カキツバタとキショウブが競演 長岡京の八条ケ池

2013-05-16 16:20:30 | 水 water
 まぶしい初夏の日差しに、紫と黄色のコントラストが鮮やかに映える。

 京都府長岡京市天神の八条ケ池で、カキツバタとキショウブが見ごろを迎え、訪れた人の目を楽しませている。

 市商工観光課によると、池にはカキツバタ約100株、キショウブ約300株が植えられており、市シルバー人材センターのスタッフが手入れをしている。気温が上がるにつれて次々と開花し、競い合うに水面を彩っている。

 乙訓消防組合の観測では、同市内の気温は13日午後3時すぎには29・8度にのぼった。

 通院途中に訪れた荻野千浪さん(87)=同市高台=は「ここを通るたびに楽しませてもらっている。これからはハスも咲きますね」と目を細めていた。

 見ごろは1週間から10日間ほど続く見通しという。

【 2013年05月14日 11時21分 】

からっキーにギネス認定証 キャラ140体一斉ダンスで

2013-05-16 16:16:37 | 士 cerebrity
 京都向日市激辛商店街のキャラクター「からっキー」がギネス認定を受けた。全国各地のゆるキャラ約140体が一斉にダンスを踊る企画に参加し、世界記録達成に一役買った。認定証がこのほど激辛商店街事務局に届き、同事務局は「向日市や激辛商店街をPRする良いきっかけにしたい」と喜んでいる。

 企画は、1月27日に長崎県佐世保市のハウステンボスで開かれた催し「全国ご当地キャラ大集合!」の一環として行われた。

 当初は一つの催しに最多のゆるキャラを集める企画だったが、東京で昨年記録された168体を超えるゆるキャラがそろわなかったため、「100体以上のマスコットが同じ振り付けのダンスを5分以上踊り続ける」ことに挑戦した。

 からっキーは、京都府京丹波町の「味夢くん」や熊本県の「くまモン」など各地のゆるキャラ140体とともに、ザ・ドリフターズの「ヒゲダンス」を踊った。

 公式認定員がチェックする中、動きづらい着ぐるみで軽快なリズムについていけなかったり、着ている人の体力がもたなかったりして失格者が相次ぎ、3回目の挑戦でようやく失格者5%以内という規定をクリアした。最終的には134体が息を合わせてダンスを踊ったことが、ギネス世界記録となった。

 からっキーは3回とも最後まで踊り抜き、4月末にギネスワールドレコーズ(本部・ロンドン)から認定証が届いた。認定証は向日市鶏冠井町の野村龍酒店に飾る予定で、激辛商店街事務局は「今後も他のゆるキャラと協力して地域活性化に努めたい」としている。

【 2013年05月14日 11時16分 】

かしわ餅作り、プロが伝授 長岡京で教室

2013-05-12 11:50:15 | 創 creation
京都府長岡京市天神の市立中央公民館で11日、「和菓子づくり教室」が開かれ、市民が職人の指導を受けて、かしわ餅やつばき餅などを作った。

 市内の和・洋菓子店やパン店でつくる長岡京市菓友会(西山喜久治会長)が、家庭で菓子作りを楽しんでもらえるようにと、毎年開いている。この日は同市長岡の和菓子店「菓子処 喜久春」の西山基文さん(33)が講師を務めた。

 教室には約30人が参加した。参加者はまず、西山さんが米粉と餅粉、上白糖、熱湯を混ぜ合わせ、かしわ餅の生地を作る様子を見学。道明寺粉やゆずジャムなどを使うつばき餅の生地の作り方も、実演を見て学んだ。

 参加者は、粒あんを小判形にのばした生地で丁寧に包み、その生地を蒸して冷ました後、カシワの葉を巻いてかしわ餅を完成させた。ピンク色のバラの形をした上生菓子も作った。

 親子で参加した第二大山崎小5年の湊小なみさん(11)=大山崎町円明寺=は「あんを包むのが少し難しかったけど、楽しかった。家でおいしいお茶と一緒に味わいたい」と笑顔を見せていた。

【 2013年05月12日 09時42分 】

児童虐待予防や災害対策重点に 長岡京民生児童委員協が総会

2013-05-12 11:48:20 | 政 governing
 京都府長岡京市の民生児童委員協議会の総会が10日、同市天神の市立中央公民館で開かれた。12月に改選期を控える中、活動強化につながる支援策を盛り込んだ事業計画を承認した。

 開会にあたり、山本弥生会長が「地域社会のつながりが薄れる中、民生委員は住民の安心や安全にかかわる活動も求められている」とあいさつし、きめ細かな対応を訴えた。

 事業計画では、重点目標に児童虐待の予防や災害に対する備えの強化などを掲げた。具体的な事業では、活動の参考となるような事例集の作成や一斉改選を受けた研修事業などに取り組む。

【 2013年05月11日 10時48分 】

化粧で気持ち前向きに 長岡京で資生堂が高齢者に講習

2013-05-12 11:46:30 | 商 trading
 高齢者を対象にした化粧教室が9日、京都府長岡京市奥海印寺の竹の里ホーム通所介護事業所で開かれた。お年寄りたちは、化粧品会社のスタッフの手ほどきで顔をきれいにメーキャップし、いきいきした表情を見せていた。

 化粧は高齢者の気持ちを明るくしたり、前向きにさせるなどの効用があるとされる。教室は化粧品最大手の資生堂が開き、デイサービスを利用している男女17人が体験した。

 参加者は乳液で肌の手入れやマッサージをした後、資生堂スタッフの実演にならい、自分でファンデーションやほお紅を塗り、口紅をさした。つやの増した肌やくっきりした顔立ちを鏡で確認すると顔をほころばせた。

 9月で100歳を迎える堀部多美さん=同市泉が丘=は「久しぶりに化粧してさっぱりしたし、きれいになった」と喜んでいた。

【 2013年05月10日 09時44分 】

「しろんちゃん」着ぐるみ完成 長岡京のゆるキャラ

2013-05-12 11:44:32 | 創 creation
 京都府長岡京市ならではのご当地グルメを提供するプロジェクト「白黒竹食街道」のシンボルキャラクター「しろんちゃん」の着ぐるみが、このほど完成した。「市の鳥」メジロのメスをモチーフにした愛らしい外見で、イベントなどに登場させ、活動の知名度向上に結びつける。

 白黒竹食街道は地元飲食店を中心としたグループが2011年に立ち上げた。同市特産のタケノコや竹炭を使った創作料理を各店で提供しており、市内外で開かれるイベントにも出店している。

 取り組みを広くPRする「ゆるキャラ」の人気投票を昨年度に行ったところ、ノミネートした10種類のうち亀岡市在住のイラストレーターふじもとめぐみさんの手がけたしろんちゃんが最多票を集め、採用が決まった。

 着ぐるみは京都府の商業団体向け補助金を活用して製作した。高さ165センチ、幅160センチのぽっちゃり体形で、頭部には白黒竹食街道の共通メニューである「ガラシャあんかけ焼きそば」と父親の「くろんパパ」を載せている。フリルのついたスカートもチャームポイントにしている。

 市商工観光課は「白黒竹食街道のメンバーが出店するイベントや市主催の行事に登場させ、盛り上げに一役買ってもらいたい」としている。

【 2013年05月09日 10時13分 】

燈心亭修理、写真で紹介 島本の資料館で企画展

2013-05-09 09:50:46 | 歴 history
 約20年ぶりに屋根を修理した大阪府島本町の水無瀬神宮境内にある国の重要文化財の茶室「燈心亭」について、島本町立歴史文化資料館(同町桜井1丁目)が、写真パネルでふき替え工事の様子などを伝える企画展を開催している。

 燈心亭は江戸時代初期に後水尾天皇が建てたとされている。寄せ棟造りのかやぶきで、桁行(けたゆき)7・6メートル、梁間(はりま)5・2メートル。1926年に文化財指定された。

 前回の修理は91年に行われた。時間が経過して屋根部分が腐食するなど老朽化が著しかったため、今回は昨年12月から今年3月末までの期間を工事にかけた。

 展示では、期間中に撮影した約1万枚の写真から約120枚を使用した。

 工事風景のほか、修理前と後の燈心亭や作業工程、1月にあった特別公開の様子を紹介したパネルが並んでいる。無料。問い合わせは島本町立歴史文化資料館TEL075(961)3411。

【 2013年05月08日 11時14分 】

子どもみこし、法被姿で練る 小倉神社の春祭り

2013-05-09 09:45:40 | 祭 carnival
 小倉神社(京都府大山崎町円明寺)の春祭りのみこし巡行が5日、大山崎町と長岡京市で行われた。初夏の陽気の中、子どもたちが元気な掛け声を上げながらみこしを引っ張り、地域を練り歩いた。

 同神社の春祭りは、五穀豊穣(ほうじょう)と氏子の無病息災を願う祭り。みこし巡行は、江戸時代に造られたという神社の右座みこしと左座みこし、太鼓をトラックに載せ、この日朝から夕方にかけて両市町の11地区を回った。

 長岡京市調子地区にある同神社御旅所では、安全祈願祭の後、神社のみこし2基が他地区に向けて出発。続いて、地元の子どもみこしが繰り出して調子地区を巡った。

 法被姿ではちまきを巻いた子ども約50人が「ワッショイ、ワッショイ」と威勢よく掛け声を上げ、きらびやかなみこしを引いて歩いた。楽しげに練り歩く子どもたちに、保護者や沿道の住民が声援を送ったり、写真を撮ったりしていた。

【 2013年05月06日 10時44分 】

間伐材を公共建築に活用 長岡京市、西山森林整備で

2013-05-09 09:42:12 | 木 plants
 長岡京市が、西山の森林整備で出た間伐材の活用に乗り出している。木材を収入源に成り立たせるための取り組みの一環で、これまでに市立保育所の内装材や市役所の部署名を示すプレートに取り入れた。今後もベンチや建材などへと利用拡大を図っていく考えだ。

 市内の西山は人工林が約120ヘクタール、雑木林が約500ヘクタールに上るが、木材価格の低迷やまきの利用減少で管理が困難になっている。

 市は市内産木材の需要を増やし、整備を担う森林組合の収入拡大に結びつける必要があると判断。2011年に公共建築物での木材利用を促進する基本方針を京都府内の市町村で初めて制定した。

 手始めとして、深田保育所(同市野添)の耐震化工事に伴い、西山で間伐したヒノキを内装材に利用した。ホールや保育室、職員室の壁に約1400枚の板材が張られ、樹木ならではのぬくもりで園児を包み込んでいる。

 このほかにも、市議会議場の看板や市役所の部署名プレート、市役所受け付けの腰板に用いた。今後は西山公園体育館(長法寺)のテーブルや椅子、八条ケ池水上橋(天神)のリニューアル、学校の室内材などへの利用を検討している。

 市農林振興課は「加工費や販売価格がどれくらいになるかを見極め、将来は森林組合が事業を行うための収入源に結びつけていきたい」としている。

【 2013年05月05日 11時19分 】

金の冠 稚児華やか 向日・石塔寺「花祭り」

2013-05-04 15:12:58 | 祭 carnival
 釈迦(しゃか)の誕生を祝う「花祭り」が3日、京都府向日市鶏冠井町の石塔寺で営まれた。華やかな衣装に身を包んだ稚児行列や京都府無形民俗文化財に指定されている「鶏冠井題目踊り」の奉納、笛の演奏などが繰り広げられた。

 稚児行列は、午前11時に石塔寺近くのスーパーを出発し、寺まで15分ほどをかけて西国街道の約500メートルを練り歩いた。

 武田幸弥住職(61)らが題目を唱えながらうちわ太鼓を鳴らし、幼児から小学生までの子どもたち20人がゆっくり進んだ。金の冠をかぶって華やかな衣装を身につけた稚児に、沿道の人たちが声援を送った。

 本堂の「鶏冠井題目踊り」では、地元住民でつくる保存会のメンバーが紺の着流し姿で扇やすげがさを用いて、独特の優雅なしぐさの舞を披露した。日蓮の孫弟子が鎌倉時代にこの地で布教し、日蓮・法華の教えに歓喜した村人たちが踊り出したという故事を伝えた。

 長野県在住で自然と調和した音楽活動に取り組む笛奏者森田梅泉さんも本堂で、フルートや笛を用いて優しい音色を奏でた。森田さんはこの後、市民会館(同市寺戸町)で市民グループが主催する演奏会に出演した。

【 2013年05月04日 09時28分 】

休日保育、12日から導入 レイモンド向日保育園

2013-05-04 15:11:09 | 創 creation
 京都府向日市森本町のレイモンド向日保育園は、7日から一時保育事業を、12日から休日保育事業を実施する。休日保育は市内の保育所・園では初めて。就労や傷病、看護などで子どもの保育が困難な家庭を支援する。

 休日保育は年末年始(12月30日~1月3日)を除く日曜・祝日の午前8時半~午後5時に行う。定員は1日につきおおむね10人で、4月1日時点で満2歳~就学前▽向日市に住所を有する▽同市内の認可保育所に入所している▽保護者のいずれもが就労などで休日に家庭で保育ができない-の全要件を満たす子どもを預かる。

 利用料は4月1日時点で2歳児3千円、3歳児以上2500円。おやつ代は100円。昼食は提供しない。

 初めて利用する際には同保育園と市子育て支援課に置いている書類の提出が必要で、事前に子どもと一緒に面接を行う。

 また、一時保育は平日午前8時半~午後4時、土曜午前8時半~正午に実施。保育料は1日につき1歳児2千円、2歳児1700円、3歳児以上1400円。保育料とは別に飲食物費300円が必要となる。

 レイモンド向日保育園は、市立第3保育所の閉園に伴い4月に開園した。両事業の問い合わせはレイモンド向日保育園TEL075(874)6083。

【 2013年05月03日 11時47分 】

「第二天神の杜」に医療福祉建築賞 長岡京の特養

2013-05-04 15:06:08 | 護 help
 京都府長岡京市奥海印寺の特別養護老人ホーム「第二天神の杜」は、医療福祉建築賞を受賞した。スタッフは「地域の人たちに支えられ、利用者の方が多様な生活スタイルを送っていることが評価され、励みになる」と話している。

 この賞は、日本医療福祉建築協会(東京都)が専門家の選考を経て、病院や福祉施設を対象に毎年贈っている。建築物としての質だけでなく、快適に過ごせるような運営面の評価も重視している。今回は全国で3件を選んだ。

 社会福祉法人「長岡京せいしん会」が運営する第二天神の杜は、個室で10人単位のユニット型ケアを取り入れている。施設配置などの面で「多様な生活スタイルを可能にする配慮がなされている」と評価された。運営面では外出などユニット単位できめ細かなイベントを催し、市民ボランティアが支える喫茶スペースを活用したり、地域へのきめ細かな情報発信などが認められた。

 五十棲恒治施設長(38)は「生活支援などソフト面も含めて総合的に評価されたことが何よりうれしい。家族やボランティア、地域のみなさんに感謝し、今まで以上にやってきた方向性を深めたい」と話している。

 今月1日に五十棲恒夫理事長ら法人関係者が長岡京市役所で、受賞を小田豊市長に報告した。

【 2013年05月03日 11時43分 】

薫風に仲良く、こいのぼり悠々 長岡京と大山崎

2013-05-04 15:02:17 | 祭 carnival
 京都府長岡京市下海印寺の小泉川にこいのぼりを掲げた竹竿(たけざお)13本が並び、風をはらんで気持ちよさそうに空を泳いでいる。

 3~5日に行われる小倉神社(大山崎町円明寺)の春の例大祭に合わせ、地元住民でつくる下海印寺氏子青年会が毎年掲げている。

 以前は500メートル下流の農地に設置していた。京都第二外環状道路(にそと)の建設地となったため、3年前に場所を移した。現在地はにそとからよく見えるが、来年は再び別の場所に変える予定という。氏子青年会の山本祐士会長(41)は「地元の子どもたちだけでなく、今年はにそとの利用者にも楽しんでもらいたい」と話している。

 大山崎町役場では、端午の節句に合わせて11本のこいのぼりを掲げた。

 季節を感じてもらおうと、2010年から町職員有志が続けている。こいのぼりは、町民から寄贈されたものを使っている。

 風を受けてひらひらと仲良く泳いでいるようで、役場を訪れた人や近くの大山崎小に通う児童たちが足を止めて見上げていた。7日まで。

【 2013年05月02日 09時56分 】

毎朝ラジオ体操で住民につながり 向日市の向日台団地

2013-05-04 03:00:14 | 会 party
 京都府向日市向日町の府営向日台団地で、住民たちがつながりを深める取り組みを展開している。高齢化が進む中、毎朝のラジオ体操などの取り組みを通じて顔なじみを増やし、困った時に支え助け合える関係の構築を目指す。

 午前7時前、同団地の住民たちが近くにある京都市西京区の広場に続々と集まってきた。「おはようございます」「今日は寒いなぁ」。雑談や世間話に花を咲かせた後、7時からみんなでラジオ体操を実施。音楽に合わせて、住民たちは体を伸ばしたり曲げたりし、笑顔を見せた。

 朝のラジオ体操は、向日台地区社会福祉協議会の呼び掛けで昨年夏に始めた。

 同団地ではこれまでから集会所で地域健康塾やサロンなどを開き、住民の健康づくりや関係づくりに取り組んできたが、男性の参加者が少ないのが悩みだった。短時間で簡単に参加できる取り組みを考え、なじみの深いラジオ体操を行うことにした。

 正月と雨の日を除いて毎日実施。多い日には40人ほどが集う。ラジオを置く台を作った高木省二さん(78)は「ラジオ体操は気軽にできるため、男性の参加が増えた」と話す。他の住民からも「気分が爽快になる」「一日を過ごすリズムができる」「雨が降ると残念」との声が上がる。

 向日台地区社協会長の原田弘勝さん(79)は「顔なじみでなかった住民が知り合いになったケースもある。しばらく顔を見せない人がいると『具合が悪いのか?』と互いに健康を気遣うようになった」と手応えを語る。

 また、4月14日には向日神社(向日市向日町)で観桜会を開催、住民たちが交流を深めた。

 同団地は1968年に建てられ、四国や九州、中国地方の出身者が多く入居した。多い時には約2600人が入居していたが、現在は15棟で約1150人が生活する。50%近くが65歳以上で高齢化が進んでいるという。

 原田さんは今秋、宇治市の西大久保団地や京田辺市の田辺団地といった府営団地の住民と「福祉サミット」を開く計画を進めている。「どこの団地も住民の高齢化が一番の課題になっている。知恵を出し合って解決策を探りたい」と話す。

【 2013年05月01日 11時27分 】

朝掘りタケノコ、300キロすぐ完売 向日で直売会

2013-05-04 02:57:39 | 木 plants
 地元産の朝掘りタケノコの直売会が29日、京都府向日市寺戸町のJA京都中央東向日支店駐車場であった。旬の味覚を楽しもうと、大勢の買い物客が訪れた。

 市農家組合長会が主催し、毎年開いている。市場価格よりも格安で販売しており、恒例となっている。

 会場には、販売開始となる午前10時の1時間以上前から行列ができた。農家11戸がこの日の朝に掘った新鮮なタケノコ約300キロが用意されたが、40分ほどで完売した。

 買い物客には、おいしく食べてもらおうと、乙訓都市農業振興協議会が作ったレシピが配られていた。購入した同市向日町の木村春巳さん(72)は「この地域のタケノコは、みずみずしくて香りが良くておいしい。フキと一緒に炊いて食べたい」と話していた。

【 2013年04月30日 10時31分 】