山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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朝鮮半島最高峰・長白山(その25)

2011-10-29 | 海外の旅

船乗り場(1)
広場の先に船乗り場がありました。
我々以外他の客はいないようです。

船乗り場(2)

やはり朝鮮語と中国語の両方の文字が
書いてあります。
ここは中国と北朝鮮の国境としては一番近いところ
だそうです。

これから乗る船

これから船に乗ります。
救命胴衣を着て乗船しました。
私は奥の船の一番前の左側に座りました。

緩やかな流れ

川の水は緩やかに流れています。
これから奥に見える橋まで行くようです。


国境の橋(1)

先ほどバスから見た国境の橋です。
右が中国、左が北朝鮮です。
この橋の真ん中が国境にあたります。

筏風の船

船は竹に似せたプラスチックです。
全体が筏のようになっています。
動力はエンジンで動いていました。

北朝鮮側の茂み

見えている岸は北朝鮮です。
兵士が迷彩服を着て茂みに隠れていました。
まだ若い兵隊さんでした。



橋がかなり近くなりました。
時間は現地時間で午後4時30分頃です。
太陽がだいぶ西に沈みかけていました。

中国側

こちらは中国側です。
大きな建物があります。
工場のようでした。


北朝鮮側(1)

かなり北朝鮮の岸に近いところです。
ここからなら泳いで渡れそうです。
遠くの山の頂上に監視所が見えます。
ここで警備している兵隊を監視しているそうです。

北朝鮮側(2)

昔、北朝鮮の人はこの橋を渡って亡命してきたそうです。
夜なら気づかれずに渡ってくることができそうです。

中国側

中国側です。
ポールのある先には行けないそうです。
手を振ったら、何人かの人が応えてくれました。

川の真ん中

船は川の真ん中にでました。
何ともいえない静寂が漂っていました。

国境の橋(2)

橋の近くまできました。
左が北朝鮮です。
このあたりで船は引き返しました。
北朝鮮と聞くといろんなことが思い出されます。
朝鮮族にとっても悲しい話がたくさんあるようです。
西日がかなり強くなってきました。