山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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井の頭公園散策(その1)

2012-12-19 | 日常の出来事
12月11日、井の頭公園を訪ねました。

路傍の石

東京の三鷹駅からスタートしました。
最初に入ったのがここでした。
この黒い石は「路傍の石」だそうです。

説明文(1)

すぐ近くにこんな説明文がありました。
山本有三の小説「路傍の石」のモデルになった石です。


山本有三記念館の入口

山本有三記念館の入口です。
これから中に入ってみます。


建物

記念館は洋風の建物でした。
当時としては暖炉の煙突が珍しかったそうです。


説明文(2)

山本有三が実際に住んでいた建物です。
三鷹市の重要な文化財として保護されているようです。
まだ開館前だったので内部には入りませんでした。


玉川上水

下に見える川は玉川上水です。
この川に沿って遊歩道が設けられています。
カモが気持ちよさそうに泳いでいました。



ツタの紅葉

きれいに紅葉したツタが木に巻きついていました。


ツタウルシの紅葉

こちらはもっと葉っぱが大きいツタウルシです。
紅葉する葉っぱの中でも1番早く色付きます。


公園の入口

次に訪れたのが「井の頭自然文化園」でした。
この中には彫刻園と小さな動物園があります。


広い園内

広い園内です。
この日は平日のせいか、人影は少なかったです。


彫刻(1)

この彫刻園は「北村西望」氏の彫刻がたくさん展示して
あります。
最初に出迎えてくれた「将軍の孫」です。
軍靴を履いた3歳の長男がモデルだそうです。


彫刻(2)

「人類の危機」という名前がついていました。
地球の温暖化などを察していたようです。


彫刻(3)

室内に「平和記念像」がありました。
彼は昭和26年から29年にかけて平和記念像を制作し、
昭和30年に完成して長崎の平和公園で除幕式を行ったそうです。
実際にここのアトリエで制作し、幾つかに分割して現地に運び、
組み立てて完成したようです。
実際に長崎に行ってみたことがあります。
天を指した右手は原爆を水平に広げた左手は平和を祈っているそうです。


彫刻(4)

アトリエには実際に彫刻ができるまでの過程が
わかりやすく展示されていました。
手前の骨組みから奥の像ができるようです。



彫刻(5)

「乙姫様」という名前がついていました。
顔は典型的な日本人の女性の顔だと思いました。

他にもたくさんの彫刻が展示されています。
次の予定があるので、ご紹介はここまでとします。