隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞Vol.21 『寝台列車初体験』 (その13)

2012年12月24日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その12)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2e7ece8a2628897e5df7588ca6bb4ad6

 

          =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

高鉄(中国版新幹線)「G638次(号)」は、定刻の19:03に終点の『鄭州東駅』に到着しました。

 

開業してからまだ2ヶ月も経っていませんが、乗客のほとんどは以前にも高鉄利用したことがあるらしく、自動改札を出るといつの間にか、駅のコンコースから人がいなくなってしまいました。

 

『鄭州東駅』はもちろん、河南省の省都『鄭州市』に初めて来た隊長は、右に行ったら良いのか左に行ったら良いのか全く分かりません。

 

途方に暮れていると、改札口の方から制服を着た女性達が隊列を組んで歩いて来ます。まるで、飛行場でキャビンアテンダントの一団に出会ったかと思える程でした。どうやら「G638次」の乗務員の様です。

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【乗務員の一団】

 

その一団の後に着いて行くと、なんとか駅の外に出ることが出来ました。しかし、この『鄭州東駅』も高鉄専用で、しかも開業したばかりなので、駅の周囲にはタクシー乗り場もバス乗り場もありません。

 

またまた途方に暮れていると、乗客を駅まで送ったタクシーが空車のまま市内の方へ帰って行きます。何台かの車に乗車拒否にあって、やっとつかまえたタクシーに乗り込むことが出来ました。時刻は19:15です。

 

ちなみに初乗り運賃は9元(約120円)です。上海の初乗り運賃14元よりはるかに安いですが、信陽の5元に比べたらかなり高いです。

 

今夜と明日の晩のホテルは、中国に来てからネットで予約した『佰事達商務酒店(英文名:Bestel Business Hotel)』です。市内中心の『鄭州駅』から徒歩10分以内のホテルを検索して選びました。

 

ホテル名と住所が「一馬路」と言うことしかわかりません。不安だらけの隊長を乗せたタクシーは駅前から大きな通りに入り、直進しています。

 

途中、道路沿いに大型の家具店を何軒も見かけました。鄭州は家具の販売でも有名のようです。

 

30分を過ぎても目的地に到着しません。ますます不安になっていたら、タクシーが道路の端に停まり、ここで降りろと言います。周りには、ホテルらしき建物は影も形もありません。

 

運転手が何か言っているのですが、河南語らしくて全く分かりません。ここで逆らうと身の危険に繋がるかも知れないので、素直に車から降りました。運賃は28元(約360円)でした。

 

とにかく通りを真っ直ぐ歩いて行くと、しばらして大通りに出ました。ここが「一馬路」のようです。周りを見回すと、“あった!”  『佰事達商務酒店』の看板を見つけました。

 

タクシー降ろされたのが、19:55でホテルに着いたのが20:05。こんなに早くホテルが見つかって良かった!

 

ホテルのフロントに聞いたら、「一馬路」から車を降ろされた場所までは一方通行なので、タクシーは進入出来なかったことが分かりました。

 

このホテルは一泊126元(約1640円)です。安いのには訳がありました。それは、後で書きます。

 

案内された部屋は10階建てのビルの9Fです。お腹がすいていたので、荷物を部屋に投げ捨てる様に置いて、外に再び出ました。

 

『鄭州駅』があると思われる方向に向かって歩きます。7~8分で駅前に着きました。

 

駅の周りにはレストランがたくさんありましたが、20:30に入ったのは『豪享来中西餐庁』です。その名前の通り、中華料理と西洋料理を提供するファミレスの様なお店です。

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【メニュー】

 

注文したのは、「儿童牛排套餐(子牛スペアリブ煮込み定食)」42元(約550円)と「雪花啤酒(ビール)」8元(約100円)です。

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約1時間で食事を終えてホテルの部屋に戻りましたが、疲れていてシャワーを浴びる気もしませんでした。

 

ベッドに入りウトウトとしていると、隣の部屋が騒がしくて目が覚めてしまいました。話し声だけでなくTVゲームをしているような音も聞こえます。部屋の造りが悪いので、隣部屋の音が筒抜けになっています。

 

耐えられなくなり、フロントに言って部屋を9Fから8Fに替えてもらいました。このフロアの他の部屋には宿泊客いないとのこと。

 

やっと落ち着いて5日目の夜の眠りにつくことが出来ました。

 

===== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その14)で =====

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