
池の上にせり出した枝に産み付けられた「モリアオガエル」の卵の塊
モリアオガエルはアオガエル科に属し、体長は5~9センチ。主に木の上で生活し、昆虫類やクモ類を捕食する。住環境の他に食環境もそろわないと生存できず生息域が減り、大阪府のレッドデータブックで「準絶滅危惧種」に指定されている。府内では万博公園と、高槻市や箕面市など北摂山系で確認されるのみという。
同公園では、1988年に近隣の摂陵中学校(当時)の生物クラブが校内でモリアオガエルの卵を孵化(ふか)させ、成体まで飼育した約250匹を園内の川に放流した。その後の放流はなく、昨年確認された約200匹の“祖先”とされている。
卵は雨の日に池にせり出した枝に産み付けられる。卵塊はクリーム色のメレンゲのような泡状で夏みかんほどの大きさ。泡の中でオタマジャクシとなり、数日後には水面にしずくのように落ちていく。
同公園には、オオタカも飛来し、「生き物たちにとってすみやすい環境ができてきている」と公園。“人類の進歩と調和”をテーマに華々しく開催された大阪万博の夢の跡は、調和の道を着実に歩んでいるようだ。
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