Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

【再掲】晩課のマニフィカットのアンティフォナ「おお、アドナイ」O Adonai!

2020年12月18日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、
今日の晩課のマニフィカットのアンティフォナは「おお、アドナイ」でした。

おお、アドナイ(主)よ、イスラエルの家の導き手よ、御身はモーゼに赤き炎の火において現れ給い、彼にシナイ山において法を与え給えり。伸ばした腕において我らを贖う為に来たり給え。

O Adonai, et dux domus Israël,
qui Moyse in igne flammae rubi apparuisti,
et ei in Sina legem dedisti:
veni ad redimendum nos in brachio extento.








【再掲】おお、智慧よ!O Sapientia ! antiphona

2020年12月17日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

今日(12月17日)から、クリスマス前の晩課の有名なO アンティフォナが始まります。

おお、智慧よ、御身はいと高き者の口から出(いで)て、極みから極みまで到達し、力強くかつ優しく全てを整え給う。我らに賢明の道を教えるために、来たり給え。

O Sapientia, quae ex ore Altissimi prodiisti, attingens a fine usque ad finem, fortiter suaviterque disponens omnia: veni ad docendum nos viam prudentiae.










待降節第一主日のミサの入祭唱の直前に歌う有名なトロープ:Sanctíssimus namque Gregórius

2020年11月09日 | グレゴリオ聖歌

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

今年の待降節第一主日のミサの入祭唱の直前には、聖伝に従って次の有名なトロープを歌う予定です。

Sanctíssimus namque Gregórius cum preces effúnderet ad Dóminum ut músicum donum ei désuper in carmínibus dedísset, tunc descéndit Spíritus Sanctus super eum, in spécie colúmbæ, et illustrávit cor ejus, et sic demum exórtus est cánere, ita dicéndo : Ad te levavi… 

実に、いとも聖なる[教皇]グレゴリオが、主に祈りを捧げて、聖歌のために音楽の賜物を天上から彼に与え給うことを[願って]いると、その時、聖霊が鳩の形をして彼の上に降りてきて、彼の心を照らした。すると彼はこう言って歌い始めた。「Ad te levavi... 御身に向けて私は霊魂を挙げ奉れり(入祭唱に続く)

Sanctíssimus namque Gregórius cum preces effúnderet ad Dóminum ut músicum donum ei désuper in carmínibus dedísset, tunc descéndit Spíritus Sanctus super eum, in spécie colúmbæ, et illustrávit cor ejus, et sic demum exórtus est cánere, ita dicéndo : Ad te levavi…  実に、いとも聖なる[教皇]グレゴリオが、主に祈りを捧げて、聖歌のために音楽の賜物を天上から彼に与え給うことを[願って]いると、その時、聖霊が鳩の形をして彼の上に降りてきて、彼の心を照らした。すると彼はこう言って歌い始めた。「Ad te levavi... 御身に向けて私は霊魂を挙げ奉れり(入祭唱に続く)

 


O Antiphona と呼ばれるクリスマス前の晩課のマニフィカトのアンティフォナのまとめです。

2019年12月28日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様

O Antiphona と呼ばれるクリスマス前の晩課のマニフィカトのアンティフォナのまとめです。

最初の言葉の頭文字を逆に読むと、つまり Sapientia, Adonai, Radix, Clavis, Oriens, Rex, Emmanuel を最後の言葉から順に最初の言葉まで頭文字だけを読むと、ラテン語で「明日、私はいるだろう」Ero cras となります。

23222120191817【←日付】
↓↓↓ ↓↓↓↓
O 【→明日私はいるだろう】
MER LADA
MXI ADOP
A︵E VINE
N王N IXAN
U︶S S︵IT
E ︵ ︵根︵I
L 昇 鍵︶アA
︵ る ︶ ド︵
エ ︶   ナ智
ン     イ慧
マ     ︶︶








O Emmanuel おお、エマヌエル!

2019年12月23日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、
今日の晩課のマニフィカトのアンティフォナです。

おお、エマヌエル、私たちの王かつ立法者、異邦の民々の待望、彼らの救い主よ、我らを救うために来たり給え、主よ、我らの天主よ。

O Emmanuel, Rex et legifer noster, exspectatio gentium, et Salvator earum: veni ad salvandum nos Domine Deus noster.






O Rex Gentium おお、異邦人らの王

2019年12月22日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

12月22日の晩課のマニフィカトのアンティフォナです。

日本語訳:

おお、異邦人らの王、彼らの願い求める者、角の親石よ、御身は両者を一つにし給う。来たりて、御身が塵から形作り給うた人間を救い給え。

O Rex gentium, et desideratus earum, lapisque angularis, qui facis utraque unum: veni, et salva hominem, quem de limo formasti.





O Oriens おお、昇る[太陽]よ!

2019年12月21日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

今日の晩課のマニフィカトのアンティフォナの日本語訳をご紹介します。

おお、昇る[太陽]、永遠の光の輝き、正義の太陽よ、来たりて、闇に、死の影に座っている者らを照らし給え。

O Oriens, splendor lucis aeternae, et sol iustitiae: veni, et illumina sedentes in tenebris et umbra mortis.

Oriens とは、太陽が昇りつつあることであり、つまり、東である。聖伝によれば、ミサ聖祭は、昇る太陽に向かって ad Orientem 捧げられていた。旧約のエルサレムの神殿の祭壇が西を向かっていた ad Occidentem のとは対照的である。何故なら、新約では、来たるべき救い主の方を向かなければならないからだ。

今日は北半球のほとんどのところでは冬至だ。太陽の日照時間が最も短い日である。しかし、明日からは光を受ける時間が増加する。

世の光であるイエズス・キリストが来る日は近い。





O Clavis David おお、ダヴィドの鍵よ O Antiphona

2019年12月20日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

今日の晩課のマニフィカトのアンティフォナは、O Clavis David おお、ダヴィドの鍵よ、です。

日本語訳は次の通りです。

おお、ダヴィドの鍵、イスラエルの家の笏(しゃく)よ、御身が開けると誰も閉じることなく、御身が閉じると誰も開けることがない。来たりて鎖の家から闇に座る繋がれた者を導き出し給え。





晩課のマニフィカットのアンティフォナ「おお、アドナイ」O Adonai!

2019年12月18日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、
今日の晩課のマニフィカットのアンティフォナは「おお、アドナイ」でした。

おお、アドナイ(主)、イスラエルの家の導き手よ、御身はモーゼに赤き炎の火において現れ給い、彼にシナイ山において法を与え給えり。伸ばした腕において我らを贖う為に来たり給え。






おお、智慧よ!O Sapientia ! antiphona

2019年12月17日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

今日から、クリスマス前の有名なO アンティフォナが始まりました。

おお、智慧よ、御身はいと高き者の口から出(いで)て、極みから極みまで到達し、力強くかつ優しく全てを整え給う。我らに賢明の道を教えるために、来たり給え。







Alma Redemptoris Mater

2019年12月01日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!




Alma Redemptoris Mater は、Herman Contractus が11世紀に作詞しました。
14世紀のイングランドのチョーサーが書いた『カンタベリー物語』の中にも、この聖歌のことが出てきます。



無原罪の御孕りの大祝日の聖体拝領誦 Gloriósa dícta sunt de te をご紹介いたします

2019年11月18日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、

無原罪の御孕りの大祝日(12月8日)の聖伝のミサの聖体拝領誦をご紹介いたします。

Gloriósa dícta sunt de te, María: quia fécit tíbi mágna qui pótens est.
(T.P. Allelúia.)

マリアよ、御身について偉大なことが言われた、何故なら力ある方が御身に偉大なことをなさったからだ。(復活節にはアレルヤをつける)

Glorious things are said of thee, O Mary, for He who is mighty hath done great things unto thee.
(P.T. Alleluia.)



Photo Credit






無原罪の御孕りの大祝日の奉献文Ave María, grátia plénaをご紹介いたします。

2019年11月18日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、

無原罪の御孕りの大祝日(12月8日)の聖伝のミサの奉献文をご紹介いたします。

Ave María, grátia pléna: Dóminus técum:
benedícta tu in muliéribus, allelúia.

めでたし、マリアよ、聖寵に満ちみてる方よ、主は御身と共にまします、
御身は女の内にて祝せられ給う、アレルヤ。

Hail, Mary, full of grace; the Lord is with thee, blessed art thou among women. Alleluia.



Photo Credit









無原罪の御孕りの大祝日(12月8日)の聖伝のミサのアレルヤ誦をご紹介いたします。

2019年11月18日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、

無原罪の御孕りの大祝日(12月8日)の聖伝のミサのアレルヤ誦をご紹介いたします。


Alleluia, alleluia.
Tóta púlchra es, María: et mácula originális non est in te. Alleluia.

アレルヤ、アレルヤ、
マリアよ、御身は全く美しい、且つ、原罪の汚れは御身においては無い。アレルヤ。

Allelúia, allelúia.
Thou art all fair, O Mary, and there is in thee no stain of original sin. Alelluia.



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無原罪の御孕りの大祝日(12月8日)の聖伝のミサの昇階誦 Benedícta es tuをご紹介いたします

2019年11月18日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、

無原罪の御孕りの大祝日(12月8日)の聖伝のミサの昇階誦をご紹介いたします。

Benedícta es tu, Vírgo María, a Dómino Déo excélso, prae ómnibus muliéribus super térram.

V. Tu glória Jerúsalem, tu laetítia Israel, tu honorificéntia pópuli nóstri.
童貞マリアよ、御身はいと高き主なる天主によって、地上の全ての女たちよりも祝福された。

V. 御身はエルサレムの栄光、御身はイスラエルの喜び、御身は私たちの民の名誉。

Blessed art thou, O Virgin Mary, by the Lord the most high God above all women upon earth.

V. Thou art the glory of Jerusalem, thou art the joy of Israel, thou art the honour of our people.



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--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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