Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

ウィリアムソン司教様によるミサ中説教・二〇一二年五月八日・東京にて

2012年05月23日 | カトリックとは
アヴェ・マリア!

 愛する兄弟姉妹の皆様、

 ウィリアムソン司教様は、二〇一二年五月八日の東京での朝ミサでお説教をしてくださいました。そこで、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介します。
 私たちには一つの、たった一つの霊魂しかありません。私は自分の霊魂について裁かれます。
 私は、天主が私にくださった恩寵を、私がどのように使って何をしたか、ということについて答えなければなりません。 天主は、私ができたことについて、したのかどうかを問われるのであって、私ができなかったことは何か、ということについては問われません。私たちは、私たちにできることをすべてしましょう。 この信仰の無い世界において、カトリック信仰を保ちましょう。 少なくとも私たちは、天主様からの呼びかけがあったときに、それを拒否することがありませんように。



愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


ウィリアムソン司教様によるミサ中説教・二〇一二年五月八日・東京にて
通訳・小野田神父様
※[ ]は補足



[※この日のごミサは小野田神父様とシャザル神父様がなさいました。お説教のみ司教様がして下さいました。]


 小野田神父様は、私がここ、東京にいる間に、お話しして下さるようにと望まれました。
 ここは、また別の、巨大な近代都市です。何百万人もの人々が住んでいます。
 彼らは死を迎えるときに、一人残らずすべて、イエズス・キリストの裁きを受けます。
 そしてこの人たちが、今のところ天主のみ旨を知ることができていないということは、大きな神秘です。
 天主のみ旨とは、カトリック教会のことです。
 もちろん、霊魂たちは、カトリック教会の外でも、成聖の状態で生きているということは、あり得ます。
 しかしきわめて困難なことです。
 原罪がありますし、個人的な罪を犯す傾向にありますし、そして、現代の悪しき環境があります。
 これらのことが、私たちをして罪を犯すようにと押し進めています。

 第二次世界大戦後、マッカーサーは日本に善いことをしたと思っていました。
 しかし一九四六年に、マッカーサーが日本に堕胎の法律を作ったということを最近知りました。
 これは、ヨーロッパで堕胎の法律が成立するより、非常に前の話です。
 まさに邪悪なことです。

 私たちには一つの、たった一つの霊魂しかありません。
 私は自分の霊魂について裁かれます。
 私は、近代都市に住む何百万という人々の霊魂たちについて責任を問われません。
 この何百万人もの霊魂たちについては、天主のあわれみの神秘に委ねられています。
 私は、天主が私にくださった恩寵を、私がどのように使って何をしたか、ということについて答えなければなりません。
 「私は、イエズス・キリストの宗教のために、私ができることはしたのか、しなかったのか?」と。
 天主は、私ができたことについて、したのかどうかを問われるのであって、私ができなかったことは何か、ということについては問われません。
 「私は今、天主様のためにできることを今しているのだろうか、天主様のためにしているのか?」ということを問われるのです。

 信仰を保つということは、必ずしも簡単なことではありません。
 祈るということは、絶対的に必要なことです。
 祈りは霊魂の酸素です。
 肉体は、物質的な酸素がなければ死んでしまいます。
 霊魂も、祈りがなければ死んでしまいます。
 天主様が私たちにイエズス・キリストの真理を知るお恵みをくださったのなら、私たちには秘跡が必要です。
 私たちが、できたことは何か、と天主に問われて、できなかったことは何か、ということは問われないということを、よく知っていたとしたら、私たちは信仰を保つために、できることをすべてするでしょう。

 親愛なる友人の皆さん、私たちは、私たちにできることをすべてしましょう。
 この信仰の無い世界において、カトリック信仰を保ちましょう。
 私たちには、大きな報いが待っています。
 それは、永遠の生命です。
 それができなかったことについて考えるのは、あまりに恐ろしいことです。
 つまり、永遠の地獄の苦しみです。
 一体どうして、何百万、何千万の霊魂たちは地獄への道を突き進んでいるのでしょうか?
 天主様は、今でも彼らに呼びかけておられます。
 しかし人々は、この天主様からの呼びかけをひたすらに拒否し続けています。
 少なくとも私たちは、天主様からの呼びかけがあったときに、それを拒否することがありませんように。
 私は常に、天主の御母に助けを願います。
 マリア様が私たちにいつもお願いしていること、つまりロザリオを私は祈ります。
 もしもちゃんと決心をするならば、大人であるならば、五連[一環]のロザリオを唱えることができない、などということはあり得ません。
 指ロザリオを使って、バス、車、飛行機、どこでもロザリオを唱えて下さい。
 そうすれば、霊魂には酸素が送られます。
 そして、天主の御母の御助けによって、他の多くの霊魂たちも天国へ導くことができるかも知れません。

 イエズス様、あわれんで下さい。マリア様、助けて下さい。

 父と子と聖霊とのみ名によりて。アーメン。

ウィリアムソン司教様によるミサ中説教 二〇一二年五月七日・秋田にて

2012年05月23日 | カトリックとは
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 ウィリアムソン司教様によるミサ中の説教をご紹介します。40年前、マリア様は厳しいことを言われました。
もし人々が悔い改めないなら、おん父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。その時おん父は、大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。よい人も悪い人と共に、司祭も信者とともに死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々を羨むほどの苦難があるでしょう。
 40年たった今、人々は悔い改めたのでしょうか? 人類の生き方は改められたのでしょうか? よくなったのでしょうか? それとも淫乱と悪徳と無信仰と冒涜とが増えたのでしょうか?
 主よ、われらを憐れみたまえ!われらを憐れみたまえ!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


ウィリアムソン司教様によるミサ中説教
二〇一二年五月七日・秋田にて/通訳・小野田神父様
※[ ]は補足。



 私が今回、少し厳しい話をしたことを、すまなく思います。
 しかし私の申し上げたことは、マリア様が言った第三のメッセージと比べたら厳しい話ではありません。
 マリア様の場合、厳しいことをおっしゃったとしたら、それはマリア様の愛から来た言葉です。
 本当の愛は私たちをして、真理を言わしめます。
 私は厳しい話を申し上げましたが、それは私たちの主のお言葉のためです。

 ゲッセマニの園でイエズス様は、使徒たちにこう言われました。
 「警戒して、祈れ」
 私たちの主は、ただ「祈れ」とだけ言ったのではありませんでした。
 イエズス様は「祈り、そして警戒しろ」と言ったのでもありませんでした。
 イエズス様は「警戒して、祈れ」とおっしゃったのでした。
 その理由は明らかです。
 警戒しろ、ということは、目をしっかりと開けて起きていろ、ということです。
 そして、何が起こるか、よく見ていろ、ということです。
 多くの人は今日、テレビの前で、目を閉じて眠っています。
 繁栄は、多くの人をして眠りにつかせます。
 快適な生活は、多くの、多くの人々を眠らせてしまいます。
 一九五〇年代には悪魔がやって来て、カトリック教会から信徒たちを盗みました、なぜかというと、彼らは眠りこけていたからです。
 彼らは警戒していなかったからです。
 もしも私たちが注意深くしていなければ、一九五〇年代のことをもう一度繰り返すはめになってしまいます。
 ですからマリア様は厳しいお話をなさったのです。

 よく考えて下さい。涙はメッセージのためです。
 メッセージは、一九七三年にありましたが、涙は一九七五年から八一年の間に流れました。
 明らかに、目を打つような、涙を流したという奇跡は、人々の注意を引き寄せて、ご自分のメッセージに注目させるためでした。
 昨日、そしてここ数日の間に、皆さんが気がついたように、涙を流されたという証拠も、そしてメッセージそれ自体も隠されています。
 修道院長のシスターは私たちに、涙をしみ込ませた脱脂綿を見せることを嫌がっていたわけではなかったのは明らかです。(I am sure that mother superior was not unhappy to show us the cottons of the tears.)
 しかしシスターは、命令の下にあります。誰の命令かというと司教様からの命令であって、多くの司教様たちは、多くの霊魂を取って地獄へと導こうとしています。
 しかし、この涙はメッセージのためにあります。
 ですからもう一度できる最高のことは、このメッセージをよく聞くことです。
 一九七三年十月十三日のメッセージです。


【指定のメッセージを小野田神父様が朗読】
「愛するわたしの娘よ、これからわたしの話すことをよく聞きなさい。そして、あなたの長上に告げなさい。
 前にも伝えたように、もし人々が悔い改めないなら、おん父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。その時おん父は、大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。よい人も悪い人と共に、司祭も信者とともに死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々を羨むほどの苦難があるでしょう。
 その時、わたしたちに残る武器は、ロザリオと、おん子の残された印だけです。毎日ロザリオの祈りを唱えて下さい。ロザリオの祈りをもって、司教、司祭のために祈って下さい。
 悪魔の働きが、教会の中にまで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。私を敬う司祭は、同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒らされて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。
 特に悪魔はおん父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることがわたしの悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪のゆるしはなくなるでしょう。
 勇気をもってあなたの長上に告げて下さい。あなたの長上は、祈りと償いの業に励まねばならないことを一人ひとりに伝えて、熱心に祈ることを命じるでしょうから」

「あなたに、声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからはあなたに遣わされている者と、あなたの長上に従いなさい」

「ロザリオの祈りをたくさん唱えて下さい。迫っている災難から助けることができるのは、わたしだけです。わたしに寄りすがる者は、助けられるでしょう」

(日本の奇跡 聖母マリア像の涙 秋田のメッセージ/安田貞治著/エンデルレ書店/一三八~一三九ページ)


 親愛なる友人の皆さん、願わくは天主が皆さんを祝福して下さいますように。
 ロザリオを祈って下さい。

 父と子と聖霊とのみ名によりて。アーメン。

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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