商店主や企業の経営者に認知症への理解を深めてもらおうと、京都府大山崎町地域包括支援センターと町内の特別養護老人ホームが7日に「認知症サポーター講座」を開く。自営業者向けの講座は初めてで「まず、苦労した経験などを語り合うことから始めたい」と準備を進めている。
同センターと、講座の会場となる同町円明寺の特養「洛和ヴィラ大山崎」が共催する。町内ではこれまで、認知症のお年寄りがコンビニで代金を払わず商品を開封したり、スーパーで要冷蔵の肉を手に取って常温の商品棚に戻したりする例があったという。
そこで両者は、商店主や企業の経営者と一緒に患者への接し方を考えようと講座を計画。町商工会を通じて商工業者約250人にチラシを郵送したほか、職員がスーパーや喫茶店などを訪ねて直接、参加を呼び掛けている。
講座は7日午後7時から。介護福祉士が認知症の症状や対応の留意点を話した後、参加者と語り合う。定員30人で先着順。無料。
町地域包括支援センターの社会福祉士、井上吉正さんは「患者さんと接して感じた悩みや不満も吐露しつつ、共に暮らせる町の在り方を考えていきたい」と話す。申し込みは6日までに同センターTEL075(952)6533へ。
【 2010年09月04日 11時19分 】 京都新聞
同センターと、講座の会場となる同町円明寺の特養「洛和ヴィラ大山崎」が共催する。町内ではこれまで、認知症のお年寄りがコンビニで代金を払わず商品を開封したり、スーパーで要冷蔵の肉を手に取って常温の商品棚に戻したりする例があったという。
そこで両者は、商店主や企業の経営者と一緒に患者への接し方を考えようと講座を計画。町商工会を通じて商工業者約250人にチラシを郵送したほか、職員がスーパーや喫茶店などを訪ねて直接、参加を呼び掛けている。
講座は7日午後7時から。介護福祉士が認知症の症状や対応の留意点を話した後、参加者と語り合う。定員30人で先着順。無料。
町地域包括支援センターの社会福祉士、井上吉正さんは「患者さんと接して感じた悩みや不満も吐露しつつ、共に暮らせる町の在り方を考えていきたい」と話す。申し込みは6日までに同センターTEL075(952)6533へ。
【 2010年09月04日 11時19分 】 京都新聞
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます