「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

夢のカナディアン・ロッキーに骨を埋める・・・・

2012-12-06 23:01:40 | 日テレプラス日誌
あすはロッキー殉職ですか・・・。

【日テレプラスへのおさそい】

要するに、もう何が何だか判らないお祭り騒ぎ的な熱さ漲るというか、途轍もなく悲しいというか・・・。

第519話 57.08.20 10周年記念作品 岩城刑事、ロッキーにて殉職 (ロッキー)小野進也 高瀬春奈 キム・バス 

ヒゲフェチ諸兄にはもう・・・なんというか脱力感が伴うというか、この放送までずっと「ロッキーは殉職するんだぞ」と煽られていたというか、ミワカンファンには申し訳ないですが、「ロッキーの殉職なんだぞ!、なんでそっちばっかり特集するんだ!」的な怒りも多少はあったりして・・・確かにロッキーの殉職でありながら、木之元さんの卒業という側面もあるから、それはそれでもしかしたら喜ばしいことではあるのかもしれないですけど・・・・そういう複雑な心境だった当時を思い出します。

そもそも、ロッキーは殉職というイメージが俄かに湧かなかった。
それもこれも、既にロッキーのキャラクターが太陽の番組自体に根をはっていたことの表れだったんじゃないかと。
現に、未亡人になった令子はその後一係の一員になって、主演作毎にロッキーの遺影を観ることになりますからね。

さて、個人的には#519、木之元さんの緊張が伝わってきて、固まって観てしまいます。
テンポが速く、あっという間感が強かったこともあるのですが、それと並行した形でカナダの風景や出てくるクルマ(スープラやクレシーダ)を愉しむという部分もあるのですが、やっぱりテンションは低く観てしまいます。

構想とは違った「季節」、弾着の失敗などはあったりしたようですが、それが逆に悲壮感を出していた気がします。
臨終シーンの寂しさは、撮影したあの「季節」だからこその味と悲しみがあったんだと思います。

そんなもろもろがあるので、リアリティな部分は三の次ぐらいです。

でも、この話って、悲しいし寂しいですが、なんというか「お祭り騒ぎ」の他に非常に温かみを感じる不思議な話です。

そして、にっくき杜丘、この時点ではヒールのFBI・バージル刑事も出色なので、さらに印象が深まると・・・。

いや・・・しかし、寂しいです。
未だに。

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