タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月15日

2009年03月15日 | タカの渡り観察
天気は回復して、、、、今季三度目の三桁になりました

 昨日の荒れ模様の天気が回復してクリアな空が広がりました。

 タカ長は頭上近くを渡るノスリを見たくて、運動を兼ねて障子岩に登りました。朝の塒だちがあってはいけないので8時には着いていました。



 見慣れた宮島方面も今朝はハッキリ見えました。



 水苔池のそばの山はすぐそこに見えます。この尾根の上に現れて頭の上を流れて行くノスリを見るつもりでしたが、朝早い時間はいつものように海側で帆翔して目線より少し高いところを流れていくばかりでした。

 12時過ぎに1羽、2羽とあの尾根から現れて、私の頭上を流れて行ったノスリを8羽記録しただけです。なかなか予測どおりには現れてくれませんでした。


 13時まで障子岩にいましたが、その間に見たノスリは20羽だけです。当たり前のことですが、数を見るのなら視界の広いタカ長観察地です。まじかに見るのなら障子岩でしょうが、それも渡るコースが限られるので、あそこの登るのは博打と言えば博打です。私は運動半分のつもりで観察者の多い今日登ってみましたが、もうしばらくは登ることはないはずです。


3月15日  晴

 観察者   トビ吉 キョージュ カンヌシ ガミーネ スワロ 二位の方 タカ長 カメ吉
 観察時間  8:45-16:30

     ノスリ           135
     ハイタカ     西向き  4
     ツミ       東向き  1
     ハイタカSP   西向き  1
     オオタカ     東向き  1

 暖かくなったので少し遅くまで観察しました。例年ならいまがノスリの渡りのピークですが、今シーズンはどのように推移するのでしょうか???

一足早くハチクマの帆翔です

 と言っても、もちろんタカ長観察地で見られたわけではありません。南の国マレーシアでスワロおじさんが撮影された写真です。



 このハチクマたちがすべて日本に渡ってくるのでしょうか?それともシベリア大陸に渡っていくのが含まれているのでしょうか?

 彼らはただ無心に帆翔していますが、帰るルートはチャンと頭にインプットされているのでしょうね。これから間違いなく彼らの繁殖地に帰っていくのが、不思議と言えば不思議に感じるタカ長です。



 カンムリワシは昨年ベトナムで見ましたが、その時のイメージとはまったく違う感じがします。私にはその詳細は分かりません。