「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ある意味、テンションMAXだった2作。

2016-08-27 21:43:27 | ファミ劇日誌
腰痛爆発により、腰が曲げられなくなったので、本日は静養しております。。。
やっとそれなりにカラッと涼しい挽歌・・・もとい晩夏を楽しんでいるけぶでございます<(_ _)>

昨日の『ダウンタウンなう』はちょっと触った感じの太陽採り上げでございましたが、やっぱり#118。
チャコの活躍が短すぎたのが今思うと非常に残念ですが、確かに14歳の「アイドル」が警察署で働いているのは無理があるよなぁ。。。設定的にはもっと上の年齢だったものと思いますが、当時の戦略としては視聴率がうなぎ登りの時期だったので、何でも許されるという感じだったのでしょうか・・・浅野さんの起用については語られているのを見たことが無いので判りませんが、久美ちゃんとの交替がそれほどスムーズではなかった感じなので、結構「降ってわいてきた話」だったのかもしれません。

ちょっと浮気心。
東映チャンネル『特別機動捜査隊』も600回。
後の主任である葉山さんゲストという豪華版と、牧さん登場の#601。
個人的に見入ってしまったのは#601の方で・・・・高倉主任のロケシーンが短い分他の刑事の活躍が目立ち、牧さんも№3としてかなりセリフが多いのも良いですし、マッサンの味も爆発してますし。
しかし、柳生博さんと小林幸子さん演じる教授と教え子の不倫ですか・・・・。
牧さんは現在観ることができる記録上では今回が最後の出演のようですが、この前のガンさんのように意外が再登場を期待したいと。
次回は倉岡刑事が登場するようで、あっという間に放送が進んだ感じがします(^_^;)


さて、太陽の話題。

#565 正義に拳銃を向けた男

ブルースの身体を張った活躍、三角八朗さんの熱演、平凡な男の「正義」への目覚め。
熱血+スマートな話が多くなっていた太陽に風穴を開けた印象がありました。
それにもう一つあるのが、ブルースの最強さというのが印象付いた部分はあったと思います。
横浜(神奈川区)の運河に犯人と格闘しながら飛び込む、走行中のタクシーにしがみつくなどの際どいアクション、ダイナミックなランニングフォームのブレの無さ、MGCカスタム・マグナムを持つ凛々しさ、勘働きの良さ等。
歴代の新人刑事の中では遥かにものわかりも良いし凄腕な部分もありしかも妻帯者ということが、この作品でもはや確定した感じがありました。その代り一般的ファンから求められていたアイドル的要素が殆どなかったのが逆に潔くて私は良かったですね。このキャラクターに甘口さを加えたら、正体不明な人物に仕上がっていたでしょうから。

だからこそ、この作品のブルースが大いに私の期待に応えてくれたわけで。
あ、だからと言って甘口がダメだとは全然思っていませんが、すべて甘口だと甘ったるいので(^_^;)
硬軟あわせもつのが、太陽らしさだと思っているので、この作品を観て一安心したものです。


#566 あいつが・・・

かつての長さんは、容疑者などに馬鹿にされながら着実な捜査方法で事件を解決に導いていましたが、長さんが去ったあとはその役割を実質的な後任であるトシさんが継いでいませんでした。トシさんはどちらかというとプロ刑事的な看板を背負っていましたから、そういう部分はゴリさんから引き継いでいます。ただ、長さんが担っていたポジションは太陽にとっても重要な基軸の一つであり、そのブランクはマミー登場で解消されます。
マミーは多くの長さん的部分の主に「家族」「着実な捜査」を継承しており、登場時から「女性」というキーワードも含め、大体その辺りで活躍していた印象がありますが、実際「岩城令子」としてのキャラクター的にはそこまで突っ込んで描かれる機会が無く、結婚前から令子を知る人間にはちょっと物足りなさを感じていたのは有ったと思います。
ただ、マミーのキャラクター的に前例が無いものだったので、ストーリーを紡ぐのが難しい部分は否定できないところでしたが、やはりブルース登場後にマミーのキャラクター決定打が出たのがこの作品だったと思います。

しかしながら、今で言うストーカー的+マザコン犯人。それに加えてモンスターマザー。
刑事としては新人のマミーが一度に「女として」「刑事として」「母親として」の3つの壁に当たってしまいます。
そりゃ、刑事も辞めたくなるストレス・・・。
ドックは辞職を止めない。
ただ、山さんはマミーにもいつもの説得ですが、ただし内心はかなり複雑でしょう。顔がそれを物語っていましたし。
あのシーンは多分長年のファンであれば皆さん山さんのような微妙な表情になったのではないでしょうか。
引き留めたところで、今後同じような事件が起こらないとも限らないわけですし。

そして、最強の男が今回も魅せてくれるわけで。
それにても本当にブルースが居なかったらマミーは殺されていたでしょうから、これが他のメンバーがガードしていたら多分大怪我していたでしょうし(^_^;)

ブルース登場によって緊張感が増したのは嬉しいことでした。

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