隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第23回は、期せずして「007シリーズ」同じく第23作目の『007 スカイフォール (原題:007 Skyfall) 』です。
この映画の日本公開は、丁度1年前の2012年12月で、「007」のシリーズ誕生50周年記念作でもあります。
隊長が『007 スカイフォール』を、初めて観たのは、今年の4月に中国海南島からの帰途、香港から乗ったキャセイパシフィック航空の 機内 です 。
その時は、機内の小さい画面の為、アクションシーンの醍醐味が感じられなかっので、改めてBlu-ray Discをレンタルして観ました。
ジェームズ・ボンド役は、今回が3度目となるダニエル・クレイグ(Daniel Craig)。
観られた方も多いと思いますので、改めてストーリーをご紹介しませんが、感想を一言で表すと “もの哀しい” です。
既にベテランの域に達し、自分の肉体的な衰えを感じながら、任務を遂行しなければならないダニエル・クレイグが演じるボンド。
後半のスコットランドでのアクション場面の画面の暗さ。
初代ボンド役のショーン・コネリーが演じていた頃の「007」は、天真爛漫の陽気さに満ちていましたが、この作品では “もの哀しさ” が目立ちました。
それと、前半の中国上海でのシーンの描き方が、欧米人の見るステレオタイプの中国感が現れていると感じました。
最近、報道された「007」に関する面白い話題として、「ジェームズ・ボンドは酒の飲み過ぎで、任務遂行は不可能」と言う研究発表があります。
英ノッティンガム大の医師らの研究チームによると、ボンドは作中で美女と一夜をともにすることで有名ですが、研究チームは「これだけ多量の酒を飲んだら、性的機能は働かない」と指摘。
アルコール依存症が疑われるとして、ボンドに専門的な治療を受けるよう “助言” しています。
研究チームはイアン・フレミングの原作14作のうち、飲酒に関する詳しい記述がない2作を除く12作について、ボンドの飲酒量を記録。
けがや監禁などで飲酒が不可能な期間を除けば、1週間の平均飲酒量は適正量の4倍以上に達すると分析。飲酒量からすれば、作中で描かれるボンドの活躍は不可能と指摘。
手の震えや肝硬変などのほか、性的不能になる恐れもあるとしているそうです。
確かに、『007 スカイフォール』でも、ボンドがウォッカかテキーラを、ストレートで一気飲みするシーンがありました。
研究チームの説を信じるならば、映画の中でのあれだけの活躍は出来ませんよね (笑
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