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マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

ケシつぶのような;都薬用植物園

2014-05-11 20:57:00 | 花便り、植物園
東京都薬用植物園に通いだして4年になるが、園最大の売り物?、「植えてはいけないけし」の開花に初めて居合わせた。
「きれいな花には毒がある」;
以前、パキスタン北部で、道端に大麻が自生しているのをみてからどうも気になっていた。
案内人が「あれは大麻です。」と平気で指さすのだった。

陽射しが真夏のように照りつける昼下がりの12時30分から、二重にはりめぐらせたフェンスの外側が解放されて、人垣は3重、4重に、


「ケシのミニ講座」も聴講できた。
「不正なけし」の見分け方のポイントの説明がとてもわかりやすかった。
ここの講座はいつ聞いてもこれでもかというくらい充実している。報告かたがた復習してみようか。

<あへん法により栽培等が禁止される「けし」> モルヒネ
①ソムニフェルム
 
 ・一貫種 白花 日本で品種改良された 一反(9.9㎡から一貫(3.4kg)のあへん  
   

 ・トルコ種 紫花
    

 ・インド種

  食用になる種(ケシ坊主) あへんの副産物として
     笠の数だけ部屋がある。
   ≪ケシつぶのように≫;発芽防止措置をしてアンパンにふりかける!

 ・園芸種(ヨーロッパ、アジでは古来から自生)も日本では禁止   
     
    原種は一重、八重は改良種

②アツミゲシ 渥美半島で自生していた。 早咲き はびこる 
   
 赤は在来種 都内の自生は紫(青梅、稲城)毎年2万~5万本伐採されている。

「見分け方のポイント」
・茎がツルツル ・葉が茎を抱いている
  

  <植えても良い「けし」>
  ・ヒナゲシ
   
 
  ・ナガミヒナゲシ
   

  ・オニゲシ(オリエンタル・ポピー)
   Brilliant  ブラックアンドホワイ  Princesse Loujse
      

<「麻薬及び向精神薬取締法」により栽培等が禁止される「けし」> テバイン
③ハカマオニゲシ はかま(苞葉5~7枚)をはいて、深紅色
  つぼみの毛がねている。


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