アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
アイルランドから日本のマーチフォーライフへのサポートのメッセージを紹介します。
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
アイルランドから日本のマーチフォーライフへのサポートのメッセージを紹介します。
7月3日(日)に大阪では、そして7月18日(月)の海の日には東京で「マーチ・フォー・ライフ(いのちのための行進)」が開催されます。
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父様メッセージ
https://www.facebook.com/100004857303217/videos/416561723350584/
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆様、
7月3日(日)に大阪では、そして7月18日(月)の海の日には東京で「マーチ・フォー・ライフ(いのちのための行進)」が開催されます。この大切なイベントに皆さんをお招きしたいと思っております。
人間の命は天主様からの贈り物です。たとえ親であっても、母親の胎内にいる罪のない赤ちゃんの命をなきものにする権利はありません。なぜならば、親は天主から命を授かり、その世話をする義務を受けたからです。私たちは、命を守る義務があるのです。天主の十戒による掟はそうはっきりとしています。「汝、殺すなかれ」
ところで日本では、2020年には14万5340人の罪のない赤ちゃんの命が母親の胎内で奪われています。これは公式の統計で明らかになっていることです。(令和2年1-12月の累計人工妊娠中絶数は145,340件でした。)1日あたり398人の赤ちゃんが堕胎されたということです。
外科的な手術だけではなくて、避妊薬として知られている、人間の命を奪う堕胎の薬もあります。生命は受精の瞬間に始まります。着床の瞬間ではありません。避妊薬には、お母さんの母体の体を病気にさせて、受精卵が着床できないようにさせたり、あるいは着床しても卵子が餓死させてしまうような効果があります。このような薬を服用することは、罪のない生命と母体の健康を冒す犯罪的行為です。
統計によると、更に2020年には、1万1,058件の中絶が20歳未満の母親によって行われたそうです。
中絶は、天主の第五戒である「汝、殺すなかれ」に反するだけではありません。堕胎は生命の伝達を守るべき第六戒に対する究極の罪でもあります。何故ならば中絶は、命の伝達を最終的に拒否することだからです。ですから、今、貞潔ということの重要性を思い出す必要が非常に重要です。貞潔こそが生命の伝達のために適切な場所である「結婚」を守ってくれるからです。
私たちは、これらの罪のない生命の名前において、胎児たちの代わりに、赤ちゃんに代わって、命のための行進マーチ・フォー・ライフを行いたいと思っています。赤ちゃんたちは助けを求めることはできません。私たちのマーチは声をあげることのできない子供たちのSOSです。行進をしながら、命の危険にさらされている赤ちゃんのために、天主様に祈りましょう。ファティマのマリア様に、赤ん坊たちのために、そしてあわれな罪人である私たちのために祈ってくださるようお願い致しましょう。
私たちはまた、若者たちのためにも祈りたいと思っています。私たちの若い世代は、純潔、貞操についての重要性を自覚する必要があります。ですからこそ、マリア様に祈る必要性があるのです。何故かというと、マリア様は「忠実なる童貞」Virgo fidelis,「いと潔き童貞」Virgo purissima,また聖霊の力によって「子供を産むべき童貞女」Virgo parituraだからです。
天主の御母にして、私たちの母である聖母マリア様に、私たちを憐れんで、私たちの為に祈ってくださるようにお願い致しましょう。
私たちがマーチでするお祈り、行ないは、私たちが癒されるべき状況と比較すると、とても小さなものですけれども、私たちはマリア様のお祈りがとても力強いということを知っています。ですから安心して、マリア様と一緒にマーチを致しましょう。
マーチ・フォー・ライフ(いのちのための行進)に参加しませんか?
大阪では、7月3日(日)午後3時、大阪市役所でお会いしましょう。
東京では、7月18日(月)海の日、築地カトリック教会に集合、午後4時に出発です。
皆様のご参加をお待ちしております。ありがとうございます。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
世界戦争の最前線で:カトリックのプロライフ活動家ウィル・グッドマンとのインタビュー
もし普通の米国人が「中絶」という言葉の裏にある残酷な現実を見ることを許されたなら、彼らは憤慨し、この暴力を絶対に終わらせることを要求することでしょう! この厳しい真実は、正直で、誠実で、善意のあるすべての人を完全な中絶廃止論者にするでしょう。
2022年6月8日(水曜日)
On the Front Lines of the Global War: An Interview with Catholic Pro-Lifer Will Goodman
ジェイソン・モーガン(レムナント東京特派員)
私の友人ウィル・グッドマンの名前が、3月下旬のニュースで取り上げられました。グッドマンは、3月30日(水)に首都ワシントンで起訴された9人のうちの1人です。2020年10月22日に行われたプロライフ救出作戦の際に、「クリニック入り口へのアクセスの自由」(FACE)法に違反したとされたのです。ウィルと仲間はその日、悪名高い首都ワシントン外科クリニックに入り、そこにいる中絶医のチェーザレ・サンタンジェロ医師が、お金のために子どもたちをバラバラにするという日常的で陰惨な仕事を遂行するのを止めようとしたのです。
通常、ウィルのようなプロライフ活動家が逮捕されると、たとえ連邦犯罪容疑であっても、ニュースとして取り上げられ、その後、一般市民の関心はすぐに他のことに移ってしまうものです。しかし、今回は、多くの米国人がその報道にくぎ付けになりました。その理由は、今年3月末のその起訴が、ウィルとともに連邦犯罪に問われた9人のうちの1人、ローレン・ハンディのニュースと重なったからです。ハンディと他の人々は、首都ワシントンにある同じワシントン外科クリニックから115人の中絶された子どもの遺骨を回収し、首都ワシントンの当局にこの事件を報告していたのです。その子どものうちの5人は、明らかに後期中絶であり、出産後の嬰児殺しの可能性がありました。
私はウィルに連絡を取り、彼がこの事件について何か知っているのか、また彼の起訴や彼が関わっている国中の他の事件についての彼の考えを聞きました。ウィルはフルタイムのプロライフ活動家です。つまり、ウィルが「米国のホロコースト」と呼ぶ、胎児とその母親に対する「世界戦争」から女性とその子どもを救い出すために、キャリアと物質的な快適さを放棄しているのです。以下のインタビューは4月に「Human Life Review」に掲載されたものですが、ウィル・グッドマンは「レムナント」の読者に、プロライフ活動家の仕事と、死の文化に支配された政府と社会というねじれた現実についての一つの内幕を提供してくれています。
カトリックのプロライフ活動家ウィル・グッドマンとのインタビュー
【問い(ジェイソン・モーガン)】明らかにできる情報の範囲で、首都ワシントン地区での人間の遺体の発見と丁重な埋葬について教えてください。
【ウィル・グッドマン】私はこの直近の救助と埋葬に立ち会っていません。しかし、以前には、そのような任務に携わったことがあります。その中には、殺された赤ん坊の遺体を入手するために生物災害の恐れのある廃棄物の処理業者を買収して、中絶クリニックの外のゴミ箱から小さな殺人被害者を見つけましたことがあります。また、体外受精の研究室や、出生前殺人によって殺された小さな子どもたちの死体を利用している大学の研究施設で、こういう殺された人間を埋葬するための交渉に従事したこともあります。
これは困難で、しばしば秘密裏に行われる仕事です。通常、大きな勇気とともに、コンタクトを取った死の文化に参加する従業員の側に対する信頼が必要であり、彼らが進んでプロライフ活動家と協力してくれなければなりません。したがって、このような任務は、多くの忍耐と我慢強さを必要とする一方で、多くの失敗と心痛を生み出しがちな、非常にもどかしい取り組みです。それでも、気にかけている人々にとっては、あわれみ深い目標はどんな犠牲をも払う価値があることは明らかです。
私は、この分野でのモニカ・ミラー博士とシスター・メアリー・ラングの先駆的な仕事を大いに賞賛していますし、首都ワシントンでチェーザレ・サンタンジェロによる115人のあわれな犠牲者の遺体を救い出すのを手伝った私の友人ローレン・ハンディの勇気と献身にも、もちろん感謝しています。
【問い】子どもたちの切断された遺体がどこにあるか、どうやって知ったのですか? また、彼らが苦しんだ恐怖の後、どうやって彼らを人間にふさわしく取り扱うことができたのでしょうか?
【グッドマン】殺人カルテルの施設で長い時間を過ごすプロライフの擁護者と調査員は、お金のためにこれらの残忍な犯罪についての身体の証拠を持ち去って破壊する契約組織のスケジュールを発見します。時折、中絶産業内部やその契約仲間から内部告発者が現れ、被害者の遺体を密かに入手するために必要な情報を教えてくれることがあります。しかし、これは非常にまれなことです。大型ゴミ容器や放棄されたトラックヤード(荷物の積み降ろしの場所)が、遺体を発見する典型的な場所となっています。
母親の胎内で殺され、ゴミ箱に捨てられたこれらの小さな子どもたちは、それぞれが全能の天主の似姿として創造された唯一無二で二度と現れない人間なのです。
【問い】主流メディアは、何が起こったのか真実を伝えてきたのでしょうか?
【グッドマン】1965年にレナルト・ニルソンが有名な「ライフ」誌に掲載した胚・胎児期の人間の有名な写真以来、中絶産業と政治、メディア、大学などの彼らの同盟者は、胎内の人間の生命についての真実を隠蔽したり、分かりにくくしたりしてきました。聖ヨハネ・パウロ二世は、その記念碑的な回勅「いのちの福音」(Evangelium Vitae)の中で、この組織的な計画を、「沈黙」によって強制される「生命に対する陰謀」、つまり中絶の犠牲となった生まれる前の子どもとその母親に対する陰謀と呼んでいます。
ありがたいことに、良きカトリック、キリスト教、プロライフのメディアサイトは、事実を徹底的に調査し、チェーザレ・サンタンジェロの恐怖のワシントン中絶施設から救出された115人の犠牲者についての真実を共有するために、「適用かつ相当な調査」(due diligence)を行ってくれました。
【問い】子どもたちの写真を見て、私は胸苦しくなりました。もし可能なら、子どもたちの遺体を回収している間にあなたの心によぎったこと、つまり嫌悪感、悲しみ、怒り、行われている残虐行為を止めようとする決意について教えてください。
【グッドマン】母親の胎内での殺人による無垢の犠牲者の顔、腕、脚、手、つま先、胴体、切断された遺体を実際に見ることは、決して忘れることのできない悲惨な体験です。1990年代半ばに見た犠牲者の写真やビデオは、私を「消極的」から「積極的」なプロライフ活動家へと変えてくれましたが、殺された小さな少年少女の実際の遺体を間近に見ることは、何物にも代えられないものです。言いようのない恐怖です。彼らが立派に成長していること、沈黙の無垢さと同時に、彼ら一人一人が容赦なく受けたグロテスクな拷問やひどい身体的外傷を目の当たりにするからです。
ほんの赤ん坊に放たれた野蛮な暴力を目の当たりにして、人は当然、気持ちの悪い感覚や人間らしい感情をすべて感じます。悲しさ、恐ろしさ、吐き気がする、苦痛、といった感情です。同時に、ひどい不正に対する嫌悪感、このような残虐行為を許している政府に対する真の怒り、そして、言うまでもなく、このような陰湿な人道に対する罪を隠しているメディアや大学などの機関に対する完全な失望感もあります。
もし普通の米国人が「中絶」という小さくて空虚な言葉の裏にある暗くて残酷な現実を見ることを許されたなら、彼らは憤慨し、この恐ろしい死に至らせる暴力を絶対に終わらせることを要求することでしょう! この厳しい真実は、正直で、誠実で、善意のあるすべての人を完全な中絶廃止論者にするでしょう。
中絶産業によって虐殺された兄弟姉妹の目を見つめるたびに、私は、なぜ天主の最も弱い子どもたちに対するこの目に見えない戦争を終わらせるために人生を捧げる人々と自分が行動を共にしているのか、その理由を思い起こします。この世界戦争の無力な犠牲者の血まみれの死体を見るたびに、どうしてこのような悪が起こったのか信じられない思いがします。そして、暴力が無垢の人々を思い通りにするのを許してしまうとは、善き人々はどこに行ってしまったのだろうかと不思議に思います。
殺された赤ん坊の遺体を手にすると、この恐ろしいホロコーストを止めるためには、「普通の生活」をあきらめるだけでは不十分であることが分かります。アシジの聖フランシスコが毎日、目覚めたときに「今のところ、私はキリストのために何もしていない!」と言ったように、私も(そして中絶反対の人も)、無防備な人々を守り、その母親を助けるための私たちのささやかな努力について、次の言葉を繰り返すことができるのです。「私たちは今までほとんど何も、あるいは全く何もしていない」と。
善き人々がなすべきことをしないということは、ある意味で悪質な人々の悪事よりもずっと衝撃的です。沈黙は、恐ろしくも無知と無関心によって培われた、現在進行中の米国のホロコーストに大きく寄与しています。善き人々は、虐殺された何千万人もの生まれる前の子どもたちの叫び声と同じように、沈黙しています。しかし、イエズス・キリストは、この1億人近い小さな米国人の声の合唱を聞いておられます。私たちは、キリストのために、キリストの小さな子どもたちのために、もっと勇敢に、もっと声を上げなければならないのです。
「あなたに100万人の声があるかのように真理を説きなさい。この世を殺すのは沈黙です」(シエナの聖カタリナ)。
死の文化によって殺された赤ん坊や母親の何百万、何千万という声と共に語る恩寵を、天主が私たちに与えてくださいますように。
【問い】司法省は、あなたや回収作戦に携わる人たちに対して、どのような訴訟を起こすつもりなのでしょうか?
【グッドマン】もし中絶産業が思い通りにやるならば、プロライフ活動家が自分たちの産業の犠牲者の遺体を回収して、恐るべき真実を明らかにすることを厳しく罰し、阻止するための過酷な法律が成立するでしょう。現政権では、犠牲者をあわれみ、彼らのために発言する人々は、すぐに攻撃的な訴追を受けるでしょう。
現在の司法省には、そのような攻撃性を確実に見ることができます。2020年10月にサンタンジェロが運営する後期中絶施設で、座り込み中にあえて殺人を止めようとした9人の平和的な救助者たちに対する連邦大陪審の起訴を、メリック・ガーランド司法長官が承認したのですから。70代の4人の祖母を含む各被告は、現在、連邦刑務所に11年の刑と、35万ドルの罰金および3年間の連邦裁判所の監督という可能性に直面しています。非暴力の活動家に対するこの理不尽な攻撃は、50年にわたる米国のプロライフ運動だけでなく、わが国の歴史上の230年の抗議活動においても前例がありません。
この非常識な連邦政府の重罪容疑について誰か知っているのでしょうか? 気にかける人は誰もいないのでしょうか? 司法省は、彼らのイデオロギーの敵―胎児の友人ら―を、収容所に追放することで逃げ切れるのでしょうか? 時間がたてばそれが分かるしょう。
【問い】あなたや他の人々が直面している、あるいは将来直面する可能性のある、他の法的複雑さ(例えば、州や連邦の境界を越えた遺体の移送、他の州での未解決の逮捕状、子どもたちが殺されたクリニックによる訴訟、積み重ねられた容疑など)にはどのようなものがあるのでしょうか?
【グッドマン】米国や州の政府の立法、司法、行政部門を、(自分たちの)さらなる武器とするために、中絶・政治・産業複合体が、どのような不道徳で不正な努力をするのかを、推測することは困難です。プロライフ活動家に対する彼らの集団的攻撃は、彼らが自分たちの悪事にどの程度の労力を費やしたいのかということと、教会関係者、プロライフ運動のリーダーたち、一般市民がどの程度無関心だと予想するかということの間の計算によって決まるのかもしれません。もし彼らの悪意が善き人々の無関心と同じであれば、赤ん坊を救出し、犠牲者の遺体を入手したり埋葬しようとしたりする人々は、まもなく罰に直面し、それによって、プロライフ活動家が愛し、守り、同情を寄せようとする無垢の犠牲者と、ますます運命を共にするようになるかもしれません。
【問い】バイデン政権は、オバマ政権よりも反生命的なのでしょうか?
【グッドマン】1973年以来、全米の民主党は年々過激な中絶推進派になりつつあります。数十年にわたって滑り台のように、「女性の私的な選択」から「安全で合法的で稀な」に変わり、さらに「ヘルスケアの基本的要素」に、ついに「すべての女性の最も基本的な人権を税金で賄う」へとフレーズが移り変わっていくのを見ました。最終的に、現在のいくつかの州の議会が、出生後かなりたってからの嬰児殺しでさても、犯罪ではなくそうとするという病的なところにまで、私たちの国を連れてきてしまったのです。
ビル・クリントンの中絶推進政権は、「オバマケア」政権に中絶擁護で追い抜かれ、これは現在、猛烈な中絶推進派のバイデン・ハリス政権に急速に追い越されつつあります。民主党は、出生前の赤ん坊の殺害を声高に擁護するのを、生後9カ月まで延ばし、いかなる理由であれ、納税者の資金を使うというのは、現政権でその頂点に到達しました。これらの優先順位は、やはり、最近の前例のない連邦大陪審による9人の非暴力的な患者擁護者の起訴に見ることができます。
【問い】トランプ政権下で、反生命の行動に顕著な変化はありましたか?
【グッドマン】完璧とは言い難いものの、オバマおよびバイデンの政権と比較すると、トランプ政権は多くの点でプロライフ運動にとって新鮮な空気のようなものでした。トランプは混迷を極めていました。大規模な全国的で象徴的な証人である「マーチ・フォー・ライフ」には、彼とマイク・ペンス副大統領が自ら参加しましたが、彼の政権は、ワクチン開発を含むバイオテクノロジー研究という広大な分野で、多くのプロライフ保護を提供することができませんでした。彼の保健福祉省は、最も弱い立場の人々を尊重するという点ではオバマ大統領を何光年も上回っていました。しかし、彼の司法省は中絶産業や大学などの機関における多くの不正に無関心なように見えました。
トランプに指名された最高裁判事は、来月にドブス判決でその価値が証明されるでしょう。あるいは、逆でしょうか。(モーガン注:このインタビューの約1カ月後、政治サイト「ポリティコ」は、ロー対ウェイドを打倒する最高裁の多数決判決のリーク原稿を入手しました。この記事を書いている時点では、この判決は正式には発表されていません)。
【問い】米国における一般的な傾向として、文化はさらにプロライフ(生命擁護的)になり、中絶推進者とその支持者は、さらにプロデス(死推進的、pro-death)になっているのでしょうか?
【グッドマン】過去8年間における米国の過激な文化的・思想的二極化は、子どもの「合法化」された殺害をめぐる争いの中で増幅された小宇宙を見いだします。かつては「プロチョイス」運動の極端な一派であったものが、今では全国の民主党の指導部と現在のバイデン・ハリス政権の中に居場所を見つけたのです。
「家族計画連盟」(Planned Parenthood)と名乗る国際的な中絶カルテルは絶対的権力として、死を「健康管理の選択肢」として、文化的に普通のこととする(正常化)のおかげで、また、古くからある優性主義者の支援金と若い「進歩派」―彼らはこの身の毛もよだつようなビジネスを、人口削減と二酸化炭素排出量削減の重要な手段とみなしている―の両方からの豊かな支持のおかげで巨大化し続けています。
一方、明るい面では、多くの若い人々が積極的にプロライフ活動家となり、主流メディアや大学などに挑戦し、両政党にも挑戦する創造的な方法を見いだしています。プロライフの母子保健センターの設立、女性やマイノリティーが率いる声高なグループ、プロライフの若者たちの活動の増加、非暴力直接行動キャンペーンの刷新、オンラインメディアやソーシャルメディアでの教育プラットフォームの増加、中絶後の回復とケア活動の増加、斬新な州議会の努力などのうねり。プロライフの勢力がさまざまな面で力をつけていることは希望に満ちています。
とはいえ、米国の積極的なプロライフの中絶廃止論者は、国民総人口の中ではまだ非常に少数派です。さらに、絶望的な状況にある母子をしっかりとケアしようとする良心的な市民も十分にはいません。もし私たちが文化の内部で本当に意味のある永続的なプロライフの傾向を見ることを期待するならば、このすべてを変えなければならないのです。
【問い】この戦いの霊的な次元について、あなたはどのようにお考えですか?(私の見解では、首都ワシントンで発見された子どもたちを切断した人々は、ほぼ確実に悪魔の影響下にあります。その人たちがしたことは悪魔的なことです。)
【グッドマン】生きている人間という天主の象徴に対するいかなる攻撃も、天主ご自身に対する攻撃です。イエズス・キリストは、「あなたたちが、これらの小さな人々の一人にしたことは、つまり私にしてくれたことである」(マテオ25章40節参照)と言われたとき、このことを教えられました。
遠い昔、全能の天主の霊的な敵(堕天使たち:サタンと悪魔たち)が天の国での戦いに敗れたとき、悪魔とその大軍はもはや聖三位一体に対して直接攻撃することができなくなりました。したがって、悪魔たちは堕ちたとき、天主に愛された人々、とりわけ幼い子どもたちに対して不浄の戦いの軍勢を集結させました。
1800年代後半以来、教会のメンバーたちは、信仰、真理、家族、結婚、人間の生命に対する世俗的な攻撃が、20世紀とキリスト教第三千年期の決定的な戦いになることを認識していました。
悪魔崇拝とオカルトの役割は、中絶を非犯罪化し、そのような病的な暴力の隆盛を永続させようとする現代の活動の隠された一部として常に存在してきたのです。今日、この悪はもはや隠されてはいません。「サタンの寺院」(Satanic Temple)と他の悪魔崇拝組織は、母親の胎内の子どものいけにえを維持するために、公の立法のために法的努力をしているところです。これらのグループは、中絶産業による女性への恐ろしい虐待と搾取は言うまでもなく、胎内の人間をバラバラにして死に至らしめることを支持する大規模な中絶推進デモを組織し、公的な広告掲示板やディスプレイを建てているのです。
もし、霊魂と、ほんの少しの信仰でも持つ人が、サンタンジェロの5人の犠牲者について真剣に考えてみるならば、この残忍な悪は、悪魔に他ならないことをすぐに発見することでしょう。
このことは、次の疑問を生じさせます。なぜ、政府はこのような悪を熱狂的に擁護するのか? なぜ力のある文化的勢力がこのような悪を「善」として推進するのか? そして、なぜ私はこの醜い悪を止めるためにもっと多くのことをしないのか?
霊的な戦いにおいて、まず始めるのに良いのは祈りです。しかし、これは出発点に過ぎないはずです。聖ベネディクトが助言しているように、「祈れ、かつ、働け」(Ora ET labora)です。
【問い】今度の最高裁判決は、米国の文化的景観を変えるでしょうか?
【グッドマン】そう望んでいます。全米のプロライフ法学者の間では、最高裁が、有利なドブス多数判決によってロー・ドー事件(ロー対ウェード事件、ドー対ボルトン事件)の範囲を限定するという楽観論が多く見られます。
起こり得る結果には幅があります。一つの可能性は、生まれる前の子どもを保護する国家の利益と能力について、もっと直接的な擁護を最高裁が支持することです。もう一つの可能性は、いわゆる「スカリア・オプション」で、文字通り中絶の犯罪性の問題全体を州に投げ返すというものです。可能性が低いと思われるのは、最高裁がなすべきこと、すなわち、例外なく、受胎の最初の瞬間からすべての人間を保護する憲法修正第14条の保護を支持する決定的な判決を出すことです。
政治的通路の両側の多くのアナリストは、この6月に来る決定が、主に国家のイデオロギーに基づいて、米国で子どもを殺すビジネスのための新しい国家の状況の到来の案内役を務めるだろうと信じています。すでに中絶カルトは多くの新しい戦術を準備しています。その中には、プロライフの州に住む妊娠中の女性が購入したり使用したりするための、人間を殺す薬や器具をその州に輸送する計画もあります。ニューヨークのようないくつかの左翼の州は、旅行、ホテル、食事、赤ん坊の殺害がすべて含まれた中絶ツーリズムパッケージを開発しました。
そのような中絶促進パッケージを医療プランに組み込んでいる企業さえあります。低所得で中絶せざるを得ない家族が、家族の一部のメンバーを清算(堕胎)するために州外に行く費用を支払うために、裕福な個人、企業、そして可能な限りの連邦政府の税金が信託として設立されるかもしれません。中絶を行う「死の船」が、プロライフの沿岸州のすぐ外側の国際海域に停泊し、小さな子どもたちの死を得るために、これらの浮かぶ「医療サービス船」に乗るための無料の海岸線ボートを提供すると約束されています。
一方、このような新しい状況が起こり得る中で、教会とプロライフ運動は、通常なら望まない妊娠の解決策として死を求めるであろう妊娠中の母親への、さらに積極的な支援とさらに大きな連帯を強調するために、プロライフの州でさらに強く働くことになるでしょう。これらの地域では、支援と教育のネットワークの拡大が中心的な行動目標となるでしょう。
中絶推進派の州では、完全に稼働している中絶施設、中絶に友好的な州議会、中絶を支援する文化団体において、現在と同じ種類のプロライフの取り組みが継続され、あるいは規模を拡大する必要があります。国、州、地域のプロライフ団体間の協力は、胎内に生きている人々に対する保護の度合いにおける地理的、地域的変化の中で、新たな次元の相互作用をもたらすでしょう。
最高裁はこの戦いに終止符を打つことはありません。米国のホロコーストは、ある面では継続し、他の面では新たな戦いの始まりを告げるでしょう。継続的な解決策は、小さな子どもたちのための平等と、その両親のための連帯のために、新しい方法で愛情を持って働くことです。
政府のすべての部門は、受胎の自然な始まりから自然な死まで、例外なくすべての人間の生命に対する天主から与えられた権利を擁護し保護する責任、義務、義務があります。最高裁が、生まれる前の米国人の憲法上の権利を守るために司法によって必要とされ、要求されることを行うには、まさに奇跡が必要でしょう。彼らは、なすべきこと、あるいは天主が要求なさっていることを行いそうにはありません。
しかし、ロー判決が見直され、もしかしたら骨抜きにされるかもしれないという希望もあるようです。
とはいえ、どんな裁判所や法律も、母親や父親に胎内の小さな子どもを愛させることはできません。このことが、私たちの国を「命の文化」にするために必要なことなのです。私たちがそこに到達するまで、この運動はこの究極の目標に一致して働き、同時に政府の3部門が、すべての人間が「法の下の平等」として保護されることを保証するために、委ねられた権限のすべてを行使するよう要求しなければなりません。
繰り返しますが、これは主として霊的な戦いですから、子どもをいけにえにする悪魔は、「投票で職を追われたり」「裁判所で覆されたり」「警察に逮捕されたり」することはあり得ません。王たるイエズス・キリストの力によって、彼らを追い出さなければならないのです。
祈り。断食。愛徳。あわれみ。犠牲。連帯。償い。これらは私たちの主要な焦点です…。「御国の来る」まで。
【問い】あなたや、あなたの仲間が行っている愛すべき、命を救う活動を支援するために、人々は何ができるのでしょうか?
【グッドマン】私は個人的な基金や非課税団体を持っていません。この仕事をするために、1996年以来、天主の御摂理に頼ってきたのです。天主は私にとてもよくしてくださいます…私にふさわしい以上に。
「Red Rose Rescue」の救助者としての私の使命を支援なさりたい方は、「Citizens for a Pro-life Society」のモニカ・ミラー博士(https://bringingamericabacktolife.org/monica-miller/)に寄付をすることができます。(寄付は「Red Rose Rescue」のためと明記してください。)http://www.prolifesociety.net)
また、邪悪な司法省との巨大な法廷闘争で私たち支援するための大規模な資金調達のプラットフォームを立ち上げたいと希望しています。レスキュー隊員は弁護士を雇うお金を持っていません。また、プロライフの公益法律事務所は、司法長官や米検察庁のように何十億ドルもの資源を持っているわけではありません。大陪審の重罪事件において、私たちは、すべての生まれる前の子どもたちのための憲法修正第14条の保護を主張するために、真実の証拠記録を確立し、最高のプロライフ専門家の証人や弁護人を利用し、2020年にチェーザレ・サンタンジェロの恐怖の後期中絶ハウスで行った私たちの救助活動から生じた不当な重罪容疑に対して、肯定的に「他人の防御」を行いたいと考えているのです。
【問い】他に付け加えたいことはありますか?
【グッドマン】全能の天主は、現代に生きるすべての人に、特別な命令を与えておられます。「死地にひかれる人を救い出し、死に処されようとする人を助け出すのをためらうな」(箴言24章11節)。
この掟にはさまざまな従い方がありますが、母親の胎内に生きる幼い子どもたちに対する黙示録的な攻撃、母性と父性の神聖さに対する攻撃のただ中に生きるすべての人々にとっての規範的な義務として理解されなければなりません。
生と死が天秤にかけられるとき、天主は「勧告」や「提案」をなさることはありません――天主は明確かつ確固たる命令を下されたのです。
今、皆さんはどのような答えをするのでしょうか? 皆さんが死ぬ日に天主の審判を受けるとき、皆さんの答えはどうなるのでしょうか? 皆さんは、天主なる、命の救い主であるイエズス・キリストのように、どのように愛しますか?
これらのことについて祈りましょう。天主に助けを求めてください。天主は皆さんを導いてくれるでしょう。赤ちゃんも、お母さんも、お父さんも、皆さんの助けを必要としています。
「私があなたたちを愛したように、あなたたちも互いに愛し合え」【ヨハネ13章34節】。(イエズス・キリスト)。
+王たるキリスト万歳!!!
ジェイソン・モーガン(レムナント東京特派員)
【参考情報:WARNING: This article contains disturbing images.】
Aborted babies discovered in DC may indicate infanticide after attempted abortions
【参考情報】ヴィガノ大司教、米最高裁、中絶、リークについて語る
Viganò. The U.S. Supreme Court, Abortion, and the Pronunciation Leak.
2022年5月12日
マルコ・トサッティ
親愛なる「Stilum Curiae」の友人と敵の皆さん、カルロ・マリア・ヴィガノ大司教のこの声明を受け取りましたので、喜んで公開します。どうぞ、お読みください。
§§§
「ロー対ウェード」判決に関するリークされた米最高裁の草稿についての宣言
米最高裁から出てきた草案に従って、最高裁判事たちが、1973年1月22日の「ロー対ウェード」判決は違憲であり、破棄されなければならないと宣言しようとしているというニュースを、ここ数日、メディアがリークしています。
第一に、広がっている誤解を解いておかなければならないのは、この最高裁が出す可能性のある判決は、中絶の道徳的正当性を論じるものではなく、むしろ1973年の判決が、個々の州が持っている主権に関して、合衆国憲法に適合しているかどうかを論じるものだということです。したがって、中絶の正当性に関する倫理的、道徳的な問題を扱っているのではなく、憲法の下での最高裁の管轄権に関する問題なのです。
「ロー対ウェード」判決が連邦州の主権に与えた「vulnus」(傷)は憲法上の問題であり、判事たちはそれについて判決を下さなければならないでしょう。
今回の判決のこの側面をメディアは意図的に語ってきておらず、その代わりに判決の具体的な内容を強調して、それをイデオロギーの旗じるしとしたのは重要なことです。また、ディープ・ステートが悪意を持って行ったこのプロパガンダ作戦には、このニュースが世論に巻き起こす議論を先鋭化させ、判事たちがまだ最終決定していない判決の動機づけに影響を与えさせる意図があることは明らかです。判決文の草稿が早々とリークされたことで、中絶推進派やアンティファが組織する暴力的な抗議デモが引き起こされ、同時に礼拝中のカトリック教会に対するスキャンダラスな挑発や冒涜的な攻撃が多発していることに、誰も気づかないでいることはできないでしょう。カトリック信者が勇気ある証しをすることは、キリストの教会の譲れない権利であると同時に、憲法修正第一条の下でのすべての米国人の譲れない憲法上の権利でもある、まさに礼拝と説教の自由の名の下に、教会の牧者たちが励まし支持すべきことです。
今は、疑似パンデミックの犯罪的管理に関して浮上しつつあるスキャンダルや、製薬多国籍企業と管理機関によって罪深く隠蔽されてきた、依然として未知の長期的なダメージと深刻な副作用が、まだ不明なヒトゲノムを不可逆的に変更する実験的治療の押し付けに関してのスキャンダルを、米国人がまだ完全に理解していないときです。また、ジョン・ダーラム特別検察官が「ロシアゲート」の調査を終了させる準備をしていて、オバマ、ヒラリー・クリントン、バイデン(その共犯者には当時のイタリア政府の最高レベルのメンバーが含まれています)がトランプの大統領選挙キャンペーンの抑圧に果たした役割について調査を受ける(そしてできれば反逆罪と政府機関への攻撃で断罪される)のがまもなく見られるであろうときです。さらには、ジョー・バイデンが、息子のハンターがウクライナで関わった汚職事件を必死に隠蔽しようとしていますが、この事件は遺憾なことにもバイデン自身のウクライナの生物学研究所への関与を含み、そこではSARS-CoV-2ウイルスの「機能獲得」の研究が行われ、その病原性と感染性を変化させたことが知られつつあるときです。しかも、ホワイトハウスが、インフレと原材料価格の上昇という米国経済の問題を、ロシア・ウクライナの危機のせいにしようと必死になっているときです。NATOが、米国のロビーに仕える武器商人として行動し、プーチンとゼレンスキーの和平交渉を何としてでも妨げようとしているときでもあります。
さあ、今こそ、世論の目をそらし、中絶反対派のプロライフと中絶推進派の「プロチョイス」の間の衝突を過激化させるための作戦が用意されているのです。その前には、パンデミックの茶番劇の間に、さらにその前には、ジョージ・フロイド事件と「ブラック・ライブズ・マター」運動が引き起こした鬱憤によって、同じ手法で大衆操作の実験を行い、成功させていました。
最高裁に非難されるべき点があるとすれば、それは、1973年に連邦各州で中絶が当然禁止されていたにもかかわらず、合法化を各州に押し付けようとしたためです。この権力の濫用が容認されたのは、最高裁が民主党のイデオロギー的な偏見にまみれていたからです。そのために、正義を求めて天に向かって叫ぶ、罪なき子どもたちの大虐殺を生んでしまったのです。「ロー対ウェード」判決は、自然法や天主の法だけでなく、合衆国憲法に謳われている原則そのものに違反する、意図的な偏見による操作だったのです。もし判事たちがこの傷(vultus)を癒やそうとするならば、自分たちが守ることを誓った法[合衆国憲法]を適用することだけに自分をとどめるでしょう。このことは、50年前の彼らの先任者たちが行う方法を知らなかったか、あるいは行いたくなかったことなのです。
5月11日に、米上院が(「女性の健康保護法」を阻止する投票によって)中絶推進派に足並みをそろえずに反対投票をしたのが本当なら、自称「カトリック」の政治家たち、とりわけジョー・バイデンやナンシー・ペロシが、スキャンダルを与えたことを知らされます。彼らは、社会的・立法的領域で自分たちが守るべき道徳を、良心のとがめもなく踏みにじっているのですから。
聖座と米国カトリック司教協議会は、断固たる中絶非難を行うべきです。それとともに、米国のカトリック信者が、教会の教導権と一致しない立場にある選出された下院議員には、投票できず、また投票してはならないことと、そのような教導権と一致しない者たちは破門されるということを再確認すべきです。位階階級の恥ずべき沈黙が明らかにしているのは、自分たちの世話に委ねられている人々を賢明に導くべき人々の持つ劣等感を裏付けるものです。
彼らは、そうする代わりに、前回の選挙キャンペーンで司教たちが支持した政治家たちと一緒になって、崖っぷちから落ちるまで従っているところなのです。ジョー・バイデンが、「女性の健康保護」という偽善的な婉曲表現の下に、中絶を「基本的権利」として主張するのを聞くことは、カトリックの社会的公約の意味を全く理解していないことの証明であり、そのことについての責任は、位階階級だけではなく、その指針を求めて位階階級を見ているカトリック教育制度全体にもあるのです。もし、卒業生がその道徳的重大性を理解することなく、中絶を支持すると宣言することができるならば、カトリックの高校や大学ではどのような教えがなされているのでしょうか? 無罪の被造物(人間の赤ちゃん)を殺すことを、自分の命よりも子どもの命を守るべき母親が決めることができると、どうして言えるのでしょうか? これが、米国人が支持し、広めたい「文明」なのでしょうか? これが、米国人が未来の世代に伝えたい価値観なのでしょうか?
私は、米国人がこのような大衆の注意をそらす作戦に乗せられたり、衝突や暴力的反応を煽るために意図的に行われた中絶賛成派の抗議行動に刺激されたりすることはないと確信しています。子どもの殺害を宣伝する人々は、安楽死、LGBTQイデオロギー、ジェンダー論、グレート・リセット、パンデミックの茶番劇、欧州の国々を弱めてディープ・ステートの犯罪を隠蔽するためのロシア・ウクライナ危機の利用を同様に支持していることを忘れてはなりません。
ですから、私たちが「上智の座」(Sede Sapientiæ)として崇敬する聖母が、最高裁判事たちの心を照らし、正義の感覚を起こさせ、胎児の命の神聖さと不可侵性を認識できるように祈りましょう。そして、創世記で予言された「女(のすえ)」が、中絶という恐るべき罪を引き起こさせる最初の者である蛇のかしらを踏み砕くことができますように。
2022年5月12日
+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
親が育てられない子どもを匿名でも預かる慈恵病院(熊本市西区)の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が5月10日、開設から15年を迎えたそうです。赤ちゃんの命を守る〝最後のとりで〟として、2020年度までに159人の子どもが預けられました。預けられた155人のうち、身元が判明しているのは124人(80%)だそうです。
告白~僕は「ゆりかご」に預けられた【テレメンタリー2022】【KAB 熊本朝日放送】
赤ちゃんポストに座っていた男の子、18歳になり「宮津航一として、その後を伝えたい」…2007年5月[あれから]<22>
赤ちゃんポストに入っていた瞬間のことは、よく覚えていない。ただ、「扉のようなもの」の映像が、ぼんやりと頭に残っているだけだ。2007年5月、熊本市の慈恵病院に「こうのとりのゆりかご」と呼ばれる赤ちゃんポストが開設された。〈ぼく〉はそこに預けられた。「ゆりかごがあって、自分は救われた。当事者だからこそ、『ゆりかごから先の人生も大事だよ』と伝えたい」
【参考文献】
こうのとりのゆりかご - 熊本市 | 産婦人科 無痛分娩 小児科 慈恵病院
【よく分かる】こうのとりのゆりかご 開設15年の歩み|熊本日日新聞社
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
総務省によると、子どもの人口は1465万人で、41年連続で減少しているとのことです。
日本の出生届に、すでに日本の消滅が予告されているのでしょうか?
今年も東京では7月18日(うみの日)にマーチフォーライフを行う予定です。愛する兄弟姉妹の皆様の参加をお願いいたします。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
【参考情報】子どもの人口1465万人、41年連続減…22年ぶり全都道府県で減少【読売新聞社】
総務省は、5日の「こどもの日」に合わせ、15歳未満の子供の推計人口(4月1日現在)を発表した。前年より25万人少ない1465万人で、41年連続の減少となった。…
子供の総人口(1億2519万人)に占める割合は、前年比0・1ポイント減の11・7%で48年連続で低下した。
子供の人口の内訳は、男子が751万人、女子が715万人だった。3歳ごとの年齢区分別でみると、年齢が低いほど人数が少なくなっている。
0〜2歳が251万人で最も少なく、最多の12〜14歳の323万人と72万人の差があった。
【参考情報】イーロン・マスク氏が警鐘「日本はいずれ消滅するだろう」加速する日本の人口減をあやぶむ
米SNS大手ツイッターの買収で合意した電気自動車大手テスラの最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏(50)が、日本の出生率の低下に「いずれ日本は消滅するだろう」とツイートし、加速する日本の人口減に警告を鳴らした。
総務省が先日発表した2021年の人口推移で人口の減少幅が過去最高となり、死者数が出生数を上回ったことを伝える英語の記事について7日、「当たり前のことを言うようだが、出世率が死亡率を超える変化がない限り、日本はいずれ消滅するだろう。それは世界にとって大きな損失となる」とコメントしたもので、このツイートは米金融系ニュースサイトでも「マスク氏が日本に警鐘を鳴らす」と取り上げられている。
マスク氏はこれまでも、「問題は2050年までに世界人口は高齢化と減少することであり、人口過多ではない」と語り、国連の予想は的外れだと非難するなど、人口減少に警鐘を鳴らしてきたことで知られる。…
【参考情報】イーロン・マスク氏には8人の子供がいるとのことです。
彼は少子化に危機感を抱いている。昨年12月のイベントでも、温暖化への懸念から、人口が減った方がいいとする考えを否定し、「世界には人が足りない。少子化が文明の滅亡を招く」と熱弁を振るった。
アヴェ・マリア・インマクラータ!
カトリックの兄弟姉妹の皆様、特にさいたま教区の兄弟姉妹の皆様にお願い
令和4年4月1日から5月2日まで、自由民主党埼玉県支部連合会(以下、埼玉県連)が、「埼玉県性の多様性に係る理解増進に関する条例(仮称)骨子案」の策定に当たって、意見を募集しています。
ご意見募集(パブリックコメント)について | 自由民主党 埼玉県支部連合会 ご意見募集(パブリックコメント)について
県民の皆様をはじめ、全国からも意見を応募できるとのことです。
特にカトリックさいたま教区の兄弟姉妹の皆様にお願いいたします。自民党埼玉県連の『性自認』が入った条例骨子案にご意見を出して下さい。カトリック信仰の声を上げてください。この条例案を提出しないように、パブリックコメントの提出にご協力頂けますようお願いいたします。
日本の社会とカトリック教会を守るために、発言してください。遠くで受動的に傍観して抵抗しないなら、亡国への歩みに向けて加速することになります。
聖ピオ十世教皇さまは、カトリック信者の怠惰や臆病が、信仰に反対する悪の力になっている、ということをおっしゃっていました。
この戦いにおいて私たちは一人ではありません。キリスト者として私たちは聖霊と協力するように招かれています。
「埼玉県性の多様性に係る理解増進に関する条例(仮称)骨子案」はここにあります。
この骨子案には多くの問題点があります。
■1条 目的には「性のあり方が男女という二つの枠組みではなく連続的かつ多様」とありますが、「性(sex)のあり方」には男性と女性の二つしかないというのが、人類の普遍的で客観的な事実です。生物学的性別は生涯不変です。男性の染色体と女性の染色体の二つのみが存在し続けているからです。この現実と条例は調和させることができません。
創世記は断言しています。「天主が人間を創造されたのは御自分の像にかたどってである。天主の像にかたどって創造されたのである。人間を男と女に創造された。」(創世記、1章、27)« Creavit Deus hominem ad imaginem Suam; ad imaginem Dei creavit illum; masculum et feminam creavit eos » (Gn 1,27).
私たちの主イエズス・キリストも仰せられました。「あなたたちは読まなかったのか、はじめにすべてをおつくりになったお方が、人を男と女とにつくり、"そこで人は父母を離れてその妻と合い、二人は一体となる"とおおせられたことを」(マテオ19章)と。
天主は人間の男女の二つの性だけを創造されたのであって、「連続的かつ多様」な性を創造されたのではありません。このような条例の内容は、男女の生物学的な現実という概念そのものを分解してしまいます。
このような条例は、人間を男と女とに創造された天主に対する暴挙です。自然に反するものです。
人間は天主の似姿に創られています。聖父と聖子と聖霊との三位一体なる天主の似姿です。人間は、天主の愛から愛のために生まれた人格(ペルソナ)を持っています。生命を生み出すために「父親」「母親」「夫婦」が天主によって創造されました。
天に唾するものは、それが自分に帰ってきます。地震、台風、津波、などの自然の恐ろしさを知っている私たち日本人は、自然には逆らえない、逆らったらしっぺ返しが来る、ということをよく知っています。このような条例は、人間とはなにか、家族とは何かを崩壊させる脅威となります。私たちは、家族の破壊を容認することはできません。ひいては、家族を基礎とする日本社会全体が壊れてしまいます。従って亡国への一歩を踏み出すことになってしまいます。このようなことは、カトリックの信者でない方でも、常識的に理解できる事実です。
もしも客観的な現実と自然とに反することを、主観的に条例を定めようとするなら、それは「自然に従うのではなく、自分が決定する」という無謀なことです。しかし、例えば「重力がない」が条例として通過すれば、そうなるのでしょうか?
ジェンダー論は、人間の存在にとって現実のもの、真のもの、良いものを否定するという過程です。現実と真実と善を守るためにジェンダー論に反対することは、光と闇の戦い、命と死の戦い、愛と憎しみの戦い、真理と偽りの戦いです。
今、私たちが反対しなければ、私たちが悪に対して目をつぶって悪が広るままなってしまいます。そうなると、今度は、必然的に社会は、善に対して不寛容になり、悪をしなければ処罰されるようになってしまうでしょう。
■2条 定義では、「(2)性自認」を「自己の性別についての認識をいう」と定義付けて、自己申告による性別をそのまま認めなければならならないこととしています。言い換えると「自らを女性と認識する」だけで、身体的・法的な男性も「女性」として認めることです。身体違和感があることを要件とせず、手術などする気持ちのない人も含みます。「女性自認者」を「女性」を認めなければ「差別的取り扱い」とされることにあります。
これは、性別が、ジェンダー論に基づいた個人がそうだと思う可変的な主観的自己認識へと恣意的に変えられてしまうことを意味しています。これは大きな混乱を引き起こすことになります。
「自己の性別についての認識」による「性自認」を法制化・条例化することに、多くの女性が反対しています。
なぜなら、たとえば、「性自認が女性」という身体的には男性が、女性専用スペース(公衆トイレや公衆浴場、更衣室等々)に堂々と侵入しても、それを阻止することは「差別的取り扱い」になり、そのことは女性に不利益をもたらし、社会的混乱を引き起こしかねないからです。非常に深刻な道徳的・規律的な危機を迎えるだろうことは明らかです。
事実、札幌や大阪ではすでに似たような事件が起きています。
「女性スペースを守る会」は次の懸念を訴えています。
「女性トイレがもし身体男性にも開かれるのであれば、個室に引きずりこまれての性暴力被害、個室の盗撮被害の増加や盗聴さらに使用済みの生理用品を見られたり、持ち出されることも増えるでしょう。警戒心が薄く抵抗する力のない女児や、障害のある女性が性暴力被害に遭いやすくなるのでは、という懸念」について、ぜひ真摯に考えてください。女性専用の空間は、女性を守るシェルター的な働きをしているのです。
ある男性が、ある時点で、自分は女性であると確信する場合があり得ます。生物学的な男性が女性のスポーツに参加した場合、生物学的は女性は、絶対的に不利です。男性の自己認識を持つようになった女性が、司祭になることを要求する場合もありえます。これはカトリック教会にとって致命的な脅威となる恐れがあります。
社会的混乱を引き起こしかねない「性自認」の条例化を認めてはなりません。私たちはこのようなことを受け入れたり正当化したりすることは少しもできません。
■このような条例ができてしまうなら、同じ原理で、自己の性別についてのみならずさまざまなことがらについての「自認」していると主張する人の思い通りに社会を動かさなければならなくなる危険があります。
たとえば、今現在ではありえないと思われるかもしれませんが、"自分をサルだと「自認」した人がサルと結婚することを法律で認めないこと"は、差別的取り扱いとされるでしょう。この条例がつかった「性自認」の原理と同じ考え方に従えば、だれかが「自認」した通りだと認めないならば、それは「偏見」で「認識不足」で「暴力的」で「不当な差別で他人を傷つけている」ということになってしまうでしょう。「性自認」の原理を受け入れた限り、どこに線を引くことができるでしょうか。しかし、人間が何を自認しようとも、客観的な変わらない真理は存在します。全てが「自由」になるわけではありません。
■4条 差別的取扱い等の禁止についてには、「何人も、性的指向又は性自認を理由とする不当な差別的取扱いをしてはならない」とあります。「不当な差別的取扱い」に関する明確な定義がなく、恣意的な拡大解釈が可能で、あらゆることが「差別」とされる危険があります。言い換えると、女性の権利法益を守ろうとする発言や信仰に関する発言などが「差別だ」とすることにより議論をさせない危険があります。
「性の多様性に係る理解増進」「不当な差別的取扱い」というの名のもとに、憲法で保障された思想・良心、言論・表現、信教の自由などが侵害される危険があります。
■5条 県の責務についてには「県は、市町村、関係団体等と連携して」とあります。しかし「関係団体」とは、「レインボーさいたまの会」などのごく一部の偏向した団体であることが想定されます。特定の関係団体との癒着が懸念されます。
■10条 啓発等についてには「県は、学校の授業その他教育活動において、性の多様性に関する理解増進のための教育等必要な施策を実施するものとする」「学校は、児童及び生徒に対し、性の多様性に関する理解増進のための教育又は啓発に努めなければならない」とあります。
「性の多様性に関する理解増進」を率先して担うのは、「レインボーさいたまの会」など当事者団体やLGBT活動家などだろうと予想されます。まだ未成熟で発達途上にある「児童及び生徒」に対する、性意識を混乱させるような「教育又は啓発」は、極めて危険です。
【参考情報】
【参考情報】エドワード・ペンティン:新型コロナウイルス感染症のトップ専門家「バチカンは今すぐワクチン接種の義務付けを終わらせるべき」
2022年2月23日(水曜日)
プレスリリース
【エドワード・ペンティン】新型コロナウイルス感染症のトップ専門家「バチカンは生命倫理規範に違反しており、今すぐワクチン接種の義務付けを終わらせるべき」
新型コロナウイルス感染症の第一人者が、バチカンに対し、ワクチンの擁護と義務付けを直ちにやめるよう求め、ワクチン接種に関するバチカンの立場が、ワクチンによる死亡と、生命倫理の重要な規範への違反に加担している、と警告した。
ダラスを拠点とする内科医、心臓専門医、疫学者で、新型コロナウイルス感染症に関する自分の名前の54の査読付き出版物を持ち、パンデミック対応について米上院の前で証言したピーター・マッカロー博士(Dr Peter McCullough)は、バチカンに対しても、「ワクチン被害とワクチン死亡に関する公益キャンペーンを直ちに始める」ことを要求している。
ルルドの聖母の祝日である2月11日に電話越しに話した彼は、バチカンはすでに「世界中でワクチンによって失われた何十万にも上る可能性のある命について説明しなければならない」だろうと述べた。なぜなら、「ニュルンベルク・コード」(あらゆる医療行為、特にそれが新しく実験的である場合は、圧力、強制、報復の脅しを排除する一連の倫理原則)に違反しているからである。
【参考資料】ニュルンベルク・コード 【あるいはニュルンベルク綱領】
この米国人専門家(マッカロー博士)は、今後ワクチンについて教皇に助言することを申し出ている。
メソジスト派のマッカローは、ワクチンによる生命の損失や副作用を容認できないものとし、また抵抗しない者は犯罪の共犯者であると考え、声を上げざるを得ないと感じてきたと言った。「私は、このような事態を傍観し、黙って見ていることはできません」と彼は言った。「キリスト教徒なら、誰もこんなことはできないと思います」。
バチカンは、ワクチン接種は「原則として道徳的義務ではなく、したがって自発的でなければならない」という自らの教えにもかかわらず、現在では、典礼や教皇謁見にあずかる者を除く、すべての職員と訪問者が、バチカンの領土内に入るためには、完全に予防接種を受けているかウイルスから最近回復していることを義務づけている。
教皇フランシスコは、新型コロナワクチンの世界的な擁護者でもあり、ワクチン接種を「愛の行為」「道徳的義務」と呼び、世界中で、特に世界の最貧困層に公平にワクチンを配布するようたびたび促している。
昨年は、バチカンと新型コロナワクチンの配布契約を結んでいるファイザー社のCEO、アルバート・ブーラと2回にわたって秘密会談を行った。
フランシスコのワクチンへの支持は、宗教的免除を拒否するためにも使われており、最近では、ニューヨーク市の公立学校教師へのワクチン義務付けを支持した先週金曜日の最高裁決定がある。
以下、インタビューからの抜粋である。
【質問】マッカロー博士(Dr McCullough)、あなたは専門的な内科医、心臓学者、疫学者として、ウイルス感染と新型コロナワクチン接種後の傷害の両方による心血管系の合併症を綿密に調査されています。また、あなたは新型コロナウイルス感染症に関する54の査読付き出版物を作っておられます。ですから、この分野の著名な専門家として、ワクチン、特にメッセンジャーRNAワクチンについて、あなたが懸念しておられることを簡単に要約していただけますか?
【マッカロー博士】現在、このワクチンには危険な作用機序(メカニズム)があることが知られています。このことは、安全で効果的な他のワクチンとは違って、これらのワクチンは、その生化学的・物理化学的特性から、危険であることが予想される、ということです。つまり、私が言いたいのは、メッセンジャーRNAやアデノウイルスDNAなどの遺伝物質が、脂質ナノ粒子に載せられている、ということです。
脂質ナノ粒子は、設計上、体内の各所に、体内の臓器システムに行き渡り、そこに遺伝物質が運ばれれば有害です。だから、このことは、これらのワクチンが登場する以前から知られていたのです。
中国の論文が脂質ナノ粒子を研究しており、脂質ナノ粒子が副腎、卵巣、脳、心臓、骨髄、その他の重要な臓器に到達することが分かりました。注射後に腕から離れ、体内を循環し、実際に体内の細胞に遺伝物質が沈着するようなワクチンには、私たちは大きな懸念を抱いています。遺伝物質がこれらの臓器に送り込まれることは、その遺伝物質が細胞に取り込まれることになるため、非常に懸念されます。これらの細胞は、そのような遺伝物質を持つようには作られていません。細胞には天主から授かった遺伝子があり、それは世代から世代へと受け継がれていくのです。外来性の遺伝物質を摂取して、それを体中に撒き散らして、細胞のモザイクが人体がこれまでに作ったことのない新しい物質を作り始めるなどということは、私たちのすべきことではないのです。これは非常に憂慮すべきことです。
そして次に、今、この遺伝物質がすぐには消えないということが発見されました。トニー・キリアコプロス博士と私は最近、この理論的な懸念に関する論文を発表しました。これは国立医学図書館にありますが、このワクチンの遺伝物質が体内で数カ月間持続する可能性があること(を示しています)。数カ月後、その遺伝物質がリンパ節で発見され、まだ残っていることが証明されたのです。
この遺伝子は、武漢の野生型スパイクタンパク質と呼ばれる非常に危険なタンパク質をコードしており、これはウイルスの表面にある棘のようなものです。このスパイクタンパク質が、新型コロナウイルス感染症のすべての危険性をもたらしているのです。これが、新型コロナウイルス感染症のすべての致死性をもたらしているのです。つまり、ある意味では、私たちはウイルスの致死性成分を取り出し、その遺伝子コードを見つけ、そして今、その遺伝子コードを大量に人体に注入しているのです。このスパイクタンパク質は、制御されない方法で、制御されない量と時間の間、体内で生成されます。最近の発見でまとまったのは、数カ月間体内にある遺伝物質、スパイクタンパク質が数カ月間体内にある遺伝物質だということです。実際、スパイクタンパク質は1年以上体内に存在するかもしれません。
【質問】では、このワクチンで心筋炎や脳卒中、心臓発作を起こすリスクは、どの程度だと思われますか? これらは本当に深刻なリスクなのでしょうか、また、ワクチンのために当たり前になる可能性があるのでしょうか?
【マッカロー博士】最も深刻な懸念として、死亡を取り上げてみましょう。人口3億3千万人の米国を例に取ってみます。米国で1年間に接種されるワクチンをすべて、複数回の注射をすべて合わせてみると――私自身、すべてのワクチンを接種していますが――、年間約2億7800万本になります。これは大変な数です。全国民ではありませんが、少なくとも幅広い層の人々に2億7800万本のワクチンが投与されているのです。
死亡はあっても、まれにしかないと考えられており、また私たちが我慢しなければならないものであり、アレルギー反応のような非常に珍しい状況によって起こり得るものですが、その数は、年間約150件でしょう。それで、私たちの「ワクチン有害事象報告システム」(VAERS)には、2021年までのすべての年を通じて、年間約150件の死亡が記録されています。
2021年に起きたことは、1月22日にはすでに182人の死者を出し――すでに死者が30人も多かったのです。振り返ってみると、もし適切なデータ安全性監視委員会と適切な人間倫理委員会を設置し、この件を調査していれば、2月に米国のプログラムを停止させ、「ちょっと待ってください、死者が多すぎます」と言ったことでしょう。
今、私たちはここにこうして座っていますが、同じシステムで21,000人以上が死亡しているのです。ですから、【死亡数が】珍しいと考えられるのは、全ワクチンを合わせても150人、1製品あたり50人ほどでしょう。通常、医薬品については、30日以内に原因不明の死亡が5件あれば、ブラックボックス警告(FDAが市販薬に対して行う最も厳しい警告で、一般市民や医療従事者に傷害や死亡などの重大な副作用を警告するもの)が出されます。30日以内に50人の死亡者が出た場合、因果関係とは無関係に――というのは、それが一時的に起きたかどうかだけで、因果関係を正確に評価することはできないからです――50人になったら、その製品は市場から消えます。
今日、私たちはCDCのワクチン安全性報告システムにおいて、21,000人の死亡を記録しているところです。ですから、私はこう申し上げなければなりません。いかなる状況においても【ワクチンによる】死亡がまれだとは考えられない、と。さて、これを正しく表現するならば、これは人類史上最も危険で致死性を持つ生物学的製剤(biological product)だ、ということです。それ以外の何ものでもありません。以上です。
…
全文はEdward Pentin’s blogでお読みください。
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
経口中絶薬は危険な薬です。胎児のいのちを奪います。女性の身心をむしばみます。
ウクライナで民間人や子供たちが殺害されていると大きく報道されています。とても悲しいことです。
しかし日本で罪のない赤ちゃんたちが毎日、堕胎(人口妊娠中絶)で殺害されています。日本人の子供たちへの攻撃はメインストリームの新聞やテレビでは無視されています。
日本の統計によると、2017年に16万4621人の赤ちゃんが、2016年には16万8015人が堕胎で殺害されました。毎日451人から460人が殺害され続けました。つまり、日本の赤ちゃんたちのうちの7人に1人が殺されています。
これは戦争犯罪です。しかし、だれも赤ちゃんたちを助けようとしていません。
だから、私たちは経口中絶薬の承認に反対します。
胎児のいのちを守ってください。
お腹の赤ちゃんと妊婦さんを守ろう!【ネット署名始めました】※用紙での署名活動も同時進行中 17130名(2022/3/27時点)
未来の命・胎児と子どもたちを守るためにご賛同いただける方は、ぜひご署名をお願いいたします。
必ずしもエールは必要ではありません。エール(ご寄付)は任意ですので、ご署名だけ頂くことで全く構いません。
1.経口中絶薬は、危険な薬です。
母体に対する深刻な影響があります。服用後2週間近くの間、強い腹痛と嘔気を伴うケースが多く、膣からの出血が長期間続くこともあります。時に止血手術を要する大量出血や感染症も引き起こします。また胎児や胎盤の排出が不完全で、手術が必要になるケースが数%発生しています。このため、中絶手術よりも、長期間厳重な医療監視下に置かれる必要があり、個人の自己管理下での使用ではさらに危険性が増します。また、投与前には子宮外妊娠、子宮内避妊具使用、副腎障害、ステロイド薬使用、抗凝血剤使用の有無等を、超音波検査も含めて厳重にチェックする必要があり、怠ると死を招く危険すらあります。
2.胎児の生きる権利を奪う薬です。
いのちは“授かりもの”であり、お腹の赤ちゃんも大切な市民です。かけがえのない個性と役割を持つワン&オンリーの存在です。その小さな命の生きる権利を奪ってはなりません。
3.今必要なのは、すぐに中絶にアクセスすることではなく、妊婦への相談と支援です。
経口中絶薬は、女性の身心を蝕む薬です。「妊娠SOS相談窓口」の充実と周知、また出産困難な事情の解消と経済的支援を含む援助の提供など、妊娠に悩む女性への相談と支援が優先されるべきです。
4.いのちの始まりを大切にする社会づくりが求められます。
増加する乳幼児虐待の背景には、いのちの始まりを大切にしてこなかった風潮があると指摘されています。その風土で育つ子供たちには、十代中絶の低年齢化等様々な社会問題が起きています。お腹の赤ちゃんと妊婦さんを温かく迎える社会づくりが求められます。
情報拡散のご協力もお願いします。
アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
胎児の生きる権利を奪う、中絶経口薬が承認されようとしています。反対の署名にご協力お願いいたします。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4987717734642499&id=868363889911258
経口中絶薬は危険な薬です。胎児のいのちを奪い、女性の身心をむしばむ薬です。
経口中絶薬の承認に反対します
1、経口中絶薬は、危険な薬です。
母体に対する深刻な影響があります。服用後2週間近くの間、強い腹痛と嘔気を伴うケースが多く、膣からの出血が長期間続くこともあります。時に止血手術を要する大量出血や感染症も引き起こします。また胎児や胎盤の排出が不完全で、手術が必要になるケースが数%発生しています。このため、中絶手術よりも、長期間厳重な医療監視下に置かれる必要があり、個人の自己管理下での使用ではさらに危険性が増します。また、投与前には子宮外妊娠、子宮内避妊具使用、副腎障害、ステロイド薬使用、抗凝血剤使用の有無等を、超音波検査も含めて厳重にチェックする必要があり、怠ると死を招く危険すらあります。
2、胎児の生きる権利を奪う薬です。
いのちは”授かりもの”であり、お腹の赤ちゃんも大切な市民です。かけがえのない個性と役割を持つワン&オンリーの存在です。その小さな命の生きる権利を奪ってはなりません。
3、今必要なのは、すぐに中絶にアクセスすることではなく、妊婦への相談と支援です。
経口中絶薬は、女性の身心を蝕む薬です。「妊娠SOS相談窓口」の充実と周知、また出産困難な事情の解消と経済的支援を含む援助の提供など、妊娠に悩む女性への相談と支援が優先されるべきです。
4、いのちの始まりを大切にする社会づくりが求められます。
増加する乳幼児虐待の背景には、いのちの始まりを大切にしてこなかった風潮があると指摘されています。その風土で育つ子供たちには、十代中絶の低年齢化等様々な社会問題が起きています。お腹の赤ちゃんと妊婦さんを温かく迎える社会づくりが求められます。