高齢者向けに無料で相続学習会 京都の診断士グループ活動

2018-04-22 07:27:02 | 会 party

 京都府乙訓地域のお年寄りらを対象とした相続の無料学習会を、専門の資格を持つ相続診断士のグループがボランティアで続けている。17日には向日 市内で開催し、10人が参加した。寸劇やクイズも取り入れて分かりやすく解説するのが特徴で、メンバーたちは「相続はあらかじめ関係者で話し合っておくこ とが大切。学習会が地域の人たちの交流にもつながればうれしい」と期待を寄せている。

 向日市内で不動産業を営む橋本裕介さん(42)と同 業で長岡京市在住の小林幸生さん(45)の2人が「専門知識を地域貢献に生かしたい」との思いから、同じく関西相続診断士会に所属する2人の協力を得て計 4人で活動を始めた。地元の社会福祉協議会などの支援を受け、これまでに昨年11月に長岡京市の調子公民館、今年3月に向日市の寺戸公民館で実施してき た。

 3回目となる17日は向日市寺戸町のグループホームてらどの交流室で実施した。メンバーたちは、相続税の仕組みや相続人の順位、財産 の範囲などをイラストやクイズ、葬儀をテーマにした寸劇などで解説し、「『相続』が『争族』になってしまってはいけない。もしもの時に備えしっかり準備し てほしい」とアドバイスした。参加者たちは、自分の家系図を書いて相続の割合などを確かめながら熱心に説明に聞き入っていた。

 橋本さんは「相続においては、節税よりももっと大事なことがあることを知ってほしい。今後も活動を続けていきたい」と話している。

【 2018年04月18日 11時50分 】


観音堂の仏20年ぶり一堂に 平等院で特別展「不動明王」

2018-04-15 09:59:04 | 会 party

 平等院(京都府宇治市宇治)の観音堂や不動信仰にまつわる特別展「不動明王-激動の時代を見守った仏」が13日、境内のミュージアム鳳翔館で始まった。修理を終えた不動三尊像をはじめ計20点を展示している。

  鎌倉前期に建てられた観音堂(重要文化財)は、老朽化で2014年に一般公開をやめ、翌年に宇治市指定文化財の不動三尊像を修繕した。その過程で、脇侍 (きょうじ)である二童子像の足ほぞから墨書が見つかり、正保3(1646)年に当代屈指の京仏師・吉野右京が制作したと判明した。

 右京は相国寺(京都市上京区)や龍安寺(右京区)などにも作品を残した仏師。

 このほか、持国天と多聞天が極彩色で立体的に描かれた観音堂厨子(ずし)扉絵や最勝院不動堂所在の不動三尊像、最勝院と浄土院伝来の大判古図なども並ぶ。

 鳳翔館には1999年に修理された観音堂本尊の十一面観音立像(重文)が常設展示されており、神居文彰住職は「観音堂の仏たちが20年ぶりに一堂に会することになり意義深い」と話している。6月29日まで。拝観料が必要。5月16日から一部、展示内容を替える。

【 2018年04月14日 13時17分 】


御茶師と大名家の関係紹介 京都・宇治で企画展

2018-03-12 14:20:25 | 会 party

 京都府宇治市宇治の市源氏物語ミュージアムでこのほど、企画展「お茶と名所と宇治と」が始まった。宇治の御茶師と大名家の親密さを示す書状のほか、茶販売の利権に関する江戸時代の史料などが並び、宇治茶の歴史を生々しく伝えている。

 宇治茶の魅力を伝えるキャンペーン「お茶の京都博」が2017年度に府南部で展開されているのに合わせ、同ミュージアムと市歴史資料館が合同で開催した。期間中に計43点が展示される。

 戦国大名の伊達政宗が御茶師の上林味卜(みぼく)に送った書状には「今年は自分が留守なので悪い茶を送るのだろう」との趣旨が記されている。同ミュージアムの坪内淳仁学芸員は「冗談めいた内容で、大名家と御茶師の距離が近さが感じられる」とする。

 宇治の御茶師は江戸時代、茶を納めている大名家の領地で茶販売の特権を握っていたが、財政難に伴う藩政改革で権利は入札で決まるようになった。展示品には、御茶師に代わって地元の商人が権利を得たと伝える書状があり、現代の行財政改革に似た構図を浮かび上がらせている。

 宇治川の氾濫で損害を受けた御茶師が、幕府から10年分の茶の料金を前借りするためにとりなしを願う文書もあり、厳しい台所事情がうかがえる。宇治の名所を描いた屏風(びょうぶ)や絵図も楽しめる。

 5月13日まで。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。3月24日と5月5日の午前10時半と午後1時半に学芸員による展示解説がある。各回先着30人。

【 2018年03月05日 19時10分 】


さをり織りや藍染めにぬくもり 京都、障害者の作品展

2018-03-05 08:48:24 | 会 party

 障害者の手作り作品を展示する「創XV えがおの手しごと展」が3日、京都府長岡京市開田3丁目の市立産業文化会館で始まった。さをり織りや藍染めなど、ぬくもりのある色合いやデザインの作品が並んでいる。

 社会福祉法人あらぐさ福祉会が運営する障害福祉センターあらぐさ(同市井ノ内)が、毎年この時期に催している。同センターを利用する約60人が手掛けた作品約2300点を出品した。

 今回は「アクセサリー」をテーマに、藍染めのヘアゴムや色とりどりのフェルトの原毛を丸めて作ったピアス、ビーズのネックレスなどを並べたコーナーを設けた。

 このほか、さをり織りのストールやかばん、クローバーやゴボウで染めたマスクや靴下、クッキー、パウンドケーキなどもあり、訪れた人が「器用に作ってある」「おしゃれね」と言いながら品定めしていた。

 5日まで。午前9時~午後5時(5日は午後3時)。入場無料。

【 2018年03月04日 11時05分 】


自慢のラン、輝き見て 京都・長岡京でサークル最後の発表会

2018-02-05 10:34:22 | 会 party
 ラン愛好家でつくる「西山らんサークル」の最後の発表会が3日から、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で始まる。10回目の節目でのファイナルで、丹精込め育てた自慢の鉢植えを紹介している。

 同サークルは2003年に結成。ラン研究家の黒崎良吉さん(87)=同市滝ノ町=の指導で活動してきた。サークルは今後も続けるが、発表会は高齢化とメンバー減少で負担が大きく、休会を決めた。

 出品するのはメンバー13人と講師の約300鉢。カトレアは直径20センチほどの紫やピンクなど大輪の花を咲かせ、コチョウランが厚みのある名前に由来した独特の白い花を開く。小さく細長い白い花を房のように咲かせたデンドロビュームもあり、会場は華やいだ雰囲気で花の香りが漂う。同サークルの森明会長(82)=同市城の里=は「残念ですが休会はやむを得ない。今後は要望があれば福祉や公共施設などで無理のない量を見てもらえるようにしたい」と話した。4日まで。入場無料。

【 2018年02月03日 12時37分 】

高齢化悩む合唱団、17年ぶり単独公演 京都・向日

2018-02-05 10:16:48 | 会 party
 京都府向日市民でつくる「ホタル合唱団」が来月、2度目の単独コンサートを開催する。発足2年目に開いて以来、17年ぶり。現在は指揮や伴奏者を含めて16人で活動しており、高齢化が悩みの一つ。団員は「久しぶりのコンサートで合唱団を多くの人に知ってもらい、新たな仲間を迎えたい」と意気込んでいる。

 ホタル合唱団は2000年に発足した。当時、小学生以下の子どもで構成した合唱団が結成20周年の記念コンサートを開き、保護者らも一緒に歌声を響かせた。それをきっかけに大人たちが「中学生以上になっても歌い続けられる合唱団を」と考え、記念の舞台で歌った「とべないホタル」から名前を取り、活動を始めた。

 月に数回、市内のコミュニティーセンターなどに集まって練習しており、市民音楽祭や公民館の発表会に出場。日本歌声祭典にも予選から挑戦し、全国大会へ何度も駒を進めている。

 発足当初は40人ほどいたが、年を重ねるにつれて子どもたちが大人になり、団を離れていった。現在は20~60代が在籍しているが、多くは50代以上。若者を中心に団員を募る狙いもあり、2度目のコンサートを企画した。

 コンサートは2月4日午後2時から、島本町桜井3丁目の町ふれあいセンターで開く(参加協力券500円)。第1部は「僕ら色の青春を」で幕を開け、団の紹介を挟みながら「とべないホタル」などを披露。第2部では唱歌メドレー「ふるさとの四季」のほか、「翼をください」などを来場者と一緒に歌う。

 向日市内で今月上旬にあった練習には11人が参加。台本を基に通し稽古を初めて行うなど約7時間、歌い込んだ。団長の宇城隆さん(64)=同市上植野町=は「市民会館が閉館中なので、やむを得ず島本町での開催にした。歌は、まだまだ未熟。もっと練習しなければいけない」と強調する。

【 2018年01月30日 10時40分 】

前川前文科次官が講演 京都・京田辺で2月

2018-01-22 14:45:56 | 会 party
 加計学園(岡山市)の獣医学部新設問題で「総理の意向」などと記された記録文書の存在を証言した前川喜平前文部科学事務次官の講演会が2月24日午後2時から、京都府京田辺市田辺の中央公民館で開かれる。

 市民団体「京田辺市民日本語読み書き教室」と「京都府に夜間中学をつくる会」が主催。前川前事務次官が「文科官僚として成し遂げたこと 成し遂げられなかったこと」と題し、加計学園問題や、夜間中学の現状や増設に向けての課題などについて話す。質疑応答も予定している。

 資料代500円。申し込み先着250人。京田辺市議の次田のり子事務所ファクス0774(63)6394かメールt.tsugita@i.softbank.jpで。

【 2018年01月22日 12時10分 】

地震から防災理解深め 京都・向日で研修会

2018-01-22 14:39:16 | 会 party
 「地震から学ぶ災害への備え」をテーマにした研修会が20日、京都府向日市福祉会館(同市寺戸町)で開かれた。参加した市民ら約50人が講義やグループワークを通して、地震にまつわる知識や地域防災への理解を深めた。

 市社会福祉協議会の主催。まず京都大防災研究所地震予知研究センターの片尾浩准教授が講演した。地震のメカニズムや近畿の活断層で今後地震が起こる確率に関する調査結果を説明。「決して京都で地震が起こらないわけではない。一人一人が想像力を働かせて備えることが大事」と話した。

 グループワークでは、自治会や自主防災会などで災害時の備えとして行っていることや、今後取り組みたいことについて話し合った。「普段から地域でラジオ体操や一斉清掃を行うなど、緊急時に隣近所で声かけできる体制づくりに力を入れる」との意見が聞かれた。一方で「居住者を把握したくても個人情報の問題があり難しい」といった課題も挙げられていた。

【 2018年01月21日 12時19分 】

闘莉王も快くサイン、市民がサンガ激励会 京都・城陽

2018-01-22 14:37:20 | 会 party
 来月25日に開幕戦を迎えるサッカーJ2京都サンガFCの激励会が18日夜、京都府城陽市寺田の文化パルク城陽で開かれた。選手やスタッフが勢ぞろいし、市民ら約170人が「今季こそJ1昇格を決めて」とエールを送った。

 サンガのホームタウンで、練習場のある同市が主催。選手たちは1人ずつ紹介を受けながら入場し、大きな拍手を浴びた。参加者は選手と歓談や写真撮影を楽しんだ。ユニホームなどが当たる抽選会もあり、盛り上がった。

 選手を代表してDF染谷悠太選手が「皆さんの気持ちに勝利で応え、たくさんの笑顔を届けたい」と述べ、就任2年目の布部陽功監督は「今年のスローガンは『団結心』。皆さんと心をつなぎ、戦いたい」と決意を語った。

 ホーム試合は欠かさず応援に行くという中村武司さん(69)須美子さん(63)夫妻=同市寺田=は「J1昇格へ若手が頑張ってくれるはず。勝ち続けて観客も増えてほしい」と期待した。

【 2018年01月20日 12時00分 】

「日本一早い」新茶、安田美沙子さんら堪能 京都・宇治

2018-01-09 10:18:44 | 会 party
 京都府宇治市宇治の福寿園宇治茶工房で5日、「日本一早い」と銘打った初もみ会があった。地元の関係者や著名人が、摘まれたばかりの新茶をもんだり、味わったりした。

 大手製茶会社の福寿園(木津川市山城町)が、新年の幸福を願い2008年から開催。茶葉は、福寿園CHA遊学パーク(同市相楽台)でこの日午前に初摘みしたかぶせ茶5キロを使った。

 工房では、宇治市の山本正市長や黄檗宗(大本山・万福寺)の近藤博道管長、平等院の神居文彰住職らが、福井正興社長と一緒に焙炉(ほいろ)で手もみした。

 仕上がった茶は、工房内の茶室で招待客約20人に振る舞われた。宇治市出身で、市観光大使を務める女優・タレントの安田美沙子さん(35)は「こういった場所でお茶をいただけると、宇治の人間で良かったと心から思います。緊張しましたが、とても光栄です」と話していた。

【 2018年01月06日 11時22分 】

全国の少年剣士、熱戦を展開 京都でフェンシング大会

2018-01-02 13:30:19 | 会 party
 「大山崎町天王山カップ少年少女フェンシング大会」がこのほど、京都府大山崎町円明寺の大山崎中で行われ、全国から集まった選手たちが真剣勝負を繰り広げた。

 昨年、主催する同町や実行委員会が「大山崎カップ」から大会名を変更した。町体育館の改修工事のため、今年は大山崎中で2日にわたって開催された。

 初日の小学生の部には、全国各地から236人が集結。学年別の6部門に分かれ、予選リーグを勝ち抜いた選手たちが決勝トーナメントに出場した。「頑張れ」「油断大敵」との声援を受け、剣先で相手をけん制しながら、素早い動きで突きを繰り出した。得点が入るとガッツポーズをしたり雄たけびを上げたりする選手もいた。

 大山崎町のチームで活動する飯村彩乃さん(12)=京都市右京区=は「騎士道の精神にのっとり、礼儀を忘れず戦う」と選手宣誓。試合前には「負けている時もあきらめずに粘って優勝を勝ち取りたい」と意気込んでいた。

【 2017年12月29日 20時10分 】

「公式ワナゲ」個人戦熱く 京都で大会

2017-12-18 11:00:12 | 会 party
 京都府長岡京市老人クラブ連合会はこのほど、ニュースポーツ「公式ワナゲ」第1回大会を同市長法寺の市多世代交流ふれあいセンターで開いた。70歳以上の男女計約90人が参加し、輪投げの腕を競いながら交流を深めた。

 ゴム製の輪9本を2メートル先にある台の棒(9本)に入れ、合計得点を競う。棒の下の数字が得点で、縦・横・斜め一列に輪が入ると得点が2倍になる。

 開会式で同連合会の太田雅通会長があいさつ。選手宣誓と試投式、準備体操に続いて個人戦の競技が始まった。参加者は狙いを定め、真剣な表情で輪を投げていた。同会事務局長の乕若(とらわか)哲夫さん(76)は「軽い運動ながら集中力、作戦、計算力が必要なゲーム。好評だったので今後も開催を検討したい」と話す。

【 2017年12月17日 11時13分 】

不登校解決向け発足1年 京都・乙訓の「親の会」

2017-12-18 10:41:35 | 会 party
 京都府向日市を拠点にしている「乙訓不登校を考える親の会『大地』」が、発足から1年を迎えた。子どもの不登校に悩む保護者が集い、専門家も交えて家庭や学校、親自身のことで意見を交換し、解決策を探りながら交流を深めている。

 大地は、子どもが不登校だった同市の保護者ら数人が昨年12月1日に設立。直前に大山崎町で心理臨床家の高垣忠一郎さんの講演を聞き、子どもに寄り添った教育の大切さを知り、不登校について親同士が向き合える場所を作ろうと考えたことが、大地を立ち上げるきっかけになった。

 現在の会員は9人で、毎月第3日曜の午前中に寺戸公民館(向日市寺戸町)で定例会を開いている。会員以外にも参加者はおり、毎回10人前後で子どもや家族の様子、抱えている不安や先生との関わり方などを話し合う。

 先月の定例会には乙訓地域や京都市から9人が参加。中高生は進路を決める時期とあって、保護者からは不登校に加え、受験勉強にも身が入らない状況を危ぶむ声が出た。サポーターとして大地に参加する精神保健福祉士の木下秀美さんは「何が何でも15歳の春に高校に行かなければならいことはない。本人のスイッチが入るのを待ってあげて」と助言していた。

 小学4年の長男が3カ月前から不登校になった京都市の女性は、友人の紹介で初めて大地の定例会に参加し「幅広い年代の不登校の状況が聞けた。悩んでいるのは私だけじゃないということも分かり安心感が持てた」と話す。

 大地の三浦千尋代表は「子どもが安心して生活できることが一番大切。そのために何が必要か、みんなで考えていきたい」と、今後の活動を見据える。

【 2017年12月12日 14時50分 】

勢い良く「コマ回し」児童が腕前競う 京都・長岡京で大会

2017-12-11 10:40:22 | 会 party
 昔遊びの腕前を競い合う「長岡京市小学生コマ回し大会」が9日、京都府長岡京市開田3丁目の産業文化会館で開かれた。市内の児童が、真剣な表情で熱戦を繰り広げた。

 同大会は伝承コマ回し保存会の主催。市内8小学校の放課後に行う「すくすく教室」で、こま回しに取り組む児童の成果発表の場として毎年開き、今回が6回目。今年は5小学校の28人が参加した。

 競技は長回しや初級、中級、上級、一般の各部で実施。児童は缶こまや木こまを勢いよく床で回したほか、手に乗せたり、ひもを使った技などで競った。長回しの部で優勝した長岡第五小2年の西條慶君(8)は「同タイム決戦はドキドキしたけど勝ててうれしい」と話した。

 このほかの各部優勝者は次のみなさん。

 初級=上松央(長岡第四小1年)▽中級=中野雄基(長岡第八小5年)▽一般=大塚悠仁(長岡第五小6年)

【 2017年12月10日 17時40分 】

二胡の美しい音色、来場者も体験 京都・向日でコンサート

2017-12-05 09:34:56 | 会 party
 中国の伝統楽器・二胡(にこ)のミニコンサートと体験会が29日、京都府向日市寺戸町の寺戸公民館で開かれた。二胡演奏家で府名誉友好大使の韓秋月さんが美しい音色を響かせ、来場者に弾き方を手ほどきした。

 国際理解講座として中央公民館が主催し、市民30人が来場した。韓さんは中国の古都・西安市出身で、二胡演奏を通じた日中友好促進のために関西各地で活動している。

 演奏会では、明るい曲調の中国民謡や流行歌を軽やかに奏でる一方、「荒城の月」で重厚なメロディーを漂わせ、計8曲を披露した。体験会では志願した来場者が舞台に上がった。最初は思うように音が出なかったが、韓さんから「腕の力を抜いて」とアドバイスを受けながら「きらきら星」を弾いていた。

 韓さんは日本語と中国語の違いにも触れ、「手紙」はトイレットペーパー、「娘」は母の意味になることなどを紹介した。

【 2017年11月30日 12時30分 】