狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

売国紙琉球新報が逆切れ!闇のクマさんの指摘に

2022-08-31 05:08:48 | 政治

 

 

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読者の皆様へ

昨年来、沖縄タイムス編著『鉄の暴風』による歪められた沖縄戦の歴史を是正すべく、「慶良間島集団自決」を中心に長年当ブログで書き綴ってきた記事をまとめて出版する予定でした。 ところが思わぬ難問が続出して出版の足枷となりました。 まず昨年末から今年の初めにかけて、激しい腰痛を患い寝たきり状態を余儀なくされました。 そのため、ブログを休載したり、今まで経験のないコロナ禍、ウクライナ戦争で思考が乱れ、加えて安倍元首相の暗殺というショッキングな事件でカオス(混沌)に陥り、脱稿が遅れてしまいました。

最後のそして最大の難関が出版費用の問題です。

出版不況の折、すでに忘れ去られた感のある「沖縄集団自決」という地味な問題の出版に興味を示す出版社が無いという現実です。

 

■出版費用の献金のご協力願い

しかしながら、沖縄タイムスが、梅澤、赤松両隊長の名誉を傷つけ、同時に旧日本軍を「残虐非道」と決めつけ、日本を貶める反日史観に対し、已むに已まれぬ思いで、歴史の歪曲に立ち向かう決意です。

出版の目的の詳細は下記引用の「前書き」(※)に、説明してあります。

※★前書き★

つきましては、コロナ不況で経済情勢もきびっし折柄、誠に勝手ではございますが、皆様の献金ご協力を伏してお願い申し上げます。

献金額の多寡は問いませんが、一口1000円以上にして頂けると幸いです。

まことに勝手なお願いですが、宜しくお願いいたします。

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江崎 孝

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※「前書き」に続き、週一回の割りで本文の一部を抜粋、紹介して、皆様のご理解に供したいと思います。
 
 

 

 

 

図星を指されると逆上するのが沖縄の売国新聞の特徴。

以前、沖縄の新聞は中国から資金が流入していると指摘され、名指しもしていないのに自ら名乗り出た沖縄タイムスが物笑いになった。(【おまけ】参照)

琉球新報の逆切れも、売国新聞を自白したようなもの。

 

闇のクマさん世界のネットニュースch
闇のクマさん世界のネットニュースch さんによって固定されています
闇のクマさん世界のネットニュースch
5 時間前
弱小の反日左翼新聞が俺に喧嘩売りやがったな。
玉城デニーなんて誰がどう見ても米国嫌い日本嫌い中国様大好きな売国知事じゃねーか!
フランス軍報告書もどう読んでも
『玉城デニーは中国が工作を図っている独立派の一味』って書かれてるじゃねーかよ!
どんだけ玉城デニーを応援したいんだよ琉球新報!
絶対許さん!

812




5 時間前
こんなにわかりやすく喧嘩ふっかけてくるということは闇クマさんをインフルエンサーとして脅威だと認識されているという事。
これからも応援させて頂きます

877


なっちゃん美佳
なっちゃん美佳
5 時間前
負けないで‼️
心から祈ります。

日本は強い🇯🇵‼️

578


荻窪利通2
荻窪利通2
5 時間前
押しも押されもせぬ名配信者たる証拠ですね。これからも応援させてくださいませm(_ _)m

260


みよし三吉
みよし三吉
4 時間前
フランスの事を凄く尊敬する。
反カルト法とかちゃんとしてる。

227


防人
防人
4 時間前
国を売るような人物が知事候補になる資格はないのではないか。
立候補の条件を厳しくするべきだ


yasufumi aizono
4 時間前
熊さん発信の全てどれだけ影響を与えているかの証です。応援しています。頑張れ。

【おまけ】

沖縄タイムスに中国の工作資金!「沖縄紙に中国資金」と「誤記」 米有力研究機関報告書 慶大教授発言を引用

2022-02-20

細谷雄一慶応大学教授が「沖縄の新聞に中国の工作資金が間接的に入っている」と公表した件は、沖縄タイムスが抗議したにもかからず、まだ決着はついていない。

と言うよりも、沖縄タイムスが有耶無耶にしているので、「沖縄の新聞に中国の工作資金が間接的に入っている」と言う細谷教授の発言は事実と言うこと。

 

細谷慶大教授「沖縄紙、中国からお金を貰っている」

名指しもされていないのに自ら名乗り出た沖縄タイムス。

図星だった!

 

 

 

「沖縄紙に中国資金」と誤記 米有力研究機関報告書 慶大教授発言を引用

2020年8月15日 05:00 ※「誤記」ではない。間接的に中国資金が入っている。

 米有力シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)がまとめた「日本における中国の影響力」と題した報告書に、中国政府が「沖縄の新聞に資金提供し影響力を及ぼしている」との誤った記述が含まれていることが分かった。政府の審議会委員などを務める日本人研究者の発言で、研究者は「誤解を招きかねない表現になった。中国が沖縄の新聞に資金提供しているという根拠や認識はない」と説明した。(2面に関連)

 報告書は7月23日に公表された。米国務省でプロパガンダ対策を担うグローバル・エンゲージメント・センターの支援で、コロンビア大教授などを歴任した国際政治学者のデビン・スチュワート氏が、専門家40人のインタビューなど2年間に及ぶ調査結果をまとめた。

 スチュワート氏は「メディアを通した中国の影響力行使の最も重要な標的は恐らく沖縄だろう」と記述。慶応大の細谷雄一教授(国際政治学)の発言として、「中国は日本に影響を及ぼすため間接的な手法を採用している。例えば沖縄独立と米軍撤退を追求するため沖縄の新聞に資金提供し、影響を及ぼすことを通じて沖縄の運動にも影響を及ぼすような非公然ルートがある」と引用した。

 スチュワート氏は本紙取材に対して「細谷氏には報告書の発言部分の記述を確認してもらった」と説明。事実関係を自身が確かめたかどうかなど、その他の質問には答えなかった。

 細谷氏は本紙に対し、「中国が大きな予算を使って対日世論工作を展開していて、米軍基地がある沖縄が主戦場なのはよく知られた事実だが、手法はあくまで間接的だ」と述べた。CSISには「よりニュアンスが伝わる形での修正を求めた」という。

(平安名純代・米国特約記者、編集委員・阿部岳

提供の事実ない

本紙 訂正求め

 沖縄タイムス社は「本社が中国政府から資金提供を受けている事実はない。著名なシンクタンク、研究者が根拠のない見解を公表していることは残念で、訂正を求めたい」とコメントした。

【おまけ】

公安調査庁「中国が沖縄分離運動を支援している!」→ 中国外務省「………」

 
20170714224743b0bコメント


【ツイッターの反応】

               ★

 
沖縄タイムスは、沖縄2紙が中国から「間接的」に資金提供を受けていると、政策研究機関「CSIS」に報道されたことに脊髄反射した。
 
CSISが根拠にした細谷慶大教授の指摘が、あたかも誤りであるかのような「否定報道」に懸命だ。
 
ちなみに細谷教授は、沖タイの質問に次のように答えている。
 
「中国が大きな予算を使って対日世論工作を展開ししていて、米軍基地がある沖縄が主戦場なのはよく知られた事実だが手法はあくまで間接的だ」
 
(CSISには)よりニュアンスが伝わる形での修正を求めた
 
6月15日の沖タイ報道以来、4日経過した本日19日、沖タイはコラム「大弦小弦」を使ってデマと断定している。
 
だが、細谷教授は沖縄紙と指摘はしたが沖縄タイムスと名指ししたわけではない。
 
>細谷教授は本紙の指摘を受け、記述の修正をCSIS側に求めたという
 
これこそ沖タイお得意の誤報(デマ)である。
 
細谷教授は沖縄紙は資金を受けているのは事実だが、あくまでも「間接的」であると主張しているが、資金提供を否定した訳ではない。これは誰が読んでも明白だ。
 
 
 
つまり細谷教授の指摘は間接的資金提供であり、沖縄紙が直接現金を受領したり、送金を受けているという意味ではない。
 
細谷教授がCSISに修正を求めたのは、「間接的」と分かるニュアンスに修正を求めたのであり「沖縄紙が資金を受けている」こと自体が「デマ」だと言っているわけではない。
 
にも拘らず、沖縄タイムス一紙のみが「デマ」だと大騒ぎする根拠は何か。
 
沖縄タイムスが「直接」中国から資金提供を受けていないとしても、琉球新報を始めた八重山日報、八重山毎日、宮古毎日等の他紙にか確認の取材をしたのか。
 
しかも、細谷教授が「間接的」と指摘する以上、沖タイも含めて簡単に「デマ」と言い切れるものではない。
 

[大弦小弦]「中国が沖縄の新聞に資金」というデマ

2020年8月19日 07:20

 沖縄を巡る事実誤認はここまで来たか、と暗たんたる気持ちになった。米国の有力な政策研究機関「CSIS」が報告書に、誤った記載をした。中国政府が「沖縄の新聞に資金提供し、影響力を及ぼしている」と▼沖縄の新聞社に中国のカネが流れているというデマは、ネットを中心に流布されてきた。ただ、一般の市民がささやくうわさ話とは、事態の深刻さが全く違う▼CSISは全米に1871ある研究機関の中で、ランクが1位。 米政府の政策決定に影響力がある、名門中の名門だ。記述したのは慶応大の細谷雄一教授だが、掲載した側の見識を問いたい。「あのCSISが載せたから間違いない」と誤りが一人歩きしかねない▼(略)私たちは「事実はこうですよ」と書き続けるしかない。細谷教授は本紙の指摘を受け、記述の修正をCSIS側に求めたという▼(略)沖縄の尊厳を傷つける言説には、紙面で何度でも反論する(吉田央)

               ★

細谷教授は沖タイの取材に対しこう述べている。

「中国政府が沖縄の新聞に資金提供」という発言は「前後を読めば直接の提供でなく間接的な手段だと理解してもらえるはずだが、切り取られてネット上で広がっている」と話した。

中国が沖縄の世論やメディアに働きかけている意図は明確だとした上で「結果は別。中国によくない印象を持つ割合は本土より沖縄が高いという調査結果もあるり、成功しているとは言えない」と分析した。

最後にもう一度、沖タイ「大弦小弦」の誤報を指摘しておこう。

細谷教授は本紙の指摘を受け、記述の修正をCSIS側に求めたという

これは明らかな誤報である。

細谷教授は、中国の資金提供は「間接的手法」であるとのニュアンスが伝わるように修正を求めたのであり、

資金提供そのものが誤報であると修正を求めたのではない。

沖縄タイムスが、このような姑息な手段(デマ)を弄して迄も中国政府の資金提供を否定する理由は何か。

沖タイが、「間接的資金提供」を受けているという何よりの証拠ではないか。

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コメント (3)

気は確かか!デニー知事「日米から沖縄を取り戻す」?

2022-08-30 05:01:53 | 政治

 

 

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玉城が再選されたら恐ろしい事が起こる

日米から取り戻す? 独立? だけど、台湾有事の際には政府に要請?? ちょっと何言っているか、何がしたいのか支離滅裂ですが、玉城の頭と精神は正常か?

 

 

 

 


玉城デニー「日米から沖縄を取り戻す!」
沖縄現地人

@Lgu0tPMgcy2fTbT 何か玉城が再選されたら恐ろしい事が起こるだろう 日米から取り戻す? 独立? だけど、台湾有事の際には政府に要請?? ちょっと何言っているか、何がしたいのか支離滅裂ですが、玉城の頭と精神は正常か?

  2022-08-29 16:36:05
Funky Okinawa🎌 @FunkyOkinawa

あり得るのか? こんな発言許せるのか? 辺野古反対で宜野湾固定化でいいのか?! ウチナンチュよナイチャーからフラーって言われ続けるのか? 予算をカットされ貧しい生活を送り続けるのか? 内地並みに教育も生活もレベル上げたくないのか?! twitter.com/lgu0tpmgcy2ftb…

  2022-08-29 18:42:35
城之内みな🌺安倍さんありがとう🙏 @7Znv478Zu8TnSWj

玉城知事の「日米から沖縄を取り戻す」というのが実現すると、即座に中国人民解放軍が雪崩込んでくる仕組みなんですが、玉城さん、アタマ大丈夫デスカ? チベットやウィグルがどうなったか、よもや知らない訳ではないと思いますが・・・ twitter.com/Lgu0tPMgcy2fTb…

  2022-08-29 17:59:57
樹木🌼 @hanamizuki179

沖縄の親戚に聞いたら、デニーにいれると言ったので、デニーは中国に沖縄売るし、下地幹雄は中国から金もらってたから選んじゃいけないと言っておいた。 twitter.com/Lgu0tPMgcy2fTb…

  2022-08-29 18:49:03

🌸つぎくに よりいち🌸🇯🇵 @tsukinokokyuu

#沖縄県知事選挙 🇯🇵沖縄県民の皆様へ🌸 🇨🇳中国の領土と言われ怒りを感じませんか‼ サキマ候補⇛🇯🇵日本の沖縄を護る デニー候補⇛🇨🇳日本政府が大嫌い どちらを選びますか? twitter.com/g9i9dk2i9IwDU7…

  2022-08-28 14:03:37
沖縄関連まとめbot @g9i9dk2i9IwDU7I

中華民族琉球特別自治区準備委員会という団体が中国にすでにあり、沖縄は中国領土だと主張してます。 このままだと中国にされちゃう。 pic.twitter.com/R0caaDEk5e twitter.com/okimira_jp/sta…

  2022-08-25 20:21:28
 
<video src="https://video.twimg.com/ext_tw_video/1298231251795456001/pu/vid/564x424/aTuZ5GIxQ_Ca-GAT.mp4?tag=10" poster="https://pbs.twimg.com/ext_tw_video_thumb/1298231251795456001/pu/img/eTWyc3RgvrdfdLHI.jpg" preload="none" loop="loop" controls="controls"></video>
葉緑素 @abcd4633

@MMA07430569 中国の野望「国恥地図」に沖縄が含まれている。 

  2022-08-28 11:00:53

oioino tarou @OioinoTarou

@tamakidenny 玉城デニーでは沖縄は中国に取られる 仏軍事研究所が「中国の影響力」報告書 沖縄を標的と指摘 2021/10/5 16:30 三井 美奈 sankei.com/article/202110…

  2022-08-29 16:54:03
リンク 産経ニュース仏軍事研究所が「中国の影響力」報告書 沖縄を標的と指摘【パリ=三井美奈】フランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)はこのほど、世界で影響力拡大を狙う中国の戦略について報告書を発表した。中国が潜在的な敵の弱体化を狙い…50 users 1271

Tomo @Tomo20309138

@CYXuAxfGlfFzZCT 与那国町長糸数「台湾有事は日本有事、沖縄有事。住民を危機回避で島外に避難させる手立てを問い合わせても、県からは回答がない」 玉城デニー沖縄県知事「この件については世界中のウチナンチュー(沖縄人)に呼びかけて、どの国とも仲よくするのが大事だ。沖縄県は福建省と姉妹都市だ」 やばすぎw

宮古島の風🎌

@Tomo20309138 @CYXuAxfGlfFzZCT 離島のことを全く考えていないと思う。

  2022-08-25 21:57:13
月刊『Hanada』編集部 @HANADA_asuka

【玉城デニー知事は話にならない】 中国の脅威を理解しておらず、それ以前に、気にしていない玉城デニー沖縄県知事は話にならない。 与那国島民の緊急避難計画を立てよ|櫻井よしこ hanada-plus.jp/articles/1109

  2022-08-28 10:10:53
ひがくぼきみお🇺🇦 @higakubo

えっ💦 糸数健一・与那国町長「#台湾有事 は日本有事、沖縄有事。住民を危機回避で島外に避難させる手立てを問い合わせても県からは回答がない」 玉城デニー知事「世界中のウチナンチュー(沖縄人)に呼びかけ、どの国とも仲よくするのが大事」「沖縄県は福建省と姉妹都市」

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コメント (4)

東京大虐殺の米司令官に日本が勲章贈呈、東京大空襲に関して無関心な日本人

2022-08-29 11:10:52 | 政治
 

■今回の一冊■
The Bomber Mafia
筆者 Malcolm Gladwell 出版 Little, Brown

『The Bomber Mafia』

 アメリカ軍による第2次世界大戦末期の東京大空襲は必要だったのか? 女性や子どもを含む民間人を無差別に殺した東京大空襲を検証した歴史ノンフィクションだ。

 虐殺ともいえる空襲を指揮したアメリカ軍の司令官は戦後、日本から勲章を贈られた。そんな日本人も忘れた史実も伝える。広島や長崎への原爆投下に比べ、東京大空襲に対する日本国民の関心の低さを指摘するなど、日本人が読んでも多くの気づきがある良質の作品だ。

 本書はニューヨーク・タイムズ紙の週間ベストセラーの5月16日付ランキング(単行本ノンフィクション部門)において第2位で初登場した。アメリカではよく、第2次世界大戦に題材をとる歴史ノンフィクションがベストセラーとなる。

 こうした類書に共通する主張は「戦争を早く終わらせるには他に選択肢はなかった」というものだ。日本への原爆投下などアメリカ軍による非人道的な軍事行動はすべて、この論理で正当化するのがアメリカのベストセラーのお決まりといえる。

 本書は違う。アメリカ軍が日本本土での無差別な空爆に踏み切った経緯を丁寧に描く。アメリカ軍のなかにも、戦争による犠牲を最小限に抑えるために、空爆のターゲットを軍需工場などに限るべきだと考える一派があった。こうした良識派の司令官やパイロットたちはBomber Mafiaと呼ばれた。これが本書のタイトルである。

 しかし、第2次世界大戦当時は、爆撃機にレーダーも装備せず、ましてや現代のようなGPSで位置情報が簡単にわかるわけもない。爆撃の対象を特定の軍需工場に絞り込んでも、アメリカ軍の航空部隊には標的に正確に爆弾を投下する能力が乏しかった。おまけに、限られた標的を正確に爆撃するには、ある程度は目視に頼らざるを得えず、明るい日中に低い高度で爆撃機は飛ばなければならない。敵からの攻撃にさらされやすくなりアメリカ軍の被害が多くなる。

 実際、アメリカ軍はヨーロッパ戦線で、軍需工場だけを空爆しドイツの兵器生産能力を落とす作戦を実行した。その結果は、悪天候も重なり、狙った空爆の成果が出なかったうえに、アメリカ軍の多くの戦闘機が撃墜され失敗に終わった。

 本書は当時のテクノロジーの限界などもおさえながら、アメリカ軍が日本本土で無差別な空襲にシフトした経緯をたどる。類書であれば、目的は手段を正当化するという理屈で、憎き日本を早期に降伏させて戦争を終わらせるには、東京大空襲が必要だったと結論づけるだろう。

 しかし、本書はその点について、あえて明確な結論を出さない。空爆は必要最小限にすべきだと考える軍人たちの理想を紹介しつつ、それを許さないテクノロジーや戦場の現実を描きながら、無差別な空襲に踏み切った経緯を客観的に描く。その評価を読者にゆだねているのだ。

 本書の筆者であるマルコム・グラッドウェルはアメリカのジャーナリストで、社会現象の背後にある法則などを鋭く切り出すベストセラーを何冊も上梓している。日本でも翻訳紹介されている人気作家のひとりだ。その人気作家は本書を執筆するための取材で来日し、東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)を訪れたときの驚きを次のように記す。

So when Jacob and I got in our taxi in Tokyo, I assumed that we would be going toward the area where the museums are―the center of town, near the Imperial Palace. But we didn't. We went in the opposite direction, away from the business districts and tourists.

「アシスタントのジェイコブと一緒に東京でタクシーに乗ったとき、いろんな博物館がある東京の中心部、皇居の周辺あたりに車は向かうのだとばかり思っていた。しかし、違った。タクシーはそれとは逆の方向に向けて走り、ビジネス街や観光名所からは遠ざかった」

 

東京大空襲に関して無関心な日本人

 筆者のグラッドウェルは世界各地で、戦争に関する立派な博物館をいくつも見てきている。それと比べて、日本における東京大空襲の扱いがあまりにも軽いことに驚いたわけだ。特に、日本人が広島や長崎に比べ、東京大空襲に関して無関心なことに疑問を持つ。次のように補足している。

Despite the incalculable loss of life, there remains no government-sanctioned memorial in Japan to the March 9 attack. Survivors of that night, who call themselves “memory activists,” have struggled to commemorate the Tokyo raid in the face of political and public apathy. Eventually they funded their own memorial―the Center of the Tokyo Raids and War Damage.

「多くの人命が失われたにもかかわらず、3月10日(米国時間で3月9日)の東京大空襲に関する公的な博物館が日本にはない。東京大空襲の被災者たちは、自らを”記憶の語り部”と称しているものの、東京大空襲の記録を残し追悼するのに苦労してきた。政治や社会が無関心なのだ。結局、自分たちで資金を集めて、東京大空襲・戦災資料センターを設立したのだ」

 アメリカ人の人気作家に、日本人が東京大空襲に対して無関心であることを指摘されるのはなんとも恥ずかしい。おまけに、取材した歴史研究者が語ったという次の体験談には日本人として愕然とした。

The historian Conrad Crane told me:

I actually gave a presentation in Tokyo about the incendiary bombing of Tokyo to a Japanese audience, and at the end of the presentation, one of the senior Japanese historians there stood up and said, “In the end, we must thank you, Americans, for the firebombing and the atomic bombs.”

That kind of took me aback. And then he explained: “We would have surrendered eventually anyway, but the impact of the massive firebombing campaign and the atomic bombs was that we surrendered in August.”

In other words, this Japanese historian believed: no firebombs and no atomic bombs, and the Japanese don't surrender. And if they don't surrender, the Soviets invade, and then the Americans invade, and Japan gets carved up, just as Germany and the Korean peninsula eventually were.

「歴史家のコンラッド・クレーンは次のような話をしてくれた――。

東京で日本人向けに焼夷弾による東京大空襲について講演したことがある。講演の終わりに、日本人の高齢の歴史家が集まっていた中で1人が席を立って次のように言った。『結局、日本人はアメリカによる空襲と原爆投下に感謝すべきだ』と。

この発言にはちょっと驚いた。その男性は続けてこう説明した。『日本はいずれにせよ降伏するしかなかった。しかし、焼夷弾による大空襲と原爆投下の衝撃のおかげで日本は8月に降伏したのだ』

別の言葉で言えば、この日本人はこう思っているわけだ。焼夷弾や原爆がなかったら日本は降伏しなかった。そして、日本がもし降伏しなかったら、ソビエトが日本本土に侵攻し、続いてアメリカが侵攻し、日本は最終的にドイツや朝鮮半島のように切り裂かれただろう」

 本コラムの評者も正直なところ、第2次世界大戦について日ごろは関心はない。むしろ、アメリカの歴史ノンフィクションで日本に関連する史実を学ぶことが多い。自分の無知を恥じるばかりだ。東京大空襲に関しても、本書を読んで初めて知ったことが多い。

 

東京大空襲の指揮官に勲章を贈った日本

 もっとも驚いたのは、東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイという軍人の経歴だ。東京大空襲で成果を上げたルメイは戦後、軍人として出世を遂げ、アメリカ空軍参謀総長までのぼりつめた。しかも、1964年には日本から勲一等旭日大綬章を贈られた。日本の航空自衛隊の育成に貢献したのが叙勲の理由だったという。こうした史実を、アメリカののベストセラー作家に教えてもらうというのも日本人として情けない限りだ。

 東京大空襲で使われたナパーム弾(焼夷弾)は、ハーバード大学の化学者たちが喜々として開発に携わった。おまけに、アメリカ軍は、日本の住宅が木造で燃えやすいことも知っていた。障子までも再現した日本の住宅を砂漠に建築し新開発したナパーム弾の威力も実験していた。最初から、日本での投下を前提として開発し、無差別に大量の民間人を殺すつもりだったのだ。

 さらに、アメリカ軍による虐殺は、1945年3月10日の東京大空襲だけではない点も見逃せない。例えば、同年5月には横浜の半分を空爆で灰にし数万人を殺した。本書は次のように記す。

After the firebombing of Tokyo in March of 1945, Curtis LeMay and the Twenty-First Bomber Command ran over the rest of Japan like wild animals. Osaka. Kure. Kobe. Nishinomiya. LeMay burned down 68.9 percent of Okayama, 85 percent of Tokushima, 99 percent of Toyama―sixty-seven Japanese cities in all over the course of half a year. In the chaos of war, it is impossible to say how many Japanese were killed―maybe half a million. Maybe a million.

「1945年3月に東京を空爆した後も、カーチス・ルメイが指揮する第21爆撃部隊は日本のその他の都市を野獣のように荒らして回った。大阪。呉。神戸。西宮。ルメイは岡山の68・9%を焼き尽くし、徳島の85%、富山の99%を灰にした。半年の間に日本の計67都市を空爆したのだ。戦争の混乱のなか、何人の日本人が殺されたのか正確にはわからない。おそらく50万人、あるいは100万人が亡くなった」

 このほかにも、日本人の気象学者である大石和三郎についても本書で初めて知った。世界で最初にジェット気流を発見した学者だ。しかし、エスペラント語で論文を発表したため世界で認知されなかった。アメリカ軍は第2次世界大戦末期に、爆撃機を日本上空に飛ばして初めて、ジェット気流に遭遇した。激しい気流のために高い高度からの精密爆撃が不可能だったことも、東京大空襲の無差別爆撃につながった一因だった。

 本書がアメリカでベストセラーになったおかげで、多くのアメリカ人が東京大空襲の実態について知るのはありがたい。あわせて、日本人がもっと東京大空襲について知り、犠牲者を追悼し、世界に発信する必要を感じた。

コメント (3)

沖縄戦は米軍のジェノサイドであり、戦争犯罪である

2022-08-29 00:36:19 | ●●沖縄の黒歴史

 

 

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しかしながら、沖縄タイムスが、梅澤、赤松両隊長の名誉を傷つけ、同時に旧日本軍を「残虐非道」と決めつけ、日本を貶める反日史観に対し、已むに已まれぬ思いで、歴史の歪曲に立ち向かう決意です。

出版の目的の詳細は下記引用の「前書き」(※)に、説明してあります。

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つきましては、コロナ不況で経済情勢もきびっし折柄、誠に勝手ではございますが、皆様の献金ご協力を伏してお願い申し上げます。

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※「前書き」に続き、週一回の割りで本文の一部を抜粋、紹介して、皆様のご理解に供したいと思います。
 
 

沖縄戦を説明する際「悲惨な地上戦」を強調するがあまり、米軍が沖縄本島に上陸した1945年4月1日を起点にする人が多い。

これは、間違いである。

米軍のジェノサイドを隠蔽するための歴史歪曲である。

米軍は、前月の3月26日には那覇と目と鼻の先にある座間味島、渡嘉敷島など慶良間諸島を海が黒く見える程の大規模軍艦で取り囲み、逃げ場失った島民を艦砲射撃で無差別攻撃して大量虐殺(ジェノサイド)を行っている。

後に国民を二分する大論争を巻き起こした沖縄集団自決論争は、沖縄タイムス編著の『鉄の暴風』が端緒となるが、米軍は、「近代戦の勝敗は鉄の消費量ににある」と言われるほど、民間人が右往左往する慶良間島を「”鉄”の暴風」で無差別攻撃した。米軍は大量の爆撃で民間人を虐殺したが、その一方島に駐屯した梅澤大佐、赤松大尉らが率いる軍隊は、島の「守備隊」ではなく海の特攻隊であった。

それもベニヤ板で作ったマルレと称する特攻艇で大量の米軍艦に体当たりして自爆する極めてお粗末な特攻隊であった。したがって、特攻隊である彼らは特攻の自爆攻撃に必要な爆薬や手りゅう弾と旧式の小銃のみの軍装備であった。

更に沖縄戦における米軍の住民虐殺の痕跡を辿ると、前年の1944年10月10日の那覇空襲にたどり着く。那覇空襲の詳細は省くが紛れもない民間人に対する無差別爆撃であり、翌年の東京大空襲、広島、長崎への原爆投下によるジェノサイドに繋がっていく。 沖縄メディアは学童疎開船対馬丸を撃沈を、口減らしのため軍が強制した悲劇と報じて米軍の民間輸送船攻撃を隠蔽するが、対馬丸撃沈も学童輸送船と知りつつ攻撃した米軍のジェノサイドである。

 

対馬丸事件とは、1944(昭和19)年8月22日、本土への疎開のため、沖縄の児童約800名を含め、約1800人を乗せた貨物船「対馬丸」がアメリカの潜水艦によって沈められ、児童の9割以上が亡くなったという痛ましい事件のこと。

①なぜ「非戦闘員」を乗せた対馬丸が攻撃されたか? 

アメリカは、開戦当初から、「軍民を問わず敵国に関係すると思われる艦艇・船舶すべてに対し、潜水艦が無警告で攻撃する」という「無制限潜水艦作戦」を実施していた。

このため、対馬丸のような民間船も攻撃対象とされた。

②それは戦時国際法違反ではないのか? 

違反である。

アメリカの潜水艦は「学童の乗船」を知っていたのか? 

学童疎開の児童が乗った船であることはまったく知らなかったと言われているが、暗号解読により学童疎開船であることは認識していた。


「無線傍受翻訳 対馬丸 1944年8月16日」【0000036968】

 米潜水艦部隊は、日本軍の暗号解読に成功し、日本近海を航行する商船、艦船の待ち伏せ攻撃を強化していました。この資料は、米軍が傍受した日本軍の無線の翻訳記録です。対馬丸その他の船舶が「8月16日16時に上海から那覇へ向けて出航する」ことを伝えています。KAZUURA MARU(和浦丸)、GYOOKUU MARU(暁空丸)、そしてTSUSHIMA MARU(対馬丸)の3隻は、船団を組んで8月21日に那覇港を出港しました。

米潜水艦ボーフィン号の対馬丸撃沈に関する報告書は、下記の資料群に含まれています。
米国潜水艦戦時哨戒報告書、1941年~1945年

 

 

■沖縄戦から、東京大空襲、広島、長崎原爆投下に繋がるジェノサイド

昭和20年(1945年)3月10日深夜、米軍のB29が東京下町に325機襲来し、焼夷弾38万発を投下した。  

その無差別空爆の結果、約10万人が死亡し、100万人が被災するという史上最大の空襲になった。

この作戦の特徴は、通常の爆弾ではなく、ガソリンを振りまく焼夷弾だったことだ。

ガソリンを振りまいて火をつける為、木造家屋が多かった下町地区はあっと言う間に火の海になった。

戦争とは国際法に基づいた一定のルールのもとに行われる。

一定のルールとは

⑴ 軍事目標以外への攻撃禁止(降伏者、負傷者、民   
  間人等の攻撃禁止)

⑵ 休戦旗を揚げながら戦闘する行為の禁止

⑶ 遭難信号を不正に発信する行為の禁止

⑶ 赤十字旗を揚げながらの軍事行動の禁止

⑷ 軍事的必要性を超える無差別な破壊・殺戮
  の禁止

⑸ 捕虜虐待の禁止

⑹ 対人地雷使用の制限

⑺ 化学生物兵器使用の制限

⑻ 開戦に先立つ宣戦布告義務

非戦闘員や民間人を殺戮したり、無差別な破壊、殺戮は禁止されている。

従って沖縄戦の那覇空襲、慶良間島の無差別民間人虐殺、東京大空襲、広島、長崎原爆投下は明らかな戦時国際法違反であり、東京大虐殺、広島大虐殺、長崎大虐殺、と呼ぶべき非人道的戦争犯罪である。

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コメント

沖縄県知事選、街頭演説中の候補者、銃弾を投げつけられる 

2022-08-28 08:11:01 | 政治

 

 

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読者の皆様へ

昨年来、沖縄タイムス編著『鉄の暴風』による歪められた沖縄戦の歴史を是正すべく、「慶良間島集団自決」を中心に長年当ブログで書き綴ってきた記事をまとめて出版する予定でした。 ところが思わぬ難問が続出して出版の足枷となりました。 まず昨年末から今年の初めにかけて、激しい腰痛を患い寝たきり状態を余儀なくされました。 そのため、ブログを休載したり、今まで経験のないコロナ禍、ウクライナ戦争で思考が乱れ、加えて安倍元首相の暗殺というショッキングな事件でカオス(混沌)に陥り、脱稿が遅れてしまいました。

最後のそして最大の難関が出版費用の問題です。

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朝日新聞デジタル記事

街頭演説中の候補者、薬莢のようなもの投げつけられる 沖縄県知事選

光墨祥吾
 
写真・図版
女性が投げつけた薬莢(やっきょう)のようなもの=2022年8月26日午後6時39分、那覇市、谷津憲郎撮影

写真・図版

 

 26日午後6時半ごろ、那覇市中心部の交差点で、街頭演説をしていた沖縄県知事選の候補者が複数の薬莢(やっきょう)のようなものを投げられた。けが人はいない。投げたのはチョウ類研究者の女性で、沖縄県警が事情を聴いている。

 候補者は当時、支援を受ける自民党国会議員や県議らとともに、交差点にとめた選挙カーの上に立って演説していた。女性はその様子をスマートフォンで撮影していたが、次第に近づき、候補者や陣営関係者らに向かって薬莢(やっきょう)のようなものを投げつけた。周囲には多くの聴衆がおり、現場は一時騒然とした。

 女性は、沖縄本島北部の森で調査研究を続けるかたわら、米軍北部訓練場の返還地に残留している空包など米軍の廃棄物を見つけて通報したり、訓練場のゲート前に空き瓶や空き缶を散乱させたりといった活動をしていた。(光墨祥吾)

    • これ、対象が現職だったら具体名で詳細に報じていただろう。記事を一読して、何とか穏便に、間違っても選挙で自民党有利な風向きにならないように、という意図がありありと感じるのだが。

  •  
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    怪我がなかったとはいえ、公職選挙法第225条(選挙の自由妨害罪)に該当するのでは。  「選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。 1.選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき」

     

  • <button class="sc-boSogY lapNHX" aria-label="メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:7;" data-cl_cl_index="127"></button>

     

    訓練場のゲート前に空き瓶や空き缶を散乱させたりといった活動をしていた。 おかしくないか?活動をしていた? 以前、その犯罪行為をして、捕まった! 少なくても活動ではない。 「犯罪行為をして逮捕されたことがある」が適当だろ。

  •  

    疑問なんだけど、なんで現職知事ではなく候補者になんだろ? あと、 > 訓練場のゲート前に空き瓶や空き缶を散乱させたりといった活動 これって、不法投棄だよね? > 米軍北部訓練場の返還地に残留している空包など米軍の廃棄物を見つけて通報したり やってること同じだろ。

  •  
    <button class="sc-boSogY lapNHX" aria-label="メニューを表示" data-cl-params="_cl_vmodule:cmt_usr;_cl_link:button;_cl_position:9;" data-cl_cl_index="155"></button>

     

    平和を叫ぶ人間の方が、実は暴力的っていう矛盾。自分が絶対正しいと信じて疑わないから、酷い行為も正当化出来る。

  •  

    なんか前にTVで活動を紹介された方みたいだが、他にもっと方法があるでしょうに。こんなことは敵をつくるだけてわからないのかね…

     

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コメント (2)

【沖縄県知事選解説】櫻井よしこが玉城デニーのお花畑っぷりに激怒する【改憲君主党チャンネル】

2022-08-28 05:03:33 | 政治

 

 

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昨年来、沖縄タイムス編著『鉄の暴風』による歪められた沖縄戦の歴史を是正すべく、「慶良間島集団自決」を中心に長年当ブログで書き綴ってきた記事をまとめて出版する予定でした。 ところが思わぬ難問が続出して出版の足枷となりました。 まず昨年末から今年の初めにかけて、激しい腰痛を患い寝たきり状態を余儀なくされました。 そのため、ブログを休載したり、今まで経験のないコロナ禍、ウクライナ戦争で思考が乱れ、加えて安倍元首相の暗殺というショッキングな事件でカオス(混沌)に陥り、脱稿が遅れてしまいました。

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飲んで歌って踊るだけの取り柄のデニー知事が再選を果たすようでは沖縄の民度がアホということ。

デニー名言集「尖閣で中国船のパトロールを刺激しないように」

「中国様、一帯一路に沖縄を利用して欲しい」

 

【沖縄県知事選解説】櫻井よしこが玉城デニーのお花畑っぷりに激怒する【改憲君主党チャンネル】
4,461 回視聴
2022/08/28


red panther
3 時間前
投票者の身分確認をしっかり行い、成りすまし投票が起こらないよう厳格に取り仕切って欲しい。ヒダリストはやりかねない。


安藤のり子
1 時間前
沖縄の知事って何で選ばれたのか、沖縄の人たちは何故こんな人を選んだのかわかんない。中国人になりたいのかな?災害にあっても、自衛隊を頼むな


雨宿り?!!!。!
3 時間前
改憲君途中で珈琲飲んで欲しい(*´•ω•`*)…


美智子島津
3 時間前
本当に沖縄県民の皆様 選挙に行ってサキマさんを知事にしましょう️ 静岡県の二の舞にならないように選挙に行ってください
melon lucky
2 時間前
那覇より台湾が近い石垣島からこんばんわ! 本当、気づいてほしい!!!目を覚ましてほしい!!! お花畑の地元民…ダニーに投票すると…佐喜真氏しかいない!!と必死に周りへ訴えてるところです!!!


あき2017
2 時間前
沖縄県民は、イデオロギー無しに島の周りを見渡してみな。 今までのような、日本国により安全が保証された中で、被害者ポジションとっていればいいという状況では無くなった事に気付けるかな?


花房藤人
1 時間前
玉城が普天間に作りたいのは中国軍の輸送機が着陸する空港でしょうな


チーコ二世
3 時間前
玉きんデニーは終わってる


shige mori
3 時間前(編集済み)
日本の国防の要として、国税を使い県を国(国民)が支援してきた。沖縄の方には地政的に要所である理解からそうしてきたが、県民の方は支援(金)は受けて、国民の意思(国防)は受けないのか?甚だ、沖縄県民の民度が疑問。他県は比較にならないくらいの低い国税で我慢していると言うのに。甘えてませんか?


TAKE TAKU
2 時間前
沖縄県は台湾有事の時の避難訓練 をするべき。


返信を表示


直さん
2 時間前
夜型改憲さん、お疲れ様ですね そろそろ眠りに付こうかと思い気や、さんの配信を聞いて、恐ろしくて目が冴えてしまいました! 玉木デニーズって、この方ハーフの方でしょう?  どこの? アメリカ? 沖縄でしたら、アメリカですか~️? アメリカに恨みでもあるのでしょうかね? 沖縄の人々は、土地柄、おおらかな人が多く、私も大好きなところですが、何でデニーズさんに支持率が多いのか、不思議です。戦時中大変な思いを経験された沖縄県民の方々には、デニーズさんの人々を操った策略に騙されいるのでしょうね!きっと️ 危機感のないのは、沖縄の方々なのに気付いて欲しいのです️ おおらかな人柄が多いので.左翼等は騙し安いのですかねぇ️  中国は、中国共産主義国は!恐ろしい国ですよ️ 気付いて️
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増田泰博
1 時間前
玉城デニーがまた沖縄県知事になったら、 助かる命も失われる。


gooddeep357
3 時間前
沖縄県民の民度や如何に!(ω)


ハイスコアガール
3 時間前
玉城が4年で達成した公約は僅か4つ。公約を291掲げて達成できたのはたった4つです!公約達成率は1.4%。最近ミサイルが撃ちこまれた時も、中国に抗議もしないし沖縄を守る気持ちが感じられない。玉城を応援してる人達は何を評価してるの?現実を見て冷静に判断してほしい。


金田和子
2 時間前
改憲君主氏。動画配信お疲れ様でございます櫻○よ○こ氏がおパヨ蹴散らす
じゅん
33 分前
デニーのサムネ、ウケるw


焼き肉は大好物
2 時間前
沖縄は警察含む県民まで頭の中が南の島ですからね( ̄▽ ̄;)裏工作もなんくるないさーってもんでしょ・・


DaSha XIYUAN
1 時間前
重要な選挙の割には この三択ロースってどうなの? 国政選挙と同じ構図で、情けないわ
Ino80
3 時間前
維新が立候補下ろしたら良いんだが


さと ひさ
19 分前
昔から合わないと思う。ないちゃーとは、離れてる島国だから、でも、ないちゃーが決めるより基地とか、色々は私達が決めることです。


さと ひさ
1 時間前
別に昔から琉球人。切れよ。


ココのお母さん
12 分前
玉城デニー飲んで歌って踊るだけの取り柄そんな人に沖縄は守れません!


はんず
2 時間前
なんで?出ませんか? 沖縄は、北海道とは、違うのですか? 中国は、沖縄ですか? 日本は、アイヌは日本あでは、無いのですね、異民族とは? ジェンダーです。差別化推進します?
続きを読む


kinjiro3
1 時間前
毎晩夜遅くまで酒飲んでる県はやることが違うな。 日本から独立しろよ。


野村壮八郎
1 時間前
玉城と下地で表を取り合えばいいのだけど


Hiroshi
2 時間前
玉城さんのような人が、通るのは沖縄の人の民度だから仕方ないですね。 もっと早く動き気づけよ。


ココのお母さん
12 分前
玉城デニー飲んで歌って踊るだけの取り柄そんな人に沖縄は守れません!

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コメント (2)

メディアの切り貼り!「LGBT生産性ない」政務官・杉田水脈氏の差別的発言の遍歴

2022-08-27 09:56:04 | マスコミ批判
 

 

杉田水脈議員「嘘」発言あったと訂正し謝罪「女性蔑視の意図はない」…予告のブログで

配信

デイリースポーツ
 

杉田水脈議員

 自民党杉田水脈衆院議員(53)が、党会合で性暴力被害を巡り“女性はいくらでもうそをつける”との主旨の発言をしたとの疑惑を否定している件で、1日、予告していたブログでの説明を行った。9月30日に党本部への呼び出しを受けた際に、下村博文政調会長から真意が伝わる説明をするよう注意を受けたとしたうえで、「今後はそちらのほうをブログでしっかり書いていきたい」と述べていた。 【写真】9月30日には政調会長と面会 伏し目がちの杉田水脈氏  

【この日、「件の内閣第一部会・内閣第二部会合同会議に於ける私の発言について」と題して投稿した文面は以下】

 9月26日に投稿いたしましたブログ記事「一部報道における私の発言について」につきまして、一部訂正を致します。  件の内閣第一部会・内閣第二部会合同会議において私は大変長い発言をしており、ご指摘のような発言は行っていないという認識でおり、「報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていない」旨を投稿いたしました。

 しかし、今回改めて関係者から当時の私の発言を精査致しましたところ、最近報じられている慰安婦関係の民間団体の女性代表者の資金流用問題の例をあげて、なにごとも聖域視することなく議論すべきだと述べる中で、ご指摘の発言があったことを確認しましたので、先のブログの記載を訂正します。事実と違っていたことをお詫びいたします。  私の発言の趣旨は、民間委託の拡充だけではなく、警察組織の女性の活用なども含めて暴力対策を行なっていく議論が必要だということであり、女性を蔑視する意図はまったくございません。

 ただ、民間団体の女性代表者の例を念頭に置いた話の中で、嘘をつくのは性別に限らないことなのに、ご指摘の発言で女性のみが嘘をつくかのような印象を与えご不快な思いをさせてしまった方にはお詫び申し上げます。

 あわせて自由闊達な議論を旨とする自民党政調会の同僚議員の皆さまにもご心配をおかけし申し訳ございませんでした。

 もとより、女性であろうと男性であろうと、暴力や性犯罪は、人間の尊厳を踏みにじる許されない犯罪であり、私自身もひとりの人間として、啓発、相談や警察・司法の関与など、様々な方法で撲滅していくべきだと考えております。  自由民主党の部会はさまざまな政策課題を扱っており、外交上あるいは国民感情的にセンシティブな問題や、特定の団体が不利益を被るような問題、国民負担を増やすような問題もあり、それらについても忌憚のない意見、ひるまずに正面からなされる議論を担保するために「非公開」とされていると伺っております。  今後も政調会長からのご注意を肝に銘じながら、表現や言い回しに気をつけて自由闊達な部会の場で有権者の皆様の声などをしっかりとお伝えし、より良い政策の立案に励みます。最終新:

               ★
昨10月1日放映の坂上忍「バイキング」で、この話題に触れ、コメンテーターのお笑いタレントが「差別発言」を認めたのならブログで釈明せず、テレビカメラの前でキチンと説明すべき、と杉田批判を重ねた。
坂上がこの点をコメンテーターの平井解説員に聞くと、平井氏はニヤッと笑って両手のチョキ(ハサミ)でテープを切る真似をして、テレビ得意の「切り貼り」を避けるため」と説明。
 
坂上は苦笑いして話題を変えた。
成程、平井解説員の指摘する通り、石原慎太郎元東京都知事などはテレビの切り貼り報道」でテレビ局を何度も謝罪させた記憶がある。
では今回はどうだったか。
杉田議員のオリジナル発言にも「切り取り」による誤誘導があった模様。
私の発言を精査致しましたところ、最近報じられている慰安婦関係の民間団体の女性代表者の資金流用問題の例をあげて、なにごとも聖域視することなく議論すべきだと述べる中で、ご指摘の発言があったことを確認しましたので、先のブログの記載を訂正します。
今回判明した事実は、慰安婦問題がからんだ文脈の中での発言だったということだ。
自民党が「この件を隠さないで謝ったほうがいい」と判断したようだ。
共同通信の報道では「女性への暴力や性犯罪に関し『女性はいくらでもうそをつけますから』と発言」「女性への性暴力に対する相談事業について、警察が積極的に関与するよう主張。被害の虚偽申告があるように受け取れる発言をした」だった。

しかし今は「暴力や性犯罪は許せない。警察も含めて暴力対策を行なっていく議論が必要だ」と、杉田氏の主張が完全に逆転している。

杉田発言は「慰安婦問題では女性はウソをついたが、この問題も人間の尊厳を踏みにじる許されない犯罪だ。警察組織の女性の活用なども含めて暴力対策を行なえ」と読み取れる。
やはり悪意あるメディアに報道されると、トリミングで逆の主張に捏造されるという好例である。

杉田水脈議員の炎上発言がマスコミによる切り取りだった疑惑が浮上して有権者騒然

2020/10/02 01:02 1:

(やわらか銀行) [US]:2020/10/01(木) 23:40:27.25 BE:593349633-PLT(16000)

 


橋本琴絵
HashimotoKotoe

杉田水脈議員が当該発言をされた、場にいた議員の秘書の方から伝聞で聞いた話によると、あの発言は「(10歳で慰安婦にされたなど)
明らかに嘘だと客観的に証明できる嘘をついた女性たちについて、”こうした女性はいくらでも嘘をつける”」
という発言の「こうした」をトリミングしたという。許せないね。

https://twitter.com/HashimotoKotoe/status/1311623504626761728 

 

 

2:星ベソパパ(福岡県) [ZM]:2020/10/01(木) 23:41:44.13 ID:/2/ko5bX0


ノープロブレム

 

3:あんらくん(岐阜県) [US]:2020/10/01(木) 23:41:57.93 ID:9GFOFbbQ0


本当のことやだよなw

 

4:はち(おにぎり) [US]:2020/10/01(木) 23:42:07.92 ID:VBC0t6QS0


正しいやん

 

5:キキドキちゃん(東京都) [US]:2020/10/01(木) 23:42:19.29 ID:0FHgKw0k0


伊藤詩織について言ったのかと思ってたわ
やっぱりパヨクの陰謀じゃねえか

 

25:ゆうちゃん(大阪府) [US]:2020/10/01(木) 23:45:34.94 ID:3tA6PLa60

>>5
俺もそれだと思ってた
ほんとに>>1の通りならちゃんと釈明したらいいのに


131:なっちゃん(東京都) [PL]:2020/10/02(金) 00:48:37.83 ID:KgJiCRh80

>>5
暴かれたら困る在日パヨフェミは猛バッシングするわな
杉田も「事実関係が不明・証拠に欠ける場合は」と切り取られないようにtwitterやyoutubeで言うべきだったな


7:金ちゃん(神奈川県) [US]:2020/10/01(木) 23:42:44.99 ID:Zqu2SLyq0


また意図的トリミングだったの?

 

9:あんらくん(岐阜県) [US]:2020/10/01(木) 23:42:55.42 ID:9GFOFbbQ0


パヨクの切り貼り捏造は今に始まったことやないけどな

 

10:アッピー(茸) [RU]:2020/10/01(木) 23:43:04.80 ID:M4tf6SZz0


石垣のりこの時に批判もしなかった奴等が杉田の時は辞めろと騒ぐ

 

15:テッピー(西日本) [ID]:2020/10/01(木) 23:43:48.70 ID:06rxwbZW0


結局この人だから切り取られて印象操作されたんだろうな
余程おパヨ界隈には都合が悪いんだろう

 

27:パピプペンギンズ(神奈川県) [US]:2020/10/01(木) 23:46:37.01 ID:APPgpfZ70


だって証言が怪しい慰安婦多すぎだもの
なんで日本軍がジープで走ってんだよおかしいだろ

 

34:サニーくん(東京都) [US]:2020/10/01(木) 23:48:13.56 ID:N/VQS2ZN0


今本人のHP読んでるけど慰安婦団体の問題にからめていっぱい釈明してるのに
地上波は慰安婦のイも言わずに報道してるのスゲーな

 

46:ワラビー(神奈川県) [CN]:2020/10/01(木) 23:52:22.31 ID:T52lqO1/0


マスゴミは慰安婦部分もぶった切って
「女性はいくらでも嘘をつける」
って報道してるなw

既存のマスゴミ潰したほうが、日本のためになると心底思う。

 

53:ポコちゃん(東京都) [US]:2020/10/01(木) 23:53:34.29 ID:HTUuNKhe0


お前らはいつまで切り取り報道に惑わされてるんだ?
オールドメディアによる歪曲・偏向報道がネットにより暴かれて久しいのにまるで成長しないね

 

59:チューちゃん(茸) [US]:2020/10/01(木) 23:55:29.35 ID:6LNHIKph0


謝罪して訂正してるんだからマズかった自覚あるんだろ、周りが擁護したら逆にこの人の立場がなくなるのわからんかね
発言内容の良し悪しのフェーズはとっくに過ぎてるんだよ

 

61:ぶんぶん(埼玉県) [CN]:2020/10/01(木) 23:56:02.47 ID:TSvVfMm60


確かにこうやって明らかに嘘だと分かるからな

 

68:ムーミン(埼玉県) [RO]:2020/10/02(金) 00:01:06.33 ID:PhtXCRlQ0


慰安婦云々が事実ならSNSで反論すべきだったね
パヨクマスゴミにいいようにやられてんな

 

85:京急くん(茸) [ニダ]:2020/10/02(金) 00:13:51.16 ID:DDyHEWYH0


>>1の橋本琴絵ってやつが言ってることが正しいのかはしらんが、
杉田水脈本人はブログで慰安婦問題を例示した際の発言だということで認めたと明かしてる
なぜか報道では慰安婦に関する部分が一切カットされてるが

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3 日本本土の爆撃計画きまる 

2022-08-27 08:03:47 | ★原稿

 

 

 

3 日本本土の爆撃計画きまる  

 

 

 

 

 

 

日本は無差別爆撃と米側が抗議
対日報復爆撃案を検討
ドーリットルのB25東京初空襲
米大統領、蒋介石を激励
B29で日本本土壊滅の作戦
チャーチルヘの書簡
カムチャッカ基地案


はげしい空襲にさらされる重慶の市街:1940年5月から9月にかけて、日本海軍爆撃隊は168回の昼間爆撃、14回の夜間爆撃をくわえた

 一九四三年〔昭和十八年〕の春に、ウルフ将軍は新設の第五十八爆撃飛行団の指揮官に任命され、十二月までに、日本本土爆撃を開始できるように、中国へB29を配備するための準備を指令された。
 B29を極東に使用することは、ルーズベルト大統領みずからの考えであった。
 ルーズベルト大統領は、すでに一九四〇年〔昭和十五年〕十二月、パールハーバー攻撃の一年もまえに、中国によって日本本土が爆撃されるのをみたいもんだ、といっていた。
 三年以上にわたって、日本は陸と空から中国を攻め続けている。
 日本軍の爆撃機は、蒋介石の国民党政府が西にのがれて首都としていた重慶を、くりかえし攻撃してきた。
 重慶駐在のアメリカ大使ネルソン・T・ジョンソンは、一九三九年〔昭和十四年〕の夏までに六六回の空襲を体験していた。
 この無差別爆撃についてのワシントンの抗議に対して、日本側は敵の軍事目標に限定されていると回答していた。
 憤慨したアメリカ政府は、一九三九年の後半に、報復措置として航空機関係製品の輸出を禁止し、さらに一九一一年〔明治四十四年〕東京で締結され、一九四〇年一月二十六日で期限のきれる通商航海条約を更改しないと発表した。
 この条約の失効の翌日、国務長官コーデル・ハルは、ワシントン駐在日本大使に、日本軍飛行機によって爆撃された三五以上の中国の都市の名と、一部には日時までを明記してあるリストを手わたした。
 このリストには“中国にある米国資産で、日本軍の爆撃によって損害をうけ、しかもその位置は事前に日本当局側に通告され、米国国旗をかかげていたもの”の約二〇〇の事例も引用されていた。

1 日本は無差別爆撃と米側が抗議 top

 日本側が、中国側の軍事機関や施設以外のものを爆撃したことはないと否定するのに対して、ハル国務長官はこうのべた。
 「公的機関から、あるいは私的な情報や新聞などから、中国にある日本軍が、全く軍事的機関や施設のない場所で、住民を爆撃し銃撃をくわえた多数の事例についての詳細な報告が、わが国にきている。
 さらに、焼夷爆弾の使用は(必然的に戦闘員でない市民や、その財産に、むざんな損害を与えて)住民に大損害を与えてきた。多くのばあい、日本軍の航空攻撃は、武装してない住民たちを恐怖におとしいれようと意図しているとしか、考えられない」

フランクリン・D・ルーズベルト大統領:かれはドイツが新しく創設した空軍の真価をよく認めていた。

米国国務長官コーデル・ハル
アリ-シャンから東京を爆撃することを提案した。

 これにつづく数ヵ月、米国をなやませたのは、中国に対する日本軍の航空攻撃ではなくて、日本が、ヨーロッパにおけるドイツの勝利に刺激されて、新しい領土的野心を拡大していったことであった。
 ヒトラーの成功は、日本人の頭には“強い酒”のように作用した。
 日本軍は、重慶を爆撃することを続けたばかりでなく、一九四〇年六月十四日には、日本政府は東京のアメリカ大使に対して“これらの攻撃を強化しようと意図している“こと、中国内に残留しているアメリカ官憲あるいはアメリカ市民のうける損害には、責任をおえないと通告してきた。
 さらに六月二十日、パリがドイツの手におちたのち、インドシナのフランス当局をおどして、中国への軍需資材の輸送をおさえるために、インドシナ鉄道にそって日本軍の監視員を駐留させることに同意させた。
 そしてまた七月十八日、東京からの無言の威圧に直面して、苦悩する英国は、香港やビルマをへて行われている、蒋介石軍に対する軍需資材の輸送を停止することに同意した(この決定は十月に廃棄された)。
 一九四〇年の秋、日本はドイツ・イタリアと一〇年間の軍事的経済的同盟を結んだ。
 この三国同盟の目的は、ヨーロッパとアジアで“新しい秩序をうちたて、これらを維持する”ことであった。
 これらの出来事が、ルーズベルト大統領が、中国側に、なんとかして、日本を爆撃させたい、という希望を表明するようになった原因であると思われる。
 ルーズベルトと同じように、日本に対して怒りをかんじていたハル国務長官は、別の考えをもっていた。

2 対日報復爆撃案を検討 top

 一九四〇年十二月十日、ハル長官は財務長官へンリー・モーゲンソーと会談したときに、米国は五〇〇機の爆撃機をアリューシャンから出発させて、一回だけでいいから東京を爆撃して、日本人を痛い目にあわせるべきだといった。
 しかし、モーゲンソーが心にとめたのは、大統領の言葉のほうであった。
 彼はこのことを、ワシントンにいた中国の宋子文遣米特使にもらしており、のちに中国航空部隊の毛邦初将軍や蒋介石の軍事顧問であったクレア・シェンノート大佐たちと、中国軍による日本本土爆撃計画を検討した。
 毛将軍とシェンノート大佐は、一九四〇年の十一月末に、蒋介石の特使として、五〇〇機の米軍戦闘機と操縦士を中国増援のため派遣することを要請しに、ワシントンに到着した。


米国財務長官ヘンリー・モーゲンソー:
一九四〇年に中国にB17「空の要塞」を供与することを提案した

 航空機の購入計画を調整する権限をもっていた財務長官のモーゲンソーが、中国側が東京や日本の都市を攻撃するのに使うならば、B17爆撃機を供与しようと提案したときには、毛邦初とシェンノートはよろこんだ。
 蒋介石に電報で照会したところ、すぐにモーゲンソーの提案を受諾するという返事がきた。
 これにもとづいて、十二月中旬に、モーゲンソー・毛・シェンノートの三者が会談して、この計画をさらに協議し、シェンノートは地図によって、B17が日本を攻撃できる基地を指摘した。
 一九四〇年の十二月十九日にモーゲンソーは、この計画を大統領と数人の閣僚に提示し、ルーズベルトは喜んで同意を与えた。
 しかし、十二月二十二日、この全計画は陸軍長官スチムソン邸でひらかれた会議でダメになってしまった。
 この会合にはモーゲンソー、マーシャル参謀総長、それにノックス海軍長官も参加した。
 マーシャルは、米国はじゅうぷんな数のB17「空の要塞」を持っておらず、それに、すでに大統領から多数のB17をイギリスに派遣するよう要求されていると抗議した。
 モーゲンソーはただちに、このマーシャル将軍の抗議をうけいれ、長距離爆撃機のかわりに、一〇〇機の戦闘機を中国側に与えることにした。
 一方、一九四一年のはじめ数ヵ月間、シェンノートは 在中国米国義勇兵部隊の結成を急ぎ、米軍将兵のかりあつめに奔走した。
 これが、のちに“フライング・タイガーズ”〔空飛ぶ虎〕として有名になる部隊である。


1944年11月3日、中国昆明で:
クレア・L・シェンノート少将(左)とエドガー・E・グレン准将(右)


ドーリットルの爆撃機が東京を初空襲した。目標から煙がのぽる。

1942年4月18日 空母「ホーネット」の甲板を飛び立って日本にむかうB25B「ミッチェル」爆撃機

3 ドーリットルのB25東京初空襲 top

 パールハーバーに対して日本軍が奇襲をかけてからは、日本本土への報復爆撃の構想は、米国内で熱烈な支持をうけた。
 しかし一九四一年十二月七日〔日本では八日〕から一九四二年の春までは、日本軍はあらゆる抵抗をふっとばした。
 何万キロにもおよぶ大作戦を展開し、資源豊富な地域フィリピン、蘭領東インド、ポルネオなどを占領した。
 また香港、シンガポール、ラングーンを占領し、英軍をビルマからおっぱらい、中国への補給線であったビルマ公路を閉鎖し、グアム島、ウェーキ島、それにギルバート諸島を占領し、アリューシャン列島のアッツ、キスカ両島にも侵入した。
 わずかに、一九四二年四月十八日にジェームス・H・ドーリットル大佐の指揮するB25双発爆撃機が、空母から発進して東京を初空襲したことだけが、連合軍側の鬱憤をふきとばしたのであった。
〔この空襲は、一六機の陸軍双発爆撃機B25を空母「ホーネット」に搭載、東京から約一二〇〇キロの海上から発進し、東京、川崎、横須賀、名古屋、四日市、神戸などに昼間爆撃をくわえた。空襲後、一機はソ連のウラジオストクヘ飛び、他は東支那海を横断し中国東南部の山間地帯へのがれた。日本側の損害は軽微であった〕
 ドーリットルの東京空襲は、米国ではカッサイをはくしたが、これで報復の痛い目にあったのは、作戦に協力した中国側であった。
 日本軍は報復措置として、中国中部で大きな攻勢〔昭和十七年五月からの浙カン(せっかん)作戦〕にでて、ドーリットル隊の着陸した麗水飛行場などを破壊し、広範囲にわたる掃蕩作戦を展開した。


左から蒋介石総統、宋美齢夫人、スチルウェル中将:1942年4月9日ビルマのメイミョーで

4 米大統領、蒋介石を激励 top

 中国の抵抗力のよわいことを心配したルーズベルト大統領は、四月二十八日、公式に中国政府に対して、ひきつづき支援を与えることを約束し
 「日本軍はビルマ公路を封鎖するかもしれない。しかし、わたくしは、勇敢な中国国民にこういいたい。日本軍がどこまで前進してこようとも、蒋介石総統の軍隊に、飛行機と弾薬をおくる方法はかならず見つけることができる。我々は、中国の国民が、侵略者日本に対して、最初に立ちあがって戦った、ということを忘れてはいない」
とのべた。
「中国を戦争から脱落させないようにし、米国に対する中国国民の友情をつなぎとめる」ためルーズベルトはインドからヒマラヤを越えて蒋介石軍とシェンノートの航空部隊に補給を続けることを決意した。
 このあと一九四三年〔昭和十八年〕一月のカサブランカ会談〔モロッコのカサブランカで、ルーズベルトは英国首相チャーチルらと会談し、枢軸国側に無条件降伏をもってのぞむことなどを決定した〕の席上、蒋介石の軍事顧問ジョゼフ・W・スチルウェル将軍の具申した、連合軍がビルマを奪回するための地上作戦の準備を開始する、という計画を支持した。
 この会議では日本を爆撃する可能性についても協議した。
 マーシャル将軍はこの件について陸軍航空軍〔AAF〕の見解を代弁し、日本の工業は「航空攻撃に対して弱いから、強力な攻撃をくわえれば、日本の戦力を破壊できるであろう」とのべた。
 ルーズベルトはこれに同意した。
 彼は「日本に対する散発的な爆撃」でも「中国国民の士気高揚に大きな効果をもたらす」と考えていた。
 一月十八日、この問題の検討の席上、大統領は爆撃機をふくむ二〇〇機か三〇〇機の飛行機を中国におくることを提案した。


1943年9月、北アフリカでの会談のときのジョージ・C・
マーシャル将軍(右)とドワイト・D・アイゼンハワー将軍(左)
マーシャルは、日本の工業は航空攻撃に弱いので、強力な攻撃で
日本の戦力を破壊できるであろうという陸軍航空軍の見解を代弁した

1941年8月大西洋会談のときの
ルーズベルト米大統領(左)とウィンストン・チャーチル英首相

 そして蒋介石に電報をおくり、自分としては「総統がただちに日本に対して攻勢をとれるように、シェンノート将軍の航空部隊を増強することを決意しているので、この米国の援助の問題を討議するため、アーノルド将軍を重慶に派遣する」ことを通告した。
 しかし、このあと数ヵ月間は、英米軍の計画はヨーロッパ作戦で忙殺されており、米国の資源の大部分もそこにつぎこまれていた。
 ヒトラー打倒が最優先するというチャーチルの意見に完全に同意していたルーズベルトとしては、一九四三年には、中国・ビルマ・インド戦域〔CBI〕の要求する大きな軍事的援助はできない、ということもやむをえないと考えた。
 さて一方、スチルウェルとシェンノートの二人は、中国にかんする戦略について重大な論争をおこなっていた。
 シェンノートは一つの前提(あとで誤っていたことがわかったのであるが)、すなわち「我々は中国に日本を攻撃させねばならない。もし我々が直接日本を爆撃しようとするなら、中国に基地をもたねばならない」というスチルウェルの考えは了解した。
 しかしシェンノートは、さしあたっては連合軍は中国にある日本軍にもっと航空攻撃をかけるべきであるとした。
 これに対してスチルウェルは強力な中国軍ができあがらなければ、日本軍はドーリットルの空襲のあとでやったような大攻勢をかけてき、中国本土の連合軍側の航空基地を占領するだろうと反ばくした。
 スチルウェルはいう。最も優先すべきことは、中国軍の増強である。
 両者の論議はルーズベルト大統領に提出された。大統領はシェンノートの見解に同意した。
 この航空作戦のほうが重慶に対して直接的な援助になると思われたからである。
 在中国の日本軍に対する航空攻撃を強化するため、インドからの物資空輸作戦の増強も認可された。


5 B29で日本本土壊滅の作戦 top

 B29爆撃機による日本本土爆撃の具体案は、一九四三年八月のケベック会談〔カナダのケベックで行われた米英首脳会談〕で、はじめて表面化した。
 この会議でアーノルド将軍は「日本打倒のための航空作戦計画」という、ウルフ将軍指揮下の第五十八爆撃飛行団を使用する計画を提出した。
 この飛行団には、この七月に第一号機が生産されたばかりの新爆撃機B29が配備されていた。
 アーノルドは、このB29を中国中部、できれば長沙周辺に展開することを提案した。
 B29の二五〇〇キロの航続距離をもってすれば、日本の軍需産業を破壊する継続的な攻撃を開始できるだろうとのべた。
 アーノルドと幕僚たちは、一たび爆撃行動が開始されれば――それは一九四四年〔昭和十九年〕十月ごろになるが――日本軍は、この爆撃機の基地に攻撃をかけてくることを予想したが、中国軍やシェンノートの航空部隊は、この攻撃に対抗できるものと考えていた。
 この航空攻撃計画の根底にある理論は“ビリー”ミッチエルいらいの伝統そのままであり、航空軍戦術学校の空軍力本来の役割にかんする見解そのものであった。
 アーノルドたちは戦略爆撃によって、アメリカの空軍力は日本の軍需産業を無力にし、その航空部隊を制圧し、海軍艦艇と商船を撃沈し降伏に追いこむことができる、と信じていた。
 彼らは、七八〇機のB29が、一ヵ月に五回出撃すれば、六ヵ月で日本を破壊しつくせると計算していた。
 また彼らは、一九四五年の八月の末までには、連合軍の日本占領を可能にすることができるとのべており、この期日は統合参謀本部が考えていた、ドイツ降伏後十二ヵ月で、日本を敗北させるという目標にも合致するものであった。
 スチルウェルと中国・ビルマ・インド戦域の航空軍司令官、ジョージ・E・ストラトマイヤー中将は、この計画について意見を求められた。
 ストラトマイヤーはこの計画をルーズベルト大統領がカサプランカで最初に提案した計画に近づくように修正した。
 つまり、B29の基地をカルカッタ地区におき、中国内の前進基地で余分な燃料をおろして爆弾を搭載し、日本に向うことを提案した。
 インドに基地をおく構想は、爆撃攘の安全が確保されると同時に、整備上の問題を容易にする利点があった。
 この改訂された計画は「マッターホーン」と名づけられ、ワシントンで承認された。

6 チャーチルヘの書簡 top

 このあと、大統領は一九四三年の十一月十日、つまり蒋介石を招いていたカイロ会談〔エジプトのカイロでひらかれたチャーチル、ルーズベルト、蒋介石の会談〕で、英国としてはヨーロッパ上陸作戦の主問題、ルーズベルトは蒋介石ともに中国救済のビルマ作戦などを論じた。
 日本の戦後の領土処理なども決定された〕の直前に、チャーチルに手紙を送ってこうのべている。
 「我々は来年早々、新しい爆撃機をもって、太平洋の敵に強力な打撃を与える計画を準備中である。日本の軍事力、海軍力、および海運力はその製鉄工業に依存しており、現在は限界ギジギリまできている。その製鉄工業の原動力となっている満州および九州の炭鉱地帯は、中国の成都地区を基地とする長距離爆撃機の行動範囲内にはいるし、またこれを破壊できる。この爆撃機は、カルカッタ付近に建設中の基地から飛ばせることができ、現在やっている航空輸送をさまたげることにはならない……」
 「この計画を実現するために、長距離爆撃機の四つの基地建設に、あらゆる便宜を与えられるよう、インド政府に指示されることを希望する……」
 「これは大胆ではあるが、実行可能な計画である。この作戦を遂行することで、日本の陸海軍の戦力を低下させ、アジアにおける我々の勝利を促進することができるであろう」
 この同じ日、十一月十日に、ルーズベルトは蒋介石に電報して、成都地区に五つの飛行場を、一九四四年の三月末までに、一ちがいなく建設するように要請した。大統領はこうのべた。
「このB29による奇襲によって、日本に破壊的打撃を与え得ると衷心から確信している」
 チャーチルも蒋介石もすぐに同意した。
 そこで、十一月十四日に米陸軍省は、インドでの飛行場建設に必要な航空技術者と、ダンプカー中隊の移動を命じ、その第一陣は、十日後には、もうインドに到着した。

7 カムチャッカ基地案 top

 一九四三年十一月二十九日、テヘラン会談〔ルーズベルト、チャーチル、スターリンの三者会談で、イランの首都テヘフンでひらかれ、戦略の問題、戦後の問題などを検討した。スターリンはドイツ打倒後、日本を攻撃することを約束した〕のあいだに、大統領はジョゼフ・スターリンに、ソ連が約束した「日本に対する攻撃」を開始したらすぐ、日本を爆撃するためにB29を一〇〇機から一〇〇〇機を展開する基地をシベリアの沿岸地方に提供できないか、という意味の手紙をわたした。
 ソ連側は数ヵ月たってから回答した。
 カムチャッカにB29の基地を提供してもよいというものであったが、あいまいなもので、ついに実現しなかった。
 しかし、ソ連側はなんとかしてB29の機密を手にいれようと努力していたのである。
 これについては別の章でのべることにする。

コメント

消えた福建沖縄友好会館、基地周辺1キロの土地に売買規制 沖縄、広範囲の市街地も

2022-08-26 16:57:23 | 政治
 

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消えた福建沖縄友好会館、基地周辺1キロの土地に売買規制 沖縄、広範囲の市街地も

2021-03-15 06:18:28 | マスコミ批判

 

■スパイ天国日本
 
我が国の安全保障はスパイ防止法の未整備など法制上スパイ天国の状態が続いている。
ところが安全保障が懸念される自衛隊基地、在日米軍基地、原発施設の周辺の土地を外国資本が購入することは商取引の自由を根拠に放任されてきた。
 
危機感を感じた政府が外国資本による土地規制法案の閣議決定を試みた。
だが公明党の反対により先延ばしになった。
 
念のために付言するが今回の法案は土地購入の「規制」であり「禁止」ではない。
 
「規制」なら仮に規制案が閣議決定しても公明党の横やりで骨抜きになる可能性が大きい。
 
本法案の「規制」とは外国資本が土地購入の際、事前に購入者の氏名、住所などを届け出ることだが、安全保障に抵触するか否かに関しては別の審議するという。
 

安保対策の土地規制法案、公明の難色で閣議決定先送り 私権制限で反発警戒

 政府は安全保障上の重要な土地の買収対策として検討している土地利用規制法案について、目標としてきた9日までの閣議決定を見送った。公明党が過度の私権制約になりかねないとして、自民党に慎重な対応を求めているためだ。公明には、拙速な議論が同党支持層の反発を招き、近づく東京都議選や次期衆院選に影響を及ぼしかねないとの懸念がある。(力武崇樹)

 「いろいろ検討すべきことがある。しっかりと協議を尽くし、(自公)両方の共通認識を得ていく必要がある」

 公明党の山口那津男代表は9日の記者会見で、法案の扱いは与党が足並みをそろえるべきだと重ねて強調した。この日は政府が閣議決定の期限に設定したはずだったが、自民の「安全保障と土地法制に関する特命委員会」委員長の新藤義孝元総務相と公明の北側一雄副代表による協議は、今月始まったばかりだ

 協議の遅れは、新藤氏が新型コロナウイルスに感染したこともあるが、自民が2月18日の関係部会で法案を了承して以降も、公明内で慎重論が渦巻き続けてきたことが大きな要因だ。

 「そもそも『事前届け出』はなぜ必要なのか」

 北側氏らベテラン議員が同日の党部会で懸念を示したのは、自衛隊や海上保安庁の施設周囲や国境離島の中でも特に重要な土地として指定する「特別注視区域」についてだった。法案は一定面積以上の売買当事者に氏名や住所、土地の利用目的などの事前届け出を義務付けるためだ。

 虚偽の届け出に懲役を含む罰則を科すなど厳しい内容で、公明には「自由な経済活動を制約しかねない」と修正を求める意見もある。ただ、重要施設への侵入や機能の妨害を企てる不審者をあぶり出すのが本来の狙いで、「事前届け出は法案の肝」(自民関係者)ともいえる。法案の骨格部分で自公の溝は大きい。

 届け出をめぐって罰則を科されても、不審者に所有権は移ってしまうことにも、公明内からは疑問の声が上がる。「私権を制約する以上は、実効性のある内容でなければならない」(ベテラン)との指摘だ

 公明の懸念は、迫る都議選や衆院選への影響にも及ぶ。中堅・若手には「法案はバランスがとれている」との賛意もあるが、同党の支持層は私権制限への警戒が強いとみられ、幹部は「選挙への影響は無視できない」として慎重な姿勢を崩さない。

基地周辺1キロの土地に売買規制 沖縄、広範囲の市街地も 今国会法案提出へ

 
琉球新報

           米軍嘉手納基地

琉球新報社

                ★

識者からは「基地反対運動の封じ込めにつながる」と疑問視する声がある

識者というより琉球新報や沖縄タイムスなど売国メディア意見を反映する売国識者と言う方が正しい報道だ。

外国資本というが一番の問題の国は、尖閣収奪を目論む中国だ。

 

そもそも外国との商取引には相互主義( principle of reciprocity)が原則で、

相互主義(そうごしゅぎ、英語: principle of reciprocity)とは、以下のような内容の考え方をいう。

外交や通商などにおいて、相手国の自国に対する待遇と同様の待遇を相手国に対して付与しようとする考え方。
外国人の権利に関して、その外国人の本国が自国民に同等の権利を与えることを条件とする考え方である。

例えば、中国が日本の土地を購入できるなら日本も中国の土地を購入出来るのが相互主義だ。

ところが、共産主義国の中国では土地の売買はできない。その一方で中国人を株主にした登記上は日本国籍の企業が日本の土地を購入するのは可能であり野放しが現状だ。

従がって商取引の相互主義で言えば、中国に対しては土地購入を規制ではなく、禁止にすべきである。

■中国に騙し取られた「福建・沖縄友好会館」

大田昌秀元沖縄県知事が中国の甘言に騙されて、県民の血税で建築した福州市在の福建・沖縄友好会館の話を知る県民は少ない。

           ☆

沖縄の反日左翼の知識人といわれる人々は米国に対し憎悪剥きだしにする。

が、その一方で中国に対しては、「最近では資本主義経済になっているし、弁護士や裁判所もあるくらいだから、西欧社会とほとんど同じ」などと寝言を垂れ流し好意を示す。

中国がいくら資本主義の真似事をしても、国家の上に存在するのは一党独裁の共産党であると言うことを忘れている。

また中国政府が法治国家の体裁をつくろって世界の目を欺いても、法律の上に君臨するのは共産党という人治支配機構である。

一党独裁の共産党には選挙もなければ言論の自由も無い。

人権などは絵空事である。

今回の人権活動家陳光誠氏をめぐる米中のつばぜり合いは、言論の自由(体制批判)、人権などお互いに譲れない主張だけに世界の注目を浴びた。

中国が陳氏の希望を聞き入れて米国への亡命を認めたら、中国は自らを人権及び言論弾圧の国と言うこと認めたことになる。

そこで陳氏一家の米国留学と言う形で妥協したが、陳氏が米国に行ったからといって、「中国の闇」を公言できるはずは無い。 これまでの例でいうと、陳氏の親族や支援者たちを脅迫していると言うから、親族、知人友人が中国にいる限り人質を取られた状態であり、その点ではもう一つのヤクザ国家北朝鮮と何ら代わることはない。

過日の「朝生」に出演した大田元県知事が、中国と沖縄は昔から仲良くやってきた、と言いたいためについもらしてしまったひと言で筆者は眠気が吹っ飛んでしまった

大田氏は確かこんなことを言った。

「沖縄と中国は福建・沖縄友好会館でも仲良くやってきた」

大田氏が中国との友好関係を強調したいために、ふともらし「沖縄・福建友好会館」。

大田氏が先導し、沖縄県民の血税をつぎ込んだ「沖縄・福建友好会館」を知る人は少ない。

 

福建・沖縄友好会館落成式典

~新たな経済交流拠点に期待が集まる~

http://www.pref.okinawa.jp/98/kouhouka/wa9809/zoomup.html 


福建省の賀国強省長と会談する大田知事

 沖縄県と中国福建省との友好の架け橋となる「福建・沖縄友好会館」が福州市の中心街に完成し7月28日、大田沖縄県知事、賀国強・福建省長ら多くの関係者が出席し盛大に落成式典が催されました。
 友好会館は、沖縄県と中国福建省が共同出資して1994年10月から着工しているもので、完成までに3年9ヶ月を要し、地下2階、地上12階の鉄筋コンクリート構造です。沖縄の物産を展示する1階と、沖縄企業の駐在事務所や県産業振興公社福州事務所、福建・沖縄友好交流歴史展覧館などを配した4階-7階が沖縄側使用部分で、1階-3階と8階-12階を福建側が使用する予定です。
式典後、完成間もない友好会館内で沖縄県と中国福建省が経済、文化など各種分野での交流策を話し合う「第5回沖縄県・福建省交流サミット」が3日間の日程で開催されました。農水産業や商工業・交通、学術・文化、衛生・環境保護、一般交流など5つの分野で互いの協力関係を話し合いました。最終日には、協議内容の共同コミニュケ(総括備忘録)を発表し、調印しました。

             ☆

沖縄と福建省の共同出資で建築された「福建・沖縄友好会館」は、結局「中国は外国に不動産の所有は認めない」という「核心的利益」のため中国側に一方的に乗っ取られてしまうことになる。

ヤクザ国家の中国にとって中国妄信教徒の大田氏を騙して県民の血税を脅し取ることなど赤子の手を捻るようななものであった。

 

「沖縄・福建友好会館」は、現在も福建省福州市にある(はず)。

沖縄紙が報道しなくなって久しいが、結局「友好会館」は、結局は中国に奪われることになる。

手続きの複雑さなど理由/福建・沖縄友好会館/13社保留/入居企業わずか1社1999年6月13日

⇒ 県内企業入居数は6社/維持費ねん出が困難/福建・沖縄友好会館(2001.1.14)

親中国の太田昌秀元知事が中国に騙され、

「友好」の名に浮かれて、こんなバカ騒ぎをしていたことを、

沖縄メディアは忘れ去ってしまったのか。

紛争における中国との「話し合い」が、どんな結末になるかを忘れたわけではあるまい。

 

中国が赤子の手を捻るように沖縄県民の血税を詐取した経緯は、下記ブログに詳述してある。

消えた友好会館 沖縄と中国

【おまけ】

沖縄タイムス+プラス ニュース

中国・福建省と「交流深める」 友好20周年 翁長知事ら訪問団が出発

2017年11月10日 05:00有料

 沖縄県と中国福建省の「友好県省締結20周年記念事業」の訪問団が9日、那覇空港を出発した。団長の翁長雄志知事は「20年間の友好関係を基礎に、経済、文化の交流を深め、いい形で、いい方向性を見つけたい」と意気込みを語った。

 13日までの4泊5日の訪問。10~12日に、福州市内のショッピングモールで「福州沖縄観光物産展」を開き、黒糖菓子や泡盛、みそ、青汁など県内16社の約50商品を販売し、沖縄観光をPRする。

 翁長知事は10日、琉球王国が中国に進貢使節を派遣していたころに、使節のための専用宿泊施設として使われ、1992年に福建省が復元した「※琉球館」で記念植樹をするほか、使節の眠る琉球人墓を参拝する。

 また、福建省長を表敬訪問する予定。県産品を含めた輸出拡大に向け、検疫期間の短縮、同省の自由貿易試験区を使ったビジネスモデルの確立などで協力を求める。

 11日の合同芸能公演「文化の夕べ」では、県立芸大芸能団の学生が沖縄芸能を披露する。

 新里米吉県議会議長は「これまでの友好をより深めるとともに、新たな友人を作り、新たな交流を見つけたい。楽しみ」と胸を躍らせていた。

 何時の間にか県民の血税で建築した「福建・沖縄友好会館」が「琉球館」に変えられているが、マスコミは無視!

沖縄朝貢外交?、中国が喜ぶ反米事大友好外交…尖閣の領土や北ミサイルでは文句は言わず、米軍基地は反対

経済ニュース 2007年9月25日(火) 朝刊9面  
 
福建沖縄 友好会館/利用率低迷

 県と福建省が友好県省締結の条件の一つとして建設し、1998年に開館した福建・沖縄友好会館(同省福州市)の入居が低迷を続けている。利用の伸び悩みや管理費の出費を勘案し、県は、同居する福建省外事弁公室に対し、空きスペースの賃貸を検討している。県教育庁も会館7階の福建・沖縄友好交流歴史展覧館について、閉鎖して同室への賃貸を検討。賃借拡大要望する同省側と調整を進め、いずれも本年末までに結論を出す。

 同会館は、地下2階、地上12階建て。県は1階の物産展示場と、4―7階の使用権を有し、2005年から県産業振興公社に管理運営を委託している。それ以外のフロアは同省側が使用している。

 オープン当時の華南経済圏ブームから、中国進出を検討する県内企業の駐在事務所としての活用を見込み、県は4・5階部に21区画の賃貸事務所を設置した。

 しかし、当初から入居は伸びず、現在は2社、3区画しか利用されていない。99年に入居対象を県外企業にも広げ、賃貸料も1平方メートル950円(管理費込み)から同650円に下げるなどの誘致策を取ったが、入居は進まなかった。

 要因として、県は華南経済圏ブームの衰退を挙げたほか、同省最大のビジネス拠点・厦門(アモイ)や、上海市などに比べ「政治が主体の福州市や、福建省自体でビジネス展開が見通しにくいのでは」とする。さらに、中国特有の建築手法で、建物本体と内装の建設は別となっているため、追加工事の発生から工期が約4年間と計画の2倍近くかかり、企業の進出マインドが減退した可能性も指摘する。施行費も当初の約3億円から約5億5千100万円となり、両県省で追加負担した。

 教育庁の展覧館スペースがある7階の一部も今年1月から、外事弁公室に貸している。同室はさらに、展覧会部分やその他の未活用フロアの利用も要望している。

 県産業政策課では「有効な利用促進策がないのが実情だ」とした上で「財政難の中、管理委託費も掛かる現状では、中国側へ年限を区切って賃貸拡大を検討せざるを得ない」としている。

消えた友好会館 沖縄と中国

2006-04-16 11:37:30 | 未分類

「友好」という文字が付くと何でも友好的に考えるのはごく普通の感覚。 

日中平和友好条約、日中友好協会等と中国に関連するものに多い。

そういえば一寸前まで沖縄の新聞やテレビでよく話題になった「沖縄福建友好会館」の噂を最近聞かなくなった。http://www.pref.okinawa.jp/98/kouhouka/wa9809/zoomup.html

沖縄と福建の友好のシンボル「沖縄福建友好会館」が何処かへ消えてしまったのか。

東シナ海に浮かぶ蜃気楼のことを話しているのではない。

沖縄と福建の長い交流の歴史に感謝の気持ちを表す為という趣旨は耳に心地よい。

しかい、その友好のシンボルが消えてしまったとなると話が違ってくる。

巨額の工費で福建省福州市に建設した「福建沖縄友好会館」が中国側に完全に占拠されたというのだ。

同会館は地上12階、地下2階で述べ面積11000平方メートルで、総工費は2億円とされ全額沖縄県が負担した

当初、同会館の利用には沖縄・福建の「共同使用」が謳われていた。

が、中国側は完成後「共産主義体制にあるため、所有権なるものは中国には存在しない」と沖縄側に通知をした。

入居していた沖縄企業職員の立ち入りまで厳しく制限されたのだ。

結局、同会館は現在、中国外務省公室が独占使用しているという。

同会館建設計画書の冒頭に次の文言がある。

「福建省と沖縄は過去6百年にわたる長い交流の歴史がある、かつて琉球王朝時代、我々は福建省を始め中国から幾多の恩恵を受けてきた。・・・歴史的に得てきた恩恵、昨今の福建省の沖縄に対する特別な配慮に対する県民の感謝の気持ちを表す施設として建設する」。

ちりばめられた友好の言葉は美しい。 中国と琉球の友好の歴史に対する感謝の意に満ちている。

しかし、世界に雄飛するウチナンチュは30万人もいるという。

なのに僅か14人しか居ない福州市に総工費沖縄負担の友好会館を作る理由は何処にあったのか。http://ryukyushimpo.jp/variety/page-30.html 

まるで友好の名前に誑(たぶら)かされたペテンのような話だ。

計画当初、地元2紙も社説で同会館建設を応援しまくっていた。

が、途中から話に胡散臭さが出てくると、流石に1996年12月26日の沖縄タイムスは社説で「性急な会館建設」と大田県政の暴走を批判している。
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/19961226.html

沖縄を二等辺三角形の頂点に置くと、底辺の両端に上海と福建が位置する。

沖縄はこのように中国の主要港と身近な所に位置する。

経済交流の立場からは非常に有利である一方、地政学的には日本の南西国境の要所でもある。

裏を返せば絶えず中国の領海侵犯に接する緊迫した地域でもある。

福建は琉球王国の時代には中国への朝貢使節が最初に訪れる港であった。

そのため福建には旧琉球館跡や琉球人墓等の遺跡が今でも残る。

前大田知事の後を受けた稲嶺知事は、福建沖縄友好会館で中国に煮え湯を飲まされたにもかかわらず懲りなかった。

福建が駄目なら上海が有るさとばかりに中国西北航空の上海ー那覇直行便の赤字補填を県の予算で行った。

平成12年9月、この赤字分を一般会計補正予算に観光対策誘致事業費の名目で一億三千八百万円を計上し執行した。

どこの国の新聞かわからないような記事で御馴染の地元新聞も事中国に関しては常に友好的記事を書く。

昨年の6月30日の琉球新報のコラムに興味深い記事があった。

反日デモの後の緊張した時期日、稲嶺知事は上海・北京を訪問していた。

コラムは知事の同行記者の感想記だ。

以下引用

≪『鍵を握る中国人脈の構築』・・・小泉首相の靖国神社参拝問題など歴史認識をめぐる日中間のあつれきは、いまだ解消されていない。 
知事訪中で李筆星外相との会談も実現した。 
李氏は外務省のエントランスホールで知事一行を送迎し、全員と握手する歓待振り。 
呉儀副首相小泉首相会談を土壇場でキャンセルした事は記憶に新しいが、中国と歴史関係が深い沖縄とはいえ過剰サービスが際立った。
裏を返せば、日本政府への強烈な当てこすりとも映った。
外相と知事の会談設定で奔走したのが中国国際友好連絡会(有連会)。
故トウ小平氏の三女ら中国各界の著名人で作る民間組織で、外相の隣にメンバーが座るなど
中国政府への影響力を見せつけた。 
さらに知事一行を歓迎する晩餐会を北京の人民大会堂で開き、一同の度肝を抜いた。 
北京直行便開設の取り組みは緒に就いたばかりだが、沖縄県と有連会の関係強化も大きな課題だ。 
人治国家の側面をなお残す中国との交流推進では、何よりも人脈が効力を発揮することを再認識させられる度といなった≫

日本の首脳が冷たく面会拒絶されるのに、沖縄は特別扱いで中国首脳が歓待してくれた事への素直な喜びを記している。

中国は伝統に沿って「兵法書」通り動いたに過ぎない。(http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/6663188d3d6c9216d31a50
fed37f8462

手強い相手は面会謝絶。 組みし易しと見ると熱烈歓迎が中国秘伝の技だ。

中国はこう読んだ。

≪「沖縄福建友好会館」も乗っ取った。 上海直行便の赤字を県予算で補填するような朝貢県だ。 北京直行便でも赤字の場合はきっと補填してくれるだろう。 
沖縄の知事なんて組しやすい相手だ。 
接待攻めで度肝を抜くのは赤子の手をねじるようなものだ≫

中国の戦略的グランドデザインはこうだ。

先ず、一つの中国論で云うと台湾は中国の一省である。

沖縄は台湾の一地方である。

従って沖縄は中国の領土である。 (現在は「潜在主権」?)

「尖閣諸島を沖縄県石垣市に所属する」と言う日本の主張は中国にとって大歓迎。

潜在主権のある沖縄所属の尖閣諸島は中国が潜在主権を持つのであるから、当然近海の資源開発は中国が行う。 例え日本が実行支配をしてはいても。

これが中国帝国のグランドデザイン。

沖縄は中国が日本に放ったスパイ国とでも見ているのだろうか。

以前に琉球と中国の交流史を研究している琉球大学教授の講演を聞いた事がある。

件の教授、明らかに反日、親中国的な論調で自慢げに次のような趣旨の話をした。

≪沖縄は中国にとって特別の場所だ。 反日的な中国人も沖縄出身と聞くと笑顔で歓迎される。
東大の教授が行っても見せてくれないような資料を琉球大学から来たと告げると態度豹変。
喜んで貴重な資料を見せてくれる。 中国には『沖縄は日本に侵略された哀れな被害者だ』、と云う潜在意識がある≫

何処の国とも仲良くするに越した事はない。

が、「沖縄福建友好会館」については、正に中国の友好の催眠術に掛かったような二人の知事の愚行である。

その上、ノービザで沖縄を中国に開放するなんて、そのうち「友好会館」だけでなく沖縄そのものを乗っ取られかねない。(★琉球新報04/12/12 記事参照)


◆福建・沖縄友好会館落成式 平成10年7月28日
http://www.pref.okinawa.jp/98/kouhouka/wa9809/zoomup.html

◆沖縄タイムス社説1998年年12月26日
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/19961226.html

◆各国県人会一覧http://ryukyushimpo.jp/variety/page-30.html 

★琉球新報 04/12/12 22:10:36 ID:???

中国国務院新聞弁公室の趙啓正主任(メディア担当大臣)が11日、初来沖し、稲嶺恵一
知事らと那覇市内で会談した。席上、趙大臣は同席した宮本雄二沖縄担当大使に「中国公使
在任中、なぜビザなしで沖縄に行けるようにしなかったのか不満だ」とした上で、
「(沖縄大使在任中の)1年か、1年半の間に沖縄へのノービザ協定が締結できるよう
取り組んでほしい」と促した。本紙取材に宮本大使は「やってみるかいはある。各方面に
あたってみたい」と実現に意欲をみせた。外務省幹部が中国から沖縄へのノービザ実現に
積極的な姿勢を示したのは初めて。

席上、稲嶺知事は「大使の仕事は米軍基地問題だが、中国とのノービザも実現し、たくさんの
お客が沖縄に来るようにしてほしい」と、趙大臣の要請に笑顔で呼応し、宮本大使に実現
を求めた。

また、稲嶺知事は、難航している県の上海事務所開設と将来の北京―那覇直行便開設への
支援を趙大臣に要請した。

趙大臣は「沖縄から上海直行便ができたと上海市長から聞き、大変喜んでいる」と述べた。
その上で、事務所開設など「事業をする上で困難なことがあれば、上海には友人もたくさん
いる。役に立てればと思う。北京直行便の運行実現もサポートしたい」と支援を約束した。

懇談の中で、趙大臣は中国の沖縄事務所開設にも論及。同行した蔡名照副主任(副大臣)
を「沖縄に中国事務所を作ったら、蔡副主任を初代所長にしたい。任期は1年、知事が
OKならもっと長く配置したい」と知事や宮本大使らに笑顔で提案。終始和やかな会談と
なった。趙大臣らは県内観光地などを視察し、12日午後、離沖する。

引用元:琉球新報 (04/12/12)

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重慶市民、PCR検査に反抗!

2022-08-26 14:53:06 | 政治

 

 

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(ツイッター動画のスクリーンショット)

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高温、電力制限、干ばつ、山火事に耐えていた重慶市民がPCR検査に抵抗し始め、今回の検査を拒否した。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国重慶市での新型コロナウイルス感染拡大に伴い、23日、重慶市政府より、24日6時から重慶市中心部において全員PCR検査を実施すると発表し、当日中にすべて完了するよう求めた。高温、電力制限、干ばつ、山火事に耐えていた重慶市民をさらに苦しめ、多くの人々がPCR検査に抵抗し始め、今回の検査を拒否した。

 重慶市当局は23日、22日の新規感染者数は31人と発表した。同日、24日に重慶市中心部の全市民を対象に1回のPCR検査を義務付ける通知を発表した。全員が検査を受けることを確保するため、 24日0時に重慶市健康コード(渝康マー)がオレンジ色のポップアップとなり、24日中に受検しなければ25日以降の行動が制限される。オレンジ色のポップアップは、PCR検査を完了すると自動的に消えるという。

 ネットユーザーが投稿した動画では、40度を超える暑さの中で、重慶市民はPCR検査を受ける長蛇の列に並び、妊娠している女性が暑さで失神している様子が映っている。ある男性が救助しようとして、彼女の人中(じんちゅう)のツボをつまんでいた。

 

 動画に映っていることは、単なる孤立したケースではない。ここ数日、高温、電力制限、干ばつ、山火事などにずっと耐えてきた重慶の人々がどん底に落ち、さらなる高温下でのPCR検査を拒否し始めた。

 ネットユーザーが投稿した動画では、PCR検査場で、並んでいた市民が声をそろえて「PCR検査、やらない!」と叫んでいる様子が映っている。

https://twitter.com/i/status/1562168295201341440

 あるネットユーザーは、「PCR検査の乱政(乱脈な政治)に反対する!PCR検査を公に拒否した人に10元の奨励金を与える」と投稿した。

(翻訳・藍彧)

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玉城デニー、『沖縄県知事選県知事選で余裕の大勝利がほぼ確定!』ふざけんなぁ!沖縄県民の命を守るには佐喜真淳氏の一択だぞ!】

2022-08-26 06:18:51 | 政治

 

 

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【なんでぇぇぇ!?『玉城デニー、沖縄県知事選で余裕の大勝利がほぼ確定!』ふざけんなぁ!沖縄県民の命を守るには佐喜真淳氏の一択だぞ!】沖縄県民よく考えて!沖縄にミサイルを撃ち込んできた中国を大好きな玉城

27,035 回視聴
2022/08/25
 
昨日の沖縄タイムス一面トップは「玉城デニー知事の公約達成利率98%」の大見出しが躍っていた。
 
無為無策が得意のデニー知事が唯一大声を挙げたのは「あらゆる手段で辺野古阻止」のワンフレーズのみ。 それも大声を出すだけで「公約達成」には程遠い現状だ。
 
勿論、良識ある県民ならデニー知事の大嘘に気が付くはずだが、沖縄タイムスらのメディアがデニー知事の大嘘を見て見ぬ振り、聞いても聞かぬ振りで、一言も批判しない。
 
デニー知事の国語力によると「達成率=着手率」だという。
 
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★新・沖縄タイムスを恐喝した男!究極の転向者:富村順一、

2022-08-25 08:34:36 | ●●沖縄の黒歴史

 

 

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究極の転向者:富村順一、新・沖縄タイムスを恐喝した男!

2021-11-18

新・沖縄タイムスを恐喝した男!究極の「転向者」富村順一2009-08-11

■究極の逆転向者ー富村順一■

日頃言論の自由を標榜する沖縄タイムスが、その歴史に致命的汚点を残した事件がある。

沖縄タイムスの御用作家だった富村順一氏から50万円を口止め料として脅し取られた事件だ。

沖縄タイムスが、極左作家富村順一氏の恐喝に屈した理由は、大阪で警備会社に勤務する梅澤元裕元大佐を『鉄の暴風』の記事で「不明死した」と間違って報道した件だ。何しろご存命の方を、「不明死」などとデタラメを書いたのだ。

富村順一氏の恐喝に屈した沖縄タイムスは人目を避けるように「不明死」の記述を削除し口止め料として50万円を脅し取られた。

ところが富村氏は、タイムスの願いを踏みにじって自著で「削除記事」を暴露し大儲けをした。

現在大阪西成区に在住の元極左活動家富村順一氏は、係争中の「大江岩波集団自決裁判」には不自由な車椅子の体を忍て大阪地裁まで来て、梅澤・赤松両元隊長の無実を訴え、大江に謝罪を求める文書を配布した。

左翼に襲われ車椅子生活に!

 

それまでの極左的発言から、ドラマチックな「転向」をし、原告側応援団の仲間入りした富村氏は、それまでの作家として、あるいは沖縄の「文化人」としての安逸な生活を失ってしまった。 

富村氏が「転向」の代償として受けたのは社会的経済的マイナスの他に、「裏切り者」として左翼集団による肉体的暴力だった。その結果現在車椅子生活を強いられている。

富村氏は、左翼集団の暴力により、手にも損傷を受け、原稿を書くことさえママならない状態であるという。

■富村氏が極左作家になった経緯■

富村順一氏は1930年5月3日、沖縄県国頭郡本部に生をうけるが、生来の反抗心から学校でトラブルを起こし小学校二年で放校となる。

【追記】富村氏は2012.04.19に大阪で死亡したとされている。(享年82歳?【追記】2参照)

15歳で終戦を迎えるが、戦後は窃盗、暴力行為と刑務所の出入獄を繰り返し、1955年保釈中にクリ舟で米軍統治下の沖縄を脱出し、奄美徳之島経由で島伝いに鹿児島に上陸する。

以後全国を放浪するがその間も犯罪を繰り返し、各地の刑務所の出入獄をくり返す。

1970年7月8日、「70年安保騒動」に刺激をうけ、「東京タワー占拠事件」を引き起こす。 

その日、富村氏は牛刀二丁を手に、たまたま東京タワー見学中の米人宣教師を人質にとり、タワー特別展望台を占拠して、次のように叫んだ。

「日本人よ、君たちは沖縄のことは口をだすな」

「天皇は第二次世界大戦で300万人を犠牲にした責任をとれ」

「沖縄の女性みたいに、正田美智子も売春婦になり、沖縄人民のためにつくせ」

結局、逮捕、起訴され、懲役3年の実刑を受けるが、公判中その過激な言動に共鳴した左翼弁護士の支援団体が結成され、獄中で弁護団と交した手紙が『わんがうまりあ沖縄」(富村順一著 拓植書房 1972年)として出版されることになる。

出版日が沖縄返還の日の直前という話題性と、特異な犯罪を起こした沖縄出身者という好奇の目もあったが、そのたどたどしい日本語の文体をそのまま校正なしに出版したことが読者の興味をそそり、この手の本には珍しく重版を続けベストセラーの仲間入りをする。

ちなみに同書の前書きには「富村公判対策委員会 富村順一手記編集委員会」の名で次のような解説が付いている。

<○原文中、ら行とだ行の置き換えが、たとえば「やられる」が「やだでる」のように用いられています。これを17頁~35頁までの間のみ、ルビをつけ例としました。 それ以降は原文のままにしておきました。

○原文の漢字の誤用はカタカナに書きかえました。しかし、これはすべてではなく、誤解をまねくものを主にし、本人の原文中、カタカナで記されているものとの区別はつけません。

○送りガナはあえて統一しませんでした。

○原文中、促音がないものが大部ありますが、それも原文のままです。

○原文中、「   」の部分を傍点をつけ、「    」をはずしました。>

支援弁護団と出版社の描いた「小学校もろくに出てない虐げられた沖縄人が書いた日本に対する抗議の書」、といったイメージは見事成功した。

同書の成功以後極左集団の支持を受け、次々とサヨクが狂喜するような過激なテーマの出版を続け、沖縄に戻っても沖縄タイムスを始めとする左翼メディアや左翼文化人にちやほやされ、講演会や執筆活動に追われるようになり、すっかり沖縄左翼のヒーロー的存在になる。

富村氏の著作を拾ってみても沖縄の左翼文化人が喜ぶような過激なそのタイトルが並んでいる。

『沖縄にとって天皇制とは何か』沖縄タイムス社 編。 沖縄タイムス社。 1976。 タイムス選書 

『沖縄戦語り歩き 愚童の破天荒旅日記』 富村 順一 編著。 柘植書房。 1995。 

沖縄戦に散った愛 天皇の押し花になった子供たち』 富村 順一 著。 JCA出版。 1982。 

『隠された沖縄戦記』 富村 順一 著。 JCA出版。 1979。 

『韓国の被爆者』 富村順一 著。 JCA出版。 1980。 

皇軍とアイヌ兵 沖縄戦に消えたアイヌ兵の生涯』 富村 順一 著。 JCA出版。 1981。 

最敬礼拒否の足跡 戦犯天皇を裁く』 富村 順一 著。 破防法研究会。 1974。 

『十字架と天皇。 富村 順一 著』 たいまつ社。 1977。 (たいまつ新書18)。

富村順一氏意見陳述集 「東京タワー事件」』 富村 順一 著。 富村公判対策委員会。 1971。 

もう一つのひめゆり部隊 -戦後沖縄の売春婦-』 富村 順一 著。 JCA出版。 1982。  

 『琉球慰安婦 天皇制下の闇の性』 富村 順一 著。 JCA。 1977。  

 『わんがうまりあ沖縄 富村順一獄中手記』 富村 順一 著。 柘植書房。 1972。 

                    ◇

富村順一氏の人となり知るための参考に、本人を良く知ると思われる人物のネット記事を次に紹介する。

ニホンの夏を駆け抜けた三人との出会い(転載)

毎年この時期になるとなぜか三人の人間のことをおもいだす。ひとりは沖縄人であり、ひとりは日本人であり、そしてもうひとりは韓国人だ。ふたりはすでに故人となられ、もうひとりは消息が掴めない。▼最初に出会ったのは沖縄生まれの富村順一というヤクザものだった。二十代初めのころのことだ。どのような経緯から知り合うことになったか判然としないのだが、当時さかんにおこなわれていた新左翼系の集会の場ではなかったか。ごつい身体に野獣のような精気をみなぎらせ真っ黒に日焼けした四角い顔で手刷りのパンフをひとり頒布していた。パンフには『死後も差別される朝鮮人』というおだやかならざる表題が付いていた。好奇心から手にとってみた、そこには沖縄の離島のひとつで第二次大戦末期に日本軍によって島の住民多数が虐殺された事件のことが記されていた。そのなかには乳児までが日本軍によって斬り殺された在日朝鮮人一家・具仲会さんの名前があり、彼が訴えていたのは、そのことだった。「オレは沖縄人だが、在日朝鮮人は日本人に差別され沖縄人にも差別されている、住民虐殺のあったその島でも朝鮮人故に同じ虐殺遺族の人たちからも避けられてしまって居るんだ、二重三重の差別の実態をオレは告発したい」と富村はわたしに熱っぽく語りかけた。そうしたことからわたしも彼の運動に協力することになったのだった。▼沖縄出身のフリーライターの友人が居て彼もまた富村の主張に共鳴し参加した。やがて運動はひろがって、虐殺の地に無念の想いのままに死んでいった被害者たちの石碑を建てることになった。それはけして「慰霊の碑」ではない、むしろ死んでいった人びとの恨みを刻んだものであるべきだということになり、『痛恨之碑』と名付けることになった。

                   *

 
嘗て「東京タワ-事件」というのがあった。1970年7月8日の『朝日新聞』に「8日午前11時半ごろ、東京芝公園の東京タワ-特別展望台(地上250メト-ル)のエレベ-タ-前で、男が刃物を持ち『韓国人と20歳以下の者はおろしてやるが、日本人と、アメリカ人はおろさない』とわめいていると愛宕署に連絡があった。20人ほどいた客をエレベ-タ-で降ろしはじめたとき、男は新潟市の日本ル-テル教会宣教師ヒンズ・ダビテさん(39)のところへ男がかけより、ダビテさんの首に刃渡り20センチの包丁をつきつけた。愛宕署員が『刃物を捨てろ』と説得する一方で、さらに応援がかけつけ、約15分後にすきをみてとびかかり、警棒で包丁をたたき落とし、脅迫、銃刀法違反で逮捕した。調べに対し男は沖縄・本部東区富村順一(40)」と報じられていた。
1972年発行の富村順一公判資料『怨念は永遠に』によれば、事件当日の富村はシャツに「日本人よ君たちは沖縄のことに口を出すな」「天皇は第二次大戦で200万人を犠牲にした責任をとれ」と書いていたという。また、意見陳述では『天皇の娘である島津貴子や皇太子の妻美智子も皇后も、天皇や皇太子の前で米軍に強姦させてみたい」と述べたという。
 
私はこの資料を『青い海』大阪編集室で見た。編集長の津野さんから色々来と話を聞かされたが私には関心がなかった。あんなことで世の中が変わるのか、というのが正直な感想であった。大阪でも沖縄でも敬愛する先輩たちが富村裁判の応援に名前を連ねていた。
1974年発行の沖縄婦人連絡会議なるビラには「富村の女性解放への敵対を糾弾する、
また、白老出身のアイヌ・ウタリは「どうか我らウタリよ、この富村順一なるシャモ(蛆虫)にだまされないでください」などと富村への批判が続出した。
私は、1989年ごろ、大阪ナンバ高島屋前で富村順一を見かけるようになった。このとき貰った名刺には『新日本文学会/富村愚童」とあった。駅のタバコ自動販売機でピ-スを買ってあげると色々と話(「新川明の弱みをにぎっている」など)をしてくれたが、詳細は省く。数日後、富村は自分の本の宣伝をしながら、自分が載っているいる新聞記事(新聞名不詳)コピ-をくれた。新聞記事の題は「さがし続けた夏」で「富村順一、沖縄出身。62歳。かつて、新左翼から「反権力」の象徴にまつり上げられたことがある若いころは、ならず者だった。胸に骸骨、背中に竜の入れ墨がある。『骸骨の順』と呼ばれた。(略)
 
【おまけ】
沖縄タイムス・コラムに掲載された富村順一氏に関する記事。
1973年は沖縄返還の翌年である。
 

1973年6月22日http://www4.ocn.ne.jp/~toguchi/tomimura.html

  沖縄タイムス  唐獅子

  意識した熱狂を

 

わたしでないわたしが走り出し、ブレーキがきかなくなり、意味のわからないことを口走り、行動をとり始める。いま思うと、子どものころからその傾向があったが、政治運動に参加するようになってから、とみに顕著になった。

60年安保闘争のころ、学生大会や政治集会においてもそうであったし、市議会議員に立候補したのも、その後の諸々の闘争においても<いけない、いけない>とブレーキをかけても、暴走するのが常であった。 そんな自分に気付き、壁に<衆人みな酔い、われひとり醒めたり>と<闘いの中にあり、闘いの外に立つ>を貼ったが、結果はやはり狂気じみたものであった。

マックス・ヴェーバーが「職業としての政治」で述べている<政治状況への冷徹な厳しい認識><いかなるものにも挫折しない堅い意志>を持つ職業政治家(革命家)というものに、わたしは、羨望しつつも冷徹で透徹した頭脳による醒めた判断と行為、<白鳥の声など聞こえない(庄司薫)><狼なんかこわくない>といいきれるそのさまに、どうにもやりきれない嫌悪感と劣等感を抱く。

ところで、沖縄の政治(革命)家は、どうであろうか。憤死した謝花昇、「ズル顕」こと宮本顕治にまんまとやられた徳田球一、東京タワー占拠事件の富村順一、二宮尊徳像破壊の大城俊雄、皇居突入の沖青委、国会正門激突死の上原安隆、国会への爆竹投下の沖青同。彼らに共通した沖縄的なものがありはしないか。政治外の日常生活においても、衝動・唐突、大胆・狂気としか思えぬ行動をある日突然行う傾向を沖縄の民は多く持っているのではないだろうか。ロシア革命での作家ゴリキーの悲鳴に似た心やさしいひよわさ、私小説風にいえば、破滅型としかいいようのない傾向を沖縄の民は宿命的に持っているのではないだろうか。お人好し丸出しで痛々しい屋良朝苗知事、背伸びしながらシドロモドロな演説をする国場幸昌議員、両氏の演説の中に自分自身の類型を発見しない沖縄の民は少なくないだろう。

先日、石川県金沢市で富村順一氏から渡された小論文の題名が『浮んだ舟は走る』。わたしは中野重治の『歌のわかれ』を思い浮かべながら、「こんな歌をうたってはいけませんよ」といったが、富村氏の言動に自分自身の多くを見た嫌悪感がいわせたものだった。

さて、沖縄の民は、冷徹な立ち振る舞いなど出来ないのだから、貧乏くじ引き引き意識しながら、熱狂であろうではないか。

 

【追記】2

ブログ「富村順一死す | 無恥無情/『大阪府警の隠し事』の2012.04.19 に富村の死亡が載っている。

いつまで経っても、彼の死亡情報がネット上に現れないので、本ブログで述べておく。平成13年秋の生活保護法による保護決定から十有余年に及ぶ生活・住宅・医療扶助を受けつつ、何不自由のない生活を大阪市西成区にて送っていた富村順一は、同区梅南2にある借家を終の棲家として、この冬に死亡した。晩年には車椅子生活となり、昨秋までは電動式のそれを駆って、早朝に自宅を出て勝間街道を北上、鶴見橋商店街を東進して国道26号線を越え、あいりん地区(通称・釜ケ崎)にある労働センター付近を徘徊して露店で買い求めた弁当類を付近の公園や南海電鉄の高架下あたりで食して朝食をすませるという生活を続けていた。

【追記】3

 

【おまけ】

沖縄集団自決の真実

「沖縄人の見た沖縄戦」①

――座間味戦の裏側にあるもの――

 

ルポライター(沖縄県国頭郡出身)   冨村順一(大阪市西成区77歳)

 

平成20年1月10日  昭和史研究所会報 第129号

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

残されたわずかな時間の中で歴史の証言を収集記録し、後世に伝えます。

これは本来国家のなすべき事業なのです。

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〔解説〕

平成19年11月9日、大阪地裁。大江・岩波裁判の日。

傍聴券を求める人々の中に車椅子の人物がいた。

この人が配布したA4判3頁の文書は、梅沢・赤松両元隊長の無実を訴え、

大江健三郎に謝罪を求める切々率直な内容のものであった。

 

この人こそ誰あろう。

かつては左翼反戦平和運動に携わりながら、梅沢裕隊長の「自決命令」の

なかったことを知るや、翻然梅沢氏弁護の運動を開始し、それが宮崎初枝

女史の告白を決意させ、また神戸新聞に「梅沢隊長の命令なし」の記事

を掲載させるきっかけをつくった冨村順一氏(『隠された沖縄戦記』などの著者)だ。

 

いわば梅沢隊長の冤が晴れる大きな一歩を刻んだ富村氏の正直で義に

強い人柄に、かねて中村は敬服していたが、大江裁判の折に氏の配布した

文書を読んで感銘を新たにし、氏に二、三の質問を含んだ書簡を送った。

 

それに対して11月30日、氏からテープレコーダーに録音した

委曲を尽した返事を頂戴した。貴重な体験と証言を含む内容なので、

一部を割愛して掲載させて頂くことにした。(中村)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

〔註〕「中村」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E7%B2%B2

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★以下、富村順一氏のテープおこしの本文です。★

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 中村先生、今晩は。

先生からの御手紙を拝読し、直ぐに手紙を出そうと思いましたが、

何分にも手足が不自由で遅れたこと申し訳ありません。

 

話は違いますが、近所に梅南座という芝居小屋があります。

そこの主は沖縄出身の渡口さんというお婆ちゃんです。

このお婆さんは、娘さんやお孫さんも毎日のように私の家に来て

よく私の面倒を見てくれます。

そのような方ですから、私は先生から来た御手紙を劇場のママに見せました。

ママが「返事を書いたのか」と聞くので、ヘルパーに代筆を頼んで、

毎日四、五枚づつ書いていると話したところ、「このように大切なことは

ヘルパーの代筆では駄目だ。

貴方は手足は不自由でも口は利ける。

録音を取って生の声を包み隠さず、テープで差し上げなさい」と仰有った

ので、「テープレコーダーがありません」と話したところ、ママが

「じゃ、買えばいいんじゃないか」と仰有ったので、「そのようなお金は

ありません」と云ったところ、「じゃ、金は私が出すから録音テープで

自分の気持を先生に伝えた方がいい」と仰有って金を置いて行って下さった

ので早速テープレコーダーを買い、録音で先生に座間味戦記のことを

お伝えしようと思っています。

 

大城明さんの自殺

 

 私はここ十四、五年間、大衆の前へ出たことがありません。

故に梅沢さんはじめ私の知ってる方には、

私が死んだという噂が飛んでいる現在です。

何故、そのような私が今頃、大江裁判傍聴に行こうと思ったのか、

訳があります。

 

 一昨年(平成17年――中村)の10月1日、大阪西成区の津守公園で

大城明さんという沖縄出身の方が自殺いたしました。

彼は若い頃、ベトナム戦争反対、基地反対、部落開放運動なんかに

首を突っ込んでました。また非常に読書家でもありました。

 

 彼が自殺一週間前、突然私の家に来たのです。私の家に来るなり跪いて

「富村さん、本当に申し訳ありませんでした。

富村さんが練馬区の元町公園で二匹の犬と野宿しているときに、

夜六人の仲間と一緒に襲い、二匹の犬を殺し、富村さんに怪我をさせ、

富村さんが車椅子の生活をするようになったのは私達です。

私がそのリーダーでした。

その理由は、富村さんが書いた「座間味戦記 / 梅沢隊長は生きている

――自決命令はなかった」という『隠された沖縄戦記』を読みました。

沖縄には沖縄の偉い大学の先生や文化人が書いた『鉄の暴風』、

沖縄県教職員組合が書いた『沖縄戦の真相』、『沖縄県史』がある。

それらは何れも自決命令で、梅沢隊長は従軍慰安婦と爆死したことになっている。

 

だが富村さんは「隊長は生きている」と云う。

富村さんは右翼から金を貰って嘘の本を書いたに違いない。

このような沖縄人はいない方がいい。

二度と本を書けないようにしてやろうと、富村さんを襲い、袋叩きにしたのは

私達で、そのリーダーが私でした。本当に申し訳ありませんでした」

と云いながら鞄から一冊の本を取り出しました。

 

宮城晴美さんが書いた『母の遺したもの』という本でした。

十年以上も本と縁がなく、新聞も余り読みませんでしたので、

この本が出ていることも全く知りませんでした。

 

その本をテーブルの上に置き、「梅沢さんは自決命令を出していない、

ましてや、死んだといわれた梅沢さんが健在であることを知りました

。自分たちは取り返しのつかないことをしてしまった。

富村さん、本当に申し訳ありませんでした」と跪いて詫びたのです。

 

余りに突然のことで、私も宮城晴美さんが本を出したことも知らず、

どのように大城君に返事をしていいやら、言葉を失い、黙っていると、

大城君が

「富村さん、近い中に私は本を読めない所へ行くんだ。

富村さん、この眼鏡はフランス製です。いい眼鏡です。

もしレンズが合わなければ、レンズだけ替えてお使い下さい」

と眼鏡をテーブルの上に置きました。

彼は読書家でもあったので、私は「じゃあ、お前は好きな本を読まないのか」

と云ったところ、「本を読めない所へ行くんだ」と――。

 

 私はその意味をすぐには理解できませんでした。

それから一週間ほど経って、彼の友人が私の家に訪ねてきました。

 

 「実は大城明さんが自殺しました。

彼の部屋に富村さん宛の手紙がありました」と云いました。

彼はその手紙で何度も何度も「申し訳ありませんでした」と詫びていました。

またお母さん達にも、富村さんに迷惑をかけたから、お詫びするようにと

遺言があったようです。

その後、大城君のお母さんやお姉さんからも電話がありました。

「申し訳ない。何か困ったことがあったら連絡下さい。

可能なことはして上げます」ということでしたが、

私は「何も困っていません」と申し上げてお断りいたしました。

 

私は大城さんの自殺を考へ(ママ)た場合、まだ沖縄戦は終わって

ないんだと思うと同時に『鐵の暴風』や沖教組が捏造した

座間味戦記を書かなければ、このような自殺は出なかった訳です。

故に私は仮(たと)え手足が不自由でも、車椅子で外へ出かけることが出来る、

今度の大江裁判でも傍聴して、加納であれば事実を訴えようと思い、

裁判所へ行きましたが、残念ながら、傍聴出来ず帰ってきました。

 

 その後、大阪の関係者から二回ほど話を聞きに来ましたが、初対面であり、

どのような方かよく分からないので一部始終は話していません。

だが、先生のお手紙を読み、劇場のママからも、知ってること思ってる

ことを全部包み隠さず先生にお伝えするようにと云われておりますので、

私も知ってることを包み隠さず先生にお話しようと思います。

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【沖縄県知事選挙2022】玉城氏・佐喜真氏・下地氏の政策発表

2022-08-25 06:36:14 | 政治

 

 

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読者の皆様へ

昨年来、沖縄タイムス編著『鉄の暴風』による歪められた沖縄戦の歴史を是正すべく、「慶良間島集団自決」を中心に長年当ブログで書き綴ってきた記事をまとめて出版する予定でした。 ところが思わぬ難問が続出して出版の足枷となりました。 まず昨年末から今年の初めにかけて、激しい腰痛を患い寝たきり状態を余儀なくされました。 そのため、ブログを休載したり、今まで経験のないコロナ禍、ウクライナ戦争で思考が乱れ、加えて安倍元首相の暗殺というショッキングな事件でカオス(混沌)に陥り、脱稿が遅れてしまいました。

最後のそして最大の難関が出版費用の問題です。

出版不況の折、すでに忘れ去られた感のある「沖縄集団自決」という地味な問題の出版に興味を示す出版社が無いという現実です。

 

■出版費用の献金のご協力願い

しかしながら、沖縄タイムスが、梅澤、赤松両隊長の名誉を傷つけ、同時に旧日本軍を「残虐非道」と決めつけ、日本を貶める反日史観に対し、已むに已まれぬ思いで、歴史の歪曲に立ち向かう決意です。

出版の目的の詳細は下記引用の「前書き」(※)に、説明してあります。

※★前書き★

つきましては、コロナ不況で経済情勢もきびっし折柄、誠に勝手ではございますが、皆様の献金ご協力を伏してお願い申し上げます。

献金額の多寡は問いませんが、一口1000円以上にして頂けると幸いです。

まことに勝手なお願いですが、宜しくお願いいたします。

狼魔人日記

江崎 孝

お振込先

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 名義:江崎 孝
  • 記号:17050
  • 番号:05557981

 

ゆうちょ銀行以外からお振り込む場合の振込先

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 金融機関コード:9900
  • 預金種目:普通預金
  • 名義:江崎 孝
  • 店名:708(読み ナナゼロハチ)
  • 店番:708
  • 口座番号:0555798

※「前書き」に続き、週一回の割りで本文の一部を抜粋、紹介して、皆様のご理解に供したいと思います。
 
沖縄タイムス紙面掲載記事

[知事選 9・11]3氏、決戦へ討論白熱 公約実現率98% 玉城氏  経済の危機突破 佐喜真氏 国に頼らず成長 下地氏  きょう告示

2022年8月25日 05:00有料

 任期満了に伴う9月11日投開票の第14回県知事選挙が25日告示される。沖縄タイムス社は24日、琉球放送(RBC)、琉球朝日放送(QAB)と共催で、立候補を表明している現職の玉城デニー氏(62)、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)、前衆院議員の下地幹郎氏(61)による公開討論会を開催した。玉城氏は「公約実現率は98・6%で県政発展の政策を進めた」と実績を強調、佐喜真氏は「経済危機の突破と子ども特区の導入」を掲げ、下地氏は「政治を変え国に頼らず沖縄を成長させる」と訴えた。討論会は沖縄タイムスのユーチューブチャンネルで視聴できる。

(知事選取材班)=4・28面に関連、27日付で詳報

 3氏同士が質問する「クロス討論」では、「辺野古反対を訴えながら埋め立てられた責任は」と問う下地氏に対し、玉城氏は「法律に従い不承認にした工事を進める政府は非常に横暴だ。その政府に従うことは県民も私も絶対に納得しない」と指摘した。

 「2030年までの普天間返還の具体策」を問う玉城氏に佐喜真氏は「普天間問題を一番知り、解決できるのが私だ。那覇空港第2滑走路も工期を短縮したように政府と信頼関係を構築し協議を重ねれば返還は実現する」と訴えた。

 「大浦湾を埋め立てなければ普天間は固定化するのでは」との佐喜真氏の問いに下地氏は「馬毛島に訓練を移すことで訓練は全てなくなる。既に埋め立てられた地にオスプレイを移駐すれば4年以内に全てが解決する」と強調した。

 また、本紙企画「私は聞きたい」で読者から寄せられた質問も取り上げた。公文書管理条例の制定に3氏は意義を認めた上で玉城、佐喜真両氏は「検討」、下地氏は「賛成」とした。

 有権者への訴えでは、佐喜真氏は「平和を守り、経済危機を突破し、県民を分断してきた基地問題を終わらせる」と強調。下地氏は「教育費を完全無償化し、米軍訓練は馬毛島へ移転して辺野古問題を解決する」、玉城氏は「沖縄の魅力を発揮し県民一人一人に光を当て施策を推進する」と訴えた。

(写図説明)政策を訴える(右から)玉城デニー氏、佐喜真淳氏、下地幹郎氏=24日、那覇市久茂地・タイムスビル

         ★

 

 

【沖縄県知事選挙2022】玉城氏・佐喜真氏・下地氏の政策発表

2022年8月18日 13:28

沖縄県知事選挙が9月11日に投開票される(8月25日告示)。立候補を予定している3氏の政策発表の記事をまとめました。

玉城デニー氏の政策

■どんな政策を主張?

玉城氏は、新型コロナウイルス対策と県経済の再生で「県民の命と暮らしを守る政策」を最重視。主要争点となる名護市辺野古の新基地建設については「反対を貫く」とした上で「あらゆる手だてを講じて建設を止めることは可能だ」と強調した。>>続きを読む

■【解説】新基地反対と両立を図る

9月11日投開票の知事選に向け、「オール沖縄」勢力の支援を受けて再選を目指す玉城デニー氏は17日、政策を発表した。真っ先に訴えたのは、新型コロナウイルスで打撃を受けた県経済の再生と子どもや若年層を意識した政策だった。旗印である名護市辺野古の新基地建設反対よりも先に打ち出したのは、コロナ禍で落ち込んだ経済や暮らしの対策を重視したからだ。>>続きを読む

佐喜真淳氏の政策

■どんな政策を主張?

佐喜真氏は、重点政策に新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた県経済の回復や子育て施策などを掲げた。主要争点となる米軍普天間飛行場問題では、名護市辺野古への移設を明確に容認。埋め立て工期短縮などにより「普天間飛行場の返還を2030年までに実現する」との公約を打ち出した。>>続きを読む

【解説】普天間返還の前倒し主張

沖縄県知事選に向けた政策発表で、佐喜真淳氏は米軍普天間飛行場の返還を2030年までに実現すると打ち出した。現行計画が「最速」で進んでも名護市辺野古の新基地建設の完成は34年。普天間周辺の危険性除去の前倒しを打ち出すことで保守層の支持を固めるとともに、いまだ反発が根強い「辺野古容認」への理解を得る狙いがある。>>続きを読む

下地幹郎氏の政策

■どんな政策を主張?

下地氏は「新しい沖縄をつくる」をテーマに「政府と決別し、みんなで考える政治をする」と強調。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に対し「軟弱地盤は埋め立てさせない」と訴え、新基地建設に事実上、反対した。>>続きを読む

【解説】事実上の新基地反対

9月11日投開票の知事選に立候補を表明している下地幹郎氏が26日、オンラインで政策を発表した。特徴は、普天間飛行場の名護市辺野古移設について「軟弱地盤は埋め立てない」とし、事実上、移設計画に反対したことだ。>>続きを読む

 

                                             ★

下地候補が漁夫の利を狙っているが、実際はデニーvs佐喜眞の一騎打ち。

デニー知事は「あらゆる手段で辺野古阻止」と前回からの公約を繰り返しているが、埋め立ては着々と進んでおり、「辺野古阻止」は誰の眼にも実行不可能。

デニー知事の頼みの綱は019年に実施された移設の是非を問う県民投票で7割超の反対票を得たことを「民意民意」とさけんでいるが。県民投票のまやかしについては【おまけ】参照。

 

沖縄の分断! 県民投票がもたらすもの2018-12-22

欠陥だらけの県民投票。

  1. それを強行すれば何をもたらすか。

沖縄県民の分断である。

 

【視点】県民投票に異論の声相次ぐ2018/12/14

 来年2月24日の「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」に対し、宮古島市議会が12日、反対する意見書を可決した。県内では石垣市議会、宜野湾市議会に次いで3件目となる。13日には与那国町議会が、県民投票の予算を県内で初めて否決した。県議会で議決された県民投票に対し、市町村が続々と異論の声を上げている状況はどう見ても正常ではなく、この県民投票に大きな欠陥があることを示している。県は県民投票を拒否する市町村の意向を尊重すべきだ。
 宮古島市議会の意見書では、県民投票について「米軍基地建設のための埋め立ての賛否のみを問うものであり、米軍普天間飛行場の移設による危険性の除去について県民の意思は問われていない」と疑問視している。
 この点は解説が必要かも知れない。県民投票の設問は、普天間飛行場の早期返還や危険性除去といった背景には一切触れていない。問題になっているのは米軍基地建設のための埋め立ての賛否のみである。この点について県民投票条例の制定を県に直接請求した団体の代表は「辺野古沿岸埋め立ての権限は知事にある。埋め立てをどうするかは、県民が決めることができる」と説明した。
 県や基地反対派は「米軍基地の県内移設では負担軽減にならない」と主張し続けている。県民投票の設問もこうした考えに沿い、宜野湾市民の負担を軽減する国策である辺野古移設を問うのではなく、辺野古への米軍基地建設を問うという全く別次元のすり替えを行っている。県民投票はいわば政争の具にされてしまっているのであり、そこに多くの県民が違和感を抱いている

 

今回の県民投票は、多数決で民意問うという意味では一見民主主義の体裁をしている。

だが、民主主義の根幹である多数決には一定の条件が不可欠である。

多数決で決める「争点」を有権者に伝える新聞等のメディアが公正な情報を伝えているという条件だ。

今、沖縄二紙を中心に沖縄で展開している報道は、果たして公正といえるか。
 
公正どころか偏向そのものと断言できる。
 
県議会や県、メディア含め、とにかく反対の声で埋め尽くすという手段にみえる。

それも県民投票にはそぐわない県外の活動家や外国の活動家の声を誇大報道しているのが沖縄2紙だ。

過熱化する辺野古移設問題で沖縄そのものの分断化が進んでいると言っても過言ではない。

特に県外の活動家が現地に乗り込み過激な活動をする様子は、だれが何のために運動しているのか不可解であり、到底県民の声を代弁しているとは思えない。

メディアから聞こえてくる「市民の声」は反対一辺倒で心の中で賛成と小さく叫んでいる声はなかなか聞こえてこない。

これが公正な報道体制なのか疑問は尽きない。

このような歪な状況で「2択」の県民投票を強行するならば県民の分断に繋がること必至である。

 

 

自公、沖縄知事奪還へ全力 「辺野古阻止」の玉城氏正念場

配信

時事通信

「辺野古反対が民意」はトリックだ 我々はまた悪夢を見なければいけないのか

平井文夫
平井文夫
地域
  • 辺野古反対は民意だというウソはやめろ  
  • 反対は7割でなくホントは4割
  • また日本の安保を弄ぶ気ですか 

投票結果報道はフェイクニュース

すでに埋め立て工事が進んでいる辺野古の海
この記事の画像(5枚)

初めに言っておくが、 僕は沖縄の人たちが米軍は出ていけと言っていることについて、 住民エゴだとは思っていない。

沖縄に住んでいれば、 なぜ沖縄だけが負担しなければいけないのか、 と怒りを覚えるのは当然だ。ただ、だからと言って、 今回の投票で辺野古反対に入れるかどうかは別の話だ。

一部野党や一部メディアは、 住民投票で、辺野古反対が7割を超えたので、 それが沖縄の民意であり、日本政府は辺野古移転をやめろ、 という趣旨の主張をしている。  しかしそれはフェイクニュースだ。  

トリックに騙されるな

今回の県民投票の有権者は115万3591人。
投票に行った人は60万5385人。 
行かなかった人は54万8206人。

辺野古移設に反対の人は43万4273人
賛成の人は11万4933人
どちらでもない人は5万2682人。

投票に行った人の中で反対の人は確かに7割を超えるが、 全有権者の中の割合を見ると38%、4割弱に過ぎない。 つまり投票に行かなかった54万人を巧妙に無視している、 よくあるトリックだ。

日本の安全保障を弄んだのは誰だ!

ちなみに投票に行かない事は多数意見への白紙委任だと主張する人がいるが、 それは国政選挙など法的拘束力のある投票の場合だ。 今回の投票には拘束力はなく、あくまで 世論の傾向を知事や議会が把握するためのものなのだ。

だから投票に行かなかった人を含め62%が積極的に反対していないのに、 沖縄の民意は辺野古反対だ、と決めつける理由がわからない。

「とうてい許されない状況になった」と発言する立憲民主党・枝野代表

ちなみに旧民主党政権の人たち(連立を組んでいた社民、自由も含む)が、 この間違った前提をもとに だから辺野古はやめろと言っているが いい加減にしてもらいたい。  あなた方が県外だ、国外だ、腹案がある、ごめんやっぱり辺野古だ、などと無責任に日本の安全保障を弄んだことを国民が忘れたとでも思っているのか。

 我々はあの「悪夢」をまた見たくないのだ。 

【執筆:フジテレビ 解説委員 平井文夫】

               ★

ポコちゃま | 3時間前
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自公が「沖縄県知事奪還へ全力」以前に実施するべきことがあります。

米軍基地の辺野古移転を始め自衛隊基地などにも否定的、言い方を変えれば、中国を利して日本の国益を損ねる沖縄県知事はリコールに値すると思います。

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pas***** | 3時間前
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>>選挙は有権者の判断だ

その通りだと思います。
ですのでマスコミ各社はオール沖縄サイドに偏った報道姿勢を正し、有権者が自分の意思で判断できるような当たり前の環境を実現してください。

返信6

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tho***** | 3時間前
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沖縄タイムスや琉球新報、朝日、毎日、共同通信
予想通り今回の選挙結果をダンマリしすぎで分かりやすいですよね。こんなの見てると、何故左翼の人達や売国メディア組織が外国人参政権を作りたがるか、改めて多くの日本人は分かったことでしょう…
更に言うならば、外国人参政権や多文化共生などと言ってる立憲民主党や共産党、社民、れいわ、それと一緒に活動するメディア組織、各地方自治体に入り込んでる左翼の活動家、中には教職員も居ますよね、これら戦後の負の遺産に対してどうやって対処していくかなんです。

返信1

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sansan | 3時間前
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敗因について、玉城氏支持の県議は「市民も工事が続く状況に慣れてしまった」とうなだれた>>

敗因なそんなことではないと、思います。
現状を認識できていないので、正しい方向に転換することもできないでしょう。支持回復も難しいでしょう。

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kop***** | 3時間前
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玉城デニー氏は291件の公約を掲げて知事に当選したが、昨年10月の段階で公約達成したのはたったの5件、公約達成率は1.7%という悲劇的な状況だ。

常識的に考えれば失政レベルと言える。

選挙戦でこの点を突き、現実的な政策を主張していけば、知事選で辺野古云々言う前にデニー氏を落選させることが出来ると思われる。

返信0

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ss2***** | 3時間前
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年齢別の投票率が出ているが、左傾しているのは70歳以上の高齢者。
若い人達ほど、現実的な思考をしている。ネットによる、多くの情報を得ているからでしょう。
あと数年、時が過ぎれば沖縄も大きく変わるでしょうね。

返信2

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dai***** | 3時間前
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さてさて活動家の皆さんは忙しくなりますね。選挙人名簿に登録されるため急いで住民票を沖縄県に移して投票権をえないといけませんね。でもそれは本当の沖縄県民の民意ではないのですよ。

返信0

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death_***** | 3時間前
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問題は玉城知事に対抗できる玉があるかどうかだけど、今の段階で見つかってないなら厳しいかも。知名度があって、実務経験のある候補者が見つかるかどうかが問題だな。

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zir***** | 2時間前
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中国軍の侵攻による台湾有事の可能性が指摘され、尖閣諸島海域への領海侵犯も常態化している今、日米間の国際公約でもある普天間基地移設は、待った無しだ。
玉城デニー知事が地元マスコミと結託して、沖縄と日本の経済安全保障を阻害した責任は大きい。

返信0

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tes***** | 3時間前
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現知事が青息吐息なのは事実として
じゃあ自公が誰を立てるかというと人材がいない…。
いっそ他所から連れて来れればって感じなんだけど
それじゃ沖縄では当選は厳しい…。
県連を何とかテコ入れしないと手放しに「いい感じ」とか楽観できる状況ではない

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【速報】「全数把握、すでに破綻している」東京都医師会長 定点観測に切り替え促す

2022-08-24 07:17:40 | 医学・健康

 

 

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読者の皆様へ

昨年来、沖縄タイムス編著『鉄の暴風』による歪められた沖縄戦の歴史を是正すべく、「慶良間島集団自決」を中心に長年当ブログで書き綴ってきた記事をまとめて出版する予定でした。 ところが思わぬ難問が続出して出版の足を引っ張りました。 

まず昨年末から今年の初めにかけて、思わぬ腰痛を患い寝たきり状態を余儀なくされました。 そのため、ブログを休載したり、今まで経験したことのないコロナ禍、ウクライナ戦争で思考が乱れ、加えて安倍元首相の暗殺というショッキングな事件で右往左往し、脱稿が遅れてしまいました。

最後のそして最大の難関が出版費用の問題です。

出版不況の折、すでに忘れ去られた感のある「沖縄集団自決」という地味な問題の出版に興味を示す出版社が無いという現実です。

 

■出版費用の献金のご協力願い

しかしながら、沖縄タイムスが、梅澤、赤松両隊長の名誉を傷つけ、同時に旧日本軍を「残虐非道」と決めつける反日史観に対し、万難を排し已むに已まれぬ思いで立ち向かう決意です。

出版の目的の詳細は下記引用の「前書き」(※)に、説明してあります。

※★前書き★

皆様の献金ご協力を伏してお願い申し上げます。

献金額の多寡は問いませんが、一口1000円以上にして頂けると幸いです。

まことに勝手なお願いですが、宜しくお願いいたします。

狼魔人日記

江崎 孝

お振込先

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 名義:江崎 孝
  • 記号:17050
  • 番号:05557981

 

ゆうちょ銀行以外からお振り込む場合の振込先

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 金融機関コード:9900
  • 預金種目:普通預金
  • 名義:江崎 孝
  • 店名:708(読み ナナゼロハチ)
  • 店番:708
  • 口座番号:0555798

※「前書き」に続き、週一回の割りで本文の一部を抜粋、紹介して、皆様のご理解に供したいと思います。
 

 

 

 

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売国奴、究極の目的は教科書改ざん!沖縄戦研究者に意見打診/文科省、県内外2氏へ文書求める

2022-08-24 00:15:04 | ●●沖縄の黒歴史

当日記では何度も繰り返してきた事実だが、議論をする場合間違った前提で行われる議論は空虚であり、議論すること自体が時間の無駄である。

沖縄戦後史を歪めてきた沖縄タイムス編著『鉄の暴風』に記述されたことを正しいという前提に立つ限り、沖縄集団自決に「軍命があったか否か」という議論は空虚ということが出来る。

なぜならば『鉄の暴風』の執筆者太田良博記者は、戦史ドキュメントの基本である裏付け調査を全て省いて「伝聞」「ウワサ」を基に記述したと、作家曽野綾子氏との対談で吐露している。

さらに言えば、「〇〇があるか否か」という命題を論証する場合論者は「〇〇がある」と主張する側に挙証責任がある。 なぜなら、逆を証明するのは悪魔の証明と言われるほど立証が困難だから。

従って、『鉄の暴風』が記述する「軍の命令による集団自決」を立証するのは『鉄の暴風』の編著者である沖縄タイムスであり、大江岩波集団自決訴訟の場合『鉄の暴風』の記述を鵜呑みにした大江健三郎側に挙証責任はある。

結局、反日サヨクが歴史を歪める究極の目的は、日本軍を「残虐非道な日本軍」と貶めて教科書に記載させ、最終的に日本国民を卑屈な自虐史観に落とし込むことに在る。

沖縄タイムス  2007年11月20日(火) 朝刊 27面  
 
沖縄戦研究者に意見打診/文科省、県内外2氏へ文書求める

 文部科学省が高校の日本史教科書から、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に対する軍の強制を示す記述を削除させた教科書検定問題で、沖縄戦や琉球史の研究者らに意見提出を求めていることが十九日までに分かった。教科書会社からの訂正申請を受けて開かれる教科用図書検定調査審議会での参考意見にするとみられる。人選や経過が不透明なうえ、沖縄戦の専門家が審議会に直接加わらない形での意見聴取に「また歴史解釈を歪曲する審議が繰り返されるのでは」と懸念の声も聞かれる。
 意見提出を求められているのは、沖縄戦を含めた日本の戦争責任を研究している林博史・関東学院大教授や、県内の琉球史研究者らとみられる。

 文科省は今月中旬に意見提出を打診した。文書を提出するか、文科省職員が意見を聞いて審議会に伝える方法を示したという。今月最終週までに意見提出される予定で、訂正申請の是非を話し合う教科書審議会の開催はその後になる見込み。

 二〇〇六年度の教科書検定では、林教授の著書「沖縄戦と民衆」(大月書店)も参考にされた。林教授は同書の中で、日本軍が住民に手榴弾を配って「自決」を指示していた実例などを示し、「(『集団自決』には)日本軍の強制と誘導が大きな役割を果たした」と結論付けている。(略)

                     ◇

>二〇〇六年度の教科書検定では、林教授の著書「沖縄戦と民衆」(大月書店)も参考にされた。

>林教授は同書の中で、日本軍が住民に手榴弾を配って「自決」を指示していた実例などを示し、「(『集団自決』には)日本軍の強制と誘導が大きな役割を果たした」と結論付けている。

林教授といえば、沖縄タイムス、琉球新報にその文が掲載され、両紙の論説顧問ではないかと疑うほど沖縄では著名人である。

林教授は係争中の「集団自決裁判」では被告側の理論的中心人物で、彼の「研究」が被告側の証拠として提出されている。

林教授の「集団自決」における立場は、「従軍慰安婦」における吉見義明中央大学教授と同じ立ち位置にあるといったら分かりよいだろうか。

事実両者は共同研究もしている模様で次のような共著も出している。

吉見義明・林博史編『共同研究日本軍慰安婦』大月書店、1995年。
 
結局林教授がいくら研究をしても、「慶良間島の集団自決」では軍が命令を出したという客観的証拠、証言は出てこない。

そこで手りゅう弾が証拠だと言い、これが論破されると今度は米公文書館から米軍の住民に対する尋問調書を探し出してきて、これを地元紙が「軍命令の新証拠発見」と何度も報道された。

ところが英文のtold(話した)を命令した(commnaded)と故意に誤訳する等、とても学者の研究とは思われない「研究成果」であった。

この林教授の「誤訳作戦」は目くらまし作戦② 「テルかコマンドか」 「沖縄・集団自決訴訟」で詳しく述べてある。

 

そもそも当時の米軍は沖縄を永久占領するつもりであり、そのため住民に対する心理作戦は徹底しており、「紙爆弾」と呼ばれた大量のビラにも住民と日本軍を分断させるような文面になっていた。

当時投下されたビラの一例を挙げよう。

住民に告ぐ

日本軍は食物でも飲水でも沢山持っています。 皆様が生活出来なくなったのは日本軍の為です。(略)

日本軍が町の中に留まって居た為に、皆様の家を壊され声明も危うくんりとうとう日本軍に頼らなければならないようになったのです。

日本軍に食べ物や飲み水をくれるようにお願いしなさい。

無いといっても聞き入れてはいけません。
(「太陽の帝国」にビラの写真があります。
http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2007/11/post_8be2.html

食べ物も飲み水も枯渇している日本軍と知りながら、敢てこのようなビラを撒いて住民に「無いものねだり」をさせ、断られると日本軍への憎悪が募るという構図だ。

ちなみに、渡嘉敷島の生き残りの証言によると島民で餓死したもの居なかったが、日本軍にはが死者が数名出たと記されている。

とにかく米軍は豊富な食料を具備しており日本側は軍民とも食物に飢えていたというのが事実であった。

そんな状況で投降した住民に米軍が聞き取り調査をしたらどうなるか。

米軍の心理作戦は大成功だった。

詳しくは⇒「集団自決」の米公文書 「アメリカは解放軍だった」

                     *

>意見提出を求められているのは、沖縄戦を含めた日本の戦争責任を研究している林博史・関東学院大教授や、県内の琉球史研究者らとみられる。

 

当初、林教授のような極左学者は教科書検定の「沖縄戦専門家」から外すべきだと書いた。⇒林教授の理屈は「画一的教条論」

だが、むしろ意見を提出させて木っ端微塵に粉砕したほうが後顧の憂いを遺さないような気もする。

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以下は林教授の理屈は「画一的教条論」の抜書きです

 

2007年10月12日(金)「しんぶん赤旗」

論戦ハイライト沖縄戦集団自決「軍の強制」削除
文科省が検証なしに20年来の記述覆す
検定意見こそ政治介入

(略)

調査官の意見の根拠とされた著書の作者の反論
 『沖縄戦と民衆』の著者・林博史氏(関東学院大学教授)

・「著書では(『集団自決』は)日本軍の強制と誘導によるものであることを繰り返し強調している。これが検定の理由にされているとしたら心外だ」(「沖縄タイムス」6月17日付)

・「私は、著書の中で1つの章を『集団自決』にあて、その中で『日本軍や戦争体制によって強制された死であり、日本軍によって殺されたと言っても妥当であると考える』との認識を示したうえで各地域の分析をおこない、渡嘉敷島のケースでは『軍が手榴弾を事前に与え、『自決』を命じていたこと』を指摘している」(同10月6日付に掲載された意見から抜粋)

                     ◇

 何度でも言うが慶良間諸島の「集団自決は軍の命令であった」という証拠は何一つない。

係争中の裁判で被告側が唯一の証拠としているものが手りゅう弾である。

手りゅう弾は軍の管理下にあるはずだから、手りゅう弾で「自決」したのだから軍の命令と同じ、というのが「軍命あり派」の唯一つの論拠だ。

だが、この手りゅう弾軍命論は、手りゅう弾を配ったとされる富山兵事主任の証言に基づいており、その証言自体が崩れ去っていることは再三述べた。

論拠を失った被告側は苦し紛れに反則技の「すり替え論」で対抗しようと悪あがきを始める。

まるで、チャンピオン内藤の技に手も足も出ないと分かった亀田大毅があせって見苦しい反則技を繰り出したように。

沖縄戦史の専門家と称する林博史関東学院大学教授の論法がまさにそれだ。

「軍の命令」という証拠がないと次のような反則技(すり替え論)を繰り出してくる。

>「『日本軍や戦争体制によって強制された死であり、日本軍によって殺されたと言っても妥当であると考える』

「戦争体制」?

「日本軍によって殺されたと言っても妥当である」?

これが沖縄戦史の専門家と称する学者の説とはにわかに信じがたい。

本人の思い込みと推論だけの主張を、詳しく論評をするまでもないだろう。

この「沖縄戦史の専門家」は「直接の軍の命令の有無は問題ではない」と主張している。

「11万人の集会」が揺らいで来ると、「人数の問題ではない」といった誰かさんと理屈は同じである。

おまけとして、林教授の「すり替え論」の例を沖縄タイムスで鑑賞してみよう。

◆沖縄タイムス<2005年7月4日 朝刊24面>

[「集団自決」を考える](20)
(20)識者に聞く(3)
林博史関東学院大教授


命令有無こだわり不要
前提に「逆らえない体制」

 ―「集団自決」に至る背景をどうとらえますか。

 「直接誰が命令したかは、それほど大きな問題ではない。住民は『米軍の捕虜になるな』という命令を軍や行政から受けていた。追い詰められ、逃げ場がないなら死ぬしかない、と徹底されている。日本という国家のシステムが、全体として住民にそう思い込ませていた。それを抜きにして、『集団自決』は理解できない。部隊長の直接命令の有無にこだわり、『集団自決』に軍の強要がないと結論付ける見解があるが、乱暴な手法だろう

 ―沖縄戦で住民が置かれた社会状況や支配の構図は。

 「軍人がいると住民は投降できない。投降できないとしたら、壕に隠れていて、攻撃されるしかない。あるいは、軍人がいなくても在郷軍人など軍の意思をたたき込まれた者が『集団自決』の口火を切る」

 「沖縄のような島では、逃げ場がなく、教育も徹底している。役場も軍も、そこから言われたことはお上の『命令』である。村の幹部らが『集団自決』を主導したとしても、幹部自体が国家の末端だから、『村が勝手にやった』とはいえない。軍の免罪にはならない。個々の軍命令かどうかは、必ずしも重要ではなく、住民が追いつめられ、『自決』しかないと思い込ませる状況をつくったのは軍を含めた国家だということが前提になる」(略)

 

お見事と拍手を送りたいくらいだが、ついでにもう一つおまけを付けておこう。

現代史の専門家秦郁彦元千葉大教授も、林教授の理屈を「画一的教条論」として厳しく批判している。
 
『まずは沖縄タイムスだが、『鉄の暴風』の発行元であるだけに責任は重いはずなのに、・・・(略)・・・なぜこんなに挑戦的なのか理由は不明だが、沖縄タイムス社の役員が梅沢氏を訪ねて丁重に謝罪し、善処を約したことへの反発かもしれない。』
 (中略)
『この新聞を呪縛している「沖縄のこころ」風のイデオロギー性は、前述した「<集団自決>を考える」シリーズでも濃厚である。連載の終わりの4回分は「識者に聞く」として安仁屋政昭、石原昌家、林博史などの四氏を起用しているが、「集団自決は厚生省の(援護用語)で、(強制集団死)とよぶべきだ」とか「軍命令かどうかは、必ずしも重要ではなく、、、、状況を作ったのは軍を含めた国家」のようなたぐいの見事なまでに画一的教条論の羅列ばかり。

 盧溝橋事件や南京虐殺事件の論争でいつも出てくる「第一発を誰が撃ったかは重要ではない」「虐殺の数にこだわるな」と同類の異議で、争点をそらす時に好んで用いられる論法ではある。
 (「歪められる日本現代史」(秦郁彦著・PHP研究所 第29~第32ページより引用)

 

赤嶺  専門委員から事前の意見も寄せられなかった。今回の教科書検定は文科省の一職員が自分の考えで意見をつくって、学術的にも専門的にも、肝心の沖縄戦を体験した沖縄の県民の検証にたえられない意見だ。学問的検証もなされないで、文科省の役人の起案で、いつまでも残るようなことが許されるのか。

文部省の一職員と誇張して云うが、この「一職員」は文部省の一般事務職員ではない。

文部省教科書課の専門官はその名の通り「専門官」であり、歴史の素人ではない。

他の省でも専門職の役人が有名大学の教授に転出した例は枚挙に暇がないはずだ。

>沖縄戦の専門家がいない。(文科省の)調査官のほうがよく調べており、(審議会の)委員より知っている。説明を聞いて納得してしまう部分がある。沖縄戦の専門家がいれば結果はだいぶ違っただろう

サヨク偏向の「沖縄戦の専門家」がいれば、当然不毛なイデオロギー論争が続き結果はどうなったか分からない。

まぁ、この(文部省の)「一職員」の意見書作成資格の有無はさて置こう。

だが、「沖縄戦専門家審議会に不在」という理由で、林教授のような学者というより、むしろ政治活動家といった方が相応しい人物を沖縄戦の専門家として審議会に加える愚だけは避けねばならぬ。
  

 

サヨク学者を沖縄戦の専門家として、「審議会」に入れることに反対するのは日本の名誉を守るための最低条件である。

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