タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

裏山探鳥コース

2009年03月02日 | バードウォッチング
裏探コースを毎朝歩いています

 渡り観察が始まりました。ここで一番気になるのが体調管理です。

 もともと山歩きを始めて健康な体を手にしたタカ長としては、山歩きを手放すことが出来ないのです。3月から5月まで観察地にドカッと座っていたら確実に脚力が衰え、夏山を登るのに苦労することになります。ハチクマの季節が終わって2ヶ月足らずでは夏山を登る体づくりが出来なくなっているのです。

 と言うことでこれからは観察前に裏山の探鳥コースを歩くことにしたのです。



 この道も今年の冬に見つけた道です。今朝この落ち葉の上をヤマドリ♀が横切っていきました。



 この道も冬に見つけた作業用の道です。道の上に落ちている杉の枝などをのけると立派な探鳥用の道になりました。



 その道を歩いているとヤマドリが飛び立ちました。続いてまた一羽。そしてまた一羽。最後に飛び立ったのは♂で尾羽の模様もしっかりと見ることが出来ました。

 今日の裏探コースはヤマドリ・デーなのか、少なくとも4+のヤマドリを見ることが出来ました。

 裏探コースはゆっくり歩いて75分。調査のときは2時間半から3時間くらいかけたほうが良いでしょうが、いずれにしてもこの冬に裏山を歩き回ってよいコースを見つけることが出来たようです。

 裏探コースの小鳥類の動きも活発になっています。ウグイスのさえずりも本格的になりました。

 そう言えば今日の観察中にツバメがB山から50番鉄塔のあたりを飛んでいるのを確認しました。

 確実に季節は進んでいるようですね。


今日の観察~3月2日

2009年03月02日 | タカの渡り観察
カメラ遊びを楽しみながら、、、、、

 昨日逃げたドロボーのために今日になって縄を準備しても始まらないのですが、またいつかタカ長観察地に怪鳥が現れるかも分からないので、その日を想定した訓練をしながら観察を楽しみました。



 タカ長カメラはもちろん、本格的な機材を持っている人も見向きもしない高度を流れてくるタカ。今日はそのようなタカを意識して撮ってみました。



 家に持ち帰ってパソコンに取り込んでトリミングするとこのようになります。ノスリの腹巻は何とか見ることが出来ますね。



 同じように高いところを飛んでいるタカですが、光線状態が良いとこのように映ります。このタカがノスリであることの立派な証拠写真になります。



 この個体は一気に流れていきましたがノスリの特徴はチャンと写っていますね。このように見ると、カメラを取り出す気にもなれない高空を飛ぶタカでも証拠写真、識別用の写真としては何とかなりそうです。



 マニアルで撮影したのでピントが逃げてしまいました。しかし、前のタカがミサゴで後のタカがノスリ、と言うには少し厳しいかも分かりませんが、翼の形が違っていることだけは分かります。

 観察地から600m?いや、もっと高くて800mかそれ以上かも分からないところを飛ぶタカでも、何か気になったらとりあえず写真に撮っておくことは大切なことだと言えます。

 昨日のことをいま言っても仕方ありませんが、今日のように準備していたらもう少しはましな写真が取れていたことは間違いありません。

 逃がした魚は大きいですね

 その魚に学んでこれからはカメラの準備は忘れないようにします。(本当かなぁ)

3月2日  晴時々曇

  観察者    タカ長 カメ吉 キョージュ トビ吉 コリ吉
  観察時間    9:00-15:30

     ノスリ          48
     ハイタカ     西  12
     ハイタカ     東   1
     ハイタカSP   西   5

 今シーズンはノスリの出足が早いのでしょうか?連日の二桁、今日は昨日の倍以上になりました。明日あたりから天気が崩れるようですが、そのあとには三桁の渡りが待っているのでしょうか?期待したいですね。