山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

台湾の山旅(その6)

2014-03-22 | 海外の旅


ホテルを出発してから約1時間で登山口に着きました。
気温は9℃、湿度は99%です。
この日は陽明山の七星山(チーシンシャン)を登ります。
台北市の最高峰(標高1120m)の山です。




登山口にはビジターセンターがありました。
この中に入って身支度を整えました。
また雨具のお世話になります。



ビジターセンター内の注意書きです。
柱にはまだ新年の張り紙がありました。





雨の中を出発しました。
ちなみに登山口は標高830mです。
従って約290mの登りになります。




このあたりは火山地帯のようです。
硫黄ガスの匂いが漂ってきました。




視界はまったくありません。
聞こえるのは風の音だけです。



硫黄ガスが音を立てて噴出しています。
箱根の大涌谷のような感じのところでした。




注意書きです。
硫黄ガスは健康にもよくないので、あまり吸い込まないほうがよいです。




ここの登山道もよく整備されていました。
台湾の山は粘土質が多いので、石を敷かないと滑って歩けないそうです。




最初に出会った標識です。
登山口から少し下がっていました。



この奥からも硫黄ガスの匂いが漂ってきました。



いよいよ登りが始まります。



ここは「落石注意」の標識がありました。




前を歩いている女性は昨年の秋に行った「韓国の山」でもご一緒でした。
あの時もずっと雨の中の歩きで、黄金のススキはついに姿をみせてくれませんでした。




やっと30m登りました。




ここからも硫黄ガスが音を立てて吹き出していました。
晴れていればこのあたりの地形がよく眺められたことと思います。
暖かい台湾を期待していたのですが、まるで日本の梅雨のような天気でした。



※これから北八ヶ岳へスノートレッキングに出かけます。
今夜は小屋に泊まって、明日の夜に帰る予定です。
明日も予約投稿しておきますが、コメンとの返事はできません。
ご容赦ください。