「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ビフテキはゴリさんの許に・・・

2012-12-21 06:58:14 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

ゴリさんのサバイバル編(By・VAP)としては屈指の名作、
ハードな脚本を得意となさる永原秀一・峯尾基三両氏の執筆です。

第84話 49.02.22 人質 (ゴリさん)原口剛 中村雅俊 高峰圭二 

ライフルと爆弾を持った3人組の強盗が信用金庫に押し入ったものの、迅速な警察の動きに銃撃戦になり犯人・警官双方に1人負傷者を出し、強盗は人質をとり銀行の大金庫に籠城してしまう。
駆けつける一係、ボスは犯人側のリーダーと交渉するが、ゴリさんはその声に聞覚えがあった。
そのうち密閉状態の大金庫に通気の穴を空けることと、負傷した仲間にために医者を要求してきた。
ボスは自分と医者に対し人質全員の交換を犯人側に承諾させたが、ゴリさんはボスの代わりに「行く」ことを志願、ゴリさんの説得にボスは了承する。
ボスは更にその要求を呑むことで、突入作戦を立てる。
若い医師、そしてゴリさんが金庫内に入ったが、犯人側リーダーの霧島の顔色が変わり、ゴリさんは霧島に執拗にリンチを受け昏倒してしまう。
霧島は以前、ゴリさんの厳しい取り調べで犯行を自供し、刑に服していた過去があった・・・・。

ゴリさんがここまでボコボコにされるのも珍しく、さらに今後殿下「殉職」編等で強烈な印象を残す原口剛さんが初登場の本作でも素晴らしいキレっぷりを魅せます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登場編から魅力を爆発させるボギー

2012-12-21 06:14:23 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

いっつぁんファンの方には待望のボギー登場編が開始ですね。

第521話 57.09.03 ボギー刑事登場! (ボギー・ドック)立枝歩 河合宏 中田譲治

長さん・ロッキーという長年一係を支えてきた2人が去って、寂しさを実感する一係のメンバーたち。
山さんによると、後任については「変なのを拾ってきた」との意味深な発言、ボスも「来ればわかるさ」とすべてを語らない。
その頃・・・黄色いルノーに乗った春日部一は接触事故を起し、相手のチンピラとケンカ騒ぎをお越し、その事情聴取にドックとラガーが駆り出されるが、一の独特な解釈と威勢の良さに半ば閉口してしまうが、一が山さん曰く「変なの」と判って驚く。
大神島の巡査から刑事になりたての一にボスはドックを組ませて、管内を案内させるが、その最中強盗事件が発生、犯人を発見し追跡するものの、逃げられてしまう。
しょげる一が強盗時の防犯カメラ映像を見ながら、急に何かに気付いた・・・。


太陽後期の要となるボギー登場編は、偶然にもテキサスの命日に放送、さらに先に亡くなられた長野洋さんが執筆、マカロニ登場編のリメイクと、ドック登場編のネタ等を織り込みながら、破天荒なボギーの性格をこの作品でほぼ決定付けています。
まさに「泥臭い」クライマックスの泥仕合は見応えがあります。
また、新人刑事のお目付け役がゴリさんからドックに移管され、カナダ編で一係若手のパイプ役をロッキーから受け継いだ感じのジプシーの立ち位置も確定的になります。

しばらく真面目な刑事が多かった太陽に、マカロニ的自由な要素+泡立たせ役の初期スコッチ的要素にボギー本人の破天荒さと世良さんの直向きな魅力を加味させたボギーの活躍がいよいよ始まります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする