![](http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2018/01/20180130102311konsato.jpg)
ホタル合唱団は2000年に発足した。当時、小学生以下の子どもで構成した合唱団が結成20周年の記念コンサートを開き、保護者らも一緒に歌声を響かせた。それをきっかけに大人たちが「中学生以上になっても歌い続けられる合唱団を」と考え、記念の舞台で歌った「とべないホタル」から名前を取り、活動を始めた。
月に数回、市内のコミュニティーセンターなどに集まって練習しており、市民音楽祭や公民館の発表会に出場。日本歌声祭典にも予選から挑戦し、全国大会へ何度も駒を進めている。
発足当初は40人ほどいたが、年を重ねるにつれて子どもたちが大人になり、団を離れていった。現在は20~60代が在籍しているが、多くは50代以上。若者を中心に団員を募る狙いもあり、2度目のコンサートを企画した。
コンサートは2月4日午後2時から、島本町桜井3丁目の町ふれあいセンターで開く(参加協力券500円)。第1部は「僕ら色の青春を」で幕を開け、団の紹介を挟みながら「とべないホタル」などを披露。第2部では唱歌メドレー「ふるさとの四季」のほか、「翼をください」などを来場者と一緒に歌う。
向日市内で今月上旬にあった練習には11人が参加。台本を基に通し稽古を初めて行うなど約7時間、歌い込んだ。団長の宇城隆さん(64)=同市上植野町=は「市民会館が閉館中なので、やむを得ず島本町での開催にした。歌は、まだまだ未熟。もっと練習しなければいけない」と強調する。
【 2018年01月30日 10時40分 】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます