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めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

八方尾根のお花畑/2015年7月27日

2015年07月31日 13時25分18秒 | 長野県の山

 八方尾根の花園 

 

    

2015年7月27日(月)

(7月26日 8:22am 立川駅発あずさ5号松本駅→大糸線→白馬駅→白馬ハイランドホテル泊

白馬駅に降り立つと ジリジリと焼けるような陽射しが 照りつける 

東京も暑い 白馬村も暑い ホテルのロビーでやっと一息

目の前に岩岳や八方尾根 後には白馬三山が聳え立つ )

 

ゴンドラリフトアダム→アルペンクワットリフト→

八方池→丸山手前→白馬ハイランドホテル温泉→猿倉泊

(小さい写真はクリックして見てネ

 

 

 

白馬三山 (八方尾根クワットリフトより)

 

五竜岳から鹿島槍ヶ岳方面

 

 7:50am ホテルの車でゴンドラリフトアダムまで送ってもらい

リフトを乗り継いで山頂に・・・ 

リフトの下は 手が届きそうな距離で

 今を盛りに咲き競う 花・花・花

思わず歓声を上げる あまりの美しさに息をのむ 

胸がいっぱいになり 涙があふれる・・・

北アルプスの山々の雪渓が白くかがやく

 

    

シモツケソウ・シラネニンジン・タカネイブキボウフウ・オオバギボウシ・クガイソウ・マツムシソウ

ニッコウキスゲ・タカネナデシコ・タテヤマウツボグサ・ウメバチソウ・カライトソウ・

イワギキョウ・エゾシオガマ・シャジンetc・・・

数えきれない花の種類・・・ 

唐松岳往復の予定が あまりに花が可憐で美しく シャッターを押し続けるうちに

時間が無くなり 丸山ケルン手前でUターン

 

 唐松岳方向から 不帰の嶮・Ⅲ・Ⅱ・Ⅰ 天狗の頭大下り 白馬鑓ヶ岳へ

ゆっくりと雲が流れ 八方の名峰が見えたり隠れたり・・・ 

 

    

威風堂々 天狗の頭

 

八方池 別天地の風と景色が広がる 

 

    

12月から5月まで深い雪に覆われ 時折スキー客も寄せ付けない程の

厳しい環境の下で 花達の芽はジッと夏を待ち いっせいに 斜面を花で埋め尽くす 

 

 

    

息をのむ自然の美に別れを告げ 16:00 猿倉行き最終便に乗る

 

明日はアルコの仲間達と 白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳を歩く

期待と不安が入り混じる・・・

 

 

 


パノラマロード縦走/燕岳・大天井岳・常念岳 2014年9月

2014年09月16日 10時45分13秒 | 長野県の山

燕岳2763mから大天井岳2922mへの 《北アルプスパノラマロード》 常念山脈に属す

 

     

小さい写真はクリックして大きくしてね 

 

2014年9月13日燕岳 14日大天井岳  15日常念岳をアルコ会員16名で縦走

6:30am昭島駅南口藤交通マイクロバス八王子IC→安曇野IC→中房温泉登山口→

燕岳→大天井岳→常念岳→一の沢→八王子IC→昭島駅南口

アルコメンバー10名 6名

      

9am天候の崩れの心配もなく 中房温泉登山口を燕山荘に向け出発 

今日から三日間beaリーダーの後ろを歩く

beaL 「ゆっくり ゆっくり行きますよ~」

二日目からはbeaL 「チンタラ チンタラ 行きますよ~チンタラの音が聞こえますよ~」

beaLは日本百名山全てを登り 現在200・300名山を踏破中

健脚のリーダーにとっては チンタラの音が聞こえるくらいユックリの歩み 

アルコメンバーは 事故を起こさぬよう慎重歩いて行く 

 

 

第一ベンチ 第二ベンチ 第三ベンチ 富士見ベンチと休憩をとり

北アルプス三大急登の一つ合戦尾根を登る(剣岳草月尾根・烏帽子岳ブナ尾根)

 

    

合戦尾根を登るアルコ隊

 

    

順調に高度をあげ 合戦小屋2350mに到着 

 

名物のスイカ 一切れ800円を NORICHANと半分づつ食べた

ミーハーも山登りの楽しみ・・・

 

    

2班リーダーのGOさんも8名のメンバーをヒッパッテ頑張る

 

燕山荘はもうすぐ      beaL

 

 

来ました  《念願の燕岳2763m》 苦しい甲斐あってこの景色がご褒美 

 

雲の間から槍ヶ岳がみえる

 

燕山荘1921年開業

     

夕食まで時間があるので 明日朝登る予定の燕岳山頂を往復する 

写真で見たイルカ岩やメガネ岩を目の前で見る

梓 林太郎の 《燕岳殺人の暦》 のストーリーを思い出す

 

 

燕山荘の夕食・・・心のこもった美味しい料理

オーナーの山の説明の後  ホルン演奏・・・大サービス

食堂は5回転の大盛況 布団一枚に二人寝る チャペほとんど眠れず

 

     

5:20am八ヶ岳方向からの日の出を見るため 山荘前は大混雑

モルゲンロードが見えるかな  槍ヶ岳方向から燕岳方向に移動する

 

6:30am いよいよ北アルプス表銀座縦走 beaL

燕岳から大天井岳を 《北アルプスパノラマロード》 と呼ぶ360度大パノラマ

槍ヶ岳を始め数々の名峰や 目を見張る雄大な地形を見ながら常念岳に向かう

 

チャペ 初霜

 

    

花が終わったコマクサの斜面を見ながら 

 

大天井岳直下の切通岩も慎重に通過

 

2班も難なく通過 離れてみたほうが怖いわ~

喜作新道を作った喜作さんのレリーフを見そこなった 

 

大天井岳を見上げるが見えない・・・

振り返ると 燕岳から歩いてきた稜線が続き感動・・・ よく歩いたわ すご~い 

 

    

 

大天井岳 1班集合 満足の笑顔写真     beaL 

大天井岳 2班集合  感激の笑顔写真

 

ここに立っていることがウソミタイ・・・ 

 

槍ヶ岳V字雪渓  左には穂高や涸沢カール 赤屋根の山小屋もみえる 

 

 

    

大天荘(1956年開業) 前で昼食後 常念岳に向かって

 

ライチョウには出会わなかったけど 猿軍団に遭遇

 

今夜の小屋 《常念小屋》に向かって 滑りやすいガレ場を下る 神経が疲れる~ 

 

今夜の宿 常念小屋(1919年開業)

ここも超満員 200名定員に500名位が宿泊

3階の屋根裏部屋に案内されるが 立って歩けない 

あちらにゴツン 忘れてまたゴツン 狭い敷布団一枚に二人で寝る

チャペ今夜もほとんど眠れず・・・

 

前常念岳2661m

5:00am朝食後 6:30分 登頂開始 

前常念の向こうに常念岳2857m頂上が有る

 

狭い山頂では記念写真を撮る渋滞が 

岩ごろごろの常念岳    beaL

 

 

アルコも槍ヶ岳をバックにハイ・チーズ     beaL

 

もう二度と登ることはないと思う   目に焼き付けて・・・

 

昨日歩いてきた燕岳・大天井岳から常念小屋まで続く稜線が見渡せ 感慨もひとしお 

 

    

 

常念乗越しで最後の記念写真   感動の日々 楽しかったね~

 

危険場所も 沢も無事通過して・・・

 

 

後ろ髪をひかれる思いで山々に別れを告げ 一の沢までなが~い下りにかかる

山行計画書に入れて下さるようお願いしたものの チャペ参加して完歩できるか

ずっと心配だったが beaLのゆっくり&チンタラ歩調のおかげで 

足つりの兆候もなく 無事帰ってきた

この三連休中(13・14・15)に北アルプスで遭難事故が18件有り

死者5名 行方不明1名が出ている 大天井岳に向かう途中

槍ヶ岳方面で ヘリコプターが旋回する音を聞きながらチャペ達は歩いた

南岳で滑落死亡事故

 

山で流す感動の涙と 事故で流す悲しみの涙は紙一重

これからもチンタラの音が聞こえるくらい ゆっくり 慎重に

一歩一歩を踏みしめて歩いて 素晴らしい景色を楽しみたい

beaLさま ご一緒下さったアルコの皆さまお世話になりました

う 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ニッコウキスゲを訪ねてin車山/2014・7・19

2014年07月22日 12時55分50秒 | 長野県の山

長い木道沿いの花を愛で 蝶々深山に向かうアルコ 

 

可憐に咲くニッコウキスゲ

 

新会員のポよよんさんに 地形の説明をする KAI-KUN L 

2014年7月19日(土) 時々

アルコメンバー18名9名    9名 

ニッコウキスゲ満開の車山高原&霧ヶ峰高原に行く

この頃の天気予報は 直前までよく変わり

リーダーは 実施か中止かを決断するのに神経がすり減る 

15時頃までは 何とかお天気も持ちそう・・・リーダー

 昭島駅南口6:30am→八王子IC→小淵沢IC→白樺湖→車山肩駐車場→

車山山頂→蝶々深山12:13→八島が原湿原2:20pm 

 

 

チャペが大昔訪れた時の車山は 一面にニッコウキスゲが咲き

霧に濡れた 可憐な姿に感動した記憶がある

その後 日本中で広がる鹿害により 花の姿がまったく見られなくなっていた

平成20年 防護柵によって守られた一定の場所では また黄色の花が風に揺れるようになった  

 

左手に八島が原湿原を望む 

 

平成11年 車山頂上に立地条件の良さから 《車山気象レーダー》 が設置された 

1925mの車山頂上から富士山・北アルプス・中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳・

浅間連峰・御嶽山・乗鞍岳・妙高山等360度見渡せる 

 

     

車山頂上に向かうアルコ1班

フウロ・ウスユキソウ・アザミ・イブキトラノオetc・・・

チャペ

 

風にそよぐイブキトラノオ 愛するタリー君に見せたら飛び跳ねて喜びそう・・・

 

車山頂上1925mで ハイ チーズ  サントさん

アレ3人居ないね~

あっと言う間に雲がかかり雨が降る  また直ぐに晴れるめまぐるしい

 

信州ビーナスライン

 美ヶ原~八島が原湿原~霧ヶ峰高原~車山高原~白樺湖~茅野を結び

時折々の美しい景観を楽しむ 

    

小さき写真はクリックしてね

      

GABIBO会長 「いい景色だね~」

 

蝶々深山で昼食 オニギリをほおばったら又雨が・・・

急いで雨具を着け下山 粘土質の下りはスベル~~~ 

 

 奥霧の小屋で雨具を脱ぎ 木道をとおって八島が原湿原に

 

1650m 約1万年もの歳月を経て形成された湿原   サントさん

500種以上の植物が 短期間に咲き乱れる

 

      

今度は全員そろって ハイ チーズ          サントさん

小淵沢ICから大門峠を通って 車山肩駐車場まで

ぐんぐん高度をあげて行くので 体調が悪いと高山病になることも・・・

早く元気になって良かったわね 付き添いの方もお疲れさまでございました

アルコのチームワーク  そして  や・さ・し・さ・・・

 

チャペ 車山駐車場で下車 

アルコの皆さんに手を振って 今夜の宿に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


貞逸際・白馬岳開山祭参加/2014年5月30日

2014年06月02日 11時13分17秒 | 長野県の山

 

 2014年5月30日(金) 

 平成26年5月31日

第48回 貞逸際・白馬岳開山祭

 白馬大雪渓記念トレッキング参加の為白馬入り 

 

    

京王高速バス 《新宿⇔白馬線》 中央道日野バス停8:33am→白馬町12:44pm

普段は乗用車で走行する中央道も 

一段高いバスの車窓からは 又違った風景が通り過ぎてゆく

定刻に白馬町に到着すると 大迫力の白馬連峰が迫ってくる 

岩岳スキー場・八方尾根スキー場・白馬五竜スキー場の位置関係も良くわかる

陽はジリジリ暑い 紫外線の強さを感じる

白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳・八方尾根・五竜岳などの名峰を眺めながら

白馬ハイランドホテルに到着 

 

12年前に 長野→新宿行高速バスの車中で 隣り合わせた少女は

今は二児の母になり 岩岳でペンション《くくる》を経営している 

袖触れ合った縁だね~  久々にお茶をして近況報告を・・・

 

 

ホテルのレストランから 刻々と変わっていく白馬連山を眺めながら

 

揚げたての山菜天婦羅を肴に 真澄や大雪渓で至福の時を

この盛り上がりに チャペの唇がオデムカエ 

  

     

     

目覚めれば ホテルの部屋からも 温泉からも目前に迫る雄大な景色 

小路を散策して マンホールの絵柄や道祖神 逆さ白馬を楽しむ

 

 

 


白馬岳開山祭・第48回貞逸際/2014年5月31日

2014年06月02日 10時52分06秒 | 長野県の山

平成26年5月31日

第48回貞逸際・白馬岳開山祭式典

白馬岳貞逸際記念バッジget 

今年はハクサンシャジンの花だそう 

松沢貞逸氏 山本旅館(現白馬館)の一人息子として生まれ

日本初の山小屋(現白馬山荘)を建設し 登山道の整備に尽力(37歳没)

こんな証明書を発行してくれるらしい 

 

オープニング アルプホルン演奏 8:40am

快晴の北アルプスに ホルンの音色が響きわたる 

 

   

白馬村をあげての盛大で厳かな開山式 

全国から約400名以上の参加者があり安全祈願を

 村長さん 警察署 消防署 白馬ガイド組合etc・・・

ホルンやコーラスのボランティア&カモシカも大歓迎 

 

コーラスの歌声に送られて出発  

8:10amホテルのバスで猿倉→安全祈願祭→大雪渓記念トレキング出発8:55

→大雪渓到着11:40→ランチタイム 12:15pm まで

記念撮影後下山→猿倉(山菜みそ汁と天ぷら振る舞い)

 

この季節にしては暑く 無風状態の中を

白馬ガイド組合所属の女性ガイドさんと 白馬大雪渓に向かう

鮮やかな緑の間に見える白馬岳 2932m

 

 

大迫力 わ~歓声が上がる

ガイドさんは山の話 花のこと 雪の状態など解説をしながらゆっくりと進む

 

小蓮華と人工の滝

NHKで2009年11月29日から2011年12月25日まで放送された

《坂の上の雲》 エンディングで放映された径は 白馬岳から小蓮華に続く美しい稜線

ガイドさんによれば 一度も山を歩いたことのない方にガイドをお願いされたとか・・・

チャペも一度は是非歩いてみたい

 

 

 

飴を配ったり点呼を取ったり忙しい

 

御殿場でアイゼンを付け雪渓を登る

 

雪渓を渡る爽やかな風に 疲れも吹き飛ぶよ

 

チャペバンザ~イ 白馬尻1560mで 

7月20日頃には白馬尻小屋が組み立てられる

     

 

今回のトレッキングに葉山から参加した素敵な山ガール

京王高速バスの中からご一緒しました

 今回白馬観光協会が募集した 12名限定の白馬三山縦走の先発隊が

雪渓の上部に豆粒のように確認される

30分の休憩でランチをすませ下山 

もうしばらくこの景色を楽しみたかったけど・・・

 

ホテルハイランドチーム集合写真

ホテルスタッフのちかさん・かよさんありがとうございました 

本日のガイド伊藤妙子さん お世話になりました 

 

 シラネアオイ ニリンソウ ムラサキヤシオツツジ ショウジョウバカマ

エンレイソウ サンカヨウ ナハシラネソウetc ・・・咲き乱れて

 

 

下山後 猿倉荘前で振る舞われたみそ汁やウドの天婦羅に舌鼓

今回の催しの企画を 立川駅構内で

白馬村の方々からパンフレットを渡されて知った

以前からスキーで時々訪れていた白馬村周辺を

春から秋にかけて散策をしたいと思っていたので

一人で参加してみた チャペの白馬村デビュー 

 

 

 

 

 


守屋山1650m/2014年4月6日

2014年04月07日 12時07分03秒 | 長野県の山

2014年4月6日(日) 

アルコ17名で 春雪の守屋山を楽しむ 

 

 

(小さい写真はクリックしてね) 

中央道八ヶ岳SS 昨夜から雪化粧 冬の厳しさは無く春の淡雪・・・

 

 昭島駅南口am 6:30→中央道八王子IC→諏訪IC→国道152→

杖突峠9:05→キャンプ場→守屋山東峰10:55→西峰11:25→

杖突峠pm1:50→諏訪温泉→昭島駅南口pm6:00

アルコメンバー9名    8名

今週は天気予報が 悪い方にくるくる変り リーダーは気を揉んで

出発まで 安らぐ日は無かったのでは・・・

それぞれがそれなりに 万全の支度をして守屋山に向かう

 

    

杖突峠で登山準備&ヤベッチ体操

 雪をかぶった太陽光発電のパネルが並ぶ脇を 守屋山を目指し一歩を刻むam9:05

 

    

リーダー「トレースが無かったらどうしよう・・・」の心配も無用

アルコの前には多くの登山者が登っていた

 

    

《ザゼンソウ群地コース》 の木道を進むが ザゼンソウの気配は全く無い

思いがけない春の雪・・・たのしい~

  

咲いていればこんな感じ

 

  

    

キャンプ場到着 (小さい写真はクリックしてね) 

雪の中に佇む東屋は 風情が有ってステキ

水分補給  アイゼンを着けて守屋山登山口の門をくぐる

 

 

 

    

雪は益々深くなるが 昨夜降り積もった軽いものなので 歩くのが楽しい

幾つかのアップ&ダウンを繰り返して

 

下を向いて歩いているので さほど感じなかったが

見下ろせば 結構急登        O-KEIリダー

 

 

東峰頂上にて 1631.2m

晴れていれば 北・中央・南アルプス連峰・八ヶ岳が見渡せたはず・・・

右端に諏訪湖が見える                       

祠の脇を通って西峰に向う ここから20分

 

 

 

西峰頂上にて 1650.3m

カメラマン 「そこの赤い洋服の方もっと笑って~」

アルコ 「ア ハハハ~」 バッチリ 皆良い笑顔

 

今日のリーダー「ヤレヤレ なんとか無事登れた 後はゆっくり降りて温泉だ~」

ともかくお弁当は美味しいね  

 

西峰のラビット小屋の中では 地元のおじさんがフキノトウの天婦羅を揚げていた

アルコモ ゴショウバンニ

チラチラ 軟らかな霰のような丸い粒が降ってくる

霧もかかってきた 風も急に冷たくなって 身体も冷えてきた

さあ~温泉だ 熱燗だ  

 

アイゼンを着けた靴の裏に 取っても取ってもすぐ着くばっこ O-KEIリダー

 

 

東京ではサクラが満開 途中の一宮御坂の桃は後数日で見頃かな・・・

諏訪地方のサクラは 未だ蕾がほんのりとピンク色に染まった程度

思いがけず美しい雪景色の中を 歩く事が出来チャペ大満足 

O-KEIリーダーさま 目まぐるしく変わる天気予報

本当にお疲れさまでございました ありがとうございました 

それにしてもバッコにはまいりましたね

バッコ=山形の方言で 靴や下駄の下に付く雪玉

 

 

 

 

 

 


八ヶ岳/根石岳2603m・硫黄岳2760m

2013年10月03日 14時53分57秒 | 長野県の山

2013年9月28日・29日(土・日)

八ヶ岳/硫黄岳山頂 北壁の爆裂火口 崩落が進む

 

 

 am 6:43 立川駅→甲府→茅野駅10:20→アルピコタクシー→夏沢鉱泉12:15   

      →オーレン小屋13:10→根石岳15:15→オーレン小屋泊

am 6:05オーレン小屋→硫黄岳 7:50→オーレン小屋→夏沢鉱泉から送迎→茅野駅11:35

アルコ参加者 15名  9名    6名

 

     

小さい写真はクリックして見てね 

茅野駅で チャーターしておいたタクシー4台に分乗し桜平まで向うが

蓼科三井の森を過ぎ しばらくすると 未舗装の道路になり

砂埃を巻上げながら 時々車のお腹もすりながら狭い道を進む

山の持ち主の私道を ご厚意で使用させて貰っている 

 

50分ほどで夏沢鉱泉に到着

 

夏沢鉱泉では クラブツーリズムの団体30数名と一緒になる 

思い思いの場所で昼食をとる 小屋の若いスタッフがキビキビ働いている

       

小屋の前庭からは 北アルプス槍ヶ岳・奥穂高等の峰々が 

はっきりと正面に見える 最高のロケーションでの昼食  

 

身支度を整え シラビソの林の中オーレン小屋に向かうが 

ツーリズムの団体さん達も 今日・明日アルコと同じ行程のようだ

 

明日登る硫黄岳の ゆったりした大きな頂上が ナナカマドの赤い実の向こうに見える

澄み切った秋の空・爽やかな微風 申し分ない登山日和

 

 

13:10 オーレン小屋に荷物を置き 身軽になって根石岳に・・・

 

色々なコースを辿って 根石岳・硫黄岳を往復する

同じ道を歩かない リーダーの工夫 

のんびりと根石岳に向うアルコ隊 

 

 根石岳頂上 わ~い わ~い 

東天狗岳・西天狗岳をバックに・・・ 

記念の1枚  

ちゃぺも記念の1枚  

明日登る硫黄岳の大きな山頂が まじかに見える 

 

 

 

   

清潔な部屋で ふかふかの布団&毛布&羽毛布団で最高の寝心地 

名物桜鍋と自家製の野菜 美味しい夕食にお酒もグイグイ・・・  

 

オーレン小屋の名前の由来は 小屋の回りに咲く可憐なオーレン草(薬草)

 

ミツバオーレン

シロバナオ-レン

am2:00 ソット布団を抜け出して テント場まで星を見に行く

澄み切った空に満天の星 山小屋泊まりの楽しみ・・・

 

  

am6:05 早めの朝食を済ませ ツーリズムより先に出発したいアルコ 

 

登りペースメーカートンコ柿さん 安定した速度で誰もバテナイ 

     

 

道はよく整備され歩きやすい 

 

 

何処までもつづく雲海 地平線でもなく 水平線でもなく 雲平線かしら 

 

 

 

横岳と赤岳 威風堂々

 

硫黄岳頂上にて 

 

左から横岳・赤岳・権現岳・阿弥陀岳の そうそうたる峰をバックに 記念の1枚 

 

立入り禁止区域ぎりぎりから見える富士山 この場所から 

崩落が広がる硫黄岳頂上 近い将来ここまで進めないかも・・・ 

 

  

 八ヶ岳は ここに限らず崩落が進んでいる  素晴らしい山容がこれ以上壊れないでと願う 

 

 

天候に恵まれた2日間の山行  至福の時間 

柚子リーダーさま ご一緒下さったアルコの皆さま 健康を取り戻した

チャペには自信のついた2日間でした ありがとうございました

 

夏山鉱泉まで下り オーレン小屋のスタッフに茅野駅まで送って頂く 

心のこもった料理  宿泊者達が山に出かけた後 屋根一面に布団を干し 

気持ちよく過ごせる努力 送迎のサービス

老舗山小屋のポリシーを感じる1日 お世話になりました

次回は是非キノコ鍋に合わせて出かけたい  

 

茅野駅コンコース 今日は特別屋台が出店 

ワミー 「どれもおいしそう・・・ 」 

 

 

 

 

 

 

 

 


水ノ塔山・東篭ノ塔山/2228m・池の平湿原 信州百名山

2013年07月09日 09時46分44秒 | 長野県の山

   三方ヶ峰のコマクサ  

高山植物の女王の気品を漂わせて

 

 2013年7月7日(日)

水ノ塔岳・東篭ノ塔岳・池の平湿原をめぐる

アルコメンバー18名

 10名   8名

昭島駅南口am6:30→入間IC→関越自動車道→上信越道→小諸IC

→チェリーパークライン→高峰高原2000m→水ノ塔山・篭ノ塔山・池の平湿原

→あぐりの湯→昭島駅南口pm7:30

 

関東地方 梅雨明け宣言がでて猛暑となる 

2000mから始まる 涼しい稜線歩きを期待して出かけるが

小諸ICからチェリーパークラインを登り始めた頃から

霧雨が マイクロバスのフロントガラスを曇らせる

それでも 高峰高原は雲の上かも・・・の期待をするが

雨は大粒になって落ちてくる

 

  

覚悟を決め レインウエアを着て ランプの宿高峰温泉前 登山口から出発をする

チャペ コマクサの花に心躍らせ カメラが出しやすいように

レインズボンの上にポンチョを着る  失敗の始まり・・・

 

アサマ2000スキー場のリフト頂上から

何時か登ってみたい山 として眺めていた

長野県東御市と 群馬県妻恋村の県境の山

夏は花の宝庫 

登り始めてからまもなく 風が強くなり

ポンチョは風船のように膨らみ バタバタと羽ばたく 

裾がめくれあがる ポンチョの両脇を ストックと一緒にしっかり掴み

バタバタは収まった

 

高度が上がると岩が大きくなって

岩を掴みながら登るが  ストック・ポンチョ・岩を同時に持つのは

かなり神経を使う

  

足元の花にも目を奪われる

が・・・ソレドコロデハナイ

 

滑りやすい足下に神経を集中して・・・ 

 

 

ゆっくり確実に歩を進めて 途中何度か休憩を挟む

見渡す限り乳白色の世界 (小さい写真はクリックして見てね)

 

咲き始めたばかりの アズマシャクナゲ 

 

 

 

水ノ塔山頂上にて 余裕の笑顔 

お約束の集合写真        O-KEI

 

 

マイズルソウの群生

小さなアップダウンをこなし 赤ゾレも順調に過ぎて東篭ノ塔山に向う

このアップダウンでも ポンチョはヤッカイモノニ・・・

大き目のザックを背負った 上からでも対応できるように

後がかなり長くなっている それを引きずる・・・ヨゴレル

 

群馬県側から吹き付ける 強風をまともに受けて赤ゾレを進むアルコ隊

 

東篭ノ塔山頂上   O-KEI 

 今にも吹き飛ばされそうな 強風に耐えポーズ

頂上での昼食をあきらめて 池の平湿原に下山をする

 

 池の平湿原に下りて来たアルコ

東屋で昼食   

ジッとしていると 冷えてくる 

  

 それぞれのお昼ご飯 (小さい写真はクリックして見てね)

 

チャペ待望のコマクサの咲く高山植物園に 

 

 

 

 

鏡池 雨は降り続く 

アヤメやレンゲツツジが いっそう色鮮やかに

 

忠治の隠れ岩広場 

アルコ女性陣の肌はますますシットリトシテ  チャペ失敗のポンチョ

 

ワミー率いるアルコ隊 2班 

   

 

   

強風の為ジットしていてくれない花達 ピンボケモアリ (クリックして見てね)

 

不思議な花の形状  ピンクと白のコントラスト  ソットうつむいて咲く姿 

風に揺れるさま 花を受け止めるように 葉が甘露を抱いて広がる (根は50~100cmにも)

 

広い礫地に群生している女王達

 

 

pm 2:15

ナグ 「う~ん ナルホド 何も見えないわ~・・・」

 

 

想定外の天候で 雨・霧・風の中の山行だったけど

濡れてイキイキとした  沢山の高山植物を堪能した

 

ノビネチドリ

 

GOさん&キョンキョンさんのツーショット 

霧の切れ間に チョットだけ小諸の街並みが 

 

アチコチニ ミニ花園が 

 

どこまでも優しい 

整備された木道・東御市のボランティアに護られた 草木1200種以上

貴重な自然が広がる池の平湿原

カンカン照りの日より 湿原らしい風情が味わえたのかも・・・

O-KEIリーダーさま 最後まで晴天でなかったことを

気にかけてくださいましたが 十分に楽しい山行でした

幻想的な霧  カツを入れてくれる岩場の雨 

ポンチョなど役に立たない強風 

条件が揃えば 低体温症になるかも知れない過程

全員無事下山して 楽しみながら廻った湿原

一つ一つが思い出に残る一日でした

あ・り・が・と・う 

 

 

 

 

 

 

 


御座山(オグラヤマ)/2112m

2012年10月02日 11時00分55秒 | 長野県の山

あと少し 御座山頂上 360度の大パノラマが待っている

 

2012年9月29日(土)時々

アルコメンバー  男性12名  女性 7名

昭島駅南口 am6:30 何時ものAI観光さんで元気に出発

台風17号・18号の影響が心配されるが

ともかく朝は晴れ 

八王子IC→須玉IC→小海→松原湖→南相木村

南相木村HPより

 

am10:00  ヤベッチ体操でストレッチし  栗生登山口に向かう  

 

足取りも軽くアルコは進む 

9月最後の土曜日だが まだまだ暑い 

栗生登山口駐車場で 今日のコース

をアーダコーダと確かめるメンバー 

 

万さんリーダー 「1時間歩いて10分休憩のペースでいきますよ~」

アルコ 「はーい」 まだ元気だもんね~

 

 

登りはじめたらず~っと登り・・・

チャペ 「ひぇ~」っと思っていた頃休憩!の声 天使声か 

不動の滝で頭を冷やす人  顔を洗う人 

 バナナを食べたり・・・ 思い思いに休憩

 

不動の滝を過ぎると 道も一層急登となり

九十九折の登山道で ぐんぐん高度をかせぐ 

鎖場のくさりと木の根につかまって 一気に登る 

鎖場の上に出ると 視界が開け 「わ~ぁ」と歓声が

 

せっかく登ってきたけど 今度は鎖を使って少し下る

慎重に 慎重に 

 

 一人ずつゆっくりね~

非難小屋を回り込めばもう頂上 

 

御座山の頂上から 浅間山・八ヶ岳・蓼科山・南アルプスが見渡せ

雲の無い日には北アルプスの山々までの 大パノラマを楽しむ事が出来る

 

「は~い キョンキョンさ~ん」 

「は~い チャペさ~ん」

 

ゆっくり景色を楽しんでいた方にお願いして ハイ チーズ

標高2000m以上なので 紅葉も期待していたけど

この暑さでは木の葉の色づきも かなり先になりそう・・・  

 

 13:40 御座山からの素晴らしい景色を瞼に焼き付けて

北相木村に下るが 倒木と苔で滑る急な下りは神経を酷使 

プルリンちゃん 「下ばっかり向いてないで ほら 周りを見て きれいでしょう」

木漏れ日をうけ苔が輝いている

 

 アルコ 「リーダー林道まで あとどれくらい歩きますか~疲れた~」

リーダー 「オレもこのルートは初めてだけど あと1時間くらいかな~」

アルコ 「・・・」

林道に出てホットするが

リーダー 「ここで気を抜くと危ないよ」

全員山口バス停上で お出迎えのAI観光バスに無事乗車

アルコ 「コンビニはどこかな~ 

今夜は中秋の名月だけど 台風が近付いているようす・・・  

万さんリーダーさま 素敵な山にご案内くださり有難うございました 

ご一緒くださったアルコの皆さま お世話になりました

お疲れさまでございました 

この程度の鎖場ならちゃぺも平気です 

今日は2ヶ月ぶりの山行で筋肉痛 


黒斑山 2404m / 蛇骨山 2366m

2012年06月25日 11時34分25秒 | 長野県の山

コイワカガミ

2012年6月24日(日) 時々 

アサマ2000へスキーに行く度に 目前に見える黒斑山(浅間山第一外輪山)に

いつか登りたいとの思いが ついに叶った  

アルコメンバー18名

 昭島駅AI観光で6:30出発  →関越道→上信越道→小諸IC →

チェリーパークライン→高峰高原9:20→黒斑山12:00→蛇骨岳→小諸あぐり温泉

 

 

車坂峠 AM9:20→表コース→トーミの頭→黒斑山→蛇骨岳→

トーミの頭→中コース→車坂峠 PM2:30

  

ビジターセンターの前には沢山の登山者とその車でごった返している 

アルコ 「え~こんなにいるの???そんなに人気があるの???」

MORISHITAさん 「わ~バス停めると来ないね~ ここで降りて下さい」

ミッキー・ウッズ L 「700台停められるって書いてあったけどな~」 

チャペ 「この下にもスキー場の駐車場がありますよ」

 

 A班・B班・C班にそれぞれ6名づつに別れ

各リーダーを決め チャペはA班

A班 柚子Lのもとヤベッチ体操のマネッコで身体をほぐし 

  表コースを行く団体さんの後に続き 歩き始める 

 

往きは表コース 帰りは中コースたどる

表コースのほうが見晴らしよく明るい(ちゃぺ感想)

 

こんなに大勢の人達と歩くのは 尾瀬以来かも・・・

 

歩き始めると すぐにコイワカガミ・イチゲ・アオノツガザクラなどなど

高山の花たちのお出迎え

もう少し夏が近付くと もっと花の数は増えるよ 

 

  

花博士 サンコウさん 花の名前教えて 

色鮮やかで可憐 でもしっかりと根を張って凛とした美しさをはなつ

箱庭のような庭園があちこちに・・・ 

チャペ 「ここに家建てたい  」

 

ハクサンイチゲ

 

 トーミの頭を通過する

霧でまわりは何も見えないが 足下に気をつけて進む 

 

登る人降りる人 互いに譲り合いながら通過する

霧が晴れた束の間 周りの景色を楽しむ  

写真を撮る 

 

下まで一気に崩れ落ちている   

 

12:00 黒斑山の頂上

広くない頂上は大混雑 それでもB班C班が確保してくれた

絶景ポイント(晴れていれば)で昼食にする 

快晴であれば 遠く谷川岳連峰・尾瀬・日光方面の山が見渡せるはずだけど・・・

正面に前掛山 その奥に浅間山が雲の間からチラッと見える

 

眼下はこんな景色

浅間山は2009年2月に噴火活動をして 未だに立ち入り禁止区域があるが

平成22年4月17日より前掛山まで立ち入りが解禁になり

頂上には 何人もの人が歩いているのだ  

 

アルコ 「晴れていればね~・・・それにしてもお弁当は美味しいね 

 

仙人岳方面を望む これから途中の蛇骨岳まで歩くよ 

 

  黒斑山集合 新会員さんもニッコリ  

 

A班 新会員さんと

C班 ハイ  チーズ 

 

 

 後に黒斑山 右手に浅間山を見ながら

足取り軽く蛇骨岳まで30分

 

振り返って今登った黒斑山をパチリ 

 

ツガザクラ が一面に咲いて・・・ニコニコしながら歩けるよ 

 

蛇骨岳 集合写真

蛇骨岳からは広々とした田園風景が見えました

ここにも続々と登山者が訪れ 交代で写真を撮り

殆どが来た道を引き返して行く

いつかこの先まで行ってみたいと思った 

 

黒斑山草すべり 

黒斑山は浅間山の東に開いた馬蹄形のカルデラで

カルデラ形になる以前は 2100mの富士山形の成層火山だと

 

トーミの頭

チャペ 「え~アンナトコロ人が歩いてるよ  すごいね~  」

柚子L 「僕らも歩いてきたよ あそこ歩いてきたんだよ 

チャペ 「そういえば 来るときは霧で何も見えなかったけど 右は崖だと思った所だったんだ 

シラヌガホトケ 

ヤッパリ晴れていればここから 北アルプスがミエルト・・・

 

梅雨の合間に訪れた 黒斑山と蛇骨岳

雨に降られることもなく 爽やかな風と 愛らしい花たち 

雄大な山の景色を十分堪能し

気心の知れた アルコの楽しい仲間と過ごした1日は

日頃の疲れを吹き飛ばしてくれた

心も身体も 元気で一週間過ごせる 

企画してくださったミッキーウッズさまに あ・り・が・と・う