熱中症搬送、8月は前年比20人減 京都・乙訓2市1町

2014-09-04 17:48:01 | 護 help

 京都府の乙訓2市1町で8月に熱中症で救急搬送された人は13人で、猛暑が続いた昨年同月と比べて20人減だったことが、乙訓消防組合の調査で明らかになった。同組合は8月は雨天が多く、全体的に気温が低かったことが要因とみている。

 消防組合の調査によると、8月は熱中症の疑いで34人が救急搬送され、そのうち13人を医師が熱中症と判断した。

 年齢別では高齢者が8人と大半を占め、18~64歳が5人だった。症状別では3週間未満の短期入院が必要な中等症は5人で、通院のみの軽症は8人だった。

 場所は屋内が9人と屋外4人。時間別では午前6時~正午が3人、正午~午後6時は4人、午後6時~午前0時は6人だった。

  同組合が長岡京市の本部で計測している気象データによると、平均気温は今年8月が28・4度で、昨年8月よりも1度低かった。8月に35度を超える猛暑日 を記録したのは今年が8日で、昨年の19日と比べると大幅に減少した。雨が降ったのは、昨年より6日多い15日に上った。

 同組合予防課は「今年は台風などの影響で雨が多く、気温の上昇が抑えられた。熱中症への意識が高まり、みなさんが対策を講じているのも要因の一つでは」としている。

【 2014年09月04日 10時23分 】



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