山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

五竜~鹿島槍(その10)

2010-08-15 | 北アルプス
分岐

分岐に到着しました。
ここは唐松岳と遠見尾根の合流点です。
五竜岳は右に進みます。


五竜山荘

五竜山荘が見えてきました。
12年前に唐松岳からここまできて台風に会い、
2連泊した思い出の小屋です。
9月の中旬で、休暇がなくなり遠見尾根を下って
帰りました。
紅葉がきれいだったことを覚えています。


雪渓

雪渓のすぐ上を通ります。
この小屋は雪渓の雪解け水を使っているようです。
細い水道パイプが見えます。


チシマギキョウ

チシマギキョウが群生していました。
岩の隙間からたくさん顔を出しています。
イワギキョウとの違いはガクが反り返らないことと
花びらに細かいヒゲがあることです。
また、花はいつも横向きに咲きます。
この日は約7時間の歩きでした。


夕食

小屋の夕食です。
カレーはお代わり自由です。
予約していたので、我々だけの個室が与えられました。


テント場

明け方激しい雨の音で目が醒めました。
外にでてみると幾らか小降りになっていました。
テントが幾つか張られています。
この奥に五竜岳がみえるハズです。
生憎、ガスの中で見えませんでした。


スタート

しばらく待ってみましたが天気は回復しそうもありません。
とりあえず、五竜岳まで行くことにしました。
ガスで視界は5mくらいです。

ペンキマーク(1)

岩にこんなマークが描かれています。
歩くルートを示しています。
ガスが濃い時などには心強い味方になります。


ペンキマーク(2)

丸いマークは「進んでもよい」という意味です。
但し、動く石に描かれたマークは動く場合が
あります。
ルートは自分の目で確認しながら歩く必要があります。


ペンキマーク(3)

岩場の登り口に多いマークです。
ペンキの色にはあまり関係ないようです。
ガスが濃い時には黄色がよく目立ちます。

登山道(1)

岩場の連続です。
雨が降っていると足元が滑りやすくなります。
3点確保で確実にホールドしながら登ります。


登山道(2)

雨はそれほどでもありませんでしたが、風が強いです。
稜線にでると下から吹き上げてきます。
このあたりは視界が3m以下でした。
頂上まではこのような岩場が続くようです。




先日、旅にでてから1週間が経ちました。
旅のようすをデジブックにまとめてみました。
お時間のある時にご覧ください。




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38 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最後のデジブックに寄せて。 (地理佐渡..)
2010-08-15 06:32:47
おはようございます。

あの頃は連日の晴天に弱っていたくらい
でした。故郷は遠きにありて..。
やはり海が間に入る分。距離の割に遠い
場所と感じさせるものと思います。
洋上から見た雲の下の島。撮影された時
も当方はあの中にいまして仕事をしてい
ました。心地よい出会いの余韻の中でで
す。
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五竜への登り (Kuro )
2010-08-15 07:05:09
ガスで何も見えませんね。
晴れていれば素晴らしい眺望なのですが。
これからが楽しみです。
佐渡、素晴らしい海景色ですね。
ふるさとが有る人が羨ましいです。
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五竜 (mcnj)
2010-08-15 07:37:58
さすがに、凄い登りですね。
山の姿から、険しい山だと分りますが。
何とか霧が無くなってくれればいいのですが。
残念ですね。
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懐かしい、言葉。 (ななごう)
2010-08-15 07:50:45
お早うございます。
写真を見て進むにつれて、結構ハードな山登りなんだなーと思いました。
長年の経験からルート決定されているんですね。
ガスの掛かった登山道に記された黄ペンキ、これは有難いものですね。

今日の記事の中に30年前に講習を受けた懐かしい言葉が出て来ました。
船倉への出入りには必ず3点確保で行う事。と厳しく教えられました。
今日も、有り難う御座いました。
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五竜 (だんだん)
2010-08-15 08:15:06
携帯からです。
山荘に着きましたね♪
只今七人で箱根です。
前のモカさんへのコメント見たら、箱根だったそうで。
今日は晴れで風があります。
すでに子守疲れのバアヤです(泣)
帰宅したら、まとめて拝見します!
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五竜山荘 (縄文人)
2010-08-15 08:27:45
お早う御座います。
けさYふがちかくによってきて五竜山荘の様子を拝見した。
このような食事が出るのだね・・・といいながら見た。

ちかじか出発するらしいです。
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佐渡島 (つちや)
2010-08-15 09:22:17
こんにちは。

私はデジブックの佐渡に魅かされました。
直江津港、こがね丸、テトラポットの海岸線、穂が出た田んぼ、ハザ木のあぜ道、そして小木港などなど。
昨年7月に帰省した、懐かしい古里の風景でした。
こがね丸の船内に「イルカのモニュメント」があります。
小生の古里、沢根出身の芸術家宮田宏平氏(現東京芸大学長)の作品です。
懐かしい古里の画像、有難うございました。
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山小屋の灯は~ (hirugao)
2010-08-15 09:36:31
山小屋さん   おはようございます

ガスって先が見えないときは足元が不安でした。
こんな言葉は何十年ぶりでしょうか。
山小屋も清潔になったようですね。
チシマギキョウの清楚な青が素敵ですね。

デジこれから拝見します。ブック
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故郷の風景 (あずき)
2010-08-15 10:23:02
デジブック拝見しました。
海が広くて空が青く稲穂も実る故郷
本当にいい景色ですね
山小屋さんの思い出もいっぱい詰まった
海岸綺麗な砂浜ですね 夕陽も綺麗です。


五竜山荘からの濡れた岩場大変~
慎重に登られてる後ろ姿を写せる山小屋さん
本当に健脚ですね
これからの道も楽しみです。
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Unknown (こなつ)
2010-08-15 11:05:58
険しい岩場を 進んで行かれたのですね。
すごい!

その岩場にしっかりと根ざした桔梗、たくましさ、健気さ、感じますよ。。
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