小屋の横を通ります。
軒下には長いツララができていました。
少し道を逸れて、ロックガーデンのルートに行ってみました。
誰かが歩いた踏み跡がありました。
ロックガーデンは谷になっているので、もっと雪が多いと思います。
この人も途中で引き返してきたようです。
来る時に反対側から途中まで歩いてみましたが、足跡はありませんでした。
同じ道を引き返しています。
このあたりにはブナの大木がたくさん残っています。
日差しを背中に受けています。
太陽が低くなると気温が下がってきます。
春の新緑が待ち遠しいところです。
杉林の中の登山道です。
これからしばらくは花粉症の人には辛い季節になります。
ロックガーデンとの分岐に到着しました。
小屋から約40分の歩きでした。
凍結時にはアイゼンが有効です。
冬山ではアイゼンとヘッドランプは必携です。
長尾平で休んでいると、賑やかな声がしました。
東京消防庁の消防士が30名ほど荒縄とスコップを持ってきていました。
隊長の「荒縄用意!」の号令で靴に荒縄を巻き付けています。
昔から靴に荒縄を巻いて滑り止めにしました。
近くにいた隊長に聞いたら、「これから雪上訓練をします。」とのことでした。
「ついでに大岳山までのルートを除雪してください」と話したら「それだけはご勘弁を・・・」
といって笑っていました。
※御岳山の宿坊も大雪で孤立し、自衛隊や消防士たちが延400人も出動して雪かきを
したそうです。
他にも奥多摩で孤立した集落が幾つかありました。
午後になると気温が下がって雪道も凍結してきます。
長尾平でアイゼンを外したので、慎重に歩きました。
マンサクが咲いていました。
春を告げる花です。
日の出山に行く方向に少し歩いてみました。
標識にはこんな注意書きが下がっていました。
※8日に仲間がこのルートを歩いたようです。
私は台湾に行っていたので、参加できませんでした。
9日の夜、成田に着いて携帯を見たら「無事に日の出山まで歩きました」との
メールが入っていました。
茅葺き屋根にも雪が残っています。
こんな掲示がありました。
ドウダンツツジの新芽です。
私にはツクシのように見えました。
日の出山がきれいに見えます。
ここから約40分くらいで登ることができます。
雪がある時はもう少しかかったのではないでしょうか?
もう少しでケーブルカーの駅に着きます。