山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

朝鮮半島最高峰・長白山(その12)

2011-10-16 | 海外の旅
ガスの中の下り

ガスの中を下って行きます。
先頭は霞んで見えません。
ガスの中では黄色や赤がよく目立ちます。

噴火の跡

噴火の跡です。
この山が火山だったことがよくわかります。


天池(1)

時々、天池が姿を見せてくれます。
遠くにガスの中から将軍峰がポツンとみえます。
この天池は水が出るところはありますが、入ってくるところは
ない不思議な湖だそうです。


クサモミジ(1)

クサモミジがきれいです。
ここではすっかり秋になっていました。


天池(2)

たくさんのピークがあるようです。
一番奥の狭くなったところから、滝となって
水がでているようです。
今、見えている範囲は中国側の山です。



ガレ場の下り(1)

かなり急なガレ場を下って行きます。
下のほうに登山道が見えます。
あの先を左に下りるようです。

ガレ場の下り(2)

再び、ガスがでてきました。
どうもスッキリとは晴れないようです。
足が遅い2名の女性にはリーダーのすぐ後ろを歩いて
貰いました。


下りてきた登山道

下りてきた登山道を振り返ってみました。
日本の山ならペンキマークがありますが、ここには
何もありません。
踏み跡は何とかわかりますが、天候が悪い時は
道迷いしそうな感じです。


登山道

左に下りる登山道がハッキリみえます。
この先が大きく崩れているので、真っすぐは行けないようです。
監視役がポツンとみえます。
かなり先を歩いていますが、時々座って我々の到着を待っていました。


天池(3)

天池が時々姿をみせてくれます。
この右側の尾根を歩いてきました。
正面奥は北朝鮮です。


天池(4)

ガスが流れて北朝鮮側の山が見えてきました。
左の高い山が将軍峰です。
天池の水の色がコバルトブルーに輝いてきれいでした。


リシリヒナゲシ

崖下に1輪だけ咲いていました。
望遠で狙ってみましたが、これが精一杯でした。
夏にはこのあたりにたくさん咲くそうです。


北朝鮮の監視所

ガスの中に白い建物が見えます。
北朝鮮の監視所だそうです。


クサモミジ(2)

やっと平らなところに降りてきました。
クサモミジがきれいです。
監視員が立ち止まって待っています。
この先を大きく下って、また登り返すようです。
ここまで約2時間くらいの歩きでした。


朝鮮半島最高峰・長白山(その11)

2011-10-15 | 海外の旅
青石峰(1)

右奥に一際高い山が見えてきました。
青石峰(チョンソクボン)です。
標高2662mの山です。
これからあの山に向かって歩きます。

登山道(1)

ガスがやや取れてきました。
前のほうを仲間が歩いています。
右下は大きく崩れています。
落ちたらたいへんです。

登山道(2)

登山道はしっかり踏まれていました。
赤いザックを担いでいるのは東京から一緒だった
ツアーリーダーです。
防寒具で完全武装しています。
私はそれほど寒さは感じなかったので、フリース1枚でした。


天池(1)

時々右下に目をやります。
天池が見え隠れしていました。
どこかできれいにみえることを期待して歩きました。


登山道(3)

このあたりはかなりアップダウンがありました。
先頭を歩いているガイドはなかなか快適のようです。


青石峰(2)

青石峰(チョンソクボン)が大きくなってきました。
頂上の下は大きく崩れているようです。
我々の前を1人の男性が歩いています。
杏林省から派遣された監視員だそうです。
我々の行動をそれとなく監視しているそうです。

天池(2)

天池がみえてきました。
対岸は北朝鮮です。
もう少しガスが晴れれば山も見えるようです。

将軍峰

その願いが通じたのか、山が見えてきました。
正面奥にポツンと見えるのがこの山の最高峰、将軍峰(チャングンボン)です。
北朝鮮側にあり、標高2744mの山です。

天池(3)

少し右のほうを見ています。
かなりよく見えるようになりました。
水の色がきれいです。

チョウノスケソウ

足元にたくさんありました。
花穂はチングルマによく似ています。
風に揺れています。
地面に腹ばいになってローアングルで撮りました。


青石峰の頂上

ザックを置いて青石峰の頂上に向かいました。
頂上付近はかなりガレていました。


頂上からみた天池

頂上からみた天池です。
ガスが流れています。
しばらく待っていましたが、これ以上よくなりませんでした。

青石峰(3)

頂上から降りて再度青石峰を振り返って見ました。
右下は大きく崩れています。
日本の北アルプスの白馬岳を思い出しました。


急な下り

再び歩きます。
ここからは急な下りになります。
浮石と落石に注意が必要です。
「標識」がまったくありません。
日本の山と大きく違うと思いました。


朝鮮半島最高峰・長白山(その10)

2011-10-14 | 海外の旅
天池(1)

「天池(てんち)が見えるぞ!」
ガイドの虎ちゃんが叫んでいました。
うっすらと池らしい姿が見えます。
初めてみるカルデラ湖です。

中国側の標識

峠にはこんな標識が建っていました。
これは中国側から見た標識です。

北朝鮮側の標識

裏側に廻って見ました。
これは北朝鮮側から見た標識です。
上に描かれているマークはそれぞれの
国を現しているようです。
今、立っているところは北朝鮮の領土です。
ここには緩衝地帯が設けられているようでした。
兵隊はいませんでした。

天池の標識

こんな標識もありました。
これは中国側に建っていました。

登山道(1)

これから中国側の尾根を歩きます。
相変わらず濃いガスが漂っていました。

キバナシャクナゲ

足元にありました。
花が終わった姿です。
背が低いシャクナゲの仲間です。
花の色が黄色いので、このように呼ばれています。


トウヤクリンドウ(1)

日本の夏山でもたくさん見られる花です。
花は開かないまま枯れてしまいます。


タカネトウウチソウ

これもすっかり花が終わっていました。
トウウチソウの仲間では一番標高が高いところに
咲く花です。

チョウノスケソウ

葉っぱに特長があります。
花はチングルマに似ていますが、花弁が8枚あります。
日本人の須川長之助という植物学者が発見したので、
この名前があります。
中央アルプスの極楽平でたくさんの花をみたことがあります。
ここでは既に終わっていました。


緩やかな上り

緩やかな上りが続きます。
気温は5℃くらいに下がっていました。

登山道(2)

後ろを見ると2人ほど遅れて登っています。
それぞれに現地ガイドがついているので、心配は
なさそうです。


トウヤクリンドウ(2)

再び、トウヤクリンドウを見つけました。
たくさん花をつけていますが、やはり開いていません。
折角ツボミがでても咲かないで枯れてしまうのは
かわいそうな気がします。

登山道(3)

これから歩く尾根道が見えます。
右が天池(てんち)です。
もう少しガスがとれて欲しかったです。

天池(2)

歩いている右のほうを見ています。
ガスの中からかすかに天池が見えます。
9月は晴天率が高いというので、この時期を選びました。
でも天気だけはわかりません。
このあと、もう少し晴れることを祈りながら歩きました。





朝鮮半島最高峰・長白山(その9)

2011-10-13 | 海外の旅
階段(1)

緩やかな階段です。
全部で1236段あります。
このくらいならまったく問題ありません。
でも女性の中には苦手な人がいるようです。
二人ほど少しずつ遅れてきました。

振り返ってみた登山道

後ろを振り返ってみました。
シーズンオフということで誰もいません。
少し条件がよくなってきたようです。
遠くの山が見えてきました。


鉄骨を運ぶ人(1)

手すりに腰掛けて休んでいる人がいました。
鉄骨を運んでいるようです。
1個100キロあるそうです。
2個で200キロ、4人で運んでいました。

階段(2)

かなり勾配がきつくなりました。
ここを登れば峠のようです。

太陽

太陽が顔をだしてくれました。
まだガスはとれていません。

鉄骨を運ぶ人(2)

先ほど休んでいた人達が上がってきます。
通路一杯に広がっています。


休憩

少し運んだらまた休んでいます。
どうやら峠で工事をしているようです。
材料はすべて人間の手で運んでいるようです。

警告

登山道の脇に注意書きがありました。
「植物を踏んではいけない」ということのようです。
夏は高山植物の宝庫だそうです。

下のようす

時々振り返ってみます。
ガスがまた濃くなってきました。
このあとの天気が心配です。

階段(3)

まもなく峠のようです。
先頭はもう上がり切っているようでした。


案内板

長白山の頂上には大きなカルデラ湖があります。
天池(てんち)と呼んでいます。
中国語ではティエンチ、朝鮮語ではチョンジというそうです。
水面の海抜2194m、面積約10Km2、最大深度370m
だそうです。


標識

標識がありました。
ここは海抜2470mだそうです。
登山口から歩き出して峠まで約50分でした。
気温は10℃前後、風が冷たかったです。

朝鮮半島最高峰・長白山(その8)

2011-10-12 | 海外の旅
シャトルバス乗り場

約10分ほどでシャトルバスの乗り場に着きました。
外にたくさんのシャトルバスが駐車していました。


参加メンバー

今回のメンバーは男性3名、女性6名の9名でした。
他に日本からのツアーリーダーが1名、現地ガイドが
3名います。
合計13名のパーティです。

草原(1)

シャトルバスの中は我々だけでした。
今回がシーズン最後のプランです。
小屋も閉まっているところが多いようです。
バスはどんどん高度を上げて行きます。
青いガードレールだけがよく目立ちました。

草原(2)

天気はあまりよくありません。
クサモミジが始まっていました。

トイレ

約50分で登山口に到着しました。
ガスで遠くがみえません。
奥にある建物はトイレです。


登山口

こんな案内板がありました。
峠まではずっと階段のようです。
ここは標高2240m、気温は5℃くらいでした。

登山道(1)

これから向かう登山道です。
ずっと階段が続いています。

現地ガイドの社長

現地のツアー会社の社長さんです。
今回は特別に参加してくれました。
なかなか衣装も決まっていました。
日本語は少し話せるようでした。


登山道(2)

身支度を整えてから出発しました。
もうシーズンオフらしく、他の登山者はいませんでした。

登山道(3)

最初はゆっくり歩きます。
女性で少し遅れる人がでてきました。
峠までは1本道ですから、慌てることはありません。


振り返ってみた階段

下を振り返ってみました。
登ってくる人は誰もいません。
シーズン中は観光客も峠まで登るようです。

展望台

展望台がありました。
ガスが晴れると少し山が見えてきました。
シャトルバスで登ってきた道路も見えます。

カゴ

こんな乗り物がありました。
歩きたくない人は有料で運んでくれるようです。


水タンク

右下をみると水を溜めるタンクがあります。
どこかで飲料水に使っているようです。
ガイドが「ここの水は美味しい」といっていました。
どこかで飲む機会があれば飲んでみたいと思いました。

朝鮮半島最高峰・長白山(その7)

2011-10-11 | 海外の旅
ロッジ

西坡山門(ソッパサンムン)のロッジに到着しました。
延吉(イエンジ)から約4時間のバスの旅でした。
ここは標高1300mのところです。
夕暮れになって、やや肌寒かったです。


ツキノワグマ(1)

荷物を部屋に置いてロッジの周りを散策してみました。
檻の中で熊が飼われていました。
胸に白い模様がみえます。
ツキノワグマです。

ツキノワグマ(2)

檻の上のほうをみるともう1頭いました。
山でこんなのに襲われたら、逃げることもできないと
思いました。

オヤマリンドウ

日本でみるオヤマリンドウより色が濃いような
気がしました。
花はあまり開かないようです。


マツヨイグサ

かなり花が大きく感じました。
萎むと色が赤くなります。
葉っぱにギザギザがあるのも特長です。

室内

ロッジという名前でしたが、立派な部屋でした。
シャワーも熱いお湯がでました。

料理(1)

夕食メニューです。
これは肉と野菜を炒めたものです。
青いピーマンはもの凄く辛いのもありました。
味はそれほど濃くありませんでした。


料理(2)

イカとブロッコリーの炒め物です。
これはかなり美味しかったです。

料理(3)

キクラゲやゼンマイなどの炒め物もありました。
他にもマスの刺身や餃子などもありました。


朝食

日本をでてから3日目の朝を迎えました。
これは朝食メニューです。
テーブルをグルグル廻しながら小皿に取って食べます。
朝からたくさんの料理がでて、食べ残しが多かったです。


長白山の入口

ロッジからバスで西坡(ソッパ)登山口まで移動です。
約30分くらいの乗車でした。
ここが長白山の登山口です。


標識

こんな標識がありました。
ここから少し歩くようです。


板の歩道

板でしっかり整備されていました。
落ち葉が濡れていて滑りやすかったです。
もう少し歩くとシャトルバスの乗り場に着きます。

朝鮮半島最高峰・長白山(その6)

2011-10-10 | 海外の旅
岩山

遠くに山が見えます。
岩山のようです。
中腹には柱状節理が確認できました。

トウモロコシ畑

このあたりにはトウモロコシ畑が多いです。
トウモロコシも主食になっているようでした。


タバコ畑

これはタバコ畑です。
タバコの花が咲いていました。

交通警察

交通警察と書いてあります。
左はハングル文字です。
必ず両方の文字が併記されているようです。


メインガイド

彼がメインガイドです。
虎林というそうです。
愛称「虎ちゃん」と呼ぶことにしました。
彼も日本で日本語を勉強したそうです。


田んぼ

黄色く色づいた田んぼが続きます。
そろそろ収穫のようでした。


リンゴナシ(1)

途中でバスが停車しました。
これはリンゴナシというそうです。
このあたりの名産だそうです。
昔、北朝鮮から野生のナシを持ってきて
リンゴの木に接木したそうです。

リンゴナシ(2)

見た目はリンゴの木とそっくりです。
これは1本の木にリンゴとリンゴナシが実っていました。


トウモロコシとリンゴナシ

トウモロコシは梅ちゃんからの差し入れです。
茹でてあり、なかなか粘りがあるトウモロコシでした。
リンゴは先ほどの農家の人が差し入れてくれました。
確かに味はリンゴとナシの中間の味でした。


トイレ

途中でトイレ休憩です。
この小屋がトイレです。
中は中国独特のトイレで仕切りがありません。
女性から「ひえ~!」という声が聞こえました。


バス

このバスで移動します。
40人くらい乗れる大型バスに10人しか乗っていません。
現地ガイドを入れても13人です。
現地ガイドはもう1人男性がいました。
彼は山岳ガイドのようでした。
あとでご紹介します。


朝鮮人参(1)

このトイレがあるところにはみやげ物屋がありました。
女性が数人いて盛んに買うよう勧めていました。


朝鮮人参(2)

こちらは少し加工してありました。
このまま食べてもよいそうです。
ちなみにボールに入ったもので¥15000くらいだ
そうです。
帰りにもまた寄るそうです。
買う気がないので、写真だけ撮りました。

朝鮮半島最高峰・長白山(その5)

2011-10-09 | 海外の旅
空の雲

空の雲がきれいでした。
上空はすっかり秋の気配でした。

機内のようす

機内のようすです。
通路を挟んで3列ずつの席でした。


機内食

機内食が配られました。
これは昼食になるようです。
メインは豚肉とホウレンソウでした
ご飯とかき混ぜて食べました。


フライトアテンダント

昔スチュワーデス、今はフライトアテンダントというそうです。
日本では客室乗務員と呼んでいるようです。
韓国の女性でしたが、なかなかきれいでした。


街と田んぼ

赤い屋根の街並みと広々とした田んぼが
見えてきました。
延吉はもうすぐのようです。

アパートとビニールハウス

少しずつ高度を下げています。
ビニールハウスは野菜でも作っているのでしょうか?
左下にはアパートも見えています。


着陸

いよいよ着陸です。
この瞬間が一番緊張します。
ゴツンと音がすると思わず心の中で拍手です。

空港内

延吉の空港内です。
これから荷物を受け取って外に出ます。
現地時間で12時30分でした。
外気温は20℃です。
まだTシャツ1枚で丁度よかったです。


延吉(イエンジ)空港

延吉空港です。
漢字とハングル文字で表記してありました。


アシスタントガイド

外に出たら、日本語のできるガイドが3人待っていました。
この女性はアシスタントです。
バスの中できれいな日本語で挨拶してくれました。
カメラを向けたら、ピースしてくれました。
これから帰るまでずっと一緒です。
愛称は「梅ちゃん」と呼んでいました。
名前が松梅というそうです。
日本語は日本で勉強したそうです。
東京の街もよく知っていました。


満州鉄道

バスで西坡山門(ソッパサンムン)に向かいます。
約4時間のバスの旅です。
この線路は満鉄時代のものだそうです。
日本人の手で造られて今でも現役で活躍している
ようです。


民家

家の瓦はみんな赤い色をしています。
このあたりは昔、満州と呼ばれていたそうです。
延吉には朝鮮族がたくさん住んでいます。
朝鮮族とは中国の55民族の一つだそうです。


朝鮮半島最高峰・長白山(その4)

2011-10-08 | 海外の旅
昨夜、長崎から帰ってきました。
「長崎くんち」は素晴らしいお祭りでした。


仁川空港(1)

ホテルからバスで仁川空港に着きました。
ここで韓国のガイドとはお別れです。
「韓国の山にもぜひきてください」と誘われました。
いつか改めて訪ねてみたいと思いました。
なかなか広々とした空港です。
帰りにもう1度寄る予定です。

搭乗ゲート

搭乗ゲートです。
ここから中国・杏林省の延吉(イエンジ)に入ります。
飛行時間は約2時間30分です。
成田から仁川にきたと同じ時間でした。


待合室

仁川空港の待合室です。
広々とした空間が広がっていました。


搭乗機

同じ大韓航空の飛行機です。
まだ搭乗まで時間があるので、空港内を散歩して
みました。


案内所

たくさんの搭乗口があります。
ところどころにこんな案内所がありました。
道に迷った時には便利だと思います。


空港内

通路の真ん中には「動く歩道」があります。
急ぐ時は両側を歩いたほうが速いようです。


仁川空港(2)

搭乗しました。
今回も窓側をゲットしました。
天気はよさそうです。


順番待ち(1)

前方にこれから飛び立つ飛行機が見えます。
次々に並んで管制塔からの指示を待っています。

順番待ち(2)

後ろにも並んでいました。
どのくらいの頻度で飛んでいるのかわかりませんが、
かなり短い時間で飛び立っているようでした。


滑走路

いよいよ飛び立ちます。
滑走路が真っすぐに伸びています。
このあと、エンジンを全開にして滑走しました。


空からみた仁川空港

あっという間に飛び立ちました。
空港が見る間に小さくなって行きます。
仁川空港は空からみてもなかなか立派な空港でした。




下をみると橋が霞んでみえます。
仁川空港は島の中にできた空港のようです。
2つの橋で結ばれていました。
中国はマイナス1時間の時差があります。
時計を1時間戻しました。


今日はこれから鎌倉街道を歩きます。
前回の終点の東武越生線・西大家駅から狭山市駅あたりまで
歩く予定です。
天気もよさそうなので、楽しんできます。

朝鮮半島最高峰・長白山(その3)

2011-10-05 | 海外の旅
夕食

全員揃ったところで夕食に行きました。
この日の夕食は旅行費用に含まれていません。
料理に2つの提案がありました。
費用は日本円で¥1000でよいそうです。
男性3名と大阪からきたという女性1名が加わって
合計4名で鍋料理の店に行きました。
ビールは2本飲めるそうです。
先ずは初顔合わせで乾杯しました。


青トウガラシ

このトウガラシは生のまま食べました。
かなり辛くて口の中が火事になりました。


鍋料理(1)

カムジャタンという鍋料理です。
ジャガイモが入っていました。


鍋料理(2)

肉はブタの背骨だそうです。
ざっくりとナタで割ったような姿でした。
なかなか美味しかったです。

鍋の仕上げ

最後にご飯を入れてチャーハン風にしました。
韓国の鍋は汁も無駄にしないそうです。
これを4人で食べてお腹一杯でした。
もっともビールが2本入っていました。

夜の街(1)

ホテルから鍋料理の店までは歩いて行きました。
外にでるとすっかり暗くなっていました。


夜の街(2)

この通りでテーブルをだして食事をしている人も
たくさんいました。
外で食べたほうが美味しく食べられるようです。


朝食メニュー

ホテルでの朝食です。
チャーハンが意外と美味しかったです。
スープは味噌スープでした。


韓国のホテル

右が宿泊したクィーンホテルです。
夜は暗くてよくわかりませんでした。
出発時間まで少しあります。
ホテルの周りを散歩してみました。

雲西駅

5分ほど歩いたところに立派な建物がありました。
雲西という駅だそうです。
ここから快速だとソウルまで50分くらいで行けるそうです。


羊肉食堂

ここは羊肉専門の食堂のようです。
私が初めて韓国に来た時にはハングル文字だけでした。
今ではこのように漢字や英語まで表記されているようです。
これならハングル文字が読めなくても迷うことは
なさそうです。

シーフードレストラン

シーフードレストランです。
刺身なども食べられるようです。
水槽の中にクロダイなどが泳いでいました。


朝の街

昨夜の通りです。
テーブルや椅子が畳まれていました。
日本の屋台とは少し違う感じでした。


夕食を食べた店

鍋料理を食べた店です。
昨夜は連れられるままに入りました。
韓国ではいろんな鍋料理があってそれぞれ料理に
よって美味しい店が違うそうです。
残りの女性は鶏鍋を食べたようです。


今日はこれから五島列島の山に登りに行きます。
2つの山に登って7日の夜帰る予定です。
この続きは8日から再開します。
なお、コメント欄は開けておきますが、お返事はできないと思います。
ご容赦ください。

朝鮮半島最高峰・長白山(その2)

2011-10-04 | 海外の旅
三浦半島と伊豆大島

飛び立ってしばらくすると左手に半島と島が
見えてきました。
どうやら、三浦半島と伊豆大島のようでした。


富士山(1)

やがて富士山が見えてきました。
雲が多くて全体は見えません。
この右側を通るようです。


富士山(2)

かなり近くなってきました。
少しズーミングしています。
もう夏の季節は終わってすっかり静かな山に
なったようです。

富士山と本栖湖

富士山を通り過ぎてから湖が見えました。
富士五湖の1つ、本栖湖のようです。
刻々と変化する空からの景色も楽しいものです。


機内食

機内食がでました。
「飲み物は?」と聞かれ「ビール」といったら、
韓国のビールを勧められました。
2本貰って飲み比べてみましたが、あまり変わりませんでした。

雲の上

海にでたようです。
雲ばかりで下は何も見えません。

韓国の島

島が見えました。
韓国の島のようです。


着陸(1)

着陸態勢に入りました。
グングンと高度を下げています。

着陸(2)

フラップを上げてブレーキをかけています。
韓国・仁川(インチョン)空港に無事到着しました。
成田を出発してから2時間30分でした。


管制塔

管制塔が見えます。
この管制塔は飛行場によっていろんな形をしています。
ここの管制塔はなかなかスッキリしたデザインでした。


仁川空港

韓国には2~3回きていますが、すべて金捕空港でした。
この仁川空港に降りるのは初めてです。
なかなかモダンな空港でした。


空港内

空港内はきれいでした。
荷物はザックだけです。
預けた荷物は中国に直行です。

コンビニ

セブンイレブンがありました。
特に買う物はありません。
品数は豊富でした。


ホテル

ホテルに入りました。
一晩泊まるだけです。
ここで福岡からくる男性を待ちました。
一番遅い到着です。

パソコンとテレビ

部屋にはパソコンが置いてありました。
検索して自分のブログを出してみましたが、写真だけで
文字がありません。
いろいろと試みてみたのですが、日本語変換ができませんでした。
韓国と日本の間には時差がありません。
NHK放送で相撲を放映していました。

◎今回の参加者は
大阪(関空)から4名、東京(成田)から3名、名古屋(中部)から1名、
福岡から1名の合計9名でした。
男女別では男性3名、女性6名です。
それぞれ単独参加者ばかりでした。
他にツアーリーダー(男性)が1人東京から参加していました。
大阪組が一番早く、それぞれ1時間ずつのズレがありました。
韓国のガイドは何度か空港とホテルを往復したようです。

朝鮮半島最高峰・長白山(その1)

2011-10-03 | 海外の旅
地図(1)

今回の山の位置を確認ください。
中国でも北のほうにある杏林省です。
緯度的には日本の北海道とほぼ同じところです。

地図(2)

中国と北朝鮮に隣接している山です。
古くから朝鮮民族と満州民族の聖山とされていました。



地図(3)

今回は1度韓国に入国し、そこから中国の延吉に
入りました。
飛行機の乗換えが不便で直接中国には入れませんでした。
預けた荷物は直接中国の延吉まで運んでくれるようです。


地図(4)

この山は両国で呼び名が異なり、中国側では長白山(ちょうはくさん)と
呼び、中国語でチャンバイシャン、朝鮮語でジャンペクサンと
呼ばれています。
韓国・北朝鮮側では白頭山(はくとうさん)と呼び、朝鮮語で
ペクトウサンと呼ばれています。
最高峰の将軍峰(チャングンボン)は標高2744m、北朝鮮側に位置しています。
頂上には天池(中国語でティエンチ、朝鮮語でチョンジ)と呼ばれる
美しいカルデラ湖があります。
今回はこの地図の中国側(左側)の尾根を歩きました。



荷物

私の荷物のすべてです。
ダッフルバッグには登山靴とストック、フリースなどの
防寒具や着替え、ザックには雨具や懐中電灯などの小物が
入っています。
液体物は検査が厳しいので、水は持って行きませんでした。
現地で調達できるようです。
ダッフルバッグが5キロ、ザックが4キロ合計9キロでした。
日本の山に行くよりずっと軽いです。
ダッフルバッグは受託荷物として預けました。


ゲート

成田空港の搭乗ゲートです。
出国手続きもスムーズに終わり、ゲートで出発を
待ちます。


搭乗機

韓国まで飛ぶ搭乗機です。
今回はすべて大韓航空を利用しました。


展望台

いよいよ出発です。
席はチェンジできるというので、通路側から
窓側に変更して貰いました。
翼のすぐ後ろの左側でした。
Narita Airport Terminal の文字の下は展望デッキに
なっているようです。
時間に余裕があればここから飛行機を眺めることもできます。


夏雲

他にもたくさんの飛行機がありました。
空には夏雲が広がっていました。
この日は暑かったのでTシャツ1枚だけでした。


機内のようす

機内のようすです。
座席は通路を挟んで3列ずつありました。
この日は混んでいなかったのか、隣の席は空席でした。


管制塔

左の高い塔が管制塔のようです。
ここからの指示で離着陸しています。
うっかりミスは許されません。

機影

飛び立ってまもなく田園風景がみえました。
自分が乗っている飛行機の影が映っています。
手を振ってみましたが、さすがに見えませんでした。

奥の細道・寺泊から出雲崎(最終回)

2011-10-02 | 街道歩き
妻入りの街並み

再び「妻入りの街」を歩きます。
建物の「妻側」に入口があるので「妻入り」と
呼ばれています。
建物は道路に沿って奥に長いので「ウナギの寝床」
などとも表現されるようです。

良寛堂

良寛さんの生家跡です。
海に面して小さな祠が建っています。

芭蕉の像

更に進むと左側に芭蕉の像がありました。
芭蕉はこのような姿で旅を続けたようです。

芭蕉の文

芭蕉が書いたという文章がありました。
この地で「荒海や・・・」という有名な句を
詠んだそうです。


芭蕉園

この芭蕉の像がある場所は「芭蕉園」と
呼ばれています。
アズマ屋があって休憩できるようになっています。

石段
この石段を登ると「妙福寺」というお寺があります。
長い石段ですが、とりあえず登ってみます。

日本海(1)

お寺の高台から眺めた景色です。
この奥に佐渡がみえるようです。
ここから芭蕉が例の俳句を詠んだようです。
この日は残念ながら佐渡はみえませんでした。

宿の跡地

芭蕉が泊まったという宿の跡地です。
今は民家が建っていました。

良寛記念館

妻入りの街から20分ほど歩いたところに
ありました。
良寛さんに関する資料が展示されているようです。
女性は入りましたが、男性はパスしました。

良寛と子供の像

すぐ近くに展望台がありました。
そこには子供達と遊ぶ良寛さんがいました。
やさしい顔をして話しかけています。

日本海(2)

この高台からも海が見えます。
ここからも佐渡が見えるそうです。
この日は生憎と見えませんでした。


稲の収穫

稲の収穫が始まっていました。
機械化されて随分楽になったようです。


出雲崎駅

JR出雲崎駅です。
この日の歩きは約20キロ、6時間くらいの歩きでした。
次回は糸魚川から親不知(おやしらず)あたりを
歩く予定です。

明日から「朝鮮半島最高峰・長白山」をご紹介します。


今日は地区の大運動会です。近隣11の自治会が集まる1年に1度のイベントです。
役員としてよい汗を流してきます。

奥の細道・寺泊から出雲崎(その2)

2011-10-01 | 街道歩き
これより出雲崎町

ここから出雲崎に入ります。
海側には歩道がないので、しばらくは山側を歩きます。


大きな滝

大きな滝がありました。
名前があるのかどうかわかりません。
そのまま海まで流れていました。


道路

今度は海側を歩きます。
海岸に沿って歩くのは気持よいものです。


ヤブツルアズキ

道端にたくさん咲いていました。
アズキの原種だそうです。
これを改良して現在のアズキができたそうです。
小さいですが、細長い鞘に入ったアズキができます。

北国街道

このあたりは北国(ほっこく)街道にもなって
いるようです。
こんな看板をみると嬉しくなります。

妻入りの街並み

妻入りの街並みに入りました。
「妻入り」の家が約4キロに渡って連なっているところです。


良寛さんの像

ここは石屋さんのようです。
良寛さんの像がたくさん並んでいました。


おけさの源流

「おけさの源流」とありました。
ここは「出雲崎おけさ」という民謡の里です。

説明文

こんな説明文がありました。
尼僧が袈裟を着て踊ったので「おけさ」となったとか・・・
おもしろい謂われです。
ちなみに佐渡おけさは熊本の「ハイヤ節」が原型だそうです。


いずもざき海遊広場

ここは「いずもざき海遊広場」というところです。
ここで昼食にしました。
寺泊の宿の近くにコンビニがありました。
この街道には1軒もないというので、おにぎりを
買ってきました。

白波

海に突き出た「フィッシングブリッジ」という橋がありました。
その橋にでて海を眺めました。
海底に岩があるところは白波が立っています。
水が透き通っていてきれいでした。


寺泊と弥彦山

少し遠くをズーミングしてみています。
白い建物が宿泊した寺泊の街、後ろに見える山が
弥彦山です。
日本海の青さが目に染みます。
しばらくぼんやりと眺めていました。


号 外

秋の味覚

昨日、ブログ友のpochikoさんから「秋の味覚」が届きました。
サツマイモの大きいのにビックリしています。
pochikoさん、どうもありがとうございました。