「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2017.10.13号 ファミ劇=デュークの実父は犯罪者?、ブルース・シンパシーの結末  チバテレ=ゴリさん衝撃の再会

2017-10-13 05:58:26 | 放送予定
さて、本日の太陽放送です。


【C S】

▼ファミリー劇場 デューク登場編=初放送=

第672話 60.11.29 再会の時(デューク親子)内田稔 石森武雄、草薙良一 藤江リカ

捕まえたコソ泥の盗品の中から、デュークは見覚えのある懐中時計を発見した。
それはデュークの失踪中の実父・公明のものに間違いなかった。
公明は経営していた会社を放り出すようにして10年前に行方不明になっていた。
デュークがその懐中時計を盗ったアパートを訪ねると、その部屋の男は相手が刑事だと判ると、いきなりライフルを撃って逃走、部屋の中からはキャバレーやレストランのチェーン店を展開している浅田という男の写真が沢山あったが、どうやら部屋の住民・氷室はその浅田を狙う殺し屋らしい。
その氷室がなぜ公明の時計を持っていたのか・・・。
その後、氷室の部屋を張り込んでいたマイコンの前に、公明らしい人物がやってきて、慌てて逃げかえる姿が目撃された。
公明は氷室の殺し屋稼業にかかわりがあるのか・・・。
捜査の結果、公明の居場所が判明し、デュークは公明と10年ぶりに再会した。
公明は女の世話になり体や頭を自動的に洗ってくれる機械などの発明に夢中になっていた。
公明は氷室は知り合いであることは認めたものの、アパートを訪れたことは否定し、公明への疑惑は増幅していくが・・・。

裕福ながらも家庭に暗い影が感じられていたデュークのその暗い部分が明らかになる話。
懐中時計がきっかけで、父親の行方が判ったデュークでしたが、その父が殺し屋とどのように関係しているのか・・・冷静さを装うデュークも流石に内心は穏やかではなく、疑惑に疑惑を重ねることになります。
この作品は金田賢一さんの意見が結構反映されており、父親役の北村さんは金田さんの希望で、懐中時計は金田さん自前のものだったそうで、デューク役に真摯に取り組んでおられた証しの一作になっております。

第673話 60.11.29 狼の挽歌 (ブルース)伊藤孝雄 小沢弘治 有安多佳子  

乗用車が3人組の強盗に襲われたうえ、乗っていた2人が射殺され、積み荷を奪われた。
丁度付近を覆面パトカーで走行中だったブルースとマイコンが事件現場に急行したが、現場にはすでに城西署の敏腕刑事・尾崎が先着しており、尾崎と犯人を負ったが、結局逮捕できなかった。
捜査の結果、襲われた車は政界工作の為のブラックマネーを積んでいたものと推測され、被害者たちの内部事情に詳しい者の犯行と見られた。
それから間もなくして、一係の尾崎がやってきて、彼の捜査の結果から今度の事件の主犯は前科のある奥寺の犯行であると主張、ボスの命令でブルースと尾崎は協力して捜査に当たることになる。
一見、とぼけた感じの尾崎だったが、彼の勘は冴え、そつのない捜査ぶりは、やがてブルースを感嘆させる。
やがて、マミーの調べから、奥寺の共犯者が矢部と内海だと判り、マイコンたちは早速内海の実家へと向かった。
その頃、矢部たちは内海の実家に潜んでいたが、奥寺は金を持ったまま行方不明だった。しかし、万が一のことを考え奥寺は矢部にコインロッカーのキーを預けていた。
間もなく、内海の実家へ到着したブルースたちだったが、必死の追跡もむなしく、2人はバイクで逃走した。
一方、トシさんらの調べで、今回の事件に絡む政治家の秘書が路上で変死を遂げ、ブラックマネーを記した手帳が無くなっていたことが判明、その事件の担当者が、なんと尾崎だったという・・・・。

捜査で組むことになった城西署の敏腕・尾崎刑事に感銘し、どこか自分に似ているところがあるように感じるブルース。
今まで一係の先輩たちには感じなかった種類のシンパシーを感じ、捜査に充実感を感じるわけですが、捜査を進めていくうちに尾崎自体にも疑惑が生じていき、自分の行く末を見るかのような尾崎にブルースは苦しみますが、ブルースは刑事として尾崎に対峙する決断をします。
敏腕ながらも彼が刑事の職に対して諦めのような言葉を発した、そのあたりで既に尾崎もブルースと対決することを決していたのかもしれません。

【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第310話 53.07.07 再会 (ゴリさん)潮哲也 小林かおり 津野哲郎

銀行帰りのOLが金を奪われ殺されてしまう。
ゴリさんは丁度犯行時間と思われる頃に、現場になったビルのサラ金に借金を返しにきたサラリーマンの安田という男がいたことを聞き込んでくる。
安田は年中会社で前借りをしていたり、競馬に凝っていたり、婚約者がいたり、一見甘い風貌で好印象ではあるものの金遣いは荒いようだ。
返済した借金の件も、万馬券を当てたといい、犯行当時は場外馬券場に居たという。
しかし、犯行現場に出入りした人間の内動機があるのは安田以外に見当たらず、犯人が安田ならば必ず未使用の大金を動かすと予想した一係では、安田に張り込みを付けることになり、安田が住む団地にはゴリさんとロッキーが赴いた。
向かいの団地を張り込み中のゴリさんは安田の隣の部屋の夫婦を見て衝撃を受ける。
かつての婚約者、道代がいたのだ・・・
どうにか平静を保とうとするが、ロッキーの問いかけにも上の空だったり、考え込んだり。
やがて安田は道代の部屋に現れ、電話を借りた。
ゴリさんは意を決して道代の部屋を訪ね、一方的に警察官という立場で道代に接し、安田の電話の相手を聞きだすが、その部屋には見覚えのある「熊のぬいぐるみ」が・・・・。

#200で自分のおじが犯罪に手を染めてしまったため、自ら身を引き広島へ行ってしまった道代、その時は刑事を辞めても結婚しようと思ったゴリさん、このまさに引き裂かれてしまった二人が七夕の放送に再会する、#300と6周年記念を含めた意味も出てきた「一環」の一作。
道代を見たとたんから、昔の事が嫌でも走馬灯のように頭の中を駆け巡るゴリさんは、やはりミスを犯してしまいます・・・。
一方的にビジネスライクにやり過ごそうとするゴリさんを見る道代の真摯な眼差しとやり取りは一種感動さえ覚えます。
そんな二人、そしてその頃はゴリさんたちと同じような境遇になってしまっていた殿下が何となく絡んでいきます。

太陽を観ていて良かったと思う話は色々とありますが、この話もその一つで、確かにゴリさんの気持ちの方が感情的には見ている側としては勝ってしまって気が気ではない状況になってしまいますが、それを解放するラストが、なんというかこうあるべきというか・・・。
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