11月5日放送のテレビ・スペシャルドラマ「氷の轍」(柴崎コウ)は良くできていた。
松本清張ばりの「昭和」を久しぶりに見た。
瀧本智行監督が「私たちの飢餓海峡をめざした」と言うのを知ってから、なお確信を深めた。
直木賞作家<桜木紫乃>はまったくの初めてで、映像と原作は違うだろうからと、
しばらく、原作にあたるのを躊躇していたが、
新作のハード・カバー本は、高田馬場の大型書店で平積み2列、売れている様子。
文庫も5,6冊買って、
まずは「凍原」から、
舞台の釧路周辺は、何回か白鳥を求めてドライブしていたあたり、
それでも、鮮やかで生々しい描写を読むと、極寒の時期にまた行きたくなる。
「氷の轍」をついに読む。
「東京の11月の雪」に閉じ込められて読書の加速も上がった。
~短編「水平線」「ホテルローヤル」の表題作を読み込んで、<桜木紫乃>にひたる。
硬質な文章でここまで艶を出せる女流は、いままでいただろうか。
「起終点駅・ターミナル」はDVD(佐藤浩市、本田翼)から、
少しまどろっこしい、すぐに原作にあたった。
初期の作品にさかのぼって作者の原風景にふれた感じだった。
≪MEMO≫
「マルガリータのつぶやき」 過去ブログから
2010'12'12「釧路川紀行より」
2012'12'1「十勝川、オオワシ、オジロワシ
2014'9'19 「釧路空港~タンチョウ園
松本清張ばりの「昭和」を久しぶりに見た。
瀧本智行監督が「私たちの飢餓海峡をめざした」と言うのを知ってから、なお確信を深めた。
直木賞作家<桜木紫乃>はまったくの初めてで、映像と原作は違うだろうからと、
しばらく、原作にあたるのを躊躇していたが、
新作のハード・カバー本は、高田馬場の大型書店で平積み2列、売れている様子。
文庫も5,6冊買って、
まずは「凍原」から、
舞台の釧路周辺は、何回か白鳥を求めてドライブしていたあたり、
それでも、鮮やかで生々しい描写を読むと、極寒の時期にまた行きたくなる。
「氷の轍」をついに読む。
「東京の11月の雪」に閉じ込められて読書の加速も上がった。
~短編「水平線」「ホテルローヤル」の表題作を読み込んで、<桜木紫乃>にひたる。
硬質な文章でここまで艶を出せる女流は、いままでいただろうか。
「起終点駅・ターミナル」はDVD(佐藤浩市、本田翼)から、
少しまどろっこしい、すぐに原作にあたった。
初期の作品にさかのぼって作者の原風景にふれた感じだった。
≪MEMO≫
「マルガリータのつぶやき」 過去ブログから
2010'12'12「釧路川紀行より」
2012'12'1「十勝川、オオワシ、オジロワシ
2014'9'19 「釧路空港~タンチョウ園
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます