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モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

豚バラ肉と野菜の煮込み八角風味 Ragout de porc au anis etoile

2009-11-04 08:02:24 | 男の料理
鶏肉のワインヴィネガー煮込み がよかったので、フランス料理づいてしまった。

豚バラ肉と野菜の煮込みを中華風に八角で風味をつける。
なかなか良さそうなので材料をそろえ、いざ出陣と思いレシピを見たらこれは大変!
豚バラ肉を5cm角に切りタコ糸で縛り、野菜をカットしてこれらをボールに入れ、白ワインなどを加えて冷蔵庫で一晩ねかせてマリネを作らなければならない。
さらに翌日の煮込み時間が1.5~2時間というのでこれにはめげてしまった。

材料はあるので、このピンチを普段の1時間程度での調理時間に切り替える算段をしてみた。

(写真)アレンジ変えした豚バラ肉と野菜の煮込み八角風味


どこを変えたかというと
豚バラ肉を1㎝の厚さに切り、マリネを作るところを野菜類を炒めて煮込み時間を30分に短縮させた。

八角が利いたソースは独特のソースとなり濃くとアニスの香りがする煮込みとなった。

【材 料】 (4人分)
・豚バラ肉ブロック        500-600グラム
・タマネギ            2個
・にんじん            2本
・セロリ             1本
・ニンニク            2片
・しいたけ            4個
・ブロッコリー          適量
・八角              2個
・小麦粉             適量
・塩・コショウ          適量
・サラダ油            適量
・白ワイン            200ml
・トマト水煮缶詰         1/2
・鶏がらだし汁          200ml
・セロリの葉(みじん切り)    適量(大さじ2杯分)

【つくり方】
1. 豚バラ肉は1㎝の厚さに切り、塩・コショウをふり、小麦粉をまぶす。
2. タマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクは乱切りにする。しいたけは石づきを取り1㎝幅に切る。
3. ニンジン・ブロッコリーを硬めに茹でる。
4. 小麦粉をまぶした豚バラ肉を中火で焦げ目がつくまで焼く。
5. タマネギ、茹でたニンジン、セロリ、ニンニク、シイタケをフライパンで炒める。
6. 4・5を煮込み用の鍋に入れ、鶏がらのだし汁とトマト、八角、白ワイン、塩・コショウを入れ沸騰したら弱火で30-40分煮込む。
7. 最後にセロリの刻んだ葉を入れ、塩・コショウで味を整える。
8. 盛り付けの際にブロッコリーを添える。

【評 価】
ボリューム満点のフランス料理なのか中華なのか良くわからない煮込み料理が出来る。八角は初めて使ってみたが、豚バラ肉のくどさを昇天させて濃くとうまみに変える触媒となり迫力のある一品となった。
材料から見て信じられないほどの濃くがある。

今度はレシピどおりに手間隙かけて作ってみようかなという気になった。
一日ねかせてマリネを作り、この肉と野菜がしみこんだスープからソースを作ると、どのように味が変わるのだろうか?
というところが気になり始めた。
きっと今回の作り方よりも上品な味が期待できそうだ。

【スパイスノート】

        

八角
中国原産の高木「トウキシミ(唐樒、学名:Illicium verum)」の果実を乾燥させたもので、八角状の星型をした棘を出している。この形状からスターアニスとも呼ばれる。
中華料理の香辛料として使われ、アニス、ウイキョウ(フェンネルの実)に似た香りがし、豚肉・鶏料理に使われ甘い香りがするので(豚足の煮込みのあの香りです。)、1個か2個で十分効果がある。
また、新型インフルエンザに効くといううわさがあるが実証されていない。薬効を求めずに美味しさを求めれば満足できる。
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鶏肉とトマトとのワインヴィネガー煮込みVolaille de bresse au vinaigre

2009-11-02 11:29:14 | 男の料理
(写真)胃にやさしい鶏肉とトマトとのワインヴィネガー煮込み


弱った胃を刺激するやさしい煮込みです。
意外と簡単で鶏肉は柔らかく、タマネギの甘さとワインヴィネガーがトマトとマッチして心地よい酸味をかもし出し、仕上げに入れた牛乳とバターが矛盾する柔らかさと濃くとを作り出し、“なるほど”という味に仕上がる。

レシピどおりにするとメインのディッシュとしてはボリューム的に不足感があり、煮込みの間に簡単に作れるサラダ、スープなどを追加するか、鶏肉及びキノコ類などを追加する手もありそうだ。

このボリューム感以外はお奨めの一品と思う。
煮込む時間が30分あるが、1時間以内で出来上がり手離れがいいところも高得点となる。

【材 料】
・鶏肉           2枚(500g)
・タマネギ(みじん切り)  1個
・トマト          1個(缶詰めの場合は半分)
・ニンニク         2片
・ローズマリー       2枝
・塩・コショウ       適量
・サラダ油         適量
・白ワインヴィネガー    100ml
・鶏のブイヨンだし汁(固形、粉末)150ml
・牛乳           適量
・バター          適量

【つくり方】
1. 鶏もも肉は大きめの一口サイズに切り、塩・コショウをふる。
2. タマネギ・ニンニクはみじん切りにし、トマトは7mm角に切る。
3. フライパンにサラダ油をひき鶏肉を中火で焦げ目がでるほどに焼く。
4. 3に、タマネギ・ニンニク・トマト・白ワインヴィネガー・鶏のブイヨンだし汁・ローズマリーをくわえて沸騰したら蓋をして弱火で30分煮込む。
5. 仕上げに牛乳・バターを入れ、沸騰したら出来上がり。

【評 価】食欲不振のときにお奨めです。ワインヴィネガーが食欲をかきたててくれると思います。
特に、鶏肉を炒めた時にでる脂を使わないようにすると(煮込みようの鍋を使用する。)さっぱり感がまします。
牛乳・バターの代わりに生クリームがあるともっとコクが出ると思います。

鶏肉・キノコ類などの具材を増やす場合は、だし汁を多めにするとよい。

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秋刀魚のポワレ マスタードソース

2009-09-08 08:24:02 | 男の料理
これから旬の秋刀魚。焼き魚を大根おろしポン酢醤油で食べるか、それとも・・・・といった時の一品を紹介したい。
これは簡単で、なかなかいける。一応フランス料理かな~。
ソースは、あるもので作ったが応用範囲が広そうだ。

(写真)秋刀魚のポワレ マスタードソース
    

まずは、材料から

【材 料】 (4人分)
サンマ  4匹
塩・コショウ    少々
サラダ油      適量
<ソース>
白ワイン      50㏄
だし汁       水大さじ3杯+ケチャップ小さじ少なめに1杯を溶かす
牛乳又は生クリーム 大さじ1杯
バター       5㎜厚さの1/2片
塩・コショウ    少々
マスタード     小さじ大盛り1杯

<付け合せ>ある材料で何でも
ネギ        1/2本

【作り方】
1. サンマを下ろし、塩・コショウをする。
2. フライパンにサラダ油を熱して、皮を下に中火で焦げ目ができるまで焼く。皮がパリッとしたら裏返して弱火で火を通す。この時に付け合せのネギも入れて火を通しサンマとともに取り出す。
3. 鍋に白ワインを入れて軽く沸騰させ煮詰め、だし汁、牛乳、バターを加えて沸騰させる。
4. 塩・コショウで味を整え、火を止めてからマスタードをくわえて混ぜる。
5. お皿にサンマとネギを盛り付け、マスタードソースをかけて出来上がり。

【評 価】
こんがりとパリッとした秋刀魚にちょいピリッとしたマスタードソースは妙におこげとマッチして秋刀魚の脂の味を消す。
味が淡白な魚ではソースが強く立ち、味が強めの秋刀魚では同等の力関係を発揮する。
応用性がありそうなソースだ。


一応フランス料理といったが、本番はだし汁が違う。
ここでは、水とトマトケチャップにしたが、これは実践的なだし汁なので困った時に利用するとよい。
本番のだし汁は、子牛の骨やスジから取った“フォン・ド・ヴォー”か、鶏手羽先から取った“ジュ・ド・ヴォライユ”を使うが、ないのでトマトケチャップを使った。

ということで、フランス料理風の秋刀魚のポワレでした。
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夏ナスとひき肉の赤唐辛子とろみ煮

2009-08-17 09:23:43 | 男の料理
いわゆる定番の“麻婆ナス”。
特徴は、口の中の奥で辛味を引き出せるなかなかの出来ばえだったのであえて紹介してみる。熱々ご飯の丼めしに具をかけて食べたい感じがした。

調理はいたって簡単で、すばやく出来るところもうれしい。手馴れていれば30分で出来上がる。

(写真) 夏ナスとひき肉の赤唐辛子とろみ煮


【材 料】 (4人分)
・ナス          6個
・ひき肉(何でも良い)   300グラム
・ピーマン        2個
・ごま油         適量
・粉山椒         大さじ2/3

<調味料1>
・赤唐辛子        4個
・ショウガみじん切り   小さじ2杯
・ニンニクおろし     小さじ1杯

<調味料2>
・水           200cc
・粉末鶏がらスープのもと 小さじ2杯
・醤油          40cc
・味りん         40cc
※醤油、味りん各200ccに昆布5cmを切っていれ冷蔵庫で一晩ねかせた合わせ調味料を使うと最適。

<調味料3>
・片栗粉         小さじ2杯
・水           大さじ2杯
・味噌(赤)        大さじ1

<お好み>
今の時期に美味しいミョウガの千切りを最後の薬味としてちらす。

【作り方】
1. ナスはヘタをとり縦半分に切り、それぞれを斜めに5㎜幅で切る。ピーマンは縦4つに切りタネを取り食べやすいサイズに半分に切る。
2. 赤唐辛子はヘタのところを切り、タネを取り出してお湯に5分ぐらいつけて戻しみじん切りのように細かく切る。
3. ボールか器を3個用意し、調味料1-3を作る。
4. フライパンにごま油大さじ1杯をひきひき肉をボロボロになるまで炒め、粉山椒を加えて混ぜる。
5. さらに調味料1をくわえてニンニクの香りが立ったら、ナス、ピーマンを加えしんなりするまで炒める。焦げ付きそうな時はごま油を足しながら炒める。
6. ナスがしんなりしたら、調味料2を加え沸騰したら蓋をして2-3分煮込む。
7. 最後に調味料3を良くかき混ぜまわしいれし、全体を混ぜ合わせてとろみがでたら完成。
8. 器に盛り付けてお好みでミヨウガ千切りをちらす。

【評 価】
材料から見ても何も不思議なものはないが、ラー油、七味などと違い赤唐辛子は後で効く辛味をもたらす。これに山椒がプラスして口の奥で味がするので奥行きがあるとでもいえるのだろう。
家庭での辛さはこの程度でいいのかなと思うちょうどいい辛さだった。
丼飯にぶっ掛けて食べたい代物であった。(ご飯は少な目がいいです)

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鶏のワインヴィネガー煮込み

2009-08-11 07:15:41 | 男の料理
寝たばかりなのに地震で目が覚めてしまった。
日曜日にも地震があり東海沖という嫌なところで発生しているので、警戒気味になっている。子供たちを起こし一階ドアまでつく間におさまってしまった。
東海地方の方には台風と地震というダブルパンチにならないことを祈る以外ない。
何事もないことを祈り、腹が減ったらこんなスッキリする料理はどうだろうか?

(写真) 鶏のワインヴィネガー煮込み
    

うん~これはいける。
疲れ気味の胃を刺激する一品になりそうだ。このところお祭りが続いているので朝まで飲んでいるせいかやや疲れ気味となっている。

ネタ元は『いちばんやさしいフランス料理』。しかも家にあるものでアレンジ変えして作ってみた。

まずネタ元から変えたところは、「エストラゴン」を「ローズマリー」に、「白ワインヴィネガー」を「赤ワインヴィネガー」に、「生クリーム」を「牛乳」に変えて入れるはずだったが牛乳はつい忘れてしまった。

ネタ元になかったものとして、具材が少ない感じがしたのでシメジを1パック追加して使用した。これは入れておいてよかった。

「エストラゴン(estragon)」はフランス料理で使われるハーブの代表的なものの一つで、英語では「タラゴン(tarragon)」と呼び、キク科のハーブで日本のヨモギもこの仲間。
セロリのような香りがして消化促進・食欲増進効果があるという。
「エストラゴン」もセロリもなかったので、庭のローズマリーを三枝切り取り代用とした。

アレンジ変えしたレシピを紹介すると・・・
【材 料】(4人分)
鶏もも肉            2枚(約500グラム)
タマネギ            1/2
トマト              1個
ニンニク            1片
シメジ             1パック
ローズマリー          3枝
塩・コショウ          適量
サラダ油            適量
赤ワインヴィネガー      100cc
水                200㏄
鶏がらスープのもと      小さじ2杯
固形ブイヨン          2個
牛乳(入れ忘れた)       大さじ2杯

【作り方】
1. 鶏肉はそぎ切りして皮・スジ・脂部分をとり一口大に切る。
2. タマネギ・ニンニクはみじん切りし、トマトは7mm角に切る。シメジは根を切りバラす。
3. 鶏肉に塩・コショウ・黒コショウをふり、フライパンにサラダ油をひき中火で焦げ目がつくまで焼く。
4. このフライパンに、刻んだタマネギ・ニンニク・トマト・シメジ・ローズマリーを入れ、更に赤ワインヴィネガー・水・鶏がらスープのもと・固形ブイヨンを入れ煮立ったらふたをして30分弱火で煮込む。
5. 最後に、生クリームか牛乳を入れるがこの部分は忘れてしまった。

【評 価】
柔らかく煮込まれた鶏肉と酸味が利いた野菜スープのようでもあり、夏場の疲れた胃にやさしい。
生クリームを入れると更にやさしい酸味になったかもわからないが、これでも十分にいける。フランス料理とは思えない馴染んだ味に仕上がる。
鶏肉の処理に多少時間がかかるが、後は簡単なのでさほど手がかからない。野菜は煮崩れしないので大きさをそろえたみじん切りをお奨めする。ニンジン・セロリ・キノコ類などを追加してもいけそうだ。

夏場のお奨めの一品となりそうだ。

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春雨と野菜の蒸し煮

2009-07-30 08:26:11 | 男の料理
春雨がいつまでも使われずに残っている。
どぎゃんかしなきゃ~と思っていたが、レシピが見つかったので作ってみた。

(写真)春雨と野菜の蒸し煮
    

味噌味で、一味唐辛子がなかなかいい感じのサイドメニューとなった。
下ごしらえをすると調理は簡単なので、残り物の野菜を食べるのには良さそうだ。

<材 料>(4人分)
ナス           4本
パプリカ         1個
シメジ          1パック
長ネギ          1本
春雨           1袋(60グラム)
(あわせ調味料)
しょうゆ         大さじ31/2
味噌           大さじ1
砂糖           大さじ1
酒            1/2カップ(100㏄)
水            1カップ(200㏄)
ニンニクみじん切り    2片
一味唐辛子        適量

<作り方>
1.ナスは味がしみこむように皮をむいて縦8割りにし、パプリカはヘタとタネを取り縦に細切りにする。シメジは石づきを取りばらす。長ネギは斜め切りにする。
2.春雨はハサミで食べやすい長さに切る。
3.ボールに合わせ調味料を作る。一味唐辛子は食べる時にかけても良い。
4.大き目のフライパンにナス、シメジ、ネギ、パプリカ、春雨の順に重ね(春雨はもどさないで使う)、あわせ調味料をまわし入れて、ふたをして沸騰するまで強火にする。
5.沸騰したら弱火で14~15分蒸し煮する。10分後に味がしみるように全体をかき混ぜる。
6.出来上がったら盛り付ける。(長ネギのみじん切り、万能ネギを散らすと色合いがきれいになる。)

<評 価>
油も肉も使わないのでヘルシーこの上ない。
しかし、味噌を使っているので味はしっかりしている。最初の一口は味噌汁かと思ったが、一味唐辛子が野菜の味を引き出し、炒め物ではなく、煮物でもなく、蒸し煮というモノがわかった。
野菜好きの方は、味噌・しょうゆの量を減らして見ると良いかもわからない。
或いは、野菜に白身の魚を入れ、味噌・しょうゆ・砂糖をやめて、塩だけでも十分味がだせるかもわからない。

なるほど、蒸し煮というものは歴史的にふるい調理法かもわからない。と思った。
野菜や魚をバナナの葉で包み、穴の中に入れ砂をかぶせ上から火をたく南太平洋での調理法も蒸し煮か蒸し焼きだろうから、土器を持たない文化圏でも調理が出来たというスタンダードな方法のようだ。
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夏野菜と鶏肉のゴマダレサラダ風な炒めもの

2009-07-24 07:50:57 | 男の料理
気分転換に昨日の男の手抜き料理を書いてみる。書くつもりがなかったので写真はあわてて残り物を集めて撮り、こんな感じというレベルになる。

(写真)夏野菜と鶏肉の炒め(ゴマダレはかかっていません)


夏野菜が豊富になってきた。サラダだけではなく和風の炒め物を作ってみたくなり、キュウリ、ズッキーニ、サヤエンドウを使った鶏肉との炒め物を作ってみた。

鶏肉は一度ソティーをして皮をパリパリに仕立て、夏野菜はシャキシャキ感を生かして軽く火を入れ、味付けはからませにくいのでゴマダレのドレッシング風にした。

水分が豊富なアッサリした中にゴマの風味と酸味、鶏肉の皮のパリパリ感がマッチし簡単だがちょっといけそうだ。
お試しあれ!

<材 料>
・鶏モモ肉         2枚(500グラム)
・塩・コショウ       適量
・小麦粉          適量
(夏野菜)
・キュウリ         2本
・ズッキーニ        1本
・サヤエンドウ       10本程度
・塩・コショウ       適量(塩は小さじ1/2程度の少なめに)
・粉山椒          適量
(ドレッシング)
・ゴマ(白)        大さじ4杯
・酢            大さじ4杯
・醤油           50㏄
・味りん          50㏄
・砂糖           一つまみ
※醤油1:味りん1の割合に昆布5cm程度を容器に入れ、あわせ調味料を作っておくとよい。(冷蔵庫で一晩ねかせると結構重宝して使える。)

<作り方>
1.鶏肉に塩・コショウをしておく。
2.サヤエンドウは筋を取り食べやすい大きさに切り、軽く塩茹でしておく。
3.キュウリは細長い乱切り、ズッキーニは輪切りにする。
4.ゴマをすりここに酢、醤油、味りん、砂糖一つまみをいれ混ぜ合わせドレッシングを作る。
5.鶏肉の筋を切り小麦粉をまぶして、油を引いたフライパンで皮面を下に焦げ目がつくまで焼き、反対面にも火を入れる。全体的にパリパリ感に仕立てる。
6.ペーパータオルを敷いたまな板で余分な油を取りながら、一口大にカットする。
7.鶏肉を取り出したフライパンの汚れを取り、キュウリ、ズッキーニ、サヤエンドウを強めの火でサッと炒める。塩・コショウで味を整え山椒を適量かける。
8.炒めた野菜と切り分けた鶏肉を盛り付け、ゴマドレッシングをかける。(ゴマのドレッシングは市販のモノでも良さそうだ。)

<評 価>
夏野菜を使った温かいサラダです。これに、パリパリの鶏肉が加わり、ゴマのドレッシングが融合させるので、サラダから夏野菜の炒め物に変わります。
注意するところは二点で、
生のキュウリをたべた胃もたれ感が食後に残るので、キュウリは細長い乱切りにするにしても小さ目が良さそうだ。
全体的に味が薄いので、酸味を好むかたは、ドレッシングの酢をもっと多めにしたほうが良さそうだ。

汁物は、昨日作ったカブ、サトイモ、ニンジン、きのこ類を無調整の豆乳で炊き合わせたスープを冷蔵庫で冷やしたものですが、夏はこんなモノがいいですね。
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簡単な酒の肴、豚ひれ肉と野菜の炒めもの

2009-07-07 09:51:59 | 男の料理
今日は植物以外で気分転換。酒のつまみです。

(写真) 江戸染井村発、期間限定酒『染井櫻』
        

サクラの時期に駒込界隈にあるソメイザクラ発祥の地「染井」に行った。
その時手に入れた限定酒『染井櫻』を飲むために、冷蔵庫にあるあり合わせもので酒の肴を一品作った。

日本酒に合うようにアッサリ目でちょっとコクを出したかった。
簡単なわりには意外と良かったのでレシピを紹介したい。

(写真) 豚ひれ肉と野菜の炒め
 

【材料】(四皿分)
・ 豚のひれ肉        1本
・ パプリカ         2個
・ モヤシ          1袋
・ 塩・コショウ       適量
・ ニンニク(ミジン切り)    1片
・ 白ワイン         大さじ2杯
・ 黒酢           大さじ2杯
・ 黒コショウ・サンショウ  少々
・ 砂糖           一つまみ
※ 調味料は、勘でやっているので目安です。

【作り方】
・ 豚ひれ肉を大きめにスライスし、塩・コショウしておく。
・ パプリカは縦長に8等分する。モヤシは水洗いしヒゲを取る。(とらないでも可)
・ 中華なべに油を引きパプリカをいためる。ジューシーさをだすためにサッと火が通った固めに仕上げ、皿に取りおく。
・ 油を足し、モヤシをいためる。これもサッと火が通った段階で、塩・コショウを少なめにして味をつけ、皿に取りおく。
・ 中華なべに油を引き、ニンニクを炒め、さらにスライスした豚のひれ肉を薄い焦げ目がでるようにいためる。白ワインを加えアルコールが飛んだら炒めたパプリカ、モヤシを戻し、黒酢と黒コショウ、サンショウ、砂糖一つまみで味を整える。(塩分を求める場合は、塩か醤油で味を整える。)

【評 価】黒酢の量が少ないので、酢豚とは異なり、あっさりした酸っぱさがかすかな甘みを引き出し、肉厚のパプリカのジューシーさとマッチしていた。ヒレなので脂っこさも無く野菜炒めを食べるツマ的になる。
もっとコクを求める場合は、ヒレ肉をいためる際にバター一片を追加すると良さそうだ。

なお、家では、缶ビール1個か日本酒ならお猪口3杯で十分満ち足りるし直ぐ眠くなるが、どうして外では朝まで飲めるのだろう?
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味は本格★だが亜流のマーボナス

2009-05-11 06:39:36 | 男の料理
味見をしたら結構いい感じなので、レシピを残すことにする。



味は本格だがどこが亜流かというと、ナスだけでなくピーマンとパプリカを使ったところにある。
動機は単純で、冷蔵庫に長く滞在中であり食材を捨てるのはもったいない。
マーボナスに肉厚のパプリカを半生的に入るとシャキシャキ感があって良さそうだなと思って使ってみた。色も冴え、歯ごたえ感もでて味も一変したようだ。

これも意外と調理は簡単で、出来上がりの見た目のボリューム感がないが、食べてみるとなかなか迫力があった。

<材 料>(4人分)
ナス               5本
パプリカ             4個
ピーマン             2個
ひき肉あいびき          300グラム
ニンニク             1かけ
しょうが(すりおろし)      1かけ
豆板醤              大さじ1
テンメンジャン          大さじ1
鶏がらスープのもと        大さじ1
水                200cc
酒                大さじ1
砂糖               大さじ1/2
しょうゆ             大さじ1
白ネギ(みじんぎり)       1本(半分は食べる時にかけるよう取っておく)
水溶き片栗粉           大さじ1

<つくり方>
1.ナスは一口サイズにまわし切り、パプリカ・ピーマン・ニンニクは縦1/4にカットしタネと芽を取る。
2.しょうがはボールにすりおろし、豆板醤・テンメンジャンとあわせておく。
3.水200㏄に鶏がらスープのもとをいれだし汁をつくっておく。片栗粉も2倍の水に溶いておく。
4.フライパンにやや大目のサラダ油を熱し、ナスを柔らかくなるまでいため、出来上がったら取りおく。このフライパンにサラダ油を足し、パプリカ・ピーマンをいため半生状態で取り出す。出来上がったらなす同様に取りおく。
5.さらにフライパンにサラダ油を足し、ニンニクを入れ、香りが出てきたらひき肉をいれいためる。赤味が無くなったら日本酒をいれアルコール分が飛んだ頃に合わせ調味料のショウガ、豆板醤、テンメンジャンを加え、ひき肉にからまるまでいためる。
6.全体に調味料がからまったら、鶏がらスープのだし汁を加え、ナス・パプリカ・ピーマンを戻し沸騰したら1~2分煮込む。
7.なすなどに味がからまったら砂糖・しょうゆとコショウ少々を加え味を見る。よければ、ねぎのみじん切り1/2をいれ混ぜ合わせる。
8.最後に水溶き片栗粉を回しいれ全体を混ぜ合わせ、ひと煮立ちしたら出来上がり。
9.食べる時に残りのネギのみじん切りをふりかける。

<評 価>
適度の辛さと甘さがうまく溶け合っていて、めしのおかずという感じになります。
激辛派は豆板醤を多目に、甘さを求める場合は、砂糖を大さじ1杯でちょうどいいかと思います。
器のそこに残ったひき肉を使い、これで1膳程度のチャーハン作ると結構いいかなと思いました。
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若鶏のトマトソース煮込み

2009-05-07 09:59:50 | 男の料理
久しぶりにフランス料理風な煮込みを作ってみた。
原典は、ワインヴィネガーで煮込み最後に生クリームを入れるのだが、酢を嫌う家族がいるのでこの部分をアレンジして素材の味を中心に作ってみた。

手軽なので、作りおきしておきプラス一品のサイドメニューとなる感じがした。

つくり方はいたって簡単で、アクセントとして庭のローズマリーの小枝を二枝切ってきてこれを使った。香り付けと多目につくった場合の保存に役に立つのでこれからの時期に良さそうだ。

(写真)  若鶏のトマトソース煮込み


まず材料だが、
<材 料>(4人分)
鶏もも肉 2枚(約500グラム)
タマネギ(みじんぎり) 1個
エリンギ 2本
シメジ 1パック
トマト  1缶(水煮)又は2個
ローズマリー 2枝(1枝の方がいいみたい)
塩・コショウ 適量
日本酒 大さじ2杯
鶏のガラスープ(顆粒) 小さじ2杯
水 200ml
オリーブオイル 適量
トマトケチャップ 大さじ2杯

<つくり方>
1. 鶏肉に塩・コショウで下味をつけねかせておく。(塩多めで、あとは修正程度に使うようにした。)
2. タマネギは大きめのみじんぎり、エリンギは厚めに、シメジは根を落としばらす。
3. 鶏肉を一口大に切り、フライパンでオリーブオイルを熱し、中火で鶏肉に焼き色をつける。
4. 鶏肉を脇に寄せ、空いたところにタマネギ、エリンギ、シメジ、日本酒をふりかけかるく火を通す。
5. そこに、トマト・鶏のガラスープ・ローズマリーを入れ、沸騰したらふたをして弱火で30分煮込む。
6. 最後に、ローズマリーを取り出して捨て、塩・コショウ・トマトケチャップで味を整える。

<評 価>
煮込み料理は失敗がないし、修正が効く。今回は、調味料をあまり使わずに素材の味中心でつったが、30分煮込むので、結構味が濃い目に仕上がった。
特にローズマリーの苦さが出ていたので2枝は多かったようだ。
またトマトケチャップも使わない方が良かったかもしれない。変な甘みが出てしまったので、むしろ砂糖一つまみのほうが良かったようだ。
この材料でボリュームは結構あるのでメインのおかずに十分なる。

煮込み中の時間は、タイマーをかけブログ原稿を書いたりできるので主夫にも助かる時間だ。

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