狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

中国に侮辱されても「見ているだけ」の友愛政権!

2010-04-15 08:28:30 | 外交・安全保障

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中国艦船隻が沖縄県内を横断したことに対し、昨日のエントリーでは沖縄タイムスが一日遅れのベタ記事事実を報道しだけだったので、

当日記の怒りは国境の県の新聞らしくない報道姿勢の沖縄タイムスだけに集中した。

だが、よく考えてみると、筆者も政府の中国に対する及び腰にはすっかり慣れてしまい、今回の政府の対応については触れなかった。

今回の中国艦隊の沖縄分断行為は、中国海軍の外洋展開訓練の一環とみられ、10隻のうちソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦など今回の中国艦船の動きは異例だと言う。(産経新聞 13日)

折りしも沖縄では米海兵隊の「ヘリによる機動力」を県外・国外へ移設せよと大合唱が巻き起こっている。

そんな現状を見透かしたように、中国艦船は沖縄本島と宮古島の間でヘリ訓練をしていた。

これは米海兵隊が県外移設した場合に備えてのヘリ訓練であり、追尾中の護衛艦に対する威嚇行為も、交戦権を持たない自衛隊が先に銃撃することは無いと見越した偵察行動だとも推測できる。

宮古島にお住まい(と思われる)の読者の太平山さんが当日記に代わって、怒り心頭でおられるので、平和ボケした沖縄メディアは論外としても、ノーテンキな鳩山首相や関係閣僚に脳天一撃を下さんばかりのコメントを紹介します。

太平山さんのコメント

狼魔人様こんばんは。 
中国艦隊が沖縄本島と宮古島間を通過したと聞き、怒り心頭に発すで仕事もままならない状態ですが、来るべきものがとうとう来たかとの感慨も強くあります。しかし国の能天気な対応はどうでしょうか、予想したとはいえその馬鹿ぶりには呆れてものが言えません。国は一体何を考えているのか、この暴挙を常態化させることは、シーレーン危機を招来させるだけでなく先島の中国圏化を許すことにもなる。それが分からないのかと鳩山首相や平野官房長官の脳天を一撃したい衝動に駆られます。

今後、この暴挙は何としてでも阻止しなければなりませんがそれには
宮古島が鍵になります。チャンネル桜や他の政治ブログにしても与那国島、石垣島は何かと話題にはなりますが宮古島にはあまり関心を持ちませんね。軍事評論家の佐藤守閣下からもあまり聞いたことがありません。しかし素人でもちょっと考えを巡らせば宮古島が如何に重要な軍事拠点か解るはずなのに何故それが一向に話題に挙がらないのか不思議でなりません。

私が中国軍の幹部であれば、まず沖縄本島と先島諸島を分断するため宮古島占拠を立案します。宮古島さえ占拠すれば石垣島はどうにでもなる。宮古島には3000m級の下地島空港と2500m級の宮古空港があります。また多良間島には2000m級の多良間空港がある。そしてそれが最も大事なのですが宮古島本島には航空自衛隊レーダー基地があります。一朝、事があればまずそこを攻撃制圧するでしょう。150名ほどの空挺部隊であれば十分に可能ではないか。

国は早急に下地島空港に航空自衛隊那覇基地支部を設けることです。更に下地島に海上自衛隊の軍港を造り島に強固な兵站機能を持たさねばなりません。そして基地と宮古島防衛のため陸上自衛隊500人~1000人ほど駐留させる。その程度のことができなければまず島嶼防衛は無理でしょう。

現下において上記のことを言うのは狂人扱いされ実現の可能性はほとんど見込めませんが、せめて危機意識だけは持って欲しいですね。

                     ◇


今回の中国艦船の
威嚇行為が尋常ではないほど傍若無人なのは、日米同盟も鳩山内閣の成立により有名無実化しつつあることを確認する意味があるものと見られる。

このような侮辱を受けても抗議の一つも出せない内閣を安全保障の本質論で追及する議論が無いのも不思議である。

国辱を受けた海自~中国艦船ヘリが護衛艦に金接近飛行

 [政治]

2010年4月14日 11:00 更新

 13日、統合幕僚監部は、8日午前、東シナ海中部海域において、中国艦艇から発艦したと思われる艦載ヘリコプターが警戒監視中の護衛艦「すずなみ」(第5護衛隊所属)に対し、近接飛行したと発表した。ヘリは、「すずなみ」から水平距離約100ヤード、高度約100フィートを飛行したとされ、艦艇の安全航行上危険な距離である。

 この行為が、命令によるものか、パイロットの独断によるものかは定かではないが、「専守防衛」を掲げる自衛隊が、絶対に手を出せないと分かった上で行われた示威、あるいは挑発行為である可能性は高い。

 同様の行為は、軍艦や艦載機に限らず、海洋調査船でも見られる。警戒監視を行なう護衛艦がいようがいまいが、中国の調査船は何食わぬ顔で調査を実施している。もはや中国にとって海自の存在は「絶対に吠えない番犬」となっているのではないだろうか。もしも、同様に、事前通告無しで、アメリカの軍艦に対し近接行為をした場合、どのような対処がとられるだろうか。

 同発表では、7日から9日まで、同海域でソブレメンヌイ級ミサイル艦(排水量7,940トン)2隻、ジャンウェイⅡ級フリゲート(同2,250トン)1隻、ジャンウェイⅠ級フリゲート(同2,250トン)が、艦載ヘリコプターの飛行を行なう等の訓練を行なっていたことを確認したとしている。また、10日午後8時には、「すずなみ」と護衛艦「ちょうかい」(第6護衛隊所属)が、沖縄本島の西南西約140kmの南西諸島を東シナ海から太平洋へ向けて南東進する潜水艦2隻を含む中国軍艦10隻を確認したという。

 こうした軍事演習は外交戦略の一環であることは言うまでもない。日本政府には、毅然とした態度で抗議することを要望する。【山下 康太】

                       ◇

 

このような侮辱を受けていながら、国の指導者が「注視をしていく」・・・だって!

沖縄近海の中国軍艦はヘリ訓練か 平野長官「動向を注視」

 平野博文官房長官は13日午後の記者会見で、沖縄近海の公海上を10日に航行した中国海軍の艦艇10隻は、ガス田に近い東シナ海中部と沖縄南方海域で7~9日と11日に、艦載ヘリコプターの飛行訓練などをしていたとみられると発表した。

 平野氏は「わが国周辺での外国艦船の動向は注視しなければならない」と指摘。防衛省の赤星慶治海上幕僚長も会見で「中国海軍はここ数年で装備の近代化や運用の技量を上げ、外洋展開能力を持ちつつある。注意深く見ていく必要がある」と述べた。

 赤星海幕長はまた、警戒中の海自護衛艦「すずなみ」の約90メートルまで接近した中国ヘリについて、マスト(約40メートル)より低い約30メートルの高さで飛んだことを明らかにし「船の安全航行に影響を及ぼす」と指摘。防衛省は外交ルートを通じ、事実関係の確認を中国側に申し入れた。

2010/04/13 20:38   【共同通信】
 

アメリカの核の傘に守られることを忘れ、「対等な日米間」という幻想を抱いて、国防をおろそかにし、

その一方で中国艦船の侮辱的威嚇行為に対しては、抗議どころか「注視していく」としかいえない鳩山内閣に国防は任せられない。

それにしても、ミサイル艦二隻を含む中国の戦艦10隻が沖縄県内を分断してヘリ訓練しても、「注視」しか出来ない政府も政府だが、同盟国であるアメリカの艦船が石垣港に休養のため寄港しただけで大騒ぎする「プロ市民」の方々が静かなのはどうしたのだろうか。

アメリカ軍や自衛隊は「人殺し集団」だが、中国の戦艦は「平和の戦艦」とでも言うのであろうか。

そういえば、昔から左翼の方々は同じようなことを言っていた。

旧社会党が全盛の頃「アメリカの核は汚れた核だが、ソ連の核はきれいな核」と、当時の「プロ市民」は言っていたようであるが・・・

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お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073 

 

【懇親会のお知らせ】

中山成彬氏を囲む懇親会にもお気軽にご参加下さい。

日時:4月25日 午後5時~7時 

会場:パシフィックホテル沖縄【カネオの間】

会費:4000円 連絡先:090-9780-7272(錦古里)

 

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