タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

イスカの話

2009年03月17日 | バードウォッチング
イスカの話は続きます、、、、

 昨日のイスカの話です。とにかく出来すぎだったと言うことです。



 うまくイスカに遭遇してもタカ長カメラではこの程度の写真が撮れれば御の字だと思っていたのです。これでは風景の中の一枚、とも言えないかも分かりませんが、私はこれで満足なのです。

 これでも双眼鏡で見ればイスカであることは分かりますし、フィールドスコープで見ると嘴もバッチリ見ることが出来るからです。



 水場に下りたとしてもこのように遠いところで、あれがイスカだと自己満足しておればよかったのです。



 何か知らない鳥が枝の間を飛びまわっているだけで良かったのです。それ以上は望んでいなかったのですが、結果は私としては出来すぎでした。



 それにしてもあのイスカはどうして一番近いところに飛び降りてくれたのでしょうか?イスカの気持ちが分からないタカ長です。


今日の観察~3月17日

2009年03月17日 | タカの渡り観察
暇になってきたようです、、、、

 暖かくなりました。観察には良い季節になりました、と言いたいのですが、午後の観察は睡魔との戦いになりました。今日のようにヒマになると、睡魔に勝ちを譲ってスヤスヤ???

 いやいやそのような人はタカ長観察地には一人もいませんよ。

 ノスリの総数は昨年の数字に近づいてきました。もうそろそろ終わり???気になりますね。

3月17日  晴

  観察者    タカ長 キョージュ トビ吉 他2名
  観察時間   8:00-16:30

     ノスリ          12
     ハイタカ    西向き  5
     ハイタカSP  西向き  5
     ツミ      東向き  2



 昨年の秋は私のすぐ近くのサクラの木に来てくれたジョウビタキが最近は近づいてくれません。観察地の周りの地面で餌を採っていることが多いようです。

 今日珍しく枝先に止まってくれましたが、イマイチ思うところに止まってくれません。意思疎通が出来ない相手ですから仕方ないことですが、、、、。



 梅にウグイスサクラにモズと言うことにしたいのですが、このモズもタカ長の思い通りのところに止まってくれません。



 せめてこのように、サクラの枝先に止まってくれると嬉しかったのですが、、、、。

 このようなことをしているのですから、今日はヒマだったと言うことです。

 明日は???   あまり大きな期待は出来ない????

角島情報です

 今朝、宇部市の鳥友から電話が入りました。

 角島で6:30から8:30まで観察されて

 ハイタカ   80+ の渡りを確認されたそうです。

 私たちは過去数年間、この時期から観察を始めて4月中旬までのデータを持っています。その記録を見ても、観察はじめに80と言うような数字はありません。

 角島での渡りは夜明けと同時に始まるのが通例です。もし、今朝暗いうちから観察準備を整えて待っていたら、ひょっとしたら三桁の渡りが記録できたかも分かりません。

 情報を頂いた人を批判する意味でこのようなことを書くのではありませんから、間違っても誤解しないで頂きたいのですが、私が言いたいのはハイタカについても今年の渡りは早いのではないかと言うことなのです。

 仮に、観察条件を私たちと同じようにそろえていたとしたらこの時期に三桁の渡りが観察できたかも分からない、と言うことなのです。

 そのように考えると今年のハイタカの渡りも例年よりかなり早い、と言えるのです。

 タカ長観察地のハイタカ属の渡り数を細かく集計していませんが、私たちの記録でも今年は全体的に渡りが早くなっているように感じています。

5月7日から韓国でハチクマの渡りを観察する気でいますが、観察時期の選択が間違っていないか???

 何となく心配になってきているタカ長です。