タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月10日

2009年03月10日 | タカの渡り観察
天気は回復したけれど、、、、、

 観察地に春の光が帰って来ました。昨日と比べたら月とスッポン、楽に観察出来ましたが、思ったほどは出ませんでした。やはり次のヤマは今週末になるのでしょうか?

 3月10日  晴

  観察者   トビ吉 タカ長
  観察時間  8:45-16:00

     ノスリ            15
     ハイタカ     西向き  1
     ハイタカSP   西向き  1
     ハイタカSP   東向き  1

 タカ長とトビ吉は少しガッカリ。週末組にはニンマリの結果ではないでしょうか。


障子岩 カケス一羽で 盛り上がり

 タカ長は半日、山の仲間と裏山歩き、と言いたいのですが途中からわがままを言わせてもらって、障子岩で1時間半以上観察しました。

 障子岩で仲間と別れる前に100mくらい先なのでしょうか、杉(?)の木の先にカケスが止まっているのを誰かが見つけました。

 「あそこの木の上」
 「アッ、陽のあたるところに出た。きれい」
 「アッ、飛んだ。まだ見える」
 「今度は日陰になった、、、、」

 仲間たちの実況放送(?)のにぎやかなこと。一羽のカケスのためにすっかり盛り上がってしまいました。


 仲間たちが去ってタカ長ひとりが観察していたらカケスが近くまで来て大騒ぎしていました。私は無視されているのでしょうか???

  仲間去り カケス3羽が 大騒ぎ

 山に登る途中でも、何羽かのカケスがギャーギャー騒いでいたり、おそらくカケスが物まねをしているのでしょうが、聞いたことのないような鳥の声(?)を出して騒いでいました。

 今日の山はカケス・デーだったようです。




 タカ長だけ残って観察していたら、この斜面の向こう側から2羽のノスリが現れて、帆翔しながら高度を上げていきました。(10時18分)
 「観察地の南を見て、、、」 とトビ吉おじさんに電話しましたが、結局この2羽は見つけることが出来なかったようです。
 
 次の2羽は、視覚的にはこの写真の海の上を手前に流れて来て、いったん「町抜け」になって見失った後、再度海抜けになって帆翔しながら高度を上げていくのを見つけてトビ吉おじさんに電話。この2羽は前に見える宮島の山抜けになるまで高度を上げて流れて行きました。(10時31分)
 この2羽はトビ吉おじさんもゲットしたようです。

 標高600m弱の障子岩で見ていても8倍の双眼鏡で見るのがやっと、と言うような高度を流れていったノスリもいました。この高度を飛ばれるとタカ長観察地では絶対にとらえることはできません。

 当たり前のことですが、いろいろな高さを飛んでいるのですね。

障子岩での結果

 観察時間   9時30分~11時20分

    ノスリ          8
    ハイタカSP  西向き 1

 終了間際にカラス6羽の柱(?)が立ちました。びっくりさせるなぁ。