山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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朝鮮半島最高峰・長白山(その24)

2011-10-28 | 海外の旅
龍井(ヨンジョン)

これから国境の街といわれている図們(ドゥムン)へ向かいます。
その途中にある龍井(ヨンジョン)というところに
立ち寄りました。


彫り絵

ここは井戸から龍が現れたところだそうです。
古い井戸の壁面にこんな絵が彫ってありました。
水を汲み上げるツルベは日本のものとはだいぶ違います。
昔からヤナギの木も多かったようです。


井戸

これが地名となった井戸です。
今は枯れてしまって水はありませんでした。

憩いの場

地元の人の憩いの場になっているようです。
暖かい日差しを浴びて日向ぼっこをしています。
横ではトランプに興じている人達もいました。
顔は日本人にそっくりでした。

街の看板

街の中の看板です。
一番左は宝クジ売り場のようです。
表示は必ず朝鮮語と中国語を併記するよう、
法律で定められているそうです。


トウモロコシ畑

再び、バスに乗って移動します。
相変わらず、トウモロコシ畑が広がっています。
のどかな田園風景でした。


北朝鮮の山(1)

奥に見える山は北朝鮮の山です。
下のほうにスローガンが書いてありました。
遠くてよくわかりませんが、「21世紀の将軍・・・万歳」という
ような意味のことが書いてあるようです。

北朝鮮の山(2)

手前に川が見えます。
この川を隔ててこちらが中国、向こうが北朝鮮です。
だんだんと川が近くなってきます。

北朝鮮の山(3)

田んぼが見えます。
北朝鮮の山には段々畑が山の上まで広がっています。
右のほうの山の頂上にはアンテナと小屋がみえます。
北朝鮮の監視所だそうです。
我々の乗っているバスを監視しているのかも知れません。


図們江(ドゥマンガン)

川が近くなりました。
かなり大きな川です。
図們江=豆満江(ドゥマンガン)という国境の川です。



国境の橋

橋がみえてきました。
橋桁の色が途中から違っています。
左が中国、右が北朝鮮です。



橋の中国側

橋のところに数人の人が腰掛けて北朝鮮のほうを
眺めています。
ここには線路があるようです。


鉄道

踏み切りを渡る瞬間に撮りました。
確かに線路が北朝鮮まで続いています。
門には大きく「中国」という文字がありました。


広場

やがてバスは広場に着きました。
これから船でこの川を下ります。
どんな川下りが待っていることでしょう。
初めてみる図們江は静かでした。