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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

「ドックのうわごと」と~特捜隊・荒牧刑事は達筆?

2012-05-18 21:26:39 | 浮気心
「ドックのうわごと」
ゴリさんファンにもドックファンにも避けて通れない作品ですが、いつ観ても良い余韻が残ります。
それこそ、この二人の今までの付き合い、(登場編、#419、#451など)の総決算みたいな感じでもあり、粋なゴリさんとスコッチの関係がアクセントになっていたり、無論ドックと白石医師のなんというか根底では繋がっているこれも粋な関係も良いし、いや、オケラのラッキョちゃんは抜きですが(^_^;)
何気に、スコッチの大いなるキングベアもとい、大いなる後輩のロッキーの存在も垣間見られたり、厳しいながらも太陽ファンの心を擽る内容だと思います。

*12年前に購入した「TVガイド テレビ50年」、2000年までのTVガイドの表紙がズラッと掲載されている本なのですが、白黒時代でも表紙はカラーの為、今では貴重なスチールも多く、観ているだけで楽しくなる本です・・・って500ページほどあります。
殆どの有名作が半ページの紹介ながら、太陽は1ページ(カラースチールは#665のボスVSへたった西森、モノクロは#1のAポジ番宣用ゴリそば持ち)、裕次郎さんの死去関連でも太陽が紹介され#489の記者会見時モノクロスチールが使用されています。
表紙に目を移すと、1972年6月30日号の表紙は#1ボスのカラー写真、1976年2月20日号の表紙はボスと殿下のイラスト、1980年3月28日号にはボス+スコッチ+スニーカー(スコッチ復帰撮影前の記者会見のもの)のカラー表紙ぐらいですか。

ところで、突然【浮気心『特別機動捜査隊』】

先ほどのTVガイド本にまっちゃん加入直後と思われるカラー写真が・・・立石主任の金ぴか時計もちゃんと確認できます。
ネットを漁っていた見つけた「俺は三船刑事だ」の記事、スチールが載っていて、グロリアの周りに三船主任、関長さん、ネクタイを緩めてカッコつけているハタさん、さっきのカラースチールでもスチールといえば顔がちょこっと写っているのがセオリーなマキさん、ガンさんに山口刑事らしき人物が確認できます。ちょいとメモでした。

第286話 女と赤電話(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事(クレジット表記があるものの不在)・岩井田刑事・松山刑事)

*カラーだった・・・。
*OPに題字:彫無季夫氏(後の彫無季氏)追加、新田鑑識課員追加(レギュラー昇格?)
*サブタイトルだけ赤字。
*少年院脱走少女のほう助をした男が殺される・・・同じような過去を持つ女を愛した男の犯行・・・。
*牧さんの走り方は嫌いじゃないです。
*立石主任の時計は金ピカ
*佐藤敏子事務員登場、レクチャー役は牧さん。
*牧さんの黒板の字は達筆。
*殺された男の情婦が酔っ払って留置されていた・・・引き取り人は「うわばみのガンさん」。(立石主任ジョーク)


第287話 夕陽の町(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)

*木場で顔のつぶれた男の死体が上がる・・・その男と思われていた男が生きていて、その友人が死んでいたわけですが、この男たちが強盗事件を起こしたコンビで、そのウワマエをはねようとした隣の住人と友人たちが殺した・・・という、悪い奴ばっかり(^_^;)
*アパートの管理人として、先ほど亡くなられた青野武氏が登場。
*野沢雅子さんも登場、犯人グループの宮口二朗さんは男前・・・。
*うわまえを「はねられた」コンビの荷物を石炭の山の底に隠せば、荷物が発見できないと踏んだ犯人グループの誤算・・・石炭問屋のストライキ(^_^;)
*水上バスが小型のボートみたいな時代。
*擬斗のお披露目、モモさんとまっちゃんが背負い投げを披露。

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ドックは刑事としての「壁」を乗り越えられるのか?

2012-05-18 12:24:07 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】、事後になってしまいましたが申し訳ないです<(_ _)>

第491話 57.01.15 ドックのうわごと (ドック・ゴリさん)多宮健二 ☆スコッチ病床から復帰  

河原での銃撃戦で近くにいた子供の自転車に流れ弾が当っていたという出来事から、なんとなくドックがピリピリし出します。
刑事は天職という自らの考えを結構気に入っていたドックが、刑事としての責任の所在の部分で悩みだしたころ、以前同じ流れ弾のケースで通行人が死んでしまった事件が発端で、直接現場にいたゴリさんや一係の面々が命を狙われます・・・。

あくまでも「刑事」の責任を全うしようとするゴリさん、迷って頭がぐちゃぐちゃになってきたドックが投げかける愚問、同じく迷う警察病院に勤めるガールフレンドの白石医師、落ち込んでいくドックに救いがあるのか・・・。

ドックとしては相当高いハードルな今回、改めてドックの刑事としての姿勢が問われる部分と、ゴリさんの刑事として人間としての事件への向き合い方が再確認できる部分とが相まって、私はこの作品、名作だと思っています。

それにスコッチも病床ながら画面に復活します。
というのも、おそらく裕次郎さんの復帰を待っての降板準備の一環だと思います・・・・。

いろんな意味で、木枯らしが画面から吹いてきそうな話ではありながら、なにか温かいものというかそういうものがある作品だと思います。
ドックの視点か、それともゴリさんの視点か別々に観ると二度おいしい部分もあります。


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策士、策におぼれる・・・

2012-05-18 07:07:35 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌2012】

第171話 暴走

冒頭はゴリ&テキ兄弟の緩い将棋対決で始まりながら、誰かが誘拐されるという手紙や行方不明だった橋爪京子を誘拐したというツギハギ脅迫電話が一係にもたらされ、誘拐の物的証拠はあるものの誘拐されたところを目撃されていない為に顔見知りの犯行であると確信した山さんは一刻も早く京子を救出しようと金の受け渡し時に現れた男を捕まえ問い詰めますが男は京子の事を知らず、京子は死体となって発見され、七曲署に非難が集中する・・・・。

って、一係への嫌がらせ?
完全に計画殺人のカムフラージュとして利用された一係、山さんも様々な「作為」に気が付きながらも誘拐事件として取り組んでのあの結果ですから、落胆はかなりのものでしたが、それでも奮起し例の金の受け渡し時に現れた男の方から糸口を見つけるわけです。
山さんの勘働きが無ければ解決しなかったようなかなり卑劣で巧妙な事件で、横山の犯行理由はただ保身だけ、それで婚約者を殺し、それを誘拐事件に偽装し、最後の仕上げとして一係に捜査責任を一手に持たせるような手法をとって完全に自分は被害者側に落ち着かせるという手段は、他にあまり例がありません。
その横山、先にも書いたようにサラリーマンでありながら相当のタフマンぶり。
一体この男、どういう男なんだ?
一係には特別に恨みがあるわけじゃないだろうし・・・。
ただ、そうだからこそ一係を利用して自滅したというのはあると思います。

今回は山手線内や山さんの丹念な捜査、そしてクライマックスのゴリ&テキVS横山の対決などロケが多く、セットシーン等がカットされている感じがします。戸部夕子さんも橋爪家のお手伝いさんとして御出演でしたが、ワンシーンのみの登場でそれも天井からのショットという顔が確認できない状態、チョイ役としては豪華すぎる布陣なので多分その前のくだりもあったものと思います。
京子の宇田川智子さんは、後に金八先生で体育教師を演じられるようです。

BGMもどんどんSE系の「橋渡し的曲」が多用されていき、その後のブリッジ曲の使用例のような感じになってきました。
それに、「衝撃のテーマ」の#35に似た加工バージョンも、山さんのアクションに華を添えています。
澤田監督のダイナミックな演出にマッチしていました。
(冒頭からのゴリさんアップもダイナミック(^_^;))

この頃、長さんの出番が少ない(今回ロケ不参加)・・・それにボスは前回から比べてかなり髪が伸びた感じで、1ヵ月ぐらいは隔たりがあるような気がしますが、結構スケジュール組みに苦心していた時期なのかもしれません。

ロケ地:早稲田大・大隅講堂付近(大隅通など)、ドエル(世田谷区宮坂、現存)、ミスタードーナツ(成城ショップ?)、新大久保駅、大久保一丁目線路沿い、百人町~高田馬場駅周辺?(グランド東京など)、渋谷宮下公園、代々木一丁目(橋爪貿易)

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ボンの勘違いが招いた危機&プレッシャーに押しつぶされそうになるゴリさん

2012-05-18 01:10:48 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

土曜日のファミ劇は、これは見逃せない2作。

第172話 50.10.31 俺たちの仲間 (ボン)新橋耐子 西本裕行 高橋明 苅谷俊介

一係・藤堂一家で自分は役に立っていないように思い始めたボン。
それなりに自信はあったのに、各先輩には敵わない、そんなボンを何とか奮起させようとするゴリさんの行動も「過保護」に終わってしまい、山さんの「一係は各人の流儀でやってる」の説明も、ボンを単独潜入行為に誘い、生命の危機を迎えますが・・・。

素直すぎるほどの屈託のなさで登場から愛されてきたボンが、その彼の性格ゆえに自らに危険を招いてしまう、ボンにしてみれば第二の試練なのですが、あくまでもサブタイトル通りチームワークを軸に描かれるので、周りの先輩たちの温かさと頼もしさを並行して描くことになります。(特にゴリ&テキ兄弟)
ボンは萎んだり咲いたり大変ですが、それを必死になってサポートする先輩たちも良い、太陽らしい作品です。

とは言いつつも、相手は似非「逃がし屋」という非常に危険な組織、何となくスパイ話的なエッセンスも交えながら、西本(スナフキン)氏の珍しい悪役も見どころかと。(苅谷さんの悪役はこの当時は珍しくないので(^_^;))

   
第173話 50.11.07 一発で射殺せよ! (ゴリさん)樋浦勉 中条静夫  ☆アッコ登場

名作に数えられる一作で、ゴリさんが友人・大高を射殺した過去(#118)と、道代とのそれに対しての会話、トラックの運ちゃんとの何気ない会話、狙撃チームへの署長の推薦、そして今現状の射殺命令を受けて「人を殺そうとしている」ゴリさんがオーバーラップして、さすがのゴリさんも押しつぶされそうになってしまいます。
今回はいつものように腕を狙うとかではなく、非常に危険な状態の犯人を一発で射殺せよというボスの命令。
全く逃げ場がないゴリさんの状況を救おうと奮闘する、山さんやテキサスたち。

前回同様チームワークでのサポートが泣ける作品ですが、ゴリさんの動揺が画面から伝わってきて非常に手に汗握るという部分もあります。
それに、署長と道代も久々に登場、
そして、姉妹作と言われる#118のチャコのように、本作からアッコ=矢島明子(木村理恵さん)が登場します。
これから3年近く在籍するのですが、初登場時はまだあどけなさを十分残した18歳。
これで一係部屋の再構成が終わりますが、やっぱりマスコットガールが居た方がいい・・・というか、男だらけの一係から脱却です。

中条さんが本当に短い登板ですが、非常に味わい深い演技を魅せるところも好きですね・・・。

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