私にとって、サングマ農園 タリズムDJ-28 オータムディライトは、水出しはフルーツの香りがしておいしかったけど、ストレートは渋みの強い普通っぽい紅茶だった。
それを書いたところ、「量と抽出時間を変えてみては?」というアドバイスをコメントで頂いた。
何よりコメントで書かれている紅茶の味がおいしそう!
とても同じ茶葉とは思えない。
私もドライフルーツのような紅茶を飲んでみたい!
そこで、、サングマ農園 タリズムDJ-28 オータムディライトを、茶葉6g、お湯300cc、蒸らし時間4分で入れてみた。
水は都内某所の水道水。
わくわくしながらできた紅茶を飲んでみた。
…渋みがやや強く、紅茶らしい香りはあるけど、期待したフルーツの香りがない。
どうしてーー??
飲めないとなると、余計に燃える。
うー、絶対に私にとってのベストな抽出条件を見つけるぞ!
手っ取り早くベストな抽出条件を見つけるには、テイスティング作業が必要になる。
紅茶のテイスティングといえば、リンアンで紹介されている同じポット3つとカップ9個を使うやり方や、プロのテイスターのようにテイスティングカップをずらっと並べる方法が有名(?)だと思う。
ただ、これらを私がやるにはいくつか難点がある。
・同じポットが3つもない。
・同じカップが9個もない。
・キッチンにポット3つとカップ9個も置くスペースがない。
・テイスティングカップは何十個も持っていない(所持しているのは5個)。
・茶葉に限りがあること。
そこで、持っている5個のテイスティングカップと限りある茶葉で、ベストな抽出条件を見つけるべく頑張ってみた。
まず、用意した道具はこんな感じ(写真の端が切れていますが、参考程度にということで)。
左半分がテイスティングカップのセット、右上左の黒いものが0.1g単位で計れるデジタルスケール、右上右の白いものがタニタのキッチンタイマー。
右下が紅茶のメモに使っているノート。
あと、写真には写っていないけど、コップ1杯の水(口の中をリセットするために飲むもの)と、メモリつきのお玉(お湯を量って入れるため)を使う。
次にあらかじめ茶葉を量っておき、ティスティングカップに入れておく。
今回は、お湯300ccで茶葉4g(ジークレフがよく推奨する入れ方)、お湯300ccで茶葉3g(リーフルがよく推奨する入れ方)、お湯300ccで茶葉6g(頂いたコメントで推奨されていた入れ方)の3通りで、抽出時間を5通り(←ティスティングカップの数)に変えていく。
最初は、お湯300ccで茶葉4g(テイスティングカップ用に分量は変更)の条件で入れた。
写真は茶葉をそれぞれのテイスティングカップに入れ、お湯が沸くのを待っているところ。
お湯が沸くと、お玉でお湯を量り、だーっとテイスティングカップに入れていく。
入れ終わるとキッチンタイマーを蒸らす最大時間(6分)にセットする。
写真は茶葉を蒸らしているところ。
残り時間2分で1つ目のカップに紅茶を注ぐ(蒸らし時間4分)。
ちなみに紅茶はきっちり注がないと、薄めに入ってしまうので注意。
飲んで味の判別がつける。
タイマーが残り時間1分30秒をさした所で、2つ目のカップに紅茶を注ぐ(蒸らし時間4分30秒)。
飲んで味の判別をつける。
これを5個のカップ全てに行う。
カップとカップの間は30秒だけど、30秒あれば紅茶をカップに注ぎ、味を見るくらいなら余裕でできた。
合間に味の大体の感じもノートに記した。
写真は、全てのカップに紅茶を注ぎ味見も一通り済んだところ。
これを、お湯300ccで茶葉3g、お湯300ccで茶葉6gの場合も同様に繰り返す。
それぞれの場合の味の感想は以下の通り。
【お湯300ccで茶葉4g】
蒸らし時間4分→6分で30秒おきに入れた。
どれも全体的にぼんやりした味で、これってオータムナル?状態。
渋みは蒸らし時間4分~4分30秒になるにつれて強く、5分→6分のものは渋みが消えている。
甘さは蒸らし時間4分→4分30秒になるにつれて強く、5分→6分のものは甘さが消えている。
木の実っぽいほっくりした味もあるが、これも蒸らし時間4分~4分30秒になるにつれて強く、5分→6分のものは消えている。
このお湯の分量と茶葉の場合、蒸らし時間は4分30秒がベストかな。
【お湯300ccで茶葉3g】
蒸らし時間4分→6分で30秒おきに入れた。
全体的に渋みが勝っており、甘みはほとんどなし。
蒸らし時間4分→6分になるにつれて渋みが強くなる。
ただ、フルーツのようなかすかな香りが、蒸らし時間5分30秒→6分のものにする。
このお湯の分量と茶葉の場合、蒸らし時間は5分30秒がベストかな。
(蒸らし時間6分の場合は、渋みが強くてちょっと飲みにくい)
【お湯300ccで茶葉6g】
蒸らし時間3分→4分30秒で30秒おきに入れた。
前2つの入れ方に比べて、明らかに風味がはっきりする。
蒸らし時間3分→3分30秒は、渋みと酸味とフルーツ系の香りががつんとする。
レーズン入りの食パンの耳によく似た味。
蒸らし時間4分→4分30秒は、渋みがなくなるが酸味や香りもすべて薄くなる。飲んでいて水っぽく感じた。
このお湯の分量と茶葉の場合、蒸らし時間は3分がベストかな。
蒸らし時間3分30秒は3分よりも渋みが抑え目で、飲みやすくはあるけど折角の風味も消えかかっている感じだった。
【結論】
入れた範囲の中では(and私にとって)、この紅茶はお湯300ccで茶葉6g、蒸らし時間は3分がベスト。
レーズン入りの食パンの耳みたいな味がおいしい。
ただ、どの抽出条件でも甘さはほとんど感じられなかった。
何かしらの条件が悪いのか、私が悪いのか、何にしても残念(コメントを下さった方、ありがとうございました)。
(この茶葉、ウバマニアさんの感想もいいんだよね)
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何よりコメントで書かれている紅茶の味がおいしそう!
とても同じ茶葉とは思えない。
私もドライフルーツのような紅茶を飲んでみたい!
そこで、、サングマ農園 タリズムDJ-28 オータムディライトを、茶葉6g、お湯300cc、蒸らし時間4分で入れてみた。
水は都内某所の水道水。
わくわくしながらできた紅茶を飲んでみた。
…渋みがやや強く、紅茶らしい香りはあるけど、期待したフルーツの香りがない。
どうしてーー??
飲めないとなると、余計に燃える。
うー、絶対に私にとってのベストな抽出条件を見つけるぞ!
手っ取り早くベストな抽出条件を見つけるには、テイスティング作業が必要になる。
紅茶のテイスティングといえば、リンアンで紹介されている同じポット3つとカップ9個を使うやり方や、プロのテイスターのようにテイスティングカップをずらっと並べる方法が有名(?)だと思う。
ただ、これらを私がやるにはいくつか難点がある。
・同じポットが3つもない。
・同じカップが9個もない。
・キッチンにポット3つとカップ9個も置くスペースがない。
・テイスティングカップは何十個も持っていない(所持しているのは5個)。
・茶葉に限りがあること。
そこで、持っている5個のテイスティングカップと限りある茶葉で、ベストな抽出条件を見つけるべく頑張ってみた。
まず、用意した道具はこんな感じ(写真の端が切れていますが、参考程度にということで)。
左半分がテイスティングカップのセット、右上左の黒いものが0.1g単位で計れるデジタルスケール、右上右の白いものがタニタのキッチンタイマー。
右下が紅茶のメモに使っているノート。
あと、写真には写っていないけど、コップ1杯の水(口の中をリセットするために飲むもの)と、メモリつきのお玉(お湯を量って入れるため)を使う。
次にあらかじめ茶葉を量っておき、ティスティングカップに入れておく。
今回は、お湯300ccで茶葉4g(ジークレフがよく推奨する入れ方)、お湯300ccで茶葉3g(リーフルがよく推奨する入れ方)、お湯300ccで茶葉6g(頂いたコメントで推奨されていた入れ方)の3通りで、抽出時間を5通り(←ティスティングカップの数)に変えていく。
最初は、お湯300ccで茶葉4g(テイスティングカップ用に分量は変更)の条件で入れた。
写真は茶葉をそれぞれのテイスティングカップに入れ、お湯が沸くのを待っているところ。
お湯が沸くと、お玉でお湯を量り、だーっとテイスティングカップに入れていく。
入れ終わるとキッチンタイマーを蒸らす最大時間(6分)にセットする。
写真は茶葉を蒸らしているところ。
残り時間2分で1つ目のカップに紅茶を注ぐ(蒸らし時間4分)。
ちなみに紅茶はきっちり注がないと、薄めに入ってしまうので注意。
飲んで味の判別がつける。
タイマーが残り時間1分30秒をさした所で、2つ目のカップに紅茶を注ぐ(蒸らし時間4分30秒)。
飲んで味の判別をつける。
これを5個のカップ全てに行う。
カップとカップの間は30秒だけど、30秒あれば紅茶をカップに注ぎ、味を見るくらいなら余裕でできた。
合間に味の大体の感じもノートに記した。
写真は、全てのカップに紅茶を注ぎ味見も一通り済んだところ。
これを、お湯300ccで茶葉3g、お湯300ccで茶葉6gの場合も同様に繰り返す。
それぞれの場合の味の感想は以下の通り。
【お湯300ccで茶葉4g】
蒸らし時間4分→6分で30秒おきに入れた。
どれも全体的にぼんやりした味で、これってオータムナル?状態。
渋みは蒸らし時間4分~4分30秒になるにつれて強く、5分→6分のものは渋みが消えている。
甘さは蒸らし時間4分→4分30秒になるにつれて強く、5分→6分のものは甘さが消えている。
木の実っぽいほっくりした味もあるが、これも蒸らし時間4分~4分30秒になるにつれて強く、5分→6分のものは消えている。
このお湯の分量と茶葉の場合、蒸らし時間は4分30秒がベストかな。
【お湯300ccで茶葉3g】
蒸らし時間4分→6分で30秒おきに入れた。
全体的に渋みが勝っており、甘みはほとんどなし。
蒸らし時間4分→6分になるにつれて渋みが強くなる。
ただ、フルーツのようなかすかな香りが、蒸らし時間5分30秒→6分のものにする。
このお湯の分量と茶葉の場合、蒸らし時間は5分30秒がベストかな。
(蒸らし時間6分の場合は、渋みが強くてちょっと飲みにくい)
【お湯300ccで茶葉6g】
蒸らし時間3分→4分30秒で30秒おきに入れた。
前2つの入れ方に比べて、明らかに風味がはっきりする。
蒸らし時間3分→3分30秒は、渋みと酸味とフルーツ系の香りががつんとする。
レーズン入りの食パンの耳によく似た味。
蒸らし時間4分→4分30秒は、渋みがなくなるが酸味や香りもすべて薄くなる。飲んでいて水っぽく感じた。
このお湯の分量と茶葉の場合、蒸らし時間は3分がベストかな。
蒸らし時間3分30秒は3分よりも渋みが抑え目で、飲みやすくはあるけど折角の風味も消えかかっている感じだった。
【結論】
入れた範囲の中では(and私にとって)、この紅茶はお湯300ccで茶葉6g、蒸らし時間は3分がベスト。
レーズン入りの食パンの耳みたいな味がおいしい。
ただ、どの抽出条件でも甘さはほとんど感じられなかった。
何かしらの条件が悪いのか、私が悪いのか、何にしても残念(コメントを下さった方、ありがとうございました)。
(この茶葉、ウバマニアさんの感想もいいんだよね)
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