ドッジボールをメジャー競技に 男子日本代表の笠松さん

2013-12-11 11:21:48 | イベント
 京都府大山崎町大山崎の大谷大2年笠松順さん(20)が、ドッジボール男子の日本代表に選ばれた。14、15両日に東京都内で開催される第1回アジアカップに出場し、アジアの強豪と競い合う。「日本が強いことを証明したい。まだまだマイナースポーツなので、普及させてメジャーにしたい」と意気込んでいる。

 笠松さんは兄の影響で、小学1年の時に同町のドッジボールチーム「ファルコンファイターズ」に入った。京都大会での優勝や全国大会への出場を経験している。

 中学、高校では野球に打ち込んだ。現在はシニアチームにあたる「ファルコンパパス」に所属、小学生のコーチも務める。

 プレースタイルについては「パスを受けてから投げるまでの速さに自信がある。一番の武器だと思っている」と自己分析する。また、投げるボールは最速100キロという。

 アジアカップは今年3月に日本、台湾、韓国、香港の協会で設立したアジアドッジボール連盟などが初めて主催する。日本代表は、これまで交流試合はあったが、初の国際的な公式戦となる。

 代表候補は日本ドッジボール協会が公募し、7~10月に選考を行った。男子は13歳以上が対象で、全国から約50人が参加した。

 代表の14人に選ばれた笠松さんについて、同協会は「技術以外にも、ドッジボールが好きで一生懸命に取り組んでいる姿勢が伝わる。日本を背負ってくれると期待できる人物」と理由を説明する。

 大会は東京都の新宿コズミックセンターで行われる。11月29日には町役場へ江下伝明町長を訪問し、優勝を誓った。笠松さんは「競技としてのドッジボールを知ってもらい、競技人口を増やしたい。小学生に目指してもらえるプレーヤーになりたい」と話している。

【 2013年12月11日 09時40分 】


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