「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロケ地検索&メモ #355 ボス

2014-06-24 00:28:33 | ロケ地検索&メモ
【ロケ地検索&メモ】

#355「ボス」

*無実の男を救う(釈放する)為、というかボスも真実を追い求めるという部分では山さんと同様。山さんにしても珍しくらしくない一般的なことを言いながら、目ではボスの「警察機構内での反旗を翻す」ことに賛同している。それを判っていながら自分の仕事だからというボスもとりあえずけん制している、いながら・・・。
1%の真実を追い求めるボス、正直なところも口にしているし、だからこそヒゲに告白される・・・(^_^;)、いや、ロッキーに真正面から好きですって言われるのは確かに心揺れるか・・・。

警察内では誰も得をするものがいない、ボスの自己満足と観る向きの方が多いこのケースこそが、ボスがなぜこれまで優秀な捜査活動を行ってきたのにもかかわらず出世できないのかを表明した話であると共に、脚本の鎌田さんの太陽への置手紙的な部分もあると思います。

*いばらなハワイへの道・・・。

*山さんもそうですが、今回、やはり長さんがポイントをしっかり掴んでいます。
いや、「あれはね、生えてるの!」ではなく・・・。
船のくだりも(ちょっとスネてるし)、叩き上げのくだりも(これはボスもギクっとしていた部分、ボスも大卒ですからね)、隠し撮りのくだりも。ボスのこういう難しい主演編には長さんのサポートがなけりゃ。
一方ゴリさんとは阿吽の呼吸で、お互いああいう時には何を言ってもダメだというのをちゃんと判っているし。

*ゴリさん、ネクタイを新調、ボスは4ポーズ(!)、山さんはベストを着たり着なかったり。

*誰にしても今回は結構真っ正直であることには違いない。変にかっこつけてないところもこの作品の良いところです。誰だって生きたいだろうし、面倒なことは避けたいだろうし。
ただ、背負った以上は背負いきるボスの姿勢はなかなか真似できないところです。

*81-18クジラクラウン白パトに羊羹型パトランプ装着

*中田氏演じる「勝部弘」。青春ものの主人公としては眼光が鋭すぎる(^_^;)

*この当時は古い作品を観るには旅に出ているフィルムを捜すのが手っ取り早い方法だったようです。今見たいにデジタル処理してどこにでもある時代じゃないですから。
リマスターなんて一般には概念すらなかったと思います。


=ロケ地=

ボスが「むく鳥」に向かうため歩いた通りは新宿2丁目の新宿通り。

夜、ボスと山さんが話している新宿副都心、角筈橋のようです。

キャバレーは歌舞伎町2丁目、ビルは残るがボス待ちぼうけしていたスペースは増築、かろうじてタイル張りが残っている部分がある。

杉山と出くわすのは西新宿7丁目?(柏木公園)

中華屋はおなじみ撮影所近くの春楽

撮影所関係はむろん国際放映(^_^;)

羽田空港

新宿中央公園
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