
府は、身近な水道に理解を深めてもらおうと、府内3カ所の浄水場を毎年1カ所ずつ順番に公開している。2000年に稼働した乙訓浄水場は、耐震工事を行っていたため、公開は7年ぶり。この日は約500人が訪れた。
訪れた人は、薬品や砂などを使ってごみや汚れを取り除く沈殿池や急速ろ過池などを見学。インクラインの作業用トロッコに乗って、保津川から取水した水をくみ上げるために地下約80メートルに設置されたポンプについて、担当者から説明を受けた。
また水質実験のコーナーがあり、子どもたちがかび臭い水のにおいをかいだり、濁った水が特殊な砂を通ると浄化される様子を観察したりしていた。
祖父母と弟と参加した花山秀生君(7)=京都市北区=は「インクラインのトロッコが、ゆっくり進むジェットコースターみたいだった。ポンプのこともわかって楽しかった」と話していた。
【 2017年06月11日 11時52分 】
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