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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

笑える沖縄紙の正義?石垣市長の「盗用」事件

2010-05-31 09:38:55 | 未分類

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自民党と民主党が政策のパクリ合いをし、お互いに「相手がパクッた」言い合う場面をテレビで良く見る。

逆に鳩山政権のように、面子にこだわり旧政権のやった政策を「見直す」と、悲惨な結末になる。

今回の普天間移設のように、自民党の「現行案」を反故にしたばかりに自縄自縛に陥って国家の計を過つことにもなる。

例えそれが政敵の政策でも良い政策なら、上手に「盗用」する方が結局は国民のためになるし、市政レベルでは市民のためになる。 

問題はそれを実行するかどうかにかかっている。

琉球新報が、正直や神様を大上段に振りかざして正義を説いているが、気は確かだろうか。

ウソを書くのが新報の十八番ではなかったのか。

「お前だけには言われたくない!」

こんな声が聞こえそうだ。

施政方針写し 市長は自分の言葉で語れ
2010年5月30日        
 中山義隆石垣市長が4月に市議会で行った施政方針演説に、加藤憲一神奈川県小田原市長の過去の所信表明などの文言が丸写しに近い状態で使われた。他自治体の優れた施策を取り入れるのは大いに結構だが、演説までほぼ丸写しとなると話が全く違ってくる。
 誰が文案を作ったにしろ表明したのは市長自身だ。「盗用」の責任は免れない。
 当初、中山市長は施政方針について「私が全文を書き上げた」などと議会で答弁していた。ところが「ほぼ丸写し」が発覚した途端、「文案は政策チームが作った」と前言を翻している。最初の議会答弁は偽りだったわけだ。
 「小田原市長と同様の文があることを5月21日に知った」という記者会見での釈明も、いまひとつ説得力に欠ける。不可解な点があまりにも多すぎるからだ。
 自分で書いていないとすれば、文案を作成したのは政策チームの誰か。いつから執筆作業に入ったのか。市長が目を通した日はいつか。市長は文案に何らかの修正を加えたのか。すべて文案通りだったのか。小田原市長の演説をほぼ丸写ししたのは誰の発意か。なぜ自分で書いたと言ったのか。どういう経緯で、誰の口から「盗用」を知らされたのか。
 中山市長に求められるのは、施政方針演説を作成した経緯、議会で事実と異なる答弁をした理由を含め、真実を洗いざらい公表することだ。
 「正直の頭(こうべ)に神宿る」ということわざがある。市民の疑念を一掃するには、裏付けとなる事実を示しながら、誠意をもって市民に語り掛けていくしかない。その場を取り繕うだけの釈明に終始し、事実関係をあいまいにすれば、かえって不信感を増幅させるだけだろう。
 小田原市長に電話で陳謝し、文章の使用への理解は得たというが、小田原市サイドも、あきれ返って開いた口がふさがらなかったのではないか。県民の一人として恥ずかしく思う。
 石垣市議会が事実関係を調査する特別委員会(百条委員会)を設置したのは、市民の不信感を反映した動きと言える。
 中山市長は、百条委を含む議会や、記者会見などの公開の場で、一つ一つの質問に丁寧に答えてほしい。
そして、次からは自分の言葉で市民に語れる市長になってほしい。

                        ◇

■笑止千万な琉球新報の正義■

石垣市の若い新人市長が小田原市長の施政演説を「盗用」した件は、本人の中山市長が事実を認めて謝罪と反省を繰り返しているので、法的責任や政治的責任を問うほどのことでも無く、これで一件落着と思われていた。

ところが琉球新報の正義がそれを許さないというから驚いた。

あの新報が「正直の頭(こうべ)に神宿る」を持ち出したのには、竜神マブヤーも「まぶい」を失うだろう。

琉球新報に正義と正直があったとは知らなかった。

琉球新報の正義によると、前市長の「婦女暴行疑惑」は許せても、現市長が施政方針を写したのは許せないというのだから、呆れて言葉を失う

ちなみに琉球新報は、昨年の石垣前市長の「婦女暴行疑惑」の際には、ブログ告発者の元石垣市職員に2時間もの面接取材をしておきながら、前市長が「反戦平和の市長」という理由で、遂に一行の報道もしなかった。

また、前石垣市長が、記者会見まで開いて「ブログ発信者」を那覇地検に刑事告訴したと公言したことが真っ赤なウソだと判明しても、頬被りしたままではないか。

「反戦平和」を声高に叫んだ前市長には免罪符を与え、免罪符を持たない現市長には、重箱の隅をつついてでもアラ探しをするのが琉球新報の正義だというのか。

同じく免罪符を与えるのが得意な沖縄タイムスも正義はどうなっているのか。

タイムスの正義と聞くと、さらに胸クソが悪くなるので、その前に石垣市の地元紙・八重山毎日新聞の論調を検証してみる。

■度量の大きい八重山毎日■

八重山毎日新聞のコラム「記者席」で、市長の「盗用」についてこのように報じている。

5月26 “おわび行脚”が続く (記者席)
《 自らの施政方針をめぐって石垣市に激震を走らせた中山義隆市長。さまざまな批判が飛び交っているが、それでも公務をこなさなければならず人前に出る機会は多い。あいさつの際は謝罪から入る。25日の堆肥(たいひ)センター運営協議会でも「私の不徳の致すところにより多大な迷惑と心配をおかけして申し訳ありません」と頭を下げた。しばらくは“おわび行脚”が続く
。》

同じ日の社説でも、市長の軽挙を「許されない盗用」と叱責しながらも、結論としては「政策実行で汚名返上を」と、若い市長が今後政策実行で市民の信に答えるよう励ましている。、

新市長の軽はずみな行動を批判しながらも、雨降って地固まるで、今後に期待するといった、読んでいてある種の爽やかささえ感じる八重山毎日の社説である。

以下に社説を全文掲載する。

八重山毎日新聞 社説5月26日

真摯に反省と信頼回復を

2度とあってはならない「盗用問題」

■許されぬ首相の裏切り(省略)
 
■許されない盗用
 この鳩山首相の裏切りにも引けをとらない問題が石垣市でも発覚した。小田原市の施政方針を引用した中山義隆市長の施政方針盗用問題だ。去る4月の就任後初の市議会で「自ら書き上げた」「中山カラー100%」と自負していたのが、実は小田原市の借り物であり、うそだったのだ。野党議員は記者会見で「盗用」を指摘し、「議会冒涜(ぼうとく)、市民への背信行為、本市の名誉を著しく傷つけた」と批判していたが、確かにそうだ。
 1万6000票という過去最多得票で当選、市民から若さと実行力を期待された分、斬新な中山カラーを出そうという焦りが“勇み足”になったのか。それにしても今回のパクリ問題は、その未熟さを露呈し、大きな期待をかけた市民の信頼と石垣市のイメージを損ねたという点で誠に残念な出来事だ。
 市長は謝罪会見の中で外部の2、3人の政策チームに案作りを任せていたと釈明していたが、これも小沢民主党幹事長らの「秘書にすべて任せていた」の「政治とカネ」の弁明とまるで同じであり、さわやかイメージの市長に似つかわしくないものだ。

■政策実行で汚名返上
 ネット社会の今日、施政方針も各種条例も、あるいは議員各氏の一般質問も今回のように他の市町村から引用する例は多いだろう。しかしそれはあくまで参考であり、今回のほぼ丸写しの例は市長の政治理念、資質、モラルが問われるあまりにお粗末に過ぎる2度とあってはならない事例といえる。

 問題は今後だ。24日の臨時議会は市長の陳謝にもかかわらず紛糾し、野党側の賛成多数で百条委員会が設置された。展開によっては市政が混迷する可能性もある。さらに同問題は子どもたちに与える教育的影響もあるし、相手市長の了解を得たから良いというものでもないのも確かだ。 
 しかし
市長にも施政方針演説までの準備期間があまりにも短かったなど同情すべき点もある。さらに直ちに記者会見や新聞広告で市民に謝罪し、新川字会の運動会など各種催しでも潔く非を認め、深く反省の姿勢も見える。
 
就任してまだ2ヵ月の、政治家としてまだまだ未熟な市長にとって今回の問題は、今後の市政運営の大きな教訓になったはずだし、切実に肝に銘じるべきだ。真摯に反省し、議会の百条委調査にも誠実に対応。市民の信頼回復と汚名返上へ今回のように外部スタッフだけに頼らず、職員や議員の力を積極的に取り入れ、よりスピード感ある政策実行で答えていくべきだ。

                        ◇

八重山毎日は、一見、新市長のバッシングかとも思えるが、結語では若い市長を叱咤激励しており、これで「盗用」事件は一件落着と思われた。

沖縄タイムスの正義に戻る。

■それでも沖縄タイムスは許さない!■

八重山毎日の度量ある社説でこの問題は沈静化していくものだと思われたのだが、そうは問屋が、いや、沖縄タイムスが卸さなかった。

鳩山首相への罵詈雑言が渦まく昨日(29日)の沖縄タイムス紙面。 その片隅にしつこくもタイムスの記事が掲載されていた。

施政方針「引用」市長あて抗議文 (沖縄タイムス5月29日)

石垣市民ら提出

【石垣】石垣市の中山義隆市長が、施政方針の大部分を神奈川県小田原市長の施政方針などから「引用」していた問題を受け、「中山市長の『施政方針』は許せません!」市民集会が28日、市役所玄関広場で開かれた。 市民約30人が、事実関係の明確化や施政方針演説のやり直しを求める「施政方針盗用に関する質問及び抗議」文を提出した。
集会の実行委員会によると、市長の市政方針が1万2602文字のうち、5422文字が小田原市長の施政方針、所信表明文と一致した。 採択文ではは「前代未聞の不祥事。 市民に対する背任行為であり、市の名誉を汚した」と抗議している
加者は「『私の思いと一緒』だからといって、さまざまな条件が違う他市のものを使う発想がありえない」「市をどうしていきたいのか疑問に思う」と口々に批判。 最低でも施政方針の書き直しを求めていく」という方針を確認した

                        ◇

>市民約30人が、事実関係の明確化や施政方針演説のやり直しを求める「施政方針盗用に関する質問及び抗議」文を提出した

これも琉球新報社説と同じだ。

市長本人が事実関係を全面的に認めて謝罪した上に、市民の間を「おわび行脚」をしているというのに、これ以上何の「事実関係」を明確化せよというのか。 

文字の数を数えて重箱の隅をつつくようなマネをするより、「盗用」した施政方針通り実行せよと監視の目を光らせる方が、むしろ石垣市のためではないのか。


前代未聞の不祥事。 市民に対する背任行為であり、市の名誉を汚した」と抗議している

「前代未聞の不祥事」といえば前市長が引き起こした「婦女暴行疑惑」は前代未聞の不祥事ではなかったのか。

「許せません!」会に集結した30人の方々は、前市長の「不祥事」の時も今回のように市役所玄関で「抗議集会」を開いたのか。 

少なくとも石垣市民が「婦女暴行疑惑」に対して、抗議集会を開いたことはなかったはずだ。

琉球新報によると、この30名のリーダーは新垣重雄氏(「やえやま九条の会」の事務局次長)だというから、この市民団体がどのような香ばしい連中かは推して知るべしである。 

沖縄タイムスは、「反戦平和」の免罪符を持つ石垣前市長を援護し切れなかった悔しさから、新市長攻撃に必死のようだが、前代未聞の前市長の性的スキャンダルを一行でも糾弾したことがあるのか。

仮に「司法の決着を待つ」というのなら、那覇地検へ「刑事告訴」が真っ赤なウソだった事実を、一行も報じてないではないか。

因みに、ゲスの勘ぐりで、筆者と中山市長との関係を云々する向きもあるが、

筆者は、中山石垣市長とは一度の面識もなければ、電話やメールで接触したこともただの一度もない。

従って、大浜前市長が落選した後は、石垣施政に対する関心度は「頑張って欲しい」以上でもなければ、それ以下でもない。

前市長の「不祥事」に関しても、本人が権力の座を引きづり下ろされ唯の人になった以上、今さら何の関心もない。

折角、前市長の「不祥事」が沈静化しているのだから、沖縄タイムスや琉球新報、そして、「許さん会」の市民団体も、若い市長の今後の頑張りに期待して、「これくらいで勘弁してやる」くらいの度量は持ち合わせていないのか。 

「許さん会」が、大浜前市長から「甘い汁」を吸っていた面々であれば、決して許さんだろうが。

まさか、石垣市では婦女暴行なんて驚く程のことではない・・・というのではないだろう。

八重山毎日新聞の太っ腹な態度にに比べて、沖縄タイムス、琉球新報のケツの穴の小ささはどうだ。

見苦しい復讐心だけではないか。

こんなクダラン記事を三度も掲載する沖縄タイムス。

恥かしげもなく諺まで持ち出し、正義と正直を振りかざす琉球新報。

沖縄二紙の厚顔無恥には、今さらながら呆れ返るというより、ある意味脱帽する。

一方の八重山毎日新聞の大人の対応には拍手を送りたい。

 

【参考】縁側さんが同じテーマを扱っています。

逆風って気持ちいい!

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コメント (16)

口蹄疫:15分間の知事面談!アリバイ作りの宮崎入り

2010-05-30 23:53:13 | 県知事選

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 口蹄疫問題で宮崎県を訪問し、東国原知事(右)と握手する赤松農相=30日午後、宮崎県庁

 赤松広隆農相は30日、宮崎県庁で記者団に対し、口蹄疫への感染などで既に確定している牛、豚約5万5千頭の殺処分について「週内に終わらせるように宮崎県に指示した」と述べた。牛、豚の死骸(しがい)の「埋却地の確保にほぼめどが付いた」と説明。感染の拡大防止を急ぐ考えを強調した。

 農相は28日成立した口蹄疫対策特別措置法が6月4日に公布され、即日施行になるとの見通しも明らかにした。

 農相はこの日、特措法の趣旨を説明するため宮崎県を訪問し、東国原英夫知事と会談。農相が「結果的にこれだけ(被害が)拡大して申し訳ない」と陳謝したのに対し、東国原知事は「重要なのは、防疫と同時に農家の再建支援を実施することだ」と語り、国の一層の支援を求めた。

 農相の宮崎訪問は今月10日に続き2度目。ワクチン接種を実施した農家周辺なども視察した

                                                    ◇

上記記事と写真を見たら赤松大臣は、作業着姿もりりしく、宮崎でそれ相応の仕事をしたとの印象を受ける。

だが、宮崎入りは、東国原知事との会見も僅か15分ほどで、選挙対策のパーフォーマンスのためだった。

この写真を撮るためだけの宮崎入りだと現地の「呟き」は報じている。

 

武井 俊輔
.会談内容については、知事が言われるまでは私からは控えます。すいませんがご理解ください。 RT @Hiyashiru_Suki @syunsuke_takei 会談内容よろしくお願いします。 #kouteieki
約4時間前 TwitBird iPhoneから Hiyashiru_Suki宛
 .赤松大臣、さきほど宮崎県庁を出発。民主党の国会議員が最敬礼でお見送り。あっという間の出来事。SPもいなくなって静かになりました。 #kouteieki http://twitpic.com/1sdyfv
約5時間前 TwitBird iPhoneから .宮崎県庁です。空港で作業着に着替えた赤松大臣が到着。いまから知事、県議会議長らと15分間の会談です。 #kouteieki
約6時間前 TwitBird iPhoneから .内容は可能な限り確認しますが、誠意の問題かと思います。畜産の皆さん、県、市町村の労に心から思いを致して欲しい。 RT
@anetteakko 時間もですがどんな内容の協議がされたのかをお聞きしたいですね。RT @syunsuke_takei: 大臣は本気で宮崎と向き合ってほしい。
約6時間前 TwitBird iPhoneから anetteakko宛
 .赤松大臣は2時前の飛行機で宮崎に来て日帰りで帰るそうだが、せめて午前中に来てもらえれば知事ともしっかり話して頂けると思うのだが。この時間に来て知事との協議が15分。大臣は本気で宮崎と向き合ってほしい。 #kouteieki
約7時間前 TwitBird iPhoneから .@captainmahalo 私たちもしっかりとしたメディアリテラシーが必要です。それを再認識します。
約8時間前 webから captainmahalo宛
 .@akinayua 確かにそうですね。ただ自殺については私は知りません。デリケートなお話ですので、ご注意ください。
約8時間前 webから akinayua宛
 .「口蹄疫に係る県の対応を業界団体が抗議」との報道がされているが、業界団体などピンキリだし、中には怪しげなものもある。報道する以上、その団体の規模や実情もしっかりと伝えなければフェアではない。少なくとも私は今日の抗議が世論のマジョリティとは到底思えない。 #kouteieki
約17時間前 webから .ありがとうございます。これも皆様のおかげです。今後とも日々の思い、宮の声を果敢に発信していきたいと思います。 RT @tanomati @syunsuke_takei 2000名フォローおめでとうございます!
約17時間前 TwitBird iPhoneから tanomati宛
 .ですね!今からです。 @ypingpong @tazzyjpgl ありがとう。 RT @ippeichan がんばろう!RT @syunsuke_takei 東京の「みやざきわけもんフォーラム」の皆さんが宮崎に来てくれて、がんばろう宮崎の打ち合せ。新しい流れ、大事にしていきたい。
約18時間前 TwitBird iPhoneから ippeichan宛
 .RT @higashitiji いずれにしろ、49頭に関しては、残念ながら、大臣が、だから早く殺せと言ったんだと笑いながら仰ったくらいの認識しか国には無いのです。そういうところが、異常があったら報告しろと言って頂けるでしょうか? 言いません。
約20時間前 TwitBird iPhoneから higashitiji宛
 .RT @higashitiji 49頭について、異常があったら報告しろと言う事実は無かったのです。因みに、家畜に異常があった場合、国への報告を義務付けているのは、健康な家畜に対してです。患畜や擬似患畜については報告の義務は課しておりません。やがて或いは直ちに殺処分される家畜だから
約20時間前 TwitBird iPhoneから higashitiji宛
 .RT @higashitiji 法律的に終了しているものに対して、国が、異常があったら報告しろと言うでしょうか?言いません。もし仮に、そう言ったとしたら、49頭に対して、健康な家畜と、或いは生かしたいと認めたことになります。国は、そういうことをするでしょうか? しません。続く。
約20時間前 TwitBird iPhoneから higashitiji宛
 .RT @higashitiji 49頭について、国は、当然法律に基づいて、殺処分されるべきもの、されたものと了解しています。1週間程前、補佐官が、49頭については終わった話と発言された通り、国にとっては、49頭は終わったことなのです。その事を非難はしません。法遵守です。続く。
約20時間前 TwitBird iPhoneから higashitiji宛
 .東京の「みやざきわけもんフォーラム」の皆さんが宮崎に来てくれて、がんばろう宮崎の打ち合せでした。会議には出られなかったのですが、さっき合流しました。新しい流れ、大事にしていきたい。
約21時間前 TwitBird iPhoneから .明日赤松大臣が来るのだが、知事、県議会議長、経済連会長との協議3人一緒で15分、現場の新富町役場も15分、一体何をしに来るのだろうか。パフォーマンスとしか思えない。 #kouteieki
約23時間前 TwitBird iPhoneから .@kohji04649 現場のお声など一度お聞かせ願えればありがたいです。
約23時間前 TwitBird iPhoneから kohji04649宛
 .@okudanao そうですか、了承しました。ヘリが自粛されるといいですね。
約23時間前 TwitBird iPhoneから okudanao宛
 .@higu_hiro いつも有り難うございます。お陰さまで何とかやっています。
約23時間前 TwitBird iPhoneから higu_hiro宛
 .皆様ありがとうございました、無事宮崎に帰りました。「ペプシバオバブ」ですが、ガラナっぽい感じで、慣れれは美味しく飲めそうです。
約23時間前 TwitBird iPhoneから

 

http://twitter.com/syunsuke_takei/status/15018019764
赤松大臣は2時前の飛行機で宮崎に来て日帰りで帰るそうだが、せめて午前中に来てもらえれば知事ともしっかり話して頂けると思うのだが。この時間に来て知事との協議が15分。大臣は本気で宮崎と向き合ってほしい。 #kouteieki

ウーン、2時前に宮崎空港に入って、宮崎県庁まで車で移動、
そして15分だけ知事や関係者と面談。

その後、被害農家を訪問して新富町役場で関係者と15分間の面談。

合計僅か30分!

一体何しに行ったのだ。

 

赤松大臣、さきほど宮崎県庁を出発。民主党の国会議員が最敬礼でお見送り。あっという間の出来事。SPもいなくなって静かになりました。  #kouteieki 》》http://twitpic.com/1sdyfv
44分前

 

赤松農林大臣とかけて、

月光仮面と解く

その心は、

どちらも

「疾風(はやて)のように現れて、疾風のように去っていく」

(ちょっと古過ぎた?)

 

【追記】 読者の愛信さんの情報です。

 【「種牛の殺処分、慎重に」国連機関の主席獣医官】  

http://ariesgirl.exblog.jp/d2010-05-29

理由について同氏は「殺処分は感染の初期段階では非常に効果的だが、
拡大した今は長期的な視野を持つ必要がある」と説明。
「殺処分は(畜産)資源に大きな損失をもたらすとも語った。

殺処分の不要の種牛を殺せと脅迫して、宮崎畜産業界の自民党支持農
家を徹底的に叩き潰す民主党小沢幹事長配下の会議に呼ばれた4団体
日本酪農政治連盟、全国肉牛事業協同組合、日本養豚生産者協議会、
日本鶏卵生産者協会。


【マスコミ隠蔽の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。
 
 

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コメント (5)

赤松口蹄疫:責任転嫁合戦、宮崎の決闘

2010-05-30 07:45:39 | 県知事選

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赤松農林大臣は今日(30日)宮崎入りする。

東国原宮崎県知事vs赤松農林大臣の「責任転嫁」の大合戦、天下分け目の宮崎の役が本日勃発の模様。

赤松隊は宮崎入りの前に、前哨戦で全国肉牛事業協同組合と日本養豚協会を味方に取り込んで、諜報作戦で東国原隊の出鼻を挫いている。

その広報役を務めるのが朝日新聞。 何しろ広告収入の激減で赤字を曝し、7月の参院選では潤沢な資金を誇る民主党の宣伝部長を自認しているのだから。

種牛の早急な殺処分求める 生産者団体、宮崎県に (朝日新聞2010年5月29日20時54分)
     家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の問題で、肉牛と豚の生産者団体が29日、殺処分を実施していない種牛49頭の一部の発症について宮崎県が国に報告しなかったことに抗議し、種牛の早急な殺処分などを求める文書を同県に提出した。

 抗議したのは全国肉牛事業協同組合(東京都)と日本養豚協会(同)、みやざき養豚生産者協議会(宮崎市)。

 抗議について、組合などは「生産者は全国の仲間を口蹄疫から守るために犠牲になったのに、宮崎県が本来殺処分するべき自分の牛を残そうとするのは神経を逆なでする。国際市場への復帰も遅れる」などとしている。49頭の早急な殺処分、感染拡大に関する謝罪などを求めている。

 農林水産省などによると、49頭の殺処分は29日現在、始まっていない。

 全国肉牛事業協同組合は組合員約700人で全国の肥育牛頭数の3割を占め、同県内にも57の組合員を持つ。記者会見した山氏徹理事長は「全国に素晴らしい種牛がおり、宮崎牛がいなければ全国のブランド牛が成り立たないということは全くない。法律に基づき早く措置することが宮崎の畜産のためだ」と話した。

   ◇

 避難したあと、特例として経過観察が続いている特に優秀な種牛5頭について、農水省と宮崎県は、当初1週間としていた検査期間をさらに1週間延ばすことを決めた。6月4日まで連日検査が行われる。

                           ◇

赤松大臣の宮崎入り直前に出された全国肉牛事業協同組合(東京都)と日本養豚協会(同)の東国原バッシングとも取れる抗議声明を、両組合が政府に取り込まれというのは、ゲスの勘ぐりという向きもあろう。

だが、マスコミが情報操作とも取れる行動を取るのなら、ブログ発信者としては与えられた情報を基に推測もすれば、勘ぐりもする。

で、推測の根拠は二つ。

先ず、赤松農林大臣の不作為で遂に鳩山首相が対策本部のトップになったことを報じるこの記事だ。

首相をトップ、本部格上げ=政府、関連法の改正検討-宮崎にも対策チーム・口蹄疫
 宮崎県で家畜への口蹄(こうてい)疫感染が拡大している問題で、政府は17日午前、農水省の対策本部を鳩山由紀夫首相直属の本部に格上げすることを決めた。併せて、宮崎県に山田正彦農林水産副大臣をトップとする政府対策チームを設置し、地元自治体と一体となって、感染拡大防止や被害農家の支援に総力で取り組む。政府は対策強化として、関連法の改正・整備を検討する。
 首相は同日午前、首相官邸で全国肉牛事業協同組合日本養豚協会の代表者らと会談し、自らが対策本部の本部長に就任するとともに、家畜伝染病予防法の改正か特別措置法の制定を検討する考えを伝えた。政府は同日夕に、同本部の初会合を開く。また、会談に同席した筒井信隆衆院農水委員長は記者団に、首相自身も現地入りを検討していることを明らかにした。
 この後、首相は赤松広隆農水相を首相官邸に呼び、2010年度予算の予備費から1000億円を対策に充てることを確認した。
 一方、平野博文官房長官は記者会見で、現地対策チームの設置を発表。新たな措置として、高速道路周辺の消毒強化、家畜を殺処分した生産農家への手当金支払いの迅速化と書類の手続きの簡素化、特別交付税支払いの迅速化、広報消費者情報の提供を検討していると説明した。(時事通信 2010/05/17-13:27)

                       ◇

勘ぐるのが得意の当日記は次の事実から、国肉牛事業協同組合と日本養豚協会が「責任転嫁合戦」で民主党に取り込まれたと勘ぐる。

(1)赤松の宮崎入りに合わせたような両組合の「東国原バッシング」発表。

(2)約2週間前に両組合は首相官邸に呼ばれている。

(3)赤松大臣もそこに呼ばれ1000億円の対策費の確認をしている。

(4)次に上げる日本養豚協会への電凸内容の胡散臭さ。

日本養豚協会に電凸された「「浸食すること桜の如く」さんが書いたブログより引用させてもらいました。。

(以下引用)
日本養豚協会Aさんの場合/電凸まとめ報告

・・・とりあえず名前も名乗っていただきましたが、こちらでは担当者Aさんで統一しようと思います。
全部を書き出すわけにもいかないので、先にAさんの主張の概要を箇条書きにしますと、
 
①とにかく東国原知事の防疫対応に対しては攻撃的かつ否定的。
②政府対応に対しては消極的であり、むしろ触れたくない。赤松は否定。
③養豚生産農家の立場を代弁しているのか、「種牛」による宮崎ブランド保持には否定的。
④農林水産三役に対してのネタあり→今後の口蹄疫対策の展望含む。
⑤私に対して「報道関係者じゃないのか?」という度三の勘繰り発言あり。
 
 
■最重要の疑問
「東国原知事に謝罪を求めて、何故政府、特に赤松農水大臣には謝罪を求めなかったのか」には明確な回答はありませんでした。
以下、書き起こし↓↓↓

A「県知事や大臣宛にウチの方からは要望しています。」
桜「いえいえ、大臣に対しては何故謝罪をもとめなかったのですか?」
A「いや、していますよ、要望は知事と大臣に。」
桜「『謝罪』ですよ、報道では東国原知事に対してのみ謝罪要求がなされていますが、肝心なときに外遊に行っていた赤松大臣に対しては謝罪は求めていないでしょ?」
A「東国原はね、最低の対応をしたんですよ。」
以下回りくどいので要点のみ

 
a 自衛隊の敷地や、農業大学の敷地があるのに「知事はそこを使わせなかった」
 
桜「自衛隊の敷地は知事の命令で使えるんですか?国、政府に聞かなきゃ無理でしょ?」
A「・・・」
桜「農業大学の敷地使って埋めたら次の年から学生来なくなるんじゃないですか?」
A「そんなの仕方がないじゃないですか」
桜「農業大学も県の財産でしょ、知事はそれを守っただけなんじゃないですか?仕方が無いことはない」
A「いや、家伝法には強制的に生産農家の土地を埋却につかえないことに・・だから県の土地」
桜「だから県の土地が無かったから埋却地についても4月には国に要望出したんじゃないですか?」
A「・・・」

b 49頭が現在生きていることは法規違反
 
A「知事は法規違反しているんですよ、種牛49頭が今生きていることが証拠」
桜「いや政府に助命の要望してたでしょ、政府の結論が出ていない間は法規は適用されないんじゃないですか?」
A「(家伝法では)72時間(と明記されていますが)経っているでしょ、発症してから。」
桜「政府の結論でたの27日ですよ。それを受けて知事は殺処分決めたじゃないですか?」
A「それにしたって72時間たっている。」
桜「なんで?今日29日ですよ、48時間しか経ってない」
A「・・・」
桜「それに豚さん6万頭以上殺処分出来ていないことに対してなんで批判しないんですか?種牛49頭より問題あるでしょ?」
A「いや法規違反をしたことがダメなんで、豚は埋める土地がないんですよ。」
桜「土地は4月末に要望してたでしょ?聞かなかった赤松が悪いんじゃないですか?」
A「そうです、あんなの辞めさせるしかない。ぼーっとして」
桜「辞めないでしょ、民主党閣僚で責任とってるの見たことないですもん!」
A「いや辞めさせなきゃ」
 
c 知事は隠匿した(これも法規違反)
 
A「発熱していて国に報告もしなかったんですよ、明らかに法規違反じゃないですか。」
桜「報告しなきゃいけない義務って法規に書いてあるんですか?」
A「書いてありますよ家伝法に。」
桜「その(根拠になる)条文は?第何条何項になりますか?」
A「いや、そこまで詳しくは知らないけど。」
桜「調べたけど(根拠になる規定は)ありませんでしたよ」
A「え~そんなことは・・」
桜「隠匿とはいえないんじゃないですか?それなら。」
A「いや、普通に考えてみてくださいよ、発熱していたのに報告しないのっておかしいじゃないですか。」
桜「じゃ少なくとも宮崎県内で発熱したら、それ全部農林水産省に報告しなきゃいけないんですか?」
A「そうでしょう」
桜「発症していなくても?」
A「そうですよ」
桜「報告して農林水産省は何かするんですか?」
A「え?」
桜「報告して農林水産省は何かするんですか?」
A「さあ・・・」
桜「だいたい27日には殺処分決まったんだから。殺すの決まっているのに発熱で報告必要なんですか?」
A「・・・」
 
d (養豚協会の進めで)獣医師会が4月20日に知事に協力しようとしたが断られた。
 
桜「その時感染していたのは牛一頭でしたからね。」
A「一度協力断わられたから次はあっち(知事)が頭を下げて当然でしょ。知事はね、赤松大臣もだけど認識が甘かったんですよ。(知事は)境界なんて作っちゃいけなかったんだ」
桜「それはそうですね。知事も赤松も(初動の)認識が甘かったとは思います。でもね、(その後)被害拡大しているんだから、『あっち(知事)が頭を下げる』まで待つのっておかしくないですか?」
A「それがスジでしょ」
桜「スジで境界作っちゃいけないんじゃないですか?あなたのところも」
A「・・・」
桜「国境とか県境とか関係なしに対策立てなきゃいけないんでしょ?」
A「いやだから知事が先に・・・」
 
e 宮崎ブランドの種豚は6例目に殺処分している。種牛も処分。
 
桜「生産農家の方の気持ちはわかりますが、種牛を残したいというのも生産農家の心情を汲んだものでしょ」
A「おかしいじゃないですか。だったら何故種豚は処分しなければいけなかったか?」
桜「感染力が牛の1000倍以上あるからでしょ?」
A「牛も同じことなんですって。だからスーパー種牛を残したのは知事のミスなんです。」
桜「知事の?13日になって大臣の許可がおりたから移動したんでしょ?」
A「ええ」
桜「だったら大臣の特例が間違っていたんじゃないですか?」
A「そうですよ、だから大臣もダメなんです
桜「そちらの団体の心情的なものも理解できますが、今日FAOの主任獣医師も言っていたじゃないですか長期的なビジョンが必要、種牛残すべきって。」(引用者注⇒文末★印)
A「それがややこしいことになってるんですよ。日本はあそこ受け入れてないから」
桜「いやそれでも専門家でしょ、境界ないんじゃないのですか?」
A「政府の方針には影響しないってことです」
桜「え?」
「(スーパー)5頭も殺処分すべきなんですよ。」
桜「地元が納得しないでしょ」
A「いや山田さん(副農林水産相)が大臣とびこえても明日やってくれます。」
桜「え?!副大臣が明日スーパー種牛5頭処分命令するんですか?」
A「いやそうじゃなくてあの・・・」
桜「そういったじゃないですか?!」
A「そうじゃなくて種牛はいらないんですよ」
桜「いらないことないでしょ、あれは宮崎県の財産じゃないですか。」
A「いや、精子冷凍ストックが今30万本あるから、宮崎の畜産が(種牛処分したからといって)滅びるわけじゃないんです。」
桜「滅びるわけじゃないと言っても現にあの5頭が宮崎の生産農家の方の支えになってるし、冷凍精子から種牛作ろうとしたら5年や10年じゃできないでしょ。」
A「できますって。5年でできます。」
桜「いや種牛ですよ。食肉じゃないですよ?それに宮崎県内に母体もいない。」
A「周辺の県にはいるんですよ、同じ血統が。だいたい宮崎で生産されたら宮崎ブランドなんだからそれでいいんですよ」
桜「いや、いいかどうか決めるのは宮崎の生産農家の方なんじゃないですか?」
A「いや、(肉牛事業の)山氏さんが今日種牛5頭いらないって言ったでしょ。あれは凄い影響あるんですって。」
桜「どういう?」
「影響力がある人ですから。」

え~っと全体はもっとあるのですが必要なことや知りたかったことを優先に記事化してみました。口蹄疫情報としては特に目新しいことは聞けなかったのですが、政治がらみでは「山田副大臣が明日、種牛5頭についても殺処分する」と受け取ることができる発言がありました。そういえば明日30日には赤松大臣が宮崎の現地入りしますが、その場で現地対策本部(責任者は山田副農林水産相)が何か新しい方針を発表するのかもしれません。ここはポイントになるかと。
また「赤松大臣はだめ、辞めてもらう」という「辞めさせる当事者」のような発言もありましたね。
この辺りの情報が実行されたなら、この日本養豚協会のAさんは政府に対して何らかの影響があるか、情報を得る立場にあることが証明されますね。
 
今回の日本政府の防疫対応は今後容赦ない方向性を持つのかもしれません。
 
 (引用終了)                    ◇

★引用者注:
アイゼンシュタインさんのコメント
種牛の殺処分、慎重に」国連機関の主席獣医官 :日本経済新聞

 

さぁー、本日の「責任転嫁合戦」、宮崎の決闘はどちらに軍配があがるか。

問題は、マスコミがどれだけ事実を伝えるかだ。

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コメント (3)

赤松口蹄疫:にっこり笑って皆殺しだ!赤松式防疫法

2010-05-29 14:22:55 | 県知事選

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FNNニュース(動画あり

口蹄(こうてい)疫 宮崎県所有の種牛2頭に鼻のただれや発熱症状 東国原知事「悔しい」 
宮崎県で感染が拡大している口蹄(こうてい)疫の問題で、県所有の49頭の種牛のうち、2頭に鼻のただれや発熱など、口蹄疫の症状が見つかったことが明らかになった。
東国原知事は「非常に悔しいというか、返す返すも残念なんですが、致し方ないかなと」、と述べた。
家畜を強制的に殺処分できることなどを柱とする「口蹄疫対策特別措置法」が28日午前、参議院本会議で可決され、成立した。
ところがその直後、赤松農水相も驚く事実が明らかになった。
赤松農水相は、「え、知らない。だから、早く殺せって言っているのに」と話した
殺処分の対象にもかかわらず、東国原知事が救済を求めていた、県所有の49頭の種牛。
このうち、2頭に鼻のただれや発熱など、口蹄疫の症状が見つかったことが明らかになった。
宮崎県議会全員協議会で、東国原知事は「2日前から発熱の症状を呈したり。近日中に速やかに殺処分をしたいと考えております」と述べた。
27日、山田農水副大臣は、「今まで(殺)処分してこなかったのがおかしいと。法令違反であるというのが、わたしの立場です」と述べた。
山田農水副大臣にも批判され、東国原知事は27日夜、49頭の殺処分に同意したばかりだった。
2日前から出ていた症状の発表が遅れたことについて、東国原知事は、「報告は受けておりません。その判断については、わたしは防疫員の判断に任せざるを得ないと思います。微妙で厳しい判断ですね」と述べた。
これに対し、殺処分対象地域で種牛を飼育し、ワクチン接種を拒否している三共種畜牧場の薦田長久さんは、「やっぱり残念ですよね。あと5頭(エース級)残ってますけど、まだそれも(感染していないか)わからんじゃないですか。とにかく、うちの(種)牛を残して、みんなで改良して貢献したい」と話した。
残る牛は、西都市に避難しているエース級の5頭。
28日に採取する検体の検査結果が陰性と出れば、感染していないと判断する方針

(05/28 19:40)

                          ◇

これほど被害が広まっているのに、最高責任者の赤松農林大臣の責任を追及するテレビ映像を見たことがない。

これが自民党政権だったらどうだったか。

「何とか還元水」の一言で、連日テレビの攻撃に曝され自殺に追い込まれた農林大臣もいたではないか。

ネット上では口蹄疫に関しては民主党の情報操作説が流れているが、それを封じるように「風評被害を最小限にするやむない措置」という説も流布している。

風評被害というのは実体が無いのに噂が先行して、実態のない風説のため当該業者が被害を被ることだが、今回の口蹄疫被害は実態がパンでミック状況になった現在、風評もクソもあったものではなく、むしろ情報を押さえたために被害がさらに蔓延することも考えられる。

赤松農水相は二頭の種牛が感染の知らせを受け、売りものの笑顔を満面に浮かべ

「だから早く殺せって言っているのに」と言い放った・・・だが、一頭の発熱は風邪と判明 エース級種牛5頭は6月4日まで経過観察を続行するとのこと。
 
 
 
■赤松式防疫法⇒にっこり笑って皆殺しだ!■
 
赤松大臣にかかれば、口蹄疫を日本から絶滅させるには「ちまちま殺処分などせず」、日本全国の全ての家畜を「一気に殺してしまえ」、とでも言うのだろうか。
 
Akam1
 
農家が長年育てた種牛の殺処分に苦悩しているのに、赤松大臣の嬉しそうな笑顔は一体なんだ。

 この手の感染疫病の処置には、初動の感染防止対策に全てがかかっていることくらい、素人でも容易に分かること。

それを、無作為で10日間も外遊したことは万死に値するのではないか。

明日、30日には宮崎入りするそうだが、又してもニコニコ笑いながら宮崎を侮辱しに行くつもりなのだろうか。

 

普天間移設では政治主導を掲げる民主党の素人体質が露呈してしまったが、

今回の口蹄疫禍も、同じく政治主導とは言いながら「何も出来ない、しない」という鳩山政権の構造的欠陥が被害を拡大させてしまった。

感染は赤松農林相の外遊中に急激に広がった。

防疫の陣頭指揮をとるべきトップが留守にしておきながら、政治主導では話にならない。

口蹄疫の発生を知りながら外遊に出発し、ここまで被害を拡大させてしまったのは、赤松氏の大失態である。

帰国後も、失態は続いた。

中途半端な政治主導で指揮系統に大きな食い違いを生み、対策も後手後手に回った。

赤松農水相と山田副大臣、そして官僚との意見のの食い違いなども、素人内閣がもたらした人災の側面も少なくない。

家畜の殺処分の前に、赤松大臣と山田副大臣の殺処分、もとい、罷免処分が先決だ、と思う方

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     第7回「親学」講演会のご案内

        親が変われば子供も変わる・親学のすすめ


英国オックスフォード大学ケロッグカレッジのジェフリー・トーマス学長は、「学校でも大学でも教えていないのは、親になる方法だ。現在の社会はこの親になる教育にもっと関心を向け、親としての自分を向上させることが大切である」という趣旨の指摘をしています。

「親学」は子育てにも、人材育成にも共通する鉄則が沢山あります。若い世代の方々も、人を育てる立場にある方も是非ご来場下さい。

日時:5月30日(日) 午後1時30分 開場 2時開演
開場:県立博物館・美術館 美術館講座質
講師:高橋史朗 親学推進協会理事長
会費:1,000円
主催:沖縄の教育を考える会
お問い合わせ:098-889-1305

 

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最悪の5月末決着、迷走の果ては共食い!

2010-05-29 09:06:54 | 普天間移設

 

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 普天間移設に関する鳩山首相の「5月末決着」は、初めからの大方の予想通りなので、コメントのしようも無いが、想定できる範囲内の最悪の決着であった。

 

だが、一つだけ言わせて貰うと「閣僚罷免」というオマケが付いた。

いろいろある「街の声」に、こんなのがあった。

「政権を維持したいだけで、考えの違う党が野合した当然の結果。 遅かれ早かれこうなるのは時間の問題であった」(NHK)

なるほど一見的を射た発言に思えるが、福島党首も鳩山首相も当初は普天間移設に関する限り「国外・県外」では同じ考えであったはず。

ところが決着寸前になって鳩山首相が、唐突に国防に目覚めた。

これまでくり返した「寝言」を翻した結果、福島党首の「寝言」を覚醒させられなかっただけの話である。

ただ、ここで政権への未練から、眠り姫が長い眠りから覚めて寝言を撤回してしまったら旧社会党の二の舞となる。 絶滅危惧党が現実のものとなる。

国民の中には依然として「夢見る党」信者が300万人は棲息している。

罷免された直後の記者会見で、福島党首は次のように大見得を切った。

「沖縄の心を裏切れなかった」

「罷免は沖縄切捨てだ」

イヨー! ミズホちゃん、かっこいいー、という声が飛んできそうだ。

内容はともかく、初志貫徹のな潔さがテレビ画面から滲みだし、これで社民党の支持率はコンマ数パーセントは確実に上がるだろう。

「社民党最後の楽園」といわれる沖縄では、さらに社民党信者が増え、その分だけ民主党支持者が減っていく。 与党内の共食い現象だ。

因みに社民党所属の沖縄選出の国会議員は、 衆議院で7人中1人、参議院で5人中1にんで、総計12人中2人で、沖縄の比率は高い。

衆議院議員
選挙区 辻元清美(大阪10区) 重野安正(大分2区) 照屋寛徳(沖縄2区)

比例区 吉泉秀男(東北ブロック) 阿部知子(南関東ブロック) 服部良一(近畿ブロック) 中島隆利(九州ブロック)

参議院議員
2010年改選 近藤正道(新潟県選挙区) 福島瑞穂(比例代表) 渕上貞雄(比例代表)
2013年改選 又市征治(比例代表) 山内徳信(比例代表)

弱小政党社民党にとって「沖縄の心」は大きな支持母体になった。

今朝の沖縄タイムスは「首相の暴挙」に、ありとあらゆる罵詈雑言で紙面を飾っているようだが、これで、7月の参院戦で任期切れの3人の再選の他に、沖縄県選挙区でのプラスαの当選が予測される。

沖縄二紙は今回は民主党批判、同時に社民党支援に回ることが明らかであるから。

民主党の喜納県連代表は「民主党は県政レベルでは相応のぺナリティを受けるべき」みたいな物騒な発言をしていた。 このお方、来る参院選では社民党応援にでも回りかねないアブナイお方であることは良識ある県民なら周知のこと。

社民党沖縄県連は罷免の前日、福島党首に「骨は拾います。意志を貫いてください」(読売)と、泣けてくるような支援を約束した。

福島党首の脳裏には「最後の楽園沖縄での得票数がチラついていたのかも知れぬ。

福島党首の票読みが正しければ、沖縄は絶滅危惧種の最後の楽園・ガラパゴスとなるのだろう。

沖縄県民仲地さんが昨夜8時過ぎの福島罷免の速報が入った頃、こんなコメントを寄せていた。

先程のニュース速報で、普天間基地移設県内移設の署名を拒否したことで、福島みずほ大臣の更迭もほぼ確定でしょう。しかし、沖縄県民の一部のプロ市民からしたら、士気を高めるヒステリックな行動をしそうですね。更に、この連中が民主党から社民党へシフトチェンジして参議院選挙に備えたらまともな知識の無い沖縄県代表の国会議員が選出される事が現実であって欲しくないのが個人的な希望です。》

仰るとおりです。

筆者がダラダラと書き散らした駄文を要領よくまとめたのがこのコメントです。

                       ◇

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辺野古の民意、岡田外相が伊波市長批判!

2010-05-28 07:14:59 | 普天間移設

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「沖縄の声」とは何か。

「辺野古の民意」とは何か。

大手マスコミが現地へ飛んで「沖縄の声」を聞くとは、良くある話。

だが普天間移設で鳩山首相が「辺野回帰」を口に出した以上、一番の当事者である辺野古住民の声こそ「沖縄の声」となるべきではないか。

ところが辺野古の取材といえば、バカの一つ覚えのように「ジュゴンを守れ」が合言葉のテント村のプロ市民の声しか取材しない。

結局プロ市民の声のみが誇大に報道され、

それが「沖縄の声」となる。

一番の当事者である「辺野古の民意」はどうなっているか。

「夕刊フジ」が、幾重にも張り巡らされたサヨクネットワークを突破して、「辺野古住民の本音」を取材し、写真入で報道した。

記事のサブタイトルとして、このような辺野古住民の声が誇らしげに載っている。

普天間移設「住民が賛成したからまとまった」

 

鳩山と対話より海兵隊との交流…辺野古住民の複雑なホンネ
2010.05.26

米海兵隊員らを招いて開催された辺野古地区運動会(住民提供)【拡大】


 米軍普天間飛行場の移設問題で、鳩山由紀夫首相は23日に沖縄県を再訪問し、名護市辺野古周辺への移設を明言した。定見なき首相に翻弄され続けた沖縄では怒りの声が渦巻いたが、実は辺野古では当日、住民らが地元キャンプ・シュワブの米海兵隊員や家族を招いて地区の運動会を開催。首相が要望した対話集会も、住民側がこの交流行事を優先して断ったという。

 辺野古地区の運動会は今年で37回目を迎えた恒例行事。住民が10班に分かれて綱引きやリレーなどの競技を楽しむが、キャンプ・シュワブの米海兵隊員や家族も「辺野古第11班」として20年以上前から行事に招かれており、毎年住民と交流を深めている。

 今年は偶然、鳩山首相の沖縄再訪日程と重なったが、住民約1000人と、隊員・家族ら約70人は予定通り運動会を開催。地元関係者は「首相サイドから住民対話集会の打診もあったが、運動会の予定を優先した」と話す。

 同地区ではほかにも、イベントなどを通じて海兵隊員らとの文化交流の機会は多く、キャンプ・シュワブを“地元”として受け入れてきた。

 住民男性の1人は「1957年に着工されたキャンプ・シュワブは、もともと住民が経済効果を求めて『唯一受け入れた米軍基地』として知られる。(自民党政権時代にまとまった)普天間飛行場移設の現行案も7、8割の住民が賛成しているからこそ、まとまったプラン。むしろ、(民主党政権が持ち出してきた)くい打ち桟橋方式など、本土のゼネコンにしかできない代替案こそ地元は迷惑だ」と説明。さらに、「(1970年に)辺野古などを合併して誕生し、軍用地料が入ってくるようになった名護市の強硬な反対も腑に落ちない」と首をかしげる。

 鳩山首相が移設先を「辺野古」と明言したことに対し、仲井間知事は「大変遺憾で、極めて厳しい」と返答。名護市の稲嶺進市長らも「首相が県外移設を公約し、県民の期待を盛り上げ、自らほごにしたのは『友愛政治』の否定」「断固反対する」と表明している。

 ただ、肝心の辺野古住民の複雑な思いは、あまり報道されていないようだ

                        ◇

当日記は4月29日に、辺野古住民と海兵隊の交流についてこんなエントリーをしているが、夕刊フジの記者さん当日記を参考にしたのだろうか。

もしそうだとしたら光栄だが、・・・まさかね。

アップルタウンを知っていますか?辺野古住民と米軍との交流

続・アップルタウンって知っていますか?辺野古の街造り構想
 

沖縄二紙は、当事者の辺野古住民はそっちのけで、「サヨク集会」の告知はこの通り・・・

沖縄タイムス⇒緊急集会 名護市役所で28日開催 (2010年05月25日09:53)

琉球新報⇒名護市民、月末にも反対集会へ 辺野古回帰に抗議

辺野古住民の「民意」を踏みにじるプロ市民が、見たこともないジュゴンのための偽善行為を・・・⇒普天間:ジュゴン保護3万人超 SDCC、署名をあす国に提出

辺野古住民の小指の痛み(苦渋の決断)は何処へ?

                      ◆

「沖縄の声」を代弁しているかのようにスタンドプレーを繰り返している伊波洋一宜野湾市長の言動は矛盾だらけ。 

「世界一危険な米軍基地」を管轄する首長なら、一刻も猶予できないはずの基地移設を先頭を切って反対しているというのだから真に不可解な人物だ。

地域住民の安全を最優先に考えるのが市長の役目だとしたら、真っ先に移設に賛成すべきではないのか。

この人物、普天間住民の安全よりイデオロギーを優先する鉄面皮だ。

だが、「沖縄の声」を隠れ蓑しているため、誰も彼の矛盾を批判できずにいた。

「沖縄の声」を盾にする者に対しては腫れ物に触るような気の使いようだった。

「沖縄の声」を批判するjことはタブーか?

そうではあるまい。 批判の無いところに進歩はない。

タブーを破る勇気が必要だ。

鳩山首相より一足お先に、深い眠りから覚めていた岡田外務大臣が、

たまりかねて伊波市長の不思議な言動に批判の矢を放った。

遅きに失したが、当然の批判。

この点に関しては岡田外相、GJ!

岡田外相、宜野湾市長を批判「県内移設だめは納得できない」

2010/5/28 1:37  
岡田克也外相は27日の参院外交防衛委員会で、米軍普天間基地がある沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長が普天間基地の県内移設に反対していることに関して「普天間の危険性除去ということで政府を挙げて努力している。地元の市長が県内移設はだめだとか、グアムだとか言うのは納得できない」と批判した。共産党の井上哲士氏への答弁。

 

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全てが寝言でした、鳩山首相

2010-05-27 20:35:14 | 普天間移設

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首相“この国の人で守る発想ない”
 5月27日 1時9分 
鳩山総理大臣は記者団に対し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題に関連して、在日アメリカ軍の「常時駐留なき安保」という、かつての主張について「今は封印している」としたうえで、「この国は、この国の人々で守るという、すべての国にとってあたりまえの発想が今の日本にはない」と述べました。

鳩山総理大臣は、日米安全保障条約を基軸にしたうえで、国際情勢の変化に応じて在日アメリカ軍の段階的な縮小を求めるとする「常時駐留なき安保」という主張をかつて掲げていました。これについて、鳩山総理大臣は、記者団が普天間基地の移設問題に関連して「かつての主張はまちがっていたと考えているのか」と質問したのに対し、「今、その考え方は封印している」と述べました。そのうえで、鳩山総理大臣は「この国は、この国の人々で守るという、すべての国にとってあたりまえの発想が今の日本にはない。それが自然と言えるかどうかという発想は、国民ひとりひとりが根底の中には持ち続けるべきではないか」と述べました。

                                                     ◇


 

八ヶ月にも及ぶ「宇宙人」の夢の旅だった。

旅の終わりに、とうとう「辺野古」に着地した。

そこでやっと目が覚めた。

そして気が付いた。

「この国は、この国の人々で守るという、すべての国にとってあたりまえの発想が今の日本にはない」

 

国民の皆様、申し訳ありません。 

これまで八ヶ月の発言は、

全てが寝言でした。

鳩山由紀夫

 

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英国オックスフォード大学ケロッグカレッジのジェフリー・トーマス学長は、「学校でも大学でも教えていないのは、親になる方法だ。現在の社会はこの親になる教育にもっと関心を向け、親としての自分を向上させることが大切である」という趣旨の指摘をしています。

「親学」は子育てにも、人材育成にも共通する鉄則が沢山あります。若い世代の方々も、人を育てる立場にある方も是非ご来場下さい。

日時:5月30日(日) 午後1時30分 開場 2時開演
開場:県立博物館・美術館 美術館講座質
講師:高橋史朗 親学推進協会理事長
会費:1,000円
主催:沖縄の教育を考える会
お問い合わせ:098-889-1305

 


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鳥越の捨てゼリフ、「橋本と鳩山」の宰相比較論に

2010-05-27 08:50:30 | 普天間移設

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沖縄問題「鳩山と本気度が違った橋本」田中秀征・元長官

2010/5/24 15:19

 米軍普天間基地の移設問題。8か月もの迷走のすえ結局、辺野古沖の埋め立てに戻ってしまった。番組は、14年前に橋本元首相が電撃的に日米合意に持ち込んだ普天間基地移設の秘話を取り上げた。浮き彫りになったのは『首相に器』とは何かということ。

腹くくってクリントンに談判
   秘話を語ったのは橋本政権発足当時、経済企画庁長官だった田中秀征。それによると、米海兵隊員による少女暴行事件を契機に沖縄県民の怒りがピークに達し、米軍基地の撤廃運動に発展した96年1月、自民・社会・さきがの連立による第1次橋本内閣が発足した。橋本が掲げたのが「米軍基地の整理・縮小を求め、その解決に全力を尽くす」だった。

 
   1か月後、当時のクリントン大統領との首脳会談で、橋本は外務省の反対を押し切って普天間基地返還を要請する。橋本の『本気』を見て取ったクリントンは、国防長官に「検討せよ」と指示、わずか2か月後に日米合意に達したという。

   米国から帰国した橋本と田中が2人きりになったとき、橋本は返還要請した経緯について田中に次のように洩らしたという。

   「沖縄の人たちが可哀そう過ぎるもん。戦争中も戦後も、われわれの犠牲になってくれた。できるだけのことをするのは当然だよ。言うか、言うまいか、眠れなかった」

   田中は「それを聞いて、それまでのポマードを付けたキザな人という印象で片付けていたけど、一変した。橋本さんに対する評価、総理の真情を見た」という。

   さて、問題はここから。鳩山首相は当時、新党さきがけ代表幹事として政権与党にいて、沖縄基地問題の協議にも参加していたという。

   田中は「与党の中枢にいたわけだから、その合意には当然責任がありますよね。その方向から近づくならいいが、卓袱台ひっくり返す感じになった。勉強が足りなかったなら、(総理に)ならなきゃいい。総理は勉強するためにあるんじゃないのだから」と斬って捨てた。

   沖縄に15回も足を運んだという橋本に対し、鳩山は今回わずか2回、それも2回目は『辺野古回帰』への引導を渡すためにだ。

   スタジオでは、ジャーナリストの鳥越俊太郎が「普天間を何とかしたいという橋本さんの純粋な情熱、『本気度』からいうと、鳩山さんは10分の1もないな」と突き放す

   橋本の家族を取材したことがあるという作家の吉永みち子も次のように言う。

   「橋本さんの沖縄に対する情熱は、新しい母親との折り合いが上手くいかなかった時に、助けてくれたという沖縄で戦死したいとこの存在がある。沖縄の辛さは自分の想いなんですね。

   鳩山さんがどんな時でも淡々としているのは冷静なんじゃなくて、心の中の空っぽさが言葉になっているんだなと感じてしまう」

   テレ朝コメンテーターの三反園訓によると、最近の鳩山は自信をなくしているという。世論に反発から支持率が10%以下になったら、「自ら辞めることもあるんじゃないかな」と推測する。

   当時政権の中枢にいた鳩山首相は、あの時いったい何を感じ、何を学んだのかということなのだろう。

                         ◇

通常は鳩山弁護に回るはずの鳥越氏だが、橋本元首相の補佐官を勤めた田中秀征氏の実感溢れる鳩山批判には、「普天間を何とかしたいという橋本さんの純粋な情熱、『本気度』からいうと、鳩山さんは10分の1もないな」と、鳩山批判に回らずを得なかった。

確かに歴史の生き証人ともいえる田中氏が鳩山首相を次のように批判したら、さすがの鳥越氏も返す言葉が見つからなかったのだろう。

「(当時、政権中枢にいて、沖縄基地問題の協議にも参加した鳩山首相は)その合意には当然責任がありますよね。その方向から近づくならいいが、卓袱台ひっくり返す感じになった。勉強が足りなかったなら、(総理に)ならなきゃいい。総理は勉強するためにあるんじゃないのだから

だが、鳩山大好き~の鳥越氏が、田中氏の鳩山批判だけで番組を終えるはずは無かった。

上記記事には載っていないが鳥越氏が、番組の最後で漏らした「捨てゼリフ」を筆者は聞き逃していない。

田中氏の鳩山批判の後、鳥越氏は「(橋本元首相の情熱にもかかわらず)結局名護に決まったんですけどね~」と、お得意の薄笑いで侮蔑するようなコメントを発した。

「久米宏の捨てゼリフ」を真似た高等テクニックである。

テレ朝「報道ステーション」の前の番組「ニュースステーション」の久米宏キャスターは自分と反対意見のゲストに意見を述べるだけ述べさせて、反論が困難と見るや番組の最後を見計らって「捨てゼリフ」で反論しCMに入る手法を使った。 CM明けは別の話題に移っておりゲストの反論は自動的に封じられると言う高等テクニックを駆使していた。

相手は反論しようも無く、視聴者は久米氏が番組の最後に一言で相手を切り捨てたと言う印象をうける。

鳥後氏の「結局名護に決まったんですがね」という捨てゼリフは、

「久米宏の捨てゼリフ」ほど切れ味は鋭くなかったが、少なくとも次のような印象を受けた視聴者は多いはずだ。

「確かに橋本元首相の情熱は鳩山首相の情熱に数倍勝っていたかもしれないが、結局沖縄の民意を踏みにじって移設先は名護に決まったではないか。 橋本元首相の情熱も空回りだった」と。

田中氏は触れなかったが普天間移設先を辺野古に決めた経緯は、過去ブログで何度も触れた。

しつこいようだが、断末魔の首相、魔物に憑依!から一部抜粋し加筆して普天間移設の経緯を述べたい。

鳥越氏が知ったかぶりの口調で「結局名護に決まった」のではなく、辺野古容認には橋本元首相の地元説得により、比嘉、岸本、島袋と三代続いた「辺野古容認」市長の努力の結果であり、鳥越氏に鼻で笑われるような筋合いの名護(辺野古)決着ではないことを良識ある県民なら皆承知している。

《元々この移設の話は米側から言い出したわけではない。

橋本元首相が「住宅地に隣接する基地から普天間住民を守るため」、命がけで米側に掛け合った末に勝ち取った結果であることを忘れてはいけない。

橋本元首相と比嘉元名護市長が普天間基地移設で苦悩したことを書いた過去エントリーから以下に抜粋する。

■普天間移設合意の経緯■

だが、「普天間移設」は自然に米軍側から自民党政府に転がり込んできた安易な話ではない。

橋本元首相が、当時の外務官僚から「非常識」と影では嘲笑されながら、米国側に必死の覚悟で切りこんだ結果勝ち取った政治生命を賭けた「移設」である。

橋本元首相の「死に物狂い」の普天間移設交渉については、

読者の涼太さんが紹介して下さったた次のリンクに詳しいので是非読んで欲しい。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091223/plc09122
31837010-n1.htm

特に「切腹」覚悟の比嘉哲也元名護市長と橋本首相の会談のくだりには不覚にも涙がこぼれた。 事実比嘉元市長はその後、「切腹」した。

比嘉元市長の「辺野古容認」は、比嘉、岸本、島袋と三代続いた容認派市長に受け継がれた。

だが、1月の市長選で僅か1500票余の僅差で「反対派」の現稲嶺市長が辛勝したことは周知のことである。

橋本元首相は「日歯連事件」で晩節を汚したが、決死の覚悟で「普天間移設」を米軍に合意させた熱意を、少なくとも沖縄県民は忘れるべきではない。>》

 鳩山首相が寝た子を起し、福島社民党がそれに火をつけてしまったので、名護市長には稲嶺氏というガチガチの辺野古反対派市長が誕生してしまったのは周知の通り。

かさにかかったかかった沖縄紙が「民意は辺野古反対」と喧伝しているが、一番の当事者である辺野古住民の民意が受け入れ容認であることは全く無視されている。

名護市には筆者の四女が住んでいるのでよく訪問すいるのだが、名護市の市街地域と辺野古地区は同じ名護市という行政管轄下にあるだけで、生活圏は山一つで隔たれた全く別世界といっても過言ではない。

一部プロ市民がジュゴンが住むという辺野古の海は太平洋に面しているし、名護市街地域は東シナ海に面している。

そうそう、東シナ海を臨む名護湾は、ほんの少し前まではイルカの場として知られたところで、迷い込んだイルカの大群を殺戮した鮮血で名護湾は血に染まったと言う。 今でも名護市の居酒屋ではイルカ料理が出ている。

因みにイルカのことを沖縄ではヒト、いや、ヒートゥ、と言う。

 
話を戻す。
 
名護市街地と辺野地区は同じ名護市に属していても、米軍基地の被害には全く無縁の名護市街地区と米軍基地に隣接する辺野古地区とでは全く別の生活圏であることを知る政治家の先生方は少ない。
 
「辺野古移設反対」の「県民大会」が開かれた同じ日に辺野古でも区民大会が開かれたことを知る県民さえ少ない。
 
忘れるところだったが、辺野古容認を決めた辺野古住民の苦渋の決断は「小指の痛み」とは言わないのだろうか、琉球新報、沖縄タイムスさん。
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石垣市長の「盗用」は沖縄タイムスの復讐?!

2010-05-26 08:23:22 | 未分類

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■「反戦平和」は沖縄では免罪符■

沖縄の首長が「反戦平和」を叫ぶことは一種の免罪符であると何度も書いた。

「反戦平和」に「米軍基地反対」や「自衛隊反対」が加われば、沖縄地元紙の覚えがこの上もなく良くなることは言うまでも無い。 

従って沖縄で首長になるのなら、候補者はスネに傷のあるなしに関わらず、これらの免罪符を保険として掛けるのが通常である。

「反戦平和」どころか、米軍と自衛隊に憎悪むき出しの極左思想の持ち主である大浜前石垣市長が16年もの長期独裁政権を築き上げることが出来た理由も、地元新聞から拝受した免罪符のあらたかな霊験のたまものであった。

ところが、この免罪符で幾重にも保険を掛けたはずの大浜前石垣市長が、2月の市長選で新人の中山候補に大差で敗退した。

その理由は何か。

それが良識ある石垣市民の「天誅」であることは、石垣市民自身が一番承知しているはずである。

地元紙が付与した免罪符も「ブログ告発」には勝てなかったのだ。

■「石垣島市長婦女暴行疑惑」■

昨年の10月、突然、起きた「ブログ告発」がネット上を駆け巡った。

元石垣市職員による「石垣市長婦女暴行疑惑」の告発だ。

勿論、沖縄二紙は徹頭徹尾「報道しない自由」で大浜前市長を援護した。

だが、「ブログ告発」が致命的打撃となり、大浜前市長は、結局、4期16年にも及ぶ独裁政権の座をを追われることになる。

極左市長に代わって新市長になった中山氏は、石垣市会議員の頃から、「反戦平和」や「米軍基地反対」、「自衛隊反対」とは真逆の言動をしていた人物である。

当然、沖縄紙に対する免罪符を一片も身に付けていなかった。

■沖縄紙の復讐!■

果たせるかな5月22日、こんなコメントが入った。

◆5月22日 Unknownさんのコメント

狼魔人さま
ペンギン市長を倒した、中山石垣市長がピンチみたいです。他市の施政方針を引用したことを地元新聞に叩かれているみたいです。
市長は、問題ないとの認識を示しているみたいですけど、バカサヨが動き出す前に市長の擁護をお願いします
。》

スワッ、免罪符無き新市長に対する地元マスコミの復讐劇が勃発か。

長年、独裁権力を振るった大浜前市長の歴史的敗退により、石垣市政への関心は薄くなりかかっていた矢先の出来事だ。

新市長の施政方針が、例え他の類似行政地区の市政方針の「盗用」であったとしても、本人がその事実を認め謝罪した以上、致命的な政治的責任はないと思っていたのだが、昨日になって「タケ坊さん」さんよりこんなコメントが・・・。

◆5月25日 タケ坊さんのコメント(太字強調は引用者)

本日の日テレ、ズームインスーパーの全国ニュース枠で何故か沖縄の一市議会のゴタゴタを報じていました。
狼魔人様がサラさん事件を追ってた石垣市です。
内容は新市長が施政方針演説をどこかの街の演説をそのままパクってたというもの。
文書をテキスト化して比較し、アンダーラインを引き、議場の混乱を写し、最後には
『石垣の恥だ!!』と吐き捨てる老人「だけ」を写すというものでした。
私はたまたま狼魔人様のブログを拝見し、サラさん事件を知っていたのでこの悪質なプロパガンダを見抜くことが出来ました。
確かに盗作は同義的に許されないのかもしれませんが、それでは婦女暴行未遂は許されるのか
全国枠でこれなの
ですから沖縄の報道は相当なものだと思います。
よろしければ狼魔人様にエントリー一本よろしくお願いします
。》

◆沖縄タイムス

石垣市施政方針 小田原のパクリ 「引用知らず発表」と釈明市長の政策チーム作成
2010年5月23日 09時43分     

 【石垣】石垣市の中山義隆市長が、2010年度施政方針を、神奈川県小田原市の加藤憲一市長の08年所信表明と10年度施政方針から「引用」していたことが22日、分かった。市役所で会見した中山市長は「市役所外部の政策チームから上がってきた文章で、引用を知らずに発表した」と釈明。事実と責任を認め「大変恥じ入るところ」と陳謝した。加藤市長にも電話で説明し陳謝、文章使用の承諾を得たという。

 内容を比べると、中山市長の施政方針「はじめに」と加藤市長の所信表明の冒頭部は、「小田原」を「石垣」に換えただけでほぼ同じ内容。言葉や表現、展開だけでなく、句読点の位置まで一致する。

 また、中山市長の施政方針は「はじめに」「社会経済情勢」「市政運営に当たっての基本方針」などと項目が立てられているが、「予算規模」項目を除き、構成もすべて加藤市長の施政方針と一致。「暮らしと防災・防犯」分野の前段や「医療と福祉」分野の福祉への言及部分も酷似している。

 中山市長は3月20日に就任し、4月9日に市議会で施政方針演説。発表前後には「私自身が書き上げた」「中山カラー100%」などと述べていた。

 中山市長は「市長選にかかわったメンバーに策定をお願いした。他市町村の事例などを勉強した結果上がってきた案で、いい内容だったのでゴーサインを出した」と釈明。21日に政策チームから連絡を受け、初めて事実を確認したと説明した。

 その上で「地方自治体が抱えている問題は一緒。私自身の気持ちも反映されているので、正式な方針として政策を実現させていきたい。市民の信頼を回復し、期待に沿えるよう努力していく」と理解を求めた。

                                                    ◇

◆沖縄タイムス2010年5月25日

施政方針引用で調査特別委設置 石垣市議会が賛成多数 (2010年05月25日09:49)       
 【石垣】石垣市の中山義隆市長が、施政方針の大部分を神奈川県小田原市長の施政方針などから「引用」していた問題で、同市議会(入嵩西整議長)は24日の臨時議会で、事実関係の確認を目的とした調査特別委員会を設ける議案を賛成多数で可決した。登壇した中山市長は「市民の信頼を裏切り、市の名誉を著しく傷つけた」と述べ、石垣市民や市議会、小田原市民へ改めて陳謝した。

 委員会の設置は地方自治法100条などに基づき、議会が自治体の事務について調査権を行使するためのもの(百条委員会)で、市によると、設置は1997年以来約13年ぶりとなる。

 傍聴席は市長の説明を求める30人以上の市民でほぼ埋まった。議案を提出した市議会野党連絡協議会の前津究議員は「施政方針の『盗用』は多くの市民の誇りを傷つけた。全国的にも注目を集め、本市のリーダーとしてモラルが問われている」と批判。議案は10対9で可決され、調査特別委員長には宮良操議員が就いた。

 中山市長は、自身で施政方針を執筆したと述べていた点について、「政策スタッフの提案を確認し、私自身が目指す石垣の方向性と合致していたので施政方針として決定した」と説明。「流用があることを認識しておらず、結果として正確さを欠いた」と陳謝した。

 委員会設置を受け、市長は「市民と議会へ説明する責任がある。真摯(しんし)に回答し、理解していただけるよう努力していきたい」と述べた。

 傍聴していた女性(66)は「市長は公約に学力向上を掲げていたが、『カンニング』を教えるようなもの。市民をばかにしている」と厳しい口調で話した

                                                  ◇

 鳩山首相の一連の「迷走発言」に接すれば、政治家の言辞がいかに重いものであることを改めて言うまでもない。

だが、政治家の言辞がいかに独創的で美辞麗句に満ちていようとも、「実行してナンボ」の世界であり、

実現性が無ければ、いかにオリジナリティのある言辞といえども絵に描いた餅に過ぎない。 これには民主党のマニフェストを例に出すまでも無い。

その点では、政治家の言辞は文学賞における盗作や、入学試験のカンニングとは本質的に違う性質のものである。

従って「盗作」が露見した作家はその瞬間、文学賞受賞の栄誉は剥奪され、カンニングが発覚した入学者は直ちに入学を取り消される。

それだけではない。 両者とも虚偽により相手を騙して、利得を得た行為を断罪され、場合によっては刑事告発の対象にもなりうる。

一方、政治家が他の首長の政策・方針を「盗用」した場合は、決して褒められた行為ではないにせよ、本人が事実を認めて謝罪した以上、後はそれをどのように実行するかに全てはかかっている。

従って本人への法的責任あるいは政治的責任とは全く別の次元の問題であり、それこそ「論より証拠」で、政策の実行によって市民の信を問うのが政治家としての筋である。

石垣市議会は、議決により「調査特別委員会」の設置をしたというが、本人が事実関係を認め謝罪しているのに一体何の事実関係を確認しようというのだ。

事実関係の確認を目的とした調査特別委員会を設ける議案を賛成多数で可決した。

ひょっとしてあまりにもバレバレと言おうかお粗末な「盗用劇」の背後には、新市長を陥れる謀略でもあったと言うのだろうか。 

野党側は鬼の首でも取ったように狂喜乱舞しているが、議決が「10対9」という僅差であることでも明らかなように、良識ある市民なら「経験不足にしてもオソマツすぎる。 しっかやり直せ!」くらいの叱責で一件落着すべき案件ではないか。

「調査委員会」は、中山市長が史上最高の得票数でもって当選した市長であるということを認識し、バカバカしい「復讐劇」を早々に止めにして、市政の再建に協力するのが石垣市のためではないか。

徒(いたずら)に新市長へバッシングを続けると、当然市長選における新市長と前市長の一騎打ちの経緯に触れることになり、折角沈静化した「某重大事件」が再度ぶり返され泥仕合となる可能性もある。 そうなれば、今度は地元紙の「報道しない自由」に」よる前市長の援護も困難になる。

「街の声」や「市民の声」が、「新聞社の声」であることは、今では賢明な読者なら周知のことだが、

市長は公約に学力向上を掲げていたが、『カンニング』を教えるようなもの。市民をばかにしている」という女性の声に、

免罪符を持たない新市長に対する沖縄タイムスの悪意と復讐の強い意志を感じ取ることが出来る。

因みに同じ「調査委員会」を報じる25日付八重山毎日新聞には、野党側の賛成意見と同時に、

与党議員の伊良皆氏の「市長の報告や報道で大方の事実は解明されている。市長には反省すべきところは反省して市民本意の行政運営を要望する。公費を使っての特別委はなじまないという主張も併記されている。

沖縄タイムスにはこの部分は削除されている。

◆八重山毎日新聞 2010年5月25日

 真相解明へ百条委設置 市長の施政方針引用問題

 野党の賛成多数で

   石垣市議会(入嵩西整議長)は24日の臨時会で、小田原市の施政方針と酷似している中山義隆市長の施政方針をめぐり、地方自治法百条に基づく特別委員会(10人)の設置を野党の賛成多数で可決した。百条委は、1997年の9月定例会で総合体育館用地取得に関して設置されて以来13年ぶり。百条委は、証言や資料提出の拒否に罰則規定があるなど調査権を有する。いわば「伝家の宝刀」を行使して調査に乗り出すことになった。委員長に選出された宮良操氏は「不信任を視野に入れながら真相を解明していきたい」と話している。

 特別委の設置は、中山市長が謝罪発言をした後、前津究氏が「市民の誇りを著しく傷つけた。議会軽視も甚だしい。全国でも注目されており、議会の対応が求められている」として緊急動議で提案した。
 これに与党側から異議があり、
伊良皆高信氏は「市長の報告や報道で大方の事実は解明されている。市長には反省すべきところは反省して市民本意の行政運営を要望する。公費を使っての特別委はなじまない」と主張。
 野党側からは池城孝氏が「言語道断、議会の冒涜(ぼうとく)、市民への背信行為だ。石垣市の信用を失墜させた責任は大きい。発言も二転三転しており、謝罪だけで市民は納得しない。真相を解明するのは議会の責任だ」と訴えた。
 この日の臨時会は、与野党から各1人が欠席。採決の結果、野党など10人が賛成、与党9人が反対した。

 中山市長は議会終了後、「市民や議員への説明責任がある。真摯(しんし)に回答していきたい。市民に対しても説明し、理解を得られるよう努力したい」と述べた。
 百条委員設置をめぐっては、緊急動議の成立を認めず中山市長の発言を先に取り扱おうとする入嵩西議長に野党市議らが猛反発。議場はヤジや怒号が飛び交い、紛糾した。
                          ◇

上記5日付け沖縄タイムスと比較すれば一目瞭然であるが、沖縄タイムスは文末を「市民の声」を使って「カンニング」と悪意に満ちたな文で結んでいるが、

八重山毎日新聞は与党議員の異議の他に、閉会後の市長の反省の弁も記している。

異論を認めぬ沖縄タイムスは、与党議員の異議より、悪意に満ちた「市民の声」を優先するのだろう。

それにしても中山市長さん。

いくら若くて行政経験不足とはいえ、「参考」にするにしては、あまりにもオソマツが過ぎませんか?  そっくりコピーではすぐバレますよ。 

まさかハメられたのではないでしょうね。

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コメント (12)

続・赤松大臣の空白の一日を追え!高級リゾートの一日!

2010-05-25 08:40:40 | 県知事選

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赤松農林相の外遊中の「空白の一日」をエントリーしたら、

原因不明の強制削除に遭った。 

過去にPCの操作ミスにより書き上げた原稿全部を一瞬にして消してしまった経験があるが、今回の強制(自動?)削除はそれとは根本的に違う。

先ず、最初にアップした時は、間違いなく全文表示で公開されていた。

だが、数時間後チェックした時には、文章の特定部分から末尾までが削除されていた。 

それがこれ⇒赤松大臣の空白の一日を追え!安愚楽牧場の隠蔽工作

確認のためアップした原稿を見たら、削除されずに「全文」残っている。

それで再度、全文をアップしたが同じ部分が削除された状態で表示される。

これを何度も繰り返してみたが、結果は同じ。 

多少ウス気味悪くなったが、そこで前半の表示されている部分、つまり削除されていない部分を自分で削除し、削除された部分(標示されていない部分)のみをアップしたら、これはそのままアップに成功した。

それがこれ⇒異常事態発生!農林大臣の空白の一日

目下のところ原因不明であるが、まさか当日記のような弱小ブログが民主党「工作員」の攻撃ターゲットになっているとは考え難い。 従って赤松農林相の「空白の一日」に触れたせいだとは考えられない。 

何故なら他の有力ブログも同じテーマを取り上げており、何も当日記のみが取り上げたわけではないからだ。

そもそも赤松農林大臣が、外遊中にゴルフをしようがパチンコをしようが大した問題ではなく、問題なのは宮崎の口蹄病の発生を承知していながら、「不要不急」の外遊を10日間もしたこと自体が大問題なのだ。

しかしよく考えてみると・・・ もし外遊中のゴルフが事実だとしたら、国民が受ける印象は最悪だ。 勿論赤松氏受けるダメージは致命的になる。

それに赤松氏には国会をサボってハワイでゴルフに呆けていた前科もある。

だとしたらどんな手段を使ってでも隠ぺい工作を図るだろうし、これが暴露されたら鳩山内閣は一瞬にして消し飛んでしまう。

そこで「空白の一日」に対して消えかかっていた興味がムラムラとわいてきた。

赤松農林大臣の「空白の一日」を野次馬よろしく再検証してみたい。

■無類のゴルフ好き■

赤松農林相は無類のゴルフ好きで知られ、以前、東京湾でイージス艦と漁船が衝突した事故が発生した翌日の2月20日、国会開会中であるにも関わらず、ハワイでゴルフをしていたという記事が週刊誌に掲載された。

赤松大臣の前科松浦淳のブログ》の2009年10月12日(週刊新潮、2008年3月20日号)

今回の「不要不急」の外遊は当所から「カリブ海リゾートのゴルフ」が主目的ではなかったのか。

自民党は谷垣総裁を本部長とする口蹄疫対策会議を開催し、42項目の政府に対する申し入れをした。

当初は、鳩山総理も赤松農林水産大臣も申し入れを受けるという事だったが、4月30日になって二人ともドタキャンしてきた。

そして驚いたことに、赤松大臣は、政府の口蹄疫対策本部長であるにもかかわらず、その日(30日)の夕刻にはメキシコへ出発したというのだ。

自民党の申し入れをドタキャンしてまで外遊に旅立ったのは、そのとき赤松大臣の頭の中には「リゾート地のゴルフ三昧」しかなかったからではないか。

江藤拓公式ブログ

■メキシコ、キューバはゴルフ天国■

キューバがいくらゴルフ天国だとはいえ、5月1日のメキシコ訪問後、5月3日にキューバへ渡っていきなりゴルフ三昧では、いくらゴルフ好きの赤松氏といえども気にするはずだ。

だとしたらゴルフ三昧ははキューバより、メキシコ国内の方が可能性が高い。

5月1日のメキシコのスケジュールを早々にに切り上げその日の内にメキシコ国内のゴルフ場へ移動するのが自然な考えだ。

そこでメキシコの主なゴルフ場付きリゾートを探したら、ロスカボスとカンクンという二つの有名リゾート地が浮かび上がってきた。 だがロスカボスは太平洋岸に面し、キューバとは逆方向になる。 次のキューバ訪問を考えればできればキューバに近い場所を選択するのが自然の成り行きだ。

絶好の場所はカンクンだ!

カンクンは、メキシコシティから飛行機で約2時間のユカタン半島の突端にある高級リゾート地。 そこははキューバからは一番近いメキシコであり飛行機で行けばハバナは1時間の目と鼻の先だ。

つまりカンクンはメキシコシティからキューバへ向かう途中下車のような場所にあるのだ。

キシコシティ⇒カンクン⇒キューバの位置関係

そしてカンクンのゴルフ場はいずれも世界規模のゴルフ場であるという。

カンクンのゴルフ場は世界レベル。

ゴルフ好きの赤松大臣、ゴルフ天国メキシコ、次の訪問地キューバの目と鼻の先のカンクン・・・これだけの条件で絞り込めば、赤松大臣がカンクンに立ち寄らない可能性は、腹をすかした犬が「お預け」を守る確率より低いだろう。

今回の外遊日程を農水省のサイト、2010年4月30日より引用する。

《赤松農林水産大臣の海外出張について》
http://www.maff.go.jp/j/press/kokusai/kokusei/100430.html

4月30日(日本時間)出発。
5月1日、(現地時間)メキシコ到着、農牧相と会談。
5月2日、キューバへ移動。
5月3日~4日、キューバ滞在。農業相らと会談。
5月4日、コロンビアに移動。
5月5日、コロンビア大統領と会談。
5月6日、ボゴタ発。
5月8日(日本時間)帰国。


5月2日の「空白の一日」は実はキューバに移動していなかった。

従って外務省もその詳細を「言えない」のだ。

前日(1日)の午後早々にメキシコシティを後にした赤松一行はカンクンの高級リゾートホテルに入り、翌日のゴルフに備えて英気を養う。

 

そして2日は早朝からたっぷりまる一日ゴルフ三昧にふけり、カンクン発20:40のキューバ行きのメキシカン航空MX7322便に間に合わせれば、1時間一寸の22:45にはでハバナ空港へ着く。 

因みにカンクンとキューバの時差は、1時間で、カンクン午後10時時のときはキューバでは午後11時。

赤松一行は何とかその日の内にキューバの宿泊先に移動できることになる。

 

国民の血税を使って「不要不急」の外遊をした赤松農林大臣の日程の詳細を把握している外務省が、その詳細を「言えない」ということに首肯できる国民はいない。

外務省は「空白の一日」の詳細を公表する義務があると思う方、

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 【付記】

juneさんの拡散依頼。

 ☆ブログ「ねずきちの ひとりごと」さんが拡散を希望されています☆


【緊急拡散】口蹄疫問題に関する衆議院の質疑の模様
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-893.html


国会での口蹄疫の質疑で民主党議員たちのヤジ・怒号が酷いことは承知していましたが
鳩山首相が質疑の直前に姿を消していたり、
衆議院2階のマスコミ席がいつもなら各マスコミのカメラの砲列で一杯が普通なのに
ガラガラでメディアのカメラがまるでないことなど
あまり知られていないと思われる呆れるような事実がこのエントリーで指摘されています。

なお、この動画を撮影し、掲載した「やまと新聞社」に、この動画のアップ以降、ものすごい
数の嫌がらせが舞いこみ、また報道への報復として国会を出入り禁止になる可能性も
あるそうです。

この口蹄疫問題に関する情報統制の動きをけっして見過ごしてはいけないと思いますので
拡散へのご協力よろしくお願いします。

      第7回「親学」講演会のご案内

        親が変われば子供も変わる・親学のすすめ


英国オックスフォード大学ケロッグカレッジのジェフリー・トーマス学長は、「学校でも大学でも教えていないのは、親になる方法だ。現在の社会はこの親になる教育にもっと関心を向け、親としての自分を向上させることが大切である」という趣旨の指摘をしています。

「親学」は子育てにも、人材育成にも共通する鉄則が沢山あります。若い世代の方々も、人を育てる立場にある方も是非ご来場下さい。

日時:5月30日(日) 午後1時30分 開場 2時開演
開場:県立博物館・美術館 美術館講座質
講師:高橋史朗 親学推進協会理事長
会費:1,000円
主催:沖縄の教育を考える会
お問い合わせ:098-889-1305

 

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海兵隊と交流!普天間小学校が

2010-05-24 07:36:28 | 普天間移設

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今朝の沖縄タイムス一面の大見出しは

首相、辺野古移設明言

他のページも普天移設関連の「怒りの記事」が満載だが、第一、第二社会面はこれ、

辺野古回帰なぜ

「裏切り許さぬ」

おまけに社説のタイトルが「怒 怒 怒 怒 怒 ・・・」と言うのだから念が入っている。

当然、今日のエントリーは鳩山首相の「沖縄入り」、とも考えたが、あまりにも全てが想定内で面白くも何ともないので、スルーと決めた。

ただ、野党党首が一斉に批判の声を上げる中、一番現在の首相に相応しいと思う言葉を公明党の山口代表が投げつけているので、書いておく。

厚顔無恥!

「ルーピー」には免疫が付いた様子なので、現在の首相にはこれがピッタリ。

                      ◆

沖縄の小学校の学力が全国最下位なのは有名になってしまったが、ユニーク取り組みで成績を挙げている小学校もある。

だが、取り組む相手が海兵隊となると、どんなによい学習効果をもたらしたとしても沖縄タイムスが黙っていない。

以前紹介したが、海兵隊との交流を異文化学習にした学校長が、沖縄タイムスの逆鱗に触れ、散々叩きかれたことがあった。

過去エントリー「全体主義の島!沖縄タイムスが校長の異論を封じる!」を編集加筆して「事件」を振り返ってみる。

 

沖縄タイムスによると、沖縄の教師が米軍に肯定的意見を持つことは絶対に許せないことらしい。

当然の結果だが、同紙が報道する沖縄の先生像は全てが赤鉢巻で、「米軍基地出て行け!」と絶叫する姿しか想像できない。

ところが実際は、米軍に肯定的意見を持ち、生徒を連れて基地訪問し共にバーべキューを楽しんだりして沖縄タイムスに「異論を持つ」教師もいた。

米軍側が、その基地訪問の和気あいあいとした様子をHPに掲載してしまった。

その先生にとっては不幸なことに、それが異論を許さぬ沖縄タイムスの目に止まってしまったから、さー大変。

さて、事の顛末は・・・。

以下引用の記事は在日米国海兵隊ホームページの「ニュース(8月13日) 」よりの引用である。

                    ◇

金武町の教育者らが勤務中の海兵隊員を見学

【キャンプ・ハンセン】 金武町嘉芸小学校の約20名の教師と家族らが7月27日、キャンプ・ハンセンの第3海兵遠征軍、第3海兵兵站群、第35戦闘兵站連隊、第3医療大隊を訪問した。

嘉芸小学校のスタッフが基地を訪れ、第3医療大隊の海兵隊員や海軍兵の仕事振りを見学するのはこれが初めてだとキャンプ・ハンセンの棚原香基地渉外官は話す。

毎月、同大隊のボランティアが嘉芸幼稚園を訪れ、子供たちへの英語指導の手伝いや読み聞かせ、ゲームなどをして遊ぶ。

「私たちの部隊は嘉芸幼稚園との長く、友好的な関係があり、私たちは国際友好と日米間の理解を深めるのに貢献している」と第3医療大隊従軍牧師のジョン・W・ポッター少尉は言及した。

この訪問は(同基地内)パームズ・クラブでのモンゴリア式バーべキュで始まり、昼食後は同大隊の補給倉庫を訪れ、そこには救急車仕様で一般的にハンビーとして知られる高機動多目的装輪車や7トンの中型戦術車両補充貨物車両などいくつかの車両や派遣状況で用いられる野外テントの設置の展示があった。

嘉芸小学校で算数を教える平野里奈先生にとって、戦術車両に乗り込んで中に座ったことがその日一日で一番楽しかったことだった。

展示ツアーの終了後、同グループはキャンプ・ハンセン医療クリニックに立ち寄り、同クリニックの任務や海兵隊員と海軍兵がどのように仲間の世話をしているのかを学んだ。

その日最後に公式に立ち寄ったのは同大隊の指揮所で、そこでは第3医療大隊指揮官のパトリック・W・ポール少佐が、嘉芸小学校の平良瑞枝校長にこれまで行ってきた地域渉外活動で同学校から手厚いもてなしを受けた事に対する感謝状を手渡した。

また平良校長はこの訪問を主催してくれたポール少佐に感謝を述べ、同学校では今後も協力していくことを期待していると話した。

今日、ここに来るまで私の海兵隊員や海軍兵に対するイメージは否定的でしたが、今日皆さんが行っている事を垣間見たことで私見が変わった」と平野校長は語った。(在日米国海兵隊ホームページより)(現在HPは閉鎖中・引用者)

                    ◇

続いて引用の8月17日付沖縄タイムス記事を読んで頂きたい。

沖縄タイムス 2009年8月17日

嘉芸小教員家族

ハンセン内視察

校長「米軍HPに誤認」

【金武】金武町立嘉芸小学校(平良瑞枝校長)の教員とその家族20人が7月、地域研修を目的に米軍キャンプ・ハンセン内を見学していたことが、17日までに分かった。 在沖米海兵隊が、同教員らが見学時に米軍に肯定的な言動をしたとする記述をホームページ(HP)に掲載したことに対して、学校側は「事実に反しており心外だ」と海兵隊に削除を求める方針だ。 平良校長らは7月27日に見学した。 町教育委員会にも事前に報告したという。 海兵隊のHPでは、平良校長が「私の海兵隊員や海軍兵に対するイメージは否定的だったが、今日皆さんが行っていることを垣間見たことで私見が変わった」と発言したと紹介。 また20代の学習指導員が、戦術車両に乗り込んだことを楽しんだと表記している。 学校側はいずれも記事内容を否定している。 流弾事件に抗議して開かれた伊芸区民総決起大会にも参加した平良校長は「平和教育を行うためにも教員が基地内を知ることは重要だ」と説明し、視察の必要性は否定しなかった。

                   ◇

平良校長は事前に町教育委員会にも報告の上、海兵隊基地を訪問している。

それに突然の思いつきで訪問したわけではなく、海兵隊員による、同校への英語教育の手伝いなど、これまでの交流の返礼の意味の訪問であることがHPから読み取れる。

タイムス記者の脅迫まがいの追及を受け、思わぬ展開に慌てて前言を翻す平良校長の動揺が伺える記事である。

タイムス記者の考えでは、沖縄の教師は全て米軍基地には否定的意見を持つべきであり、異論は一切許されないのだろう。

平良校長は無理やり米軍に対する「肯定的意見」を変更させられたようだが、

そもそも当初から否定的意見の教師なら、子供を連れて基地訪問をするはずもなく、ましてやバーベキューなどをご馳走になるはずもない。

那覇市役所職員の高里洋介さんが事前に届けを出した上で、小林よしのり講演会を開催したことで、上司に叱責されたことが「全体主義」だと書いたが、今回も同じような話だ。

HPを読んだ沖縄タイムスが、町教育委員会にねじ込んで、平良校長も教育委員会あたりから叱責を受け、前言を翻さざるを得なかったのだろう。

沖縄タイムスにとって、沖縄の教師は基地を取り巻いて「出て行けコール」で拳を突き上げる姿であるべきであり、それ以外の異論は絶対に許されないのである。

沖縄では言論封殺の作家先生が「沖縄言封魔」としてご活躍だが、沖縄タイムスも校長先生の「米軍へ肯定的」な意見を封殺したようである。

平良校長が「流弾事件に抗議して開かれた伊芸区民総決起大会にも参加した」という理由で、当然米軍には否定的意見を持つべきと言わんばかりの記事だが、「米軍流弾被弾事件」はそれが事実なら、米軍基地への賛否に関わらず、沖縄県民なら抗議すべき事件である。

平良校長が抗議大会に参加することは伊芸区界隈に住む人なら参加して当然であり、それが今回の友好的な米軍訪問と何ら齟齬はないはずだ。

そもそも「流弾事件」自体が、米軍の調査によれば、でっち上げの疑いがあり、県警も米軍発表には沈黙したままではないか。

又沖縄二紙も米軍にでっち上げだといわれて沈黙しているのは米軍の調査が正しかった証左ではないのか。

あくまで推測だが、平良校長はその辺の事情を敏感に察知して、濡れ衣を着せられた米軍への慰問の意味も含んだ訪問ではなかったのか。

それにしても「流弾事件」は、米軍にでっち上げといわれて沖縄二紙が沈黙を守るのが何時まで続くのか。

誤報だったら誤報だと読者に知らせるのが新聞としての最小限の義務ではないのか。

                         ◇

■普天間小学校が米海兵隊と親善交流!■

長々と平良校長のユニークな学習活動を封じ込めた沖縄タイムスの、

「全体主義」の独善を書いたが、他にも「海兵隊との交流」により英検合格に好成績を上げた小学校があると聞き、沖縄にもまだ「異論に逆らう学校がある」と心強く思ったのだが・・・。

その勇気ある小学校の名が「世界一危険な小学校」で有名な、普天間小学校であると知って、言葉を失った。

時事通信社の特集記事の「学力甲子園」の沖縄代表として英検で好成績を上げている、普天間小学校を紹介している。

それが」これ。

宜野湾市普天間小学校 (時事通信)

・・・ 学校を挙げての英語習得の取り組みは、結果としても表れている。普天間小が06年度から5、6年生に受検させている児童英語検定で、校内の平均得点は毎年全国の平均点よりも高い。08年度は、6年生のシルバーテスト(三つあるレベルのうち難易度が2番目)の平均点が90点と、全国平均の83点を大幅に上回った。英語授業数が普天間小と同じである市内小学校の平均86点と比較しても高い数値だ。児童英語検定はリスニング形式の実践的な問題が出題される。普天間小の取り組みの成果が出ていることが見て取れる。

普天間小は、英語の習得を通して異文化理解につなげたい考え。

 昨年は米海兵隊「牧港補給地区」(浦添市)内の、軍属の子供らが通う小学校の5年生10人を、普天間小に招く国際交流会を開催。同学年の各クラスに2、3人ずつが交ざり、算数の授業を受けたり、掃除を共にしたりした。普天間小の児童からは「結構話せたので安心した」などの感想が寄せられた。宮城校長は「大人との交流よりも生徒同士の方が盛り上がる」と指摘し、今年度以降も継続する方針。さらに、宮城校長は招くだけでなく、普天間小の児童を基地内の小学校に連れて行きたいという。「基地内は同じ沖縄なのに別世界で、子供たちにも体験してほしい」ためだ。

                     ◇
 
正確にいえば「普天間小学校」は「普天間第二小学校」の分校元だが、場所は第二小学校の目と鼻の先に在り、第二小学校が「世界一危険」なら、ここが「世界で二番目に危険な小学校」と言われてもおかしくない位置にある。

いずれにせよ沖縄タイムスが喧伝する「米軍基地に隣接する」に相応しい学校には違いない。

さー、沖縄タイムスさん、今回も「殺人集団との交流は禁止すべき」と、異論封殺のキャンペーンを張りますか。

だが、今回は相手が「普天間」小学校だけに、藪蛇になるのを恐れて得意の頬被りで押し通しますか。

それにしても普天間基地を取り囲んだ(実際は失敗したが)「人間の鎖」とは一体何だったのだろうか。

これで「人間の鎖」を企んだ連中が「プロ市民集団」であったことが分かる。

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コメント (12)

赤松大臣の空白の一日を追え!安愚楽牧場の隠蔽工作

2010-05-23 10:38:58 | 県知事選

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何度エントリーしても強制削除です。

やはり異常です!こんな経験は初めてです。

 

削除部分は異常事態発生!農林大臣の空白の一日をご覧下さい。

【口蹄疫】農水相発言で迷走、遅れた接種(5/22産経)
 口蹄疫発生現場半径10キロですべての牛や豚の殺処分を前提としたワクチン接種が22日、ようやく始まった。赤松広隆農水相は3日前の段階で開始の意向を示していたが、殺処分の補償額について「牛1頭60万円、豚3万5千円」などと発言したことで、地元から反発を受けて開始がずれ込んだ。発言は撤回した形になっているが、地元関係者からは「どうして軽々しく数字が飛び交うのか」と不信の声も上がっている。
 「おおよそ牛については60万ちょっと、豚については3万5千円前後…」
 今月19日、赤松農水相は記者会見で、農家に対する殺処分の補償についてこう説明した。すると地元は即座に反発した。
 「牛や豚にもいろいろな種類や品質がある。200万円以上の牛もいるのに、どうして一律なんだ」
 赤松農水相は翌日早々に、この金額を事実上、撤回。補償額を明示せず、家畜の時価に応じて決めるという姿勢をはっきり打ちだした結果、地元にも受け入れられた。しかし、同日午前の会見では「平均価格を取れば、大体、予算額は分かってくる。そういう意味で(60万などと)言っているので、統一価格でやるなんてことは言っていない」と不満げな表情も見せた。
 農水省幹部はこう言う。「あの数字にもともと意味はない。会見の時は、詳細が固まっていなかったのに、誰かがレクチャーした例示的な数字を、大臣が口にしてしまっただけ」
 そもそもワクチン接種など今回の対策は官邸主導。このため、農水省と財務省で細部を協議している途中に対策のスキーム(枠組み)が公表されるなど「主導権を官邸に握られ、大臣は功を焦って補償額を示そうとした」との声も関係者間で漏れる。
 「政治主導はいいが、地元との軋轢の原因になってはしょうがない」。別の農水省幹部はこうため息をついた。

                                                         ◇

「不急不要の外遊」(外務省の弁)の責任を覆い隠すため、赤松大臣が焦って迷走を始めた。

赤松農林相がどんなに足掻いても、初動対策の致命的な遅れをとり戻すことはできない。

結局、現在に至っても事態を良く把握できず、形だけの「政治主導」を振りかざす大臣の存在自体が「有害無益」である。

とっとっと消え去るのが国民に最大の利益を与えることを、誰か教えてやって欲しい。

鳩山首相と言い、赤松農林相といい、無能な大臣の集合体である鳩山内閣の存在は、口蹄疫の実害以上に国民を萎縮させる。

                         ◇

今、口蹄疫に関して数々の疑惑がネット上を飛び交っている。

主なものを思いつくままに拾うとこうなる。

(1)赤松農水相のゴルフ疑惑

(2)安愚楽牧場の隠蔽工作疑惑

(3)小沢疑惑

先ず(1)のゴルフ疑惑については、情報元の民主党議員が否定し、赤松氏も事実無根と否定したためこれを報じたTBSが謝罪することで一件落着かと思われたが、別の情報源より、「ゴルフ疑惑」がネット駆け巡り、疑惑は信憑性を帯びてきた。

赤松ゴルフ問題のネタ元

他にも外遊中の「空白の一日」の疑惑も出てきてやはり、ゴルフ疑惑は事実であった可能性が大きい。

赤松農水相の外遊に「空白の一日」

口蹄疫に関連し、畜産農家に対する経営再開までの生活支援などについて記者会見する赤松農相=21日午前、農水省

  宮崎県で口蹄(こうてい)疫被害が拡大する中、4月30日から今月8日にかけて、9日間にわたり中南米を訪問した赤松広隆農水相。「何カ月も前からの約束」だと重要性を強調し、「反省するところはない」と主張する。早期の現地入りを求めた野党や、地元の要望を振り切って“決行”した外遊日程と成果を追った。

関連記事

記事本文の続き 日本時間の4月30日に日本をたった赤松氏が、最初に訪れたのはメキシコ。現地時間の今月1日には同国農牧相と会談し、両国間ですでに締結している経済連携協定(EPA)の再協議について、事務レベルで精力的に継続する方針を確認した。2日はキューバへの移動日で、農水省が公表した外遊日程は空白。両国間は、飛行機で約2時間半の距離。だが、農水省は詳細な日程は「言えない」としている。

 3日はキューバの農業相らと、4日はキューバ革命を主導したフィデロ・カストロ氏の弟のラウル・カストロ国家評議会議長らと会談した。日本の現職閣僚がカストロ議長と会談したのは初めて。赤松氏はカストロ議長に対し、日本企業がキューバに保有する未払い債権問題の解決を申し入れたが、結局、建設的な話し合いを行っていくとの認識を共有しただけに終わった。

 その後、コロンビアに移動し、5日にウリベ大統領と会談してEPA交渉の可能性を探ることで一致。8日(日本時間)に帰国した。

 
コメント (8)

異常事態発生!農林大臣の空白の一日

2010-05-23 09:55:31 | 県知事選

 

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異常事態が発生しています。

今日のエントリーから以下の部分が、強制削除?されています。

どういう状況なのでしょうか。原因不明です。

 

◆以下は本文から削除された部分。

 

外務省筋は、メキシコ、コロンビアとのEPA関係の交渉について「不要不急のもの」としている。

                         ◇

 蛇足ながら「不要不急」の意味を調べると、「要らず、急がず」という意味。

使用例としてこんなのもある。

(例)不要不急の用事なら今行く必要もない。

口蹄疫の発生がわかっていながら、初期対策もしないまま、あえて「不要不急」の用事のため外遊した赤松農林大臣の責任は限りなく重い。

赤松大臣を公共の電波を使って擁護するテレビ売言奴の鳥越俊太郎氏や河村某氏の責任も負けずに重い。

両国間は、飛行機で約2時間半の距離。だが、農水省は詳細な日程は「言えない」としている。

公的人物である農林大臣が国民の血税で外遊しておきながら、その日程を「言えない」とは一体どういう了見なのだ。

まさか旅のつれづれに、女を買ったのではあるまい。

だとしたら「空白の一日」の詳細を国民の前に明らかにする義務があるのではないか。

因みに農水省のHPより日程を拾うとこうなっている。

 農水省 平成22年5月17日

赤松農林水産大臣のメキシコ、キューバ、コロンビア出張概要について
(平成22年4月30日から5月8日まで)
■日程

1 メキシコ

5月1日(土曜日)
8時30分-10時00分マジョルガ農牧大臣
このほか、遺伝子組換検査センター及び家畜疾病診断センターの視察、日系企業関係者と懇談

2 キューバ

5月3日(月曜日)
9時10分-10時20分 カブリサス閣僚評議会副議長
10時10分-11時20分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣
11時50分-13時30分 ロドリゲス外務大臣(昼食会)
このほか、有機都市農園の視察、日系2世及び親日キューバ人等と懇談

5月4日(火曜日)
8時50分- 9時30分 マルミエルカ外国貿易・外国投資大臣
11時00分-11時30分 ベントゥーラ国家評議会第一副議長
12時30分-14時00分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣
(昼食会)14時15分-15時00分 ラウル・カストロ国家評議会議長

3 コロンビア
5月5日(水曜日)
9時00分-10時10分フェルナンデス農業・地方開発大臣
10時20分-11時10分 プラタ商工観光大臣
19時20分-19時50分 ウリベ大統領
このほか、ルイス・コーヒー生産者連盟会長と懇談

なるほど、確かに「空白の一日」(赤字)は存在する。

だが、他にも8日の帰国まで「疑惑の二日間」(6日、7日)があるのはどう説明するのか。

 

(2)の安愚楽牧場疑惑に関して不思議に思うのは、早い時期からネット上では第一の発生元としてその名が出ていながら、これに触れる大手マスコミは皆無である点である。

小泉首相時代に発生した鳥インフルエンザでは、現場まで押しかけて浅田会長夫婦を連日糾弾し自殺まで追い込んだマスコミの「正義感」は今回は何処に消えたのだ。
 
(首吊り自殺)浅田農産会長夫婦自殺…責任感じ対応追われ

これは(3)の小沢疑惑にも関連するのだが、一説によると安愚楽牧場から多額の政治献金を受けている某宗教団体と某政治団体の強力な後ろ盾がマスコミ攻撃から安愚楽牧場を守っているという疑惑である。

大手全国紙の腰が引けている間に、地元業界紙「旬刊宮崎」が安愚楽牧場の「犯罪行為」を大きく報じた。

 口蹄疫!安愚楽牧場(あぐら牧場)の隠ぺい工作を旬刊宮崎が報じる

旬刊宮崎の勇気ある告発に拍手を送りたい。

 

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コメント (5)

赤松大臣の空白の一日を追え!安愚楽牧場の隠蔽工作

2010-05-23 07:43:54 | 県知事選

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【口蹄疫】農水相発言で迷走、遅れた接種(5/22産経)
 口蹄疫発生現場半径10キロですべての牛や豚の殺処分を前提としたワクチン接種が22日、ようやく始まった。赤松広隆農水相は3日前の段階で開始の意向を示していたが、殺処分の補償額について「牛1頭60万円、豚3万5千円」などと発言したことで、地元から反発を受けて開始がずれ込んだ。発言は撤回した形になっているが、地元関係者からは「どうして軽々しく数字が飛び交うのか」と不信の声も上がっている。
 「おおよそ牛については60万ちょっと、豚については3万5千円前後…」
 今月19日、赤松農水相は記者会見で、農家に対する殺処分の補償についてこう説明した。すると地元は即座に反発した。
 「牛や豚にもいろいろな種類や品質がある。200万円以上の牛もいるのに、どうして一律なんだ」
 赤松農水相は翌日早々に、この金額を事実上、撤回。補償額を明示せず、家畜の時価に応じて決めるという姿勢をはっきり打ちだした結果、地元にも受け入れられた。しかし、同日午前の会見では「平均価格を取れば、大体、予算額は分かってくる。そういう意味で(60万などと)言っているので、統一価格でやるなんてことは言っていない」と不満げな表情も見せた。
 農水省幹部はこう言う。「あの数字にもともと意味はない。会見の時は、詳細が固まっていなかったのに、誰かがレクチャーした例示的な数字を、大臣が口にしてしまっただけ」
 そもそもワクチン接種など今回の対策は官邸主導。このため、農水省と財務省で細部を協議している途中に対策のスキーム(枠組み)が公表されるなど「主導権を官邸に握られ、大臣は功を焦って補償額を示そうとした」との声も関係者間で漏れる。
 「政治主導はいいが、地元との軋轢の原因になってはしょうがない」。別の農水省幹部はこうため息をついた。

                                                         ◇

「不急不要の外遊」(外務省の弁)の責任を覆い隠すため、赤松大臣が焦って迷走を始めた。

赤松農林相がどんなに足掻いても、初動対策の致命的な遅れをとり戻すことはできない。

結局、現在に至っても事態を良く把握できず、形だけの「政治主導」を振りかざす大臣の存在自体が「有害無益」である。

とっとっと消え去るのが国民に最大の利益を与えることを、誰か教えてやって欲しい。

鳩山首相と言い、赤松農林相といい、無能な大臣の集合体である鳩山内閣の存在は、口蹄疫の実害以上に国民を萎縮させる。

                         ◇

今、口蹄疫に関して数々の疑惑がネット上を飛び交っている。

主なものを思いつくままに拾うとこうなる。

(1)赤松農水相のゴルフ疑惑

(2)安愚楽牧場の隠蔽工作疑惑

(3)小沢疑惑

先ず(1)のゴルフ疑惑については、情報元の民主党議員が否定し、赤松氏も事実無根と否定したためこれを報じたTBSが謝罪することで一件落着かと思われたが、別の情報源より、「ゴルフ疑惑」がネット駆け巡り、疑惑は信憑性を帯びてきた。

赤松ゴルフ問題のネタ元

他にも外遊中の「空白の一日」の疑惑も出てきてやはり、ゴルフ疑惑は事実であった可能性が大きい。

赤松農水相の外遊に「空白の一日」

口蹄疫に関連し、畜産農家に対する経営再開までの生活支援などについて記者会見する赤松農相=21日午前、農水省

  宮崎県で口蹄(こうてい)疫被害が拡大する中、4月30日から今月8日にかけて、9日間にわたり中南米を訪問した赤松広隆農水相。「何カ月も前からの約束」だと重要性を強調し、「反省するところはない」と主張する。早期の現地入りを求めた野党や、地元の要望を振り切って“決行”した外遊日程と成果を追った。

関連記事

記事本文の続き 日本時間の4月30日に日本をたった赤松氏が、最初に訪れたのはメキシコ。現地時間の今月1日には同国農牧相と会談し、両国間ですでに締結している経済連携協定(EPA)の再協議について、事務レベルで精力的に継続する方針を確認した。2日はキューバへの移動日で、農水省が公表した外遊日程は空白。両国間は、飛行機で約2時間半の距離。だが、農水省は詳細な日程は「言えない」としている。

 3日はキューバの農業相らと、4日はキューバ革命を主導したフィデロ・カストロ氏の弟のラウル・カストロ国家評議会議長らと会談した。日本の現職閣僚がカストロ議長と会談したのは初めて。赤松氏はカストロ議長に対し、日本企業がキューバに保有する未払い債権問題の解決を申し入れたが、結局、建設的な話し合いを行っていくとの認識を共有しただけに終わった。

 その後、コロンビアに移動し、5日にウリベ大統領と会談してEPA交渉の可能性を探ることで一致。8日(日本時間)に帰国した。

 外務省筋は、メキシコ、コロンビアとのEPA関係の交渉について「不要不急のもの」としている。

                         ◇

 蛇足ながら「不要不急」の意味を調べると、「要らず、急がず」という意味。

使用例としてこんなのもある。

(例)不要不急の用事なら今行く必要もない。

口蹄疫の発生がわかっていながら、初期対策もしないまま、あえて「不要不急」の用事のため外遊した赤松農林大臣の責任は限りなく重い。

赤松大臣を公共の電波を使って擁護するテレビ売言奴の鳥越俊太郎氏や河村某氏の責任も負けずに重い。

両国間は、飛行機で約2時間半の距離。だが、農水省は詳細な日程は「言えない」としている。

公的人物である農林大臣が国民の血税で外遊しておきながら、その日程を「言えない」とは一体どういう了見なのだ。

まさか旅のつれづれに、女を買ったのではあるまい。

だとしたら「空白の一日」の詳細を国民の前に明らかにする義務があるのではないか。

因みに農水省のHPより日程を拾うとこうなっている。

 農水省 平成22年5月17日

赤松農林水産大臣のメキシコ、キューバ、コロンビア出張概要について
(平成22年4月30日から5月8日まで)
■日程

1 メキシコ

5月1日(土曜日)
8時30分-10時00分マジョルガ農牧大臣
このほか、遺伝子組換検査センター及び家畜疾病診断センターの視察、日系企業関係者と懇談

2 キューバ

5月3日(月曜日)
9時10分-10時20分 カブリサス閣僚評議会副議長
10時10分-11時20分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣
11時50分-13時30分 ロドリゲス外務大臣(昼食会)
このほか、有機都市農園の視察、日系2世及び親日キューバ人等と懇談

5月4日(火曜日)
8時50分- 9時30分 マルミエルカ外国貿易・外国投資大臣
11時00分-11時30分 ベントゥーラ国家評議会第一副議長
12時30分-14時00分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣
(昼食会)14時15分-15時00分 ラウル・カストロ国家評議会議長

3 コロンビア
5月5日(水曜日)
9時00分-10時10分フェルナンデス農業・地方開発大臣
10時20分-11時10分 プラタ商工観光大臣
19時20分-19時50分 ウリベ大統領
このほか、ルイス・コーヒー生産者連盟会長と懇談

なるほど、確かに「空白の一日」(赤字)は存在する。

だが、他にも8日の帰国まで「疑惑の二日間」(6日、7日)があるのはどう説明するのか。

 

(2)の安愚楽牧場疑惑に関して不思議に思うのは、早い時期からネット上では第一の発生元としてその名が出ていながら、これに触れる大手マスコミは皆無である点である。

小泉首相時代に発生した鳥インフルエンザでは、現場まで押しかけて浅田会長夫婦を連日糾弾し自殺まで追い込んだマスコミの「正義感」は今回は何処に消えたのだ。
 
(首吊り自殺)浅田農産会長夫婦自殺…責任感じ対応追われ

これは(3)の小沢疑惑にも関連するのだが、一説によると安愚楽牧場から多額の政治献金を受けている某宗教団体と某政治団体の強力な後ろ盾がマスコミ攻撃から安愚楽牧場を守っているという疑惑である。

大手全国紙の腰が引けている間に、地元業界紙「旬刊宮崎」が安愚楽牧場の「犯罪行為」を大きく報じた。

 口蹄疫!安愚楽牧場(あぐら牧場)の隠ぺい工作を旬刊宮崎が報じる

旬刊宮崎の勇気ある告発に拍手を送りたい。

 

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コメント (2)

赤松口蹄疫は人災である!出来ない、しない内閣の責任!

2010-05-22 08:14:36 | 金武町流弾事件

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前のエントリーでも書いたが、名護に住む我が婿殿のカウボーイ君は、赤松口蹄疫の蔓延の余波で、連日の防疫対策に追われ唯でさえ少ない休日もまともに取れない状態である。 沖縄では口蹄疫は発生していないがセリ市の中止等で牧場経営への打撃も大きいものと想像する。 牧場直営のステーキハウスにも影響が出ているのか、現在半額セール実施中とのこと。 

周知の通り口蹄疫に罹患した牛の肉でも、食用に供しても何の問題もない。ましてや沖縄では口蹄疫は発生していないのだから、和牛のステーキが半額セールなら、ステーキ大好き人間とっては耳寄りな情報だと思うのだが。

大々的に宣伝してあらぬ風評が出ても困るし。 痛し痒しなのだろう。

で、そのレストランは名護市から海洋博公園に行く途中の本部町にある。 「牧場直営のレストラン」と聞けば、一軒しかないので簡単に見つかると思う。

近隣を通る方はランチでも取って応援してやってください。

 

連休中は、民主党応援団のマスコミが隠蔽していた口蹄疫も、最近では東国原知事の「怒りの記者会見」を何度も繰り返し放映し、鳥越俊太郎氏の「一生懸命仕事をしている振り」とい発言に代表されるように、一斉に東国原知事に責任転嫁をして、赤松国蹄疫の汚名返上に必死である。

ニュースの鮮度は落ちてはいるが、東国原知事を意識的に怒らせた卑劣な記者の質問を保存用に記録しておく。

以下は一平の雑記録さんよりの引用です。

                   ◆

 東国原知事「寝てない!けんか売ってんのか!」 大荒れ記者会見書き起こし

動画はこちら。5月18日。22分20秒から31分35秒まで

宮崎県「知事の部屋」:知事記者会見

偶然にも俺の切り取り範囲と同じ範囲の動画を、ニコニコにアップロードされた方が居らっしゃったので、貼らせていただきます。

【口蹄疫】東国原知事 会見でマスコミに激怒(2010/05/18)‐ニコニコ動画(9)

前田「南日本新聞の前田ですけども、知事の仰っている非常事態宣言にレベルがあるっていうのが、今初めて聞いたんですけども、もう非常事態そのものじゃないんですか。11万頭も牛と豚がやられて、3000億の農産物産出額の1200億であるものが、もう潰れかけているわけですよ。だから、非常事態宣言の中にレベルがあるとかですね、ちょっと普通に理解できないんですけども。それから風評被害ですけども、風評被害というのはものがいっぱいあって、それが流通して、それに対して消費者が変に遠ざかっていくものが風評被害だと思いますけども、物が出てこない状態になりかねないということになっているわけでしょ。だから、風評被害あるということはある意味ではまだありがたいことかも分からない。つまりそれぐらい危機だと言うふうに思っているんですけども、知事のお話を聞いているとどうもそこらへんが出てこないからですね。それから今後のことについてお聞きします。防疫対策一所懸命やってますけど、このまま今の方法を続けるのか、それともワクチンなのか、それとも強制処分なのか、一定地域の中で。これは検討されてますか」

東「検討しています」

前田「どうされますか」

東「まだ分かりません」

前田「まだ?もうぼちぼち11万頭きているわけだから」

東「まだ決断はしておりません。検討しております。一歩踏み込んだところ。というのは、国の本部の地元対策チームがきたわけですから、その意味も勘案していただければ分かりますよね」

前田「いや、家畜伝染予防法ではですね、その主体(多分この単語)は知事なんですよ。知事なんです。知事なんですよ」

東「そうですよ。そうですよ。そうですよ」

前田「だから、知事がどう思うか、どうされるかっていうのが一番なんです」

東「話をしてます。検討してます」

前田「国じゃないんですよ。国じゃないんですよ。自分の」

東「法的に知事ですよ。確かにそうですよ。でも、国の協力が無かったら、いいですか全頭殺処分でいくらかかるか知ってますか」

前田「いやいやだからお金のこと言っててもいましょうがないんですよ」

東「しょうがなくないんです。そういったこともやらなければいけないんですよ。慎重にやらなくちゃ。地元の対策も地元の同意も得なければいけなない。もし全頭やるとしたらですよ?じゃないですか?それを簡単にですね」

前田「簡単に言ってないです。簡単言ってない。言ってない言ってない」

東「簡単に言ってますよ。相当な覚悟が必要なんですよこれは」

前田「ですから考えてるかどうかを聞いているんです」

東「地元の人たちにね、同意をひとりずつ取っていかなくちゃいけないんですよ。査定もしていかなくちゃいけない。それに対してエネルギーだとか人員とか埋設場所だとかその予算だとかコストだとかそりゃ尋常じゃないんですよ」

前田「じゃあ今のままで20万行ったらするんですか?」

東「いやだから今そのポイントを検討して、どこだったらその非常事態だとか踏み込んだ対策をするかとか検討しているんです」

前田「してください」

東「してるんです。だからしてるって言ったのに、あなたしてるんですかって」

前田「いや知事の方が国が国がと仰るから」

東「国がと言ってません、協議しないとね、これはねパンデミック、伝染で。いいですか、もう宮崎県だけの問題じゃないですよ。ですから全体の事を考えて」

前田「いやそうですけども、一番集中して出てるのが宮崎県だから、宮崎県の知事がリーダーシップを発揮しなければ」

東「やってるでしょ。だからやってますよ。検討してますよ」

前田「じゃああまり国が国がって言わないでくださいよ」

東「国が国がって国と協議しなくちゃいけない、市町村とも協議しなくちゃいけない、地元のみなさんとも意見交換しなくちゃいけないですか。私独断ではいやりますやらないですってそりゃ現場を知って、現場の人と話さなくちゃ分からないでしょ。そのへんは分かってくださいよプロでしょあなた?」

前田「いや分かってますよ。だから、期待して言ってるんじゃ」

東「だから一歩踏み込んだところはもう視野に入ってますよ。検討してますよ」

前田「ああ、そうですか。どっちの方向ですか。ワクチンですか」

東「分かりませんまだ。数種類ございますから、その対策は」

前田「はい」

 


宮崎「関連なんですが、今朝の赤松大臣の会見のなかで、ちょっと未確認なんですけど、ワクチンの使用を検討したいと、疾病小委員会のほうに検討するっていう話を持っていって、まあ理解を得たいというか、どういう意見がでるか聞きたいというふうにおっしゃっていたようなんですが」

東「もういっかいお願いします」

宮崎「ワクチン使用について、赤松大臣が大分踏み込んだ発言をされたようなんですよ。優先順位として、防疫指針の中にあげてあるワクチン使用が第一段階、次の段階としてもう視野にはいっているんでしょうか」

東「あのですね、先程も南日本新聞社さんにも言いましたけども、その入ってます。ワクチンも全頭殺処分も、強制屠畜。あるいはそれを複合してやるのか、数種類の判断がありますよね。みなさんもご存知だと思います。一歩踏み込んだってのはそういうことですよ。じゃあそれをどのタイミングで、どういうふうにご地元の皆さんに理解を得ながら、予算処置をしながら、もしトラブった時の法的処置はどうするのか、裁判訴訟になったときはどうするのか。そういうところをきっちり詰めないと、前には進めないんですね。見切り発車できないんですよ。それをずっと検討しているわけですよ。でもこれは、判断にですね、地元の農家の発生農家のあるいは処分される方たちの健康な牛、いや豚をですね。殺処分しなくてはいけない。その気持を考えた時に、早々軽々にはできないんですよ」

宮崎「宮崎です。軽々にできない事がよくわかっているから、我々はどういう風に国が考え県が考えているのかを」

ここから記事内容。

東「だからそれを検討しているんです。話しあっているんです一所懸命。毎日。寝ずに。それをですね、検討しているんだとか、甘かったとか、処理が防疫対策どうのこうのとか、我々は一所懸命やってるんですよ我々は。地元の方達も一所懸命やっているんです。以上です。帰ります」

止められる


宮崎「知事、そういうことではなくて」

東「喧嘩売ってるのそっちじゃないですか」

前田?「喧嘩売ってないですよ」

東「ほんとですか?」

前田?「防疫をどうしようかっていう」

東「そうですよ。それをやってるんですよ。詰めてるんですよ一所懸命」

宮崎「具体的に今どのような、お伺いしたかったのは今わかりましたけども、どのような検討をして、それがどういうタイミングでいつ判断なされるのかって言うことを知りたかったんですよ」

東「軽々にものを言えますか?じゃあ、ずーっと私がそれを言わなかったのは、言及してこなかったのは、現場の発生農家とか農家さんたちの気持ちがわかるからですよ。軽々に私が全頭処分って言ったら皆パニックになりますよ。だから、それは最後まで言っちゃいけないことなんですよ。私はそう理解しているんですよ」

宮崎「ただ、知事自身がおっしゃったように、昨日国のチームがこちらにいらっしゃいましたし、軽々に言えないだけれども、県民の多くがそのタイミングやスケジュールをどういうふうに進めていくのかを私は最低限知りたい」

東「ですから、非常事態宣言で皆さんにご認識をいただくっていうのはですね、こういう状態なんだということを発生地域外の方たち、あるいは一般の方たちにも分かっていただいて、大変なことなんだと、そしたら一番最善な方法はどういうことなんだろうと。これ以上拡大を防ぐためにですね。それを皆さんの意見を聞きながら、最終的に私が判断しなければいけないわけです。政治判断ですよ仰るように」

宮崎「その時期は昨日、副大臣も言及されたかに感じますが、今週内というような考え方でよろしいでしょうか」

東「それは言及できませんけれども、地元のですね、何万件もある県内の地域でしょうけども、同意を一軒ずつとっていく。これをしなくちゃいけないですね。でも、どこまで同意をとるのか、そういったことの難しさを考えれば、全頭殺処分となったときに埋却地はどうするのか、人員はどうするのか、1日2日じゃできませんよ。その時に、どう係留しておくのか。様々な事がある。だからそれを考えながらやらなきゃいけないんです。ですからどのタイミングでというのは私はですね、現場の意見あるいは国、市町村、関係団体、農協JAさん含めてですね、考えなきゃいけないと思っています。ですからいつだとは言えません」

                     ◆

東国原知事を挑発している前田記者が、どれだけ内閣官房機密費から貰っているか知らないが、民主党政権にとって「赤松口蹄疫」は赤松辞任だけでは止まらない大失態。 前代未聞の失政として歴史に残ることは間違いない。

それだけにマスコミを使っての責任転嫁には目に余るものがある。

例えばこの男。

川村晃司テレ朝コメンテーターは大臣の外遊は関係ないと否定し、赤松農水相を庇った。
 
テレ朝「やじうまプラス」(2010/5/18)
政府の対応に問題?
口蹄疫の感染深刻化
 
川村晃司
「大臣が外遊する時には、基本的には政策のトップは一緒に行かないですよ。秘書とかですね。従って大臣が外遊してても、本省がしっかりすれば、後は今やもう携帯電話がつながる時期ですから、電報でいちいちやりとりする必要はないという事でとりわけ対応に遅くなったという事は大臣の側においては本来直接には関係ないと思いますね。むしろ県の自治体のレベルで最初に獣医さんが見たときにちょっとこれはおかしいかも知れないという声に対して、そのために出先機関があるんですよ。農林水産省のそれぞれの出先機関が地方にあるわけですから、そこが本省にキチッとどれだけ連絡を入れていたのかなあという感じがしますね」

この男の民主党擁護は常軌を逸しているが、ここまの「テレビ売言奴」
振りを臆面もなく見せ付けるようでは相当の額の官房機密費が渡っているのだろう。
 
所轄の農水大臣が日本を留守にしていた事は間違いなく大問題であるが、百歩譲って「本省がしっかりしておればよい」といって大臣不在を免責するのなら、最初からこんな大臣こそ仕分けすべきではないのか。 それに脱官僚、政治主導は何処へ行ったのだ。

赤松大臣の外遊はさておいても、大臣の不在中は福島臨時代理は一体何をしていたのか。

「赤松口蹄疫」に関する、鳩山無責任内閣の呆れた対応を要領よく纏めたPJニュースを引用する。

 口蹄疫被害は人災、赤松農相は開き直り、福島臨時代理はほおかむり  2010年05月19日

【PJニュース 2010年5月19日】「対応のしようがない。私に反省するところ、おわびするところはない」。赤松広隆農相が18日の閣議後記者会見で、後手後手に回る政府の口蹄疫対策についてこうかたった。感染の拡大については「結果的に10年前に比べて大きな数が出てしまったのは残念」と発言した。

国の口蹄疫対策で最も責任の重い人物の発言とは到底思えない。宮崎での口蹄疫の発生は5月始めに分かっていた。その時点で対策を打っていれば、こんなに大きく被害が拡がらなかったかも知れない。赤松大臣は5月始めの連休にキューバなどに外遊に出ていた。その内容の報道はなく、国民にはなんの外遊だかよくわからない。

赤松大臣は「対応のしようがない」というが、連休の時点で外遊を中止し、即座に危機管理はできたはずだ。自身では不可能ならば、福島瑞穂・臨時代理に連絡を取り、対応を指示できたはずだ(「口蹄疫」農水大臣臨時代理は宮崎出身の福島瑞穂大臣であった!)。

しかも、赤松農相は帰国後の5月10日になってようやく宮崎県入りをした。しかし、被害の最も深刻な川南町に足を運ぶことはなかった。この間、宮崎出身で赤松農相の臨時代理、福島大臣はほおかむりを続けた。両人に「臭いものにはふた」という意識でも働いたのか、この時点でも実効性のある対策は打たなかった。

伝染病は早期対策で被害を押さえることは可能だ。これをしなかったのなら人災と言われても致し方ない。民主党政権の支持率は下がるばかりである。この理由はやはり、「なにもできない、なにもしない政府」への不信感であろう。【了】

 

「赤松口蹄疫」は民主党素人政権が引き起こした人災である!

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