「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

コーヒーメーカー・・・

2014-09-27 20:58:44 | コネタ
一係の「一服」といえば、たばことお茶。

たばこは廊下の突当りの階段付近に自動販売機が設置されており、お茶に関しては一係部屋のクボタ給茶機が活躍しており、ジーパン登場と同時に庶務担当のクミちゃんの登場により、一係部屋の「緩和剤」としてのお茶は結構重要な位置を占めることになります。(ポットも併用して使用されることもありましたが)
その他のバリエーションといえば、スコッチの紅茶(アコの特別仕立て)と麦茶。
そのうち、1983年にナーコ降板が正式に決定、マミーが主に自発的に「お茶くみ」することになりますが、だんだん各自「給湯」的雰囲気になっていきます。
その中、1985年にいつの間にかコーヒーカップが画面に登場するようになり、急に一係の「一服」がオシャレな感じになっていきます。
どうやら画面で確認すると第654話「二度泣いた男」よりコーヒーメーカーが給茶機の隣に追加設置されています。
でも、当時の刑事モノでは早い投入ではなかったかと。
『あぶない刑事』あたりではすっかりおなじみになりますが、それまでは刑事の一服はそれこそ「喫茶」でした。

そういえば、一係のお給仕歴史として特記せねばならないのは、PART2の篁係長のアイデアで始まった、持ち回り制というのがあります。
それまでは自発的にはマミーか新人刑事がその任務(^_^;)を遂行するわけですが、
さすが篁係長、そのあたりの男女平等意識は高かったものと。
その辺りは早くより女性刑事を登用していた一係らしい展開ではありました。


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どっちが「’84」

2014-09-27 16:51:57 | けぶの散財日誌
久々に散財+サントラ盤の話題を。

今回、曲目が所有盤とすべてダブるため購入を控えていた、「太陽にほえろ!’84」を、また朦朧として購入(^_^;)
確か、2,000円ぐらいだったと。(今回のものは1993年にリリースされた復刻版です。)

またピントのスイートな画像ですが(^_^;)



このサントラ盤は1983年11月リリースの太陽初のCD盤であると共に、CD盤のみのリリースであったため、発売当時CDコンポが無かった私にとっては購入を控えざる負えない部分もあったりして。
内容は、当時までのキャラクター・テーマがリリースされている全メンバーを網羅したベスト盤になっており、本来の「’83」より「’83」ぽい内容になっておりましたが、当時リリースされた1983年の楽曲のバリエーションは入っておらず、本来の意味の「’83」の内容的には「’84」と同じ月にリリースされた「サウンドトラックコレクションvol.1」に吸収された格好になった感じです。

1982年リリース楽曲から、アルバムリリース時期が翌年になってしまう変則的な形になってしまったため、ややこしくなってしまいましたが(^_^;)

それで、本来の「’84」である、1984年12月リリースの「太陽にほえろ!/ロス市警アジア特捜隊」には西暦表記が無いわけで。
この盤もあまりサントラのことを知らない方には、別作品のカップリングだと誤認されてしまいますが、アジア特捜隊楽曲はまさに「’85」なので、サントラ好きには外せない盤ではあります。

ところで・・・・このライナーの寂しさ・・・。
多分、本当にやっつけ企画盤な感じが・・・。






今までポリドール盤で使用されたスチールがほとんどで、さらに「歴代の刑事たち」ついてはわざわざ集合写真や全身写真からアップして掲載させているものもあり、裏焼きもあるし(^_^;)
ゴリさんはなぜか「一発で射殺せよ!」。
シンコは降板後の本放送時はセミレギュラー扱いなので、こういうオフィシャルで大まかな資料には載ってきません(-_-;)
なので、シンコも網羅した「サウンドトラックコレクションvol.1」のライナーとジャケ裏(中)は1カ月ぐらい毎日眺めていた記憶があります。

と回顧含めて・・・(^_^;)

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自己信念はどの場面でも揺るがない、山さんの捜査

2014-09-27 16:50:09 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・スニーカー登場編は、

第380話 54.11.09 見込捜査 (山さん)

ゲスト:井上孝雄
 岡田英次
 野瀬哲男 早川保
 吉岡ひとみ 西田昭市 内藤栄造 村上幹夫

脚本:小川英 尾西兼一
監督:山本迪夫

山さんは暴走族の打本という男が殺害された事件の裁判に証人として出廷していた。
犯人の白石は、財閥系の会社社長の息子で、弁護士には「ヤメ検」あがりの凄腕といわれる香取大造がついていた。
白石は裁判の冒頭で無罪を主張した・・・

白石は被害者と金の貸し借りでモメており、犯人と同じ左ききだった。しかもアリバイがなくバーの女・広子にニセのアリバイを証言させるなど偽装工作もしていた。
しばらくして、久松というサラリーマンが犯行現場を目撃し、白石を見たとはっきり見たと証言、山村は白石を逮捕したのだった。
だが香取弁護士は自信たっぷり久松を追い詰め、ついに久松が白石を目撃したという場所の前にバンが駐車してあり、久松から犯人の顔が見えなかったという結論を引き出した。さらには山村が久松に心理的圧迫を加えた結果、見てもいない白石を見たように証言することになった・・・・という印象を裁判官に与えた。
続いて証人に立った山さんに、香取は質問を続けて白石を見込捜査で逮捕したという印象を与えてしまう。
見込捜査の誤認逮捕!?
山さんは窮地に陥ってしまう・・・。

太陽作品には珍しい、法廷が出てくることにより緊張感が迸る展開、岡田氏演じる敏腕弁護士のソフトなんですが言い知れない威圧感もそれに輪をかけ、さらにそれにも屈せず山さんが自分の捜査信念をきっぱり主張するなど、ヤキモキ感高揚という場面があるなど、いつもとは違った雰囲気が醸し出されます。そういう緊張感が淡々と流れる物語のベースから沸き立ってくるような感じなので、心理戦のような感じなのですが、それにしてもアダルトであります。
ただ、山さんとしてはいつもとあまり変わらない姿勢ではありますが、それが法廷では不利な状況を生み出す可能性があるというのも、暗に提示しています。今回の場合は決定的証拠である目撃者の証言が、目撃者自身の後ろ暗い部分を弁護士が突いた結果、証言を翻すというセオリー通りな展開になるのですが、その辺りも物語の核心ということになって、太陽では古典的+新味が加わって、異色ですね。

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