山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

五竜~鹿島槍(その7)

2010-08-11 | 北アルプス
残雪

登山道の脇にはまだこのように雪が残っています。
この雪はかなり締まっていますが、乗らないほうが無難です。
手前の解け具合からみて、小さな池になっているようでした。


ヤマハハコ

花の周囲の白い部分は総ホウと呼ばれ、葉っぱが変化したものです。
真ん中に黄色く見えるのが花ですが、あまり目立ちません。
全体を乾燥させてドライフラワーとしても楽しめます。


ミヤマホツツジ

この花には何度も会いました。
3枚の花弁が反り返り、花柱が大きく上に反っています。
この姿をみると何となく元気が貰えます。
標高が高いところでないと出会えない花です。


カンチコウゾリナ

漢字では寒地髪剃菜と書きます。
カンチとは寒いところ、コウゾリナとは花の後ろにたくさん毛が
生えていて髪でも剃れそうな花という意味です。
キク科の植物で別名:タカネコウゾリナとも呼ばれています。

遠景

下界はまったく見えません。
下からガスがどんどん湧いてきます。
まるで雲の上を歩いているようでした。



これから進む道

これから向かう登山道がよく見えます。
正面の山を登り返し、左のほうに進みます。
晴れていれば五竜岳がその雄大な姿を見せてくれる
ハズです。
生憎と濃いガスの中でした。


ウサギギク

まだ咲き出したばかりのようです。
全体が丸く整っているので、別名:キングルマとも
呼ばれています。
葉っぱがウサギの耳に似ているので、このような名前が
つきました。


ウサギギクの群生

群生するとこんな姿です。
下の葉っぱをよくみてください。
ウサギの耳に似ていると思いませんか?
花全体もかわいい姿です。


登山道(1)

ガスの中を進んでいきます。
今回のパーティーは男性5名、女性1名の6人パーティーです。
10年くらい前にこの遠見尾根を降りたことがあります。
その時は9月の中旬で紅葉がきれいでした。
たぶんこのあたりだったと思います。


エゾシオガマ

シオガマギクの仲間です。
花が横向きに咲くので、トモエシオガマと間違える人がいます。
トモエシオガマはもっと花びらが大きくピンク色をしています。
この花も群生しているとよく目立ちます。
北海道に多いとされていますが、本州の中部以北に自生しています。

タテヤマウツボグサ

ウツボグサの仲間でも特に花が大きく色も濃いムラサキを
しています。
この尾根の反対側にある八方尾根の上部から唐松岳にかけても
群生が見られます。
亜高山帯から高山帯に咲く花です。


雪渓

歩いている左手に大きな雪渓が見えます。
水が流れる音が大きく響いていました。
この雪渓は解けることもなくまた新しい雪が
積もるようです。
今年は例年になく他の山でも雪が多いそうです。

登山道(2)

いよいよこれからキツい登りです。
前のほうを3人の女性パーティーが歩いています。
同じ小屋に泊まるようです。
関西弁がにぎやかでした。

五竜~鹿島槍(その6)

2010-08-10 | 北アルプス
昨夜、無事に旅から帰ってきました。
ブログ再開します。

アカモノ(1)

休憩していたすぐ近くに咲いていました。
小さな壷状の花です。
淡いピンク色がきれいでした。

チングルマの花穂

ここでは花が終わって穂が出るところでした。
もうすぐすると穂が大きく伸びて風車のようになります。
その姿も見ることができるかも知れません。
花のあとの姿を見るのもなかなか楽しいものです。



キソチドリ

うっかりすると見逃してしまいそうな花です。
背丈は10cmくらいしかありません。
この花の姿を干潟で餌をついばむ千鳥に例えたようです。
これでも立派なランの仲間です。


アカモノ(2)

先ほどは1輪だけでしたが、よくみると群生している花が
ありました。
シラタマノキをシロモノというのに対してこちらを
アカモノといいます。
別名:イワハゼと呼んでいます。

ミヤマホツツジ

ホツツジは低いところに、ミヤマホツツジは標高が高いところに
咲いています。
3枚の花びらが反り返っているところは同じですが、花柱が
大きく上に反り返っています。
ツツジの仲間です。

ミヤマコゴメグサ

コゴメグサの高山種です。
標高がかなり高いところにも咲いています。
小さな花ですが、つい足が止まってしまいます。
黄色い斑点が特長です。



モミジカラマツ

葉っぱがモミジの葉に似ていて花をカラマツに
例えたようです。
白いオシベがよく目立ちます。
登山道の脇にたくさん咲いていました。


ベニバナイチゴ

前を歩いている仲間から「この花は?」と声がかかりました。
ベニバナイチゴです。
鮮やかな赤紫色をしています。
このイチゴは食べられます。
昔、アルペンルートの乗り物が混むのを嫌って
室堂から黒四ダムまで歩いたことがあります。
一ノ越から黒部湖までの下りでこのイチゴがたくさん
なっていました。
夢中になって摘んで食べた思い出があります。



雪渓

雪渓が出てきました。
雪渓の周囲には雪解けを待って咲く花があります。
サンカヨウなどが見られるのも雪渓の近くです。

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマが咲いていました。
春早い時期に咲く花です。
咲き始めは背丈が10cmくらいしかありません。
花が終わると茎がぐんぐん伸びて種ができます。
種のようすは前回ご紹介しました。



エンレイソウ

この花も雪解けを待って咲く花です。
大きな3枚の葉っぱの真ん中から小さな花を
咲かせます。
なかなか変わった姿の花でした。


ガスに覆われた山

これから向かう方向です。
ガスがかかっていてよくわかりません。
雨は何とか大丈夫のようです。


コイワカガミ

ここでは群生していました。
イワカガミの変種とされています。
イワカガミより標高が高いところに咲いていて
花の数も少ないとされています。
葉っぱに光沢があるので、カガミという名前がついて
います。
歩きながらたくさんの花に会いました。
まだまだ出会えそうです。





五竜~鹿島槍(その5)

2010-08-06 | 北アルプス
ショウジョウバカマ(実)

変わった姿の花です。
正確には花が終わったあとの姿です。
ショウジョウバカマは咲き始めは茎が短いです。
花が終わりの頃には茎がどんどん伸びて50cmくらいにも
なります。
種を少しでも遠くに飛ばそうとする智恵だそうです。
植物の中にはこのように賢い植物もいます。
あの花からは想像もできない姿でした。


コキンレイカ

きれいな色をしています。
小さな花の集合体です。
別名:ハクサンオミナエシと呼んでいます。
どちらかというと湿原が好きな花のようです。
かわいい女の子を連想させてくれる花でした。


中遠見

中遠見に到着しました。
このあたりからも晴れていれば五竜がみえるハズです。
残念ながら周囲はホワイトアウトでした。

ミヤマアキノキリンソウ

アキノキリンソウは低いところで咲いています。
これは比較的標高が高いところに咲きます。
花が茎の頂点に集まって咲くので、区別ができます。
この姿から別名:コガネバナとも呼ばれています。


登山道

なだらかな登山道です。
このあたりは秋の紅葉がきれいなところです。
正面に大きな山が見えるのですが、ご覧のようにガスの中です。
もう少し晴れて欲しかったです。



クロマメノキ

クロマメノキの実が熟していました。
ブルーベリーの原種といわれています。
夢中になって10個ほど摘んで口に入れました。
甘い香りが口いっぱいに漂いました。
こんなのがあるとなかなか足が前に進みません。
困ったものです。(笑)



ウラジロヨウラク

ヨウラクツツジの仲間です。
葉っぱの裏が細かい毛に覆われて白く見えます。
ヨウラクとは仏像などの天蓋にかけられる装飾具のことです。
花の姿がそれに似ているからのようです。
別名:ツリガネツツジとも呼ばれています。
花の最盛期は終わって残りの姿でした。


コイワカガミ(実)

コイワカガミの花後の姿です。
これが花だといってもよさそうです。
季節を変えて山に入るといろんな物が見えます。
こんな姿を見るのも楽しいものです。


オオカメノキ

これからこの実が真っ赤になります。
それと同時に葉っぱも赤く紅葉します。
丁度季節の変わり目のようでした。


コイワカガミ(花)

コイワカガミの花が咲いていました。
低いところに咲くイワカガミより花の数が少ないです。
花が終わると先ほどのように上を向くようです。
花は春先の雪解けと共に咲きだします。




ミツバオウレン

白く花びらのように見えるのはガク片です。
オシベに混じって黄色いのが花弁です。
すっかり退化してしまいました。
葉っぱは3枚に見えます。
やはり春先の花ですが、ここではまだ残っていました。


大遠見

大遠見に到着しました。
アルプス平から歩き出して3時間20分でした。
ここでランチです。
やっと半分きたようです。
これからまだまだ登ります。
気温は10℃前後で寒くはありませんでした。



明日から9日まで旅にでます。
この続きは10日から再開します
みなさんのところにもお伺いできないと思いますが、ご容赦ください。


五竜~鹿島槍(その4)

2010-08-05 | 北アルプス
タケシマラン

タケシマランがもう実をつけていました。
足元に咲く笹に似た葉っぱの花で上から見ただけでは
わかりません。
葉っぱを引っくり返すと花がわかります。
背を低くして下から撮りました。

ツルリンドウ

登山道の脇から顔を出していました。
これも小さい花なので、気がつかないで通り過ぎる人が
多いようです。
花が終わると赤い実をつけます。


ホツツジ

ホツツジは比較的低いところにあります。
花柱がまっすぐ伸びています。
標高が高いところに咲くミヤマホツツジは花柱が上に
反り返っています。
この先どこかで出会えると思います。
ツボミの淡いピンクがかわいいですね。


登山道

笹が茂った登山道が続きます。
山はまったく見えません。
土砂降りにならないだけでもよかったです。


ネバリノギラン

花の下を触ると粘りがあります。
花はこれ以上開きません。
葉っぱは細長く根生しています。
その中心から2~30cmくらい細長い茎を伸ばして
その先端にコメツブのような花をつけます。
秋になると葉っぱが黄色く紅葉します。

ヤマハハコ

山に咲くハハコグサという意味です。
花はかなり密集していて花びらに見えるものは総包片と呼ばれ
葉っぱが変化したものだそうです。
秋になるとこのままドライフラワーになります。


標識

こんな標識がありました。
時間をみてゴンドラの最終時間に間に合うよう
引き返しなさいということのようです。
栂池自然園の中にも同じような看板がありました。


ゴゼンタチバナ

まだたくさん咲いていました。
白く花びらのように見えるのはホウと呼ばれ、葉っぱが
変化したものです。
真ん中が花ですが、もう終わっていました。
もうすぐすると真っ赤な実がなります。
加賀の白山の御前峰で発見され、赤い実がカラタチバナに
似ているので、このような名前になりました。


マイヅルソウ

やはり小さな花です。
葉っぱがツルが舞ったように見えるので、このような
名前がつきました。
実は最初ウズラのタマゴのような色になり、しばらくすると
真っ赤になります。
群生する花です。

小遠見山

振り返って見ました。
この山は左側から登れます。
今回は巻いてきました。
なかなか姿のよい山です。


ダケカンバ

なかなか力強い姿です。
厳しい風雪に耐えて生きてきたようです。
こんな姿をみると元気が貰えます。
秋には葉っぱが黄色く紅葉します。



ナナカマドの紅葉

最初はヤマウルシかと思ったのですが、ヤマウルシの
葉っぱには鋸歯(縁のギザギザ)がありません。
少し気が早いナナカマドのようでした。
まだ夏だというのに一足早く紅葉してしまったようです。
周囲のカエデとの対比がおもしろかったです。
ゆるやかな登山道が続きます。





五竜~鹿島槍(その3)

2010-08-04 | 北アルプス
タムラソウ

花はアザミに似ていますが、葉っぱが違います。
まだ蕾ばかりで咲いている花はありませんでした。
以前、田村さんという人と登った時「私の花だ!」といって
喜んでいました。


コオニユリ(1)

オニユリより小さいので「コ」がつきました。
この時期草原などでもよく出会います。
水滴がたくさんついて涼しそうでした。


キバナカワラマツバ

4弁花の小さな花をたくさんつけます。
葉っぱが細かく裂けているので「マツバ」とつきました。
河原に多い花です。


ケルン

ケルンに着きました。
アルプス平を歩き出して20分くらいです。
この中に小さなお地蔵様が祀られています。
登山の安全を見守ってくれているようでした。



地蔵の頭

こんな標識がありました。
ここは「地蔵の頭」と呼ばれているところです。
晴れていれば白馬三山やこれから向かう五竜岳が見える
ところです。
この日は残念ながらガスの中でした。


オオバギボウシの群生

オオバギボウシがたくさん咲いていました。
茎は1m以上あります。
葉っぱも里で見るものよりかなり大きいです。


コオニユリ(2)

先ほどは1輪だけでしたが、ここでは2輪仲良く並んで
咲いていました。
花だけ見るとクルマユリによく似ていますが、葉っぱが違います。


ワレモコウ

この花を見ると夏の終わりを感じます。
漢字では「吾亦紅」と書きます。
誰かの歌で一躍有名になりました。

キンコウカ

尾瀬の湿原でよく見かけました。
金光花または金黄花と書きます。
群生しているとなかなかきれいです。


ミヤマママコナ

足元にたくさんでてきました。
やはり小さな花です。
カメラが嫌いなのか、なかなかうまく撮らせてくれません。
白い部分をご飯粒に見立てたようです。
標高が低いところにあるママコナとの違いは花の奥に
黄色い部分があるかないかです。
ミヤマママコナには黄色い部分があります。

コメツツジ

これも1度ご紹介しました。
白い小さな花をたくさんつけます。
白い花は雨に濡れると透き通ってガラス細工のように
なります。
中国の四姑嫁山ではムラサキ色の花をみました。


アカモノ

別名:イワハゼともいいます。
花が終わって赤い実をつけています。
シラタマノキを「シロモノ」と呼ぶので、それに対して
「アカモノ」と呼んでいます。
花もどこかで会えるかも知れません。
この実はもう少し熟すと食べられます。
この時期は場所によって花と実が楽しめるのが嬉しいです。

五竜~鹿島槍(その2)

2010-08-03 | 北アルプス
オオバギボウシ

たくさんの花をつけていました。
ガスが水滴になり、雨が降ったあとのように
なっています。
里でみるギボウシよりかなり葉っぱが大きいです。


アカバナシモツケソウ

シモツケソウの中でも特に色が濃いものを
このように呼んでいます。
伊吹山でもこの花が群生することで有名です。
このように群生すると見事です。

アサギリソウ

道の脇に植えられていました。
これは花を見るというより葉っぱを楽しむようです。
秋に黄色い花が咲きますが、あまり目立ちません。
名前に相応しい植物です。


シコタンソウ

花の時期が難しいのでなかなか出会えない花です。
花びらに赤と黄色の斑点があります。
岩場が好きな花です。
今回の山行ではたくさん会いました。
小さいですが、なかなかかわいい花です。


シロバナコマクサ
これもなかなか珍しい花です。
燕岳の周辺にもあるそうですが、まだ見たことが
ありません。
燕山荘のスタッフが大事に増やしているようです。
草津白根山でも見かけましたが、今年はダメでした。
水滴がついて花が重そうでした。

コマクサ

普通の色をしたコマクサです。
草津白根山でもたくさん見ましたが、色がもっと
濃いものが多かったです。
風に飛ばされないよう、しっかり根を張って生きています。


遊歩道

ここの植物園には遊歩道がしっかり整備されています。
季節に応じた花が楽しめます。
この部分はコマクサのエリアです。
左側を入ったところにヒマラヤの青いケシやスイスの
エーデルワイスがあります。
ヒマラヤの青いケシは遠くから咲いているのが見えましたが、
6月に四姑嫁山で見たものよりかなり背が高かったです。
高山植物はその環境にうまく対応して生きているようです。


アカバナシモツケソウ

足元に見て欲しいといわんばかりに顔を出していました。
花が開くとたくさんのオシベが飛び出してきます。
蕾が多いのでこれからが楽しみです。


遠望

下界を眺めて見ました。
厚い雲が垂れ込めています。
予報では長野県は晴れだったのですが、山のことでは
なかったようです。
気温は10℃くらいで歩くには丁度よかったです。

コメツツジ

白い小さな花をたくさん咲かせます。
ツツジの仲間では一番小さい花です。
これから先でも何度か出会えると思います。

ハッポウアザミ

アザミの仲間では花が大きいほうです。
八方尾根に多いので、このような名前がつきました。
花は下を向いて咲きます。
葉っぱの切れ込みも深いのが特長です。


ハクサンシャジン

ツリガネニンジンの高山種です。
加賀の白山に多いので、このような名前がついています。
花が茎の周囲に輪生するのが特長です。
蕾が小さい時は上を向いていますが、膨らんでくると
下を向くのがよくわかります。
晴れていれば白馬三山が眺められるのですが、この日は
雲が多く、遠くの山はまったく見えませんでした。


五竜~鹿島槍(その1)

2010-08-02 | 北アルプス
昨夜遅く北アルプスから無事に帰ってきました。
今日から山のようすや咲いていた花をご紹介します。

白馬五竜エスカルプラザ

7月29日、22:30新宿発の夜行バスで入りました。
翌7月30日朝6時頃のようすです。
ここは「白馬五竜エスカルプラザ」というところです。
ここで軽く朝食を済ませました。


テレキャビン乗り場への道

建物の2階から外にでるとテレキャビン乗り場があります。
ここからロープウェイに乗って「アルプス平」まで上ります。
山には雲がかかっているようです。


白馬五竜の花文字

花で「白馬五竜」と描いてあります。
冬はスキー場になるようです。


ラベンダー

ラベンダーが咲いていました。
これからまだまだ楽しめる花です。
時間が早いせいか観光客はいませんでした。

テレキャビン

昔一度乗ったことがありますが、その時と比べて
ゴンドラも大きくなったようです。
8分間の空中散歩です。


ゴンドラからの眺め

ゴンドラの中から下を見ました。
荷物の制限があり、10キロを越えると¥200の
荷物代がかかります。
私の荷物は9.75キロでした。


終点

あっという間に終点に着きました。
右側で降りて左側から乗ります。
帰りは別のところに降りるので、片道切符でした。


アルプス平

ここは標高1515mです。
朝早いせいもあるのか、空気がひんやりしていました。
ここから更にリフトに乗ることもできるのですが、
まだ営業前でした。

イブキジャコウソウ

外にでるといきなり足元に咲いていました。
甘い香りがする花です。
ここには植物園があり、たくさんの花が植えられているようです。

案内板

案内板がありました。
左下にはロックガーデンがあり、スイスやヒマラヤの花が植えられている
ようです。
「ヒマラヤの青いケシ」も咲いているそうです。
天気がよければ北アルプスの山々も眺められるようです。


ヤナギラン

高山で人気が高い花です。
南アルプスの夜叉神峠はこの花が群生することで有名です。
また静岡の山伏(やんぶし)にも群生しています。
荒川三山を歩いた帰りに見に行ったことがあります。

トリアシショウマ

穂先に小さな花がたくさん咲いています。
ヤマブキショウマにも似ていますが、葉っぱで区別すると
違いがよくわかります。
トリアシショウマの葉っぱの先端は細長く尾を引いています。
細い茎がトリの足のように見えるそうです。
ここにはたくさん咲いていました。