狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「普天間継続使用」を日本に伝達へ、米政府

2010-04-18 08:22:44 | 普天間移設

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米政府、「普天間継続使用」を日本に伝達へ

 【ワシントン=佐々木類】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、鳩山政権が目指す5月末までの決着が困難になっているのを受け、米政府は飛行場を継続使用していくとの判断を固めたことが分かった。複数の日米関係筋が明らかにした。米政府は今後、鳩山政権の出方を見守りながら、継続使用する考えを日本側に伝えるタイミングをはかっていく。(産経新聞)
[記事全文]

                                             ◇

大山鳴動鼠一匹とは、・・・あれだけ移設先で大騒動した結果が「現行案」で決まった、ということだろう。

だが、大山鳴動鼠一匹どころか、屁の一発も出なかった(失礼)・・・そのマンマ普天間と言うのが、今回の米軍側の提案と言うことになる。

だが、これは別に驚くにあたらない。

以前から「普天間固定化」は囁かれていたことである。

だが、それでは新内閣成立以来の日本国中どころかアメリカを巻き込んだ大騒動は一体何だったのか。

屁の一発も出なかったでは、寝た子を起こされた屁の子、

いや、辺野古の住民にはどう説明するのだ。(辺野古住民には誘致賛成派が多い)

                    *

今朝(18日)の沖縄タイムス社説のタイトルはこれ。

「徳之島移設 問題まきちらすだけだ」

徳之島に限らず、いまさら日本国中何処を持ち出してきても「問題をまきちらす」ことに変わりはない。

それにデッドラインは残すところ僅か一月半に迫っているのだ。

そもそも前政権が13年もかけて模索した米合意を、いとも簡単に反故にしたことが「問題をまきちらした」最大の原因ではなかったのか。

そしてルーピー首相を「沖縄の思い」という魔物で洗脳して、ここまで追い詰めたのは、ほかならぬ沖縄タイムスを筆頭にした沖縄メディアではなかったか。

その結果、ルーピー首相が突きつけられたのは回答不能の方程式だった。 ⇒ 回答不能の方程式、普天間移設

沖縄タイムスは散々ルーピー首相をおだて上げ二階に押し上げておきながら、今さら梯子を外すような社説では、二階のルーピーがぼやいているではないか。

⇒ 鳩山首相「普天間なんて皆、知らなかった。メディアが動きすぎ」 - 産経新聞(4月16日)

問題整理のため過去エントリーから抜粋し編集加筆して引用する。

■正解不能の三元方程式■

鳩山首相が突きつけられた三元方程式とはこれ。

(1)受け入れる地元側の同意

(2)連立政権内の合意

(3)海兵隊の一体運用の確保

先ず(3)から検討してみると、特に台湾有事を考えれば海兵隊の機動性を生かすためには、「県内」が必須であるが、鳩山政権になって以来散々「県外・国外」で寝た子を起こしてしまった現在では、国内で地元の同意を得ることは困難である。

次の(2)は、社民党の「県外」と国民新党の「県内」では現在全く合意点はない。

最後に米国側が最重要視するという(1)は、「県内・県外」共に地元の合意を得ることは困難であり、今から「国外」を模索しても着地点を見つけるのは至難の業である。 後述するが「県外」には移設経費の(面でも問題がある。

鳩山首相の優秀な理科系の頭脳をもってしてもこの方程式に解を出すことは不可能であろう。

ということは、巡り巡って「辺野古沿岸案」という合意通りで決着するしか選択肢はなくなった。 

「辺野古回帰」に対しては宮城能彦沖縄大学教授が、『WILL』掲載の「本家・ゴー宣」の中で歯をむき出しにして怒っておられる。

念のため付け加えると、宮城教授はマンガの表情は怖いが、本当は優しいお方である。

で、その怒りの言葉がこれ。

「もう今さら辺野古移設なんて言っても、沖縄県民は賛成しませんよ。 絶対に怒ります。」

「これは理屈の世界じゃない。 完全に感情論になってしまいました!」

                   *

そして、「今さら辺野古なんて」という感情論で沖縄県民が反対するとなると残る道は一つしかない。

それが冒頭に引用の「普天間基地固定化」である。

何度もくり返すが、普天間移設の話は、元々米側が言い出した案件ではなく日本側が「沖縄の思い」を聞き入れた合意であった。

ルーピー首相の迷走の結果、移設先が袋小路に入り込んでしまった今となっては、

米側にとって「現行案」どころか「現状のまま」の方が「問題を撒き散らす」可能性が一番少ない選択肢なのだ。

 来日中のキーティング前米太平洋軍司令官(退役米海軍大将)が、朝日新聞のインタビューで、数ある移設候補地の可能性をほのめかせながらも、「沖縄の方が好ましい」と述べていた。

「沖縄の方が好ましい」とする理由については「現に今、駐留しているからだ」というごく当たり前の理屈からだ。

米海兵隊駐留「沖縄でなくても良い」 前太平洋軍司令官

計1万8千人の海兵隊を、日本のどこかに移すのに必要な費用は、日米いずれも負担できないと思う」と述べ、現実問題として、経費的に沖縄県外に移転することは不可能との見方を示していた。

移設経費の面から見ても県外が不可能なら、当然沖縄県内と言うことになる。

だが、県内でも「今さら辺野古」と言うくらいなら、

「そのまんま普天間」の方が一番問題も起こりにくいし、移設経費も掛からない。

そこで普天間固定化が唯一の選択肢となる理屈だ。

ルーピー首相ではあまりにもみっともないので、普天間で世界の笑いものになったことにちなんで、この際

「そのまんま普天間」とニックネームを変えたらどうだろうか。

それがダメなら「平成の脱税王」より「普天王」はどうだろう。

ちなみに普天王という幕内力士がいるが、普天間は勿論沖縄とも何の関係もないとのこと。 本人は「たまに熊が出るところ」だと本人はと茶目っ気たっぷりだが、出身地は熊本県。

【追記】8;54

徳之島では本日、1万人規模の「米軍基地徳之島移設断固反対1万人集会」を開催するとのことだが「島民大会」や「町民大会」ではなく「集会」というところに問題の複雑さが表れている。

沖縄タイムスには珍しく事実を報じている良心的記事を紹介する。

一方、反発が急激に高まる島内で、表立って誘致を口にするいない。ある自営業の男性は「ある意味、沖縄がうらやましい。だが水面下でやるまえに、こんなに反対一色になったら、もう無理だろう」とこぼした。(略)

どよめきの中、谷岡会長は住民投票などを求める要望書を徳田氏に手渡した。会合後、記者団に真意を問われ、賛成派で今、顔を出して発言できるのは私と前田さんくらいだが、無記名の住民投票なら状況は確実に変わる。(沖縄タイムス 4月18日)

沖縄マスコミが扇動する「全体主義」「言論封殺」が、

沖縄から徳之島に移出されている現状が伺える記事である。

 

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 【お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬氏  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073 

 

【懇親会のお知らせ】

中山成彬氏を囲む懇親会にもお気軽にご参加下さい。

日時:4月25日 午後5時~7時 

会場:パシフィックホテル沖縄【カネオの間】

会費:4000円 連絡先:090-9780-7272(錦古里)

 

コメント (7)

推計人口 1億2751万人 09年 減少幅最大 18万3000人

2010-04-17 21:01:02 | 未分類

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沖縄の新聞や左翼団体が喧伝する沖縄とは、忠義のような地獄のような島である。

「凶暴な米兵の強姦魔が徘徊し、泥酔した米兵が住民をひき逃げし、軍用車両が民間病院に乱入し診察に支障をきたしたりする。

それだけではない。 近隣の学校は飛行機の爆音で授業も出来ず、大学にはヘリが墜落炎上し、民間住宅には米軍の流れ弾が撃ち込まれる。 そして不発弾は住宅地に散乱している。」

最近の沖縄の新聞の見出しを見れば、沖縄とはこのような悪魔の住む島のような印象を受ける。

事実沖縄のことを悪魔の住む島と表現した左翼記事もあった。

悪魔の島か癒しの島か

沖縄が悪魔の島はともかく、左翼団体が喧伝するような危険な島なら、当然人口は減っていくはずなのに、沖縄は全国一の人口増加県だと言うから驚きである。

 

推計人口 1億2751万人 09年 減少幅最大 18万3000人
2010年4月17日 00:18 
 
総務省は16日、2009年10月1日現在の推計人口を発表した。都道府県別で前年より人口が増えたのは東京、沖縄など7都県。九州7県はいずれも減少した。総人口は前年比18万3千人(0・14%)減の1億2751万人。1950年に現行基準で統計を取り始めて以降、減少幅は過去最大となった。同省は「本格的な人口減少時代に入った」と分析している。

 総人口の減少は2年連続で3回目。05年にいったん人口減に転じたものの、07年までは横ばいの状況が続いていた。しかし08年に7万9千人減となり、今回さらにマイナス幅が広がった。男女別では、男性だけでなく、初めて女性も減少に転じた。

 また、外国人の出国者が入国者を4万7千人上回り、15年ぶりに「社会減少」となった。08年秋のリーマン・ショックに端を発した世界的な景気後退の影響で、自動車関連企業などで働いていたブラジル人などが職を失い、帰国が相次いだことが主な要因としている。

 都道府県別で増えたのは昨年と同じ沖縄、神奈川、千葉、埼玉、東京、滋賀、愛知の7都県。大都市圏への人口集中が続いているが、沖縄以外はいずれも人口伸び率は前年を下回った。

 一方、九州7県は、いずれも前年の人口を割り込んだが、福岡、宮崎、鹿児島、長崎は減少率が持ち直した。総務省は「景気の低迷で大都市圏でも雇用情勢が悪化した影響で、人口流出に歯止めがかかったのではないか」と推測している。

 全国の65歳以上の高齢者比率は22・7%。九州では、22・0%の福岡を除く6県で全国平均を上回っている。

=2010/04/17付 西日本新聞朝刊=


                  ◇

全国の人口が減りつつある現在、「悲劇の島」「危険な島」(悪魔の島」そして米兵の強姦魔が女を求めて町を徘徊する「基地公害の島」沖縄の人口がダントツ日本一で増加し続けていることはおかしい!

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偽善の象徴、「ジュゴンを守れ!」

2010-04-17 06:53:16 | 普天間移設

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昨日のエントリーで「沖縄の思い」という魔物に取り憑かれたルーピー首相が、自縄自縛で墓穴を掘り続けていると書いた。

首相の憑依した思考では、「沖縄の思い」や「民意」とは、普天間基地の移設先は「島ぐるみの県内反対」、とでも受け止めていたのだろう。

なるほど、一月に行われた名護市長選では「辺野古移設反対派」の稲嶺氏が勝った。 だが、名護の市街地域はともかく、現場である辺野古地域住民は、確かフジTVの出口調査によると、「辺野古移設賛成派」が優勢であった。

沖縄メディアが報じる「沖縄の民意」とはルーピー首相が考えるほど単純ではなかった。

これは名護住民ののび太さんの次のコメントで見事に裏付けられている。

 のび太さんのコメント

 <初めまして、名護在住男です。先の名護市長選挙で稲嶺氏側は、投票権の無い運動員(国籍不明)が多数(400人~1000人)規模で名護に入り、自転車部隊、戸別訪問等、やりたい放題でした。「基地が来たら戦争になる!」と言ってオジーオバーへの説得工作、メディアも煽るし名護市民は一種の催眠術にかけられた状態で投票した結果、反対派が辛勝という結果になりました。これをもって名護市民の総意と言われても納得しませんよ。民主的な選挙を根幹から壊してしまった名護市長選挙。稲嶺市長はミニ鳩山になっていると思います。辺野古に住む友人曰く、受け入れの人が殆どとの事。一部反対派の声だけをメディアは取り上げていることが判りました。もちろん、陸上案では無しに、これまで検討を重ねてきた現行案に対してです。辺野古を名護から独立させて宜野座や金武と合併させたらいかがでしょう。みんな基地の町ですから受け入れてくれると思います。

辺野古にテント小屋を作り「ジュゴンを守れ」を合言葉に辺野古移設に反対している人々は、環境保護活動を標榜しているが、そのほとんどが環境保護を名目にしたイデオロギー塗れの「プロ市民」であることが、沖縄では良く知られている。

本土左翼活動家のきゃすっちさんが、自身のブログ沖縄県民は環境保護活動を未来永劫出来ないで「ジョゴンを<守れ」を叫ぶプロ市民の偽善を暴露している.。

その一部を以下に抜粋引用する。

今現在、沖縄で行われている環境保全活動は

本来の環境保全運動ではないのよ。

「環境保全を目的にそれを破壊する事業に反対する」のではなく

「ある特定の事業に反対する為に環境保全をダシに使っている」

だけなんです。

つまり環境保全は二の次で、特定の事業の阻止を目的としたものです。

専門家の講演って殆ど普天間移設がらみの講演でしょ

私達は、環境保全という言葉をダシに使っているだけなの。

例えばね、ジュゴンの家ではじゅごんの保護を訴えていますが

漁師の定置網漁や刺し網の混穫による死亡例が過去に沢山

あるにも関わらず、それに対しなんの対策も訴えていないでしょ。

もともと沖縄県民は「今、起こっている現象には数々の要因が

関連しているのにも関わらず、特定の出来事こそが原因である」と

単純に考えてしまう人が多いのね

こういう人達がどんなに一生懸命に環境を守ろうとしても

それは無駄なのね。

だって、多くの要因があると言うのにたった一つの要因だけに固執し

他の要因をすべて無視しているのだから。

「一生懸命環境を守ろうとしている」

こう書くと立派な人のように感じるけど

環境守れ!

ちゅら海守れ!

じゅごんのいる海を守れ!

叫ぶのはどんなバカにでも出来るんだ、ただ叫ぶだけでいいんだもん。

今の沖縄の風潮では、じゅごんは大浦湾、辺野古が里で

今、ジュゴンの生息地はここだけになってしまい、ここを守るのが大切だ

ということを盛んにジュゴンの家は宣伝しているけど

近年でもジュゴンの死体の漂着は宜野座村漢那、金武湾、本部長瀬底

佐敷町冨祖崎、今帰仁村古宇利島などに実際にあがっていて

ジュゴンの里は別に辺野古のお家芸ではないと言うのは明らかに

分かっているのだけど、ジュゴンの家の人達は

平気で「じゅごんの里」などと嘘をついているの。

ジュゴンの家は「環境保全を目的にそれを破壊する事業に反対する」のではなく

「ある特定の事業に反対する為に希少動物をダシに使っている」

団体だから当たり前なことなんです。

「今、起こっている現象には数々の要因が関連しているのにも関わらず

特定の出来事こそが原因である」

こういう人達がどんなに一生懸命に環境を守ろうとしてもそれは無駄なのね。

汚れた海が一番お似合いの小沢幹事長までもが,

最近では「沖縄のきれいな海を埋めてはいかん」みたいなことを発言している。

だが、沖縄が日本一の埋め立て県であり、埋め立て工事が絶えずどこかで行われているのが沖縄の日常の風景なのだ。

にもかかかわらず、なぜか「プロ市民」の方々や沖縄メディアが、これに異議を唱えたと言う話を聞いたことがない。米軍基地の絡まない埋め立て工事だからである。

一昨年「11万人集会」で全国にその名を知られた宜野湾海浜公園のあるコンベンション地域は広大な埋立地である。

これも米軍基地と関係ない埋立地であるため、あの沖縄タイムスでさえも、環境破壊を訴えるどころか次のように賛辞を送る有様である。

 ホテルにビーチ、ヨットハーバーや国際会議施設などを有する宜野湾市の西海岸は、県内の埋め立て地の中では最も成功、発展した地区の一つといっていいだろう (更新日:2010年04月16日 09:55)

» 続きを読む


以下は、過去記事を抜粋し編集加筆したものである。(ちゅら海を守れ!偽善者の絶叫 沖縄は全国一の埋め立て県)

日米で合意した「普天間基地」を辺野古に移設すると、ジュゴンが可哀相だから反対だという。

住宅密集地に隣接する「普天間基地」のことは、基地と住民のどちらが先住者かの問題はさておいても、危険であることに異を唱えるものはない。

人命に関わることは、ベストを望む前に、次善の策で緊急避難のベターを選択するのが良識ある大人の考えではないのか。

「世界一危険」な普天間基地は、より危険度の少ない辺野古に移設すべしと、当日記でも再三述べた。

ところが辺野古沖を埋め立てるとジュゴンが可哀相だと、「プロ市民」が反対する。 

先ずこれを見ていただきたい。

⇒「沖縄の埋立地と埋め立て計画http://www.ne.jp/asahi/awase/save/jp/data/higatagenjyou/
index.htm

左翼団体があれほど激しく反対運動をする辺野古は、実は沖縄全体の多くある埋め立て計画のほんの一部であることが一目瞭然である。

沖縄県の一年間の埋立て実績地は辺野古の埋め立て予定地の何倍も、いや何十倍もの海岸線が埋め立てられていることを知る県民は少ない。

2001年の国土地理院の発表によると前年度の沖縄の埋め立て面積は2.21平方キロに及ぶという。

具体的に言うと多良間村水納島の面積に相当する海岸線が埋められていることになる。

これは、その一年間だけの例外的数字ではない。

埋め立て面積は年々増えており、一年間の平均値をとると過去19年間の間に奥武山球場の34倍の面積を埋立て続けてきたという計算もある。

ところが沖縄のマスコミは、これらの事実を一切報道せず、連日普天間基地代替施設の埋立て問題で紙面をうずめている。

当然県民が埋め立ての現実を知る機会は無い。

もう一度、辺野古にテント小屋を作り「ジュゴンを守れ」という人々の偽善行為を確認してほしい。

これを見て、⇒沖縄の埋立地と埋め立て計画http://www.ne.jp/asahi/awase/save/jp/data/higatagenjyou/
index.htm

反米・抗日一辺倒の偽善者達が叫ぶ「ちゅら海守れ」のいかがわしさが一目瞭然である。

普天間基地代替施設埋立てに反対しても、その何十倍もの規模で計画されているそれ以外の埋立て事業には一切反対しない沖縄のマスコミと「プロ市民」。

良識ある県民はマスコミによって「情報封殺」されていることに気がつきはじめている。

沖縄県内における環境破壊、公有水面の埋立てによる環境破壊となると、

環境学者がイデオロギーとは無関係を装って、埋め立て反対の意見を披露する。

だが彼らは「環境」でカムフラージュした左翼勢力である。

環境学者といえば、イデオロギーには縁遠い存在と思われがちだが、そこが彼らの思う壺。

沖縄は左翼環境学者の掃溜めだという人もいるくらいだ。

左翼学者の掃溜めである沖縄大学などはその典型だろう。

桜井沖縄大学学長のマスコミ露出度が他大学学長に比べて多すぎるのがその証拠である。

人間あっての環境保護であり、環境を守るためには人間の命(普天間基地近隣の住民の命)はどうでもよいわけはないだろう。

最近では、ジュゴンの他に「海がめを守れ」と叫ぶ偽善者も現れている。

彼らの意見に従えば希少動物を守るために人間は何処かへ追いやられるのがベストであり、

沖縄が「ガラパゴス島」になるとがベストということになる。

 

【おまけ】 保存資料です。

めったに沖縄の新聞に載らない記事が、こんなとこに。

琉球新報 2001年 1月30日 

県土全国一の増加/1年で2.21平方キロ/昨年分、国土地理院発表

/多良間村水納島に匹敵/経済振興で埋め立て進む

 国土地理院は二十九日、二〇〇〇年の全国都道府県市区町村別面積を発表した。沖縄の県土面積は二二七一・三平方㌔㍍となって、前年より多良間村水納島に匹敵する二・二一平方㌔㍍増え、都道府県別の増加面積で初めて一位となった。増加は埋め立てによるもので、国土全体の増加面積分(九・四平方㌔㍍)の四分の一近くを占めた。

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断末魔の首相、魔物に憑依!

2010-04-16 06:55:13 | 普天間移設

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[日米首脳10分会談]出口が見えなくなった

沖縄タイムス社説 2010年4月15日 10時01分     

 13日付の米紙ワシントン・ポストは、1面に、核安全保障サミットに参加した各国首脳とオバマ米大統領のツーショットを11枚、組み写真の形で掲載している。

 中国の胡錦濤・国家主席と笑顔で握手を交わす写真、韓国の李明博大統領と抱き合っている写真。ドイツのメルケル首相とはお互いに肩に手をあて、親密ぶりをアピールしている。だが、11人の各国首脳の中に同盟国日本の鳩山由紀夫首相はいない。

 日本側が求めた日米首脳による公式会談は結局、実現しなかった。まだその時期ではないと米国側が断ってきたからだ。鳩山首相がオバマ大統領と非公式に意見交換したのは夕食会の席上。しかも、冒頭のわずか10分間だった。

 首相はその場で、米軍普天間飛行場の移設問題を5月末までに決着させるとの考えをあらためて表明し、協力を求めた。だが、大統領はいかなる言質も与えなかった。

 話の中身がどうにも場違いだ。なんとか打開したいという首相のあせりが空回りしているようで、何とも、もの悲しい思いにさせられる

 首相が繰り返し明言している5月末の決着までに残された時間は、わずか1カ月半。米国は依然として現行案が最善との考えを崩しておらず、実務者協議に入るのも拒否している。県内や徳之島の反対運動の高まりを考えれば、正直言って、地元の合意を前提にした期限内決着は不可能だというしかない。

 普天間問題は、出口がまったく見えなくなった。

 昨年来の動きで際だつのは政府の拙劣な進め方と鳩山首相の言葉の軽さだ。

 首相は昨年11月、オバマ大統領に「トラスト・ミー(私を信頼してほしい)」と語り、年内決着の意向を伝えたが、守れなかった。「3月末に政府案をまとめる」という話も実現できなかった。言葉が羽毛のように軽いのだ。

 沖縄の負担を軽減したいという首相の気持ちを疑うものではないが、自縄自縛に陥っているとしか思えない。

 約束が果たせなかった場合の責任問題が、与党内でも公然と論じられるようになった。これだけ何度も公言している以上、期限内決着が実現できなかった場合の首相の責任は確かに重い。

 ただ、忘れてならないのは、責任を取って辞任したとしても、普天間問題を混迷のふちに押しやるだけで、実は何の解決にもならない、ということである。

 米国は今でも辺野古沿岸部の現行案に固執しているが、地元名護市や県議会の反対で「地元合意の存在」という論拠は崩れている。

 辺野古案をめぐって10年以上ももめにもめ、振り出しに戻った揚げ句、今度は勝連沖埋め立て案に徳之島案―。そのような代替案しか出せないこと自体、国内移設が事実上破たんしたことを示すものではないか。

 米国が態度を変えなければ、この複雑な連立方程式を解くことはできない。政府は米国の態度変更を引き出しうる、小手先でない解決案を追求すべきだ。

                    ◇

■魔物に取り憑かれた鳩山首相■

鳩山首相は、新政権成立早々「魔物」に取り憑かれ、すっかり思考能力を停止してしまい、今でも自分で自分の首を締め続けている。

ワシントンでのオバマ大統領との「会談」どころか僅か10分間の「会話」を終えて帰国しても、このように自ら墓穴掘りを止めようとはしない。

首相、退路断つ?普天間の5月末決着を明言(4月15日 14:21)

 


不思議なことに、鳩山首相はこの期に及んでも自信満々の発言である。

ところがワシントンでの成果は散々なもので、写真のような影の薄い存在でありながら、大統領との「会話」の内容を問われ、「日本として存在感をしっかり申し上げることができた」( 日本経済新聞)と、成果を強調するあたりは、首相は既に思考停止の極限にあるのかと同情を禁じ得ない。

■首相の思考を狂わした魔物とは■

鳩山首相に憑依した「魔物」とは、「沖縄の思い」「民意」「県民感情」といった極めて情緒的な得体の知れないものである。

就任早々の首相の口癖は「沖縄の思いを重く受け止める」であった。

ところがその「思い」をまともに受けすぎて、結果的にそれが自らを滅ぼすことになった。

ちなみに沖縄の得体の知れない「民意」について昨日(15日)の(沖縄タイムス「論壇」に興味深い投稿があるので文末の【おまけ】に引用しておく。

その得体の知れない魔物の発信元であり、これまで鳩山首相を扇動し、その思考能力を麻痺させてきた沖縄タイムスが、最近は鳩山首相を糾弾し始めたと思ったら、今度は遂に哀れみを見せ始めた。

⇒>なんとか打開したいという首相のあせりが空回りしているようで、何とも、もの悲しい思いにさせられる

これまで応援団だった沖縄タイムスに哀れみを受けるようでは、そろそろ鳩山首相も自分の命運が尽きたのを悟っているのだろう。

それにしても就任当時友愛で張り切っていたボンボン首相、「沖縄の思い」を重く受け止めたばかりに、こんな早い時期に自分の墓穴を自ら掘る羽目に陥ろうとは夢にも思わなかっただろう。

だが、沖縄タイムスは非情にも、首相が責任を取って辞めても容赦はしていない。

⇒>ただ、忘れてならないのは、責任を取って辞任したとしても、普天間問題を混迷のふちに押しやるだけで、実は何の解決にもならない、ということである。

沖縄タイムスは自分が追い詰めた首相を散々批判しているが、突っ込み所満載の論評の中で一つだけ次の点を批判しておこう。

米国は今でも辺野古沿岸部の現行案に固執しているが、地元名護市や県議会の反対で「地元合意の存在」という論拠は崩れている。

確かに現在、普天間基地を受け入れる地域は日本全国何処にも無い。

辺野古住民を含む名護市民が折角苦渋の決断で、「辺野古容認派市長」を三代も選出したのにも関わらず、鳩山首相が寝た子を起こしてしまったからだ。

確かに僅差とはいえ1月の市長選では「反対派市長」を選んだ現状では、確かに「地元の合意」という米側の論拠は崩れている。

だとすると、元々の「普天間移設」の論拠も根底から崩れ去ることになり、普天間基地の固定化で一件落着に終わることに沖縄タイムスは気が付かないのだろうか。

元々この移設の話は米側から言い出したわけではない。

橋本元首相が「住宅地に隣接する基地から普天間住民を守るため」、命がけで米側に掛け合った末に勝ち取った結果であることを忘れてはいけない。

橋本元首相と比嘉元名護市長が普天間基地移設で苦悩したことを書いた過去エントリーから以下に抜粋する。

■普天間移設合意の経緯■

だが、「普天間移設」は自然に米軍側から自民党政府に転がり込んできた安易な話ではない。

橋本元首相が、当時の外務官僚から「非常識」と影では嘲笑されながら、米国側に必死の覚悟で切りこんだ結果勝ち取った政治生命を賭けた「移設」である。

橋本元首相の「死に物狂い」の普天間移設交渉については、

読者の涼太さんが紹介して下さったた次のリンクに詳しいので是非読んで欲しい。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091223/plc09122
31837010-n1.htm

特に「切腹」覚悟の比嘉哲也元名護市長と橋本首相の会談のくだりには不覚にも涙がこぼれた。 事実比嘉元市長はその後、「切腹」した。

比嘉元市長の「辺野古容認」は、岸本、島袋と三代続いた容認派市長に受け継がれた。

だが、1月の市長選で僅か1500票余の僅差で「反対派」の現稲嶺市長が辛勝したことは周知のことである。

橋本元首相は「日歯連事件」で晩節を汚したが、決死の覚悟で「普天間移設」を米軍に合意させた熱意を、少なくとも沖縄県民は忘れるべきではない。

結局、鳩山首相が5月末までに決着するということは、巡り巡って、

「普天間基地をそのままにして置く」、という「決着」以外に道はない

これなら米軍も納得するし、「地元の合意」も「県内・県外の地元の全てに反対されたのだから仕方がない」、で一件落着。

グアム、やテニアンなどの国外案はって?

海兵隊の抑止力からいって、「米国領土内」に移設するのは米国が認めないので、論外である。 

 

【おまけ】

沖縄タイムス 2010年4月15日

【論壇】 與那原 勲

誰のための市議なのか   民意無視行動の報道に当惑

うるま市議4人が上京し3月21日夜、平野博文官房長官と面談し米軍普天間飛行場の移設先として「勝連半島沖埋め立て案」の受け入れについて、他の市議の「説得依頼を受けた」とのマスコミ報道は狐につままれる思いがした 3月19日うるま市議会が出席議員全会一致で可決した「米軍普天間飛行場の勝連沖への移設に反対する意見書」に反対する行動だからである。 さらに、うるま市議6人が3月26日に上京し、平野官房長官と3度目の面談をするというマスコミ報道に市議の資質を疑った。(中略)

平野長官と面談したうるま市議に問いたい。 市議会決議をどう受け止めているのか?  誰のための市議なのか?(うるま市、うrつま市の自治を考える市民の会幹事、64歳)

                   ◇

投稿者が呆れるまでもなく、沖縄の議会決議による「民意」なんて、ことほど左様にいい加減なものである。

鳩山首相も、沖縄メディアの報道を鵜呑みにせずに、報道される「沖縄の思い」や「民意」が、いか怪しい物かをもっと事前検証すべきであった。

各市町村の議会決議なんて與那原さんが「狐につままれる」と驚くように、狐と狸の化かし会いだから、「恵まれた家庭に生まれた」友愛首相の理解の外だったのであろう。

お気の毒に。

「反戦平和」のお題目は、沖縄の首長にとって「免罪符」であると書いたが、

極左市長の「婦女暴行疑惑」を「報道しない」と言う手段で徹頭徹尾擁護した沖縄タイムス、琉球新報。

最近の「ブログ告発騒動」における沖縄二紙の対応を見れば沖縄の首長や各議会議員が横並びで「基地撤去」に賛成する理由も理解できる。 

何しろそれが「免罪符」になるのだ。

沖縄タイムスがアンケートで「踏み絵」をして脅迫するのはいつもの手口なので、

下手にこれに逆らって、あらぬホコリをたたき出されるのに比べたらたまったものではない。

それに比べれば「基地反対!」や「反戦平和」を叫ぶなんてお安い御用なのである。

ほら、この通り。

全員が「県内」反対 普天間移設 41市町村に調査

 

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中国に侮辱されても「見ているだけ」の友愛政権!

2010-04-15 08:28:30 | 外交・安全保障

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中国艦船隻が沖縄県内を横断したことに対し、昨日のエントリーでは沖縄タイムスが一日遅れのベタ記事事実を報道しだけだったので、

当日記の怒りは国境の県の新聞らしくない報道姿勢の沖縄タイムスだけに集中した。

だが、よく考えてみると、筆者も政府の中国に対する及び腰にはすっかり慣れてしまい、今回の政府の対応については触れなかった。

今回の中国艦隊の沖縄分断行為は、中国海軍の外洋展開訓練の一環とみられ、10隻のうちソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦など今回の中国艦船の動きは異例だと言う。(産経新聞 13日)

折りしも沖縄では米海兵隊の「ヘリによる機動力」を県外・国外へ移設せよと大合唱が巻き起こっている。

そんな現状を見透かしたように、中国艦船は沖縄本島と宮古島の間でヘリ訓練をしていた。

これは米海兵隊が県外移設した場合に備えてのヘリ訓練であり、追尾中の護衛艦に対する威嚇行為も、交戦権を持たない自衛隊が先に銃撃することは無いと見越した偵察行動だとも推測できる。

宮古島にお住まい(と思われる)の読者の太平山さんが当日記に代わって、怒り心頭でおられるので、平和ボケした沖縄メディアは論外としても、ノーテンキな鳩山首相や関係閣僚に脳天一撃を下さんばかりのコメントを紹介します。

太平山さんのコメント

狼魔人様こんばんは。 
中国艦隊が沖縄本島と宮古島間を通過したと聞き、怒り心頭に発すで仕事もままならない状態ですが、来るべきものがとうとう来たかとの感慨も強くあります。しかし国の能天気な対応はどうでしょうか、予想したとはいえその馬鹿ぶりには呆れてものが言えません。国は一体何を考えているのか、この暴挙を常態化させることは、シーレーン危機を招来させるだけでなく先島の中国圏化を許すことにもなる。それが分からないのかと鳩山首相や平野官房長官の脳天を一撃したい衝動に駆られます。

今後、この暴挙は何としてでも阻止しなければなりませんがそれには
宮古島が鍵になります。チャンネル桜や他の政治ブログにしても与那国島、石垣島は何かと話題にはなりますが宮古島にはあまり関心を持ちませんね。軍事評論家の佐藤守閣下からもあまり聞いたことがありません。しかし素人でもちょっと考えを巡らせば宮古島が如何に重要な軍事拠点か解るはずなのに何故それが一向に話題に挙がらないのか不思議でなりません。

私が中国軍の幹部であれば、まず沖縄本島と先島諸島を分断するため宮古島占拠を立案します。宮古島さえ占拠すれば石垣島はどうにでもなる。宮古島には3000m級の下地島空港と2500m級の宮古空港があります。また多良間島には2000m級の多良間空港がある。そしてそれが最も大事なのですが宮古島本島には航空自衛隊レーダー基地があります。一朝、事があればまずそこを攻撃制圧するでしょう。150名ほどの空挺部隊であれば十分に可能ではないか。

国は早急に下地島空港に航空自衛隊那覇基地支部を設けることです。更に下地島に海上自衛隊の軍港を造り島に強固な兵站機能を持たさねばなりません。そして基地と宮古島防衛のため陸上自衛隊500人~1000人ほど駐留させる。その程度のことができなければまず島嶼防衛は無理でしょう。

現下において上記のことを言うのは狂人扱いされ実現の可能性はほとんど見込めませんが、せめて危機意識だけは持って欲しいですね。

                     ◇


今回の中国艦船の
威嚇行為が尋常ではないほど傍若無人なのは、日米同盟も鳩山内閣の成立により有名無実化しつつあることを確認する意味があるものと見られる。

このような侮辱を受けても抗議の一つも出せない内閣を安全保障の本質論で追及する議論が無いのも不思議である。

国辱を受けた海自~中国艦船ヘリが護衛艦に金接近飛行

 [政治]

2010年4月14日 11:00 更新

 13日、統合幕僚監部は、8日午前、東シナ海中部海域において、中国艦艇から発艦したと思われる艦載ヘリコプターが警戒監視中の護衛艦「すずなみ」(第5護衛隊所属)に対し、近接飛行したと発表した。ヘリは、「すずなみ」から水平距離約100ヤード、高度約100フィートを飛行したとされ、艦艇の安全航行上危険な距離である。

 この行為が、命令によるものか、パイロットの独断によるものかは定かではないが、「専守防衛」を掲げる自衛隊が、絶対に手を出せないと分かった上で行われた示威、あるいは挑発行為である可能性は高い。

 同様の行為は、軍艦や艦載機に限らず、海洋調査船でも見られる。警戒監視を行なう護衛艦がいようがいまいが、中国の調査船は何食わぬ顔で調査を実施している。もはや中国にとって海自の存在は「絶対に吠えない番犬」となっているのではないだろうか。もしも、同様に、事前通告無しで、アメリカの軍艦に対し近接行為をした場合、どのような対処がとられるだろうか。

 同発表では、7日から9日まで、同海域でソブレメンヌイ級ミサイル艦(排水量7,940トン)2隻、ジャンウェイⅡ級フリゲート(同2,250トン)1隻、ジャンウェイⅠ級フリゲート(同2,250トン)が、艦載ヘリコプターの飛行を行なう等の訓練を行なっていたことを確認したとしている。また、10日午後8時には、「すずなみ」と護衛艦「ちょうかい」(第6護衛隊所属)が、沖縄本島の西南西約140kmの南西諸島を東シナ海から太平洋へ向けて南東進する潜水艦2隻を含む中国軍艦10隻を確認したという。

 こうした軍事演習は外交戦略の一環であることは言うまでもない。日本政府には、毅然とした態度で抗議することを要望する。【山下 康太】

                       ◇

 

このような侮辱を受けていながら、国の指導者が「注視をしていく」・・・だって!

沖縄近海の中国軍艦はヘリ訓練か 平野長官「動向を注視」

 平野博文官房長官は13日午後の記者会見で、沖縄近海の公海上を10日に航行した中国海軍の艦艇10隻は、ガス田に近い東シナ海中部と沖縄南方海域で7~9日と11日に、艦載ヘリコプターの飛行訓練などをしていたとみられると発表した。

 平野氏は「わが国周辺での外国艦船の動向は注視しなければならない」と指摘。防衛省の赤星慶治海上幕僚長も会見で「中国海軍はここ数年で装備の近代化や運用の技量を上げ、外洋展開能力を持ちつつある。注意深く見ていく必要がある」と述べた。

 赤星海幕長はまた、警戒中の海自護衛艦「すずなみ」の約90メートルまで接近した中国ヘリについて、マスト(約40メートル)より低い約30メートルの高さで飛んだことを明らかにし「船の安全航行に影響を及ぼす」と指摘。防衛省は外交ルートを通じ、事実関係の確認を中国側に申し入れた。

2010/04/13 20:38   【共同通信】
 

アメリカの核の傘に守られることを忘れ、「対等な日米間」という幻想を抱いて、国防をおろそかにし、

その一方で中国艦船の侮辱的威嚇行為に対しては、抗議どころか「注視していく」としかいえない鳩山内閣に国防は任せられない。

それにしても、ミサイル艦二隻を含む中国の戦艦10隻が沖縄県内を分断してヘリ訓練しても、「注視」しか出来ない政府も政府だが、同盟国であるアメリカの艦船が石垣港に休養のため寄港しただけで大騒ぎする「プロ市民」の方々が静かなのはどうしたのだろうか。

アメリカ軍や自衛隊は「人殺し集団」だが、中国の戦艦は「平和の戦艦」とでも言うのであろうか。

そういえば、昔から左翼の方々は同じようなことを言っていた。

旧社会党が全盛の頃「アメリカの核は汚れた核だが、ソ連の核はきれいな核」と、当時の「プロ市民」は言っていたようであるが・・・

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お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073 

 

【懇親会のお知らせ】

中山成彬氏を囲む懇親会にもお気軽にご参加下さい。

日時:4月25日 午後5時~7時 

会場:パシフィックホテル沖縄【カネオの間】

会費:4000円 連絡先:090-9780-7272(錦古里)

 

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中国潜水艦軍団が沖縄横断!

2010-04-14 07:43:53 | 未分類

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「不発弾」に関する昨日の記事の続きです。

人間は忘れることで進歩する、と昔のエライ人が言ったかどうかこれも忘れたが、読者の太郎の嫁 さんのコメントで思い出したことがある。

左翼は、本当は兵器が好き 2010-04-13 14:49:01 太郎の嫁 

皆さん、毎日の五十嵐ボマーを忘れていますよ!

ところで、知り合いの家(社民党シンパ)には、75mm砲弾(口径は推計。薬莢一体型)を飾っています。
昔、どっかのデモに参加したときに貰って来たようです。
もちろん私には、先っぽを叩いて偽物かどうか確かめる勇気は、有りませんでした。


記憶を辿りながらググッたらこんな記事が出てきた。

ヨルダン空港爆発 

毎日記者に実刑  禁固1年6月 特赦申請へ

2003年6月2日 読売新聞

【アンマン=久保哲也】アンマンの国際空港爆発事件で、爆発物不法所持、過失致死、過失致傷の罪に問われた毎日新聞元写真部記者(編集局付)、五味宏基被告(36)に対する判決公判が1日、ヨルダン国家治安法廷(軍事法廷)で開かれ、ボコール裁判長は「爆発は被告の不注意によるもの」と述べ、過失致死、過失致傷の罪で禁固1年6月の実刑判決を言い渡した。爆発物不法所持については無罪とした。

 毎日新聞社長室は同日、弁護側が「判決を尊重し、控訴はしないこと」、及びアブドラ国王への「特赦申請をヨルダン政府に提出する方針」を明らかにした。

 五味被告は、イラク戦争取材中に拾ったクラスター爆弾の子爆弾を記念品として持ち帰ろうとしたが、5月1日夜(日本時間2日未明)、クイーン・アリア国際空港の手荷物検査所で、この子爆弾が爆発、職員1人が死亡、近くにいた5人が負傷した。検察側は、五味被告が子爆弾を爆発物と認識していたと主張。五味被告側は、爆発物との認識はなかったとして無罪を主張していた。

 ボコール裁判長は、3罪のうち、最も量刑の重い爆発物不法所持(懲役15年―7年6月)については無罪とした理由について「(被告に)爆発の危険性についての認識はなく、使う意思もなかった」と説明した。

 裁判長はまた、五味被告とともに爆発物不法所持の罪に問われていたヨルダン人助手(32)については無罪とした。

 王室筋によると、国王は、五味被告に特赦を与える意向で、早ければ近日中に釈放されるとの観測も出ている。

 毎日新聞社は判決に対し、「判決を厳粛に受け止め、亡くなられた方、負傷者らに深くおわびする。法的責任に加え、記者として、職業人としての倫理上の責任があると考え、死傷者を出した結果の重大性から(五味被告に対し)厳正な処分をする」とのコメントを発表した。

2003年6月21日、 アンマン空港爆発事件 五味宏基記者を懲戒解雇--毎日新聞社処分

http://centertail.hp.infoseek.co.jp/baka/journalists.html


 

この場合も「不発弾」蒐集の趣味のある毎日の五味記者が、最大の責任者ととして逮捕され実刑を喰らっている。

うるま市の場合、幸い爆発には至らなかったが万が一の場合,、責任は「拾得者」である亡くなった屋敷の主人にある。コレ、世界に常識。

沖縄タイムス社説は爆発した場合、誰が責任を取るか、と大見得を切っているが、「拾得者」に責任には一言も触れていない。この辺の理屈がタイムスには理解できないのであろうが、お寒い限りである。

 

                      ◇

◆海兵隊が沖縄に居る意味 

昨日(13日)の沖縄タイムスオピニオン面の「論壇」に、西原町にお住まいの77歳になるT・Iさんの「県民大会を成功させよう」と題する意見が掲載されている。 意見の概略は、来る4月25日に開催予定の「県民大会」を成功させようと言う主旨だが、大会のタイトルが「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外を移設を求める県民大会」と長ったらしく謳っている通りで、タイトルが全てを表している。 

投稿の「本質的議論避ける本土」という副題が付いている部分を抜書きする。

わたしが理解に苦しむのは、なぜ海兵隊が日本にいなければならないのか、そして沖縄に駐留しなければならないのかということだ。 海兵隊の抑止力を協調する声があるが、その根拠さえ明確でない。 それは政府だけではなく本土主要メディアも、このような本質的議論を避けている課のように思えて、安保の負担の大部分を沖縄に押し付ける差別的な対応だと批判せざるをえない。

確かに新聞報道は、普天間基地の移設先をゴミ処理場と同じ感覚で模索する記事ばかりで、米軍基地の本質的議論を避けているように思われる。

最も議論を避けているのは沖縄メディアだと思うのだが、海兵隊が沖縄に存在する意味を教えてくれる「事件」が昨日の本土紙に掲載された。

◆中国潜水艦軍団が沖縄横断

昨日(13日)の沖縄タイムスはコレをスルーした。

沖縄本島と宮古島の間を約10隻の中国戦艦が横断したのなら、当然一面トップを飾ってもおかしくないし、中国への抗議の県民大会を開いてもおかしくは無いはずだ。


[写真]沖縄本島と宮古島間の公海上を浮上して航行する中国のキロ級潜水艦=防衛省提供(毎日新聞)

中国潜水艦 2隻が浮上し沖縄沖南下
  北沢俊美防衛相は13日午前の閣議後会見で、中国の潜水艦2隻が10日、浮上した状態で7、8隻の艦船とともに沖縄本島と宮古島の間の公海を南下したと発表した。北沢防衛相は「いままでになかった事態。詳細な分析をし、我が国に対する意図があるのかないのかを含めてよく調べて対応を検討したい」と述べた。(毎日新聞)
[記事全文]

 [動画ニュース]中国海軍艦船が日本の公海上を航行~防衛省 - 日本テレビ(4月13日)

                                          ◇

沖縄メディアはスルーしたが、沖縄在住のジャーナリスト惠竜之介氏によると、中国潜水艦軍団を追尾中の護衛艦に中国艦載ヘリが威嚇行動をとたという。 そのため10日 夕刻、那覇基地には緊張が走り、空自のF15戦闘機が緊急発進したとのこと。

不良米兵と不良女子中学生との「ナンパ・トラブル」には新聞の一面トップを使って報道するが、

その一方で中国戦艦が沖縄本島と宮古島の間を横断しても、これを黙殺する沖縄タイムスは、もはや報道機関としての矜持どころか恥の一欠けらさえ持ち合わせてはいない。

国防に関し、筆者は何も米軍依存一辺倒の「アメリカの犬」ではなく、可能ならば自主防衛がベストだと書いた。

では、そのまま米軍基地を全面撤去し、代わりを自衛隊がすればよいという意見もあるが、憲法を変えない限り、交戦権をもたない自衛隊では海兵隊の代役は勤まらず、憲法改正と同時に自衛隊を国防軍に格上げしなければならない。

元自衛官の惠氏によると現在の交戦権のない自衛隊に国防を任せることは、逮捕権のないガードマンに警察の代役をさせるに等しいとのこと。

それにしても、仮想敵国の中国が虎視眈々と侵略を伺っている沖縄で、日米安保の本質的議論を避ける沖縄タイムス。

中国の10隻の戦艦が沖縄本島と宮古の間を横切ってもこれに抗議するどころか、黙殺を決め込む沖縄タイムスは中国の広報紙であると思う方、応援お願いします。

【追記】

一日遅れで沖縄タイムスが報じたが、県の中央部を横断されていながら他人事のように淡々と報じて一言の抗議もない。

中国軍艦が沖縄近海航行 潜水艦2隻も確認

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お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
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【懇親会のお知らせ】

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責任をぼかす沖縄タイムス、不発弾か「盗品」か

2010-04-13 07:33:08 | ★米兵事件

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沖縄タイムスに【「普天間問題」県民の声 ホットライン】という電話とファックスの番号が記載されたコーナーがある。 そこで毎日「県民の声」を紹介しているが、そのほとんどが「県外・国外」あるいは「沖縄だけが基地被害を受けている」といった紋切り型。

だが、本日(13日)の「声」は東京に住む沖縄県人の複雑な心境を表して興味深いので次に紹介したい。

基地の金返そう

屋良保さん(55)  普天間飛行場を受け入れると言って受け取った(関連の)交付金約750億円を国に返すべきではないのか。本土の人たちは沖縄は金をもらって基地反対はおかしい、と言う。 同僚に北方領土の出身者がいるが、墓参りにもいけず、沖縄よりもっと不幸だと言う。 徳之島でも若い人は島を出て沖縄に移住している人が多いと言っていた。 貧乏しても基地はいらないと言わないと、本土の人たちに問題を理解してもらうのは難しいことを知って欲しい。(東京、会社員) >

                    *

読者の石原昌光さんがGJをしてくれましたので、全文紹介します。

石原昌光さん

狼魔人様こんにちは、
うるま市の民間住宅で、発見された米国製1963年型の対戦車榴弾の放置事件での4/11日付沖縄タイムスの社説が余りに酷いので(内容は長いので割愛、詳しくは紙面を御確認下さい)沖縄タイムスに電話してみました。
編集者:はい、沖縄タイムス、読者センターです。
私:4/11日付の沖縄タイムスの社説について質問があるんですが?
編集者:4/11日、少々お待ち下さい(30秒程経過)はいはい、どうぞ
私:社説の中央の文字なんですけどね、、
編集者:?何面ですか、、
私:社説の中央の文字です!
編集者;ああ、社説の見出しですね、、
私:はい、見出しです。ここに<お寒いお役所仕事>って書いてありますよね?
編集者:ええ、、
私:確かに今回の件は、県も国も、米軍の対応も余り良くなかったと思います、、ですが、一番の原因は、榴弾を拾ってきた家主(故人)にあるんじゃないですか?
編集者:、、、、、、、、、そうですね、よくなかったと思います。
私:しかし、その一番問題のある点に、4/11日の社説では触れていない、これはどういう事ですか?被害者(故人の妻)への配慮ですか?
編集者:え~そのあたりのことは、執筆者に聞かないと分からないですね、、、
私:これは大問題ですよ!4・25には県民大会も開かれるんですよね?基地はノーだと言っている県民がですよ?基地はオロカ、砲弾とも仲良く付き合っている、、なんて事が本土の人間に伝わってごらんなさい?どうなります!
編集者:うーん、それは問題ですねぇ、、、不発弾を持ち帰るというのは常識的に考えても、、う~ん、、、
私:ですから、タイムスさんには、大々的に啓蒙キャンペーンを張って欲しいんですよ、、ひょっとしたら、今回の事件で、ウチにも砲弾がある、、と名乗り出てくる人もいるかもしれませんよ、、だから、県民に向けて、不発弾は家に持ち帰らない!と。
編集者:ごにょごにょ、、(何事かをぼやいているようだが声が小さく聞こえない)
私:(これ以上話を引っ張っても無駄だと思い話題を変える)あと、、ですね!この対戦車榴弾の事ですけど?
編集者:はい、、、
私:この榴弾は、不発弾なんですか?社説の上部には榴弾放置事件とありますけど、社説の内容では不発弾と書いてある、、どっちですか?
編集者:不発弾はですね、、、発射されても発火せずに不発になった弾薬のことです。
私:でも、4/10日のタイムスの文化31面の記事には<ことば・不発弾>、ってあって、、、
編集者:はい、、、
私:そこには、、第二次大戦中、艦船から射撃された砲弾、飛行機からの投下された爆弾で、発火せず不発になったもの<中略>と、書いてあるんですよ、今回の榴弾は戦後に作られたものですよね?
編集者:ええ、、
私:また、うるま市の見解でも、「今回の榴弾は不発弾ではなく危険物であるため、警察が対応するものと思った、、」と言ってます!タイムスさんとしては、今回の事件は榴弾放置事件なんですか?不発弾事件ですか?沖縄タイムスの不発弾の定義を教えて下さい!
編集者:え~、、、この場合は、、、不発弾でもあるし、、、榴弾の放置でもあるし、、、ごにょごにょ、、(また声が小さくなる、、、)
私:そもそも、今回発見された榴弾が不発弾かどうか?(狭い意味での発射されたが発火せず不発になった砲弾の意)さえ、現時点では分からないですよね。もしかしたら、米軍が回収しわすれた遺棄弾かもしれない、、、不発弾ではなく遺棄弾と書いてはどうです?その後、詳細が分かって狭義の不発弾と判明したら、呼び方を変えればいいですし、、、
編集者:そうですね、遺棄弾という呼び方もありますね、、、
私:(疲れてきて)それじゃあ、頑張ってください、質問に答えて下さって感謝します。
編集者:失礼ですが、そちらのお年は?
私:35歳です!(苦笑)
なんとも暖簾に腕押しの編集者相手に一人で喋っていたような気がしますが、少なくとも2点については分かりました
1、タイムスの社説の論旨は、必ずしも全編集者が共有していない、、
2、タイムスでは、不発弾の定義が、かなり曖昧である。
最近の社説で沖縄タイムスは、学校教材に新聞を生かして、、、なんて書いていましたが、タイムスを読んで沖縄の児童の学力がグングン伸びてくれたらいいですね、、、

                                        ◇

ついでながら、というよりメディアリテラシーの教材として問題のタイムス社説を引用する。

[りゅう弾放置]背筋寒い「お役所仕事」  2010年4月11日

 融通の利かない杓子定規(しゃくしじょうぎ)の対応のことを「お役所仕事」というが、このケースはその典型と言っていい。

 もしも今、屋敷内で爆発したら、一体だれが責任をとるのか。

 うるま市の民家に持ち込まれた1964年米国製の対戦車りゅう弾が、関係機関に連絡したにもかかわらず、処理されないまま通報後5カ月も、敷地内に放置されている。

 絵に描いたような、お粗末きわまりない「お役所仕事」というほかない。

 このりゅう弾は沖縄戦の際に使用された不発弾ではない。そのことが処理を手間取らせたのは確かだ。

 りゅう弾は、この民家に住む女性(73)の夫(故人)がずっと前に家に持ち込んだもの。2009年11月に、この女性の知人が不発弾の危険性を指摘し、うるま署に通報した。

 沖縄戦で使用された不発弾であれば、決められた手順に基づいて、警察が陸上自衛隊に処理を要請。自衛隊は現物を回収するか、もしくは現地で爆破処分か信管を抜き取る安全化処分をすることになる。

 今回、警察からの連絡に対し、自衛隊は、沖縄戦で使用された不発弾ではないため「処理は対象外」だと判断、土のうを積むなどの安全対策は取ったものの回収も現場での処分もしなかった。

 米軍に処理を要請したところ、米軍は、日本の政府機関からの文書による要請が必要、だとして出動しなかったという。

 県警は沖縄防衛局にも連絡している。で、防衛局はどうしたか。

 本社の取材に対し、防衛局は「公的機関の間の依頼は口頭でなく文書で行われるのが通例。当局としては担当者間の電話のやりとりで県警から何らかの依頼を受けたとの認識はない」と説明している。どっちもどっち、だ。

 県も2月の段階で不発弾確認の報告を受けているが、米軍が処理を引き受けるだろうと判断し、これまた動いていない。

 米軍を含む関係機関が緊急に集まって対応を協議し、規則や決まりに縛られずに、住民の安全を第一に考えて処理することは十分可能だったはずだ。

 それができなかったのはなぜなのか。どこに問題があるのか。関係機関は連絡体制をもう一度点検し、マニュアルの不備を見直してもらいたい。

 警察に通報したにもかかわらず、5カ月も民家の敷地内に放置され続けている現実は異常である。

 戦後の米国製砲弾をどのように扱うのか。早急な指針づくりが必要だ。

 沖縄の地下には今なお、推定量2300トンの不発弾が埋まっているが、地上にも米軍が相当量の砲弾や弾薬類を貯蔵・保管している。米軍基地から未使用弾が流出したり演習場の不発弾が持ち出されるおそれがあることを忘れてはならない。

 過去の戦争も現在の戦争も、県民にとっては「進行形の問題」なのだ。

                    ◇

読者の石原昌光さんが沖縄タイムス社説の問題点を、直接電話して記者との会話の中から的確に炙り出していただいたので、これ以上のコメントは不要とは思うのだが。

以下に筆者の蛇足を書くので読んでいただきたい。

>もしも今、屋敷内で爆発したら、一体だれが責任をとるのか。

責任は「不発弾」を屋敷内に持ち込んだ「拾得者」にある。

これは糸満市で起きた不発弾爆発事故の際、事前に電磁波調査を怠った糸満市に責任があるのと同じである。

「民間住宅内に米軍不発弾不発弾」、

このニュースをタイムス記者が初めて聞いた時、これでまた米軍を糾弾出来ると、躍り上がって喜んだことだろう。同時に次のような一面トップの見出しが脳裏で躍ったであろう。

「住民無視の米軍の暴挙」

「米軍基地の全面撤去」

だが、よくよく調べてみると、今度は「金武町流弾事件」が脳裏を過ぎったに違いない。

安易に米軍へ責任転嫁すると米軍調査団の反撃を食らう虞がある。 振り上げた拳の下ろしどころに困ったタイムスは、「お役所仕事」に責任を求めた。

なるほど、昨年11月に「事件」が発覚して以来の国、県、市の対応は無責任きわまるものがあり、タイムスが怒るのももっともではある。

だが、石原さんがいみじくも指摘するように今回の「事件」の第一義的責任は「不発弾」を保管する女性の亡くなった夫である。

女性は亡夫が拾ってきたというが、拾った経緯は不明な点が多い。

いくら不発弾の多い沖縄と言えども、戦後製造された巨大爆弾を米軍が民間住宅地に撃ち込むとは考え難い。

写真でも明らかなように長さ70cm、直径が10cmもある対戦車りゅう弾が街中に転がっている筈も無く、「拾得者」が基地の中のしかるべき場所から持ち出したと考えるのが道理に適っている。

本島中部の民家で保管されている信管付き米国製対戦車りゅう弾。長さ約70センチ、直径約10センチで左側が弾頭。安全性のため土のうなどに囲まれている=8日、本島中部(上地一姫撮影)

[画像を拡大]

本件は幸いにして爆発する前に問題になったが、第一義的責任を国に転化して補償金を取った糸満不発弾事故と同じく、責任は国ではなく現場の当事者である。

糸満市の場合も新聞は徹頭徹尾国に責任を転嫁し、結局は補償金を「強奪」したが、責任の所在は曖昧なままに終わった。

今後の類似事故の再発を防ぐためには、先ず責任の所在は明確にしてその上で被害者への補償金は国に補助を求めると言うのが筋であった。

今回のうるま市の場合も、石原さんが指摘するようにタイムスは「不発弾」を家に持ち込んだ「拾得者」のはずである。

新聞が問題の本質を隠して、絶えず「沖縄側は被害者である」という論調を続ける限り、同じ事件の再発を防ぐことは出来ない。

それにしても石原さん、お見事です。

 

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ペンギン王国は酔っ払い王国だった!

2010-04-12 07:25:38 | 未分類

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一昨日の土曜日、「世界一危険な基地」のある宜野湾市に転居以来初めて同級生の飲み会に参加した。

場所は県庁近くのいつのも某居酒屋で、参加者はいつもの10名。 往路は連れ合いに車で送ってもらったが、帰りはタクシーの予定であった。

浦添に住んでいた頃はタクシー代はおよそ2000円弱だったので、おそらくは那覇よりさらに北に位置する転居先までは3000円~3500円くらいの支出を覚悟していたのだが、T君が車で送ってくれたのでタクシー代は助かった。

飲み会の参加者に車で送ってもらうとは、沖縄独特の酒気運転かと思うだろうが、T君は明日のゴルフに備えて来ており最後までアルコール抜きで通していたのでご安心を。

午後7時に始まった飲み会が9時過ぎにお開きとなり、、N君の申し出は二次会に参加せず帰ることが条件だったので、二次会大好き人間のN君の猛烈な誘いを、酒の代わりに涙を飲んで振り切って送ってもらうことにした。

タクシー代にこだわって友人の誘いを涙ながらに断るとは随分みみっちい話ではあるが、宜野湾に住んで二ヶ月余、住めば都で快適な毎日を過ごしている。

「世界一危険な基地」の近くの住宅街と喧伝されているが、基地公害を感じたことは一度も無い。 あえて「公害」を挙げるとすれば・・・那覇での飲み会に往復タクシーで参加した場合のタクシー賃が筆者にとっては唯一の「公害」である。 

下手をするとタクシー代に7000円から8000円も支出をせねばならぬことになる!! 

飲み代より高くつくではないか!

冒頭からセコイ話で、スミマセン。

                     *

16年間も独裁者が君臨した南の島の負の残滓が又しても明らかになった。 

「ペンギン王国」は沖縄一の酔っ払い天国でもあった。

沖縄が酔っ払い天国であることは良く知られたことだが、「ペンギン王国」は「生活保護王国」であると同時に「酔っ払い天国」であることが八重山署の発表で分かった。

それにしても酔っ払いに困り果てた石垣市民が、警察に通報する件数がなんと年間1169件もあったというから驚く。

面倒で通報しない件数も入れると・・・

ウーン、今度の新市長の刷新に期待するしかないのだろうか。

八重山毎日新聞 2010年1月 10日

泥酔者訴え、なんと1169件 09年八重山署まとめ

路上寝込みやや減少
軒下・階段寝込み大幅増

 八重山署(東和治署長)は、2009年の泥酔者訴え(通報)状況をまとめた。それによると、訴え件数は1169件(前年1040件)で129件増え、昨年同期を上回った。
 このうち、路上寝込み発生状況は、314件(同446件)で減少が見られたが、これ以外の軒下や階段などで寝ていた者の数を含む訴え件数は855件(同594件)となり、大幅に増加した。

 月別では、6~8月の夏場に最も多く、冬場に向かうに連れ減少しているが、人の動きが活発になる年末の12月には再び件数が増加している。
 また、年明け初めごろも飲酒の機会が多く、屋外で寝込む路上寝込み等は、寝ているすきに財布などを抜き取られる仮眠者狙いの被害、交通事故につながる可能性も高い。
 同署では引き続き注意を呼びかけている。

                                           ◇

酔っ払い運転は日常茶飯事で個別では記事にはならないと言われる沖縄だが、米兵が酔った上起こした事故を放置して逃亡した事件は悪質故新聞が大きく報じるのは理解できる。

だが、三週間以上経った現在でも新聞の大見出しを飾っているというのは、よっぽど米兵のこの手の事件は少ないのだろうか。

泥酔し30キロを運転 辺野古ひき逃げ容疑の米兵 県警、危険運転視野 (2010年04月11日09:41)

沖縄が全国一の「酔払い運転天国」であることは、沖縄での居酒屋成功の条件が「駐車場完備」であることからもう伺い知ることが出来る。

その全国一の「酔っ払い天国」沖縄の中でも、「ペンギン王国」が「酔っ払い王国」だったわけだ。

その酔っ払い運転に関し、沖縄に住む自称左翼活動家のきゃすさんの辺野古とやんばる東村 高江の現状日記さんが、沖縄の新聞が運転者が米兵というだけで騒ぎすぎると思ったのかこんな記事を書いていた。

皮肉に満ちて興味深いので以下に全文引用させていただいた。

米兵のこと悪く言えるほど沖縄県民は立派なのかね

沖縄は飲酒運転天国だとコメントで書いたけど、これは本当のことで

沖縄は全国的に統計を取り始めて以来、一度もワーストの座を

他都道府県に譲ったことが無いという、まさに飲酒運転界の

不動の王様なんだよね。

全国平均の約6倍。

摘発件数では、一位を僅かな差で大阪府に譲るものの

大阪府の人口は約880万人、それを約130万人しか居ない沖縄県が

ほぼ同数で並ぶんだから、ホント凄い!というか酷い…。

辺野古の米兵の飲酒運転事故は、たまたま基地内で飲酒した人が

基地外で引き起こした事故だったけど、米兵の飲酒運転や飲酒運転によって

引き起こされる事故って大概は基地外の飲食店で酒を飲んで

基地や自分の自宅に戻る時に引き起こされる事件だそうです。

免許更新の時に、運転免許試験場の教官が言っておりました。

車を運転して居酒屋やバーにくる米兵に酒を提供しているのは、紛れも無く

沖縄県民だからねー。

沖縄県民の主張ってさ、勢いはいいけどねー。

傍から見れば

「まあ、どっちもどっちじゃねー?」
「他人の悪い所はよく見えるけど、自分の悪い所は見えないんだなー」

とか思うよね。

米兵に抗議するより、車を運転して居酒屋に来る米兵に酒を提供している沖縄県人に

抗議した方が、よっぽど沖縄は良くなるだろうと思うんだけど

飲酒運転界の不動のキング達にはそんな事考える頭無いよね

ここらへんの考え方がさー、「バカ」っていうか

「すべての自分の悪い所は他のせい」に見えるんだよねー。

やっぱさー、常人にはキングの考え方は理解できないよねー。

私も、一生かかっても沖縄の訴える正義とか、主張って理解できないと思うもの。

SHINAKOSANも、前に飲酒運転を話題にした時に

私が「おまえら悪すぎだろ!」

みたいなこと言ったら「沖縄には飲みにケーションという文化がある!」

「そういった文化を考慮しないで言うのはおかしい!」みたいな主張してたけど

こいつホントのバカだな思いましたよ…。

「他人の振り見て我が振りなおせ」ですよ、ホントに。 

                  ◇

記事に出てくるSHINAKOSANは、当日記にも何度かTBを貼った左巻きの女史であるが、

一昨年の不良米兵と不良女子中学生の「ナンパ・トラブル」や、同時期に起きた米兵とフィリピン売春婦との「売(買)春トラブル」を、今でも「米兵強姦事件」と信じている信心深いお方である。

自分の故里沖縄が強姦魔の徘徊する危険な地域であると全国に発信して嬉々としているようだが、

事情を知らない他県人から見れば、現在でも多くの沖縄の婦女子が何らかの形で米兵強姦魔の被害を受けていると誤解されることに気が付かないのであろうか。

四人の娘を持つ筆者にとって、このようなウソを世界に撒き散らし自己満足に陥っている人権派の存在は、迷惑この上もない話である。

「四人も娘がおれば、一人くらいは米兵強姦魔の毒牙にかかっているのではないか」、とか。

以前、台湾人の知人が、沖縄人には台湾の女性は全てが売春婦だと勝手に誤解して、台湾の女性とみると「いくらでつきあうか」と聞く恥知らずがいる、と憤慨していた。

このような沖縄人は台湾の女性といえば売春婦しか知らないのだろうが、米兵とみたら強姦魔と見る方々も、米兵は強姦魔しか知らないから、そう思うのであろう。

おっと、ここまで書くと、「米軍を擁護する米国の犬」みたいに誤読する左巻きのハエが舞い込んできそうな予感がするので、この機会を利用して米軍基地に対する当日記の立場を記しておく。

我が国の安全保障上、米軍基地はベターではあっても決してベストではない。

ではベストとは何か。

米軍基地は国外撤去に決まっている!

自衛隊を国防軍に格上げし、南西諸島の国境の要所は米軍の代わりに国防軍を配置して自主防衛に徹するべきである。

ざっと大雑把にいえばこんなところだが、少なくとも、反戦平和を叫べば平和は転がり込んでくるとは夢にも考えていないことだけは事実。

だが、残念ながらこれは沖縄の「プロ市民」の方々や多くの識者と称する方々と意見を異にするのも事実である。

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お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073 

 

【懇親会のお知らせ】

中山成彬氏を囲む懇親会にもお気軽にご参加下さい。

日時:4月25日 午後5時~7時 

会場:パシフィックホテル沖縄【カネオの間】

会費:4000円 連絡先:090-9780-7272(錦古里)

 

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5月決着は絶望!普天間移設

2010-04-11 08:26:10 | 普天間移設

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鳩山政権が普天間移設に関する日米合意を一方的に破棄したことにより、日米同盟の信頼関係にヒビが入ったという報道がある。

これに対し、その手の話は新聞のためにする報道であり、実際の日米関係は存外うまく言っているという説もある。

新聞が推測で結論付けた記事を書くため、物事を針小棒大に書くことは良くあることなので、この「日米関係良好論」もむげに否定することは出来ない。

だが、松本清張の「点と線」に倣って、報じられる事実を点として、それを線で結んでいくと、自ずと物事の実態は浮かび上がってくるもの。

普天間移設に関する点(事実)を羅列するとこうなる。

(1)移設先は辺野古、という日米合意を鳩山政権が反故にした。

(2)日本側の迷走に比べ米側の主張は「現行案以外に選択肢はない」と終始一貫している。

(3)昨年来日したオバマ大統領との首脳会談で「トラスト・ミー」と囁いておきながら、これも反故にした。

(4)4月12日、13日にワシントンで開催の核安全保障サミットに参加する鳩山首相がオバマ大統領との個別の会談を希望したが、拒否された。

(5)一方でオバマ大統領は日米同盟のパートナーである日本との個別会談を断っていながら、次の諸国の首脳とは個別会談に応じている。(大統領が個別会談をする国⇒アルメニア、中国、ドイツ、インド、ヨルダン、マレーシア、パキスタン、南アフリカ、カザフスタンの計9カ国)

(6)オバマ大統領が、会談申し入れを断った代わりに、夕食会では隣の席に座る恩恵を与えた。

 夕食会では「普天間移設」などの重要課題は論じないのが建前とのことだが、KYの鳩山首相が強引に、立ち話のような「非公式会談」に持ち込むことも考えられるが、会談の内容はともかく外交上「非公式」と「公式」の間にはその持つ意味は大きいと言う。

(7)ルース駐日大使が、週明けにワシントンで日本側が開催予定の日米実務者協議への参加を拒否した。

米側は、政治主導を標榜しながら何一つ決められぬ鳩山政権の素人閣僚が官僚に丸投げし、後で言を翻すことを見抜いてのこと。 ルース大使は、政治的な決定がなされていない現段階では受け入れられないとする方針を伝え、米側の参加を拒否した。

さて、以上列した7つの点を線で結ぶと何が見えてくるか、この期に及んでも「日米関係は良好」だと言い張る人はよっぽどのノーテンキだと思うが、読売新聞が早速「五月決着は絶望的」との記事を書いた。

これも「ためにする論」なのだろうか。

普天間「5月決着」絶望的、実務協議断念へ

4月11日3時7分配信 読売新聞

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題は、鳩山首相が公約する「5月末の決着」が10日、ほぼ絶望的となった。

 政府がまとめた新たな移設案は実現可能性が低いとして、米側が実務者による協議入りを拒否し、日本側が同日、協議開催を当面断念する方針を固めたためだ。

 首相がヘリ部隊の移設先として重視する鹿児島県・徳之島でも、地元首長が政府関係者との会談を拒否したことが同日判明するなど反対が広がっている。

 移設問題は、対米、国内双方の調整が行き詰まり、打開のメドが立たない状態となった。鳩山首相の政治責任が厳しく問われるのは確実だ。岡田外相は10日夕、日米間の実務者協議について、「必ずなければいけないものではない。実務者同士でなくとも、移設案を詰めるやり方はある」と述べ、当面断念する考えを示した。神奈川県横須賀市内で記者団に語った。

 実務者協議は、普天間の移設先を具体的に日米共同で検討する場で、日本政府は、早期開催を米側に求めていた。しかし、ルース駐日米大使は9日に外相と会談した際、日本側が説明した案について〈1〉米軍の運用面で現実的でない〈2〉受け入れ先の地元合意がない〈3〉移設実現の期限が不明――などと指摘し、協議開始は時期尚早だ、との考えを伝えた。

 一方、政府案で移設先に選ばれた沖縄県や徳之島では反発が日増しに強まっている。徳之島では、政府は関係自治体に移設の打診すら実現できていない。

 同島にある伊仙町の大久保明町長は10日、防衛省幹部からの会談申し入れを8日に拒否したことを明らかにした。 最終更新:4月11日3時7分

                                               ◇

追い詰められた岡田外相は、日米間の実務者協議について、「実務者同士でなくとも、移設案を詰めるやり方はある」と述べたらしいが、政治主導で決められないから実務者に丸投げしたのではないか。

政治主導でもなく、実務者でもなかったら一体誰が政府案を煮詰めると言うのか。  細木数子にでも相談するつもりなのか。

 

一方沖縄の識者の中には「鳩山首相は言葉が丁寧なので誤解されるが、実際の信念はブレてはいない」という説がある。

昨年の暮れ沖縄で講演をした言論封殺魔こと佐藤優氏が述べた説がそれだが、概ね次のような鳩山支援論である。

「鳩山首相は、アメリカに留学経験があるのでアメリカ人との対応には慣れており、日米合意の破棄などはっきり主張したことは逆にアメリカ側は評価している。 議論が対立して一見険悪に見えてもアメリカは最後はわかってくれるから、沖縄県民が首相に手紙を書いて応援すれば力になる」(要旨)

情報分析の専門家と称する佐藤氏の意見だが、あまりにも鳩山首相を買いかぶりすぎで、本気で言っているのか沖縄左翼に媚をうる出まかせなのか、凡夫には理解の外である。

仮に佐藤氏の「分析」が正しいとしたら、普天間移設に関する鳩山首相の変に自信に満ちた態度も理解できるのだが。

凡夫ながら筆者の「分析」によると、鳩山首相の自信満々の態度は、「迷路に入り込んで、進退窮まり、やけのやんぱちの空威張り」と見て取れる。

この期に及んで「対等な日米関係」主張しているが、高学歴でもバカはバカ、という見本を兄弟で国民に知らしめた功績だけは買うべきであろう。佐藤氏のアドバイスでも受けたのか、この自信過剰は何だ↓

首相「米の言いなりにならない」 米誌インタビューで

 鳩山由紀夫首相は9日までに米タイム誌のインタビューに応じ、日米関係について「日本にとって最も大事な関係」としながらも、「今までは米国の主張を受け入れ、従属的に外交を行ってきた」と指摘した。その上で「一方的に相手の言いなりになるよりも、お互いに議論を通じ、信頼を高めていく」と強調した。(産経新聞)
[記事全文]

日米首脳会談なし、代わりに隣り合わせの夕食会
4月8日14時43分配信 読売新聞

 【ワシントン=小川聡】ワシントンで開かれる「核安全サミット」の12日の夕食会の際、鳩山首相とオバマ大統領が隣り合わせに座り、非公式に意見交換する方向で日米両政府が最終調整していることが、わかった。

 米政府は6日、同サミット期間中の日米首脳会談の予定はないと発表したが、日本側が会談を希望していたことに配慮した形だ。複数の日米関係筋が明らかにした。

 夕食会には、47か国の代表らが出席するとみられ、多数の国が参加する夕食会では通常、政策的な協議は行わず会話の中身も公表しない場合が多い。

 ただ鳩山首相は日本時間の7日夜、「私から(大統領に)意思を伝えたい。今の経緯を申し上げたい」と記者団に述べるなど、沖縄県の普天間飛行場移設問題を首脳間で協議する意欲を示している。

 首相は昨年12月にコペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)関連の晩さん会でも、隣に座ったクリントン米国務長官に、普天間移設問題の決着を翌年に先送りし、新たな移設先を検討する方針を説明。会談後、記者団に「十分に理解を頂いた」と述べ、米側に否定された経緯がある。

                      ◇

冒頭部分に掲げた七つの点を線で結んだら、

日米の信頼関係はかつてないほど危機的状況という結論が導き出される。

その帰結として普天間移設の五月決着は絶望の様相だが、鳩山首相は辞めれば済む・・・いやいや、辞めれば済む問題ではない。

寝た子を起こすように騒動に巻き込まれた沖縄の迷惑はどうしてくれる。 

ビビの入った日米関係はどうしてくれる。

首相の気まぐれで、引っ掻き回された国民はとんだ大迷惑な話だ。

 

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お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073 

 

【懇親会のお知らせ】

中山成彬氏を囲む懇親会にもお気軽にご参加下さい。

日時:4月25日 午後5時~7時 

会場:パシフィックホテル沖縄【カネオの間】

会費:4000円 連絡先:090-9780-7272(錦古里)

 

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「サラ効果」が石垣市政に、ペンギン王国は生活保護王国だった!

2010-04-10 08:21:17 | 未分類

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石垣市政に早くも「サラ効果」が表れ始めた。

サラさんが命を張って告発した結果、

独裁市長の四期16年にも及ぶ長期市政が崩壊し、新人市長に変わって僅かの間に、

サラさんがかつて勤務していた保険総務部から、

石垣市政の自浄作用が始まったのだ。

独裁市長時代には隠蔽されていた「負の遺産」を公表したのだ。

これまで地元紙が報じなかったが、南の島の「ペンギン王国」は、

実は県内でも有数の「生活保護王国」であることが暴露されたのだ。

サラさんは石垣市役所勤務時に保健福祉部の介護長寿課に所属していた。 

その頃、同じ福祉保険部の仕事で生活保護家庭を巡回訪問する手伝いをしたことがあったが、生活保護家庭とは到底考えられないような裕福な生活の受給者が多くいることに気が付いて、違和感を感じていたとのことだった。

しかもそれが市長の人脈に関わる家庭に集中していたと言う。

今回、「生活保護王国」であることを発表したのは、サラさんがいた介護長寿課と同じ保健福祉部の福祉総務部。 つまりサラさんとは同じ部に所属の職員達である。

サラさんが勤務当時から心ある職員の間には、生活保護費の不適正な支給状況に疑念を持つ人もいた。

だが、独裁市長の強権に逆らうものはおらず、長いものに巻かれろの雰囲気であったという。

八重山毎日新聞 2010年4月9日

生活保護率、県内3番目の高さ 石垣市

人口千人当たり19.14% 1年間で37世帯68人増
不況反映、離婚なども要因

 石垣市で生活保護を受けている世帯数は3月末現在、628世帯(926人)と昨年4月以降37世帯(68人)も増えていることが、福祉総務課のまとめで分かった。人口1000人当たりの保護率は19・14%で、県内では那覇市、沖縄市についで3番目の高さ。深刻な不況など社会環境の変化が申請者の増につながっているようだ。

 生活保護費の支給を開始する主な理由は傷病、高齢(就労困難)、障害など。リストラや派遣切りなどで離職したり、移住してきたものの職がないなどの理由で受給するケースも多くなっているという。

 保護率が高くなっている背景として不況の影響のほか▽産業が脆弱(ぜいじゃく)で働く場が少ない▽離婚率が高い―ことなど石垣市の特性も指摘されている。

 受給を開始すると、自立して廃止するケースは少なく、最低限の生活を補償しながら自立を促すという生活保護制度の趣旨を十分に生かしきれていないのが実態のようだ。現状の生活保護状況について同課は「しばらく続くのではないか」とみている。
 市は2010年度で予算で生活保護扶助費として12億5293万円を計上。国が75%、市が25%を負担することになっている。

                                         ◇

記事によると、保護率が高くなっている背景として、不況の影響、

▽産業が脆弱で働く場が少ない

▽離婚率が高い

などを石垣市の特性として指摘されている。

だが、これらは沖縄全般にいえることであり、何も石垣市特有のものではない。

サラさんは別の意味で生活保護受給者に違和感を感じていたのだ。

サラさんが当時感じた違和感とは、市長の人脈に関わる人たちに不適正と感じる支給が集中していたと言う。

大浜前市長は石垣生まれの石垣育ちなので、石垣市全般の強力な人脈を持ちそれが選挙の基盤になるのは当然だが、

その一方で石垣在住の宮古出身者の絶大な支持を受けていることでも知られていた。 それは大浜氏の母親が宮古出身であることから、石垣在住の宮古出身者の人脈を築いた。

勤務医師出身で行政経験の無い大浜氏は、琉球政府、県庁と行政畑を歩んだ友利一夫氏(故人・宮古出身)を引き抜いて、行政に不慣れな独裁市長のブレーンとした。

友利氏は総務部長から収入役に大抜擢され、「収入役は影の市長」と囁かれたときもあったという。

保険福祉部にも友利氏の宮古人脈が力を浸透し,一時は宮古人脈で乗っ取られるとアレルギー反応を示す職員もいたという。

ちなみに友利氏は前回の市長選では自民党の支持をうけ立候補したが大浜市長に大差で敗退している。

大浜市長の懐刀として二人三脚のように石垣市政に君臨した友利一夫氏が収入役という市長に継ぐナンバー2のポストを投げ打ってまで立候補した理由は何だったのか。

前回の石垣市長選には、親分であるはずの大浜市長に一騎打ちで勝負を挑み、

そのスローガンで、大浜氏の「長期政権の弊害」、「イデオロギーによる市政の弊害」を訴えた理由は一体何であったのか。

大浜氏にリクルートされナンバー2の収入役というポストを得て、独裁者の甘い汁の分け前を得ていながら、さすがに反省するところがあり、石垣市民への贖罪意識で打倒大浜を決意したのか。

それとも、大浜氏の専横を目の当たりにして、ナンバー2ではあき足らず、自分が独裁体制の頂点に立つことを夢見たのか。

本人が物故された今となってはその心の内の本音は推測の域を出ない。

琉球新報 2006年3月6日

大浜長照氏、大差で4選 石垣市長選

【石垣】任期満了に伴う石垣市長選挙は5日投開票され、現職の大浜長照氏(58)=無所属、社大、社民、共産、民主、自由連合推薦、公明支持=が1万3428票を獲得し、新人の友利一男氏(60)=無所属、自民党県連石垣支部、同竹富町支部、同与那国町支部推薦=に4251票差をつけて圧勝し、四選を果たした。
投票率は65・88%で、前回を11・00ポイント下回り過去最低となった。

 大浜氏は「新石垣空港の着工はもちろん、自然環境の保護にも取り組み、さらに住みよい石垣市をつくるために先頭に立って頑張る」と四期目に向け決意を述べた。

 今回の市長選は四期目を目指す大浜氏に、市政刷新を訴える前収入役の友利氏が挑んだが、知名度の低さや出馬表明の遅れなどに加え、争点も乏しく票が伸びなかった。
大浜氏は市政与党の公明党の支持も受けて優位に選挙戦を展開した。
 当日有権者数は3万4599人。投票者総数2万2794人。有効投票数2万2605票、無効は187票、持ち帰り2票。

 大浜 長照氏(おおはま・ながてる) 1947年10月生まれ。登野城出身。群馬大医学部卒。73年県立中部病院、75年県立八重山病院に赴任し87年病院長。94年市長に初当選し、現在3期目。
【琉球新報】

大浜前市長は県内有数の「生活保護王国」をしていながら、その予算の75%を国の世話になっていた。 

その一方で国の施策にはことごとく楯突いて、自衛隊の石垣市への上陸を認めなかったり、同盟国アメリカの艦船が休養のために寄港するといって左翼団体の先頭にたってこれを阻止していたが、何よりも「自衛隊は殺人集団」と暴言を吐いたことで全国に“勇名”を馳せた「反日思想」の持ち主である。

そんなに日本が嫌いなら、「生活保護費くらい国に頼らず、自前で払えよ」、と突っ込みを入れたくもなる。

今回石垣市役所保健福祉部・福祉総務課が大浜市政の「負の遺産」を暴露したことは、

サラさんの投じた一石が職員間の閉塞した空気に穴をあけるという、自浄作用効果をもたらしたものと筆者は確信する。

新しい市長の下に、これまでの澱んだ空気の市政が刷新され「日本一幸せあふれるまち石垣市」になることを期待したい。

なお「生活保護王国」の報道をした八重山毎日新聞は、沖縄タイムスと琉球新報が「ブログ告発」の際に、徹底して「報道しない」姿勢を貫き、

大浜支援に回ったことに対し、比較的報道機関としての良識を守り通したと新聞だと筆者は感じる。

八重山毎日は、サラさんにも電話による確認を取ったり、選挙の関心事が「ブログ告発」であることも記事にしており、発行部数ではタイムス、新報に負けていても報道機関としての良識でははるかに勝っていると、この機会を通じて賛辞を送っておきたい。

今朝の沖縄タイムスを確認したが、当然の如く「ペンギン王国は生活保護王国だった」という記事は一行も出ていない。

おそらく今後も記事になることはないだろうし、勿論「大浜氏の那覇地検への刑事告訴は幻だった」と言う記事が紙面を飾ることは永久にないだろう。

それにしても、よくもここまで読者を、なめ切ることが出来るものだ。

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お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073

 

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お知らせ

2010-04-10 06:51:27 | 未分類

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平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

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【日 時】 平成22年4月25日(日)
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【懇親会のお知らせ】

中山成彬氏を囲む懇親会にもお気軽にご参加下さい。

日時:4月25日 午後5時~7時 

会場:パシフィックホテル沖縄【カネオの間】

会費:4000円 連絡先:090-9780-7272(錦古里)

 

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米軍側が逆切れ、交通事故に 県議会抗議

2010-04-09 07:54:17 | ★米兵事件

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県議会抗議に不快感 名護のひき逃げ事件で米軍(2010.4.8)  
 県議会米軍基地関係特別委員会の渡嘉敷喜代子委員長らは7日、ビショップ在沖米四軍調整官事務所長やスチュアート在沖米海軍艦隊活動司令官らを訪ね、3月16日に名護市辺野古で発生した米軍車両によるひき逃げ事件に対する抗議決議を手渡した。渡嘉敷氏によると、ビショップ氏は「一軍人のためにすべての軍人が悪いような評価をするのは心外だ。教育プログラムの徹底に努力するが、ゼロにするのは難しい」と抗議に不快感を示した。
 ビショップ氏は「米軍関係者は沖縄の人口の3%で、(人口比から)事件事故は少ない」などと米兵の割合は低いとの認識を示した。さらに「子どもを教育しても、一人二人は必ず親と違う方向性を持って育つ」との表現で事件や事故の根絶を困難視したという
 委員らは「子どもと軍人の教育を同じレベルで考えるべきではない。軍に緊張感がない」と指摘した。
 在沖米総領事館で対応したグリーン総領事は日米地位協定について「他の協定に比べてよくできている」と述べ、問題はないとの認識を示したという。
 軍特委は沖縄防衛局で真部朗局長、外務省沖縄事務所で樽井澄夫沖縄担当大使とも会い、意見書を提出。真部氏は容疑者の取り扱いについて「公務上・公務外かは現在、米側が検討している。米側の見解を待って(補償などを)調整するのが適切だ」と述べた。樽井氏は「大変悪質な事件で、心から怒りを覚える。現在の状況は早急に改善すべきだ」と述べた。

                                           ◇

逆切れした米軍側が、言わずもがなのことを口走ったというシーンだろうか。

酔っ払い天国で全国にその名を知られる沖縄。 そこの県議会が、自分のことを棚に上げて何を言うか、という気持ちがつい言葉になったのだろうか。(笑)

記事中、「地位協定云々」が出てくるが、本件は基地外で起きた事故を県警の初動捜査のミスで容疑者を目撃していながら取り逃がし、米憲兵に先に逮捕された県警が、「地位協定の壁」に責任転嫁したことは前に書いた。

それにしても、交通事故に県議会が抗議決議とは。県議会も暇だし、沖縄もよっぽど平和なのだろう。

そこで恒例の儀式を。

米兵の犯した事件や事故を取り上げるとき、必ず書かねばならぬ枕言葉がある。

だが、それを書いても読解力の無さを棚上げして、あたかも当日記が米兵の事件・事故を擁護していると誤読し、やれ「裏切り者」とか「奸漢」と言い出す左翼の方々には閉口する。

中に「事故を起こした時の社会人の心得」を説教する者まで出没するにいたってはお笑いとしか言いようがない。

従って次に引用の類似エントリーからの抜粋は「魔よけ、ハエよけ、アラシよけ」の枕言葉ゆえ、普通の読者はスルーしてください。(笑)

<前にもわざわざことわったことがあるが、米軍が事故や事件を起こした場合、当日記はこれを容認する気は毛頭ない。

特に今回の米兵による「交通事故」のように、容疑者が酒気を帯びた上、事故を放置して逃亡したとなると県民として到底容認できるはずはない。

従って、昨日の沖縄タイムスが一面と社会面のトップで大きく報道するのも理解できるし、それを琉球新報が社説で取り上げ糾弾するのにも異論を唱えるわけではない。

容疑者がアメリカ人日本人に関わらず、この種の悪質な犯罪を新聞が大きく報道することは報道機関としての使命だと考えるからである。

同じ沖縄に住む者が犯した事故や事件を、その国籍や職業によって取り扱いに差異を設けたら、左翼お得意の人種差別や職業差別ということになる。>(沖縄の報道談合!米兵事故はひき逃げか当て逃げか

                     *

犬が人間を咬んでもニュースならないが、人間が犬を咬んだらニュースになると言われる。

その伝で言えば、米兵の交通事故で沖縄紙が大騒ぎするのは、それだけ米軍の交通事故が少ないと言うことになる。 

その一方、連日続発している沖縄人の交通事故が個別のニューにはならず、県警の統計資料でしか報道されないということは、

米軍側の「米軍関係者は沖縄の人口の3%で、事件事故は少ない」という気持ちも分からないわけではない。

交通事故以外でも、不良米兵と不良女子中学生が起こしたが「ナンパ・トラブル」を号外まで出して大騒ぎするのも、それだけ米兵による沖縄人婦女子への性被害が少ないからという理屈も成り立ってくる。

沖縄人の青少年への性加害事件はあまりにも多くて個別には報道できず県警の統計が報道されるという点でも交通事故と同じである。

ざっと検索してもこの通り。

昨年は2万7300人/県内の少年補導件数 2000年10月17日

家出少年/9月までに469人保護
 
  保護された469人の内、少女は200人。
家出中に青少年保護育成条例違反(みだらな性行為)など福祉犯罪の被害に遭うのは少女が全体の8割を占めている。

児童買春激増、26件/県警まとめ

少女買春などで40人検挙/9月末現在県警まとめ


これらの加害者はほとんどが沖縄人であるが、その職業が介護士であるからといって「介護施設の撤去」と叫ぶ声は聞かないし、県立高校教師が犯人であっても県立高校の廃止を叫ぶどころか地元新聞は名前を伏せて仮名にする有様である。

 
◆ 県立高校教諭が女子中学生にわいせつ行為1996年12月2日

今年6月初旬、現職の高校教諭が家出中の女子中学生2人と車で沖縄市内のホテルに入り、金銭を与えてみだらな行為をしたとして、県青少年保護育成条例違反の罪(みだらな性行為・わいせつな行為の禁止)で略式起訴されていたことが1日までに分かった。同教諭は9月下旬に依願退職している。 起訴されたのは県立高校のA元教諭(52)。 県警の調べによると、A元教諭は6月初旬、帰宅途中に那覇市内の路上で家出中の本島中部に住む2人の女子中学生を見つけ、車を止めて声をかけたところ「家まで送ってほしい」などと言われ2人を車に乗せた。その後、車内で、現金数1000円を渡す条件で沖縄市内のカーモーテルに誘い、みだらな行為をした。7月上旬ごろ、沖縄市内でこの少女らが保護され、その供述からA元教諭の行為が判明した。 県教育庁は、9月2日にA元教諭から校長に対し「一身上の都合で退職したい」旨の申し出があったことを受けて、事実関係を調査。同月11日に懲戒委員会を開き、本人の希望通り依願退職を受け入れることを決定。同月下旬に仲里長和教育長に報告し、退職を受理した。 A元教諭は教育庁の調査に対し「指導する意味で2人を車に乗せ、彼女らの指定するホテルに入った。自分はいかがわしいことになるのを察知して身を引いた」などとわいせつ行為や現金を渡したことについては否定し、「2人をホテルに残して自分は帰った」などと話したという。 しかし、警察の調べに対してA元教諭は、現金を渡したことを認めており、教育庁に対する説明と食い違いをみせている。 また、本紙の取材申し込みに対しA元教諭は「話すことは何もない」とのみ答えた。 県教育庁高校教育課の伊是名雄二課長は「指導の意味で善意に生徒を送ったものがホテルの中に入ったということは指導の域を超えている。教育行政のみならず県民を挙げて青少年の健全育成に取り組んでいる中、疑われるような行為があり誠に遺憾としか言えない」と話し、「本人のこれまでのまじめな教師という評価を考慮した上で、懲戒委員会が適切に判断した」などと教育庁の対応について説明した。

                    ◇

この事件も容疑者が逮捕された時点では沖縄紙は記事にしなかったが、半年近くたって起訴されて初めて記事にするという念の入れようである。

これに比べたら、売春補導歴のある不良女子中学生をバイクの後ろになせて「ナンパ」をした米兵を強姦魔のように実名入りで一面トップで報道したのとは大違いである。

このエロ教師は、折角沖縄二紙が仮名にして気を使ったにも関わらず地元テレビが実名報道したので、逆切れしテレビ会社を名誉毀損で告訴するというおまけまで付いた。

エロ教師に名誉があるかどうかはさておいても、沖縄紙の米兵との扱いのあまりにも大きな違いには改めて驚かされる。

県条例違反で処分保留の教諭 実名報道は名誉棄損2008年3月5日 
 中学3年生の女子生徒=当時(15)=にみだらな行為をしたとして県青少年保護育成条例違反の容疑で逮捕され、処分保留で釈放された中学校教諭(35)=休職中=がマスコミの実名報道で名誉を傷つけられたなどとして、県内放送4社を相手に総額約4400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、那覇地裁(大野和明裁判長)は4日、教諭の請求を棄却した。
 訴えられていたのは琉球放送、沖縄テレビ、琉球朝日放送、NHK。
 大野裁判長は実名報道について「被疑者の名誉を棄損し、事後的に無実が判明してもその名誉を回復することは極めて困難」などと指摘。「(被疑者の実名報道は)刑事裁判の無罪の推定原則からも議論が存する」と述べ、教諭の逮捕をめぐる実名報道にも「名誉を棄損することは明らか」と言及した。一方で被疑事実の重大性から実名報道は「社会的に許容される」として教諭の訴えを退けた

                   ◇

「反戦平和」は沖縄では免罪符と書いたが、沖縄紙が必死で守ってくれたエロ教師、恥知らずにも名誉毀損でテレビ会社を訴えたのは、普段は「反戦平和」叫ぶ模範教師の可能性もある。

エロ教師を庇う新聞も新聞なら、名誉毀損で訴えるエロ教師も流石。

うーん、何だかね~。(笑)

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平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

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【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
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【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
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対等な日米関係って?鳩山がオバマに振られる!

2010-04-08 08:40:39 | 普天間移設

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普天間移設をトンネル工事に例えた沖縄タイムスの社説を再度借用する。

「例えれば、トンネル工事の完了予定を成算なく公言し、いざ掘削を始めると岩盤の固さに右往左往し、向こう側の明かりが見えずにもがいている」(7日付沖縄タイムス社説)

何の成算もなく工事に着手した掘削会社の鳩山社長は、何故13年もかけて調査・計画されていた自民党会社の掘削案をいとも簡単に破棄したのか。 

自民党会社の掘削計画案は合弁を組むアメリカ会社との契約の下に着手寸前までいっていたのに。

それを引き継いでおれば現在のように苦労する必要はなかったはずだ。

前任会社とその合弁会社が苦労して作り上げた計画案を、反故にした理由はただ一つ。

「自民党会社の計画案を引き継ぎたくない」という理由だけであった。 計画案の中身の検討など、どうでも良かったのだ。

鳩山社長の脳裏にはトンネル工事が難航して一番困る近隣住民のことなど全くなかったし、今でもない。

鳩山社長の言動は、トンネル工事をする目的は今や何処かへ置き忘れてしまった末のドタバタ喜劇であり、本末転倒もここに極まれる。

自分の思いつきで騒動を起こしておきながら、最後は「工事は難工事なので、掘削はやめてそのままにしておく」とでも言い出しかねない現状である。

それにしても肝心の普天間住民の声が聞こえてこないのはどうしたことなのか。

                   ◆

日本側の関係閣僚がバラバラの意見を吐く一方、アメリカ側の担当幹部の主張は多少ニュアンスの違いワあっても終始「現行案がベスト」と終始一貫している。

それだけ普天間基地の抑止力を認識しているからであるが、日本側閣僚は当初抑止力などに一欠けらの考慮もせず、ただ他に「適当なスペースはないか」といった安易な発想のみで、候補地を挙げていた。 

民主党政権の弱点は国防と安全保障だと言われていたので、ドタバタ喜劇ももっともだともいえるが、

米側担当者と会談を続けるうちに「国防」「安全保障」「抑止力」等について学習してきた気配を感じる。

特にアメリカ側関係者と会う機会の多い岡田外相は、その分だけ学習の機会も多い。

そのため少しは覚醒してきたのか社民党の抑止力を無視した発言に対し、「政権担う自覚を持て」と教育したという。

おそらくは、岡田外相がゲーツ国防長官あたりから叱責された言葉をそのまま社民党にぶっつけたとも考えられるが。

幼児が親に叱られた言葉を覚えていて、そのまま他に使うという、アレである。

「散らかしたら自分で片付けなさい!」とか。(笑」

社民に「政権担う自覚を」 普天間問題で岡田外相
 岡田克也外相は7日午前の衆院外務委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐる社民党の対応について「『これはだめ、あれはだめ』ではなく、政権を担うものとして自覚を持ってほしい」と注文を付けた。県内移設に強く反対する社民党の服部良一衆院議員の質問に答えた。

 岡田氏は、ゲーツ米国防長官が先月の会談で、移設には地元同意が重要との認識を示したことに関しては「地元との『合意』とは必ずしも言っていない」と強調。

 同時に「移転先が決まらなければ、現状が残る」と述べ、その場合は普天間飛行場が継続使用となることを指摘した。

 今月25日に沖縄県で予定されている県外、国外移設を求める超党派の県民大会に対しては「沖縄にもいろいろ考えがある」と述べるにとどめた。2010/04/07 11:22   【共同通信】 
  
                      ◇

>「移転先が決まらなければ、現状が残る」と述べ、その場合は普天間飛行場が継続使用

これもゲーツ長官に恫喝された言葉をそのまま岡田外相が使ったとも考えられるが、ここには当初の目的の「普天間住民の安全」は影も形もない。

メディアに登場するアメリカ側の関係者の中で米政府の仲でも「安全保障」に関しては一目も二目も措かれているのがゲーツ国防長官である。

その肩書きから当然ともいえるが、オバマ政権の中でもただ一人だけ前政権から引き続き国防を任されていることからも、ゲーツの安全保障に関する発言の重さが伺える。

メディアの中にはシーファー駐日大使が大統領の信頼が厚いと言う意見があるが、こと「普天間移設」に関していえばブッシュ政権から引き続いて関わっているゲーツはむしろレクチャーをする立場にあると見るのが順当であろう。

共和党政権時代の06年11月8日、大統領ジョージ・ブッシュ(中央)とともに新旧国防長官のゲーツ(右)、ラムズフェルド(左)

 鳩山政権になった09年の10月、ゲーツ国防長官は来日し、岡田外相を恫喝したとされているが、それまで社民党的国防論を弄していた岡田外相がゲーツとの会談以後「抑止力」というごく当たり前のことを口走り出したのは「ゲーツ学習効果」ともいえるだろう。

そういえば、「大統領来日まで決めておけ!」とも恫喝、いや、要請していたようだ。

普天間、米大統領来日までに決着要請 岡田外相にゲーツ国防長官
2009.10.22

                     ◇

■素人集団vsプロ集団ー日米の関係者■

クリントン国務長官、キャンベル次官、シーファー註日大使など早々たる米側関係者の中で、特にゲーツ国防長官の言動に筆者が注目する理由は、オバマ大統領があえてブッシュ大統領から引き継いだゲーツ国防長官の経歴にある。

大学学長を務める学者肌の一方で、元CIA長官という物騒な役職を経験しており、それも他の職からの横滑りではなく、大学院卒業と同時にCIAにスカウトされ、それから叩き上げで長官にまで上り詰めたという生粋のCIAマンなのである。

ゲーツ氏は兵役を経験後、国家安全保障会議に勤務し、1986年に中央情報局副長官に就任した。

ジョージ・H・W・ブッシュ政権にて国家安全保障問題担当次席補佐官、1991年、中央情報局の専門官として史上初めて中央情報長官に就任し、退任後は大学教授に転身し、テキサスA&M大学にて1999年から学部長、2002年から学長を務めた。

その後、ブッシュ政権のラムズフェルド国防長官の辞任に伴い後任に指名された。

2009年に発足したオバマ政権でも引き続き国防長官として留任したが、政権与党が交代する際に国防長官が留任したのは、史上初めてのケースと言われている。(参考:ウィキ)

 ロバート・ゲーツ

 
鳩山政権でゲーツ長官に相当する閣僚といえば北沢国防大臣になるが、就任当時の発言が「沖縄の戦跡めぐりはいたことがある」という程度の小学生レベルで、あまりにも存在感がない。
 
おまけに空想的平和主義者の社民党が雑音をいれ引っ掻き回す体たらくではとても「対等な日米関係」とはいえない。
 
このように日米の安全保障に対する認識のズレが素人とプロ以上の溝があったが、ゲーツとの会談以後、岡田外相が遅まきながらこれに気がついたのではないか。
 
 
もう一つ、ゲーツ長官に関して言えば、元CIA長官のキャリアがあるくらいだから、日本の関係閣僚の情報は全て把握した上での会談だということは推測できる。
 
昨年のゲーツとの会談以後の岡田外相の憔悴しきった表情を見ると、まさか?ともおもうのだが。
 
中井公安委員庁長官のようなエロオヤジなら手も足もなく恫喝されていたであろう。
 
■会ってもくれない「対等な日米関係」■

新政権成立当時「対等な日米関係」を標榜していたが、これまでの経緯を見ると対等どころか、会談によって学習する「師弟関係」と言った方が相応しい。

「対等な関係」のはずの鳩山首相は、本日(7日)訪米してオバマ大統領と「五月決着」を話し合う予定だが、忙しくて立ち話程度しかできず、正式会談は困難だという:

「トラスト・ミー」と言っていながら前言を翻しても何とも思わない人物に会う時間はない、というのがオバマ大統領の本音だ、と思い方
 
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お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073

 

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沖縄タイムスが皮肉!腹案とは暗中模索?

2010-04-07 08:18:51 | 普天間移設

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思わず吐いた一言がますます自分を苦しめていく。

自家中毒のような行動で、迷走を続ける国家主導者がいる。

3月一杯に普天間移設先を絞り込むという鳩山首相は「法的に決めたわけではない」ととんでもない言い訳で、自分の約束を反故にした。

それだけにしておけばよかったのだが。

さらに「数日のずれは大きな問題でない」と捨てゼリフを吐いてしまった。

ところが、数日どころか一週間経っても一向に政府案がまとまる気配もなく、ますます自家中毒の症状は重篤になってくる。

首相、数日のずれ大きな話でない 普天間移設先一本化で  03/30 12:22  【共同通信】

 それどころか自民党谷垣総裁との党首討論で、つい口走ってしまった一言でが、又しても政府案迷走の基になっている。

「腹案がある」。

普天間「腹案がある、自信」と首相…党首討論

 首相は「現地の了解なくして、(移設の)案を進める理解をしていただくことにならない」と述べた。そのうえで、「腹案を持ち合わせている。現行案と少なくとも同等か、それ以上に効果のある案だと自信を持っている」と語ったが、具体的な内容は明らかにしなかった。>

この発言は動画映像で見る限り、首相に元々「腹案」があったのではなく、攻撃が弱いとされていた谷垣氏にいつになく激しい口調で詰め寄られ逆切れした結果、ありもしないことをつい口走ったと筆者には見て取れた。

民主党応援団だった沖縄タイムスもこの点では同じ意見のようで、遂に匙を投げたのか今日(7日)の社説で、面白い例え話で首相の思いつき談話を皮肉っている。

「例えれば、トンネル工事の完了予定を成算なく公言し、いざ掘削を始めると岩盤の固さに右往左往し、向こう側の明かりが見えずにもがいている」と。

筆者とは度々意見を異にする沖縄タイムスではあるが、民主党の迷走に呆れかえる点では意見は同じである。

特にトンネル工事の例え話が、社説のタイトル「暗中模索に募る不安」をいい得て妙である。(たまには褒めなきゃー笑)

鳩山首相の辞書によれば「腹案」とは「暗中模索」ということになるわけだ。

その暗中模索の結果、関係閣僚がバラバラに発言した「候補地」をツギハギし、それを「県外」だとして強弁しようというのだから、呆れを素通りして言葉を失う。

昨日の沖縄タイムス一面トップの見出しはこうだ。(赤字強調は筆者)

普天間飛行場

まず徳之島に移設

官房長官が知事に伝達  後に陸上・勝連

首相の「腹案」によると、とりあえず(1)「鹿児島県の徳之島に移設して、とりあえず「県外」の口約束をクリアする。

反対運動が起きたら次に(2)シュワブ陸上に移す。 当然反対が起きるので、

今度は(3)勝連沖を埋めたてる・・・というサーカスのような3段階方式だ。

鳩山首相のこれまでの開き直りを聞いていたら次のような抗弁が聞こえてくるようだ。

「徳之島移設で少なくとも県外の約束は果たした。 だが、徳之島の次の移設先は約束した覚えがない」と。

これが事実だとしたら、到底まともな大人の思考とは考えられない。

まず徳之島に移設 普天間飛行場 官房長官が知事に伝達後に陸上・勝連 対米打診と相違 (2010年04月06日 09:59)
 米軍普天間飛行場の移設問題で、平野博文官房長官が1日に仲井真弘多県知事と都内で会談した際、米海兵隊ヘリ部隊をまず鹿児島県・徳之島に移す考えを伝達していたことが分かった。その後、キャンプ・シュワブ沿岸部の陸上にヘリコプター離着陸帯を建設し、将来的には本島東岸の勝連半島沖埋め立てによる人工島に移設する3段階の内容だ。複数の政府関係者が5日、明らかにした。

 政府は先月26日、岡田克也外相を通じルース駐日米大使に(1)シュワブ沿岸部の陸上にヘリ離着陸帯を造り部隊の一部を暫定的に移駐(2)この後、鹿児島県・徳之島か勝連半島沖合埋め立てによる人工島にヘリ部隊を全面的に移す―との二段構えの構想を提示した。平野氏が示した案ではシュワブ陸上に加え、徳之島と勝連半島沖いずれも移設先となる。対米打診案とは異なっており、対処方針が定まっていない政府の混乱が読み取れる。

 政府関係者によると、鳩山由紀夫首相は徳之島への移設に傾いており、2日の関係閣僚会議でも検討を指示したという。一方、平野氏は勝連半島沖に造る人工島に航空自衛隊那覇基地や米軍那覇港湾施設(那覇軍港)も移し、米軍と自衛隊の大規模な基地を造成する構想を支持している。このため平野氏は首相の意向も踏まえ、仲井真知事に徳之島と勝連半島沖双方を移設の対象にする案に言及したとみられる。

 平野氏は仲井真知事との会談で、徳之島への移設構想に触れた上で「その後、シュワブ陸上にヘリ駐機場を造りたい。将来は勝連半島沖の埋め立て地に自衛隊基地も集約したい」と説明。仲井真知事は沖縄県内への移設に強く反対した。

 一方、北沢俊美防衛相は2日に仲井真知事と会談した際、岡田氏がルース大使に説明した二段構えの構想を伝えている。仲井真知事は平野、北沢両氏との会談後、政府内の混乱に関連し「窓口が平野官房長官なのか、北沢防衛相なのかはっきりしない」と不信感を示した。                 

                  ◇

タイムス記事では3段階方式と開設しているが、宇宙人の思考経路を持つ鳩山首相の脳裏には「四段階方式」が描かれていることも否定できない。

勝連沖埋め立てに、反対運動が起きた場合は・・・・、

(4)「普天間に現状のまま固定化するのがベスト」だと。

「だって、皆が反対するから仕方ないもの」と呟きながら。

何を言われてもガラス球のような焦点の定まらない目付きで、平然と前言を翻す鳩山首相。

五月末になっても米側との決着がつかなかった場合、開き直ることも考えられるから、宇宙人は恐ろしい。

例えばこんな風に。

「五月末に決着すると法的に決めたわけではない」。

「14年も待ったのだから、数ヶ月、いや数年のズレなど大した問題ではない」と。

ブルブル!

お知らせ】

     元国土交通大臣・文部科学大臣

   =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

 演 題  『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
      浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073

 

【おまけ】

宇宙人首相を皮肉るタイムス社説:

 米軍普天間飛行場の移設問題が混迷の度を深めている。鳩山政権がなすべきことは何が課題であるかを国民に明らかにすることだ。それなくして理解を求められても乗れない話だからだ。

(更新日:2010年04月07日 10:00)

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基地の町で保守系町長が勝利!金武町長選

2010-04-06 06:50:40 | 未分類

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昨年の衆院選で沖縄の自民党候補は全て落選した。

民主党の勢いは向かう所敵なしの勢いがあった。

そのあおり受けて自民党所属の県選出国会議員は島尻あい子参議院議員ただ一人になってしまった。

ところが、新内閣成立以降の迷走振りに呆れたのか、革新王国沖縄でも民主党ブームに陰りが見え始めた。

年が明けてから、沖縄の保守系候補者は、全国の注目を浴びた名護市長選でこそ僅差で惜敗したものの、連勝の道を歩み始める。

続く南城市長選、2月の石垣市長選と、立て続けに民主党系候補を撃破して、保守系首長の数を増やし続けている。

そして今回の金武町長選挙でも民主党を筆頭にする革新共闘が支援する候補が敗退し、又しても保守系候補が勝利した。

儀武氏が3選、金武町長選

政治  2010年4月4日 22時38分     

 【金武】任期満了に伴う金武町長選挙は4日投開票され、現職の儀武剛氏(48)=無所属=が、新人で前副町長の池原勝啓氏(60)=無所属、社民、社大、民主推薦、共産支持=に553票差をつけ、3期目の当選を果たした。有権者は8480人。投票率は77・03%だった。

 儀武剛氏(ぎぶ・つよし) 1961年生まれ、町金武出身。南九州大学園芸学部卒。86年町役場採用。総務課財政係長などを経て、2002年の町長選で初当選。

 

当儀武 剛氏 3517票
 池原勝啓氏 2964票
 (選管最終 投票率77・03%)

                        ◇

有権者数が僅か8千余という小さな町の選挙の結果など、参院選には何の影響もないという向きもあろう。

だが、金武町といえば思い出して欲しい。 

隣接する米軍実弾訓練所の流弾が住宅街の車庫に駐車中の自家用車に被弾したという「事件」で、沖縄二紙が反米軍基地キャンペーンを大々的に張ったことで知られるあの金武町のことである。 確か米軍に対する抗議集会や町議会決議も採択されたはずである。

本来ならタイミング的に「基地撤去」を主張する革新候補が圧勝してもおかしくない地域である。

その金武町の町長選挙で、沖縄伝統の「革新共闘(社民、社大、民主、共産)」が応援する候補が敗退した事実は、沖縄における革新勢力の退潮を示す象徴的ことである。  

ちなみに沖縄の選挙で革新系候補いつも応援する社大党とは、社会大衆党の略称で、米軍統治下の沖縄のローカル政党であるが、当時ローカル政党が沖縄返還と同時に本土政党に吸収されたのに対し、唯一ローカル政党のまま残存するユニークな左翼政党である。 政治理念は旧社会党に近く、現在沖縄が社民党の最後の楽園と言われるのは、社大党の支援があるからだと言われている。

偏向新聞が必死で民主系候補を応援する沖縄でも、民主党ブームには民意が厳正な審判を下しているが、裸の王様、いや、「裸の独裁者」小沢氏は、民意(小沢辞任)を伝えた連合を謝罪させ、その豪腕ぶりを示したが、小沢批判の火の手はもはや消しようのないほど広がりつつある。

連合:参院選向け「小沢批判」地方で拡大、火消し急ぐ 「辞任要求」に陳謝も

 

昨年の衆院選で、民主党系候補に投票した県民が雪崩を打って民主党離れをしている、

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