巡回バス運行形態で意見交わす 京都・向日市公共交通会議

2015-10-02 12:59:47 | 民 people
 巡回バス導入を公約に掲げる安田守向日市長の就任後初めてとなる市地域公共交通会議が28日、京都府向日市寺戸町の市福祉会館で開かれ、新たな運行形態について委員が意見を交わした。

 市は運行形態の例として、老人福祉センターバスの利用とコミュニティーバス導入、事前予約制の「デマンド交通」の三つを紹介し、それぞれの利点と欠点を挙げた。

 委員からは「導入に時間がかからない老人福祉センターバスの活用がいい」「ほかの形態も模索すべきでは」などの声が上がった。同市の厳しい道路事情を挙げ「新停留所を設けることで余計に渋滞が起こるのは避けてほしい」と訴える委員もいた。

 安田市長は「買い物や市役所など市民が行きたい場所を考慮してルートを作り、なるべく早く走らせたい」と意気込みを見せた。

 このほか、市は3月にスタートしたバスの新路線で、新設された停留所の1便あたりの1日平均乗降客数が1・93人ではなく、3・85人だったと訂正した。

【 2015年09月29日 11時10分 】


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