山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

久住山(その3)

2011-05-21 | 九州の山
遠景

右に噴煙を上げている山が見えます。
硫黄山という山です。
地下から硫黄成分を吹き上げているそうです。
その奥が三俣山です。

由布岳

このあたりの山は火山活動で隆起した山のようです。
大きな木がありません。
遠くにうっすらと由布岳がみえます。
前日登った山がみえると感慨深いものがありました。


登山道(1)

ガレた登山道が続きます。
このくらいの岩場が一番歩きやすいです。
離れているように見えますが、すぐに追い付いてしまいます。

登ってきた方向

登ってきた方向を振り返ってみました。
左下に避難小屋とトイレがみえます。
いわゆる「久住分れ」といわれているところです。
奥に見える山が天狗ヶ城(1780m)です。

巻き道

岩崎さんは途中から右に行ってしまいました。
私が歩いているところが正規のルートです。
尾根を巻いてしまったようです。

分岐の標識

真っすぐ登ったところにこんな標識がありました。
ここで分岐になっているようです。
この標識を確認してから頂上に向かいました。

尾根ルート

この先でみんなと合流しました。
しっかりとロープが張ってあります。
ガスった時などはこのロープも有効だと思います。

展望(1)

なかなか雄大な景色です。
左に星生山が大きく見えます。
これだけの展望は滅多にないと思います。
汗もかかず、気持よく歩けました。

登山道(2)

頂上に向かって最後の登りです。
北アルプスにもこのような場所がたくさん
ありました。


久住山の頂上

頂上に到着しました。
標高1787mの山で、一等三角点がありました。
風がかなり強く吹いていました。
久住分れから約40分、登山口からは約3時間20分でした。
ここで記念撮影をして、しばらく展望を楽しみました。


展望(2)

不燃をあげているところが硫黄山、その右が三俣山です。
硫黄山の右下には北千里ヶ浜が広がっています。


下り

しばらく休憩してから、希望者だけ中岳に向かいました。
足に自信のない人はガイドと一緒に久住分れに
降りて坊がつるに向かいます。
いずれどこかで合流できると思います。

中岳への登り

1度鞍部に下りてから今度は中岳に向かって登り返します。
一番奥に見えるのが中岳の頂上です。
この位置から30分もあれば頂上に立てそうです。
時々、強い風が吹いてきました。
でも飛ばされるほどのことはありませんでした。


展望(3)

一番右奥が久住山の頂上です。
何人かの人影が見えます。
写真ではわかりませんが、かなり風が強く吹いています。
素晴らしい景観が広がっていました。


今日はこれから佐渡に行って杉の巨木を見てきます。
数年前から見つかっていたのですが、登山道が整備され今日から公開されるようになりました。
日帰りの予定ですが、帰りは夜遅くなるかも知れません。