長岡中生演奏、福島の生徒が合唱 京都・長岡京でコンサート

2015-03-12 09:58:12 | 会 party
 東日本大震災の被災者の合唱活動を支える復興祈念コーラスコンサート「ハーモニー・フォー・ジャパン2015」が7日、京都府長岡京市天神4丁目の府長岡京記念文化会館で始まった。福島県の中学・高校の合唱団が、長岡中吹奏楽部の生徒たちの演奏とともに、復興への思いを込めた美しい歌声を響かせた。

 コンサートや合唱指導者の派遣などを通して被災地支援を行う一般社団法人「ハーモニー・フォー・ジャパン」が12年から毎年開催している。

 福島県から、農業高合同合唱団、南相馬市の小高中特設合唱部、大熊町の大熊中特設合唱部の3団体約100人を招待した。生徒たちは、関西から集まった公募合唱団と、長岡中吹奏楽部の演奏に合わせ、小高中の生徒や教諭がふるさとを思って作ったオリジナル曲「群青」を歌った。

 その後、英国の作曲家ジョン・ラター氏が被災地のために「震災で亡くなった人をいつまでも忘れない」というメッセージを込めて作曲した「永遠の花」を、主催団体の合唱団や管弦楽団の演奏に合わせて日本語で合唱。会場は大きな拍手に包まれた。

 8日も午前11時から開かれる。入場料は1500円。

【 2015年03月08日 10時14分 】


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