マルガリータのつぶやき

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『カタストロフと美術のちから』展で再生のエネルギーをもらった~六本木ヒルズ・森美術館

2019-01-15 20:19:44 | 絵画、展覧会、記念館
 『カタストロフと美術のちから展』にやっと行ってきた。
~カタストロフ(大惨事)~と向き合うには、観る側にも体力、精神力が必要だった。



たしかに、、入口から<驚愕の光景>には、しばし佇んでしまう。
作り物とわかっていても、<美術>が生々しく眼前にせまってくる。



<阪神淡路大震災>の惨状を思い出させられ、



<東日本大震災> 
 報道は真実を伝えているのか~ 福島第一原発直後に乗りこんだ作家がいたとは、



 いわき市のプロジェクトでは、灯台を引っ張り起こそうとする掛け声が会場にこだまする、、



<スクリーン>では、グローバル経済を舞台に、光と陰のドラマが展開する、
観客は熱心に見入っていた。
 フィリピン女性が子供を置いて<ドバイ>に出稼ぎに、孤独に涙する姿に大写しで迫る、
 一篇のドキュメンタリーに共感する。
 
 

<オノ・ヨーコ>の参加型インスタレーション、
 足腰が弱った老女まで絵筆をもって描きだした。開かれた展示会場☆
 


絶望から、それでも人は立ち向かう、
避難所の子供たちに絵を描かせるプロジェクトでは、「描くことから生きる力がわく」というような説明があった。
これこそ、負を正に転じる「美術の力」だと思った。

気がついたら2時間、まだ半分しかみていない、もう一回来られればいいのだが、





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