me the grace
to work in a spirit of penance for the expiation of my many sins;
to work conscientiously, putting the call of duty above my inclinations;
to work with gratitude and joy, considering it an honor to employ and develop, by means of labor, the gifts received from God;
to work with order, peace, moderation and patience, without ever shrinking from weariness and trials;
to work, above all, with purity of intention, and with detachment from self, having always death before my eyes and the account which I must render of time lost, of talents wasted, of good omitted, of vain complacency in success, so fatal to the work of God.
All for Jesus, all for Mary, all after your example, O Patriarch Joseph. Such shall be my watchword in life and in death. Amen.

勤労者聖ヨゼフに向かう祈り(聖ピオ十世作)イタリア語原文
Glorioso san Giuseppe, modello di tutti i lavoratori, ottenetemi la grazia di lavorare con spirito di penitenza per l'espiazione dei miei numerosi peccati; di lavorare con coscienza, mettendo il culto del dovere al di sopra delle mie inclinazioni; di lavorare con riconoscenza e gioia, considerando come un onore di impiegare e far fruttare, mediante il lavoro, i doni ricevuti da Dio; di lavorare con ordine, pace, moderazione e pazienza, senza mai retrocedere davanti alla stanchezza e alle difficoltà; di lavorare specialmente con purezza di intezione e distacco da me stesso, avendo sempre davanti agli occhi la morte e il conto che dovrò rendere del tempo perso, dei talenti inutilizzati, del bene omesso, del vano compiacimento nel successo, così funesto all'opera di Dio. Tutto per Gesù, tutto per Maria, tutto a vostra imitazione o patriarca Giuseppe! Questo sarà il mio motto per tutta la vita e al momento della morte. Così sia.
(Preghiera composta da San Pio X)

勤労者聖ヨゼフに向かう祈り(聖ピオ十世作)フランス語
Prière à St Joseph modèle des travailleurs
Glorieux saint Joseph, modèle de tous ceux qui sont voués au travail, obtenez-moi la grâce de travailler en esprit de pénitence pour l'expiation de mes nombreux péchés;
de travailler en conscience, mettant le culte du devoir au-dessus de mes inclinations;
de travailler avec reconnaissance et joie, regardant comme un honneur d'employer et de développer par le travail les dons reçus de Dieu;
de travailler avec ordre, paix, modération et patience, sans jamais reculer devant la lassitude et les difficultés;
de travailler surtout avec pureté d'intention et avec détachement de moi-même ayant sans cesse devant les yeux la mort et le compte que je devrai rendre du temps perdu, des talents inutilisés, du bien omis et des vaines complaisances dans le succès, si funestes à l'oeuvre de Dieu.
Tout pour Jésus, tout pour Marie, tout à votre imitation, patriarche saint Joseph! Telle sera ma devise à la vie à la mort. Ainsi soit-il.


 さて、聖ピオ十世会のアジア管区では、以前よりこの準備をすることになっていましたが、一昨年、また、昨年もそうしたように、アジア管区では、聖ヨゼフに三回ノベナ(九日間の祈り)をすることになっています。

 第1回は、3月1日から9日まで(これにはメンツィンゲンからの教皇選出のコンクラーベのためのノベナが付け加えられることになりました)、第2回は、3月10日から18日までです。

 3月19日には、聖ヨゼフに聖ピオ十世会を奉献する祈りを唱えます。
 第3回目のノベナは3月20日から28日までです。

 ノベナの内容は、いつものロザリオの「聖ヨゼフに向かう祈り」の後に
(1)「聖ヨゼフの連祷」を付け加え、

(2) 聖ヨゼフへのメモラーレ(聖ヨゼフの御保護を求むる祈)
 童貞マリアの極めて貞潔なる浄配よ、御(おん)助けを求め、あえて御取次を願える者、一人として棄てられしこと、いにしえより今にいたるまで、世に聞えざるを思い給え。われ御身の力にまったき信頼を置きて走(は)せ来(きた)り御身の御保護を請い求め奉る。ああ贖い主の守護者よ、わが卑しき祈りを軽んじ給わず、寛大にこれを聴き給え、これを聴き容れ給え。アーメン。

(3)聖ヨゼフに対する奉献の祈り
 聖ヨゼフよ、我は御身の名誉に我が身を奉献し、御身に捧げ奉る。そは御身が常に我が父、我が保護者、かつ救いの道における我が道案内たらんがためなり。
 我がために、心の清さと内的生活を愛する心を与え給え。御身の模範に従い、天主のより大いなる栄光のために、イエズスの至聖なる聖心と聖母の汚れなき御心との一致のうちに、我が全ての行動をなさしめ給え。
 おお、至福なる聖ヨゼフよ、我がために祈り給え。我をして御身の聖なる死の平和と喜びに与るものとならしめ給え。アメン。


 以上を付け加えます。ここからいつもの通り、「召命を求める呼祷」を唱えましょう。
主よ、我らに司祭を与え給え
主よ、我らに聖なる司祭を与え給え
主よ、我らに多くの聖なる司祭を与え給え
主よ、我らに多くの聖なる修道者の召命を与え給え
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え
聖ピオ十世、我らのために祈り給え
聖フランシスコ・ザベリオ、我らのために祈り給え
日本の尊き殉教者、我らのために祈り給え

 私たちは歴史的な瞬間を生きておりますが、多くのお祈りをよろしくお願いいたします。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


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265代目の教皇様であるベネディクト十六世にとって最後の日:ノベナへのお誘い

2013年02月28日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 私たちは、カトリック教会の歴史的な瞬間を、今、生活しています。今年の四旬節は、まさに、歴史的な四旬節です。

 今日、2013年2月28日は、265代目の教皇であるベネディクト十六世にとって最後の日です。ベネディクト十六世は約8年の間教皇職の重荷をになってこられました。教皇様のためにお祈りいたしましょう。今日の夜八時をもって、ベネディクト十六世は「隠退教皇」と呼ばれることになるそうです。それをもってベネディクト十六世は修道士の祈りの生活に入り、後継者の仕事に干渉しないとのことです。

 聖ピオ十世会では、次期教皇を選ぶコンクラーベが始まる直前の九日間の間、ノベナをすることが慣例となっています。私たちはいつからコンクラーベが開始するかをまだ知らされていませんが、聖ピオ十世会総長の要請により、聖ピオ十世会では明日、3月1日から9日までのあいだ、次期教皇様選出のコンクラーベで善き教皇様が選ばれるためのノベナをいたします。

 多くの兄弟姉妹の皆様がこのノベナに参加して下さるようにお願いし、ご招待いたします。

このノベナは三部から構成されており、すなわち、
第一部 Veni Creator
第二部 教皇選出のための随意ミサの集祷文
第三部 汚れなき聖母マリアの聖心への射祷
です。

 詳しくは、「マニラの eそよ風」273号をご覧下さい。

 但し、今回は第3部に更なる呼祷が付け加えられることになりました。次の通りです。

V/ Cor Mariæ dolorosum et immaculatum.
R/ Ora pro nobis.
V/ Sancte Pie V
R/ Ora pro nobis
V/ Sancte Pie X
R/ Ora pro nobis

聖マリアの悲しみに満ちた汚れなき聖心よ、
▲我らのために祈り給え。
聖ピオ五世、
▲我らのために祈り給え。
聖ピオ十世、
▲我らのために祈り給え。

参照 フランス語
http://www.laportelatine.org/maison/communiques/neuvaine_election_pape_130227/neuvaine_election_pape_130227.php

http://www.laportelatine.org/maison/communiques/neuvaine_election_pape_130227/neuvaine_election_pape.pdf(PDFファイル)


*****


 教皇ベネディクト16世は、2月11日、教皇職から引退する旨を発表しましたが、この発表は、同日バチカンで開かれた3人の福者の列聖をめぐる枢機卿会議の席上で、教皇ご自身がラテン語でした。ベネディクト16世の教皇職引退を発表するラテン語原文の言葉は以下のとおりです。

Fratres carissimi
Non solum propter tres canonizationes ad hoc Consistorium vos convocavi, sed etiam ut vobis decisionem magni momenti pro Ecclesiae vitae [sic] communicem. Conscientia mea iterum atque iterum coram Deo explorata ad cognitionem certam perveni vires meas ingravescente aetate non iam aptas esse ad munus Petrinum aeque administrandum.
Bene conscius sum hoc munus secundum suam essentiam spiritualem non solum agendo et loquendo exsequi debere, sed non minus patiendo et orando. Attamen in mundo nostri temporis rapidis mutationibus subiecto et quaestionibus magni ponderis pro vita fidei perturbato ad navem Sancti Petri gubernandam et ad annuntiandum Evangelium etiam vigor quidam corporis et animae necessarius est, qui ultimis mensibus in me modo tali minuitur, ut incapacitatem meam ad ministerium mihi commissum bene administrandum agnoscere debeam. Quapropter bene conscius ponderis huius actus plena libertate declaro me ministerio Episcopi Romae, Successoris Sancti Petri, mihi per manus Cardinalium die 19 aprilis MMV commissum [sic] renuntiare ita ut a die 28 februarii MMXIII, hora 29, sedes Romae, sedes Sancti Petri vacet et Conclave ad eligendum novum Summum Pontificem ab his quibus competit convocandum esse.
Fratres carissimi, ex toto corde gratias ago vobis pro omni amore et labore, quo mecum pondus ministerii mei portastis et veniam peto pro omnibus defectibus meis. Nunc autem Sanctam Dei Ecclesiam curae Summi eius Pastoris, Domini nostri Iesu Christi confidimus sanctamque eius Matrem Mariam imploramus, ut patribus Cardinalibus in eligendo novo Summo Pontifice materna sua bonitate assistat. Quod ad me attinet etiam in futuro vita orationi dedicata Sanctae Ecclesiae Dei toto ex corde servire velim.

Ex Aedibus Vaticanis, die 10 mensis februarii MMXIII
BENEDICTUS PP XVI



【注】ラテン語については、
(1)pro Ecclesiae vitae は、pro Ecclesiae vita 教会の生命のため、となるべき。実際には(音声では)ベネディクト十六世教皇は、vita と発音している(と聞き取れる)。
(2)renuntio は、元来は「考える」とか「告げる」という意味であるが、ここでは「辞任する」という意味において使われている。目的語として与格或いは対格をとるので、どちらでも良いが対格か与格かどちらかに統一すべき。
ministerio Episcopi Romae, Successoris Sancti Petri, mihi per manus Cardinalium die 19 aprilis MMV commisso或いは、
ministerium Episcopi Romae, Successoris Sancti Petri, mihi per manus Cardinalium die 19 aprilis MMV commissumとなる。
おそらく、間に多くの単語が入ってしまったので、教皇様も読んでいて誤りに気が付かなかったのだろう。
似た単語で、洗礼の約束で「あなたはサタンを捨てますか?」と言うときに使われるのは、Abrenuntias satanae? で、与格を取っている。


(バチカン放送局による日本語訳)

親愛なる兄弟の皆さん
わたしがこの枢機卿会議を招集したのは、3人の列福の件だけではなく、教会にとって非常に重要な決断を皆さんにお知らせするためでもあります。
わたしの良心を繰り返し神の御前で確かめた後、わたしの力は、高齢のため、教皇職をよりよく遂行するためにもう適していないという確信を得ました。
この教皇職が、その霊的本質ゆえに、行動と言葉だけでなく、苦しみ、祈りつつ、完成させられるべきであることはよく知っています。
しかしながら、速い変化と、信仰生活に対する大きな問題によって揺れる今日の世界において、聖ペトロの船(= 教会)を統治し、福音を告げるためには、心身の活力が必要ですが、ここ数ヶ月、自分に託された任務をよりよく遂行するための力がないことが自覚されるほど、その活力が減じてきました。
そのために、この行為の重大さをよく自覚した上で、完全な自由をもって、2005年4月19日に枢機卿たちによってわたしの手に託されたローマの司教職、聖ペトロの後継者の位(=教皇職)を引退することを宣言します。これによって2013年2月28日、20時より、ローマの教皇座は空位となり、関係者らによって新しい教皇を選出するコンクラーベが召集されます。
親愛なる兄弟の皆さん、すべての愛と仕事をもって教皇職の重みをわたしと共に耐えてくださった皆さんに心から感謝すると共に、すべてのわたしの欠点をどうかお許しください。
今、聖なる教会の世話を、最高の牧者、わたしたちの主イエス・キリストに託し、その聖なる母マリアに、枢機卿たちが新しい教皇を選ぶまで見守ってくださるよう祈りましょう。わたしについては、将来においても、祈りに専念した生活をもって、神の聖なる教会に心から奉仕したいと思います。
バチカンにて 2013年2月10日

【お便り】
 ベネディクト十六世の異例の退位のニュースに、カトリック教会のためのロザリオの十字軍の報告を頂きました。感謝します。

●アヴェ・マリア!
トマス小野田神父様
ロザリオの十字軍のご報告をさせていただきます。
2月7日から2月19日22時(日本時間)まで
私と子供2人あわせて21環でした。

先週日曜日に与りましたレネー神父様の霊的講和のなかで「humility 謙遜」の徳を特に強調されていたことが印象的でした。
その話を伺い、思いめぐらせますと、自らが、何の功もないにもかかわらず、天主様の御憐みにより、自らが聖ピオ10世会に縁(えにし)ができた御恵みを御摂理として謙虚に受け入れなければならないと思った次第です。
ただ、ひたすら天主様に感謝するのみです。

聖なる教皇様が我らに与えられんことを!
聖ピオ10世会に栄えあらんことを!
そしてトマス小野田神父様に天主様の祝福が豊かにありますように!

【付録】


 既に三年前の2009年4月29日、ベネディクト十六世は、5ヶ月の教皇職のあと、1294年に教皇の地位を退いて隠遁生活に戻った教皇聖チェレスティノ五世 (1215-1296)の墓を訪問していた。短い祈りのあと、ベネディクト十六世は、ローマ司教の権威のシンボルであるパリウムを聖チェレスティノの墓に掛けてきた。その時から既に退位することを考えていたのだろう。

【稲妻走る大聖堂】
【稲妻走る大聖堂】11日、バチカンのサンピエトロ大聖堂のドーム屋根に落ちた雷。この日、ローマ法王ベネディクト16世は、高齢を理由に28日をもって退位すると表明した。法王の任期は原則として終身制で、途中退任は異例。


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