狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

翁長知事は裸の王様!

2015-09-30 15:46:48 | 普天間移設

 

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※PCの不具合に悪戦苦闘しながら、今朝の続きです。(汗)
 
              ★

沖縄防衛局 聴聞出頭せず

15-09-29-008 

 

 

翁長知事は、29日の記者会見で、聴聞(10月7日)までに政府が本体工事に着手した場合でも取り消しは行わないのか、との記者の質問にこう答えている。


知事:「政治的な判断では横目でにらみながら、今日までのいきさつの中で判断する

この期に及んで「横目でにらみながら」とは、どういう了見だ。

寝言は寝てから言えといいたい。

これまでも知事は決断を迫られたとき、「視野に入れながら」などと、曖昧表現で誤魔化してきたが、今回は法律論で決断すべきときではないのか。

それを、「政治的判断」で「横目でにらむ」では、もはや支持する左翼団体も我慢の限界ではないか。

聴聞の時間稼ぎの間に本体工事を実行されても、「取り消し」を実行すると明言しないのは、本体工事の事実上の黙認ではないのか。

同じ記者会見で記者から「県民から(翁長氏に対する)疑心暗鬼の気持ちが出ると思う」と言われたこう答えている。

知事:「信頼関係から心配されているとは思っていない」。

これまでサヨク民団体を扇動して、知事を支援してきた沖縄2紙の記者が、あえて知事を難詰するような質問を浴びせること自体、記者自身が翁長知事の優柔不断な対応に疑念が生じている証拠ではないのか。

自分が何をやっても、県民とは「信頼関係」があるから疑うことはないと嘯く姿は、空気を読めないのか、それとも面の皮が厚いのか、これではまるで裸の王様ではないか。 

知事は、押しても脅してもびくともしない政府に行く手を阻まれ、後方から支援してくれるはずの沖縄2紙や支援団体の疑念を持たれ、八方ふさがりの状況にある。

そう、前門のトラ、後門の狼とは現在の翁長知事のことを指す。

 

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 【おまけ】2

kan*u*i(kan…)さん
 
オスプレイ反対集会は参加すると交通費が那覇市から支給されていました。
ホームページに堂々と交通費の支給を明記しており、
完全な官制でもと言えるでしょう。
台風で延期になったときも市役所から参加登録者に電話で中止の連絡がありました。
こんな事に沖縄振興予算を使わないでほしい。
見てみると、反対しているのは一部の県民と共産、左翼のみです。

 

 

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コメント (5)

追い詰められた翁長知事

2015-09-30 09:14:08 | 普天間移設

 

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辺野古承認「取り消しは違法」 防衛局が沖縄県に陳述書


沖縄タイムス 2015年9月30日 05:50
 
 名護市辺野古の埋め立て承認取り消しについて、沖縄県が沖縄防衛局の見解を聞く「聴聞」に対し、沖縄防衛局は29日、「承認に瑕疵(かし)はなく、取り消しは違法」とする内容の陳述書を県に発送した。県が10月7日に設定した県庁での聴聞の場には出頭しないとしている。県が聴聞の予定日を待たず陳述書で取り消しを判断する場合、取り消しが10月上旬に早まる可能性もある。

 陳述書で、防衛局は関係法令に従い、埋め立ての必要性や環境保全措置を含めて県の意見を聴取して事業内容に反映した結果、前県政時に承認を得たと説明。県が指摘する埋め立て承認手続きの瑕疵はなかったとの立場を示し、これ以上、述べることはなく陳述書をもって聴聞の手続きを終結しても構わない考えも示した。

 翁長雄志知事は28日、国側に配慮し、行政手続法に基づいて「聴聞」を実施すると発表し、防衛局に聴聞通知書を提出していた。県の通知では、県庁に出向いて直接意見を述べるか、文書で見解を示すことができ、防衛局は陳述書の提出で「聴聞」に応じたことになる。県は30日にも届く文書を受理後、弁護士らと調整して対応を判断する

                              ☆
 日本は法治国家なので、法的手続きに則ってさえおれば、事前に結論ありきの「聴聞」など付き合っておられない、「陳述書」の提出で時間の浪費を避け、本音で掛かって来い・・・これが政府側の「聴聞出席拒否」の真意だろう。

防衛局によると、陳述書は辺野古の埋め立て承認について、県の意見を聴取し、それを反映して手続きを進めたと説明している。

さらに防衛局は「手続きに瑕疵はなく、承認の取り消しは違法だ」と主張している。

県は30日にも届く文書を受理後、弁護士らと調整して対応を判断するとしているが、この期に及んで寝言を言うのは勘弁してほしい。

国側から、法律論で掛かって来いと挑戦されているのに気が付かないのか。

 

繰り返すが「意見聴取」と「聴聞」には大きな違いがある。

「意見聴取」は件独自の手法であり、法的根拠はない。

一方、「聴聞」とは事実上「意見聴取」と同じことを行うが行政手続法に基づく法的根拠のある手続きである。

「聴聞」は、防衛局が行政不服審査請求を行うとき、行政手続法上、「審査請求・不服申し立て」ができる「私人」と同様に、県が認めたことを意味する。

そうなれば3月の岩礁破砕の時と同様に、政府(防衛局)が政府(今回は国交相)に「不服申し立て」を行うことができる。

「聴聞」が政府側に都合のいい手続きであることはいうまでもない。

翁長知事は沖縄タイムスが「政府は、取り消し後に不服を申し立てられる『私人』の立場に、県の“お墨付き”を得たと歓迎している」と指摘するとおり、結果的に県が、政府の不服申し立て申請にお墨付きを与えたことになる。(29日付沖縄タイムス)

【お詫び】

昨日に続き、PCの不具合が今朝も続き、悪戦苦闘中です。

折角時間を費やした「労作」が、アップするたび、何度試みても、消失してしまいます。

とりあえずここまででエントリーしておきますが、続きは今日中にアップするとお約束します。

【おまけ】

【動画】我那覇真子】9.25 国連人権理事会における「沖縄問題」の展開 帰国記者会見[桜H27/9/28]
 

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国連本部で「琉球独立宣言」!、

2015-09-29 05:53:10 | 普天間移設

 

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本日午後7時よりチャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」に出演します。よろしくお願いします。
↓↓↓

※翁長知事の国連発言、東京での記者会見などをおっかけて「知事の発言は嘘です」と粉砕して回った我那覇真子さんが出演します。

国連でのカウンタースピーチ後、初のチャンネル桜「沖縄の声」への登場ですので、国連でのご本人ならではの裏話など期待できます。 是非ご覧下さい。

本日の話題

(1)県、来月7日に国に聴聞・・・取り消しは8日以降

(2)国連スピーチ続報

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■県、来月7日に国に聴聞・・・取り消しは8日以降

移設取り消し、10月中旬以降 辺野古で沖縄県聴聞へ

沖縄タイムス 2015年9月28日 19:21
 
 沖縄県の翁長雄志知事は28日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設予定地である名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しに向け、10月7日に沖縄防衛局から聴聞を行うと発表した。菅義偉官房長官は28日の記者会見で「法律に基づいた手続きであれば、当然応じる」と表明。聴聞実施に伴い、承認の取り消しは10月中旬以降にずれ込む見通しとなった。

 沖縄県は当初、聴聞の実施に否定的だったが、28日の非公式の意見聴取に防衛局が応じず、政府が求める行政手続法に基づく聴聞を開く判断に傾いた。翁長氏は記者会見で「国が意見を述べないで手続きが進むのは県としても本意ではない」と説明。(共同通信

               ☆

沖縄県は、辺野古移設の埋め立て承認を取り消す手続きとして、沖縄防衛局に対して行政手続法13条に基づく「聴聞」を行うと発表した。

聴聞は内容の精査を含めて3~4週間かかる見通しで、29日にも行うとみられた承認取り消しは10月中旬以降となる。

県は取り消し前に、同法に基づかない自主的措置として防衛局の言い分を聞く「意見聴取」を行うと同局に通知していたが、防衛局は28日の期日に意見聴取を拒否していた。

では「聴取」と「聴聞」の違いは何か。

両者の行為そのものは、県が防衛局の不服の内容を聞くという点で同じである。

だが法的意味にて両者は異なる。

行政手続法は「個人」が、行政機関による不利益処分に伴う手続きを定めているが、処分相手が国の場合、法を適用しないと定めている。

そのため行政手続法に基づく聴聞を行うか、または同法とは関係ない意見聴取をするかは、今後の法律上の争いで防衛局の位置付けが「国」か「私人」かを判断する材料になる可能性があった。

ところが県が国の要求する行政手続法に則って「聴聞」を行うことは、県が国が「私人」として行政不服審査を請求できるとというお墨付きを与えたことになる。

沖縄タイムスによると、「聴聞実施」の報せに、防衛省関係者は「県が折れた。 政府側の土俵に引きずり込むことに成功した」とほくそ笑んだ、という。

 

翁長知事の「国連ネタ」を国との世論戦に使う予定だった沖縄タイムス。 我那覇さんにことごとく粉砕されて青息吐息。

やむなく一面の左トップに持ってきた見出しがこれ。

県、国に来月7日「聴聞」

辺野古取り消し8日以降

■二面トップ

門前払い回避重視

国の「不適格」立証が課題

「聴聞」と「意見聴取」違いは?

「私人」か「国」異なる対象

知事の埋立承認の取消しは、何時まで延期されるのか?

■ 国連スピーチ続報

八重山日報2015年9月29日

知事「沖縄を緩衝地帯に」 演説で尖閣に触れず

  「中国の一方的な領有権主張により、尖閣諸島周辺海域での自由で安全な漁業活動が侵害されている」―。石垣市議会はスイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説する翁長雄志知事に対し、尖閣諸島(石垣市登野城)への中国の進出を批判するよう求める意見書を議決。しかし、21日の知事演説に「尖閣」の2文字はなかった。翁長知事は帰国後、外国人特派員協会での記者会見で、尖閣問題について「沖縄は平和の緩衝地帯になりたい。いざこざを起こしてほしくない。平和で我慢して、平和で考えてもらわないといけない」と「平和」という言葉を何度も繰り返した。

 ▽領土・領海脅かす
 尖閣周辺海域では中国公船が常駐体制を構築し、日本の領土・領海を脅かしている。
 知事演説の前後には、領海周辺の接続水域で31日連続して航行。領海侵犯も繰り返した。台風21号の襲来でようやく接続水域を出たが、台風通過を待って、間もなく再び尖閣周辺に姿を現すものと見られている

                  ☆

我那覇さんのスイス・ジュネーブの国連スピーチの影響を受けたのか、昨日ネット上を次のようなコメントが飛び交った。

 本日、中国政府の支援の下、琉球独立学会がスイス・ジュネーブで沖縄独立宣言を発します。沖縄でも今後連鎖的に種々の工作、破壊活動が進展する恐れ大です。
 

その後誤報であることが判明、スイス・ジュネーブではなくニューヨークの国連本部と訂正されたが、国連本部の席上で、「琉球独立学会」が独立宣言したかの様な印象を与えた。

だが彼らが「独立宣言」をしたのは、国連本部ではなく国連本部の「前」だったという。(爆)

日本国民の民意を無視した頭のおかしな学者先生が、何処で何を宣言しようが屁のツッパリにもならない。

だが、翁長知事の「国連演説」の直後だけに、沖縄2紙も行きがかり上黙殺は出来ないだろうと、本日の沖縄タイムスをチェックしたら一行の記載もない。(涙)

以下に引用の写真で雁首を揃えた学者先生方の間抜け面を、とくとご鑑賞下さい。

沖縄の恥さらしです。

 

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琉球独立学会がNY国連本部でついに「琉球独立宣言」するらしい!

 

229031914
 

今月21日に、沖縄県の翁長知事がジュネーブの国連人権理事会において、「沖縄の自己決定権(民族自決権)」を訴える演説を行ったばかりですが、今度は琉球独立学会が9月28日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、「独立宣言」をすることがわかりました。

現在、中国国内の複数の新聞社が、このニュースを大きく報道しています。

 

 

■反日琉球人 ニューヨーク国連の前で独立宣言を発表

(天涯社区 2015/09/27) http://bbs.tianya.cn/post-worldlook-1557910-1.shtml

screencapture-ozdav-net-article-1443366811302

(左から、琉球独立学会の友知政樹・沖縄国際大学准教授、國吉信義・北米県人会会長、平恒次・イリノイ大学名誉教授、松島泰勝・琉球独立学会共同代表)

ニューヨークのはずが、なぜ背景の看板が繁体字? 中国メディア向けの会見だったのでしょうか?

 

その他にも、複数の中国メディアが同記事を配信している

http://ozdav.net/article/?7980.html 澳答新闻网

http://bit.ly/1PHViPz 世界新聞網

http://m.1688.com.au/site1/wap/world/2015/09/27/1710932.shtml 国际新闻

http://site.6park.com/military/index.php?app=forum&act=threadview&tid=14500571

http://www.junshi.cn/News/465830

 

日本語訳(機械翻訳による仮訳)

日本将钓鱼岛视为琉球群岛一部分,主权争议引起中美日三方角力。现在连琉球人都不满遭日本压迫,将率众于28日在纽约联合国总部大楼前发表琉球独立宣言,盼能摆脱殖民地的处境。

(日本は釣魚島を琉球群島の一部分とみなしており、主権の論争は日本、アメリカ、中国の3カ国の力比べを引き起こしている。現在、琉球人は日本の弾圧を不満とし、(琉球の日本からの)脱植民地を希求する大衆が、28日、ニューヨーク国連本部ビルの前で琉球独立宣言を発表する予定である。)

琉球民族独立总合研究学会25日在法拉盛举行记者会,创会人松岛泰胜指出,琉球群岛从1879年正式纳入日本版图,派军驻岛,事实上在此前上百年都存在着琉球国,有自己的语言与统治者,与中国有长达600年的交流历史,横跨明清,还与美国、法国与荷兰签协议,为亚太经贸的重要贸易枢纽。

(琉球民族独立総合研究学会は25日、記者会見を開き、創立者の松島泰勝は次のように述べた。琉球列島は1879年、正式に日本の版図に組み入れられ、日本は琉球に軍隊を派遣した。琉球国ではそれより以前の百年間、独自の言語と統治者を持っており、中国とは明・清の時代に600年の交流の歴史があり、また、米国、フランス、オランダとはアジア太平洋地域の貿易のための重要な貿易ハブとして、修好條約を締結していた。)

然而日本殖民琉球后,逐步夺走当地人的文化与语言,声称琉球语是日本方言,小时候在学校只要说琉球语,就被罚在脖子上戴「方言札」三字的屈辱牌子。

(しかし、日本の植民地となった後、琉球では徐々に文化や琉球言語が奪われ、学校で子供が琉球言語を話すと、罰として首に屈辱的な「方言札」をぶらさげられた。)

美国冲绳协会主席国吉信义强调,近年来大批美军「鱼鹰式倾转旋翼机」(V22 Osprey)进驻琉球,并在当地扩张美国军事基地,促使多达25%的琉球人期盼独立,比例还不断在加。

(米国沖縄協会主席〈=北米県人会会長〉の国吉信義氏は、次のように強調する。「近年、沖縄に駐留米軍「オスプレイティルトローター航空機」(V22オスプレイ)が、数多く配備されている。現地では基地拡張も進んでおり、独立を望む琉球人は全体の25%にも達して、その比率はどんどん増加している」)

「美军在琉球的强暴案、环境破坏事故不断,很多人视而不见,这是道议题,我希望让大众了解,这些问题不该再持续发生。」冲绳国际大学副教授友知政树也称,琉球的年轻人没有机会学习自身的民族历史,琉球人失去文化形同失根,让他必须站出来支持独立。

(「沖縄では、米軍による強姦事件、感興破壊、事故が相次いでいるが、多くの人は見て見ぬふりをしている。道徳的な課題として、これ以上、このようなことが続いてはならない。これを理解していただきたい」と、沖縄国際大学の友知政樹副教授が述べた。琉球の若い人は自身の民族の歴史を学ぶ機会がなく、琉球人は文化のを失っていく。彼は独立のために立ち上がる必要がある。)

松岛泰胜表示,许多中国大陆与台湾友人皆支持琉球独立,于2013年成立琉球民族独立总合研究学会,现在有300多名会员。他将于28日(周一)在联合国大会开幕时,率众发表琉球独立宣言,期盼各界支持帮他们早日脱离美日控制。

(松島泰勝は、こう述べた。「多くの中国・台湾の友人が、皆、琉球独立を支持している。2013年に結成した琉球民族独立総合研究学会には、現在、300名もの会員が所属している」

彼は28日(月)、国連総会が開催されているニューヨークの国連本部前で、琉球独立宣言を表明する。日米から琉球が離れることについて、ぜひ皆様の協力と支持を期待します。

 

「独立宣言」の現実味は?

琉球独立学会の共同代表である松島泰勝教授は、9月15日、新刊『琉球独立宣言―実現可能な5つの方法―』(講談社・松島泰勝著)を出版したばかりです。

 

 

独立を希求する沖縄出身者が、ほんの数名で国連ビルで「独立宣言」をしたからといって、日本国内に与える影響は皆無でしょうし、国際社会は何も動きません。

しかし今回は、翁長知事のジュネーブでの「自己決定権」スピーチにタイミングを合わせる形で、この会見はセッティングされました。

ジュネーブではなく、なぜニューヨークなのか? これは現在、ニューヨークの国連総会に出席している安倍総理への挑戦とも受け取れます。日本政府に対し、その「本気度」を示しているのでしょう。

翁長知事は、そのスピーチの中で一言も「独立」という言葉を使いませんでした。しかし、間髪入れずに、28日に琉球独立学会が世界に発する「独立宣言」は、翁長知事の演説に大きな「意味づけ」を与え、国際社会に誤ったメッセージを発する危険性があります。

翁長知事は、これまでメディアに幾度となく「独立の意思」を問われてきましたが、その都度、「沖縄が独立するのではない、日本本土が切り離すのだ」と同じ答えを繰り返し、県知事としての独立の意思を明確に表明することを避けてきました。

ネットにアップされた以下の動画をご覧いただければわかるように、独立の意思を問われた翁長知事は、日本政府の出方によってはそれはわからない、という趣旨の発言をしています。

 
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謀は密なるを以て・・・国連カウンタースピーチ

2015-09-28 08:28:37 | 普天間移設
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■本日の話題

1)法廷闘争・・・県、敗訴濃厚

2)知事の「国連演説」・・我那覇さんのカウンターパンチで轟沈

       ☆

1)法廷闘争・・・県、敗訴濃厚

 翁長知事の国連演説が大失敗に終わり、発狂ネタも品切れ状態の沖縄タイムスの今日この頃。

今朝の沖縄タイムス、一面トップは昨日に続いて、気の抜けたビールのような見出しで誤魔化している。

戦渦超え 学問の夢成就

戦争孤児 末吉さん 台湾から引き揚げ 宮城さん

泊高卒業

70歳代のご両人が「戦渦」を超えて泊高校夜間部を卒業したというのだから祝賀すべきニュースには違いないが、果たして何時もの発狂見出しの定位置を占領する類の記事かどうか。 つい先日の敬老の日の一面トップならともかく、沖縄タイムスの「編集権」は俗人には不可解である。

翁長知事は国との法廷闘争を迫られ、29日以降に行政手続き法に則って「取り消し」を実行、国に宣戦布告をするという。

ただ、ここまで引き伸ばしてきた知事が、敗けを承知で本当に国との法廷闘争に踏み切るか、疑問である。

20年前の「代理署名拒否」では、当時の大田知事による国との法廷で敗訴している

本日の沖縄タイムスから、法廷闘争に関連する見出しを一部抜粋するとこうなる。

■一面中段

代理署名拒否から20年

■二面トップ

承認取り消し鍵に

どうなる辺野古新基地建設

政府は対抗措置を用意

「国は私人か否か」焦点

県と国 変わらぬ構図

■三面トップ

県が敗訴 強制使用

米軍用地 代理署名拒否20年

機関委任事務で初提訴

司法判断「県民は失望」

法改正 暫定使用可能に

■第二社会面トップ

中央集権社会に一石

村山富市元首相 安保と県民の板ばさみ

大田昌秀元知事 政府と自治体対等

国と沖縄県が基地めぐり法廷闘争 代理署名拒否から20年

2015年9月28日 05:45
 
代理署名をめぐって会談した村山元首相(右)と大田元知事=1995年11月24日、首相官邸
 
代理署名をめぐって会談した村山元首相(右)と大田元知事=1995年11月24日、首相官邸

 地主が米軍への貸与を拒否している軍用地の強制使用手続きをめぐり、大田昌秀知事(当時)が国に求められた代理署名の拒否を表明してから、28日で20年を迎えた。沖縄が戦後から背負い続けている過重な基地負担などを理由とする大田氏の異議申し立ては、村山富市首相(当時)が沖縄県を訴える異例の裁判に発展した。

 米兵による暴行事件で県民の怒りが頂点に達する中、大田氏は基地の固定化・強化に対する危機感を訴え、村山氏は日米安全保障条約と沖縄の怒りの板挟みになり、提訴から約1カ月後に退陣。1996年8月28日に上告が棄却され、県側の敗訴が確定した。

 一方、知事の署名拒否は国に衝撃を与え、首相の権限で土地の使用を可能とする駐留軍用地特措法の改定につながった。

 翁長雄志知事が名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認を取り消した場合は、再び当時と同様に、国と県による法廷闘争に発展する見通しだ。

 大田氏と村山氏は、今の沖縄をどう見つめているのか。当時は戦後50年、今年は戦後70年。日米安保の犠牲になっている沖縄の構図は変わっていない。

 沖縄タイムスの取材に応じた村山氏は、翁長知事とオール沖縄の動きを支持しつつ「結集する県民の意思は誰も無視できない。その心情を国民全体で共有すべきだ」と強調。大田氏は「沖縄に基地はいらない。国の考え方に口出しできないのは、明治政府と同じだ」と安倍政権を批判する。

                  ☆

 >沖縄が戦後から背負い続けている過重な基地負担などを理由とする大田氏の異議申し立ては、村山富市首相(当時)が沖縄県を訴える異例の裁判に発展した。

>大田氏は基地の固定化・強化に対する危機感を訴え、村山氏は日米安全保障条約と沖縄の怒りの板挟みになり、提訴から約1カ月後に退陣。1996年8月28日に上告が棄却され、県側の敗訴が確定した。

 

日本は三権分立の民主主義国であることを実証した裁判である。

当時の行政府の最高責任者である村山首相と大田県知事は米軍基地反対では同じ考えの政治家であるが、司法の判断は太田知事の敗訴確定である。

 

>沖縄タイムスの取材に応じた村山氏は、翁長知事とオール沖縄の動きを支持しつつ「結集する県民の意思は誰も無視できない。その心情を国民全体で共有すべきだ」と強調。大田氏は「沖縄に基地はいらない。国の考え方に口出しできないのは、明治政府と同じだ」と安倍政権を批判する。

大田氏が「国の考え方に口出しできないのは、明治政府と同じだ」と安倍首相を批判するが、これは太田氏の大きな勘違い。

明治政府だって、一地域の首長が外交・国防問題に口出しすることを認めてはいない。

翁長知事が口出ししている「辺野古移設反対」は、国の専権事項に県が口出している、つまり越権行為である。

 

 

■知事の「国連演説」・・我那覇さんのカウンターパンチで轟沈

知事の「国際発信」打ち消す 政府、県民が〝挟み撃ち〟

 
国連での演説後、報道陣に囲まれる我那覇氏。後方は同行した砥板市議=22日、スイス・ジュネーブの国連ビル内国連での演説後、報道陣に囲まれる我那覇氏。後方は同行した砥板市議=22日、スイス・ジュネーブの国連ビル内

 翁長雄志知事が21日、スイスの国連人権理事会で演説し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で「県民の人権が侵害されている」と訴えてから約18時間後。名護市民の我那覇真子さん(26)が22日、知事と同じ席から「県民は世界最高水準の人権を享受している」と真っ向から反論した。日本政府の代表も知事の発言を否定。沖縄の民意として反基地を国際発信するはずだった知事演説は、政府、沖縄県民の双方から「挟み撃ち」で打ち消された格好になり、信憑(ぴょう)性は大きく揺らいだ。

 ▽極秘裏に準備

 「翁長知事が発信した情報を正すため行った」

 我那覇氏は帰国後の25日、東京での記者会見で、スイス行きを決意した理由を説明した

                ☆

>名護市民の我那覇真子さん(26)が22日、知事と同じ席から「県民は世界最高水準の人権を享受している」と真っ向から反論した。日本政府の代表も知事の発言を否定。沖縄の民意として反基地を国際発信するはずだった知事演説は、政府、沖縄県民の双方から「挟み撃ち」で打ち消された格好になり、信憑(ぴょう)性は大きく揺らいだ。

知事の野望が粉砕された瞬間である。

>極秘裏に準備

謀(はかりごと)は密なるを以てよしとす、といわれる。

我那覇さんのカウンタースピーチについては知事の国連演説が話題になり、沖縄2紙の記者を含む多くの支援団体が同行すると報道されだした時期に秘密裏に計画された。

密かにプランを練った理由は、8月7日の東京での記者会見の実施以来、「正す会」に対する風当たりを肌で感じ、「沖縄2紙を支える会」んどの怪文書が出回ったりして、沖縄2紙が何らかの妨害工作をしないとも限らない、と思ったら。

昨日のエントリーで紹介した沖縄2紙のOBによる「支える会」結成の動きは、知事の国連演説と前後して善導していた模様。

我那覇さんの活躍により、「正す会」の存在が、沖縄2紙にとって無視できない存在であることが、最近の紙面に垣間見ることができる。

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沖縄2紙が「集団自衛権の行使」を呼びかけ!

2015-09-27 07:06:10 | 普天間移設
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今朝の沖縄タイムス一面トップを見て、一瞬驚いた。

一面トップにはこんなこんな大見出しが。

苦しい時こそ歌う

最近の我那覇真子さんの八面六臂の大活躍で、沖縄タイムスが苦境に陥って、ついに「引かれ者の小唄」でも歌いだしたのかと思ったからだ。

ところが、記事をよく読むと沖縄の著名な民謡歌手の大工哲弘さんは、連日辺野古のゲート前で「沖縄を返せ」と歌っており、しかも「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」の発起人に名を連ねている、という。

たったそれだけの理由で一面トップと二面を飾るというのは沖縄タイムスも発狂ネタに事欠いているのだろうか。(笑)

沖縄2紙は黙殺しているが、連日ネット上では我那覇真子さんの情報が飛び交っている。

これも沖縄2紙は隠蔽したいことだろうが、我那覇さんは「琉球新報と沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の代表を務めている。

去る8月7日には沖縄から賛同者7人で東京に乗り込み、記者会見を開いて「沖縄2紙は捏造新聞である」と告発したが、出席していた両紙の記者からひと言の反論もなかった。

その後翁長知事が沖縄2紙や御用学者を含む大デレゲーションでスイスに発ち、国連人権理事会で「演説」をしたときも我那覇さんがカウンタースピーチで翁長知事の大嘘演説を見事に粉砕してくれた。

翁長知事とタッグを組んで大嘘記事をばら撒いていた沖縄2紙の正体が国連の場で暴露される最悪の事態に陥っていた。

沖縄タイムスの一面トップを飾る「苦しい時こそ歌う」という大見出しを、現在の沖縄タイムスの苦しい心境を表している、と誤解しても仕方がないだろう。

事実、昨日の沖縄タイムスは、沖縄2紙が現在陥っている苦境に救いの手を述べるべく、両紙のOBが主体となって「沖縄のマスコミを支える会」が結成された、報じている。

見出しはこうなっている。

沖縄の報道支援 決意

マスコミOBら会結成

明らかに「琉球新報と沖縄タイムスを正す会」の活躍を意識し、危機感を感じた両紙のOBや佐藤学沖国大教授ら御用学者が主導する「守る会」である。

「世論は沖縄2紙がつくる」と豪語していた傲慢不遜な沖縄2紙の姿は、もはやここにはない。(涙)

 琉球新報記事ではこうなっている。

沖縄マスコミ支える会設立 県内2紙支持、宣言採択

琉球新報 2015年9月26日 10:51 

「沖縄のマスコミを支える会結成総会」に駆け付けた県民ら=25日夕、那覇市泉崎の琉球新報ホール


 「沖縄のマスコミを支える会」(共同代表・山根安昇元琉球新報社副社長ら)の設立総会が25日夕、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。総会には約100人の県民らが駆け付けた。「沖縄の報道機関への攻撃は『民意を押しつぶせ』と言っているに等しい。権力による圧力に強く抗議し、県紙2紙をはじめとする健全なマスコミを強く支持する」とした総会アピールを全会一致で採択した。
 設立総会の冒頭、共同代表の吉田義邦さん(71)=元NHK=は「権力側からの激しい攻撃を受けながら辺野古新基地建設問題をはじめ、基地問題に向き合っている沖縄のマスコミを支援していきたい」とあいさつ。県内の報道各社への支援を呼び掛けた。
 同会は今後も会員を募集し、県内マスコミへの支援の輪を広げる方針。問い合わせは事務局。

                   ☆

NHKを含む県内反日メディアによる「集団的自衛権の行使」である。(爆)

「正す会」に怯える「守る会」というのも笑わせてくれる。

読者の東子さんのコメントを紹介しておく。

沖縄マスコミ支える会設立 県内2紙支持、宣言採択 2015年9月26日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249473-storytopic-1.html

>「沖縄のマスコミを支える会」(共同代表・山根安昇元琉球新報社副社長ら)の設立総会
>「沖縄の報道機関への攻撃は『民意を押しつぶせ』と言っているに等しい。権力による圧力に強く抗議し、県紙2紙をはじめとする健全なマスコミを強く支持する」
>「権力側からの激しい攻撃を受けながら辺野古新基地建設問題をはじめ、基地問題に向き合っている沖縄のマスコミを支援していきたい」

「琉球新報・沖縄タイムスを糺す県民・国民の会」は、沖縄2紙の論調以外の民意を押しつぶしていることに、声を挙げているだけ。
「琉球新報・沖縄タイムスを糺す県民・国民の会」を権力によると、すり替え開始か。 

                  ☆

翁長知事の「国連演説」に同行記者を派遣した沖縄2紙が、我那覇さんの活躍には沈黙を守り、報道機関としての役目を放棄している。

一方、小さい新聞社ながら同じく取材記者を派遣した八重山日報が、東京での我那覇さんの記者会見を含む続報を詳しく報じている。。

〝自己決定権〟に危うさも 飛び交う「併合」「植民地」「先住民」

 
演説する翁長を背後の席で見守るNPОの上村代表=21日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会説する翁長を背後の席で見守るNPОの上村代表=21日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会

 翁長雄志知事は21日(日本時間22日未明)、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会で演説し、安倍政権が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について「沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされている」「あらゆる手段を使って新基地建設を止める」と訴えた。「自己決定権」という言葉は反基地派やマスコミによって「沖縄独立論」の根拠として使われることが多く、議論を呼ぶことは必至だ。

 ▽独立国
 「沖縄はかつて独立国として、営々とやって来た」
 演説直前、同じ国連ビル内で「沖縄の軍事化と人権侵害」をテーマにしたシンポジウムが開かれた。出席した翁長知事は、辺野古移設反対の訴えに沖縄の歴史を絡めた。

▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

               ☆

 沖縄2紙がOBや御用学者が主導して「守る会」を結成せざるを得なくなった理由は何か。

沖縄2紙の捏造報道が全国に知れ渡るようになった結果、我那覇さんが代表を務める「正す会」の主張が正しいと証明されたからだ。

誹謗中傷による個人攻撃は、沖縄2紙の得意技ではある。

だが、ここで我那覇さんを攻撃の的にしたら、己の嘘八百報道が全国民の前に暴露される。

苦しい時のOB頼み!

沖縄2紙にとって、痛し痒しのジレンマである。

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コメント (7)

我那覇さん「知事の嘘を正した」、東京の記者会見で

2015-09-26 07:51:00 | 普天間移設
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沖縄2紙が昨日の我那覇真子記者会見を黙殺することは想定通り。
 
特に驚くことではない。
 
だが、それにしても沖縄2紙ほど翌日の報道が容易に推測できる新聞も珍しい。
 
今朝の沖縄タイムスのどのページにも国連人権理事会での翁長知事の「演説」に対してカウンタースピーチをした我那覇真子さんが東京で記者会見を行った事実はたったの一行も掲載されていない。
 
我那覇さんが代表を務める「琉球新報と沖縄タイムスを正す会」の主張が、間違いでなかったことを沖縄2紙自らが証明してくれたことになる。
 
 
 八重山日報 9月26日

誤った発信正した」 知事演説〝反論〟で意義強調 我那覇、砥板氏が国連帰任報告

 
記者会見で翁長知事に反論した国連演説について語る我那覇氏(左)と砥板市議=25日午前、日本記者クラブ記者会見で翁長知事に反論した国連演説について語る我那覇氏(左)と砥板市議=25日午前、日本記者クラブ

 スイスの国連人権理事会で、沖縄の米軍基地問題を人権侵害と訴えた翁長雄志知事に反論する演説をした名護市の我那覇真子氏(26)は帰国後の25日、東京の日本記者クラブで会見した。我那覇氏は「翁長知事が発信した情報を正すため国連に行った。われわれは日本人であり、沖縄の基地が国防の役割を担っていることを誇りに思っている」と国連出席の意義を強調。米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、マスコミで発信されている「沖縄対本土」の構図は「虚構の上に成り立っている」と批判した。

 同席した石垣市の砥板芳行市議は、翁長知事に対し、市議会が尖閣諸島問題に言及するよう求める意見書を議決したことを紹介。翁長知事の演説内容が基地問題に終始したことについて「尖閣で中国が領海侵入を繰り返し、漁業者が追い出されていることも訴えるべきだった。同じ県民として憤りを感じている」と指摘。

                                                                    ☆

産経ニュース(9月26日)
「事実をねじ曲げ主張」辺野古移設賛成派、翁長氏を批判 「地元マスコミも反対派主張を、県民全員の意思に見せかけているが虚構だ」

 国連人権理事会で沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事に反論する演説を行った同県名護市の我那(がなは)覇真子(まさこ)氏が25日、日本記者クラブで記者会見し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に賛意を示した上で、「翁長氏は、政府によって県民が人権侵害を受けていると事実をねじ曲げて主張している」と訴えた。

 我那覇氏は「地元マスコミも反対派の主張だけを流し、県民全員の意思に見せかけているが、虚構だ」とも指摘。同席した同県石垣市の砥(と)板(いた)芳行市議は「翁長氏はなぜ、中国による尖閣諸島(同市)周辺での領海侵犯を(演説で)訴えなかったのか」と批判した。

 翁長氏は21日、スイス・ジュネーブでの人権理事会で辺野古移設に関して「沖縄の人々の自己決定権や人権がないがしろにされている」と訴え、我那覇氏は翌22日の人権理事会でこれを否定する演説を行った。

                  ☆

当日記の読者なら一々説明は不要だろうが、一応翁長知事が国連で述べた嘘八百の部分を抜書きすると、こうなる。

>マスコミで発信されている「沖縄対本土」の構図は「虚構の上に成り立っている」と批判した。

>石垣市の砥板芳行市議は、翁長知事に対し、市議会が尖閣諸島問題に言及するよう求める意見書を議決したことを紹介。翁長知事の演説内容が基地問題に終始したことについて「尖閣で中国が領海侵入を繰り返し、漁業者が追い出されていることも訴えるべきだった。

>翁長氏は21日、スイス・ジュネーブでの人権理事会で辺野古移設に関して「沖縄の人々の自己決定権や人権がないがしろにされている」と訴え、我那覇氏は翌22日の人権理事会でこれを否定する演説を行った

ちなみに我那覇さんは、「琉球新報と沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の代表を務めている。
 
我那覇さんは去る8月7日、沖縄から7人の賛同者を引き連れて東京で「百田発言」で、沖縄2紙に叩かれていた百田尚樹さんと合流し、「沖縄2紙の偏向を正す」趣旨の記者会見を行っている。
 
記者会見には沖縄2紙の記者も同席していたが、「正す会」の激しい糾弾に対し何一つ反論をしていない。
 
記者会見に出席した「正す会」のメンバーの中には、「沖縄2紙は偏向新聞などという生易しい代物ではない」「白を黒、黒を白と報道し、犯罪者を正義の人に仕立て上げる捏造新聞だ」と弾劾したが、沖縄2紙の記者は沈黙のままであった。
 
その同じ席で。TBSの記者が「公開討論を申し込んだら受けるか」との質問が有ったが、「勿論受ける」と答えている。
 
我那覇さんは、国連まで乗り込んで行って県知事の嘘八百を「正した」が、それが結果的には沖縄2紙が県知事と共同戦線を張って県民に捏造報道をしている事実を県民・国民の前に曝したことになる。
 
つまり、我那覇さんは、翁長県知事が国連で行った「演説」の嘘をカウンタースピーチで正すこととにより、県知事の「演説」を捏造報道する沖縄2紙の正体を県民・国民の前に暴露してくれたのだ。

 沖縄タイムスの捏造報道の一例を上げると、こうだ。

翁長知事、思い凝縮の2分間 国連スピーチ「大きな力に」

沖縄タイムス 2015年9月23日 10:23

 内外のメディアと会見し、基地問題について考えを述べる翁長雄志知事(左)=スイス・ジュネーブの国連欧州本部

内外のメディアと会見し、基地問題について考えを述べる翁長雄志知事(左)=スイス・ジュネーブの国連欧州本部

 

【ジュネーブ22日=阿部岳】沖縄県の翁長雄志知事は22日、人権理事会での訴えを終え、国連欧州本部を後にした。練りに練った2分間の声明について「エキスを伝えられた」と振り返った。国連で長く活動する先住民や記者は、知事の訪問を評価した

「沖縄に基地を置く真犯人は誰なのか」翁長雄志知事ら国連でシンポ

 21日の理事会での声明へ向け、文案をスイスに向かう機上でも練り続けた。2分間の制約に「言葉を削って、1分50秒になるとまた言葉を入れたい、と10回くらい手直しした」と笑った。

 本番では、内外の報道陣約20人が知事にカメラを向けた。驚いた出席者に「あれは誰なの」と問われた海外通信社のカメラマンは「ロックスターですよ」と笑いを誘った。

 理事会会場には、円卓が幾重にも重なる。最後の列に座った知事は落ち着いた口調で「議長」と切り出し、世界に向け訴えた。

 発表を終えた知事は、「3カ所ミスがあった」と言いながらも、表情を和らげた。「日米両政府という大きな権力の中に、私たち小さな沖縄県が理不尽な状況を強いられている。正当な権利、正義を訴える方策として(国連の場は)大きな力になる」と意義を語った。

 22日には国連欧州本部内で報道陣に向けて記者会見を開いた。新基地建設が進む名護市辺野古の自然の豊かさを紹介し「工事の様子の映像を配信してもらって、皆さんの価値観で、世界中の人に判断してもらいたい」と訴えた。

 世界の新聞に寄稿する南アフリカ人のジャーナリスト、ピーター・ケニーさん(65)は「知事は自治を求めているのか、独立を求めているのかが知りたい。基地や自衛隊の問題に関心を持っていきたい」と話した。

 別の海外大手報道機関の記者は「知事の発言に全て同意する。理事会での発言そのものよりも、私たちの報道で問題が世界に広がったことが役に立つのではないか」と語った。

■人権理事会で知事に反論も

 【ジュネーブ22日=阿部岳】名護市の我那覇真子さん(26)が22日、国連人権理事会で翁長雄志知事に反論する声明を発表した。「中国は、(県民に)先住民であると言わせて(沖縄を)独立させようとしている。私たちは先住民ではない。プロパガンダを信じないでください」と訴えた。

 同時に、同行した砥板芳行石垣市議の書面を紹介し、「知事は無責任にも、米軍基地が日本とアジア太平洋の安全に果たす役割を無視している」と批判した

                     ☆

 

>練りに練った2分間の声明について「エキスを伝えられた」と振り返った。国連で長く活動する先住民や記者は、知事の訪問を評価した

「演説」は、知事が常日頃発言している手垢の付いた常套句を繰り返したに過ぎず、その棒読み発言にはほとんどの欧州メディアが無関心だったことを、沖縄タイムス自身が認めているではないか。(爆)

>世界の新聞に寄稿する南アフリカ人のジャーナリスト、ピーター・ケニーさん(65)は「知事は自治を求めているのか、独立を求めているのかが知りたい。基地や自衛隊の問題に関心を持っていきたい」と話した。

知事の独立志向については、前々から話題になっているが、独立と基地問題を接続する接着剤の役割を果たすのが「琉球・先住民」の文言。 

ところが「先住民」という文言に対しては知事を支援する保守系団体にも反発があり、沖縄を発つまえに自民党県連の具志孝助県議に「先住民」の発言は止めるよう釘を刺されている。

知事は、「演説」で「先住民」には言及しなかったが、同行の市民団体が行ったシンポでは、先住民はおろか、独立運動についても話題になったことが、新聞報道で垣間見れる。

県知事が、ピーター・ケニーさん(65)の「沖縄の独立」についての質問に明確に答えていない意味は何なのだ。

>別の海外大手報道機関の記者は「知事の発言に全て同意する。理事会での発言そのものよりも、私たちの報道で問題が世界に広がったことが役に立つのではないか」と語った。

語るに落ちる、とはこのことだ。

「理事会での発言そのものよりも」、捏造新聞の嘘八百報道を世界に拡散する、というのが今回の知事の国連演説だったわけだ。(爆)

あまりにもわかりやすい沖縄タイムスの報道につい忘れるとこだったが、本日の沖縄タイムスの一面左トップはこれ。

久辺3区要望に対応

防衛相 沖縄相 直接振興費認める

ちなみに「久辺3区」とは、辺野古移設を容認している辺野古、具志、豊原の三つの行政区のこと。

稲嶺名護市長がイデオロギーのため基地関連の振興費の受給を拒否しているが、辺野古移設の一番の当事者である辺野古区民を含む「「久辺3区」は移設を容認しており、当然振興費受給にも賛意を示している。

ならば、国としては直接支給をしよう、というのが沖縄タイムスはお気に召さないようである。(涙)

辺野古、久辺3区要望に対応 防衛相沖縄相 直接振興費認める

沖縄タイムス
【東京】中谷元・防衛相と山口俊一沖縄担当相は25日の閣議後会見で、政府が名護市辺野古の新基地建設の予定地に近い辺野古、豊原、久志の「久辺3区」に直接的に振興費を支給するなどの新たな振興策を検討している事実を認めた

 

辺野古直接振興費:山口沖縄相「地元の要望に応えたい」

2015年9月25日 10:34
 
 
【追記】
 

【拡散のお願い】
国連人権理事会でスピーチをしました。
日本語訳です。

皆さま、どうか拡散のご協力をお願いいたします。

*******************
被差別少数琉球民族は存在しない
~デマゴーグとプロパガンダは21世紀の国際社会には通用しない~

我那覇 真子

 昨日皆様は、沖縄は紛れもない日本の一部であるにも関わらず、「沖縄県民は日本政府及び米軍から抑圧される被差別少数民族である」とお聞きになられたと思います。
それは全くの見当違いです。

私は、沖縄生まれの沖縄育ちですが、日本の一部として私達は世界最高水準の人権と質の高い教育、福祉、医療、生活を享受しています。人権問題全般もそうですが、日本とその地域への安全保障に対する脅威である中国が、選挙で選ばれた公人やその支援者に「自分達は先住少数民族である」と述べさせ沖縄の独立運動を煽動しているのです。

我々沖縄県民は先住少数民族ではありません。

どうかプロパガンダ(政治宣伝)を信じないでください。

石垣市議会議員の砥板芳行氏からのメッセージです。「沖縄県の現知事は無責任にも日本とアジア太平洋地域の安全保障におけるアメリカ軍基地の役割を無視しています。翁長知事はこの状況を捻じ曲げて伝えています。中国が東シナ海と南シナ海でみせている深刻な挑戦行為を知事と国連の皆様が認識をすることが重要です。」

ありがとうございます。

 
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コメント (8)

本日、我那覇真子さんの記者会見予定!

2015-09-25 06:46:35 | 普天間移設

 

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翁長知事が帰沖 「基地問題、国際社会が見始める」

 国連人権理事会総会で演説するためにスイス・ジュネーブを訪れていた翁長雄志知事が24日午後6時50分すぎに帰沖し、那覇空港に到着した。島ぐるみ会議のメンバーら約70人が大きな拍手と指笛で翁長知事を出迎え、国連演説をねぎらった。翁長知事は「国際社会の中で基地問題を見てもらうということが大きく動き出そうとしている。いろんな分野の方と力を合わせて頑張っていきたい」とあいさつした。

 

         ☆

今朝の沖縄タイムス一面の写真を見ると、翁長知事を迎える「市民団体」がまるで凱旋将軍を出迎える、といった印象を読者に与える。

だが、翁長知事の国連演説が沖縄生まれの26歳の女性によって見事粉砕された事実を県民、いや、国民のほとんどが知っている。

知らぬが仏は沖縄2紙のみを情報源にする哀れな読者だけ。

翁長知事の帰沖は、実は敗軍の将の帰沖だった。

敗軍の将は兵を語るべきではない。

だが、捏造新聞の沖縄2紙がまたしても嘘をばら撒いている。

 

昨今のネットの普及は驚異的である

翁長知事の国連人権理事会での「演説」は、それが大嘘であることを暴露され大失敗に終わった。

知事の「演説」直後、同じ人権理事会の席で「知事の話は嘘です」と、名護市の我那覇真子さんにカウンターパンチを食らって、撃沈してしまったのだ。 

このニュースは大手メディアが無視する中、インターネットを通じて日本中を駆け巡った。 

ただ、例外的に産経新聞と八重山日葡のみが、大きく取り上げた。

ところが、沖縄知事に同行した大デレゲーションの一員として取材した沖縄タイムスと琉球新報の両紙は、翁長知事の「演説」の直前、同行した市民団体が主催したシンポジウムで発言した内容を、あたかも知事の国連演説であるかのように捏造報道した。

これは、予想通りであった。

だが、知事の僅か2分間の「棒読み演説」に対し、ほとんどの欧州メディアが無関心であった。

その事実を沖縄タイムスが報じているのは、皮肉以外の何ものでもない。

沖縄タイムス 9月23日(水)10時43分配信
「欧米メディア、翁長知事演説の報道目立たず」

さらに知事が一番関心を持って欲しいはずの米国は、沖縄タイムスの取材に対し、「(知事演説を)見ていない」という無関心さだ。

これには思わず失笑してしたくらいだ。

日本政府は国連での嘉治代表の反論に続き、菅官房長官も止めを刺す念の入れようだ。

菅氏、翁長知事の国連演説に「強い違和感」「国際的に理解されない」

沖縄タイムス 2015年9月24日 12:22
【東京】菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、翁長雄志知事がスイス・ジュネーブの国連人権理事会で名護市辺野古の新基地建設に反対する声明を発表したことに、「強い違和感を持っている」と不快感をあらわにした。

 菅氏は米軍普天間飛行場の移設問題に関し、「19年にわたって多くの沖縄県関係者の協力を得ながら適正な手続きで進めてきた。そうしたことを踏まえない翁長知事の主張は国際社会で理解されないと思う」と述べ、政府が進める移設計画の正当性を強調した。

 さらに、同理事会で沖縄県出身者が翁長知事とは異なる見解を述べたことも承知しているとして、「沖縄においてさまざまな意見があるということも事実じゃないか」との認識を示した

              ☆

メディアが我那覇さんの反論をいくら隠蔽しても、辺野古問題の最高責任者である菅官房長官は我那覇さんの快挙を先刻承知である。

当然、「オール沖縄」が嘘であることも知っている。

沖縄2紙が捏造新聞であることも知っている。

 

大失敗のまま帰沖するのは、いくら面の皮の厚い翁長知事といえども耐えられなかったのか、帰る途中、東京に立ち寄り記者会見をして「国連演説」の内容を説明した。

翁長知事よ、「棒読み演説」の内容は既にYoucubeを通じて世界に発信されていますよ!

いまさら、負け犬の遠吠えをして恥の上塗りをするつもりですか。

 その恥の上塗りがこれ。

翁長知事「移設阻止長期戦で」

アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐって、翁長知事は、日本外国特派員協会で記者会見し、「安倍政権も長くてあと3年だ。日本の民意が変わっていくことも十二分にありうる」と述べ、政権交代も見据え、移設計画阻止に向けて長期的に取り組んでいく考えを示しました。
アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐって、翁長知事は、スイスで開かれた国連人権理事会で演説し、計画への反対を訴えたあと、24日、帰国して、東京の日本外国特派員協会で記者会見しました。
この中で、翁長知事は、国連人権理事会で政府側が3月に返還された西普天間住宅地区など基地負担の軽減策に触れて反論したことについて、「返還を大きく誇張するような反論であり、大変残念だ」と述べ、アメリカ軍専用施設の大幅な返還につながるものではないと批判しました。
その上で、翁長知事は、「長期的な法廷闘争になった場合、移設計画を止められるのか」と質問されたのに対し、「安倍政権も一番長くてあと3年だ。来年は参議院選挙もあり、日本の民意が変わっていくことも十二分にありうる。世界中の人に、日米安保体制の品格を見てもらい、解決の道を探していきたい」と述べて、政権交代も見据え、移設計画阻止に向けて長期的に取り組んでいく考えを示しました

NHKニュース 09月24日 19時38分

              ☆

驚いた!

帰沖したら、即決で埋め立て取り消しの法的執行をする、と思いきや、

安倍政権が終わり、民意が変わるのを待つという。

>翁長知事は、「長期的な法廷闘争になった場合、移設計画を止められるのか」と質問されたのに対し、「安倍政権も一番長くてあと3年だ。

>来年は参議院選挙もあり、日本の民意が変わっていくことも十二分にありうる。世界中の人に、日米安保体制の品格を見てもらい、解決の道を探していきたい」と述べて、政権交代も見据え、移設計画阻止に向けて長期的に取り組んでいく考えを示しました

それじゃ聞くが、政権交代が行われ、支持基盤である共産党が政権を取るまでずるずる引き延ばすつもりなのか。

共産党が「国民連合政府」構想 参院選での統一戦線呼びかけ 
民主・岡田代表ら早くも前のめり… 野党再編加速か?
(産経新聞 9月21日)

嘘塗れの会見に一々反論するのは省略し、保存記録として、下記にリンクしておく。

【翁長知事会見詳報(1)】
「多額の振興費をもらっている誤解がある」

国連に出発する前の報道では行政手続法に則った取り消しは、帰沖後の24日頃と報じられていた。

だが本日の沖縄タイムスによれば、「承認取り消し29日以降」とのこと。

29日と明言せずに、「29日以降」と曖昧にしたのは何故か。

まさかこの期に及んで、取り消しから逃げる気ではないだろう。

 

国連まで乗り込んで、翁長知事の「演説」を粉砕した我那覇真子さんが、本日25日、「琉球新報・沖縄タイムスを正す会代表、ジュネーブ国連派遣団団長我那覇真子」の肩書きで記者会見を行う予定である。

ちなみに9月25日は筆者の誕生日だが、これは本文に何の関係もない。(汗)

那覇空港貨物便のの終夜営業により、にわかに活発化した物流のハブ化。

その恩恵で、新鮮な魚にありつけるようになった。

それに伴い最近大型回転寿司の支店展開競争が激しい。 かみさんと2人でスシローにでも行って、誕生日を祝おうか。

 

■我那覇真子記者会見の詳細
 9月25日(金)11時
 日本記者クラブ大会議室
 千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンター9階
 電話 03-3503-2722 

 

東京近郊にお住まいの方は、ぜひ参加しして激励して下さい。

 

 Shun  Fergusonさんの写真
国連でのスピーチ直後の記者会見

 

翁長知事と沖縄2紙が放火した後を追い、火消しに務める我那覇さん。

まるで火付け盗賊改め方、「鬼の平蔵」こと平成の女平蔵のようである。

【追記】 9:25

7年間も連続で、毎年3000億円以上の一括交付金を受けていながら、「差別だ、人権無視だ」などと頓珍漢な訴えを翁長知事に、人権弾圧を何であるかを知らせておこう。

本日の沖縄タイムスにこんな見出しの囲み記事が・・・。

電気ショックで拷問

中国の人権派弁護士、APに証言

8平方メートルに3年

翁長さん、国連人権理事会では、このような事例を「人権弾圧」というのですよ。

 

おまけ】

八重山日報 「尖閣問題訴えるのが筋」 砥板氏ら知事演説批判

 
演説後、報道陣の取材を受ける我那覇氏。後ろは砥板氏=22日、国連ビル内演説後、報道陣の取材を受ける我那覇氏。後ろは砥板氏=22日、国連ビル内

 【スイス・ジュネーブ】米軍普天間飛行場の辺野古移設で、県民の人権が侵害されていると訴えた21日の翁長雄志知事の演説に反論した砥板芳行市議と我那覇真子氏。取材に対し、知事演説に対する怒りを口にした。
 国連人権理事会では翁長知事の演説前まで、北朝鮮の拉致問題などの人権問題を審議していた。翁長知事の演説を会場で聞いた砥板氏は「世界中が大きな関心を持っている人権問題の中で、日本国内の安全保障問題である辺野古移設反対を訴えている知事に違和感を抱いた。尖閣諸島問題に触れなかったのもおかしい」と批判。「知事の演説は、出席者には異様な光景に映ったはずだ。どれだけの国が翁長知事の訴えに耳を傾けたのか疑問に思う」と述べた。

 

 
【おまけ】2
 
国連人権理事会・我那覇眞子さんの|翁長知事への反論」


国連(聯合国)人権理事会での我那覇眞子さんのカウンタースピーチ(英語)。
スピーチ原文と和訳

Yesterday you heard that the people of Okinawa Prefecture, which is actually an integral part of Japan, are discriminated minority, oppressed by Japanese Government and U.S. Military.

昨日皆様は、現に日本の不可分の一部である沖縄県民が、日本政府及び米軍によって抑圧­される少数民族だ、という話をお聞きになったことと存じます。

Nothing could be further from the truth! I was born and raised in Okinawa, as a part of Japan we enjoy the highest standards of human rights, quality of education, welfare, health and living.

これ程事実からかけ離れた事はありません。私は沖縄で生まれ育ちましたが、日本の一部­として私達は最高水準の人権、教育、福祉、衛生及び生活の質を享受しております。

And China, a threat to the security of the region and to Japan, as well as human rights in general, it's promoting an independence movement in Okinawa by having elected officials and their supporters say "we are an indigenous minority".

支那こそ同地域の安全保障及び日本に対する脅威であり、概して人権に対する脅威です。­あの国が沖縄の選挙で選ばれた議員やその支援者に「自分達は先住民族である」と言わせ­て、独立運動を煽動しているのです。

We are not. Please DO NOT believe the propaganda! I brought with me a message from a member of Ishigaki City Council Yoshiyuki Toita, who writes: "Our current governor is irresponsibly ignoring the role of the U. S. bases play in the security of Japan and Asia Pacific Region. He is misrepresenting the situation".

私達は先住民族ではありません。どうかプロパガンダを信じないで下さい。石垣市議会の­砥板芳行(といたよしゆき)氏からのメッセージです。「現知事は無責任にも、日本とア­ジア太平洋地域の安全保障における米軍基地の役割を無視しています。知事は状況を捻じ­曲げて伝えています」

"It is important that he and everyone at U.N. recognize the serious challenges in the East China and South China seas presented by China". Thank you.

「重要な事は知事や国連の皆様が、東シナ海及び南シナ海において支那が引き起こしてい­る深刻な問題を認識することです」。有難うございました。

 

【おまけ】3

欧米メディア、翁長知事演説の報道目立たず
翁長雄志知事がスイス・ジュネーブの国連人権理事会で米軍普天間飛行場の
名護市辺野古移設反対と米軍基地の過剰集中を訴えたことについて、
欧米メディアはほとんど報じず、関心の低さが目立った。
地元メディアをはじめ、国内主要紙なども大きく報じた日本とは捉えられ方が大きく異なり、
県の発信能力も問われそうだ。

インディア・ドット・コム(電子版)は22日、NHKニュースの報道を引用し、
「翁長氏は沖縄の人々は、
人権をないがしろにされていると訴えた」などと述べ、

翁長氏が地元の意向を無視する日本政府を批判したなどと報道。

これを受け、日本政府代表部が「沖縄の基地負担軽減に最大限取り組んでいる。
普天間基地の辺野古への移設は、危険性の除去を実現する唯一の解決策だ」などと
反論したと報じた。 
 
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【翁長知事会見詳報(1)】

2015-09-25 01:52:05 | 普天間移設
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2015.9.24 17:20

更新

【翁長知事会見詳報(1)】
「多額の振興費をもらっている誤解がある」

 沖縄県の翁長雄志知事は24日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、スイスの国連人権理事会での演説や、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題をめぐる見解を表明した。詳報は以下の通り。

【政府との集中協議】

 「前回5月20日に(特派員協会で)話をさせていただいた以降、一番大きかった出来事は、8月10日から9月10日まで約1カ月間、(辺野古移設の)工事を止めて話し合いをしたことだ。4、5回の協議で私はいろんな問題をいろいろ角度から話をさせてもらったが、向こうからほとんどそれに対する返答はなかった。菅(義偉)官房長官は(集中協議前の)4月に会ってから一番、沖縄の歴史や私の思いを話した方だが、集中協議の終わりに『私の話は通じませんか』というような話をしたら、(菅氏は)『戦後生まれなので、沖縄の置かれてきた歴史についてはなかなか分かりませんが、日米合意で辺野古が唯一(の解決策)だと。辺野古に普天間飛行場を移すことがすべてだ』と話したので、私自身は『お互いの70年間を別々で生きてきたような気がする』といった話をさせていただいた」

【移設問題の原点】

 「普天間飛行場は戦後米軍が、私たちが収容所に入っている間、あるいは『銃剣とブルドーザー』でどかして、土地を強制接収した。私たちが『どうぞ』と差し上げた土地はひとつもない。なので今回、新辺野古基地は初めて、沖縄県側が了解したということになっているが、(仲井真弘多)前知事も4年前の選挙では県外移設で当選した。その後、ある意味では県民との約束を破って、埋め立て承認をした。たが、昨年、名護市長選や衆院選の沖縄の全選挙区、沖縄県知事選で『辺野古に基地は作らせない』と民意が出たのだから、原点は沖縄の強制接収にある」

 「それからもう一つは16、17年前に当時の知事などが辺野古移設を了解をしたのは条件付きだった。辺野古には作っても、15年後には返してくださいと。返還後は沖縄振興が形にできるなら、基地負担も受けましょうということだったし、(当時の)橋本(龍太郎)内閣は閣議で知事などが言うことは尊重するとして閣議決定した。だがその7年後、平成18年に小泉(純一郎)首相がそのときの閣議決定を打ち消した。条件付きだったのを全部ほごにした。だから、辺野古移設が原点だというのはおかしいということを菅さんには話をした」

【在日米軍の抑止力】

 「中谷(元)防衛相とは抑止力について議論した。中谷氏は中国が大変脅威で、沖縄での自衛隊のスクランブルも2倍、3倍と回数が多くなっているので、ぜひとも沖縄にミサイルを配置したいし、自衛隊も改めて数百名程度配置をしたいと話した。それが抑止力につながると。それに対し、私は今、中国が脅威だといっても、東西冷戦と比べてどれだけ脅威なのか何も説明がない。安保関連法の中では中東のホルムズ海峡での(機雷掃海まで)沖縄の基地を使って抑止力としてやる。あるいは南沙諸島への中国進出でも沖縄の基地が抑止力の役割を果たすというが、なぜ沖縄だけが守らないといけないのか。日本の安全保障は日本国民全体で守るべきではないかと話をしたが取り合わない。沖縄にミサイルが飛んできたらどうするんだと聞いたら、中谷氏は沖縄にこれからミサイルを配備するので、ミサイルがきたらミサイルを打ち落とすという。私はそれを聞いたとき、沖縄県を領土としてしか考えていないなと。140万の人間が住んでいるということ、70年前に日本軍と一緒になって戦い、10万人以上が亡くなった。そういったことを全く今日まで反省がないような形だった」

【日米関係と沖縄】

 「過去何回も、歴代の知事含め県議とか、米ワシントンに行ったが、米政府高官は必ずこう言う。話を聞いてもらった後、『これは日本国内の問題だから日本政府に話をしなさい』と。私たちは帰国し、その時々の外相や防衛相に、『米国は日本政府にと言ってます。だからお願いします』と話しても私たちはたらい回しにされてきた。本当に日本が独立国家なのか、沖縄県が米軍基地を預かって、日米地位協定の親密さの中で、日本のあり方がよく見える」

 「そして、総理とたくさんの話をしたが、最後の方で、世界一危険だといわれる普天間飛行場は、辺野古移設ができなければ固定化すると。『本当に世界一危険な基地を固定化するつもりなのか』と聞いたら、何も返事がなかった。大変おかしなことだ」

【沖縄振興】

 「沖縄は基地を預かっているから、多額の振興費をもらっているという誤解がある。いつも年末に沖縄県の振興予算3000億円確保と報道される。本土の人は47都道府県全て等しく予算をもらった上で、沖縄県が3000億円をもらっているという誤解だ。それは全く違う。沖縄県は27年間、日本人でもない、米国人でもない、日本国憲法の適用もない、当然合衆国の憲法の適用もない。治外法権の中で生きてきた。だから44年前に本土復帰をした時、国会議員も一度も出したことがなく、予算の取り方もわからない。だから県と政府の間に沖縄開発庁が入り、今は内閣府の沖縄担当が入って私たちの気持ちを聞いて、財務省に話をしてまとめて予算を取ってくる。他の46都道府県はそれぞれで政府に要望を出して予算を取ってくるから発表される予算はない。沖縄県の地方交付税は全国で16位、国庫支出金あわせて6位で特段、その突出していない。でも、なぜ上位なのかといえば、沖縄県は戦後、道路も保育園もほとんどない。そういったものを本土並みに是正をするために補助とかいろいろ出てきた。『沖縄さん、まあ基地を置いて、振興策をもらったらいいですよ。うらやましいですね』などといろんな方々が言うが、そういったものに反論するのは簡単ではない」

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我那覇真子さんが25日、東京で記者会見!

2015-09-24 07:35:28 | 普天間移設
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 翁長知事の国連人権理事会での2分間の「棒読み演説」が、我那覇真子さんの流暢な英語の的を射たカウンタースピーチで、木っ端微塵に粉砕された。

ところが昨日の沖縄タイムスは、知事の「演説」とは別個に行われた市民団体が主催したプライベートのシンポでの知事発言を、針小棒大に取り上げ、あたかも知事が国連理事会で熱弁を振るい、それが世界の注目を浴びたかのような捏造報道に徹した。

これこそが沖縄2紙を含む市民団体の大デレゲーションを同行した翁長知事の目的であった。

念のため同じ日の琉球新報を買い求めてみたら、「知事国連演説 県民の声代弁」「国際世論に期待」など、沖縄タイムスの発狂見出しと大同小異である。

 

では、本日の沖縄タイムスは、どうか。

昨日の記事では欧米メディア 低い関心度」「知事スピーチ 報道目立たず」などと珍しく本音を吐露していた沖縄タイムスが、一夜明けたらこの有様である。

 

■第一面トップ

【国連演説沖縄から訴える】 1▲

■二面中段

知事主張 世界に配信

AP通信国連記者会見

基地問題 世界に問う

昨日のエントリーでは我那覇真子さんのカウンタースピーチの映像は紹介できなかったので、下記に紹介する。

【動画】国連人権理事会 2015/9/22】我那覇眞子さんの報告|翁長知事への反論(英語/日本語字幕)

昨日のエントリーでこう書いた。

翁長知事の国連演説での企ては、2人の女性により次の流れで見事に粉砕された。

翁長知事演説⇒嘉治美佐子大使の反論⇒

翁長知事の再反論(記者会見)⇒我那覇真子さんのカウンタースピーチ⇒

我那覇さんの直後の記者会見で止めを刺す!

知事が国連での野望を粉砕され、このまま大人しく帰沖するなら良かったのだが、未練がましく帰路東京で記者会見をするという。

沖縄タイムスによると、知事は成田到着後24日午後に東京の日本外国人特派員協会で記者会見し、国連人権理事会での演説の内容、名護市辺野古の「新基地建設」阻止に向けた取り組みなどを報告する、とのこと。

国連人権委員会での「2分間演説」は既に動画で世界中に配信されているが、同行の沖縄2紙が、これを針小棒大に捏造報道することは火を見るより明らか。

国連まで乗り込んで、翁長知事の「演説」の火消し役を買って出た我那覇さんが、これを拱手傍観できるはずはない。

翁長知事の記者会見の翌日の25日、「琉球新報・沖縄タイムスを正す会代表、ジュネーブ国連派遣団団長我那覇真子」の肩書きで記者会見を行う予定である。

■我那覇真子記者会見の詳細
 9月25日(金)11時
 日本記者クラブ大会議室
 千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンター9階
 電話 03-3503-2722 

東京近郊にお住まいの方は、ぜひ参加しして激励してやって下さい。

 Shun  Fergusonさんの写真
国連でのスピーチ直後の記者会見

翁長知事と沖縄2紙が放火した後を追い、火消しに務める我那覇さん。

まるで平成の火付け盗賊改め方の女平蔵というところか。

【おまけ】

石垣市議会が国連演説で触れて欲しい決議した中国に寄る、尖閣侵略の教委を翁c長知事は黙殺したが、我那覇さんは中国の教委についてもしっかり訴えている。

我那覇さんが危ぐするとおり、中国の脅威を報じる今朝の八重山日報。

EEZに中国調査船2隻 6日連続

 
日本のEEZ内を航行する中国海洋調査船「東方紅2」(第11管区海上保安部提供)日本のEEZ内を航行する中国海洋調査船「東方紅2」(第11管区海上保安部提供)

 石垣市の尖閣諸島の大正島周辺の排他的経済水域(EEZ)で23日、中国の海洋調査船「海大号(かいだいごう)」と「東方紅(とうほうこう)2」が海中にワイヤを垂らすなどしているのを海上保安庁の巡視船が確認、「事前通報の内容と異なる調査をしている」と中止を求めた。中国の調査船による日本のEEZでの調査とみられる行動が確認されるのは6日連続

 

八重山日報 2015年9月23日

知事、辺野古は「人権侵害」 砥板、我那覇氏は反論演説 国連人権理事会

 【スイス・ジュネーブ】翁長雄志知事は21日午後(日本時間22日午前零時ごろ)、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説し、米軍基地が沖縄に集中している現状について「沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされている」と強調。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟」と訴えた。これに対し、石垣市議の砥板芳行氏と名護市民の我那覇真子氏(26)も22日、相次いで演説し、尖閣諸島問題などを挙げて翁長知事の演説に反論した。

 翁長氏は「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている辺野古の状況を、世界中から関心を持って見てください」と演説を始め「県内の米軍基地は第二次世界大戦後、米軍に強制接収されてできた基地。沖縄が自ら望んで土地を提供したものではない」と述べた。

     ☆

 

手登根 安則さんの写真
手登根 安則さんの写真

 

 

 

 
 
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「知事の発言は嘘です!」、国連で我那覇真子さんが反論

2015-09-23 07:31:44 | 普天間移設
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沖縄タイムス 2015年9月22日 22:44

「基地問題が人権問題」 翁長知事が会見で政府に再反論

 翁長雄志知事は22日午後(日本時間同日夜)、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で記者会見し、前日の国連人権理事会での知事の声明発表に対し、日本政府代表部が「基地問題を人権理事会で取り上げるのはなじまない」と反論したことに「基地問題が一番大きな人権問題だ」と再反論した。
 
                                    ☆
今朝の沖縄タイムスは、昨日の翁長知事の国連「演説」で、「沖縄の叫び広がる理解」(二面トップ)「知事訴え世界へ届く」などと自己陶酔。
 
狂気の余韻を楽しんでいる模様。
 
だが国民の皆様、騙されてはいけません。
 
翁長知事のたくらみは、既に国連の場で粉砕されているのです。
 
国連人権理事会では、沖縄2紙や翁長知事にとって想定外の出来事が2件も立て続けに起きていた。
 
その一つは、知事の「演説」の直後におきた。
 
日本政府代表が落ち着いた態度と流暢な英語で、翁長知事の大嘘に反論したことだ。
 
それをNHKは次のように伝えている。

日本政府側も答弁

このあと、日本政府を代表して、ジュネーブ国際機関日本政府代表部の嘉治美佐子大使が、政府側の答弁権を行使し、「日本政府は、沖縄の基地負担軽減に最大限取り組んでいる。普天間基地の辺野古への移設は、アメリカ軍の抑止力の維持と、危険性の除去を実現する、唯一の解決策だ。日本政府は、おととし、仲井真前知事から埋め立ての承認を得て、関係法令に基づき移設を進めている。沖縄県には、引き続き説明をしながら理解を得ていきたい」と述べ、翁長知事の演説に反論しました。翁長知事 国連人権理事会で演説NHK 9月22日 8時00分)

 翁長知事と日本政府代表の嘉治美佐子大使、両者の発言を動画で確認していただきたい。

 【動画】翁長スピーチと菅コピペ女の反論@国連人権理事会【英語】9/22

どちらが説得力があるか言うまでもないだろう。

女性版菅官房長官と噂される嘉治美佐子大使の説得力ある反論に動揺した翁長知事が、再反論をした。 それが冒頭の記事だが反論になっていないのは誰の眼にも明らか。

翁長知事を直撃したもう一つの想定外の出来事を、沖縄タイムスはベタ記事ながらこのように報じている。(黙殺したら捏造新聞の正体が世界にばらまくことになるから?)

人権理事会で知事に反論も

【ジュネーブ22日=阿部岳】名護市の我那覇真子さん(26)が22日、国連人権理事会で翁長雄志知事に反論する生命を発表した。 「中国は、(県民に)先住民と言わせて、(沖縄を)独立させようとしている。 私たちは先住民ではない。 プロパガンダを信じないで下さい」と訴えた。 同時に同行した砥板吉行石垣市議の書面を紹介し、「知事は無責任にも、米軍基地が日本とアジア太平洋の安全をに果たす役割を無視している」と批判した。

ちなみに砥板市議が属する石垣市議会は、翁長知事に対し国連演説では、中国が尖閣近海を連日のように領海侵犯している事実に言及するよう議会決議している。⇒石垣市議会、知事の国連演説に「尖閣」発言求める 賛成多数で意見書可決

「不都合な真実」は黙殺するのが常道の沖縄タイムスが、ベタ記事ながら我那覇さんの反論を報道せざるを得なかったのは、それだけ我那覇さんが代表を務める「琉球新報と沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の活動がボディブローのように効いてきたことの証であろう。

 産経新聞は写真つきで詳しく報道している。」

「沖縄で人権侵害ない」「知事は尖閣狙う中国の脅威を無視」 国連人権理で辺野古賛成派が反論 

22日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説する名護市民の我那覇真子さん(左)=内藤泰朗撮影

 【ジュネーブ=内藤泰朗】沖縄県の翁長雄志知事(64)は21日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設で「人権侵害が行われている」と訴えた。一方、22日には辺野古移設賛成派が「沖縄で人権侵害はない」「知事は尖閣諸島を狙う中国の脅威を無視している」と反論。人権理事会は、沖縄の基地問題で論争が交わされる異例の事態となった。

 翁長氏は21日午後(日本時間同日深夜)、沖縄に米軍基地が集中する現状を紹介し、「人々は自己決定権や人権をないがしろにされている。あらゆる手段で新基地建設を止める覚悟だ」と主張した。

 翁長氏が人権理事会で基地問題を持ち出したのは、この問題を国際世論に訴えかけ、移設をめぐり対立する日本政府を牽制する狙いがあるとみられる。

 これに対し、駐ジュネーブの日本政府代表が21日、発言を求め、「日本の平和と安全を確保することが何より重要だ」と強調。長い時間をかけて辺野古移設を検討し沖縄県と合意した経緯を明らかにし、今後も県民に説明し、法に則して解決していくと語った。

 22日には、別の非政府組織(NGO)が「日本政府は沖縄の先住民の自己決定権を尊重すべきだ」と述べ、翁長氏に同調する動きをみせた。

 一方で移設賛成派にも発言の機会が設けられ、沖縄県名護市の我那覇真子(がなはまさこ)さん(26)が22日、翁長氏の「人権侵害」発言は「真実ではない。プロパガンダ(政治宣伝)を信じないでください」と呼びかけた。

 沖縄生まれの我那覇さんは、沖縄が日本の他の地域と同様に人権が守られていると明言。「沖縄が先住民の土地だと主張することで沖縄を独立に導こうとする人たち、それを支持する中国こそが地域の平和と安定を脅かし、人権への脅威だ」と報告した。

さらに、尖閣諸島を抱える沖縄県石垣市の砥板芳行(といたよしゆき)市議会議員(45)の言葉を引用する形で、「中国が東シナ海と南シナ海でみせている深刻な挑戦行為を国連の皆が認識することが重要だ」と締めくくった。

 翁長氏は21日の演説に先立ち、移設反対派の市民団体が主催したシンポジウムでも講演し、基地が「米軍に強制接収されてできた」と繰り返したが、沖縄県民が基地敷地の賃貸料などから利益を得ていることには触れなかった。

                       ☆

「正す会」の代表である我那覇真子さんが、国連人権理事会で翁長知事の演説にカウンタースピーチをする計画は、沖縄2紙などの妨害工作を避けるため秘密裏に行われた。

そして昨夜22時過ぎ、ジュネーブの我那覇さんからカウンタスピーチに成功した旨の電話が入った。

その後記者会見も行われ、翁長知事と沖縄2紙の夢をもろくも打ち砕かれた。

Shun  Fergusonさんの写真
スピーチ直後の記者会見

 

我那覇さんよりカウンタースピーチ成功を報告するメールが入っているので紹介する。

皆様

halo!

我那覇です。

皆様にご報告です。

実は先程国連で翁長知事スピーチにカウンタースピーチをしてきました!

「同じ人権理事会の場で、昨日沖縄の知事が発言しましたが、それは真実から程遠いです。」

Nothing is further from the truth.


仲新城記者が国連の記事を書いています。
http://ironna.jp/article/2045

私のスピーチの内容に関しては、これから出ると思います。!


国連には、沖縄のメディア大集合!

しかし、しっかりと左翼退治をしてきました。


我那覇

               ☆

翁長知事の国連演説での企ては、2人の女性により次の流れで見事に粉砕された。

翁長知事演説⇒嘉治美佐子大使の反論⇒

翁長知事の再反論(記者会見)⇒我那覇真子さんのカウンタースピーチ⇒

我那覇さんの直後の記者会見で止めを刺す!

今朝の沖縄タイムスから、珍しく弱気が垣間見れる見出しを紹介しよう。

知事演説「見ていない」

米国務省 計画継続を強調(二面下段)

 

欧米メディア 低い関心度(二面下段)

知事スピーチ 報道目立たず

結局翁知事の国連演説で「沖縄の叫び広がる理解」などと狂喜乱舞したのは、沖縄2紙と翁長知事に同行、シンポを開催した市民団体だけ。

肝心の米国も欧米メディアも全く無関心だった、ということになる。

 

【おまけ】

そのシンポに参加したShun Fergusonさんの報告を紹介しよう。

ジュネーブ国連欧州本部
【人権理事会第一報】

沖縄の翁長知事等のNGOがシンポジウムを開きました。

まず、沖縄は、日本のものでも米国のものでもない、日本と米国の都合で被害を受け続け多大な我慢を強いられている。
沖縄人は琉球民族で、沖縄戦では、日本兵が洞窟の中にいた琉球人達を強制的に外に出し、自分達が立てこもった。
日本政府は、少数民族のアイデンティティを踏みにじっている。

基地建設で、自然破壊をしている。沖縄は、琉球民族のもので、日本政府がそのアイデンティティを侵害し差別されてている。

この様に日本政府と米国に対して、散々文句言っていたが、中国の覇権主義や侵略行為に関しては、一言も言及しなかった。

フィリピンの少数民族と言う翁長知事のNGOが連れてきた女性が話した。

その中で、自分達も米軍の駐留時には、酷い目にあった。
米国を追い出した後にも、土壌汚染などで大変な目にあった。
などと述べ、先住民族の権利は守られるべきだと主張。

自分達はあらゆる問題の被害者だとの主張ばかりでした。

シンポジウムが終わり、このフィリピン人女性(60歳〜65歳)に私が質問をしました。

フィリピンは、支那の侵略で了解や領土を奪われ、現在、追い出した米国に助けを求めているんじゃないの?と聞くと

「そんなのマイノリティが言っているだけ」との回答。

では、フィリピンが支那に侵略されたらどうするのか?と聞くと、

「侵略されてもいいわよ。そんなの関係ない」との回答。

これらを見ていると、完全にこの団体は、支那の操り人形だとしか思えませんでした。

今から1時間ほどで、翁長知事の本会議での発言があります。

長い時間話している割には、環境破壊、サンゴがぁ〜など、おおよそ内容が薄いシンポジウムでした。

突っ込みどころ満載で、いくつかの理論を当てはめれば、バラバラに崩れてしまう主張ばかりでした。

まさに偏狭な思考回路がなせる離れ業です。
自分達が受けている特権や交付金には全く触れない卑怯さ。

全く慰安婦問題やジェンダー問題でのサヨクの偏った主張と同じパターンでした。

早速、カウンターを思いつきました。少し練ってから、公にします。

その他は、シリア難民、ISIL、ボコハラム、支那の活動家や弁護士の人権侵害、北朝鮮の危険、拉致など、各国の代表団がスピーチをしています。

韓国政府代表団は、北朝鮮の事だけで、日本の話は一切しませんでした。

日本政府代表団は、拉致や北朝鮮の行為に関する非難だけで、支那の話は一切ありませんでした。

先ずは、第一報でした。

 
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たった2分で狂喜乱舞の沖縄2紙!翁長知事の国連国連演説

2015-09-22 06:52:25 | 普天間移設
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幕末の狂歌に「たつた四杯で夜も眠れず」という傑作がある。
 
昨夜行われた翁長知事の国連演説に、「たった二分で夜も眠るどころか、狂喜乱舞している」のが今朝の沖縄タイムスだ。
 
とりあえず、国連の桧舞台で二分間だけ発言を許された翁長知事の「演説」の全文を紹介しよう。
 

翁長知事の国連演説(日本語訳)

ありがとうございます、議長。

 私は、日本国沖縄県の知事、翁長雄志です。

 沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている辺野古の状況を、世界中から関心を持って見てください。

 沖縄県内の米軍基地は、第二次世界大戦後、米軍に強制接収されて出来た基地です。

 沖縄が自ら望んで土地を提供したものではありません。

 沖縄は日本国土の0.6%の面積しかありませんが、在日米軍専用施設の73.8%が存在しています。

 戦後70年間、いまだ米軍基地から派生する事件・事故や環境問題が県民生活に大きな影響を与え続けています。

 このように沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされています。

 自国民の自由、平等、人権、民主主義、そういったものを守れない国が、どうして世界の国々とその価値観を共有できるのでしょうか。

 日本政府は、昨年、沖縄で行われた全ての選挙で示された民意を一顧だにせず、美しい海を埋め立てて辺野古新基地建設作業を強行しようとしています。

 私は、あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟です。

 今日はこのような説明の場が頂けたことを感謝しております。ありがとうございました。

 知事演説(英文)
 
                                   ☆
たたこれだけ?
 
翁長知事が国連人権理事会で演説したのは、たったこれだけである。
 
2分間の「演説」というより「挨拶」をするため、一行を引き連れはるばるスイスまで出かけたとしたら、とんでもない税金の無駄使いである。
 
ところが、たった2分間の知事挨拶に対し、今朝の沖縄タイムスは翁長知事が世界に向かって大演説をしたかのような大発狂。
 
合計六面を使った発狂見出しをすべて拾うのは面倒なので、一部抜粋してだけ紹介しよう。
 
■一面トップ
 
反辺野古 国連で訴え
 
「沖縄ないがしろ」
 
知事、人権理で声明
 
■二面トップ
 
自己決定権問う
 
■社会面トップ
 
沖縄差別 知事告発
 
苦難の歩み切々
 
 
あまりにもバカバカしいので、このくらいにするが、わずか2分間の挨拶で上記発狂見出しが世界に理解されたと考えるなら、沖縄タイムスも妄想狂に陥っていると言わざるいない。
 
見出しに騙されず記事をよく読むと、国連人権理事会の桧舞台で知事が話したのは、何時もの常套句の羅列だけだった。
 
だが、同行した市民団体らお仲間が別個に開催したシンポでの発言を、あたかも国連で大演説したかのように印象操作したのが、発狂見出しの羅列ということになる。
 
知事が出発する前に、「国連で、沖縄県民は先住民族などと言わないでほしい」と釘を刺した、自民党県連の具志孝助氏のコメントガ、載っているので紹介する。
 
「知事が普段話していることを短くしただけで、ことさら驚く内容ではない」
 
「・・・基地は人権問題ではなく政治問題であり、国連で訴えたとしても世界の国は『自分たちの中で解決しなさい』としか受け止めないだろう」
 
まさにその通りである。
 
日本政府も翁長知事の国連でのお門違いな発言を拱手傍観したわけではない。
 
発狂見出しが躍る一面の最下部にこんなベタ記事が掲載されている。
 
「唯一の手段」 日本政府反論
 
合法性を強調
 
【ジュネーブ21日=阿部岳】国連人権理事会での翁長雄志知事の声明発表を受け、日本政府代表部は21日、「米軍普天間飛行場の辺野古移設は抑止力を維持し、人口密集地にあるリスクを取り除く唯一の手段だ」と反論した。

 これまでの政府の主張通り、1999年に稲嶺恵一知事と岸本建男名護市長から移設への同意を得たと主張。2013年には仲井真弘多前知事から埋め立て承認を「合法的に」取得したと強調した。環境面の配慮についても述べた。

 今年3月のキャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区の返還など負担軽減の実績を挙げ、「アジアのハブとしての可能性を秘める沖縄の経済振興策を展開している」と報告した。

                                            ☆

翁長知事と政府の協議は既に決裂している。 

後は、法廷闘争が残るだけ。

政府が法律論で「合法性」を主張するのに対し、感情論で立ち向かうしか手立てのない翁長知事は、国連人権理事会で感情論で訴える目論見だった。

だが、たった2分間では常套句の羅列が精一杯。

「基地問題=人権弾圧」という構図を国連で理解させることは困難。 知事の目論みは失敗に終わった。 

もっとも沖縄2紙に発狂ネタを提供するという点では、一種の成功かも知れないが・・・。

翁長知事が目論む「基地問題=人権弾圧」という構図は、基地問題の原点を歴史問題に摩り替える必要がある。

いわく「琉球処分で日本に侵略され、日本の県に組み込まれた琉球王国が、日本の国防のため米軍基地を押し付けられたが、これは国際法違反である」という島袋純琉球大学教授の歴史認識だ。

そして基地問題と人権弾圧とを強引に結びつける接着剤の役割を果たすのが「沖縄人は先住民族」という認識だ。

ところが、「先住民族」を口走った瞬間、翁長支持に回った保守系県民の猛反発が予測される。

翁長知事のジレンマである。

 
沖縄関連の報道に限れば、沖縄2紙よりまだ信用できるといわれる朝日の報道によれば、翁長知事が国連演説とは別個のシンポで行った基調講演について、次のように報じている。
 
シンポジウムは「沖縄における軍事化と人権侵害」と題し、東京の人権NGO「市民外交センター」や、翁長氏を支える市民団体などが主催。翁長氏は、人
権理事会に参加する外交官やNGO関係者ら約50人を前に20分ほど講演した。

 翁長氏は講演で、琉球王国が日本に組み入れられた明治初期の琉球処分や、県民の4人に1人が亡くなったとされる沖縄戦、米軍基地が集中していった戦後の歴史などを説明。選挙などで普天間の「県内移設反対」の民意は示されているとして、日本政府が名護市辺野古への移設計画を進める現状を「非常に理不尽さを感じる」と批判した。

 米国に対しても、「日本の国内問題」との立場を崩さない姿勢を問題視。「(米軍基地を)国民全体で負担できない日本政府のせいなのか。知らんぷりを決め込む米軍のせいなのか。辺野古に基地をつくろうとする真犯人が誰なのかを考えてほしい」と呼びかけた。(2日付朝日)

 
 
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コメント (13)

2分間で何を語る、翁長知事、きょう国連で声明!

2015-09-21 07:29:37 | 普天間移設
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翁長知事が、14日に実行と思われた取り消し手続きを放置、スイスに「逃亡」し、帰沖後の23日に正式に取り消すとのこと。

そのため、今朝の沖縄タイムスは辺野古移設に関しては開店休業。  代わりに「人が犬を咬んだニュースの報道に、一面と社会面を使って大発狂。

辺野古テント襲撃 器物損壊や傷害疑いで3容疑者逮捕

何にでも発狂できる沖縄タイムスの病的・発狂体質には失笑する。

そこで、翁長知事の国連演説を応援すべく、2面トップにこんな見出しが

知事、きょう国連で声明

ジュネーブの人権理事会

国際社会に沖縄問題訴え 在米県人も協力

過剰な米軍基地突き付け

琉球独立学会 NYでシンポ

26~28日 国連本部で会見

 

翁長知事、きょう国連で声明 沖縄問題突き付け

2015年9月21日 01:30

 【ジュネーブ20日=福元大輔】翁長雄志知事は21日午後(日本時間21日深夜~22日未明)、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で、沖縄問題を訴える。声明発表は日本の知事で初めて。共通の価値を持つ人権の視点から、沖縄の歴史、米軍基地の集中する現状、度重なる選挙結果にかかわらず、日本政府が強行する名護市辺野古の新基地問題を国際会に問い掛ける。

 翁長知事は20日夜(同21日早朝)、現地に到着する予定。

 21日午前11時~午後1時(日本時間21日午後6~8時)には市民団体「沖縄『建白書』を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」などが開催するシンポジウムで20~30分、講演する

 22日午後1時(同22日午後8時)から現地メディア向けの記者会見を開く

                                                    ☆

>21日午前11時~午後1時(日本時間21日午後6~8時)には市民団体「沖縄『建白書』を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」などが開催するシンポジウムで20~30分、講演する

沖縄タイムスでの記事は、従来の「国連演説」から「声明」と変えられている。

わずか2分間の持ち時間では、インスタントラーメンも生煮えで、演説どころか声明さえ時間不足。

知事お得意の「ぐすーよーちゅううがなびら云々」の方言挨拶とその翻訳くらいの時間しかない。

「挨拶」くらいが精一杯だろう。

沖縄タイムスによると、島ぐるみ会議国連部会長島袋純氏(琉球大学教授)は、翁長知事の国連訪問について、記者の質問に次のように答えている。

辺野古新基地を含む沖縄への基地押し付けは、安保政策上の選択肢の問題ではない。 沖縄の人々自身の感覚も麻痺しているかしれないが、本来不可侵である人権の甚だしい侵害で、何を根拠にしても許されない。 国際規範を利用して日米の行動を統制する。 人権後進国として、国連の場で恥をかくことになる

ーー沖縄の人々の権利とは。

国際法に基づく自己決定権を持つ。 憲法を制定したり統治機構を作ったりすることが可能だ。 先住民として土地や資源を保全し、利用する権利もある。 国連で沖縄の人々の権利を宣言することは、日米だけの合意で土地を強奪して基地を造れるという主張を打破できる」

島袋教授のトンデモ論を翁長知事が2分間の声明で主張するのは不可能だろうが、国連声明とは別個に行われる「島ぐるみ会議」ら市民団体が主催して行うシンポで、島袋教授直伝のトンデモ論を主張するのは可能である。

そこで注意したいのが捏造記事で悪名高い琉球新報と沖縄タイムス両紙の記者が、知事のジュネーブ訪問に同行する点だ。

国連声明とは別個に行った私的シンポの内容をあたかも国連声明で主張したかのように歪曲報道することは沖縄2紙の得意技である。

それにしても沖縄県民としては迷惑な話である。

県民の知らない間に「(沖縄県民は)国際法に基づく自己決定権を持つ。 憲法を制定したり統治機構を作ったりすることが可能だ。 先住民として土地や資源を保全し、利用する権利もある」などと県知事が国連で声明されたらたまったものではない。

 

菅官房長官に取り消しをするなら「法律論で掛かって来い」と挑発されたが、理論で迫る国側の土俵(法廷闘争)で戦えば勝ち目がないと判断し、内外の世論戦(場外乱闘)に持ち込む目論んだのが今回の国連演説、セミナー開催、外国人特派員協会での記者会見である。

「基地差別論」を持ち出したのは、筆者の知る限り琉球大学教授時代の大田昌秀元県知事だと記憶するが、これをマスコミに大きく扇動したのは2005年沖縄に来た左翼活動家ドゥドゥ・ディエン氏だと思う。

これに対しては2005年当時の麻生外相が、大田昌秀参議院議員(当時)の国会質問に答えて次のように否定している。

外相「基地集中、差別ではない」 県内から批判

2006年5月19日        
 【東京】国連人権委員会の特別報告者・ドゥドゥ・ディエン氏が那覇市の講演で「狭い県土に米軍基地が集中する実態が差別を物語る」と指摘したことに麻生太郎外相は18日、参院外交防衛委員会で、「米軍専用施設の75%が沖縄に存在していることは事実だが、地政学的な需要、もしくは事実上の要請に基づくものであり、差別的な意図に基づくものではない」と反論した。ディエン氏が調査報告書を国連人権理事会に提出する意向に対しても、「日本として事前に反論書を提出したい」と述べた。大田昌秀氏(社民)への答弁。
 これに対し琉球大学の島袋純助教授(政治学)は「地政学上の理由を根拠に、特定地域の住民に極端な負担を強いる政策や差別的な扱いは許されない、という考え方が国連の原則。日本の常識は世界の非常識だ」と指摘。「日本は人権後進国だ。外務省が反論書を提出しても人権理事会では通用しない」と強く批判した。
 ドゥドゥ・ディエン氏沖縄調査&講演をすすめる世話人会の
高里鈴代さんは「米軍基地の集中は歴史的な根深い差別が根底にある。政府は基地を置く状況が厳しくなると、知事の権限を奪う法律整備もしてきた。単純な地政学上の問題ではない」と憤慨した。
 麻生外相が「(ディエン氏の)個人的見解であり、国連の見解ではない。法的拘束力も持っていない」と発言したことについても高里さんは「訪問は非公式とはいえ、特別報告者の立場で現地調査した。国連組織への認識があまりにも欠けている」と批判した。
 ディエン氏は、日本での調査に協力する反差別国際運動日本委員会を介し、「国連人権理事会に調査結果を報告する」と述べ、外相発言へのコメントは控えた。

                        ◇

国連と名がつけば何でも正義の使者のように妄信するグループがいる。

が、それはさておいても、そもそも約10年前に来沖して、島袋純氏らサヨク学者を扇動したこのドゥドゥ・ディエンがいかにいかがわしい人物であるかを知る人は少ない。 

詳細は長くなるのでここでは省略するが、興味のある方は過去エントリーで確かめて欲しい。

⇒06・5・20基地は差別か ドゥドゥ・ディエンって何モノ?

さて、話題を戻すが、「沖縄差別論」がさらに狂気を帯びてくると、今度は「沖縄奴隷論」、「琉球独立論」へと、止めどもなくエスカレートしていく。

 ここでこれまでの翁長知事の発言と、前述した島袋教授のコメントとを比較してみよう。

●「自己決定権」⇒国際法に基づく自己決定権を持つ。 憲法を制定したり統治機構を作ったりすることが可能だ」 

●「イデオロギーよりアイデンテティ」⇒先住民として土地や資源を保全し、利用する権利もある。 

●「銃剣とブルドーザーで強奪された土地」⇒日米だけの合意で土地を強奪し

なるほど、不気味なほど重なるではないか。

翁長知事の究極の目的は、琉球独立?

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辺野古は人権ではなく政治の問題!by具志孝助

2015-09-20 07:45:07 | 普天間移設
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今朝の沖縄タイムスは、昨日安保関連法案が成立したことがよっぽど悔しいのかその後遺症で合計8面をつかって地団太を踏んでいる。(笑)

発狂見出しを羅列し、「政府強行 やまぬ怒り」「迫る危機 沖縄を無視」などと狂いまくっている。

沖縄タイムスがいくら扇動しても、しょせん負け犬の遠吠え。

関連する発狂見出しは省略するが、それにしても「法律を使わせない」っておかしくない? 

国会前「法律使わせない」 午後も続々、個人参加も

沖縄タイムス 2015年9月19日 21:20
 
 安全保障関連法が成立した19日、国会前には午後も数百人が集まり、学生や会社員らが「賛成議員を落選させよう」「法律は使わせない」などと、今後も抗議を続けていく考えを示した。

 個人で加わった人も多く複数の参加者は「自然発生的に集まった」と話した。持ち込んだ拡声器を回して、それぞれが法律の内容や採決過程の疑問点を訴え、「さようなら安倍政権」などと声を合わせる場面もあった。

 妻と4カ月の長男と一緒にいた相模原市の介護業伊藤隆さん(35)は「戦争をさせないために昔から守ってきたものが壊されてしまい許せないという思いだ。法律を使わせないよう抵抗したい」と話した。(共同通信)

                                                   ☆

安保法案を憲法違反と叫んで反対した人が、デモで法案成立を阻止できなかったと知るや一転、今度は「法律を使わせない」だって。

この連中、脳みそが腐っているでは?

彼らは「強行採決」を「民主主義の終わり」など叫んでいるが、彼らこそ民主主義の何であるかを知らない幼稚な連中ではないか。

法律を守らないといえば、翁長沖縄県知事も幼稚さでは人後に落ちない。

普天間飛行場の移設は日米安保に関わる外交事案。

だが、移設先を国内の辺野古に移設するとなると国内問題になる。 国内問題を国連で訴える知事って、おかしくない?

翁長知事が国連で「辺野古移設反対」を人権問題に絡めて訴える目的で、昨日沖縄を発った。

 「県民の思い伝える」知事。国連演説へ出発

琉球新報2015年9月20日 5:05 

国連での演説を前に、記者会見に臨む翁長雄志知事=19日、那覇空港

 翁長雄志知事は19日午前、スイス・ジュネーブで行われる国連人権理事会で名護市辺野古の新基地建設問題についてスピーチするため、那覇空港を出発した。出発に先立ち、報道陣の取材に応じた翁長知事は「県民が心を一つにしてここまで来た。その気持ちを力強く伝える中で先々につなげていきたい」と意気込みを語った。翁長知事は英国ロンドン・ヒースロー空港を経て現地時間20日夜にジュネーブ入りし、21、22の両日演説する。21日は国連ビルで開かれるシンポジウムで講演を予定している。シンポには、国連人権理事会特別報告者ビクトリア・タウリ=コープス氏や潮平芳和琉球新報編集局長が参加する。
 翁長知事は演説内容について「沖縄の置かれている環境、理不尽さ。日本国民全体でやるべきものが沖縄一県に集中していることをずっと訴えてきたので、そうした中から沖縄の人権というような問題にも触れていく形になるのかなと思う」とし、米軍基地の過重負担を訴える意向を示した。
 また、沖縄防衛局が県の意見聴取を拒否した問題に触れつつ「現場を世界中が注目し、発信していただければ、必ず私どもの考え方に理解がいただけると自信を持って話をしたい」と新基地建設問題に対する国際的な理解の広がりに期待を寄せた。既に欧州の複数メディアから取材の打診もあるという。
 翁長知事は帰国後にも埋め立て承認取り消しに踏み切る見通しだ。
 また、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前で行われた新基地建設反対運動に参加した稲嶺進同市長は「知事にはしっかりと機会を生かしてほしい。基地問題イコール人権問題だ」として国連での発言に期待した。

                ☆

日本国の県知事が、国連で演説することは前代未聞という。

だが、一介の県知事が辺野古移設という国内問題を国連人権理事会で訴えることには二つ間違いを犯すことになる。

先ず第一は、辺野古移設問題は日米合意の観点から言えば外交問題の一環であり、外交・安全保障案件は国の専権事項で、内閣の職務となる。

日本国憲法第73条「内閣の事務」は、2項に「外交関係を処理すること」と定めている。

つまり、外交を国の専権事項に指定しているのだ。

国の専権事項というのは翁長県知事ごとき一介の県知事が口出しできる問題ではない、と憲法で定めているのだ。

では何故国の専権事項である普天間飛行場の辺野古移設に関し、これまで国は翁長知事と集中協議などと知事の意見を聞いてきたか。

知事の意見を無視して国は、粛々と工事を続行すればよいのではないか。昨年11月の沖縄知事選前に、菅官房長官が「どなたが知事に選ばれても辺野古移設工事は進む」と発言したとおりに。

そこが、政府がこれまで沖縄を腫れ物のように扱ってきた痕跡なのだ。

たとえ辺野古移設が日米安保に関わる国の専権事項であっても、地域住民の「民意」を聞くという態度を示したわけだ。

ちなみに安全保障の日本の民意は安倍政権を選出したこと。

地域の民意を問うなら、一番の当事者である辺野古住民の民意だが、辺野古の民意は辺野古移設を容認している。

 次の間違いは人権問題を扱う国連人権理事会に、安全保障問題を持ち込むことだ。

 >基地問題イコール人権問題だ」として国連での発言に期待した。

そこで翁長知事は、辺野古移設の原点を歴史問題に置き換え「かつて琉球王国として栄えた沖縄が、琉球処分で侵略され、日本の県に組み込まれた。その結果米軍基地を押し付けられた」と訴えて、これが辺野古移設に関する人権問題だというのだ。

論理の展開を無理なく進めるため「先住民問題」も訴えると言われていたが、これに関しては自民党県連から、こんな申し入れを受けている。

 

国連で「先住民」主張しないで 自民沖縄が知事に要請

沖縄タイムス 2015年9月18日 09:32

 

翁長雄志知事(右)に国連スピーチで先住民の権利として辺野古反対を表明しないよう要請する自民党県連の具志孝助幹事長=17日、沖縄県庁長雄志知事(右)に国連スピーチで先住民の権利として辺野古反対を表明しないよう要請する自民党県連の具志孝助幹事長=17日、沖縄県庁

自民党沖縄県連の具志孝助幹事長らは17日、沖縄県庁で翁長雄志知事と面談し、22日に予定する国連人権理事会でのスピーチで、名護市辺野古の新基地建設の反対を「琉球人・先住民」の権利として主張しないよう要請した。翁長知事は「基本的な考えは(自民と)違わない。基地問題で先住民ということに触れたことはない」と理解を示した。

 自民が知事に手渡した要請書は(1)沖縄県内では先住民、琉球人の認定について議論がなされていない(2)基本的に基地問題は県と政府の日本国内の政治問題-の2点を主張し、人権理事会総会や関連するシンポジウムで「先住民」として発言しないよう求めている。

 翁長知事は要請に対し、自身も基地問題を先住民として発言したことはないとする一方で「人権理事会は世界の一人一人の人権や地方自治について話し合う場所。その意味で、今日までの私の(過重な)基地負担の発言を集約してスピーチしたい」と述べた。

 具志氏は要請後、県議会内で会見し「(辺野古は)人権ではなく政治の問題。知事の辺野古阻止の『ありとあらゆる手段』に人権問題として取り組もうとする戦略があるならば誤っている」として人権理事会でのスピーチそのものを疑問視した

                 ☆

自民党沖縄県連の具志孝助幹事長らは17日、沖縄県庁で翁長雄志知事と面談し、22日に予定する国連人権理事会でのスピーチで、名護市辺野古の新基地建設の反対を「琉球人・先住民」の権利として主張しないよう要請した。

「先住民の権利云々」については琉球大学の島袋純教授が、翁長知事に入れ知恵をしているらしく、翁長知事の「イデオロギーよりアイデンティティ」や「自己決定権」などにその名残が透けて見える。

基地問題を歴史問題に摩り替える魂胆だった翁長知事は、出鼻をくじかれた格好だが、2分間のスピーチで先住民を口走らなくとも、続いて行われるシンポでの発言にも注目すべきである。

>具志氏は要請後、県議会内で会見し「(辺野古は)人権ではなく政治の問題。知事の辺野古阻止の『ありとあらゆる手段』に人権問題として取り組もうとする戦略があるならば誤っている」として人権理事会でのスピーチそのものを疑問視した。

具志孝助氏は、以前からその勇気ある発言で頼もしい政治家だと思っていた。

今回も翁長知事の予期される「暴走」に太い釘を打ったことで、ますます男を上げた。

具志氏「(辺野古は)人権ではなく政治の問題。知事の辺野古阻止の『ありとあらゆる手段』に人権問題として取り組もうとする戦略があるならば誤っている」

その通りである!

【追記】

「犬が人間を咬ンデモニュースにならないが、人間が犬を咬むとニュースになる」と書いた。

保守系の横断幕がカッターで切られるのは日常茶飯事。 新聞社に通報しても記事にはならない。

だが、その逆はビッグニュース。

それがこれだ。

 ⇒辺野古テントに男女20人乱入 飲酒? カッターで横断幕破る

【おまけ】 

日本に「左翼」などいません。
海外の左翼を見て下さい。
自国の国旗・国歌のもと「改革を叫ぶ」のです。

しかし日本の左翼は「国旗・国歌否定」ですよ!?
そんな左翼はありません!
日本の左翼というのは
実は「反日在日勢力」なんです。
不法外人の不法な要求以外の何ものでもないのです。

 

 

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菅氏「法律論で来い!」、埋め立て取り消し

2015-09-19 07:38:30 | 普天間移設
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■本日の催し物■

●【石原昌家沖国大名誉教授・講演会】

「援護法と軍命」について

時:9月19日(土) 14時~16時

開場:県立公文書館

会費:無料

 
安保関連法案が成立!
 
侵略国に対する強力な抑止力になる。
 
おめでとう。 
 
今夜は旨い酒が呑める。
 
一方、苦い酒を飲まされる気分の沖縄タイムスは、大荒れ模様。
 
合計9面を使って狂いまくっている。 
 
まるで戦争前夜だ。

安全保障関連法が成立 集団的自衛権行使可能に

2015年9月19日 02:253時間前に更新

 歴代政権が禁じてきた集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が19日未明の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成により可決、成立した。自衛隊の海外活動が地球規模に拡大し、戦後の安保政策は大きく転換する。全国各地で反対の声が広がり、多くの憲法学者らが「違憲」と訴えたが、与党は安倍晋三首相が公言してきた今国会成立を優先させた

歴代内閣が禁じてきたと言うが、人間に自衛権があるのと同様に国にも自衛権がある。 それは個別的、集団的を問わない。

無論国連も認めている。

だが、不思議なことに、わが日本は、自らが有する集団自衛権を行使することを、自ら禁じてきた。

憲法九条を有する日本国憲法が制定されたとき、当時の吉田首相は自衛権の行使は米国に委ねて専ら経済立国を国是とした。

そのうち憲法改正でもしてから自衛権の行使を認めればよい、と考えた。

ところが経済立国は歴代首相に受け継がれたが、戦後70年もの間、憲法を守り続けることは吉田首相にとっても想定外だった。

その間日本を取り巻く安全保障の環境は大きく様変わりした。

先ず、自衛権を委ねていたアメリカの軍事力が相対的に弱体化し、もはや世界の警察を気取る力がなくなってきた。

一方、日本の仮想敵国である中国は毎年10%の国防費増強。 中国が日本の安全保障を脅かす存在になった。

南シナ海や東シナ海での中国の領海侵犯は、日本の安全保障にとって一刻も猶予できない状況である。

刻々と移り変わる安全保障環境のなかで、現在衰えたりとはいえ世界最強の軍事力を持つ米国と同盟関係にあるわが国が、集団自衛権の行使を含む安保関連法の成立を見たのは、国民として喜ばしいことである。

論同盟国のアメリカは、安倍内閣の快挙を「同盟強化のための日本の努力を歓迎する」と、賛意を示している。

だが、中国は「「論争を引き起こしている安保法案」などと批判の矢を放っている。

中国「憲法違反」 動揺か…過剰に反応

 集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案は16日午後の衆院本会議で自民、公明両党などの賛成により可決され、衆院を通過した。日本を取りまく安保環境の変化に対応する法案の一歩前進に同盟国の米国は歓迎し、軍事的拡張を続ける中国は動揺しているのか、過剰に反応している。(夕刊フジ)

 安保法案が衆院特別委で可決されたことを受け、米国務省のカービー報道官は15日、「同盟強化のための日本の努力を歓迎する」と述べた。

 「内政問題」としながらも、法案可決は地域および国際的な安全保障において「日本がより積極的な役割を果たすことにつながる」と指摘。4月に日米両政府が合意した防衛協力指針(ガイドライン)の精神にも沿っているとした。

 一方、1990年代以降、国防費を毎年10%前後増加させるなど、アジア地域での軍事的拡張が著しい中国の国営新華社通信(英語版)は同日、「論争を引き起こしている安保法案」が可決されたと速報。法案は「広く違憲と考えられている」と指摘、国会前で約1000人が抗議活動を行ったと伝えた。

 同通信は、法案が今国会で成立すれば「海外の武力衝突地域で、自衛隊がより大きな役割を果たすことを許す」と説明。「憲法9条は明らかに自衛隊の海外での戦闘と集団的自衛権の行使を禁止している」との憲法解釈を展開し、「安倍政権は制約を撤廃するために憲法違反の解釈をした」と批判した

              ☆

安保法案については中国の軍拡に怯える東南アジア諸国は言うまでもなく、ほとんどの先進国から歓迎されているが、激しく反対するのは中国と、民主党や共産党など国内野党だけ、というのも不可解な現象である。

 
 
 
安保関連法案の成立で、すっかりかすんでしまったようだが、辺野古移設の埋め立て取り消しにも大きな動きが有った。
 
県が28日に予定していた防衛局の意見聴取を拒否し、防衛局は、行政手続法に基づく手続きを踏め、とのこと。
 
仲井真知事当時の県は、行政手続き法に則って検証した結果、埋め立てを適法として承認したのだから、取り消しも同法の手続きに基づいて行えというのだ。

【速報】中谷防衛相、辺野古承認取り消しは「違法」

沖縄タイムス 2015年9月18日 10:31 
【東京】中谷元・防衛相は18日午前の閣議後会見で、沖縄県名護市辺野古の新基地建設の埋め立て承認取り消しをめぐり、沖縄防衛局が「意見聴取」に応じない方針を決めたことから、沖縄県が取り消し判断の前倒しを検討していることに関し、「県の取り消しは違法だ」と述べた。仮に取り消す場合は「行政手続法に定める聴聞手続きが必要」との認識も示した。

 中谷氏は「一昨年末の埋め立て承認は、公有水面埋立法や環境影響評価法などの関連法令に従って得ており何ら瑕疵(かし)はない」と主張。「防衛局としてこれ以上申し述べることはなく、28日の意見陳述のための出頭も、陳述書を提出することもない」と応じない理由を説明した。

 その上で、県側に関連法令にのっとり取り消しを行えるのか公正に判断してほしいと求めた。取り消された場合の防衛側の対応については「仮定の話で答えは差し控えたい」と述べるにとどめた。

 また、工事スケジュールに関し「実施設計、環境保全対策の協議を経て本体工事に着手する」と述べ、新基地建設に向けた工事は予定通り進める考えを強調した。

                 ☆

翁長知事は既に取り消し表明はしてあるのだから、昨日(18日)にでも手続きに入るものと見られた。

本日の沖縄タイムスによると、知事は「防衛局が送付してきた文書の内容を精査している。 弁護士や事務方を含めて精査し、国連から帰ってから判断したい」と発言。

ちなみに知事は本日(19日)国連人権理事会での僅2分間(沖縄タイムス)の演説のためスイスのジュネーブに出発するとのこと。

この期に及んで一体何を躊躇しているのだ。

それも、国連から帰ってから「取り消す」のではなく「判断した」というのだ。

まさか判断した結果法的闘争には耐えられないので、取り消しを取り消す、なんてことはないだろう。

>中谷氏は「一昨年末の埋め立て承認は、公有水面埋立法や環境影響評価法などの関連法令に従って得ており何ら瑕疵(かし)はない」と主張。「防衛局としてこれ以上申し述べることはなく、28日の意見陳述のための出頭も、陳述書を提出することもない」と応じない理由を説明した。

これは明らかに、これまでの協議のような感情論の議論ではなく、法律理論で「掛かってこい」という意味に取れる。

官房長官「沖縄県は法律に沿った対応を」

9月18日 12時53分
 
・・・菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「埋め立て承認の申請にあたっては、過去に十分な資料を提供し沖縄県と数回にわたってやり取りを実施しており、かしはない。そういう過去の経緯があるので、改めて意見聴取の場で申しあげる必要はない」と述べ、意見聴取には応じない方針を示しました。
そのうえで、菅官房長官は、「翁長知事は『埋め立て承認を取り消す』と、再三再四にわたって発言しており、それであれば行政手続法に基づいた『聴聞』を実施すべきだ」と述べ、沖縄県が埋め立て承認の取り消しを目指すのであれば、行政手続法など法律に沿った対応をとるべきだという考えを示しました。
                ☆
 
辺野古問題の事実上の最高責任者と見られる菅官房長官も、「法律論で掛かってこい」と挑発している。
 
国側が行う承認取り消しへの対抗策のなかで、一番現実味が有るのは、行政不服審査法による効力停止だ。
 
翁長知事が3月に辺野古沖での移設作業中止を防衛省に指示した際、農林水産相は「普天間飛行場の危険性継続」と「日米関係への悪影響」を理由に、防衛省の不服申し立てから6日後に指示の効力を停止ている。
 
その前例に従がえば、今回の国土交通相への申し立てでも、これが「効力停止の論拠になり得る」という。

翁長知事は埋め立て承認の瑕疵を指摘した第3者委員会の報告書のうち主に環境対策の不備を引用しているが、県幹部は「法廷闘争では『ただちに違法とまではいえない』と切り捨てられるのでは」と指摘している。(「見解の相違」で切り捨てられる)

翁長知事は22日の国連人権理事会で辺野古移設反対を訴えるが、お門違いの場で埋め立て承認の取り消しを訴えを有利に導く「腹案」は見当たらない。

帰任してからの法廷闘争も時間がかかるし、その間、移設工事は粛々と進む。

世論喚起のための県民投票や再度の知事選で果たして埋め立て工事をとめることができるか。

翁長知事の行く手には一筋の光も見出せない。

 

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国連人権理はサヨクの巣窟?

2015-09-19 00:03:06 | 普天間移設

 

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翁長知事の辺野古埋め立て承認の取り消し表明を受け、国側は無駄な時間の浪費を避け、さっさと法廷闘争に入るべきと決意したようだ。

防衛局は28日に予定していた県による意見聴取を拒否し、行政手続き法に則った取り消し手続きを要請した。 仲井真前知事が行政手続き法に則って承認したのだから、取り消すなら同じ法規の手続きを踏めという理屈だ。

菅官房長官は、「翁長知事は『埋め立て承認を取り消す』と、再三再四にわたって発言しており、それであれば行政手続法に基づいた『聴聞』を実施すべきだ」と述べ、沖縄県が埋め立て承認の取り消しを目指すのであれば、行政手続法など法律に沿った対応をとるべきだという考えを示めした。

つまり国側は一ヶ月の集中協議が決裂したので、今度は法廷闘争に進むと圧力をかけてきたのだ。

法廷闘争の理詰めの戦いでは、勝ち目がない翁長知事は、場外乱闘の世論闘争を目論んでいる。

つまり県民投票、県民集会などで世論を喚起する予定だが、世論闘争の第一段階として、国連人権理事会で、先住民問題に絡めて人権を訴えるという。

翁長知事の国連演説について昨日放映されたQABテレビ番組を再度引用する。

2015年9月17日

翁長知事 国連演説へ

翁長知事が出席する国連人権理事会。各国の人権状況を審査し、重大な人権侵害に対しては勧告を出します。

島ぐるみ会議の国連部会長で、琉球大学教育学部の島袋純教授は次のように国連で訴える意義を語ります。

琉球大学教育学部・島袋純教授「日米両政府が基地を造って押し付けようとしている。そういうことが国際社会に世論を喚起して、そこから圧力をかけようという狙いがあります」

島袋教授は辺野古への基地建設反対の根拠として、沖縄の人々が土地や海、資源に関して決定できる「自己決定権」を主張しています。そしてその背景に、沖縄がかつて琉球王国として独自の道を歩んでいたことをあげています。

島袋教授「1879年以前は琉球王国を持っていたので、客観的条件としてわかりやすい。我々は少数民族、先住民族であると言う自己規定です。国連演説に関しては、自己決定権を持つ集団と言う自己規定をされるのが一番のポイントになるんじゃないかと思います」

昼夜に関係なく騒音をとどろかせながら飛ぶ戦闘機やオスプレイ。基地から派生する環境汚染や次々に起こるアメリカ軍人による事件や事故。

こんな状況が続いてもアメリカ軍基地がなくならない背景には、日本国憲法も、一般法からも適用除外された特別法の存在があるのだと島袋教授は指摘しています。

島袋教授「土地収用法の特別法とか、アメリカ軍が夜間であれ、何であれ、オスプレイであれ、いつも好きなように飛ばせる。そういうのは航空特別法によって保護されている。そういった様々な差別的な立法によって沖縄の権利を侵害し続けている。この部分を強く訴えたくて」

沖縄のことを国際社会がどう見ているか、注目すべき報告書が出されていました。

国連特別報告者のドゥドゥ・ディエン氏の報告書。沖縄の基地問題については次のようにあげています。

『沖縄にアメリカ軍基地が存在し続けることは、沖縄の人々の基本的人権の尊重と両立しうるのかという問題について、綿密な調査を行うよう要請すべきである』

島袋教授「平和を守り、人権を守ることは密接にかかわっていると思います。」

国連の人種差別撤廃委員会は2010年、沖縄へのアメリカ軍基地の集中について現代的な形の人種差別と認定。また2014年8月には沖縄の人々は「先住民族」だとしてその権利を保護するよう勧告する「最終見解」を発表しました。

翁長知事「沖縄のあるべき姿、日本のあるべき姿、この問題を通じて国民に問いたい、世界に問いたい」

そもそも沖縄の軍用地のほとんどが戦後強制的に接収された土地。島袋教授は沖縄の人たちの合意なしに基地が造られ今もあり続けていることを国際社会に訴えていく重要性を示しています。

島袋教授「好き好んで土地を差し出したことはないというのが、重要なポイント。これこそまさしく人権侵害」

翁長知事 国連演説へ

              ☆

>国連特別報告者のドゥドゥ・ディエン氏の報告書 

島袋純琉球大学教授が有難がる国連のドゥドゥ・ディエン氏について過去エントリーをサルベージしたら、こんな記事が出てきた。

               ☆

以下引用である。

小指の痛み 2010-05-02

沖縄に米軍基地が集中しているのは戦略的地位に沖縄が存在する宿命である、という沖縄宿命論がある。

その一方で東西冷戦が終わった現在、沖縄に戦略的価値を求めるのはナンセンスだという非宿命論もある。

非宿命論に従うと、日本の防衛に沖縄だけを盾にするのは不公平だから、米軍基地は日本全国に公平に分担させよということになる。

米軍基地はゴミ処理場なみに地元住民の同意とスペースさえ在るなら日本全国何処でもよいということだ。

普天間基地を「県外・国外」と叫ぶドサクサに、米軍基地の全面撤去を叫ぶサヨク勢力も蠕動し始めた。

「4・25県民大会」が開かれた日の沖縄タイムス社説はその勢力に呼応するように「[歴史の節目に]宿命論と決別するときだ(2010年4月25日 )という仰々しいタイトルだった。

沖縄に米軍基地が集中している理由を、沖縄の置かれている地政学的的位置に求める宿命論に対する反論のようだが、これに対する当日記の批判は後述するとして、

このところ連日紙面を飾る米軍基地に対する恨み辛みの記事を読んでいると、なぜかその昔、伊東ゆかり歌った「小指の想い出」の歌いだしを想いだす。

♪~あなたが噛んだ 小指が痛い~♪

好きな彼氏に噛まれる小指の痛みは、ほろ苦い、いや「ほろ甘い」想い出を伴うのだろうが、沖縄の新聞に時折現れる「小指の痛み」には、伊東ゆかりの甘ったるい歌声とは似ても似つかぬ「恨み辛み」がこもっている。

好きな彼に噛まれるしか能のない小指が、美食三昧に明け暮れる口を羨んで見たところで、仕方のないこと。 小指は小指として生まれた宿命である。

一方、足の裏に言わせると小指はまだマシな方で、臭い靴の中で一生踏みつけられ、おまけに水虫の攻撃を受ける足の裏の身にもなって見ろ、ということになる。

そう言い出したら切がない。

「口が美食を堪能したケツ末を一生処理し続ける自分は差別ではないか」、と肛門が騒ぎ出す。

だからと言って足の裏を頭の上に移動することは出来ないし、肛門を口の側に移動することも出来ない。

小指には小指の宿命があり、肛門には肛門の宿命がある。

沖縄が地政学的重要な位置に存在することを嘆いて、沖縄を浮島にして日本国中好きなところに移動させたいという白昼夢を見た沖縄タイムス記者がいた。

だが、所詮それは叶わぬ夢にすぎない。

ここに『鉄の暴風』の執筆者の一人であり沖縄タイムスの先輩記者でもある牧港徳三氏が書いた「沖縄宿命論」がある。

『うらそえ文藝』(第10号 2005年刊)に寄稿の「ある種の記憶」という随想の中で牧港氏は次のように書いている。

私は、以前こんな風に書いた。「沖縄・地理の宿命論。この地理的宿命論は他にもある。陸の孤島と化したことのある東・西ベルリン、或いは現在の南北朝鮮。南・北ベトナム。その地域によって分かれている地理的宿命論である。沖縄の落ち込んでいる不条理は、純粋に地理の生んだ陥穽とはいえないが、アメリカによって生まれた基地の重圧を一身に背負う沖縄は、偶然とは言え、一種の『地理の宿命』であることは間違いあるまい。
仮りに、沖縄が、四国か、九州の海岸か、或いはオホーツク海の氷島の傍であっても、いっこうにかまわない。白昼のミステリーと笑いとばせばよい変幻夢を、沖縄の今日の歴史は刻んでいる。」・・・と、かつて私は書いたことがある。(「無償の時代」)

この後、牧港氏は、自身の沖縄戦の悲惨な体験を回想記風に綴った後、この随想を次のように締めくくっている。

私はいつか書いた。沖縄が洋上に浮かぶ島なら、・・・その地理的宿命論という奴を放り出したい思いの一途な思いが時々頭をもたげるのである。」と。

回りくどい表現ながら、沖縄が洋上に浮かぶ島なら、沖縄を宿命論の及ばない他の地域へ移動させたいと願望しているのである。

勿論はこれは牧港氏の夢想であり、現実には沖縄を他地域に移動させることは出来ない。 小指がそうであるように。

だが、沖縄が、マスコミが喧伝するような基地公害で住みづらい地域なら、現在の日本では基地のない他県へ移住することは自由である。 

ところが逆に近年他県から沖縄へ移住する人が増加していると聞く。

米軍基地の公害を嘆くのなら基地のないところへ移住すればよいし、

雪の降らない暑い沖縄に生まれた宿命を嘆くより、雪見酒を楽しめる雪国へ移住することを考えればよい。 

花見の宴を羨むなら、桜の名所に移住すればよい。。

「小指の痛み」は沖縄の宿命論と連動し、例えば次のコラムのように沖縄の新聞には頻繁に出てくる。

琉球新報 コラム2009年11月9日

  宜野湾海浜公園屋外劇場で開かれた「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」は、通路まで参加者で埋め尽くされていた。一言も聞き漏らすまいと発言者の言葉に耳を傾けていたのが印象的だ
▼鳩山政権に県外・国外移設の実現を迫り、「辺野古でしか解決策はない」と発言した松沢成文神奈川県知事を糾弾するあいさつを聞いていて、戦後史を象徴するあの言葉を思い出した
▼「沖縄同胞の心情を人ごとと思わず、小指の痛みは全身の痛みと感じ取ってください」。1969年2月、衆院予算委員会の公聴会で、祖国復帰協議会会長の喜屋武真栄さんが発した
▼喜屋武さんは「他国に軍事基地を提供している国が幾多あるが、人民まで売っている国家があることを知りません。(中略)そこに生存している人民の生命も、財産も、人権も無視」されているのは「地球上で沖縄県民だけ」、米国の不当な支配を許している日本政府も「同犯者」と訴えた
▼発言から40年たつのに差別的な状況は解消されていない。しかし解決が困難であっても決して不可能ではないはずだと、県民は政治に期待し続けた
▼鳩山由紀夫首相は7日配信のメールマガジンで「これまで基地問題で犠牲になってきた沖縄県民の思い」を「考慮する」と述べている。「小指の痛み」を感じ取れるかどうか、「友愛」政治が試されている

                        ◇

■米軍基地は差別か

「小指の痛み」は、「沖縄切捨論」や「沖縄捨石論」と同様の情緒的言葉だが、これを持ち出されると、論理は封じ込められ情緒的論議に引き込まれることになる。

さらに情念が過熱すると「沖縄差別論」が飛び出してきて、そうなると議論どころの騒ぎではなくなってしまう。

25日の「県民大会」でも発言者の興奮した言葉の中に、「差別」という言葉が何度も繰り返された。

他県に比べて沖縄に基地が多いことが事実だとしても、果たしてこれが差別なのか。

「基地差別論」を持ち出したのは、筆者の知る限り琉球大学教授時代の大田昌秀元県知事だと記憶するが、

これをマスコミに大きく扇動したのは2005年沖縄に来た左翼活動家ドゥドゥ・ディエン氏だと思う。

これに対しては当時の麻生外相が、大田昌秀参議院議員(当時)の国会質問に答えて次のように否定している。

外相「基地集中、差別ではない」 県内から批判

2006年5月19日        
 【東京】国連人権委員会の特別報告者・ドゥドゥ・ディエン氏が那覇市の講演で「狭い県土に米軍基地が集中する実態が差別を物語る」と指摘したことに麻生太郎外相は18日、参院外交防衛委員会で、「米軍専用施設の75%が沖縄に存在していることは事実だが、地政学的な需要、もしくは事実上の要請に基づくものであり、差別的な意図に基づくものではない」と反論した。ディエン氏が調査報告書を国連人権理事会に提出する意向に対しても、「日本として事前に反論書を提出したい」と述べた。大田昌秀氏(社民)への答弁。
 これに対し琉球大学の島袋純助教授(政治学)は「地政学上の理由を根拠に、特定地域の住民に極端な負担を強いる政策や差別的な扱いは許されない、という考え方が国連の原則。日本の常識は世界の非常識だ」と指摘。「日本は人権後進国だ。外務省が反論書を提出しても人権理事会では通用しない」と強く批判した。
 ドゥドゥ・ディエン氏沖縄調査&講演をすすめる世話人会の
高里鈴代さんは「米軍基地の集中は歴史的な根深い差別が根底にある。政府は基地を置く状況が厳しくなると、知事の権限を奪う法律整備もしてきた。単純な地政学上の問題ではない」と憤慨した。
 麻生外相が「(ディエン氏の)個人的見解であり、国連の見解ではない。法的拘束力も持っていない」と発言したことについても高里さんは「訪問は非公式とはいえ、特別報告者の立場で現地調査した。国連組織への認識があまりにも欠けている」と批判した。
 ディエン氏は、日本での調査に協力する反差別国際運動日本委員会を介し、「国連人権理事会に調査結果を報告する」と述べ、外相発言へのコメントは控えた。

                        ◇

国連と名がつけば何でも正義の使者のように妄信するグループがいるが、それはさておいても、

そもそもこのドゥドゥ・ディエンがいかにいかがわしい人物であるかを知る人は少ない。 詳細は長くなるのでここでは省略するが、興味のある方は過去エントリーで確かめて欲しい。⇒06・5・20基地は差別か ドゥドゥ・ディエンって何モノ?

さて、話題を戻すが、「沖縄差別論」がさらに狂気を帯びてくると、今度は「沖縄奴隷論」へと、日本政府への恨み辛みは止めどもなくエスカレートしていく。

八重山毎日新聞 2010年4月22日

ドイツの哲学者ヘーゲルに「主人と奴隷」…

 ドイツの哲学者ヘーゲルに「主人と奴隷」という言葉がある▼主人は自分は何もせずいろいろと奴隷に命令し奴隷は忠実にそれを実行する。主人は何もしないのだからそのうち無能力者となり、一方仕事に励んだ奴隷はさまざまな能力を身につけるという話▼われわれ沖縄人は激しい歴史的重圧にひしがれてきた。特に沖縄戦、米軍占領、異民族支配、また沖縄に対するヤマトゥの徹底的無責任、無関心など▼そしてただ今現在では普天間基地移設問題に矮小化されてしまった基地問題群(それは嘉手納基地をはじめとする米軍の圧倒的威圧感からすれば矮小化と言わざるを得ない)その矮小化された問題さえまともに考えようとしない日本政府と日本人。彼らは主人よろしく「日米安保は日本を守る」と涼しい顔だ。奴隷沖縄はその苦境に耐えそれを乗り越えようと艱難辛苦、その結果おのずから透視力、分析力、論理力、構想力、判断力などがついてくる▼さて来たる25日に開催される普天間基地県外移設要求大会は、今や政治的無能力化しつつある主人・日本政府に対する奴隷・沖縄の決定的「否(ノン)」である▼それは必ずや人格となった沖縄がその歴史経験を鍛錬して得た平等、人権、平和、倫理感覚とその思想を総結集する場となるにちがいない。(八重洋一郎)

沖縄の知識人に多いのだが、沖縄にいる時は優越感の塊で、本土へ行くと一変して劣等感とヒガミ根性の塊に変身する。 その好例が上記コラムである。

これに対し次のような読者のコメントが寄せられているが、コラム執筆者の感情的恨み節に対して、読者のfuruikeさんの方が、よっぽど冷静に物事を見ているようだ。

 《本土が「主人」で「沖縄県」が奴隷なのでしょうか??それではあまりにも卑下しすぎじゃないですか。また、「ヤマトゥの徹底的無責任、無関心~」ではなく「政治の徹底的無責任、無関心~」じゃないですか?沖縄の人と本土の人の闘争を煽るようなことをコラムに書くのってどうなの?
内容が抽象的だったり、知識の披露にすぎなかったりで何を伝えたいのかよく分かりません。詩の心のない私に理解するのは難しい・・ furuike: [2010-04-23 13:46:24]

ここで冒頭に引用した沖縄タイムスの社説「[歴史の節目に]宿命論と決別するときだ」を批判しようと思うのだが、脱線が過ぎたので次の機会に回したい。

 

■御知らせ■

 

●【石原昌家沖国大名誉教授による「援護法」についての講演会】

 

日時:9月19日(土) 14時~16時

 

開場:県立公文書館

 

会費:無料

 

*石原先生、「軍命」は捏造それとも書き換え、真実はどっちですか!

 

 

 

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