goo blog サービス終了のお知らせ 

モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

開業1週間、にぎわう有楽町イトシア

2007-10-22 08:49:58 | 街中ウオッチング

有楽町駅前にある交通会館に用事があり行った。

この地下には、チャンポンで有名な“桃園”があり、
食べたかったが、
夕方から、1店1品会といって、
1店でその店の一番うまいものを食する食べ歩きの会を行うので断念せざるを得なかった。
今回は、神田“きくかわ”のうなぎと“まつや”の日本ソバのコースを予定していた。
そのあとは、神田錦町の“エブラック”で酒を飲む。

待ち時間の間に、
オープンになって1週間が経過した有楽町イトシアを観察した。

開店後の風景                       工事中の風景


駅前から、イトシア及びその先の銀座プランタン方面に向かって
ヒトがあふれており、かつてないほどの賑わいとなっていた。
あまりヒトがいない交通会館まで恩恵を受けており、
イトシア効果は間違いなくありそうだ。

有楽町イトシアの建物構造を簡単に紹介すると
2つの建物があり1つは丸井(〇1〇1)
もう一つが性格がよくわからなかったイトシアプラザ。
この地下にフードアベニューがある。

丸井(〇1〇1)にはヒトがあふれていたが、5階までのレディーズフロアーまでであり、
6~7階のメンズフロアーはすいていた、

品揃えは、松屋対抗の銀座ではなく、原宿の表参道ヒルズに近そうだが
ややカジュアルだろうか?

丸井(〇1〇1)のこれまでからみて、いい店作りだと思う。
ただし、客層が六本木型のオミズ系と下町のおばちゃん風が混在しており、
主力の有楽町を利用する堅実なOLとの3層構造で
これからが決まるだろうが、
イトシアだけでは
これから持たないのではないかと思った。

理由は、熱海を作ってしまった。ということだろうか。
館内に全ての機能を取り込み、街を作らなかったために熱海は飽きられてしまった。

表参道ヒルズは、小道と個店が多い原宿・表参道という基盤の上に
さらにヒルズの中にストーリー・ロードを持ち込んだ。

有楽町は、駅前に汚い個店が集積していて、人間臭い魅力を放っていたが
この個店をゴミとして取り払い、巨大なビルというゴミ集積所を作ってしまった。
いわば無味乾燥で、どこにでもある街を作ってしまった感がある。

唯一、丸井(〇1〇1)とイトシアプラザとの間の小道に
甘味処“おかめ”が道から入れるように健在だったのでホッとした。

日比谷・丸の内を含めて、30分歩ける街づくりが必要かなと思った。
クリスピィ・クリーム・ドーナッツが話題のトップであることが端的に
未来を暗示しているような気がする。

これは私だけの印象だろうか?

クリスピィ・クリーム・ドーナッツ             甘味処 おかめ


一店一品会は、

待ち合わせの神田“きくかわ”が電気工事での臨時休業のため、
急遽、あんこう鍋の“いせ源”からスタートすることになった。
鍋の後は、雑炊を食べたかったが、“まつや”のソバが待っているので断念。

分を知るというか、欲望をセーブするというか、
思いを断念することは大切な経験だ。
たかが食だが・・・・・・・。


コメント

駅伝に遭遇

2007-10-13 15:38:12 | 街中ウオッチング

いつもの散歩に出かけたら、
思わないものに出会ってしまった。

スタート前                         競技場周回


先導車                           公道を走る



中学生の駅伝だ。
体育の日のあたりは、東葛飾の中学生の駅伝があり
交通マヒになっていたことを思い出した。

野次馬根性を出し、どんな駅伝かのぞいてみることにした。
路上を整理している警察の方から情報をもらい、
時間があるので、スタート地点の野田総合公園の陸上競技場に行ってみた。

この駅伝は、
今年で61回を迎えるというから伝統がありそうだ。
野田、流山、柏、松戸の70校が参加し
32kmを10人の選手でたすきをつなぐ。

中学校で、10人の選手を集めること自体大変だと思うが、
60回も実施した実績も素晴らしい。
このようなレースが日本の陸上の下支えをしているのであろう。

誰か、いい選手は出たのだろうか?
いやいや結果だけを追い求めてはいけません。
健康増進ですよ! 本来の目標は。

そうかな~・・・・・

目標がどうであれ、
地域イベントがあることは、地域の活性化にいいことだと思う。
かつては、交通を遮断するなどの経済非効率・エネルギーのロスの方が着目されたが、
いまでは、地域活性化での経済効果の方が大きい。
そして、意外なコミュニケーションがスタートし、これが経済効果を生み出している。
これまでの伝統踏襲したイベントではなく、
新たなコミュニケーションの回路設計が必要になっているのではないだろうか?

たんなる野次馬だったのだが、多くのヒトのエネルギー参加を見て
もったいないと思ってしまった。


コメント

庭のチョウ達7種。厳しい現実も・・・

2007-10-12 09:53:37 | 街中ウオッチング

沖縄のチョウ “ツマグロヒョウモン”がわかるようになってから、
急にチョウに関心を持つようになった。
また、見えるようにもなって来た。

これまでは、まったく気にならないものだったが・・・・・・・
ヒトでもこんなことがあるが・・・・・・

この時期は、花・チョウ・ハチなどそれぞれが一生懸命に活動している。
セージ類にはハチが、
オーデコロンミント・ラベンダーセージなどにはチョウが群れている。
追い払うこともしないので、水遣りをしていても逃げることなく蜜を吸っている。
欠点は、蚊までもが水遣りの手・顔に群れることだ。

写真に撮り、調べてみたら、こんなチョウ達だった。
7種も撮ったことになる

1.キタテハ

最初は、豹の紋に見えたので、ヒョウモンチョウの種類かと思ったが、
同じ科の“キタテハ”だった。
翅(はね)の切れ込みが深く複雑で美しい。
このヒョウモン柄には慣れてしまい美を感じる手前まで来てしまった。
ヒトには敏感で近づきにくいそうだが、接近して写真を撮ることが出来た。
タテハ科のチョウは、花に止まったとき翅(はね)を立てているから“タテハ”チョウという。
確かに、翅(はね)が開いた写真を撮るのが難しかった。
余分なことだが、羽は鳥につかい、昆虫の場合の“はね”は“翅”となる。


2.コジャノメ

ちょっと翅(はね)が切れているが、“ジャノメ”チョウ科の特色である
蛇の目(ジャノメ)のような紋があります。
“コジャノメ”は、暗いところが好きなようで、
光の当たりにくい雑木林などに住んでいるそうですが、
同系色の木の椅子にとまり、わかり難くしています。


3.イチモンジセセリ

セセリ科の一種で、“セセリ”は、引っ掻いてほじくるという意味がある。
イチモンジセセリは、下翅の白い模様が一文字に並ぶので命名された。
イネが大好物で、農家から見ると害虫だそうです。
セセリチョウは、蛾(ガ)の仲間かと思っていたが、チョウの仲間だった。


4.チャバネセセリ

翅の白い文様が小さくばらばらで、茶色の翅のセセリという意味です。
よく見ると、オメメが愛くるしいですね~
ヒト科でも、脳がフリーズするとこんな愛くるしいオメメになります。


5.キチョウ

ズバリ、黄色のチョウです。
越冬もするみたいで、春先のスミレ・ビオラ・パンジーなどを
飛び廻るキチョウの姿とその黄色は美しいことが想像されます。


6.ナガサキアゲハ(?)クロアゲハ(?)

かわいそうに、鳥に襲われて逃げてきた様相です。
翅(はね)はボロボロです。
肝心の後翅の形態が鳥に襲われてわからないので、
“ナガサキアゲハ”と推定する。
アゲハチョウは、翅をあげて止まるタイプの科名で、
シーボルトが長崎で発見し命名したそうだ。
シーボルトは、日本の動植物を西洋に紹介した恩人ですが、
ここでも出てきました。


7.シルビアンシジミ

翅の表と裏側が別種のように思うほど異なります。
散々チェックしましたが、あきらめ気味のところでやっと見つけました。
よく見ると、かわいいですね。


デジカメ写真と付け合せたチョウの図鑑です。
(参考)Web 日本産蝶類図鑑



コメント

海から52km。その先の関宿城(せきやどじょう)へ・・・・。

2007-10-10 13:19:51 | 街中ウオッチング

江戸川沿いの遊歩道、
海から52kmには、河川敷に滑走路がありNPO法人の関宿滑空場があった。
ここまでで1時間20分。
この先が気になりこの先にも行ってみた。

海から60km地点地図       関宿城跡地からみえる関宿城を模した博物館


海から60kmには、
関宿城(せきやどじょう)跡地があり
この城を模した関宿城博物館の天守閣がそびえている。


天守閣                       天守閣から見える江戸川と利根川の分離地点


そしてこの天守閣に登ると、眼下には、
左手が自転車でエッチラと走ってきた江戸川があり、
右手には利根川が流れており、
目の前で、この二つの川が合流している。

正しくは、海から60km地点のちょっと先に、
江戸川と利根川が分離するところがあり、
蒸気機関発明以前は、つまり、明治以前までは、この一帯は繁栄していた。

江戸時代の江戸川流域地図                 日光街道地図


関宿は、17世紀にピークを迎えていた。と思う。

江戸の食と安全を確保する。
その基盤は、運輸・通信・防衛網の構築であろう。

関宿は、
江戸川・利根川が分離する中州のようなところであり、防衛上優位な地点にあり、
城下町として発展した。

また、野田のしょうゆ産業をバックとした
大豆・塩・しょうゆなどの大量運搬が出来た河川運輸の重要な拠点ともなり、
港町としても栄え、

さらに、日光街道のわき道としての要所でもあり、
参勤交代・寺社仏閣などの移動・観光客の宿場町としても栄えた。

こうして昔をしのぶと、すごい繁栄の歴史があるが、
時代劇映画のセットのように、記録・記憶は鮮明のようだが

いまは、
江戸幕府とともに発展し、蒸気機関の普及で江戸幕府とともに時代の流れから遠ざかったようだ。
1603年に江戸幕府が出来、北関東の防衛の要所として関宿城が強化された。
幕府譜代の久世氏が藩主となり、久世氏は大阪城代、京都所司代、寺社奉行、老中などの要職を務め、
幕末は、会津藩同様の運命にあったようだ。

詳しくは調べていないが、明治政府には嫌われ無視されたことが、
蒸気機関から遠ざかった要因ではないかと思う。

しかしながら、
海から60km地点の、
江戸川・利根川の分離する関宿は、
明治以降140年間も産業革命で荒らされずに眠っていた
川と生命と江戸文化が貴重な資源としてあり
これを磨くことが出来ると思った。

ちょっと折りたたみ自転車では、往路2時間20分は可能でも
復路は尻が痛くなるので、バスを利用してしまった。
これならば、またいけそうだ。


コメント

海から52km。

2007-10-07 08:11:27 | 街中ウオッチング



海から52km。
そこには、飛行場があった。
今日はここで折り返そうと思い、記念のマイルストーンを撮った。


折りたたみ自転車


折りたたむことが出来るこんな自転車を手にいれました。

帰りを気にしないで、遠くまで行くことがこれで可能になり、
帰る元気がなきなった場合は、折りたたんでバス・電車・タクシーなどに乗り
ショートカットすることが出来そうです。

さっそく、江戸川沿いのサイクリングロードを
未体験領域の川上に向かって、海から37km地点から出発した。
予定としては、休憩を入れて3時間で戻るつもりで、
往路が1時間ぐらいを想定していた。

1時間20分で海から52km地点に達し、
ここには、なんと江戸川の河川に飛行場があった。
その名は、NPO法人関宿滑空場
1500mの草原滑走路を持っており、結構長いな~と思った。
しかも、水溜りなどもあり、オフロード走行が楽しめる腕のいい人向きの飛行場でしょうか?

滑空路上での飛行機                     滑走路


格納庫                           関宿滑空所ロゴ


丁度、1時間20分で15kmを走ったことになる。
世界のマラソンは、40kmを約2時間で走っていることになるので、
マラソンのスピードのすごさを実感しつつ、
初めてのツーリングの遅さに驚きです。

江戸川沿いのサイクリングコースには、
競輪選手予備軍かとも思いたくなる、すごい自転車とファッションに包まれた
老若男女がグループを組んで走っています。

このようなグループには能力的にとても入れないし、また、入りたくもないので、
自転車が気になりながらも、
孤独が楽しめるウォーキング一本でやってきた。

ウォーキングのよさは、
うるさいパチンコの音が消えて無我の境地に入るように
何も考えないですむ無我の状態に入れることです。
単調で規則正しいこと これを飽きずにやると
無我の境地に入れるスイッチがONになることがわかります。

このような無我の境地に入る技術を習得することで
ストレスをコントロールすることが出来るようになりますが、
ウォーキングの物足りなさもわかってきました。

単調で規則正しいことではなく、
ストレスというかノイズというか、不規則な“雑音”が欲しくなることです。
ワクワク、ドキドキを探したくなってきます。

折りたたみ自転車は、
ワクワク、ドキドキを発見する道具としての可能性を持っているようです。

リックを背負い、ウオーキングの倍の速度で走り、
周囲をキョロキョロしながらアンテナを伸ばすことが出来る。
折りたたみ自転車にちょっと手ごたえを感じることが出来ました。
最悪、戻る距離・手段を考えないでも良いという自由度と安心感は、
さらに距離の拡張とアルコールなどを楽しめる精神の拡張をもたらします。

ケツが痛いのがケッテンでしょうか?

コメント